JPH0436740A - インスタント写真装置の収納装置 - Google Patents

インスタント写真装置の収納装置

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Publication number
JPH0436740A
JPH0436740A JP14378490A JP14378490A JPH0436740A JP H0436740 A JPH0436740 A JP H0436740A JP 14378490 A JP14378490 A JP 14378490A JP 14378490 A JP14378490 A JP 14378490A JP H0436740 A JPH0436740 A JP H0436740A
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JP
Japan
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negative film
positive
negative
bonded body
sensor
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Pending
Application number
JP14378490A
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English (en)
Inventor
Takashi Seto
隆 瀬戸
Hidemune Ootake
英宗 大嶽
Kazuyoshi Matsumoto
和悦 松本
Yoshiyumi Tamiya
田宮 義弓
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Ricoh Co Ltd
Original Assignee
Ricoh Co Ltd
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Publication date
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  • Cameras Adapted For Combination With Other Photographic Or Optical Apparatuses (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明はピールアパート式のインスタント写真装置から
送り出される現像剤延展後のネガフィルムとポジシート
の接合体を収納するインスタント写真装置の収納装置に
関し、より詳細には、複数の接合体を収納でき、利便性
を向上させたインスタント写真装置の収納装置に関する
〔従来の技術〕
従来、ピールアパート式のインスタント写真装置では、
ネガフィルムを露光し、ポジシートと重ね合わせてポッ
ト内に封入されている現像剤を延展し、その状態でしば
らく放置することにより、現像プロセスが実行され、そ
の後、ネガフィルムを剥離することにより、画像形成を
終了する。
この現像プロセスにおいて、ネガフィルムの感光面上の
未露光のハロゲン化銀に光が当たっても画像に影響が出
なくなる時間(現像時間の約半分もしくはそれ以下、約
30秒から40秒)経過するまでは、現像プロセス中の
ネガフィルムに光を当てないようにする必要があるため
、通常、暗所で現像プロセスを実施するか、もしくは明
所に出しておけるようにポジシートの裏面に遮光層(黒
色)を設けるか、或いは、ポジシートがOHP用に透明
なシートの場合には現像剤中にカーボンを分散させて遮
光を行う等の措置がなされていた。
ところが、ポジシートの裏面に黒色の遮光層を設けた場
合、裏面への加筆性及び裏面の見栄えを良くするために
、黒色層の上に更に白色層をコーティングしているため
、裏面の色が明灰色となりきれいでないという不都合が
あった。また、ポジシートの厚さを薄くすると、裏面の
黒色が受像面に透けて見え、受像面の画像が全体として
色の沈んだものとなるため、ポジシートを厚くする必要
があるという不都合もある。更に、ポジシートのコーテ
ィングが増す分コストが上昇するとともにg)1湿によ
るカールに対する処置等、製造工程も煩雑になるという
不都合もあった。
また、現像剤にカーボンを分散させたものではカーボン
により色再現性が悪くなるとともに、製造上もカーボン
を均一に分散させる必要があり製造工程が煩雑になって
いる。
また、特公昭63−289550号公報には、ポジシー
トの裏側に剥離可能な遮光紙を貼付する方法が開示され
ているが、予めポジシートの裏面に遮光紙を貼付する必
要があるため、サプライのコストが高くなるという問題
点や、現像終了後にポジシートの裏側の遮光紙を剥離す
る作業が増えるという不都合があった。
このため、このようなサプライに遮光性をもたせた場合
の不具合を回避するものとして、インスタント写真装置
の収納装置が開発されている。従来のインスタント写真
装置の収納装置としては、例えば、現像ローラの下流に
現像剤延展後のネガフィルムとポジシートの接合体を収
納する暗箱(収納装置)を設け、該暗箱内に現像時間が
終了するまで接合体を保管するようにしたものや、或い
は、特開昭64−26829号公報に示されるように複
数の排出トレイを設け、複数の接合体の収納及び排出を
それぞれの接合体の現像時間に基づいてランダムに行え
るようにしたエレベータ−式排出装置等がある。
〔発明が解決しようとする課題〕
しかしなから、従来のインスタント写真装置の収納装置
によれば、例えば、暗箱内に現像時間が終了するまで接
合体を保管する方法では、収納装置(暗箱)内に接合体
を1枚だけしか収納することができないため、現像時間
が終了するまで暗箱が専有され、連続してコピー(複写
)を行うことができず、インスタント写真装置本体の複
写処理速度が低下するという問題点があった。また、特
開開64−26829号公報では、排出トレイの数だけ
連続して複写処理を実行することができるものの、収納
及び排出の制御機構や、複数の排出トレイの上下機構等
を設ける必要があるため、構成が複雑になりインスタン
ト写真装置自体のコスト上昇を招くという問題点や、遮
光手段が設けられていないため、遮光が不充分であると
いう問題点もあった。また、〜収納された複数の接合体
の各々の現像時間を個別に管理しなければならないため
、制御が複雑になるという問題点もあった。
本発明は上記に鑑みてなされたものであって、簡単な構
成で複数枚の接合体を完全に遮光した状態で収納でき、
且つ、簡単な制御で現像時間に合わせて各々の接合体を
排出できることを目的とする。
〔課題を解決するための手段〕
本発明は上記の目的を達成するため、ピールアパート式
のインスタント写真装置から送り出される現像剤延展後
のネガフィルムとポジシートの接合体を収納するインス
タント写真装置の収納装置において、現像剤延展後のネ
ガフィルムとポジシートの接合体を収納する収納部を、
放射状、且つ、回転可能に複数個配設した回転収納手段
と、回転収納手段からネガフィルムとポジシートの接合
体を取り出すための取出口を除いて、回転収納手段の収
納部内部に外光が照射しないように遮光する遮光手段と
、接合体の種類に基づいて、回転収納手段の回転タイミ
ングを制御する制御手段とを備えたインスタント写真装
置の収納装置を提供するものである。
また、前述した構成において、制御手段が、インスタン
ト写真装置から送り一出された接合体を、接合体の現像
時間に相当する時間をかけて、取出口の位置まで搬送す
るように回転タイミングを制御するインスタント写真装
置の収納装置を提供するものである。
更に、他の構成として、ピールアパート式のインスタン
ト写真装置から送り出される現像剤延展後のネガフィル
ムとポジシートの接合体を収納するインスタント写真装
置の収納装置において、現像剤延展後のネガフィルムと
ポジシートの接合体を収納する収納部を、放射状、且つ
、回転可能に複数個配設した回転収納手段と、回転収納
手段からネガフィルムとポジシートの接合体を取り出す
ための取出口を除いて、回転収納手段の収納部内部に外
光が照射しないように遮光する遮光手段とを備え、接合
体を収納する搬入口及び取出口を各々1つずつ有し、且
つ、時計回り及び反時計回りの搬入口と取出口との角度
比が所定の2種類の現像時間の異なる接合体の現像時間
比と一致する位置に取出口を配置したインスタント写真
装置の収納装置を提供するものである。
また、前述した構成において、接合体の種類に基づいて
、回転収納手段の回転方向を、時計回り或いは反時計回
りに制御する制御手段を備えたインスタント写真装置の
収納装置を提供するものである。
〔作用〕
本発明のインスタント写真装置の収納装置において、現
像剤延展後のネガフィルムとポジシートの接合体は、イ
ンスタント写真装置本体の排出口から回転収納手段の放
射状に配設された収納部の1つに排出される。制御手段
は収納部に接合体が収納されると、接合体の種類に基づ
いて、回転収納手段を所定の回転タイミングで回転させ
る。このとき、該接合体は遮光手段によって遮光された
状態で取出口に回転搬送される。
或いは、現像剤延展後のネガフィルムとポジシートの接
合体は、インスタント写真装置本体の排出口から回転収
納手段の放射状に配設された収納部の1つに排出される
。制御手段は収納部に接合体が収納されると、接合体の
種類に基づいて、回転収納手段を時計回り或いは反時計
回りで回転させる。このとき、該接合体は遮光手段によ
って遮光された状態で取出口に回転搬送される。
〔実施例〕
以下、本発明のインスタント写真装置の収納装置の第1
の実施例、及び2本発明の収納装置を適用するインスタ
ント写真装置を図面に基づいて、■回転ソータユニット
(本発明の収納装置)の構成、■ポジシートアッセンブ
リーの構成9■ネガフイルム及びネガフィルムカートリ
ッジの構成、■装置全体の構成、■概略ブロック図、■
駆動系の役割及びレイアウト、■各センサの役割及びレ
イアウト■操作部、■制御回路の構成、■制御部の制御
動作(スタンド写真装置本体の制御動作)、■制御部の
制御動作(回転ソータユニットの制御動作)の順に説明
する。尚、第1の実施例では、収納装置の構成を簡単に
するために、収納装置の制御をインスタント写真装置本
体の制御部で合わせて行う構成とするが、収納装置が制
御部(制御手段)を備えたことと何ら変わりはないもの
である。
■回転ソータユニット(本発明の収納装置)の構成 第1図(a)、 (b)を参照して、本発明の収納装置
である回転ソータユニット100の構成を説明する。
回転ソータユニット100は、インスタント写真装置本
体300と別体として設けられ、同図(a)に示すよう
に、ネガフィルムとポジシートの接合体(以下、ネガ・
ポジ接合体と記載する)の排出口近傍に配置される。
回転ソータユニット100は、大別して、ドラム形状の
遮光用ハウジング101と、遮光用ハウジング101の
内部に遮光用ハウジング101と同軸で回転自在に収納
されたロータ102と、所定の現像時間が終了してロー
