JPH0436863B2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPH0436863B2 JPH0436863B2 JP1015602A JP1560289A JPH0436863B2 JP H0436863 B2 JPH0436863 B2 JP H0436863B2 JP 1015602 A JP1015602 A JP 1015602A JP 1560289 A JP1560289 A JP 1560289A JP H0436863 B2 JPH0436863 B2 JP H0436863B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- wire
- guide member
- guide groove
- wire guide
- tip
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
Links
- 230000037431 insertion Effects 0.000 claims description 9
- 238000003780 insertion Methods 0.000 claims description 9
- 239000000919 ceramic Substances 0.000 description 1
- 239000011347 resin Substances 0.000 description 1
- 229920005989 resin Polymers 0.000 description 1
Landscapes
- Impact Printers (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
〔技術分野〕
本発明は、ワイヤ式ドツトプリンタ用ヘツドの
構造に関するものであり、特にワイヤガイド部材
の位置決め取付け装置に関する。
構造に関するものであり、特にワイヤガイド部材
の位置決め取付け装置に関する。
ワイヤ式ドツトプリンタのワイヤノーズ先端に
取付けられるワイヤガイド板は、その正確な位置
決め固定が要求されるにもかかわらずきわめて小
さな部材であるため、寸法に公差の範囲内の誤差
があつても、これらを組付けた場合にはこの差が
大きく作用して、正しく位置決めできなかつた
り、ときには脱落してしまうといつた問題が生じ
る。
取付けられるワイヤガイド板は、その正確な位置
決め固定が要求されるにもかかわらずきわめて小
さな部材であるため、寸法に公差の範囲内の誤差
があつても、これらを組付けた場合にはこの差が
大きく作用して、正しく位置決めできなかつた
り、ときには脱落してしまうといつた問題が生じ
る。
本発明はこのような問題に鑑みてなされたもの
であつて、その目的とするところは、ワイヤガイ
ド部材を正確に位置決めし、かつ確実に固定する
ことのできる簡単な装置を提供することにある。
であつて、その目的とするところは、ワイヤガイ
ド部材を正確に位置決めし、かつ確実に固定する
ことのできる簡単な装置を提供することにある。
[課題を解決するための手段]
本発明によるワイヤ式ドツトプリンタ用ヘツド
は、先端近傍にプリントワイヤの動作方向と直交
する方向の案内溝が設けられたノーズ部と、プリ
ントワイヤの先端部をガイドする複数の穴が設け
られ案内溝に相対する側面にはこの案内溝と当接
する微小な突起が形成され案内溝に挿入止着され
るワイヤガイド部材とを備え、このワイヤガイド
部材の前記の案内溝を構成するノーズ部先端側の
底面は前記の挿入方向に突出し、前記の底面はワ
イヤガイド部材の挿入方向に向けて開口されてい
ることを特徴とするものである。
は、先端近傍にプリントワイヤの動作方向と直交
する方向の案内溝が設けられたノーズ部と、プリ
ントワイヤの先端部をガイドする複数の穴が設け
られ案内溝に相対する側面にはこの案内溝と当接
する微小な突起が形成され案内溝に挿入止着され
るワイヤガイド部材とを備え、このワイヤガイド
部材の前記の案内溝を構成するノーズ部先端側の
底面は前記の挿入方向に突出し、前記の底面はワ
イヤガイド部材の挿入方向に向けて開口されてい
ることを特徴とするものである。
[実施例]
そこで以下に本発明の詳細を図示した実施例に
基づいて説明する。
基づいて説明する。
図面は、ワイヤ式ドツトプリンタのワイヤガイ
ド部材に適用された本発明の一実施例を示したも
のであつて、図中符号1は例えば特公昭58−
35475号公報等に示されているようなワイヤ式ド
ツトプリンタのノーズ部で、ここには電磁駆動機
構によつて駆動される多数のプリントワイヤを順
次整列させる数段のガイド板2,2が設けられ、
またその下端内面には、後述するワイヤガイド部
材4を一側から装着するための案内溝3,3が凹
設されている。
ド部材に適用された本発明の一実施例を示したも
のであつて、図中符号1は例えば特公昭58−
