JPH0438912A - 配達物受け箱 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〈産業上の利用分野〉 本発明は、郵便物や宅配物が投入される配達物受は箱に
関する。

〈従来の技術〉 従来、例えば郵便物受は箱は、その正面の上方に郵便物
の投入口があり、またその正面の扉をあけて、郵便物を
取り出す構造のものが大半である。

その前面の扉は、中に収容されている郵便物が見えない
ように、投入口以外には隙間がないものや、その投入口
が開閉蓋で覆われているものが等がある。

〈発明が解決しようとする課題〉 ところが、上述した従来の郵便物受は箱では、投入口が
開閉蓋で覆われているものについては、郵便物の有無は
いちいち正面の扉を開けなければ確認できないし、投入
口以外には隙間がないものについても、その投入口から
では郵便物の有無は確認しづらく、また前面が透明板で
構成されているものについては、郵便物が第３者に見え
てしまい、プライバシーが損なわれたりする等、不都合
な点が多い。

本発明では、以上の問題点を鑑み、配達物の有無をいち
いち正面の扉を開けなくても、また、遠くからでも容易
に分かり、かつプライバシーが損なわれないような配達
物受は箱を提供することを目的とする。

〈課題を解決するための手段〉 本発明の配達物受は箱は、配達物の投入口と、その配達
物の取り出し口とが設けられた配達物受は箱において、
配達物受は箱の前面に設けられ、透明な状態あるいは不
透明な状態の二状態を選択可能な液晶パネルと、上記配
達物が投入口から投入されたことを検出する第１のセン
サと、上記配達物の取り出し口が開いたことを検出する
第２のセンサと、上記各センサにより出力された検出信
号を入力して、上記液晶パネルを駆動する駆動回路とを
有し、その駆動回路が、上記第１のセンサの検出信号が
出力された状態と、第２のセンサの検出信号が出力され
た状態とを記憶する二安定記憶要素をもち、その状態に
対応して、上記液晶パネルを上記二状態のうちいずれか
に制御するよう構成されていることを特徴とり、−Ｎい
る。

〈作用〉 配達物の投入口が開いたことを検出する第１のセンサと
、上記配達物の取り出し口が開いたことを検出する第２
のセンサと、上記各センサにより出力された検出信号を
入力とし、上記液晶パネルを駆動する回路とを有し、そ
の液晶パネルを駆動する回路には、上記第１のセンサの
検出信号が出力された状態と、第２のセンサの検出信号
が出力された状態との二つの安定状態をもつ双安定マル
チバイブレータいわゆるフリップフロップ回路が組み込
まれているので、そのフリップフロップ回路の状態に対
応して上記液晶パネルを透明状態あるいは不透明状態に
制御することができる。

〈実施例〉 第１図および第２図は、本発明実施例の斜視図でそれぞ
れ全面の扉が閉まった状態と開けられた状態を示す。以
下に本発明の実施例を、これらの図面に基づいて詳細に
説明する。

箱型の置体の本体２１の前面は、扉７により通常は閉じ
られた状態となっている。扉７前面の上方には配達物が
投入される投入口１が設けられ、その投入口１には開閉
蓋が備えられている。また扉７前面には、配達物受は箱
の内部を透視するための窓である液晶パネル６が設けら
れている。扉７の内側の投入口１の上縁沿いには、投入
口１の開閉蓋が開かれた場合それを感知する投入感知用
マイクロスイッチ３が設けられることにより、投入感知
用マイクロスイッチ３は投入口１の開閉蓋が開かれた場
合その検出信号を出力する。また、配達物は扉７を開き
、取出口２より取り出されるので、扉７の内側の下端に
扉が開かれたことを感知する扉開閉域短周マイクロスイ
ッチ４が設けられることにより、扉開閉感知用マイクロ
スイッチ４は扉７が開かれた場合その検出信号を出力す
る。　このような投入感知用マイクロスイッチ３、扉開
閉感知用マイクロスイッチ４により検出された信号は液
晶パネル駆動回路５の入力となり、液晶パネル駆動回路
５により、液晶パネル６を透明もしくは不透明とする制
御が行われる。

第３図は液晶パネル駆動回路の概念図である。

次に、上述した液晶パネル駆動回路を第３図に基づいて
詳細に説明する。

すなわち、液晶パネル６を透明あるいは不透明にする操
作はリレー９によって行われる。リレー９は先に述べた
投入感知用マイクロスイッチ３および扉開閉感知用マイ
クロスイッチ４により出力された検出信号を入力とする
フリップフロップ回路８によって出力される信号により
作動する。このフリップフロップ回路８は二つの安定点
をもち、入力信号の内容によってどちらの安定点をとる
かが決まる記憶回路で、入力は一つ以上あり、出力は二
つある。ここで用いたフリップフロップ回路８は、Ｒ−
Ｓフリップフロップ回路８、すなわち５（Ｓｅｔ）、Ｒ
（Ｒｅｓｅｔ）の二つの入力端子をもち、この二つの入
力の組合わせに対し出力の状態が決められ、一方の出力
をリレー９の入力としている。