タ102から排出されたネガ・ポジ接合体を収納する排
出トレイ103と、遮光用ハウジング101及び排出ト
レイ103を取り付けた固定ハウジング104とから構
成される。
ロータ102は、図示の如く、隔壁105によって複数
のビン(収納部)106に仕切られており、図示しない
モータ、ギア等を介して一方向に間欠的に回転駆動され
る。
遮光用ハウジング101は、ロータ102のビン106
に収納されたネガ・ポジ接合体に外光が照射しないよう
に遮光するものであり、インスタント写真装置本体30
0から排出されてきたネガ・ポジ接合体をロータ102
の所定のビン106に1枚ずつ搬入するローラ対107
と、ビン106に収納されていたネガ・ポジ接合体を排
出トレイ103に排出するための開口部(取出口)10
8とを備え、開口部108を除いてロータ102のビン
106内に外光が照射しない構成となっている。尚、セ
ンサS25は、ビン106内のネガ・ポジ接合体が開口
部108において、排出トレイ103に排出されたか否
かを検知するセンサである。第1の実施例では、開口部
108の大きさをビン106より小さくして、ロータ1
02が停止している状態で、開口部108に1つのビン
106だけが位置するようにする。
固定ハウジング104は、回転ソータユニ・ノド100
の土台部分を形成し、インスタント写真装置本体300
と連結した際に、インスタント写真装置の現像ローラ3
25a、325bから送出されるネガ・ポジ接合体の遮
光状態を保ちなからローラ対107に導くガイド板対1
09と、ネガ・ポジ接合体をビン106内部に完全に収
納するためにローラ対107の駆動及び停止タイミング
を制御するためのセンサS24とを備えている。
更に、同図(b)に示すように、遮光用ハウジング10
1の側面には、ロータ102の複数のビン106に対応
する位置に、ビン106内にネガ・ポジ接合体が収納さ
れているか否かを表示するLEDIIOが配設されてい
る。このビン106内にネガ・ポジ接合体が収納されて
いるか否かは、例えば、各ビン106毎にネガ・ポジ接
合体有無有無センサを設けて検知しても良く、特に限定
するものではない。本実施例では、回転ソータユニット
100の各ビン106におけるネガ・ポジ接合体の有無
を第1図(C)に示す方法によって、ソフトウェアを用
いて判別する。
先ず、回転ソータユニッ)100のビン数(本実施例で
は、16ビン)に応じて、16ビツトのシフトレジスタ
を用意する。ここで、回転ソータユニット100の収納
口(ローラ対107の位置)に位置するビン106から
開口部108までの各ビン106をシフトレジスタの第
1ビツト(最下位ビット)から反時計方向で順に対応さ
せる。従って、開口部108に位置するビン106は、
シフトレジスタの第13ビツト(以下、取出口ビットと
記す)に対応する。そして、ビン106内にネガ・ポジ
接合体が存在するときには対応するビットを「1」にセ
ットし、存在しないときにはそれぞれ「0」にセットす
る。
第1図(C)の111は回転ソータユニット100に1
枚目のネガ・ポジ接合体が収納された直後の状態を示し
、収納口に対応する第1ビツトが「1」にセットされる
。この収納口にビン106にネガ・ポジ接合体が収納さ
れたか否かは、前述したセンサ324の検知信号を用い
て判定する。
112は回転ソータユニット100のロータ102が1
ビン相当分だけ回転したときのシフトレジスタの状態を
示し、112の状態からシフトレジスタを左に1つだけ
シフトすることにより、ネガ・ポジ接合体を有するビン
106の位置に対応して1にセットされたビットが移動
する。
113は112の状態から更にロータ102が1ビン相
当分だけ回転したときのシフトレジスタの状態を示す。
114は2枚目のネガ・ポジ接合体が収納口のビン10
6に収納された状態を示し、(1)と同様にシフトレジ
スタの第1ビツトに「1」がセットされる。
このようにして、回転ソータユニット100の各ビン1
06内のネガ・ポジ接合体の有無と、シフトレジスタの
各ビットの「1」及び「0」がそれぞれ対応する。
次に、シフトレジスタのシフトが進み、115で示すよ
うに、取出口ビットの位置が「1」にセットされた場合
、換言すれば、ネガ・ポジ接合体が開口部108まで回
転・搬送された場合について説明する。尚、詳細は後述
するが本実施例では開口部108の位置に搬送されたネ
ガ・ポジ接合体がビン106から排出トレイ103へ落
下して完全に排出されるまで、インスタント写真装置本
体300の複写操作及びロータ102の回転を禁止する
。ここで、ネガ・ポジ接合体が完全に排出されたか否か
は、開口部108に設けたセンサS25によって判別す
る。
センサS25を介して、ネガ・ポジ接合体の排出が検知
されたら、116に示すように取出口ビットを「0」に
セットする。この取出口ビット「0」によって前述した
インスタント写真装置本体300の複写操作及びロータ
102の回転禁止が解除される。
尚、回転ソータユニット100の動作については、後述
する■制御部の制御動作(回転ソータユニットの制御動
作)で詳細に記載するが、説明を分かりやす(するため
にその概略動作を以下に述べる。
現像ローラ325a、325bによって現像剤を延展さ
れたネガ・ポジ接合体(詳細は後述する)は、現像ロー
ラ325a、325bの回転にともなって、ガイド板対
109に沿って回転ソータユニット100側へ排出され
、ローラ対107によって1枚ずつビン106に搬入さ
れる。ビン106を有するロータ102は7.5秒おき
に、ビン1個に相当する角度分(本実施例では、22.
5°)だけ反時計方向に回転する。搬入位置(即ち、ロ
ーラ対107の位置)からビン12個分(270’ )
  回転した所に開口部108が設けられており、ネガ
・ポジ接合体はピン12個分回転した後、開口部108
から排出トレイ103へ自重によって滑り落ちて排出さ
れる。換言すれば、90秒(7,5秒×12回転)経過
したところで、開口部108から排出トレイ103へ排
出される。このときの排出までの経過時間90秒がポジ
シートとして通常の印画紙を用いた場合の現像時間に相
当する。また、ポジシートとしてOHP用の透明紙を用
いた場合には、現像時間が240秒であるため、ロータ
102を20秒おきに回転させることにより、ピン12
個分回転した時点でOHP用の透明紙の現像時間240
秒になるように制御し、排出トレイ103上に現像の終
了したネガ・ポジ接合体を排出する構成である。
■ポジシートアッセンブリーの構成 本実施例では、ポジシート(受像シート)に現像剤を封
入したポンドや、延展後の余剰現像剤を留めて置くトラ
ップマスク等の付属部品を付設してポジシートアッセン
ブリーとして使用する。
第2図(a)、 (b)、 (C)は、ポジシートアッ
センブリー200の構成を示し、ポジシートアッセンブ
リー200は、ポジシート201の受像面側の先端部に
貼り付けられた黒色のリーダー202と、現像剤′20
3aを収納してリーダー202の上に貼り付けられたボ
ッド203と、ポジシート201の画像領域(同図(a
)のaXbの領域)の端部の画像を良好なものにするた
めに配設された先端マスク2042両サイドマスク20
5.及び、トラップマスク206と、両サイドマスク2
05上に貼り付けられたレール部材207とから構成さ
れる。
詳細は後述するが、ポンド203から流出した現像剤2
03aは、レール部材207及び両サイドマスク205
の厚さとほぼ同一の厚みで均一にポジシート201上に
延展できる構成である。
現像剤203aは、画像領域後端まで充分に行き渡るよ
うに、画像形成に必要な量よりも多くボッド203中に
内封されている。余分な現像剤203aは画像領域後端
まで均一に延展した後、トラップマスク206(第2図
(a)のDの部分)と後述するネガフィルム210(第
2図(d)のD′の部分)との間に溜められる。これに
よって余分な現像剤203aが装置内部にはみ出して現
像ローラ及び搬送路等に付着して汚損するのを防止して
いる。
リーダー202には、ポジシートの種類(例えば、印画
紙タイプ、透明紙タイプ等)を示すポジシート種類識別
コードが3つのマーク部Ml、M2゜M3によって形成
されている。具体的には、マーク部MLM2.M3は、
例えば、パンチ等によって穴を設けて、該大の有無の組
み合せによってポジシート種類識別コードを形成するか
、或いは、リーダー202と反射率の異なる印刷等で形
成しても良い。本実施例では、パンチによってマーク部
Ml、M2.M3を形成する。前述したようにリーダー
202の上にボッド203を貼り付けた構成であるため
、第2図(C)に示すように、マーク部MIM2.M3
を穴をりとした場合、この穴の部分はボッド203によ
って覆われることになる。従って、リーダー202の色
を黒色としてボンド203の色(通常は白色系)と対比
させて検知精度を向上させている。
■ネガフィルム及びネガフィルムカートリッジの構成 本実施例では、第2図(イ)、 (e)、 (f)に示
すように、ロール状に巻かれたネガフィルム210を用
いる。
ネガフィルム210は、長尺(例えば、36枚分撮影可
能)の感光性帯状材から成り、潜像形成面(感光面)内
側にしてロール状に巻かれて、第2図(匂に示すように
、ネガフィルムカートリッジ211に収納される。
ネガフィルムカートリッジ211は、ロール状ネガフィ
ルム210を包含する円筒形状に樹脂成形されており、
成形及びネガフィルム210の装填が容易に行なえるよ
うにするため、軸線を含み平面に2分割された構成であ
る。
同図(g)、Ch)に示すように、分割されたネガフィ
ルムカートリッジ(上容器211a及び下容器211b
)の分割部分には、それぞれ結合のための嵌合部212
及び213と、ネガフィルム210を繰り出すためのネ
ガ誘導部214及びネガ繰出部215とが形成されてい
る。嵌合部212及び213は、嵌合部212が嵌合部
213を覆い包む形で形成され、外乱光が進入してネガ
フィルム210が感光するのを防ぐ。同様に、ネガ繰出
部215からの外乱光を防ぐため、ネガ誘導部214の
内側に一端を上容器211aに貼り付けされ、他端を自
身の弾性力でネガフィルム210に接触した遮光用弾性
部材(例えば、マイラーに植毛布を貼り付けしたもの)
216が配設されている。
ネガフィルムカートリッジ211にネガフィルム210
を収納する際は、下容器211bを設置し、その中にロ
ール状のネガフィルム210の先端部がネガ繰出部21
5から数mm程度外側にでるように載置する。その後、
上容器211aを被せて、嵌合部212及び213を嵌
合させて、上下容器211a、211bの結合を行う。
上下容器211a、211bの結合は、上記の方式に限
らず、例えば、ネジ、或いは、熱シール等を用いても良
い。尚、下容器211b下部にはネガフィルムカートリ
ッジ211を装置本体の定位置に確実に装着するための
足217が設けられている。
また、容器211aの側面には、ネガフィルム210の
種類等を示すマーク部M4. M5. M6(ネガフィ
ルム種類識別コード)が配設されている。
ところで、ネガフィルム210の表面は感光性を有する
が、裏面からの外光(照射)に対しては遮光性を有する