35475号公報等に示されているようなワイヤ式ド
ツトプリンタのノーズ部で、ここには電磁駆動機
構によつて駆動される多数のプリントワイヤを順
次整列させる数段のガイド板2,2が設けられ、
またその下端内面には、後述するワイヤガイド部
材4を一側から装着するための案内溝3,3が凹
設されている。
4は本発明の特徴部分をなすワイヤガイド部材
で、このワイヤガイド部材4は、樹脂等よりなる
ソール板5と、その上に載置される耐摩耗性に富
んだセラミツク板6と、これをソール板5上に保
持する樹脂等よりなる押え板7とによつて3層に
構成されたものであるが、さらに、このソール板
5の両側面には、略円錐状の小さな突起8,8が
一体的に突出形成されていて、上記した案内溝3
の底面に接触するように構成されている。また、
第1図に見られるように、案内溝3を構成する底
面と両側面は、ワイヤガイド部材4が挿入される
方向に張り出しており、この底面には、ワイヤガ
イド部材4の挿入方向に向く開口が設けられてい
る。
で、このワイヤガイド部材4は、樹脂等よりなる
ソール板5と、その上に載置される耐摩耗性に富
んだセラミツク板6と、これをソール板5上に保
持する樹脂等よりなる押え板7とによつて3層に
構成されたものであるが、さらに、このソール板
5の両側面には、略円錐状の小さな突起8,8が
一体的に突出形成されていて、上記した案内溝3
の底面に接触するように構成されている。また、
第1図に見られるように、案内溝3を構成する底
面と両側面は、ワイヤガイド部材4が挿入される
方向に張り出しており、この底面には、ワイヤガ
イド部材4の挿入方向に向く開口が設けられてい
る。
なお、図中符号5a,6a,7aは各板5,
6,7面に穿設されたワイヤガイド孔、5bはソ
ール板5上に設けたダボをそれぞれ示している。
6,7面に穿設されたワイヤガイド孔、5bはソ
ール板5上に設けたダボをそれぞれ示している。
したがつて、ソール板5とセラミツク板6と押
え板7とからなるこのワイヤガイド部材4をノー
ズ部1の下端に設けた溝3に一側から挿入してゆ
くと、ソール板5の両側に設けた突起8は、第2
図に見られるように案内溝3とソール板5との間
で挿入方向後方に屈曲し、ソール板5と案内溝3
との間に生じる公差の範囲内の隙間を埋めると同
時に、そのクサビ作用によつてワイヤガイド4の
脱落を防ぐ。また、案内溝3を構成する底面と両
側面は、ワイヤガイド部材4が挿入される方向に
張り出しており、ワイヤガイド部材を案内溝3に
セツトする際には、ワイヤガイド部材4の先端を
この張り出した部分に乗せた後に溝の方向に押し
込めばよい。
え板7とからなるこのワイヤガイド部材4をノー
ズ部1の下端に設けた溝3に一側から挿入してゆ
くと、ソール板5の両側に設けた突起8は、第2
図に見られるように案内溝3とソール板5との間
で挿入方向後方に屈曲し、ソール板5と案内溝3
との間に生じる公差の範囲内の隙間を埋めると同
時に、そのクサビ作用によつてワイヤガイド4の
脱落を防ぐ。また、案内溝3を構成する底面と両
側面は、ワイヤガイド部材4が挿入される方向に
張り出しており、ワイヤガイド部材を案内溝3に
セツトする際には、ワイヤガイド部材4の先端を
この張り出した部分に乗せた後に溝の方向に押し
込めばよい。
[発明の効果]
本発明によれば、ワイヤガイド部材の前記の案
内溝を構成するノーズ部先端側の底面は前記の挿
入方向に突出し、前記の底面はワイヤガイド部材
の挿入方向に向けて開口されており、ワイヤガイ
ド部材の先端をこの張り出した部分に乗せた後そ
のまま溝の方向に押し込むだけでワイヤガイド部
材をノーズ部に止着することができ、プリントワ
イヤの先端部をガイドするワイヤガイド部材の装
着作業が極めて容易で確実に行えるようになつ
た。
内溝を構成するノーズ部先端側の底面は前記の挿
入方向に突出し、前記の底面はワイヤガイド部材
の挿入方向に向けて開口されており、ワイヤガイ
ド部材の先端をこの張り出した部分に乗せた後そ
のまま溝の方向に押し込むだけでワイヤガイド部
材をノーズ部に止着することができ、プリントワ
イヤの先端部をガイドするワイヤガイド部材の装
着作業が極めて容易で確実に行えるようになつ
た。
また、溝の底面はガイド部材の挿入方向に開口
しているので、ワイヤガイド部材の表面はインク
リボンに対し露出しており、プリントワイヤをイ
ンクリボンにより近い位置でガイドできるので、
プリントワイヤを高い位置精度でガイドすること
ができる。
しているので、ワイヤガイド部材の表面はインク
リボンに対し露出しており、プリントワイヤをイ
ンクリボンにより近い位置でガイドできるので、
プリントワイヤを高い位置精度でガイドすること
ができる。
さらに、ワイヤガイド部材の案内溝に相対する
側面にはこの案内溝と当接する微小な突起が形成
されており、案内溝とワイヤガイド部材間に多少
の隙間が存在してもこの突起が押しつぶされてこ
の隙間を埋めるのでワイヤガイド部材を正確に位
置決めでき、ワイヤガイド部材を挿入する際に生
