JPH04368913A - フイルム型液晶表示セル - Google Patents
フイルム型液晶表示セルInfo
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- JPH04368913A JPH04368913A JP3145896A JP14589691A JPH04368913A JP H04368913 A JPH04368913 A JP H04368913A JP 3145896 A JP3145896 A JP 3145896A JP 14589691 A JP14589691 A JP 14589691A JP H04368913 A JPH04368913 A JP H04368913A
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Landscapes
- Liquid Crystal (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は、フィルム型液晶表示セ
ルの構造に関し、特に、合成樹脂フィルム基板に偏光板
を取付けるに際して好適な接合手段を有するフィルム型
液晶表示セルに関するものである。
ルの構造に関し、特に、合成樹脂フィルム基板に偏光板
を取付けるに際して好適な接合手段を有するフィルム型
液晶表示セルに関するものである。
【０００２】
【従来の技術】一対の合成樹脂フィルム基板間に液晶を
注入し、その合成樹脂フィルム基板の表面に偏光板，偏
光反射板等を取付けたフィルム型液晶表示セルにおいて
、フィルム基板と偏光板，偏光反射板等との間には、接
着剤として粘着剤が使用されており、温・湿度の変化に
起因してフィルム基板と偏光板，偏光反射板等の伸縮の
相違から、フィルム型液晶表示セルに歪みや反りを生じ
ている。
注入し、その合成樹脂フィルム基板の表面に偏光板，偏
光反射板等を取付けたフィルム型液晶表示セルにおいて
、フィルム基板と偏光板，偏光反射板等との間には、接
着剤として粘着剤が使用されており、温・湿度の変化に
起因してフィルム基板と偏光板，偏光反射板等の伸縮の
相違から、フィルム型液晶表示セルに歪みや反りを生じ
ている。
【０００３】偏光板は、通常、保護フィルム，偏光フィ
ルム，粘着剤層，セパレータからなっており、その偏光
フィルムは製造工程により一軸延伸されており、延伸軸
方向とその直角方向では温度・湿度の変化で伸縮率に違
いで変形する。この変形は一定条件の下で規則性を示し
、曲面のディスプレイにおいてはその変形を利用できる
が、平面のディスプレイでは、この歪みが視認特性に悪
影響を与える。
ルム，粘着剤層，セパレータからなっており、その偏光
フィルムは製造工程により一軸延伸されており、延伸軸
方向とその直角方向では温度・湿度の変化で伸縮率に違
いで変形する。この変形は一定条件の下で規則性を示し
、曲面のディスプレイにおいてはその変形を利用できる
が、平面のディスプレイでは、この歪みが視認特性に悪
影響を与える。
【０００４】そして、前記偏光板をガラス基板に取付け
る場合、硬いガラス基板に粘着剤層を介して偏光フィル
ムが支持されるため、偏光板の歪みは粘着剤の粘性で逃
がされ、液晶表示セルの歪みとなっていない。
る場合、硬いガラス基板に粘着剤層を介して偏光フィル
ムが支持されるため、偏光板の歪みは粘着剤の粘性で逃
がされ、液晶表示セルの歪みとなっていない。
【０００５】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、偏光フィル
ムを有する偏光板と合成樹脂フィルムとを接合して構成
されるフィルム型液晶表示セルにおいて、高温度・高湿
度の環境下で使用した場合に、前記フィルム型液晶表示
セルに歪みや反りを生ずることがない手段を提供するこ
とを目的とする。
ムを有する偏光板と合成樹脂フィルムとを接合して構成
されるフィルム型液晶表示セルにおいて、高温度・高湿
度の環境下で使用した場合に、前記フィルム型液晶表示
セルに歪みや反りを生ずることがない手段を提供するこ