。ロール状のネガフィルム210は明室(半暗室)で、
同図(e)に示す状態でネガフィルムカートリッジ21
1に装填されるため、斜線で示す領域(長尺フィルムの
先端部と後端部)は感光される。他の領域は密着巻きで
あれば感光されない。感光された領域は潜像(画像)形
成が行えずその分無駄となる。ネガフィルム210は銀
塩を用いているため高価でありこの部分の無駄は無視で
きない。このため、本実施例では同図(f)に示すよう
に、長尺のネガフィルム210の先端と後端に、少なく
ともネガフィルムカートリッジ211の内周長さ以上の
ネガフィルム裏面遮光紙(安価な材料)からなる先端部
218及び後端部219を貼り付けである。従って、こ
れにより、先端及び後端部が感光されるのを防止でき、
且つ、ネガフィルム210を安価に構成できる。
尚、ネガ誘導部214には、同図(ハ)に示すように、
ネガフィルム210を引き出す引出しローラ対312a
、312bと嵌合する切欠部220が設けられており、
ネガフィルムカートリッジ211を装置本体に装着した
際に、引出しローラ対312a、312bによってネガ
フィルム210が確実にニップされる構成となっている
■装置全体の構成及び動作 第3図はピールアパート式インスタント写真フィルムを
用いるインスタント写真装置本体300の全体構成を示
し、大別して、原稿面を走査しなから照明光を照射し、
所定位置(露光面)に結像させる光学系ユニット301
と、該所定位置にネガフィルム210を搬送・露光させ
、更に、ポジシートアッセンブリー200と位置合わせ
して重ね、その間に現像剤を延展させ、ポジシートアッ
センブリー200に画像を転写形成する搬送ユニット3
02とから構成される。
光学系ユニット301は、コンタクトガラス303と、
第1ミラー及び光源からなる第1走行体304と、第2
ミラー及び第3ミラーからなる第2走行体305と、レ
ンズ306.第4ミラ、及び、第5ミラーからなる第3
走行体307と、第6ミラー308とから構成される。
ここで、第1走行体304に含まれる光源には蛍光灯3
73(詳細は後述する)が用いられ、コンタクトガラス
303に下向きに置かれた原稿をコンタクトガラス30
3と平行に走査しなから照射する。このとき第2走行体
305が第1走行体304の1/2の速度で同方向に走
査されることにより、光路長が一定に保たれている。
また、レンズ306及び第3走行体307の移動によっ
て、変倍時の倍率及び共役長の調整を行う構成である。
原稿反射光は、図示の如く、第1.第2.及び。
第3ミラーで反射され、更に、レンズ3o6.第4、第
5.第6ミラーを経て、露光位置Aでスリット露光され
る。
搬送ユニット302は、感光性のネガロールフィルム(
ネガフィルム210)繰出部と、繰り出されたネガフィ
ルム210をカットするネガフィルムカッタ部と、ネガ
フィルム210を搬送・露光するネガフィルム搬送・露
光部と、ポジシートアッセンブリー搬送部と、現像部と
から構成される。
以下、ネガフィルム21O(図示せず)の搬送動作を説
明して、ネガロールフィルム繰出部、ネガフィルムカッ
タ部、ネガフィルム搬送・露光部の構成を詳細に示す。
ネガフィルムカートリッジ211内にロール状に収納さ
れたネガフィルム210は、引き出しローラ対312a
、312bにより、回転刃313a及び固定刃313b
の間を通過してガイド板314上に搬送され、中間ロー
ラ対315a。
315bに送られる。搬送されたネガフィルム210の
先端が露光位置AのセンサS1により検知された時(或
いは、検知してから所定時間後)第1走行体304及び
第2走行体305が走査を開始し、ネガフィルム210
が中間ローラ対315a、315bにニップされてから
、ガイド板314上の露光位置Aで露光・潜像形成が実
行される。
ここで、露光・潜像形成時のネガフィルム210の搬送
速度をVW、第1走行体304の走行速度をVI、コピ
ー(複写)倍率をmとしたすると、ネガフィルム210
の搬送速度■8は、V、= V、x  1/m の関係で制御される。
露光位置Aはスリット領域にわたりフラット面であり、
且つ、引き出しローラ対312a。
312 b、及び、中間ローラ対315a、315bの
ニップ高さと同−或いはそれより高く設けられている。
更に、中間ローラ対315a、315bと引き出しロー
ラ対312a、312bの周速はほぼ同一で、ネガフィ
ルム210がセンサS1により検知されてから所定時間
後(中間ローラ対315a、315bにニップされた後
、若しくは、露光が開始されるタイミング)、引き出し
ローラ対312a、312bの駆動が停止され、適当な
負荷を持ってフリーとなる。この結果、ネガフィルム2
10を露光位置A上で引っ張り気味に、且つ、ガイド板
314上に密着された状態で搬送することができ、ネガ
フィルム210面上までの光路長と搬送速度を一定に保
つことができる。
一定長にわたり露光・潜像形成されたネガフィルム21
0は一旦停止され、その後、回転刃313aが固定刃3
13bに接触しなから回転することにより、シート状に
切断される。上記ネガフィルム210の停止タイミング
はセンサS1がネガフィルム210の先端を検知してか
らの時間tをカウントすることにより決定される。
従って、切断されたネガフィルム210の後端部は露光
・潜像形成が行われない(換言すれば、露光・潜像形成
が行えない)。具体的には、少なくとも露光位置Aから
固定刃313bの先端まで距離(この距離をGとする)
以上に相当するネガフィルム210の後端部分が未使用
状態、即ち、不必要に浪費される部分となる。このため
、この距NGが、ポジシートアシセンブリ−200の後
端部からポジシート201上に転写される画像部後端ま
での距離D’(第2図(d)参照)よりも小さくなるよ
う、露光位1lIfAとカッター(回転刃313a及び
固定刃313b)を配置し、ネガフィルム210の画像
形成に利用されない不必要な部分(後端部)の浪費を少
なくすることができる。
同様に、切断されたネガフィルム210の先端部も、少
なくとも露光位置Aから中間ローラ対315a、315
bまでの距離(この距離をHとする)以上の長さにわた
って露光・潜像形成が行えないが、距離Hが、ネガフィ
ルム210の先端部からネガフィルム210上に作像さ
れる潜像部先端までの距離C“(第2図(切参照)より
も小さくなるように露光位置Aと中間ローラ対315a
315bを配置すればネガフィルム21Of7)浪費を
少なくすることができる。
更に、前述したように露光が完全に終了した後、不ガフ
、イルム210を切断することにより、例えば、露光中
に切断する場合と比較して、切断の衝撃による搬送速度
の変化等を避けることができ、安定的な搬送を行える。
切断されたネガフィルム210は、ローラ対316a、
316b、及び、ガイド部材317により約180°方
向転換された後、ガイド板318a、3]8bによって
導かれ、更に、ローラ320によって、その先端部分が
ローラ対321 (ここでは、停止状態)に突き当たる
まで搬送される。
次に、ポジシートアッセンブリー200の搬送動作を説
明して、ポジシートアッセンブリー搬送部の構成を詳細
に示す。実際は、このポジシートアッセンブリー200
の搬送動作が、前述したネガフィルム210の搬送・露
光・切断動作の前に実施される。
ポジシートアッセンブリー200は、ネガフィルム21
0と異なり感光性がないため、装置外部から挿入できる
。本実施例では、ポジシートアッセンブリー200を装
置本体右下のガイド板311に沿って、図中の左側へ1
枚ずつ手差し挿入する構成である。このため、給紙・分
離装置や、給紙カセット等が不要であり、装置をコンパ
クトで安価にできる。
ポジシートアッセンブリー200がガイド板311及び
両サイドガイド(図示せず)に沿って挿入され、センサ
S5によってその先端が検知されると、挿入ローラ対3
22が回転する。挿入ローラ対322のコロは、ポジシ
ートアッセンブリー200の先端に貼り付けられた現像
剤ボッド203(第2図(a)参照)をつぶさないよう
にボッド203より外側両端のみを把持するように配設
されている。ポジシートアッセンブリー200は挿入ロ
ーラ対322によりガイド板323a。
323b間を搬送され、停止する。この停止タイミング
は、センサS6がポジシートアッセンブリー200の先
端を検知してからの時間t′をカウントすることにより
求められる。
また、ポジシートアッセンブリー200の搬送路は、図
示の如く、少なくとも1箇所折れ曲がって構成され、ポ
ジシートアッセンブリー200の挿入口から外部の光が
直接機内に侵入してネガフィルム210を感光すること
がないように防止している。
挿入されたポジシートアッセンブリー200は所定位置
に停止し、待機状態となり、プリント動作が可能となる
ここで、所定のプリントスイッチが押下されると、前述
したネガフィルム210の搬送・露光・切断動作が実行
される。停止しているローラ対321に当接したネガフ
ィルム210は、ガイド板319及びガイド板318b
間でローラ対320の搬送力によって一定量撓まされる
。所定量のネガフィルム210が撓んだ後、ローラ対3
21の回転により案内板324a、324b間を搬送さ
れる。ローラ対321の回転開始はセンサS3がネガフ
ィルム210の先端を検知してからの時間をカウントす
ることにより求められる。
このようにネガフィルム210を撓ませることにより、
ネガフィルム210の先端縁をローラ対°321のニッ
プになられせてスキュ矯正が行われる。ローラ対321
の回転によって搬送されたネガフィルム210はセンサ
S4により先端が検知され、現像ローラ325a、32
5bのニンプヘ搬送される。センサS4の検知からのタ
イミングにより、先ず挿入ローラ対322が回転してポ
ジシートアッセンブリー200を停止している現像ロー
ラ325a、325bに突き当て、ネガフィルム210
と同様にスキュ矯正が行われる。その後、現像ローラ3
25a、325bが回転を始める。
次に、所定位置で待機しているポジシートアッセンブリ
ー200を先に搬送に、その後、ネガフィルム210の
先端がローラ対321の回転によって現像ローラ325
a、325bのニップに到達し、両者共に現像ローラ3
25a、325bの周速で搬送される。このとき、ポジ
シートアッセンブリー200とネガフィルム210の先
端にはずれJが生じるが、このずれJは、少なくとも第
2図(a)のCよりも小さくなるように制御される。
これにより、ネガフィルム210の先端とポジシートア
ッセンブリー200の先端とを一致させて搬送するタイ
プのものと比較して、このずれJの量だけ切断されるネ
ガフィルム210の長さを短くすることができる。
最後に、第4図(a)、 (b)、 (C)、及び、第
5図(a)。
(b)、 (C)、 (d)、 (e)、 (f)、 
((至)を参照しつつ現像動作を説明して、現像部の構
成を詳細に示す。
現像ローラ325aは現像側板341に固定された軸3
43を中心に回動する加圧レバー342に回転可能に軸
支され、これによって現像ローラ325aは現像側板3
41に回転可能に軸支されている。
