JPH0440155A - ファクシミリ装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〈産業上の利用分野〉 本発明は、各種付加機能の選択、電話番号、ＩＤ番号等
の登録設定を容易に行うことができるファクシミリ装置
に関する。

〈従来の技術〉 近年、ファクシミリ装置には、文書の送信・受信という
基本的な機能の他に、発信元の電話番号や名称を受信記
録紙に記録する機能、通信相手先、通信時間等の通信状
況を使用者の設定に応じてプリントアウトする機能、ポ
ーリング受信機能、セットされた時刻に登録された相手
先に自動送信する機能又は受信する機能、或は短縮ダイ
ヤル機能など、各種の機能が付加されている。

〈発明が解決しようとするｉＪＢ〉 このため、それらの付加機能を選択するか否かの設定、
及びそれらの機能設定に伴なう時刻、電話番号、ＩＤ番
号等の登録をする必要がある。しかしながら、従来のフ
ァクシミリ装置では、使用者が取扱い説明書を見ながら
、装置上に設けられたテンキーなどのスイッチを操作し
、且つ表示器を見ながら、各種機能の設定と登録を行う
ことになり、このような機能選択と登録の作業は、非常
に煩雑で時間がかかり、キー操作に不慣れな者にとって
は正確に人力することができない等の課題があった。

本発明は、上記の課題を解決するためになされたもので
、各種付加機能の選択やその機能選択に伴なう電話番号
等の登録を極めて簡単に行うことができるファクシミリ
装置を提供することを目的とする。

〈課題を解決するための手段〉 上記の目的を達成するために、本発明のファクシミリ装
置は、第１図の構成図に示すように、原稿テーブル上に
セットされた送信原稿の画像を走査して画像の濃淡を電
気信号に変換し、電話回線を通して指定された電話番号
の相手先に送信するファクシミリ装置において、装置が
スイッチ操作等により機能選択・登録モードに入った状
態で、原稿テーブル上にセットされたマークシート２の
マークを読取り、その電気信号を出力するマーク・画像
読取り部１と、マーク・画像読取り部１から送られたマ
ークについての電気信号を入力し、その電気信号からマ
ークが示す機能選択及び登録内容を認識する機能選択等
認識手段４と、機能選択等認識手段４で認識した機能選
択及び登録内容のデータを記憶する記憶手段５と、備え
て構成される。

〈作用〉 ファクシミリ装置を使用する前に、その装置の機能選択
及び電話番号等の登録設定を行う場合、先ず、予めマー
ク記入欄が印刷されたマークシートに、発信元の電話番
号や名称を受信記録紙に記録する機能、通信相手先、通
信時間等の通信状況を使用者の設定に応じてプリントア
ウトする機能、ポーリング受信機能、セットされた時刻
に登録された相手先に自動送信する機能又は受信する機
能等、各種の機能を選択するか否かのマーク付けを行う
、さらに、その機能選択に伴う送信相手先の電話番号、
送信元の電話番号、１０番号などもそのマークシートに
マークを付すことによって記入し、さらに、受信時のコ
ントラストや画像読取り時のコントラストをセットする
ためにマークシートにマークを付ける。

そして、ファクシミリ装置を、機能選択キー等の操作に
より、機能選択・登録モードとし、上記のマークシート
を原稿テーブル上に置き、画像の読取りを開始させる。

マーク・画像読取り部１は、原稿テーブル上にセットさ
れたマークシート２のマークを読取り、その電気信号を
機能選択等認識手段４に出力する、機能選択等認識手段
４は、マーク・画像読取り部１から送られたマークにつ
いての電気信号を入力し、その電気信号からマークが示
す機能選択及び登録内容を認識し、その機能選択及び登
録内容のデータを記憶手段５に格納して、機能選択と登
録を完了する。

〈実施例〉 以下、本発明の実施例を第２図〜′！Ｊ４図に基づいて
説明する。

第２図はファクシミリ装置のブロック図を示し、マーク
・画像読取り部１は、例えば高周波点灯された蛍光灯光
源からの光を原稿に照射し、その反射光をレンズに通し
てＣＣＤ等のイメージセンサに入力する構造、或は、Ｌ
ＥＤアレイを光源とし、ロッドレンズを通して原稿に密
着したイメージセンサにその光を人力する構造である。