とを目的とする。
【０００６】
【課題を解決するための手段】本発明は、前記目的を達
成するために、一対の合成樹脂フィルム基板の間に液晶
を充填したフィルム型液晶表示セルにおいて、そのフィ
ルム基板表面に偏光板或いは偏光反射板を接着剤層を介
して接着し、固型化した該接着剤層は前記フィルム基板
と偏光板或いは偏光反射板の伸縮差による変位に影響さ
れない厚みを備えていることを特徴とするものである。
成するために、一対の合成樹脂フィルム基板の間に液晶
を充填したフィルム型液晶表示セルにおいて、そのフィ
ルム基板表面に偏光板或いは偏光反射板を接着剤層を介
して接着し、固型化した該接着剤層は前記フィルム基板
と偏光板或いは偏光反射板の伸縮差による変位に影響さ
れない厚みを備えていることを特徴とするものである。
【０００７】本発明は、前記構成を備えたフイルム型液
晶表示セルにおいて、上記偏光板或いは偏光反射板には
粘着剤を備え、該粘着剤を上記接着剤層に接合している
ことを特徴とし、上記接着剤層はフィルム基板の表面全
面を覆い、防湿特性をもたせたことを特徴とするもので
ある。
晶表示セルにおいて、上記偏光板或いは偏光反射板には
粘着剤を備え、該粘着剤を上記接着剤層に接合している
ことを特徴とし、上記接着剤層はフィルム基板の表面全
面を覆い、防湿特性をもたせたことを特徴とするもので
ある。
【０００８】
【作用】本発明の構成により、固形化して一定の層状を
形成した接着剤層を、フィルム基板と偏光板，偏光反射
板との間に設けたことにより、温度・湿度の変化に起因
するフィルム型液晶表示セルの歪み、反りを防止できる
。
形成した接着剤層を、フィルム基板と偏光板，偏光反射
板との間に設けたことにより、温度・湿度の変化に起因
するフィルム型液晶表示セルの歪み、反りを防止できる
。
【０００９】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面に基づいて説明
するが、その前に、図６において従来のフィルム型液晶
表示セルについて考察する。合成樹脂フィルム基板１，
２として、ポリエチレンテレフタレート（ＰＥＴ）、ポ
リエーテルサルフオン（ＰＥＳ）等が使用されており、
このフィルム基板１，２の間をシール剤１０で封止した
後、フィルム基板間に液晶３を注入して、セルが構成さ
れ、その上基板１と下基板２の夫々に、偏光板１４と１
５が取付けられる。この場合、偏光板は公知の如く、保
護フィルム，偏光フィルム，粘着剤層，セパレータから
なっており、偏光フィルムはポリビニールアルコール（
ＰＶＡ）フィルムに沃素または染料を吸収させ、偏光特
性を持たせた膜にアクリル樹脂をコーティングしまたは
トリアセチルセルロースフィルムを貼り付けたものであ
り、粘着剤は樹脂系の粘着剤である。
するが、その前に、図６において従来のフィルム型液晶
表示セルについて考察する。合成樹脂フィルム基板１，
２として、ポリエチレンテレフタレート（ＰＥＴ）、ポ
リエーテルサルフオン（ＰＥＳ）等が使用されており、
このフィルム基板１，２の間をシール剤１０で封止した
後、フィルム基板間に液晶３を注入して、セルが構成さ
れ、その上基板１と下基板２の夫々に、偏光板１４と１
５が取付けられる。この場合、偏光板は公知の如く、保
護フィルム，偏光フィルム，粘着剤層，セパレータから
なっており、偏光フィルムはポリビニールアルコール（
ＰＶＡ）フィルムに沃素または染料を吸収させ、偏光特
性を持たせた膜にアクリル樹脂をコーティングしまたは
トリアセチルセルロースフィルムを貼り付けたものであ
り、粘着剤は樹脂系の粘着剤である。
【００１０】従来のフィルム型液晶表示セルは、そのよ
うな偏光板１４，１５に設けられた粘着剤層を上基板１
と下基板２の夫々の表面に貼着して一体化されて構成さ
れており、従来の技術の項で記載したような、歪みや反
りが生じ易い。
うな偏光板１４，１５に設けられた粘着剤層を上基板１
と下基板２の夫々の表面に貼着して一体化されて構成さ
れており、従来の技術の項で記載したような、歪みや反
りが生じ易い。