第4図(C)及び第5図(C)、 (d)に示す349
及び350は、現像剤延展時に、ネガフィルム210及
びポジシートアッセンブリー200の両端より現像剤2
03aがはみ出して現像ローラ325 a。
325b及び搬送路等を汚すのを防止するための規制部
材であり、規制部材349は現像側板341に固定され
たビン352を中心に回動可能に軸支され、規制部材3
50は現像側板341に固定されている。また、規制部
材349,350は共に現像ローラ325a、325b
に設けられた溝部355に入り込んでいる。
第5図(a)、(ロ)、(C)は、装置本体が待機状態
の時の現像部の状態を示し、装置本体が待機状態の時に
は、装置本体の側板に回転可能に支持されたカム軸34
8に固定された現像ローラ離間用カム346及び規制部
材349の離間用カム347の両方のカムとも、加圧レ
バー342に回転可能に軸支されたカムフオロー344
及び規制部材349のレバ一部349aから離間した状
態であり、現像ローラ325aはスプリング345によ
って現像ローラ325bに加圧されている。また、規制
部材349はスプリング351により加圧状態に保持さ
れている。規制部材349は、第5図(C)に示すよう
に、加圧時に規制部材350との間にギャップPを維持
する構成となっている。
一方、カム346及び347が固定されたカム軸348
は、図示しないスプリングクラッチによって1/4回転
ずつ回転できる構成である。このときのカム346及び
347の位置(即ち、待機位置)は、所定のセンサによ
り検知され、例えば、電源投入時にカム346及び34
7が該待機位置にない場合には、待機位置になるように
制御される。
ポジシートアッセンブリー200が、第3図のガイド板
311に沿って挿入されセンサS5によって検知される
と、カム軸348は反時計方向(図中にの方向)へ1/
4回転し、第5図(d)の状態となる。この状態ではカ
ム347によってレバ一部349aが押され、規制部材
349は規制部材350から離間してギャップが広げら
れる。これによって、ポジシートアンセンブリ−200
が規制部材349に当たって停止することなく確実に現
像ローラ325ay325bの二・7プ部まで搬送され
る。
次に、前述したネガフィルム210の搬送が行われ、現
像ローラ325a、325bが回転し、ネガフィルム2
10が規制部材349,350の間に挿入されてから一
定時間後、更に、カム軸348は反時計方向に1/4回
転して、第5図(e)げ)の状態となり、規制部材34
9は第5図(C)と同様にギャップPを有した状!!i
(ここでは、現像剤のはみ出し規制状態)となる。この
はみ出し規制状態へ移行するカム軸348の回転タイミ
ングは、センサS4がネガフィルム210の先端を検知
してから時間をカウントすることにより行われる。
前述したように現像ローラ325a、325bによる現
像剤203aの延展が終了すると、カム軸348は更に
1/4回転して、第5図(6)の状態となりカム346
とカムフオロー344が当接して、現像ローラ325a
が現像ローラ325bより離間して、ローラ間に余分な
現像剤203aを溜めるために必要なギャップを開ける
ネガフィルム210とポジシートアシセンブリ−200
は、現像ローラ325a、、325bにより現像剤20
3aを延展されなから、第1図に示す回転ソータユニッ
ト100に排出される。
現像剤延展終了後、現像時間が経過すると回転ソータユ
ニット100の排出トレイ103上にネガ・ポジ接合体
が排出される。
操作者は現像終了後、ネガ・ポジ接合体よりポジシート
201を引き剥がすことにより、画像を得ることができ
る。第2図(C)で示したポジシートアッセンブリー2
00のリーダー202.先端マスク2041両サイドマ
スク205.及び、トラップマスク206は、ポジシー
ト201から離間可能に接着されており、延展された現
像剤203aの接着力によってネガフィルム2i0側に
接着され、ネガ・ポジ接合体からポジシート201を引
き剥がすことにより容易に分離される。
第2図(a)に示すように、ポジジードア・ノセンブリ
ー200上でのボッド203の巾方向の長さしは、搬送
時にコロ等に圧接されて開裂しないように、画像領域の
巾すと同等もしくは短くなっている。このため、ポンド
203がF部で開裂後、画像領域中すに延展するまでに
は多少の距離(図中Eで示す距離)が必要である。また
、前述したようにネガフィルム210とポジシートアッ
センブリー200を合わせる際のずれJは、ポジシート
アッセンブリー200の先端からボッド203の開裂部
Fまでの距離Cより短くすれば良く、従って、第2図(
田のネガフィルム210先端から潜像部先端までの距離
C′は少なくとも第2図(a)のボッド203の開裂部
から画像形成部先端までの距離Eより長くすれば良い。
■概略ブロック図 次に、第6図に示す概略プッロク図を参照して、制御部
400を中心とした構成を説明する。
制御部400には、回転ソータユニット100と、メツ
セージの表示及びキー人力等を担う操作部500と、装
置本体に電力を供給するスイッチング電源600と、蛍
光灯373と、安定した蛍光灯373の出力を得るため
の蛍光灯安定器372と、蛍光灯ヒータ374と、蛍光
灯373の光量を検知するセンサS20と、ネガフィル
ムの搬送、カッター、各ローラ等の動力となるメインモ
ータ361と、スキャナの駆動を行うスキャナモータ3
62と、変倍時のミラー移動用のミラーモータ363と
、変倍時のレンズ移動用のレンズモータ364と、クラ
ッチ365〜370(詳細は後述する)と、ソレノイド
371 (詳細は後述する)と、各種センサSl−セン
サ522(センサS20を除く)とが接続されている。
■駆動系の役割及びレイアウト 第7図は、モータ、各クラッチ、ソレノイド等の駆動系
のレイアウトを示す。
ネガ引き出しクラッチ365は、引き出しローラ対31
2a、312bの軸上にあって、引き出しローラ対31
2a、312bの駆動を行う。
ネガ送りクラッチ366は、中間ローラ対315a、3
15bと、ローラ対316a。
316bと、ローラ対320とを駆動する。
レジストクラッチ367は、レジストローラ321の軸
上にあり、レジストローラ321を駆動する。
ポジ送りクラッチ368は、挿入ローラ対322の軸上
にあって、挿入ローラ対322を駆動する。
現像ローラクラッチ369は、現像ローラ325a、3
25bを駆動する。
カッタークラッチ370は、回転刃313aを駆動する
現像ソレノイド371は、現像ローラ325a。
325bのモード切り換えを行う。
■各センサの役割及びレイアウト 第8図を参照して、本実施例のインスタント写真装置に
配設したセンサS1〜センサ323の役割及びレイアウ
トを説明する。
センサS1は、ネガフィルム搬送路上のカッター手前に
配設されたネガフィルム先端検知センサである。ネガフ
ィルム210の先端検知を行って、スキャナの開始タイ
ミングに使用する。具体的には、赤外線反射型センサか
らなる。
センサS2は、ネガフィルム搬送路上のネガフィルム中
間検知を行うネガフィルム210のジャム検知用のセン
サである。センサS1による先端検知からセンサS2ま
での時間でジャムの判定を行うのに使用する。具体的に
は、赤外線反射型センサからなる。
センサS3は、ネガフィルム搬送路上のネガフィルム中
間検知を行うネガフィルム210のジャム検知用のセン
サである。センサS2からセンサS3までの時間でジャ
ムの判定を行うのに使用する。具体的には、赤外線反射
型センサからなる。
センサS4は、ネガフィルム現像ローラ前の検知を行う
。ネガフィルム210が該センサS4を検知後、所定の
タイミングで現像ローラ325 a。
325bを回転させる。また、ネガフィルム210の後
端を検知して、現像ローラ325 a。
325bの圧接解除(即ち、現像ローラ325aの離間
)のタイミングを計る。また、レジストローラ321を
回転させてからネガフィルム210を検知するまでの時
間でジャムの判定を行う。具体的には、赤外線反射型セ
ンサからなる。
センサS5は、ポジシートアッセンブリー200の挿入
検知を行う。該センサS5でポジシートアンセンブリ−
200の先端が検知された時、ポジシートアッセンブリ
ー200のマーク部Ml。
M2.M3がポジシート種類識別コード検知センサ(セ
ンサ510)の読み取り位置に来るように配置されてい
る。具体的には、赤外線反射型センサからなる。
センサS6は、ポジシートアッセンブリー200の現像
ローラ前検知を行う。ポジシートアッセンブリー200
が挿入され現像ローラ325a、325bに搬送される
時、先端を現像ローラ325a、325bに突き当てて
止めるための位置出し用センサ。具体的には、赤外線反
射型センサからなる。
センサS8は、ネガフィルム210の裏側をセンスして
ネガフィルム210の有無を検知する。
また、同時にネガフィルム210の先端部及び後端部(
遮光紙218及び2工9)を識別する。このため、赤外
線反射型センサで構成し、反射光を受けるフォトトラン
ジスタの出力をA/Dコンバーターで読み込んで出力の
違いで検知するようにしている。
センサS10は、ポジシートアッセンブリ=200に設
けたマーク部Ml、 M2. M3(ポジシート種類識
別コード)の読み取りを行う。具体的には、赤外線反射
型センサをマーク部Ml、M2.M3の数に合わせ3個
(センサS 10−1.10−2.1O−3)使用して
いる。
センサSllは、ネガフィルムカートリッジ211の側
面にあるマーク部M4. M5. M6(ネガフィルム
種@識別コード)の読み取りを行う。具体的には、赤外
線反射型センサをネガフィルム種類識別マークの数に合
わせ3個(センサ5ll−Lll−2,1l−3)使用
している。
センサS12は、ジャム取り出し用の右ドアの開閉状態
の検知を行う。ホトインタラプタからなる。
センサS13は、現像ローラ325a、325bの清掃
や、ネガフィルムカートリッジ211のセットに用いる
左ドアの開閉状態を検知する。ホトインクラブタからな
る。
センサS 14−1 、14−2は、現像ローラ325
 a。
325bがセットされているか否かの検知を行う。
具体的には、マイクロスイッチからなる。
センサ515は、ホトインタラプタからなり、スキャナ
のホームポジションを検知する。
センサ316は、ホトインタラプタからなり、変倍用レ
ンズ移動のホームポジションを検知する。
センサS17は、ホトインタラプタからなり、変倍用ミ
ラー移動のホームポジションを検知する。
センサ318は、ホトインタラプタからなり、カッター
のホームポジションを検知する。
センサS19は、現像ローラ325a、325bがホー
ムポジションで有るか否かの検知を行う。
現像ローラ325a、325bには、次の4つのモード
がある。
(j)ローラ加圧、エツジコントローラ0N(ii)ロ
ーラ加圧2エツジコントローラ0FF(ij)ローラ加
圧、エツジコントローラ0N(iv)ローラ解放 このうち(i)をホームポジションとして、電源ON時
、及び、待機状態としている。
センサ320は、ホトダイオードとオペアンプからなり
、蛍光灯373の明るさをホトダイオードで検知し、電
流・電圧変換回路及び増幅回路で電圧信号に換えて、A