また、この読取り部１は、原稿送り機構により原［（又
はマークシート）を移動させながら、原稿の高さ方向に
主走査を、幅方向に副走査を行い、画像の濃淡に応じた
電気信号（画像信号又はマーク信号）を圧力する。

１０は、マーク・画像読取り部１から送られた送信時の
データの圧縮と、変復調部１３から送られた受信時のデ
ータの伸長を行う帯域圧縮伸長部で、送信原稿側で白又
は黒が連続しているような場合、一定の法則に従って冗
長なデータの抑制つまり冗長度抑制符号化を行い、デー
タ量を少なくして送信時間を短縮し、受信の際、データ
を伸長して元のデータに復元する。

１１は、マイクロプロセッサからなる認識部で、装置が
機能選択・登録モードの際、マークシートのマーク位置
を示すデータを読取り部から入力し、そのデータからマ
ークが示す機能選択及び登録内容を認識する。

１２は電話回線に接続される網制御部で、自動ダイヤル
回路、トーンリンガ−回路、ベル信号検出回路等の回路
からなり、ダイヤル信号の送信、ベル信号受信時の回線
接続等、ネットワーク制御処理を行う。

１３は変復調部で、帯域圧縮伸長部１０からのデータ信
号を搬送波に重畳させる変調処理、或は網制御部１２を
通して回線から送られた信号からデータ信号を復調する
処理を行う。

１４はプリンタ部で、例えばサーマルヘッドを有し、帯
域圧縮伸長部１０から送られた受信データ等を感熱紙に
印刷する。

１５はファクシミリ全体を制御するシステム制御部で、
ＣＰＵ％ＲＯＭ、ＲＡＭ等からなるマイクロコンピュー
タを主要部して構成され、送信時におけるマーク・画像
読取り部１の走査の制御、受信時におけるプリンタ部１
４の制御、表示器３の表示制御を行うと共に、帯域圧縮
伸長部１０、認識部１１、網制御部１２等、各部の動作
を制御する。

ＲＡＭはバッテリーによりバックアップされ、そこには
、機能選択・登録モードにおいて、マークシートを使用
して入力された装置の各種付、加機能の選択及び登録内
容を記憶するエリアが設けられている。

１６は各種スイッチを設けた操作部で、スタートスイッ
チ、停止スイッチ、ダイヤルボタン（テンキー）、機能
選択キー等を有する。３は各種のメツセージや送信先の
電話番号等を表示する表示器で、システム制御部１５に
接続される。

上記構成の各ユニットにおいて、マーク・画像読取り部
１は、帯域圧縮伸長部１０と認識部１１にデータバスを
介して接続され、さらに認識部１１は編制ａ１部１２と
、帯域圧縮伸長部１０は変復調部１３及びプリンタ部１
４とデータバスで接続され、また、システム制御部１５
はコントロールバスを介して全てのユニットと接続され
る。

次に、ｖＳ３図のフローチャートを参照して、上記のフ
ァクシミリ装置の機能選択・登録処理の動作を説明する
。

ファクシミリ装置を使用する前に、その装置の機能選択
及び電話番号等の登録を行うが、このような初期設定は
、予めマーク記入欄が印刷されたマークシート２を使用
して行う。

即ち、先ず使用者は、例えば第４図に示すようなマーク
シート２に、マークを付すことによって発信元の電話番
号や日付は時刻等を記入する。また、同様にシートの所
定位置にマークを付すことによって、発信元の番号や名
称を相手先の受信記録紙に記録する機能の選択、送信原
稿内に発信元の名称やマーク等を入れる機能の選択、通
信相手先、通信時間等の通信状況を使用者の設定に応じ
てプリントアウトする機能の選択を行い、さらに、切替
え可能な画買のホームポジションの設定、送信画像のコ
ントラストの設定、相手先が話中の際のりダイヤル回数
の設定、受信原稿にページを入れる機能の選択、などの
機能選択や設定を第４図に示すように行う。

そして、使用者は機能選択キー等をオンすることによっ
て、装置のモードを機能選択・登録モードとし、マーク
を付したマークシート２を装置の原稿テーブルにセット
し、スタートスイッチを押す。