【００１１】本発明は、基本的には、合成樹脂フィルム
基板と偏光板との間に、所定の厚みの接着剤層を設け、
温度・湿度の変化に起因するフィルム型液晶表示セルの
変形を阻止するものである。
基板と偏光板との間に、所定の厚みの接着剤層を設け、
温度・湿度の変化に起因するフィルム型液晶表示セルの
変形を阻止するものである。
【００１２】本発明の実施例の説明において、偏光板に
粘着剤を備えていないものを、偏光板４，５として表し
、偏光板に粘着剤を備えているものを、偏光板４Ａ，５
Ａとして表す。
粘着剤を備えていないものを、偏光板４，５として表し
、偏光板に粘着剤を備えているものを、偏光板４Ａ，５
Ａとして表す。
【００１３】図１に示す、本発明の第一の実施例におい
て、偏光板としては、粘着剤層を設けない、保護フィル
ム，偏光フィルムからなり、このような偏光板４，５と
上，下基板１，２とを、粘着剤の代わりに、ＵＶ硬化型
接着剤６，７を介して接着している。
て、偏光板としては、粘着剤層を設けない、保護フィル
ム，偏光フィルムからなり、このような偏光板４，５と
上，下基板１，２とを、粘着剤の代わりに、ＵＶ硬化型
接着剤６，７を介して接着している。
【００１４】すなわち、上基板１と偏光板４との間、下
基板２と偏光板５との間に、ＵＶ硬化型接着剤６，７を
夫々介在して密着し、これにＵＶ照射を与えて接着剤を
硬化させ、固形化している。この場合、上基板１と偏光
板４，下基板２と偏光板５との間で、硬化し、固形化し
たＵＶ硬化型接着剤６，７層の所定の厚みは透明剛体部
を形成し、この一定の厚みの固形化したＵＶ硬化型接着
剤６，７により、温度・湿度の変化により基板１，２で
ある合成樹脂フィルムと偏光板４，５である偏光フィル
ムの伸縮作用による、液晶表示セルの変形を阻止する役
割を果たす。
基板２と偏光板５との間に、ＵＶ硬化型接着剤６，７を
夫々介在して密着し、これにＵＶ照射を与えて接着剤を
硬化させ、固形化している。この場合、上基板１と偏光
板４，下基板２と偏光板５との間で、硬化し、固形化し
たＵＶ硬化型接着剤６，７層の所定の厚みは透明剛体部
を形成し、この一定の厚みの固形化したＵＶ硬化型接着
剤６，７により、温度・湿度の変化により基板１，２で
ある合成樹脂フィルムと偏光板４，５である偏光フィル
ムの伸縮作用による、液晶表示セルの変形を阻止する役
割を果たす。
【００１５】このようにして構成されたフィルム型液晶
表示セルは、ＵＶ照射により硬化且つ固形化した透明剛
体部により、合成樹脂フィルムからなる基板と偏光板と
は一体化され、温度・湿度による基板と偏光板の伸縮差
に起因する、フィルム型液晶表示セルの歪みや反りの発
生を阻止することができる。
表示セルは、ＵＶ照射により硬化且つ固形化した透明剛
体部により、合成樹脂フィルムからなる基板と偏光板と
は一体化され、温度・湿度による基板と偏光板の伸縮差
に起因する、フィルム型液晶表示セルの歪みや反りの発
生を阻止することができる。
【００１６】接合の後に固形化する接着剤として、ＵＶ
硬化型接着剤について説明したが、これに限ることなく
、同等の作用をなしうる熱硬化型接着剤等を使用するこ
とができる。また、実施例として、偏光板について述べ
たが、フィルム型液晶表示セルにおいて一方の偏光板を
偏光反射板とする場合、その偏光反射板に同様な手段を
適用しうることは当然である。
硬化型接着剤について説明したが、これに限ることなく
、同等の作用をなしうる熱硬化型接着剤等を使用するこ
とができる。また、実施例として、偏光板について述べ
たが、フィルム型液晶表示セルにおいて一方の偏光板を
偏光反射板とする場合、その偏光反射板に同様な手段を
適用しうることは当然である。
【００１７】図２には、保護フィルム，偏光フィルム，
粘着剤層を備えていない偏光板４，５と、合成樹脂フィ
ルムからなる基板１，２との間に、偏光板４，５と基板
１，２との伸縮差による影響を阻止する接着剤６，７の
層を設けた構成のフィルム型液晶表示セルに関するもの
である。
粘着剤層を備えていない偏光板４，５と、合成樹脂フィ
ルムからなる基板１，２との間に、偏光板４，５と基板