/Dコンバータに入力し、CPUに取り入れ、この値で
蛍光灯373の光量制御を行うのに使用される。
センサS21は、サーミスタからなり、蛍光灯373の
温度を検知する。蛍光灯373は光量とスペクトル分布
において温度特性を持つため、使用温度範囲が限られる
。従って、ヒータ374を用いて温める必要があり、こ
のセンサS21によって温度を検知してヒータ374の
○N10 F F制御に使用する。
センサS22は、サーミスタからなり、気温を検知する
センサS23は、リードスイッチからなり、コンタクI
・ガラス303上に35mmプロジェクタを載置した時
に該プロジェクタを検知する。インスタント写真装置は
この検知によってプロジェクトモードに切り換わる。
■操作部 第9図は操作部500の構成を示し、大別して、装置の
使用条件等を設定する入力部と、入力された設定状態等
の表示を行う表示部とから成り、具体的には、コピー開
始を入力するプリントキー501と、画像濃度を調整す
る濃度キー502a及び502bと、縮小ズーム設定キ
ー503aと、拡大ズーム設定キー503bと、等倍設
定キー503cと、原稿のサイズを指定する原稿指定変
倍キー504a、504bと、ポジシート201の排出
を指令するポジシート排出スイッチ505と、ジャム発
生等のトラブル表示、縮小・拡大ズーム値等の設定値表
示、及び、rコピーできますj等のメツセージ表示を行
う表示パネル506と、ネガ・ポジ接合体の現像時間経
過を表示する現像時間経過表示LED507とから構成
される。尚、LED507は、現像剤延展後のネガ・ポ
ジ接合体を排出する排出装置として暗箱トレイを用いた
場合に使用するものであり、本発明の回転ソータユニッ
ト100を連結した場合では特に利用しない。
■制御回路の構成 第10図は本実施例に使用するインスタント写真装置本
体300の制御回路の構成を示す。
CPU2001は、lチップ内にRAM、8ビツトタイ
マ、16ビツトイベントカウンタ、A/Dコンバータ、
シリアルインタフェースを内蔵したタイプのもので、例
えば、NEC社製のμP07810H或いはこれに相当
するものである。
RAM2002は、内部にリチウム電池を内蔵したタイ
プで容量2Kbytes、装置の個別データやトータル
枚数等のデータを記憶する。
8254 (2003)は、蛍光灯やDCサーボモータ
(メインモータ)を駆動するパルスを出力する。
I10エキスパンダ2004は、各モータ、クラッチ、
ソレノイド等の駆動や、操作部のコントロールを行う。
尚、その他の構成は図示のみで説明を省略する。
[相]制御部の制御動作(インスタント写真装置本体の
制御動作) 以上の構成に基づいて、本実施例のインスタント写真装
置の制御部400の制御動作を詳細に説明する。
制御部400の制御動作は、第11図(a)のフローチ
ャートで示すメインフローと、第11図(b)。
(C)、 (d)、 (e)のフローチャートで示す4
つの割り込み処理ルーチンと、後述する回転ソータユニ
ット制御用の複数の割り込み処理ルーチンとから成る。
ここでは、インスタント写真装置本体の複写動作に関わ
る制御動作、具体的には、第11図(a)、ら)。
(C)、 (見(e)のフローチャートで示す制御動作
について説明する。
メインフローは、主に、機械のシーケンスコントロール
、及び、操作者に対する応答を行う。
先ず、電源がONされると、CPUの初期設定。
メモリの初期設定1周辺ICの初期設定等のイニシャラ
イズ処理を実行する(401)。次いで、スキャナ、レ
ンズ、現像ローラ、カッター等の機械イニシャライズ処
理(402)を行い、待機処理において操作者の操作を
待つ(403)。その後は、操作者の操作に応じて、複
写動作処理(404)、或いは、サービスマンモード処
理(405)を実行する。
割り込み処理ルーチンは、同図さ)、 (C)、 (d
)、 (e)に示t、2.5m5ecインターバル、モ
ータエンコータ、蛍光灯点灯、スキャナモータの4つの
ルーチンから成り、2.5m5ecインターバルでは各
種の110のチエツク及び設定を行い、同時に時間に関
する動作を行う。他の3つは、それぞれモータや蛍光灯
がONしているときだけ働き、サーボ等の制御を行う。
以下、前述したメインフローの各処理を順をおって具体
的に説明する。
第12図は、機械イニシャライズ処理のフローチャート
を示す。現像ローラが無いと+24Vがダウンするため
動力が働がない。このため、センサS14を用いて現像
ローラの有無を検知する(406)。蛍光灯ヒータ37
4を0N(407)して、スキャナ、レンズ、ミラー等
の状態の変化するメカの初期化を行う(408)。この
とき、ネガフィルム210が搬送路上にある場合には、
カンタ−イニシャライズは行わない(409゜410)
。また、ポジシートアッセンブリー200が搬送路上に
ある場合は、これを自動排出する(411.412)。
その後、現像ローラをイニシャライズして(413)、
蛍光灯373が温まったら処理を終了する(414)。
第13図は、待機処理のフローチャートを示す。
待機処理は、基本的には機械の状態(ジャム、ドアの開
閉、ネガフィルムカートリッジ装填の有無等)をチエツ
クして、条件によってプリントキーを受は付けて、次の
複写動作処理に仕事を受は渡す。先ず、ネガフィルム2
10の搬送路上のセンサにネガフィルム210が検知さ
れているかをチエツク(415)L、ネガフィルム21
0を検知した場合、ジャムと判定してジャム表示のON
及びエラーフラグの設定を行う(416)。同様に、ド
アの開閉状態をチエツクして、ドアが0PENならばド
ア0PEN表示のON及びエラーフラグの設定を行い(
417,418)、現像ローラの有無をチエツクして、
現像ローラがない場合には現像ローラ無し表示及びエラ
ーフラグの設定を行う(419,420)。その後、ス
テップ421から424で、操作部500の変倍キー及
び濃度キーによる入力を受は付けて、該当する動作を行
う。このとき、決められた幾つかのキーを押下すること
によりサービスマンモード処理に移行する(詳細は省略
)。次にネガフィルムカートリッジ211の側面に設け
られたネガフィルム2100種類を示す3ビツトの白黒
コード(ネガフィルム種類識別マーク)を読み込んで、
ネガフィルムカートリッジ211の有無及びネガフィル
ム210の種類を検知し、ネガフィルムカートリッジ2
11の有無及びネガフィルム210の種類を表示する(
425)。その後、上記のステップでエラーフラグの設
定があった場合、該当するエラーに応じたメツセージ等
を表示し、エラーフラグをゼロに初期化する(426,
427)。
続いて、ネガフィルムカートリッジ211が有りの場合
(428)、ネガフィルム210の有無及びフィルム部
か否かを判定する(429)。前述したようにネガフィ
ルム210はロール状に巻かれてネガフィルムカートリ
ッジ211内に収納されており、その先端部と後端部に
は遮光紙218.219が取り付けられている。ここで
ネガフィルム210の有無のチエツクを行うセンサS8
は、ネガフィルム210の有無の他に、フィルム部分と
遮光紙部分の区別を合わせて行う。
具体的には、センサS8は赤外線LEDと、反射光をチ
エツクするフォトトランジスタとから成り、該反射光は
CPUのA/Dコンバータに入力され、8bit(0〜
255)のデータとして認識される。ネガフィルム21
0がない場合は、反射光がないのでデータはほとんどゼ
ロに近い値となり、フィルム部の裏面(黒色)を検知し
た場合は、少量の光が反射され、例えば、200〜12
0程度の値となる。一方、遮光紙の場合は、フィルム部
の裏面より、反射率を高くしているため、210以上の
値となりCPUはネガフィルム210の有無及びフィル
ム部か否かを判定できる。
上記の判定が遮光紙の場合、換言すれば、フィルム部で
ない場合、遮光紙の排出動作を行う(430,431)
。遮光紙の排出を行うと、該遮光紙が先端部である場合
には、次にフィルム部が検知されるのでそこで搬送を停
止し、カッターで切断後装置外へ排出する。また、遮光
紙が後端部の場合には、フィルム無しが検知されるので
そのまま排出を行う。一方、遮光紙でない場合は、ステ
ップ432へ進む。ネガフィルム210無しの場合は、
ネガフィルム210無し表示(433)を行い、ステッ
プ434でポジシート挿入チエツク及びその対応動作(
詳細は後述する)を実行する。ネガフィルム210有り
の場合は、ネガフィルム無し表示を0FFL、ポジシー
トスタンハイフラグ(ポジシートの準備が整っているこ
とを示すフラグ)をチエツクする(435,436)。
スタンバイであれば、ポジシート排出スイッチがONか
否かチエツク(437)L、ONならばポジシート排出
動作を実行(438)L、ONでなければ、プリントキ
ーのONを待って処理を終了する(439)。
尚、ポジシート排出スイッチのONは、操作部500の
ポジシート排出スイッチ505を押下することにより入
力され、これによって、ポジシートアッセンブリー20
0を挿入して、全ての複写準備が整った後でも、操作者
は自由にポジシートアッセンブリー200の自動排出を
行うことができる。
第14図(a)は、ポジシート挿入チエツク及びその対
応動作ルーチン(第13図のステップ434)のフロー
チャートを示す。該ルーチンは、センサS5によるポジ
挿入検知と、センサS10によるポジシート種類識別コ
ード(ポジシートアッセンブリー200のマーク部Ml
、M2.M3)の読み込みとを行い、ポジシートの種類
とネガフィルムの種類とが一致した場合、ポジシートア
ッセンブリー200を現像ローラ手前の所定位置に搬送
して停止し、一致しない場合には、装置外部へ排出する
ルーチンである。
装置のポジシート挿入口からポジシートアッセンブリー
200を挿入すると、センサS5によってポジシートア
ッセンブリー200の挿入が検知される。このポジ挿入
検知の瞬間、第14図(b)に示すように、センサSI
Oの位置にマーク部Ml。
M2.M3が位置するように構成されており、センサS
5によるポジ挿入検知に基づいて、ポジシートアッセン
ブリー200が所定の位置に到達したこと、換言すれば
、ポジシート種類識別コード(マーク部Ml、M2.M
3 )の読み取りが可能な状態であることを判定できる
。従って、ポジ挿入検知がONでない場合は、ポジ挿入
検知フラグにOを設定して処理を終了する(440,4
41)。
ポジ挿入検知がONの場合、この検知がポジシートアッ
センブリー200の先端部検知か否かをポジ挿入検知フ
ラグで判定する。本実施例のフローチャートでは、ポジ
挿入検知がONで、且つ、ポジ挿入検知フラグが0の場
合、ポジジードア・ノセンブリ−200を始めて検知し
たこと、換言すれば、ポジシートアッセンブリー200
の先端部を検知したことを示す。従って、ステップ44
2でNOの場合、ポジシート種類識別コードの読み込み
を行い、ポジ挿入検知フラグに1を設定して、ポジシー
ト種類識別コードの読み込みを実施したことを示す(4
43)。
ここで、ポジシート種類識別コードは、第14図(C)
に示すように、マーク部Ml、M2.M3の白黒パター
ンを設けて形成されており、このマーク部Ml、M2.
