JPH043817Y2 - - Google Patents

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JPH043817Y2
JPH043817Y2 JP1984112463U JP11246384U JPH043817Y2 JP H043817 Y2 JPH043817 Y2 JP H043817Y2 JP 1984112463 U JP1984112463 U JP 1984112463U JP 11246384 U JP11246384 U JP 11246384U JP H043817 Y2 JPH043817 Y2 JP H043817Y2
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JP1984112463U
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Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は、多色プリンタにおける多色インクリ
ボンに関する。
〔従来の技術〕
従来の、多色インクリボンにおいては色の異な
る複数の色帯をインクリボンの幅方向に積層した
ものがあるが、このインクリボンの場合にはイン
クリボンの走行方向に直交してインクリボンを移
動させ印字に使用する色帯を選定しなければなら
ないので、色帯の切替え機構を必要とし装置が複
雑となる問題があつた。
この問題を解決するために、インクリボンの走
行方向に色の異なる複数の色帯を設けインクリボ
ンの走行を制御することによつて印字に使用する
色帯の選定を行なう技術が種々提案されている。
例えば、特開昭55−154193号、特開昭57−8186
号、特開昭57−8187号および特開昭57−45072号
等がそうであり、以下順次説明する。
第3図は特開昭55−154193号に示されている多
色インクリボンの平面図であり、この多色インク
リボンにおいては各色帯の前に、その識別を行な
うべく情報記憶部1を設けており、該情報記憶部
1の所定位置に1〜複数(ここでは3個)の孔2
を設けることにより色識別を行なつている。そし
て、情報記憶部1に設けた各孔2に対応する検出
手段(ここでは3個)によつて前記孔2の位置や
数を検出することにより、色帯の色を識別選定し
ている。従つて、各色帯毎に異なる情報記憶部1
を必要とし、その検出回路においても複雑な手段
を必要とする問題があつた。
第4図は特開昭57−8186号に示されている多色
インクリボンの平面図であり、31〜33は各色帯
を示し、41〜43はその色帯の前方に設けたスト
ライプ部であり、13はストライプ部41
3の幅を示し123と設定してある。こ
の場合、各色帯31〜33の前方に位置するストラ
イプ部41〜43の幅13の通過時間の違いを
検出することによつて、色帯の色を判断して印字
に使用する色帯を選定している。従つて、この場
合においても、色帯31〜33に幅の異なるストラ
イプ部41〜43を設けなければならないと共に、
その検出回路においても複雑なものを必要とす
る。
第5図は特開昭57−8187号に示されているイン
クリボンの平面図であり、51〜53は各色帯を示
している。この場合、前記した特開昭55−154193
号や特開昭57−8186号のようにインクリボン自体
に色帯の識別手段を設けていないのでインクリボ
ンの色帯面に発光、受光素子等を対応させて、色
帯51〜53からの反射率の違いを検出することに
より、色帯の色を判断して印字に使用する色帯を
選定している。この場合には、色帯51〜53の反
射率の違いに依存しているために、その反射率が
近寄つている状態もあり、その判断には複雑な認
識回路を必要とする問題がある。
第6図は特開昭57−45072号に示されている多
色熱転写記録装置の概略側面図であり、6は同一
長さの色帯を1パターンとして順次設けた多色イ
ンクリボン、7は熱記録ヘツド、8はヘツド対向
ロールであるが、この場合にはヘツド対向ロール
8の周長とインクリボン6の色帯の長さとを同一
に認定されており、ヘツド対向ロール8の回転数
によつて1色の移行を制御している。例えば色帯
の1パターンが3色とすればヘツド対向ロール8
を3回転することにより全色の印字を終了するこ
とができる。しかし、この場合においても、ヘツ
ド対向ロール8とインクリボン6の色帯の位置を
合わせてヘツド対向ロール8の回転によつて該当
色帯の認識を行なつているので、この制御系にお
いて高精度で複雑なものを必要とする問題があ
る。
また、前記以外にインクリボンの各色帯の透過
率の違いを検出することにより印字に使用する色
帯の選定法があるので、それを説明する。
第7図はインクリボンの透過率による検出手段
の概略平面図、第8図はインクリボンの色帯構成
と透過率による信号レベルの関係を示す図であ
る。
両図において、9は9−a〜9−oの異なる色帯
のパターン構成によるインクリボン、10は検出
器であり、第7図に示すように検出器10は通過
する色帯9−a〜9−oの透過率を検出する。それ
は、第8図に示すように色帯9−oにおいては最
高レベルの”1”の信号となり、次の色帯9−a
においては一番低いレベル1−aとなり、色帯9