１，２との伸縮差による影響を阻止する接着剤６，７の
層を設けた構成のフィルム型液晶表示セルに関するもの
である。
【００１８】この場合、各基板１，２には、エポキシ系
からなる接着剤層を塗布し、この接着剤層を半硬化させ
た後、接着剤層の上に粘着剤層を備えていない偏光板４
，５を貼着したものである。基板と偏光板との間の接着
剤層が固形化し、一定の厚みを有することにより、前記
の実施例と同様な作用をもたらす。
からなる接着剤層を塗布し、この接着剤層を半硬化させ
た後、接着剤層の上に粘着剤層を備えていない偏光板４
，５を貼着したものである。基板と偏光板との間の接着
剤層が固形化し、一定の厚みを有することにより、前記
の実施例と同様な作用をもたらす。
【００１９】図３の実施例は、フィルム基板１，２と粘
着剤層４ａ，５ａを備えた偏光板４Ａ，５Ａとの間に、
固形化する接着剤６，７を介在させたフィルム型液晶表
示セルに関するものであり、接着剤層を二層とした場合
について説明する。
着剤層４ａ，５ａを備えた偏光板４Ａ，５Ａとの間に、
固形化する接着剤６，７を介在させたフィルム型液晶表
示セルに関するものであり、接着剤層を二層とした場合
について説明する。
【００２０】実験例として、ＩＴＯを形成したＰＥＴか
らなるフイルム基板１を６０×５５ｍｍの大きさとし、
このフイルム基板１の表面に、厚さ２０〜３０ミクロン
のエポキシ系接着剤６を塗布し、乾燥硬化させる。しか
る後、粘着剤４ａの付いた偏光板４Ａを前記接着剤６の
硬化面に貼り合わせ、本発明の試験片を作成した。この
場合、従来と同様に、フイルム基板１の表面に直接粘着
剤４ａの付いた偏光板４Ａを貼り合わせた試験片も作成
した。
らなるフイルム基板１を６０×５５ｍｍの大きさとし、
このフイルム基板１の表面に、厚さ２０〜３０ミクロン
のエポキシ系接着剤６を塗布し、乾燥硬化させる。しか
る後、粘着剤４ａの付いた偏光板４Ａを前記接着剤６の
硬化面に貼り合わせ、本発明の試験片を作成した。この
場合、従来と同様に、フイルム基板１の表面に直接粘着
剤４ａの付いた偏光板４Ａを貼り合わせた試験片も作成
した。
【００２１】この二つの試験片を、高温高湿（６０度，
９０％ＲＨ）の環境に放置し、１２時間後に、夫々の試
験片の反り量を測定した。この場合の反り量の測定方法
としては、平板に上に試験片を置き、一方の片を押さえ
、この一方の片に対向する対片の両端部Ａ，Ｂにおける
平板からの反り量を測定した。なお、ＰＥＴの切出し角
度は０度、偏光軸は５５度であった。この測定結果を表
１に示す。
９０％ＲＨ）の環境に放置し、１２時間後に、夫々の試
験片の反り量を測定した。この場合の反り量の測定方法
としては、平板に上に試験片を置き、一方の片を押さえ
、この一方の片に対向する対片の両端部Ａ，Ｂにおける
平板からの反り量を測定した。なお、ＰＥＴの切出し角
度は０度、偏光軸は５５度であった。この測定結果を表
１に示す。
【表１】
【００２２】以上の結果から、エポキシ系接着剤を乾燥
硬化して、フイルム基板上に偏光板を貼り合わせた本発
明の試験片は、従来の試験片に比べて、反り量が小さい
ことが判る。
硬化して、フイルム基板上に偏光板を貼り合わせた本発
明の試験片は、従来の試験片に比べて、反り量が小さい
ことが判る。
【００２３】二層の接着剤層は、その内の一層は固形化
する接着剤層であり、他の一層は固形化しない接着剤層
（粘着剤層）であり、後者の粘着剤層は偏光板側の歪み
による力を逃し、固形化する接着剤層は基板と偏光板と
の間に伸縮差が生じさせない働きをしている。
する接着剤層であり、他の一層は固形化しない接着剤層
（粘着剤層）であり、後者の粘着剤層は偏光板側の歪み
による力を逃し、固形化する接着剤層は基板と偏光板と
の間に伸縮差が生じさせない働きをしている。
【００２４】図４は、保護フィルム，偏光フィルム，粘
着剤層を備えた偏光板４Ａ，５Ａと、合成樹脂フィルム
からなる基板１，２との間に、偏光板４Ａ，５Ａと基板
１，２の両者の伸縮差による合力に対して相殺する伸縮
をなしうる透明フィルム８，９を挿入して接着し、温度