じた突起の変形によるクサビ作用により他の固定
用の部材を用いなくてもワイヤガイド部材をノー
ズ部材先端に強固に止着することができる。
側面にはこの案内溝と当接する微小な突起が形成
されており、案内溝とワイヤガイド部材間に多少
の隙間が存在してもこの突起が押しつぶされてこ
の隙間を埋めるのでワイヤガイド部材を正確に位
置決めでき、ワイヤガイド部材を挿入する際に生
じた突起の変形によるクサビ作用により他の固定
用の部材を用いなくてもワイヤガイド部材をノー
ズ部材先端に強固に止着することができる。
第1図は本発明の一実施例を示す装置の分解斜
視図、第2図はワイヤガイド部材の装着状態を示
す下面図。 1……ノーズ部、3……案内溝、4……ワイヤ
ガイド部材、5……ソール板、8……略円錐状突
起。
視図、第2図はワイヤガイド部材の装着状態を示
す下面図。 1……ノーズ部、3……案内溝、4……ワイヤ
ガイド部材、5……ソール板、8……略円錐状突
起。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1 プリントワイヤの先端でインクリボンを介し
て印字紙を打撃し印刷するワイヤ式ドツトプリン
タ用ヘツドにおいて、 先端近傍に前記プリントワイヤの動作方向と直
交する方向の案内溝が設けられたノーズ部と、 前記プリントワイヤの先端部をガイドする複数
の穴が設けられ、前記案内溝に相対する側面には
前記案内溝と当接する微小な突起が形成され、前
記案内溝に挿入止着されるワイヤガイド部材とを
備え、 該ワイヤガイド部材の前記案内溝を構成する前
記ノーズ部先端側の底面は前記挿入方向に突出
し、前記底面は前記ワイヤガイド部材の挿入方向
に向けて開口されていることを特徴とするワイヤ
式ドツトプリンタ用ヘツド。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1560289A JPH02528A (ja) | 1989-01-25 | 1989-01-25 | ワイヤ式ドットプリンタ用ヘッド |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1560289A JPH02528A (ja) | 1989-01-25 | 1989-01-25 | ワイヤ式ドットプリンタ用ヘッド |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH02528A JPH02528A (ja) | 1990-01-05 |
JPH0436863B2 true JPH0436863B2 (ja) | 1992-06-17 |
Family
ID=11893270
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1560289A Granted JPH02528A (ja) | 1989-01-25 | 1989-01-25 | ワイヤ式ドットプリンタ用ヘッド |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH02528A (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP3024663B2 (ja) * | 1991-08-29 | 2000-03-21 | セイコーエプソン株式会社 | インパクトドットプリンタ |
Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5544894A (en) * | 1978-09-11 | 1980-03-29 | Honeywell Inf Systems | Printing head |
Family Cites Families (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS58104653U (ja) * | 1982-01-08 | 1983-07-16 | 沖電気工業株式会社 | ドツト印字ヘツド |
-
1989
- 1989-01-25 JP JP1560289A patent/JPH02528A/ja active Granted
Patent Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5544894A (en) * | 1978-09-11 | 1980-03-29 | Honeywell Inf Systems | Printing head |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH02528A (ja) | 1990-01-05 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
EXPY | Cancellation because of completion of term |