bはレベル1−b、色帯9−cはレベル1−cのよ
うに順次高い信号レベルとなつている。ここで、
レベル1とレベル1−aおよびレベル1とレベル
1−bの違いは色の透過率が離れているので色選
択は明確であるが、レベル1−aと1−bおよびレ
ベル1−bと1−cはレベルの違いが接近してお
り、換言すると色の透過率が近い色では接近した
信号レベルを明確に判断しなければならず、した
がつて複雑な認識回路を必要とする問題があつ
た。
本考案では、多色インクリボンに色帯のパター
ン変更位置を簡単な構成で設けることにより、各
色帯の検出手段の簡素化を計ることとしている。
〔考案が解決しようとする問題点〕
前記したように、従来技術ではインクリボンの
各色帯毎に色帯の識別部をインクリボンに設ける
か、あるいはインクリボンの色帯毎の反射率や透
過率の違いを利用して該当色帯の選定を行なつて
いたので、前者においては色帯毎の判断が必要と
なり複雑な回路構成となる問題があり、後者にお
いては色帯によつて反射率および透過率が近いも
のを判断するために複雑な認識回路を必要とする
問題がある。また、インクリボンに当接して回転
するヘツド対向ロールの回転による調整も述べた
がこれも前記したように、その制御系において複
雑となつてしまう問題がある。
〔問題点を解決するための手段〕
前記した問題点を解決するために、本考案は色
の異なる複数の色帯をインクリボンの走行方向に
設け、この複数の色帯を一つのパターンとしてイ
ンクリボンの走行方向に連続した多色インクリボ
ンにおいて、インクリボンの走行方向に透明部、
該透明部より光の透過率の低い色部、再度透明部
と並べた認識部を、インクリボンの走行方向に各
パターンに先行して並設し、認識部と各色帯をパ
ターン毎に同一順序で同一の長さで連続させるも
のである。
〔作用〕
上述した構成を有する本考案は、認識部の透明
部を検出し、その次に該透明部より光の透過率の
低い色部を検出し、再び透明部を検出して、透明
部と色部の検出回路信号のレベルの明確な違いを
基に色部の検出後から透明部が再び通過する時間
が一定時間内であることを判断してパターンの始
まりを認識することができるので、前記色部の終
りを基準位置とし所定量インクリボンを走行させ
ることによつて使用したい色帯を選定することが
できる。前記したように各パターンにおける色帯
の色順および長さは、すべて同一に構成されてい
るのでどのパターンにおいても前記のような色帯
の選定を行なうことができる。
〔実施例〕
以下に、本考案の一実施例を図面に基づいて説
明する。
第1図は本考案の一実施例による多色インクリ
ボンとその検出回路信号のレベルとの関係を示す
図、第2図は多色インクリボンの検出手段を示す
概略平面図である。
第1図において、11は多色インクリボン、1
2は透明部11−a、黒色部11−b、透明部11
cの順で構成される認識部であり、11−dは黄
色部、11−eは赤色部、11−fは青色部、11
oは茶色部による各色帯を示し、1oは前
記認識部12および各色帯の構成部の長さを示
し、13は前記した記載順で構成された1パター
ンを示す。
前記したように、本実施例では色帯をインクリ
ボン11の走行方向で、黄色部11−d、赤色部
11−e、青色部11−f、一部省略して茶色部1
1−oの順とし、その始まりである黄色部11−d
の前に認識部12を設けて1パターン13とし
この1パターン13を多色インクリボン11の走
行方向に前記構成順を保つて繰返し設けてある。
各部の色順や長さを構成する1oも同じよう
に繰返す構成となつている。
第2図において、11は前記した多色インクリ
ボン、14はインクリボンの透過率を検出するた
めの例えばフオトセンサ等による検出器である。
前記のような構成において、印字に使用する色
帯を選定するには、以下のように行なわれる。す
なわち、インクリボン11が走行し検出器14内
を通過すると、検出器14はインクリボン11の
透過率を検出することとなる。この検出器14の
検出による検出回路信号のレベルを基に印字に使
用する色帯、すなわち黄色部11−d〜茶色部1
1−oのいずれかを選定するのである。
前記した検出器14の検出による検出回路信号
のレベルは、第1図に示すように、認識部12の
透明部11−aが検出器14を通過する時間t1
おいて“0”となり、黒色部11−bが通過する
時間t2においては“1”となり、この黒色部11
bの通過直後には透明部11−cが通過するので
再び“0”となる。この認識部12の黒色部11
bは例えば約5mmと短いため、検出回路信号の
レベルが前記したようにいつたん“0”になり、
次に“1”になつた時から再び“0”になる時間
が一定時間以下の場合は認識部12を検出したこ
ととなり、次が1パターン13の最初の色帯、す
なわち黄色部11−dの始まりを認識することが
できる。
このように、認識部12を検出した時の検出回
路信号のレベルが“1”から“0”になつた時、
すなわち黒色部11−bの終りをパターン基準位
置とすることにより、このパターン基準位置から
インクリボン11を所望量走行させれば任意の色
帯を印字に選定することができる。
この色帯の選定は、連続する1パターン13内
の認識部12と各色帯の順序および各構成部の長
1o等が同一の構成となつているので、ど
のパターン内でも自由に行なうことができる。