・湿度の変化によるフィルム型液晶表示セルの歪みや反
りの発生を阻止するものである。
着剤層を備えた偏光板４Ａ，５Ａと、合成樹脂フィルム
からなる基板１，２との間に、偏光板４Ａ，５Ａと基板
１，２の両者の伸縮差による合力に対して相殺する伸縮
をなしうる透明フィルム８，９を挿入して接着し、温度
・湿度の変化によるフィルム型液晶表示セルの歪みや反
りの発生を阻止するものである。
【００２５】図５において、保護フィルム，偏光フィル
ムからなる偏光板４，５と、基板１，２との間に設けら
れる固形化する接着剤６，７は、防湿特性を持たせたこ
とを特徴とする。この場合、実施例としては、接着剤６
，７は、フィルム基板１，２の全面を覆うよに塗布する
ことにより、フイルム基板であるＰＥＴの表面からの水
分の進入を防ぎ、前記水分の進入によりＰＥＴ自体の膨
潤に起因する歪みを軽減することができる。
ムからなる偏光板４，５と、基板１，２との間に設けら
れる固形化する接着剤６，７は、防湿特性を持たせたこ
とを特徴とする。この場合、実施例としては、接着剤６
，７は、フィルム基板１，２の全面を覆うよに塗布する
ことにより、フイルム基板であるＰＥＴの表面からの水
分の進入を防ぎ、前記水分の進入によりＰＥＴ自体の膨
潤に起因する歪みを軽減することができる。
【００２６】図５における、偏光板４，５の代わりに、
保護フィルム，偏光フィルム，粘着剤層を備えた偏光板
４Ａ，５Ａを使用してもよい。いずれの場合にも、接着
剤層がフイルム基板表面を覆うことにより、フィルム基
板に対する水分の浸入が阻止され、湿度に起因するフィ
ルム型液晶表示セルの歪みや反りの発生を阻止すること
ができる。
保護フィルム，偏光フィルム，粘着剤層を備えた偏光板
４Ａ，５Ａを使用してもよい。いずれの場合にも、接着
剤層がフイルム基板表面を覆うことにより、フィルム基
板に対する水分の浸入が阻止され、湿度に起因するフィ
ルム型液晶表示セルの歪みや反りの発生を阻止すること
ができる。
【００２７】
【発明の効果】本発明の構成により、固形化して一定の
層状を形成した接着剤層を、フィルム基板と偏光板，偏
光反射板との間に設けたことにより、温度・湿度の変化
に起因するフィルム型液晶表示セルの歪み、反りを防止
できる効果を有する。
層状を形成した接着剤層を、フィルム基板と偏光板，偏
光反射板との間に設けたことにより、温度・湿度の変化
に起因するフィルム型液晶表示セルの歪み、反りを防止
できる効果を有する。
【図１】接着剤としてＵＶ硬化型接着剤を使用した本発
明の実施例の概略断面図である。
明の実施例の概略断面図である。
【図２】接着剤として固形化する材料を用いた本発明の
他の実施例の概略断面図である。
他の実施例の概略断面図である。
【図３】粘着剤を備えた偏光板とフィルム基板との間に
接着剤を介在させた本発明の他の実施例の概略断面図で
ある。
接着剤を介在させた本発明の他の実施例の概略断面図で
ある。
【図４】接着剤の代わりに透明フィルムを介在させた実
施例の概略断面図である。
施例の概略断面図である。
【図５】フイルム基板に対する防湿特性を与える接着剤
層を形成した本発明の他の実施例の概略断面図である。
層を形成した本発明の他の実施例の概略断面図である。
【図６】従来のフィルム型液晶表示セルの概略断面図で
ある。〇
ある。〇
１，２ 合成樹脂フィルム基板３
液晶
液晶
Claims (3)
- 【請求項１】 一対の合成樹脂フィルム基板の間に液
晶を充填したフィルム型液晶表示セルにおいて、そのフ
ィルム基板表面に偏光板或いは偏光反射板を接着剤層を
介して接着し、固型化した該接着剤層は前記フィルム基
板と偏光板或いは偏光反射板の伸縮差による変位に影響
されない厚みを備えていることを特徴とするフィルム型
液晶表示セル。 - 【請求項２】 上記偏光板或いは偏光反射板には粘着
剤を備え、該粘着剤を上記接着剤層に接合していること
を特徴とする請求項１記載のフィルム型液晶表示セル。 - 【請求項３】 上記接着剤層はフィルム基板の表面全
面を覆い、防湿特性をもたせたことを特徴とする請求項
