JPH0437068Y2 - - Google Patents

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JPH0437068Y2
JPH0437068Y2 JP7219487U JP7219487U JPH0437068Y2 JP H0437068 Y2 JPH0437068 Y2 JP H0437068Y2 JP 7219487 U JP7219487 U JP 7219487U JP 7219487 U JP7219487 U JP 7219487U JP H0437068 Y2 JPH0437068 Y2 JP H0437068Y2
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partition
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Description

【考案の詳細な説明】 「産業上の利用分野」 本案は一枚のシート状紙により構成でき、構成
が簡易で、仰開式容器の製作時に仕切り装置も同
時に自動的に製作することができる仕切り装置内
蔵仰開式容器に関するものである。
「従来の技術」 従来、この種仰開式容器には種々のものが存す
るが、内部を区画する仕切り装置を一体状に付設
したものはなく、完成した仰開式容器に別設した
仕切り装置を挿入して貼着するしか方法がないも
のとされた次第である。
「考案が解決しようとする問題点」 従来の完成した仰開式容器に別設した仕切り装
置を挿入して貼着するものでは、仰開式容器まで
は機械による自動生産ができるが、該容器内への
仕切り装置の挿入、貼着は機械の使用がしにく
く、手作業となるため能率が上がらず、コスト高
に付くと共に、該容器に菓子類や薬品等を収納す
る場合に衛生上好ましくない等の問題点がある。
「問題点を解決するための手段」 本案は以上の問題点を解決するためになされた
もので、正面板の両側に連設した左右側板の側端
に背面板を二分割した部分背面板をそれぞれ連設
し、一方の部分背面板の側端に他方の部分背面板
への糊代片を連設し、他方の部分背面板に仕切り
板と正面板内面への糊代片を連設し、双方の部分
背面板の上方に横方向折目を設け、左右側板に該
折目と連続するミシン目を穿設し、正面板に該ミ
シン目と連続する開封用ジツパーを穿設し、仰開
式容器の製作に当たり、仕切り装置も同時に自動
的に製作し得るようにしたものである。
「作用」 本案は背面板を二分割した部分背面板8,9を
第4図に示すように正面板1の両側の左右側板
4,5の側端に連設し、一方の部分背面板9とそ
の上下端に設けた部分内蓋板10、部分内底板1
1との側端を延長し、他方の部分背面板8および
その上下端の部分内蓋板10、部分内底板11内
面への糊代片9a,10a、11aを連設し、該
他方の部分背面板8の側端に正面板1内面への糊
代片15を連設した仕切り板14を連設したか
ら、仰開式容器の製作に当たつて第5図に示すよ
うに前記部分背面板9と仕切り板14とを内方に
折曲し、糊代片9a,10a,11aおよび15
の外面に糊19を塗布し、左側板4および部分背
面板8を第6図に示すように内方へ折曲すれば、
糊代片15は正面板1内面に貼着され、部分背面
板8,9、部分内蓋板10,10および部分内底
板11,11はそれぞれ一枚の背面板、内蓋板お
よび内底板となり、仕切り装置も自動的に製作し
得るものである。
「実施例」 今、ここに本案実施の一例を示した添付図面に
ついて詳説する。
1は正面板で、上下端にそれぞれ折目2a,3
aを介して蓋板2および底板3を連設したもので
ある。4は左側板で、上下端にフラツプ6,6を
連設し、正面板1の左側端には折目1aを介して
連設したものである。5は右側板で、上下端にフ
ラツプ7,7を連設し、正面板1の右側端に折目
1bを介して連設したものである。8,9は部分
背面で、それぞれ正面板1の半分の大きさに成形
したもので、左側板4および右側板5のそれぞれ
側端に折目4a,5aを介して連設したものであ
る。10,10は部分内蓋板で、11,11は部
分内底板であり、それぞれ部分背面板8,9の上
下端に連設したもので、一方の部分背面板9とそ
の上下端の部分内蓋板10、部分内底板11の側
端を延長して設けた糊代片9a,10a,11a
を他方の部分背面板8とその上下端の部分内蓋板
10、部分内底板11との内面に貼着し、内蓋板
および内底板を一枚として蓋板2および底板3の
内面に折曲して相互を貼着して上下端を閉塞する
ものである。12は切目で、部分背面板9側端の
糊代片9aの上部に穿設したものである。13は
折目で、切目12から下方の部分背面板9と糊代
片9aとの間に設けたもので、切目12から下の
糊代片9aを部分背面板9より折曲するためのも
のである。14は仕切り板で、他方の部分背面板
8側端の前記切目12より下方に折目14aを介
して連設したもので、左右側板4,5とほぼ同幅
に成形したものである。15は正面板1内面への
糊代片で仕切り板14側端の中間部以下に折目1
5aを介して連設したもので、第4図に示すよう
に仕切り板14の中間部より上方に折目15aと
連続する切目20を穿設し、上方に仕切り板14
の存在場所を示し、二分されていることを示す視
覚上の表示舌片21を穿設したものである。1
6,16は部分背面板8,9と糊代片9aの上部
に設けた横方向折目で、第2図に示すように容器
上部を仰開式に開蓋する際にその中心となるもの
である。17,17はミシン目で、左右側板4,
5に部分背面板8,9の横方向折目16,16と