すると、第３図のフローチャートに示すように、マーク
・画像読取り部１が作動しくステップ１００）、原稿の
送り機構が動作し、原稿つまりマークシート２はマーク
・画像読取り部１内に移動し、先ず、その頭部等に付さ
れた特定のマークシートを示す指標部分が、マーク・画
像読取り８１１ｓＩのイメージセンサによって読取られ
、ステップ１１０で、原稿がマークシートか否かを判定
する。

特定の指揮を持ったマークシートであれば、ステップ１
２０に進んでマークの読取りを行い、正規のマークシー
トでない場合は、ステップ１４０でエラーの表示を行う
。

ステップ１２０では、マーク・画像読取り部１のイメー
ジセンサの主走査と副走査によってマークシート２上の
マークが読取られる。

マーク・画像読取り部１で読取られたマークのデータは
認識部１１に送られ、認識部１１では、マークデータに
基づいて機能選択や登録設定の内容を認識する。そして
、ステップ１３０で、その認識内容が正常か否かを判定
し、例えば、登録する電話番号の桁数が不足していたり
、日付けや時刻の数字がありえないような場合、ステッ
プ１４０に進み、表示器３にエラー表示を行う。

一方、ステップ１３０で、正常認識と判定した場合、次
にステップ１５０に進み、認識した機能選択や設定登録
のデータをＲＡＭの所定エリアに格納する。

このように、ファクシミリ装置の使用者は、その機能選
択や登録の初期設定を行う場合、予めマーク記入欄等を
印刷したマークシートに、マークを付し、そのマークシ
ートをファクシミリ装置に読取らせるだけで、各種付加
機能の選択や登録設定を極めて簡単に行うことができる
。

また、設定事項を変更したい場合、マークシート上でマ
ークの変更を行い、再度そのマークシートを統取らせれ
ばよく、変更が容易である。また、そのマークシートが
保存されていれば、電源が切れてメモリの記憶データが
消失したような場合でも、再度そのマークシートを読取
らせることにより、前と同様な機能選択や設定登録を容
易に再記憶することができる。

〈発明の効果〉 以上説明したように、本発明のファクシミリ装置によれ
ば、装置の機能選択や登録の初期設定を、所定のマーク
シートにマーク付けを行い、そのマークシートをファク
シミリ装置のマーク・画像読取り部に読取らせ、マーク
の示す機能選択や登録設定のデータを認識させ、記憶手
段にそのデータを記憶させて行うように構成したから、
非常に多くの付加機能を持ったファクシミリ装置であっ
ても、多くの機能選択や設定登録を短時間で簡単に行う
ことができる。

また、マークシートは、ファクシミリ装置に必ず設けら
れる画像読取り部により読取ることができ、マークが示
す内容の認識はソフトウェアで可能となるため、特別な
機構や回路を付加することなく実現することができる。

また、使用したマークシートを保存しておけば、設定事
項に変更が生じた場合、マークシート上で簡単に設定事
項を変更することができ、停電等によフて設定記憶が消
失した場合、そのマークシートを使用することにより、
前の設定事項を簡単に再現することができる。

【図面の簡単な説明】

′ｓ１図は本発明の構成図、 第２図は本発明の実施例におけるファクシミリ装置のブ
ロック図、 第３図はその機能選択・登！！処理を示すフローチャー
ト、 第４図はマークシートの部分説明図である。 １・・・マーク・画像読取り部、 ２・・・マークシート、 ４・・・機能選択等認識手段、 ５・・・記憶手段。 特　　許 出　　願　　人 新白砂電機株式会社 第 図 第 図

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 原稿テーブル上にセットされた送信原稿の画像を走査し
   て画像の濃淡を電気信号に変換し、電話回線を通して指
   定された電話番号の相手先に送信するファクシミリ装置
   において、 該装置がスイッチ操作等により機能選択・登録モードに
   入った状態で、原稿テーブル上にセットされたマークシ
   ートのマークを読取り、その電気信号を出力するマーク
   ・画像読取り部と、 該マーク・画像読取り部から送られたマークについての
   電気信号を入力し、その電気信号からマークが示す機能
   選択及び登録内容を認識する機能選択等認識手段と、 該機能選択等認識手段で認識した機能選択及び登録内容
   のデータを記憶する記憶手段と、 備えたファクシミリ装置。