M3の1つ毎にポジシートの種類を割り振ってコード化
しである。但し、マーク部Ml。
M2.M3は全部白あるいは全部黒パターンのコードは
無効コードとして使用しない。これによって、例えば、
ポジシートアッセンブリー200を裏がえしたり、前後
左右を逆にして挿入した場合、換言すれば、センサSI
Oの検知が全部白あるいは全部黒パターンの場合は、ポ
ジシートアッセンブリー200の誤挿入を検知すること
ができる。
従って、マーク部Ml、M2.M3が全部白あるいは全
部黒パターンの場合は、ポジシートアッセンブリー20
0の誤挿入と判定して、操作部500の「印画紙1を表
示し、且つ、ブザーを鳴らして誤挿入の警告を行い(4
44,449Lポジシートアツセンブリーを排出する(
450)。一方、マーク部Ml、M2.M3が全部白あ
るいは全部黒パターンでない場合は、ネガフィルムカー
トリッジの有無を判定する(445)。ここで、ネガフ
ィルムカートリッジ210が有る場合は、ネガフィルム
の種類とポジシートの種類が一致するか判定(446)
L、一致したらポジシートアッセンブリー200を現像
ローラ手前の所定位置に停止させ、ポジスタンバイフラ
グに1を設定し、処理を終了する(447,448)。
ネガフィルムの種類とポジシートの種類が一致しない場
合は、ポジシートアッセンブリー200の誤挿入と判定
して、操作部500のr印画紙」を表示し、且つ、所定
のブザーを鳴らして誤挿入の警告を行う(444゜44
9)。一方、ネガフイルムカートリッジ21、0が装填
されてない場合は、ポジジードア・2センブリ−200
を現像ローラ手前の所定位置に停止させ、ポジスタンバ
イフラグに1を設定し、処理を終了する(447,44
8)。
第15図は、複写動作処理のフローチャートを示す。プ
リントキーが押下されると、先ず、35mmプロジェク
トモードか否かの判定を行い(451)、35mmプロ
ジェクトモードでなければ蛍光灯を点灯させ(452)
、35mmプロジェクトモードならば、ステップ453
に進む。
メインモータ、ネガ引き出しクラッチ、ネガ送りクラッ
チを0N(453)にして、ネガフィルム210の搬送
を開始し、ネガフィルム先端検知(センサSl)に先端
が検知されると、設定された倍率及びモードに応じたタ
イミングでスキャナをスタートさせる(454,456
)。ネガフィルム先端検知に先端が検知されない場合は
、不送りJAMチエツクを行い、所定の時間内に先端が
検知されない場合は不送りJAMと判定L(459)、
ジャム処理ルーチン(詳細は省略する)へ進む。
ネガフィルム中間検知(1)、 (2) (センサS2
.センサS3)で、同様にJAMチエツクを行う(45
6457,460,461)。ネガフィルム中間検知(
2)までネガフィルム210が送られた後、ネガフィル
ム21〇−枝分の長さを繰り出した時点で搬送を停止し
、スキャナをリターン(リバースで回転)させ、カッタ
ーを回転させて、ネガフィルム210を切断後、ネガフ
ィルム210の搬送を再開する(458〜464)。搬
送再開後、ネガフィルム210がレジストローラに突き
当って先端がある程度屈曲した時点でレジストローラを
回転させる。換言すれば、所定のタイミングでレジスト
ローラの回転を開始することにより、スキュー補正を行
う(465)。レジストローラを通過したネガフィルム
210はネガ現像前検知(センサS4)で検知され、そ
の一定時間後に現像ローラを回転させ、現像を行う(4
66,468)。このとき、レジストクラッチをONし
てからの時間でJAMチエツクを行い、一定の時間を経
過してもネガ現像前検知で検知されない場合はレジスト
JAMと判定する(467)。また、ネガ現像前検知(
センサS4)をネガフィルム210の後端が通過したの
を検知して、所定時間経過後現像ローラを停止し、現像
ローラを離間させた状態に設定する(469,470)
。この時点から現像時間報知タイマをスタートさせる(
471)。また、フローチャートには記載していないが
、上記複写動作の途中でネガ有無検知(センサS8)の
データが遮光紙の値を示したときには、CPUはそれま
で繰り出したネガフィルム210の長さが画像形成可能
な長さ(第2図(d)の2に相当)分あるか否か判定し
、短ければ複写動作を中断し、ネガフィルム210及び
ポジシートアッセンブリー200をそれぞれ排出する。
一方、長ければ、カッタ動作を省いてネガフィルム21
0の後端部を全部、ネガフィルムカートリッジ211か
ら引き出しなから複写動作をフローチャート通り実行す
る。メインモータをOFF (472)する。
■制御部の制御動作(回転ソータユニットの制御動作) 次に、制御部400による回転ソータユニット100の
制御動作に基づいて、回転ソータユニット1. OOの
動作を説明する。
第16図(a)、 (b)、 (C)、 (d)、 (
e)は、回転ソータユニット100の制御を実行するた
めの割り込み処理ルーチンのフローチャートを示し、こ
れらは前述したメインフローが1周する間に必要に応じ
て少なくとも1回動作するルーチンである。尚、本実施
例では、インスタント写真装置本体300の制御部40
0を介して回転ソータユニット100の動作制御を行う
構成とするが、回転ソータユニ・ノド100内に制御手
段を設けて制御することも勿論可能であり、以下に説明
する割り込み処理ルーチンのフローチャートが本発明の
収納装置の制御手段に相当する。
使用するポジシート201は、前述したように印画紙タ
イプとOHP用の透明紙タイプの2種類ある。この2種
類のポジシー)201の現像時間(ピールアパートする
までの時間)は異なっておリ、印画紙タイプの現像時間
は約90秒、透明紙タイプの現像時間は約240秒であ
る。例えば、現像ローラ325a、325bによって排
出された印画紙タイプのネガ・ポジ接合体は、第1図(
a)に示したように、ローラ対107によってビン10
6内に搬入される。ビン106を有するロータ102は
、7.5秒おきにビン1個に相当する角度分(12,5
°)だけ反時計方向に回転し、搬入位置からビン12個
分(270” ) 回転した位置、即ち、現像時間90
秒経ったところに設けられた開口部10Bから自重によ
って落下して、排出トレイ103へ排出される。一方、
透明紙タイプのネガ・ポジ接合体の場合は、20秒おき
にビン1個に相当する角度分(12,5’ )だけ回転
して、ピン12個分回転したところ(即ち、240秒経
過した時点)で排出する必要がある。従って、印画紙タ
イプと透明紙夕・イブでは、ロータ102の間欠送りの
タイミングが異なることから回転ソータユニット100
内に混在させることができないため、セット検知ルーチ
ンによって、回転ソータユニット100内に印画紙タイ
プと透明紙タイプが混在しないように制御する。
以下、第16図(a)を参照して、セット検知ルーチン
のフローチャートを説明する。
センサS5がONか否か判定しく701)、OFFなら
ば、即ち、ポジシートアッセンブリー200がセットさ
れていない状態を示すため、表示パネル506の所定の
セット紙警告表示をOFFして(702)、処理を終了
する。一方、センサS5がONならば、先行するネガ・
ポジ接合体が回転ソータユニット100内に存在するか
判定しく703)、存在しなければ、ポジシートアッセ
ンブリー200が透明紙タイプか否か判定しく704)
、透明紙タイプであれば透明紙フラグを「1」に設定(
705)L、透明紙タイプでなければ透明紙フラグを「
0」に設定(706)する。また、回転ソータユニット
100内に先行するネガ・ポジ接合体が存在する場合は
、挿入されたポジシートアッセンブリー200が透明紙
タイプか否か判定しく707)、この判定結果と透明紙
フラグを比較して一致すれば回転ソータユニット100
に排出可能であるので、そのまま処理を終了し、一致し
なければ回転ソータユニット100内に印画紙と透明紙
が混在することになるため、所定のセット紙警告表示を
ONL、て処理を終了する(708,709゜710)
次に、第I6図(b)を参照して、回転ソータユニット
100の回転制御を実施する回転制御ルーチンについて
説明する。
先ず、ネガ・ポジ接合体がセンサS24をONしている
か否かを判定しく711)、ONLでいればネガ・ポジ
接合体がセンサS24を通過したことを示す排出センサ
F(フラグ)に「1」を設定しく712) 、ステップ
718へ進む。一方、ONしていなければ、排出センサ
Fを参照して「1」か否か判定しく713)、「1」で
なければ通過していないことを示すためステップ718
へ進み、「1」ならば(即ち、すでにネガ・ポジ接合体
がセンサS24の位置を通過しているならば)、排出セ
ンサFに「1」を設定して、排出センサOFFタイマー
をクリア後、スタートさせ(714,715)、ロータ
112内に先行するネガ・ポジ接合体が収納されている
か否か判定しく716)、先行するネガ・ポジ接合体が
収納されていなければ、間欠送りのタイミングをカウン
トする間欠送りタイマーをクリア後、スタートさせる(
717)。また、先行するネガ・ポジ接合体が収納され
ていれば、すでに間欠送りタイマーが動作しているので
そのままステップ718へ進む。次に、透明紙フラグが
「1」か否か判定しく718)、「1」ならば(即ち、
回転ソータユニッ)100内に収納されているネガ・ポ
ジ接合体が透明紙タイプならば)、間欠送りタイマーが
20秒以上か否か判定しく719)、20秒以上でなけ
ればロータ102の回転時間(間欠送り時間)に達して
いないので処理を終了し、20秒以上であればロータ1
02の回転時間ム二達しているのでステップ721へ進
む。また、透明紙フラグが「1」でなければ(即ち、回
転ソータユニット100内に収納されているネガ・ポジ
接合体が印画紙タイプならば)、間欠送りタイマーが7
.5秒以上か否か判定しく720)、7.5秒以上でな
ければロータ102の回転時間(間欠送り時間)に達し