連続し、正面板1方向が下がつた傾斜状としたも
のである。18はへの字状切目18aを二列に断
続的に連設して成るジツパーで、左右側板4,5
のミシン目17,17と連続して正面板1上部に
穿設したもので、本実施例においては上列の断続
切目18aと前記ミシン目17,17とを連続さ
せたものである。19は糊代片9a,10a,1
1aおよび15に第5図に示すように塗布する糊
である。
次に本案の仕切り装置内蔵仰開式容器を作製す
るに当たつては、第4図の一方の部分背面板9お
よび仕切り板14をそれぞれ折目5a,14aに
おいて内方に折曲し、第5図に示すように部分背
面板9とその上下端の部分内蓋板10、部分内底
板11との側端の糊代片9a,10a,11aお
よび仕切り板14側端の糊代片15の外面にそれ
ぞれ糊19を塗布して、左側板4を他方の部分背
面板8と共に折目1aにおいて内方に折曲し、糊
代片9aの切目12から下を仕切り板14の外面
と該切目12より上を部分背面板8の内面と、糊
代片10a,11aを他方の部分背面板8の上下
端の部分内蓋板10、部分内底板11の内面と、
糊代片15を正面板1内面のジツパー18下方に
それぞれ貼着し、第6図に示すように仕切り装置
も同時に完成するものである。
また、これを組み立てるに当たつては、第6図
の折目1a,5aを矢印B,B方向に押圧するこ
とにより、正面板1、左側板4、右側板5および
糊代片9aで一体化された部分背面板8,9は容
易に筒状を成形し、該筒状の上下開放端に左右側
板4,5の上下端のフラツプ6,6、7,7を折
曲し、糊代片10a、11aで一体化された部分
内蓋板10,10および部分内底板11,11を
折曲し、該内蓋板と内底板に蓋板2および底板3
を折曲して重合し、相互を貼着して第1図のよう
に完成するものである。このとき部分背面板8に
折目14aで連設された仕切り板14はその先端
の糊代片15が正面板1内面に貼着されているか
ら、第2図および第3図に示すように容器内部を
自動的に二分割するものである。
更に仰開式容器を開蓋するに当たつては、正面
板1のジツパー18先端を引っ張り開裂し、左右
側板4,5のミシン目17,17を開裂すること
により、容器上部は第2図に示すように横方向折
目16,16を中心として開蓋するものである。
「考案の効果」 本案は以上のような構成で、本案の仕切り装置
内蔵仰開式容器は第4図に示すように一枚のシー
ト状紙により構成され、容器自体の製作時に仕切
り装置を同時に自動的に製作、組み立てできるか
ら、機械的自動生産に適し、製作コストが安価
で、菓子類の食品その他を収納する場合にも衛生
的となる効果がある。
【図面の簡単な説明】
添付図面は本案実施例の一例を示したもので、
第1図は完成時斜視図、第2図は開蓋時要部斜視
図、第3図は第1図A−A線断面図、第4図は展
開図、第5図および第6図は製作途次の平面図
で、第5図は一方の部分背面板と仕切り板とを内
方に折曲した状態のもの、第6図は製作完了時の
ものである。 1……正面板、1a,1b……折目、2……蓋
板、2a……折目、3……底板、3a……折目、
4……左側板、4a……折目、5……右側板、5
a……折目、6,7……フラツプ、8,9……部
分背面板、9a……糊代片、10……部分内蓋
板、11……部分内底板、10a,11a……糊
代片、12……切目、13……折目、14……仕
切り板、15……糊代片、16……横方向折目、
17……ミシン目、18……ジツパー、18a…
…への字状切目、19……糊、20……切目、2
1……表示舌片。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 上下端に蓋板2および底板3を設けた正面板1
    の両側にそれぞれ上下端にフラツプ6,6、7,
    7を設けた左右側板4,5を連設し、左右側板
    4,5の側端にそれぞれ上下端に部分内蓋板1
    0,10および部分内底板11,11を設けた部
    分背面板8,9を連設し、いずれか一方の部分背
    面板9とその上下端の部分内蓋板10および部分
    内底板11の側端を延長し、他方の部分背面板8
    とその上下端の部分内蓋板10および部分内底板
    11の内面への糊代片9a,10a,11aと
    し、糊代片9a中間部に切目12を穿設し、該切
    目12から下方の部分背面板9と糊代片9a間に
    折目13を設け、他方の部分背面板8側端の前記
    切目12より下方に仕切り板14を連設し、仕切
    り板14側端に正面板1内面への糊代片15を連
    設し、部分背面板8,9と糊代片9aの上方に横
    方向折目16,16を設け、左右側板4,5に該
    折目16,16と連続するミシン目17,17を
    穿設し、正面板1に該ミシン目17,17と連続
    する開封用ジツパー18を穿設したことを特徴と
    する仕切り装置内蔵仰開式容器。
JP7219487U 1987-05-14 1987-05-14 Expired JPH0437068Y2 (ja)

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JP7219487U JPH0437068Y2 (ja) 1987-05-14 1987-05-14

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JPS63180519U JPS63180519U (ja) 1988-11-22
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