〔考案の効果〕
この考案は、以上説明したようにインクリボン
の走行方向に透明部、該透明部より光の透過率の
低い色部、再度透明部と並べた認識部を、インク
リボンの走行方向に各パターンに先行して並設
し、認識部と各色帯をパターン毎に同一順序で同
一の長さで連続させて多色インクリボンとしたも
のである。
このような多色インクリボンを用いることで、
透明部を検出し、その次に色部を検出し、再度透
明部を検出する際の、色部の検出後から透明部を
検出するまでの時間が一定時間内であればこれを
認識部と判断することとして、この時の色部の終
わりをパターン基準位置とすることにより、ここ
から所定量インクリボン走行させれば任意の色帯
を選択できることになる。
このため、従来のように、各色帯毎の判断部お
よび色帯の反射率や透過率による色の判断等では
なく、センサ等の検出器の出力を受けて検出回路
がインクリボンが透明か有色かを検出するだけな
ので、従来に比べて簡単な検出回路で済むという
効果がある。
また、認識部を基準にして所定量インクリボン
を走行させて色帯の選定を行なうので、色帯の増
減に対しては検出回路を変更する必要がなくイン
クリボンの走行量の変化だけでよいという効果も
ある。
そして、検出回路信号のレベル変化があるか否
かによつて多色インクリボンか単一色のインクリ
ボンかの識別も可能である。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の一実施例による多色インクリ
ボンとその検出回路信号のレベルとの関係を示す
図、第2図は多色インクリボンの検出手段を示す
概略平面図、第3図は従来の多色インクリボンの
平面図、第4図は従来の他の多色インクリボンの
平面図、第5図も従来の他の多色インクリボンの
平面図、第6図は従来の熱転写記録装置の概略側
面図、第7図は従来の多色インクリボンの透過率
による検出手段の概略平面図、第8図はそのイン
クリボンの透過率による信号レベルの関係を示す
図である。 11……多色インクリボン、12……認識部、
13……1パターン。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 色の異なる複数の色帯をインクリボンの走行方
    向に設け、この複数の色帯を一つのパターンとし
    てインクリボンの走行方向に連続した多色インク
    リボンにおいて、インクリボンの走行方向に透明
    部、該透明部より光の透過率の低い色部、再度透
    明部と並べた認識部を、インクリボンの走行方向
    に各パターンに先行して並設し、認識部と各色帯
    をパターン毎に同一順序で同一の長さで連続させ
    ることを特徴とする多色インクリボン。
JP11246384U 1984-07-26 1984-07-26 多色インクリボン Granted JPS6128657U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP11246384U JPS6128657U (ja) 1984-07-26 1984-07-26 多色インクリボン

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP11246384U JPS6128657U (ja) 1984-07-26 1984-07-26 多色インクリボン

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Publication Number Publication Date
JPS6128657U JPS6128657U (ja) 1986-02-20
JPH043817Y2 true JPH043817Y2 (ja) 1992-02-05

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ID=30671514

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JP11246384U Granted JPS6128657U (ja) 1984-07-26 1984-07-26 多色インクリボン

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Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5945184A (ja) * 1982-09-09 1984-03-13 Sony Corp 熱昇華型感熱転写記録インクリボン

Family Cites Families (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS58133438U (ja) * 1982-03-02 1983-09-08 ソニー株式会社 インクリボン

Patent Citations (1)

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JPS6128657U (ja) 1986-02-20

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