ていないので処理を終了し、7.5秒以上であればロー
タ102の回転時間に達しているのでステップ721へ
進む。ステップ719,720で回転時間に達している
と判定された場合は、間欠送りタイマーをクリア(「0
」に設定)し、開口部108に位置するビン106内に
ネガ・ポジ接合体が存在せず、且つ、ネガ・ポジ接合体
を回転ソータユニット100内へ収納中(センサS24
がON或いは排出センサOFFタイマーがT sec以
下の場合)でなければロータ102を回転(1/16回
転)させる(722,723,724゜725)。一方
、開口部108に位置するビン106内にネガ・ポジ接
合体が存在するが、または、ネガ・ポジ接合体を回転ソ
ータユニット100内へ収納中の場合には、ロータ10
2を回転させるとネガ・ポジ接合体の排出不能及び紙詰
まり等の原因となるため、ロータ102の回転に代替し
て所定のタイムアツプカウンタに「1」を加算して(7
26)、処理を終了する。ここで、開口部108に位置
するビン106内にネガ・ポジ接合体が存在か否かは、
前述したシフトレジスタの取出口ビット(第1図(C)
参照)を参照することにより判定することができる。
第16図(C)は、同図ら)のステップ726でタイム
アツプカウンタの値に代替されたロータ102の回転を
適切なタイミングで実行するタイムアツプチエツクルー
チンを示す。
タイムアツプカウンタが「o」か否が判定(727)L
、r□、ならばロータ102の回転が順調に行われてい
ることを示し、そのまま処理を終了する。「0」でなけ
ればタイムアツプカウンタの値に代替されたロータ10
2の回転があることを示すため、ロータ102を回転さ
せることが可能か判定する。ここで、センサS24がO
N或いは排出センサOFFタイマーがTsecsec以
下であれば、回転不可であるのでそのまま処理を終了す
る(728,729)。一方、センサS24がONでな
く、且つ、排出センサOFFタイマーがT sec以下
でない場合(回転可能な場合)、ロータ102を回転(
1/16回転)させ、タイムアツプカウンタから「1」
減算して(728゜729.730,731)処理を終
了する。
次に、第16図(d)を参照して、開口部108に位置
するビン106から排出トレイ103にネガ・ポジ接合
体が排出されたか否かのチエツクを行う排出チエツクル
ーチンについて説明する。
先ず、シフトレジスタの取出口ビット(第1図(C)参
照)を参照して、開口部108に位置するビン106内
にネガ・ポジ接合体が存在するか否か判定(732)L
、ネガ・ポジ接合体が存在すれば、所定のネガ・ポジ接
合体抜取警告表示(詳細は省略する)を0N(733)
して処理を終了する。ネガ・ポジ接合体が存在しない場
合には、タイムアツプカウンタを参照し、「0」であれ
ばネガ・ポジ接合体抜取警告表示をOFF (735)
して処理を終了する。一方、タイムアツプカウンタが「
0」でなければ、ステップ736,737738.73
9を介して、前述したタイムアンプチエツクルーチンと
同様にタイムアツプカウンタの値に代替されたロータ】
02の回転を適切なタイミングで実行する。
第16図(e)は、シフトレジスタ状態チエツクルーチ
ンを示し、本実施例では該ルーチンによってロータ10
2の各ビンにおけるネガ・ポジ接合体の収納状態(有無
)の管理、回転ソータユニット100の回転禁止制御、
インスタント写真装置本体300f7)Dビー禁止制御
、及び、LEDIIOの表示制御等を実行する。
排出センサFが「1」か否か判定しく740)、「1」
でなければステップ742へ進ミ、「1」ならばシフト
レジスタの最下位ビットに「1」を設定する(741)
。次に、ロータ102を回転するか否か判定しく742
)、回転しなければステップ744へ進み、回転するな
らばシフトレジスタを左へシフト(743)させる。左
ヘシフトしたことによって取出口ビットがrl、になっ
たか否か判定し、「1」でなければステップ750へ進
む。一方、「1」であれば、ネガ・ポジ接合体がセンサ
S25を通過中であるか否か、及び、通過してから所定
時間(T 5ec)経過したかを判定しく745.74
6L通過中或いは通過してからTsec以下であれば、
回転ソータユニット100の回転禁止及びコピー動作禁
止を行う(747)。
一方、通過してからTsecを経過していれば取出口ビ
ットを「0」に設定しく748L回転禁止及びコピー動
作禁止を解除する(749)。その後、シフトレジスタ
のビット情報をLEDIIOを駆動するLEDドライブ
レジスタに転送して(850)処理を終了する。ここで
LEDドライブレジスタは、シフトレジスタからのビッ
ト情報に基づいてLEDIIOの表示を行う。
本実施例では、上記の5つのルーチンを用いることによ
り、例えば、ロータ102が先に搬入されたネガ・ポジ
接合体を所定のビン106に収納した状態で間欠的(例
えば、7.5秒間隔)に回転している場合に連続して複
写処理を実行した場合でも、紙詰まり等を発生させるこ
となく、現像時間に合致した適切なタイミングで間欠送
りを行って、ネガ・ポジ接合体を排出トレイ103に排
出する。
また、前述したようにタイムアツプカウンタを用いて、
ロータ102が回転を禁止されている状態(例えば、開
口部108から排出トレイ103ヘネガ・ポジ接合体を
排出中の状態)の時に間欠送りのタイミングが経過した
場合でも、この時の回転要求を蓄積し、ロータ102が
回転可能な状態になってからタイムアツプカウンタの数
だけロータ102が回転するため、ネガ・ポジ接合体を
収納してから排出するまでの時間を正確に制御すること
ができる。
また、開口部108を遮光用ハウジング101の下方に
設けて、ビン106が開口部108に到達した時にネガ
・ポジ接合体が自重によって落下して排出されるように
構成したため、操作者の取り出し忘れを防止することが
できる。
また、遮光用ハウジング101によって現像時間が終了
するまで完全に外光を遮光しているので、画像のかぶり
等のない安定した画像を得ることができる。
また、LEDIIOを設けることにより、外部からネガ
・ポジ接合体の収納有無及び収納位置を確認できるので
、現像時間終了までのおおよその時間(排出されるまで
の時間)や、収納枚数等を容易に知ることができ便利で
ある。
第17図(a)、 (b)、及び、第18図(a)、Φ
)は本発明のインスタント写真装置の収納装置の第2の
実施例を示す。第1の実施例では、前述したようにポジ
シート201が印画紙タイプであるか、透明紙タイプで
あるかによって、回転ソータユニット100の間欠送り
のタイミングを変えて回転させることにより、それぞれ
現像時間経過後の適正な時間で排出できる構成としたが
、第2の実施例では、ネガ・ポジ接合体の収納位置から
開口部108までの角度比が時計回りと反時計回りで、
現像時間比率になるように開口部108の位置を設定し
、且つ、ロータ102を双方向に回転できる構成とし、
接合体の種類(印画紙タイプであるか、透明紙タイプで
あるか)に基づいて、回転方向を切り換えて回転させる
構成である。これにより、間欠送りのタイミングを変え
ずにロータ102の回転方向を切り換えるだけで、異な
る現像時間のポジシート101を搬入することでき、第
1の実施例と同様の効果を得ることができる。
尚、この方法においても回転ソータユニット100内に
すでにネガ・ポジ接合体が収納されている場合、次のネ
ガ・ポジ接合体がインスタント写真装置本体300から
排出されている間はロータ102の回転を禁止する。ま
た、すでに収納されているネガ・ポジ接合体と次に挿入
するポジシートアラ センブリ−200のタイプが異な
る場合には ポジシートアッセンブリー200の挿入を
禁止させる。
また、第1の実施例では開口部108を下方に設けたが
、第17図(a)、 (b)に示すように上方に設ける
ことによりインスタント写真装置本体300及び回転ソ
ータユニット100をデスクトップタイブに組み込むこ
とが可能であり、これによって機械占有スペースを小さ
くすることができる。
尚、第2の実施例は、ネガ・ポジ接合体の収納位置から
開口部108までの時計回りの角度と反時計回りの角度
の角度比が現像時間比率と一致し、且つ、上方に来るよ
うに開口部108を設けた以外は第1の実施例で同じ構
成であるため、他の部分の説明及び図示を省略する。
以下、第18図(a)、 (b)を参照して、第2の実
施例の回転制御ルーチン及びタイムアツプチエツクルー
チンのフローチャートを説明する。
先ず、ネガ・ポジ接合体がセンサS24をONしている
か否かを判定しく751)、ONL、でいればネガ・ポ
ジ接合体がセンサS24を通過したことを示す排出セン
サF(フラグ)にrl」を設定しく752)、ステップ
758へ進む。一方、ONしていなければ、排出センサ
Fを参照して「1」か否か判定L(753)、’ I 
J 7:ナケhば通過していないことを示すためステッ
プ758へ進み、「1」ならば(即ち、すでにネガ・ポ
ジ接合体がセンサ324の位置を通過しているならば)
、排出センサFに「1」を設定して、排出センサOFF
タイマーをクリア後、スタートさせ(754,755)
、ロータ112内に先行するネガ・ポジ接合体が収納さ
れているか否か判定しく756L先行するネガ・ポジ接
合体が収納されていなければ、間欠送りのタイミングを
カウントする間欠送りタイマーをクリア後、スタートさ
せる(757)。また、先行するネガ・ポジ接合体が収
納されていれば、すでに間欠送りタイマーが動作してい
るのでそのままステップ758へ進む。次に、間欠送り
タイマーが20秒以上か否か判定しく758)、20秒
以上でなければロータ102の回転時間(間欠送り時間
)に達していないので処理を終了し、20秒以上であれ
ばロータ102の回転時間に達しているので、間欠送り
タイマーをクリア(「0」に設定)する(759)。
その後、開口部108に位置するビン106内にネガ・
ポジ接合体が存在せず、且つ、ネガ・ポジ接合体を回転