第４図は本発明実施例の回路とブロック図を併記した図
である。

電源回路２０は、商用交流電源から直流電力を得るため
のものである。ここでまず、電源プラグ１０を商用交流
電源（図示せず）に接続することにより交流電源を得る
。次にトランス１１により供給された電圧を減圧する。

さらに、整流素子を４個ブリッジ状に接続した単相全波
整流回路１２により、整流が行われる。次に、単相全波
整流回路１２の後に並列にコンデンサ１３を挿入した平
滑回路により、整流素子で整流したあとの脈流である波
形は平坦化される。さらに定電圧回路１４により直流電
源の安定化が行われる。

以上述べたように、電源回路２０により必要な直流電源
を得ることができ、その駆動を源により以下に述べる液
晶パネル駆動回路を駆動させる。

配達物が投入されると導通する投入感知用マイクロスイ
ッチ３および扉７が開かれと導通する扉開閉感知用マイ
クロスイッチ４は、それぞれフリップフロップ回路の入
力端子であるセット端子Ｓおよびリセット端子Ｒに接続
されている。

配達物が投入口１より投入されると、投入感知用マイク
ロスイッチ３がオン状態になり、扉７が開かれると扉開
閉感知用マイクロスイッチ４はオン状態になる。フリッ
プフロップ回路の入力および出力を表すタイムチャート
を第５図に示す。配達物が投入されると、セット入力お
よび出力ＱはＨレベルとなり、配達物が取り出されると
、リセット入力および出力ＱはＬレベルとなる。この出
力Ｑの状態に応じてリレー９は作動する。すなわち出力
ＱがＬレベルの場合はリレー９はオフとなるので液晶パ
ネル６に電圧はかからず、液晶パネル６は透明な状態と
なる。また、出力ＱがＨレベルの場合はリレー９は、オ
ンとなるので液晶パネル６には電圧がかかり、液晶パネ
ル６は不透明な状態となる。本発明の実施例では、リレ
ー９を接点として用いており、液晶パネル６の駆動型ａ
１５は、交流電源を用いることができる。

なお、本実施例では、投入口１の開閉蓋が開かれた場合
、液晶パネル６は不透明な状態となり、取出口２の扉７
が開かれた場合、液晶パネル６は透明な状態となるよう
回路を構成しているが、この二状態を任意に選択するこ
とができ、本発明とは逆の選択をしてもよい。すなわち
、用途により適宜選択できる。

また、投入感知用マイクロスイッチ３および扉開閉感知
用マイクロスイッチ４は、本発明実施例で用いたものの
他、通過すれば感知する赤外線センサや投入されたこと
による重量変化を感知するセンサ等、任意の無接点スイ
ッチを用いてもよい。

〈発明の効果〉 以上述べたように、本発明の配達物受は箱は、配達物の
投入された場合は、液晶パネルは不透明な状態に、一方
、配達物の取り出し口の開閉扉が開（ことにより、液晶
パネルは透明な状態に変化するので、配達物の有無が遠
くからでも容易に分かり、かつプライバシーが損なわれ
ない。

以上の通常の使用方法における効果に加え、配達物が投
入されている状態を透視したい場合は、液晶パネルの二
状態の選択を実施例と逆にすることにより、目的に応じ
て適宜選択でき、その応用範囲を広げることもできる。

【図面の簡単な説明】

第１図および第２図は、本発明実施例の斜視図、第３図
は本発明実施例の液晶パネル駆動回路の概念図、第４図
は本発明実施例の回路とブロック図を併記した図、第５
図は本発明実施例のフリップフロップ回路の入力および
出力を表すタイムチャートである。 １・・・投入口 ２・・・取出口 ３・・・投入感知用マイクロスインチ ４・・・扉開閉感知用マイクロスイッチ５・・・液晶パ
ネル駆動回路 ６・・・液晶パネル ７・−・扉 ８・・・フリップフロップ回路 ９・・・リレー ２１・・・本体 特許出願人　　　　　　積水化学工業株式会社代表者　
廣１）馨

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. 　配達物の投入口と、その配達物の取り出し口とが設け
   られた配達物受け箱において、配達物受け箱の前面に設
   けられ、透明な状態あるいは不透明な状態の二状態を選
   択可能な液晶パネルと、上記配達物が投入口から投入さ
   れたことを検出する第１のセンサと、上記配達物の取り
   出し口が開いたことを検出する第２のセンサと、上記各
   センサにより出力された検出信号を入力して、上記液晶
   パネルを駆動する駆動回路とを有し、その駆動回路が、
   上記第１のセンサの検出信号が出力された状態と、第２
   のセンサの検出信号が出力された状態とを記憶する二安
   定記憶要素をもち、その状態に対応して、上記液晶パネ
   ルを上記二状態のうちいずれかに制御するよう構成され
   ていることを特徴とする配達物受け箱。