１記載のフィルム型液晶表示セル。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP3145896A JPH04368913A (ja) | 1991-06-18 | 1991-06-18 | フイルム型液晶表示セル |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP3145896A JPH04368913A (ja) | 1991-06-18 | 1991-06-18 | フイルム型液晶表示セル |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH04368913A true JPH04368913A (ja) | 1992-12-21 |
Family
ID=15395561
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP3145896A Pending JPH04368913A (ja) | 1991-06-18 | 1991-06-18 | フイルム型液晶表示セル |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH04368913A (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2010525397A (ja) * | 2007-04-20 | 2010-07-22 | ホワイト エレクトロニック デザインズ コーポレイション | ベゼルレスの表示システム |
| EP2769997B1 (en) | 2011-10-21 | 2017-04-26 | Nipponkayaku Kabushikikaisha | Method for producing optical member and use of ultraviolet ray cured resin composition for same |
-
1991
- 1991-06-18 JP JP3145896A patent/JPH04368913A/ja active Pending
Cited By (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2010525397A (ja) * | 2007-04-20 | 2010-07-22 | ホワイト エレクトロニック デザインズ コーポレイション | ベゼルレスの表示システム |
| JP2015135498A (ja) * | 2007-04-20 | 2015-07-27 | ブイアイエイ オプトロニクス ゲゼルシャフト ミット ベシュレンクテル ハフツング | ベゼルレスの表示システム |
| EP2769997B1 (en) | 2011-10-21 | 2017-04-26 | Nipponkayaku Kabushikikaisha | Method for producing optical member and use of ultraviolet ray cured resin composition for same |
| US10179445B2 (en) | 2011-10-21 | 2019-01-15 | Nippon Kayaku Kabushiki Kaisha | Method for producing optical member and use of ultraviolet ray cured resin composition for same |
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| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| A02 | Decision of refusal |
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