ソータユニットエ00内へ収納中(センサS24がON
或いは排出センサOFFタイマーがTsec以下の場合
)でなければ、透明紙フラグが「1」か否か判定しく7
60,761,762)、「1」でなければロータ10
2を時計回りで1716回転させる(763)。「1」
であればロータ102を反時計回りで1716回転させ
る(764)。一方、開口部108に位置するビン10
6内にネガ・ポジ接合体が存在するか、或いは、ネガ・
ポジ接合体を回転ソータユニット100内へ収納中(セ
ンサS24がON或いは排出センサOFFタイマーがT
sec以下の場合)の場合は、ロータ102を回転させ
るとネガ・ポジ接合体の排出不能及び紙詰まり等の原因
となるため、ロータ102の回転に代替して所定のタイ
ムアツプカウンタに「1」を加算して(765)、処理
を終了する。
第18図ら)は、同図(a)のステップ765でタイム
アツプカウンタの値に代替されたロータ102の回転を
適切なタイミングで実行するタイムアツプチエツクルー
チンを示す。
タイムアツプカウンタがrQ、か否か判定(766)L
、「0」ならばロータlo2の回転が順調に行われてい
ることを示し、そのまま処理を終了する。rQ、でなけ
ればタイムアンプカウンタの値に代替されたロータ10
2の回転があることを示すため、ロータ102を回転さ
せることが可能か判定する。ここで、センサS24がO
N或いは排出センサOFFタイマーがTsec以下の場
合であれば、回転不可であるのでそのまま処理を終了す
る(767.768)。一方、センサS24がONでな
く、且つ、排出センサOFFタイマーがTsec以下で
ない場合(回転可能な場合)、タイムアツプカウンタか
ら’IJ減算しく769)、透明紙フラグが「1」か否
か判定しく770)、「1」でなければロータ102を
時計回りで1/16回転させる(771)。FBであれ
ばロータ102を反時計回りで1716回転させ(77
2)、処理を終了する。
但し、第2の実施例では、上部の開口部108に到達し
た適正現像時間のネガ・ポジ接合体を操作者が取り出す
必要がある。従って、取り出し忘れを防止するため、所
定時間放置された場合にブザー等で警告するようにする
と良い。
〔発明の効果〕
以上説明したように、本発明のインスタント写真装置の
収納装置は、ピールアパート式のインスタント写真装置
から送り出される現像剤延展後のネガフィルムとポジシ
ートの接合体を収納するインスタント写真装置の収納装
置において、現像剤延展後のネガフィルムとポジシート
の接合体を収納する収納部を、放射状、且つ、回転可能
に複数個配設した回転収納手段と、回転収納手段からネ
ガフィルムとポジシートの接合体を取り出すための取出
口を除いて、回転収納手段の収納部内部に外光が照射し
ないように遮光する遮光手段と、接合体の種類に基づい
て、回転収納手段の回転タイミングを制御する制御手段
とを備えたため、簡単な構成で複数枚の接合体を完全に
遮光した状態で収納でき、且つ、簡単な制御で現像時間
に合わせて各々の接合体を排出できる。
また、前述した構成において、制御手段が、インスタン
ト写真装置から送り出された接合体を、接合体の現像時
間に相当する時間をかけて、取出口の位置まで搬送する
ように回転タイミングを制御するため、異なる現像時間
の接合体の現像を確実に行うことができる。
更に、本発明のインスタント写真装置の収納装置は、ピ
ールアパート式のインスタント写真装置から送り出され
る現像剤延展後のネガフィルムとポジシートの接合体を
収納するインスタント写真装置の収納装置において、現
像剤延展後のネガフィルムとポジシートの接合体を収納
する収納部を、放射状、且つ、回転可能に複数個配設し
た回転収納手段と、回転収納手段からネガフィルムとポ
ジシートの接合体を取り出すための取出口を除いて、回
転収納手段の収納部内部に外光が照射しないように遮光
する遮光手段とを備え、接合体を収納する搬入口及び取
出口を各々1つずつ有し、且つ、時計回り及び反時計回
りの搬入口と取出口との角度比が所定の2種類の現像時
間の異なる接合体の現像時間比と一致する位置に取出口
を配置したため、簡単な構成で複数枚の接合体を完全に
遮光した状態で収納でき、且つ、簡単な制御で現像時間
に合わせて各々の接合体を排出できる。また、2種類の
現像時間の異なる接合体を、現像時間経過後、同一の排
出口(取出口)から排出(或いは、取り出す)すること
ができる。
また、前述した構成において、接合体の種類に基づいて
、回転収納手段の回転方向を、時計回り或いは反時計回
りに制御する制御手段を備えたため、簡単な構成、且つ
、簡単な制御で異なる現像時間の接合体の現像を確実に
行うことができる。
【図面の簡単な説明】
第1図(a)、 (b)は本発明のインスタント写真装
置の収納装置(回転ソータユニット)の第1の実施例の
構成を示す説明図、第1図(C)は回転ソータユニット
の各ビンにおけるネガ・ポジ接合体有無の判定方法を示
す説明図、第2図(a)、 (b)、 (C)は本発明
の実施例に使用するポジシートアッセンブリーの構成を
示す説明図、第2図(d)、 (e)、げ)は本発明の
実施例に使用するネガフィルムの構成を示す説明図、第
2図(匂、(ハ)は実施例のネガフィルムカートリッジ
の構成を示す説明図、第3図はインスタント写真装置本
体の構成を示す説明図、第4図(a)(b)、 (C)
、及び、第5図(a)、 (b)、 (c)、 (d)
、 (e)、 (f)。 (9)は現像部の構成及び動作を示す説明図、第6図は
本実施例のインスタント写真装置の概略ブッロク図、第
7図は、モータ、各クラッチ、ソレノイド等の駆動系の
レイアウトを示す説明図、第8図は本実施例のインスタ
ント写真装置に配設したセンサの役割及びレイアウトを
示す説明図、第9図は操作部の構成を示す説明図、第1
0図は本実施例のインスタント写真装置の制御回路の構
成を示す説明図、第11図(a)はメインフローのフロ
ーチャート、第11図ら)、 (C)、 (d)、 (
e)は割り込み処理ルーチンのフローチャート、第12
図は機械イニシャライズ処理のフローチャート、第13
図は待機処理のフローチャート、第14図(a)はポジ
シート挿入チエツク及びその対応動作ルーチンのフロー
チャート、第14図(b)、 (C)はポジシート種類
識別コード(マーク部MLM2.M3 )の検知及び構
成を示す説明図、第15図は複写動作処理のフローチャ
ート、第16図(a)、 (b)、 (c)、 (d)
、 (e)は制御部による回転ソータユニットの制御を
示すフローチャート、第17図(a)、 (b)はは本
発明の収納装置(回転ソータユニット)の第2の実施例
を示す説明図、第18図(a)、 (b)は第2の実施
例のフローチャートを示す説明図である。 符号の説明 100−・−・−・一回転ソータユニット101−・・
−遮光用ハウジング 102−−−−−・・ロータ 103・・−・−・−排
出トレイ104・・・−固定ハウジング 105−・−・−・隔壁 106−・−・・・ビン10
7・・−・・−ローラ対 108・・・−・−開口部1
09−・・−ガイド板対 110−・・・・LEDS2
4 325・−・・・−センサ 200−−−−−−−ポジシートアッセンブリー201
 ・−一−−−ポジシート 210−・−・・−ネガフィルム 300−−−−インスタント写真装置本体400−−−
−−−一制御部

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)ピールアパート式のインスタント写真装置から送
    り出される現像剤延展後のネガフィルムとポジシートの
    接合体を収納するインスタント写真装置の収納装置にお
    いて、 前記現像剤延展後のネガフィルムとポジシートの接合体
    を収納する収納部を、放射状、且つ、回転可能に複数個
    配設した回転収納手段と、 前記回転収納手段からネガフィルムとポジシートの接合
    体を取り出すための取出口を除いて、前記回転収納手段
    の収納部内部に外光が照射しないように遮光する遮光手
    段と、 前記接合体の種類に基づいて、前記回転収納手段の回転
    タイミングを制御する制御手段とを備えたことを特徴と
    するインスタント写真装置の収納装置。
  2. (2)前記請求項1において、 前記制御手段は、前記インスタント写真装置から送り出
    された前記接合体を、前記接合体の現像時間に相当する
    時間をかけて、前記取出口の位置まで搬送するように前
    記回転タイミングを制御することを特徴とするインスタ
    ント写真装置の収納装置。
  3. (3)ピールアパート式のインスタント写真装置から送
    り出される現像剤延展後のネガフィルムとポジシートの
    接合体を収納するインスタント写真装置の収納装置にお
    いて、 前記現像剤延展後のネガフィルムとポジシートの接合体
    を収納する収納部を、放射状、且つ、回転可能に複数個
    配設した回転収納手段と、 前記回転収納手段からネガフィルムとポジシートの接合
    体を取り出すための取出口を除いて、前記回転収納手段
    の収納部内部に外光が照射しないように遮光する遮光手
    段とを備え、 前記接合体を収納する搬入口及び前記取出口を各々1つ
    ずつ有し、且つ、時計回り及び反時計回りの前記搬入口
    と取出口との角度比が所定の2種類の現像時間の異なる
    接合体の現像時間比と一致する位置に前記取出口を配置
    したことを特徴とするインスタント写真装置の収納装置
  4. (4)前記請求項3において、 前記接合体の種類に基づいて、前記回転収納手段の回転
    方向を、時計回り或いは反時計回りに制御する制御手段
    を備えたことを特徴とするインスタント写真装置の収納
    装置。
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