JPH0436736Y2 - - Google Patents

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JPH0436736Y2
JPH0436736Y2 JP1986119756U JP11975686U JPH0436736Y2 JP H0436736 Y2 JPH0436736 Y2 JP H0436736Y2 JP 1986119756 U JP1986119756 U JP 1986119756U JP 11975686 U JP11975686 U JP 11975686U JP H0436736 Y2 JPH0436736 Y2 JP H0436736Y2
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JP
Japan
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mascara
grooves
groove
tip
shaft
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JP1986119756U
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JPS6325916U (ja
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Description

【考案の詳細な説明】 産業上の利用分野 本考案はマスカラ容器の蓋に取付けられ、マス
カラを付着させてまつげに塗布するために使用さ
れるマスカラ塗布具に関する。
従来の技術 従来より軸体の先端部周面に多数の横溝を形成
してなるマスカラ塗布具が広く使用され、さらに
この横溝を軸体の半周面ごとに大きさが異なるよ
うにしたものも知られている(実開昭61−86112
号公報)。
考案が解決しようとする問題点 この横溝よりなるマスカラ塗布具は、多量のマ
スカラを含むことができ、一度の塗布で多量のマ
スカラをまつげに付着させることができるという
利点を持つが少量の塗布、細かな修正は困難であ
るという欠点がある。
上記横溝の大きさを部所ごとに異なるようにし
た塗布具はこの不都合を一部改善するものである
が、未だ不十分である。また、横溝はマスカラが
付着したときにはほとんど見えなくなるので、所
望の部所を選ぶことが困難であり、誤つて必要以
上のマスカラを塗布してしまうことがある。
そこで本考案はこの不都合を解消し、細かな修
正特にマスカラで束ねられたまつげを分離させる
ことのできるようにし、あわせて塗布量を誤るこ
とがないようにしたマスカラ塗布具を実現させる
ものである。
問題点を解決するための手段 本考案は、軸体の先端部周面に、多数の略横方
向に伸び、マスカラを含み、塗布することのでき
る溝を形成し、かつこの溝を軸体半周面ごとに大
きさを異なるものとしてマスカラの含有量・塗布
量を部所ごとに異なるようにし、この軸体の先端
に塗布状態の細かな修正をすることのできる櫛を
設け、さらに軸体の溝近くの部分に、溝の大小を
示す表示を設けてなるマスカラ塗布具である。
実施例 以下本考案を図示する実施例について具体的に
説明する。このマスカラ塗布具10において、軸
体11は丸棒よりなり、握りとなるマスカラ容器
の蓋(図示しない)に取付けられる。この軸体1
1の先端部周面には多数の横方向に伸びる溝12
a,12bが形成され、この溝のうち軸体11の
一半周面に位置する溝12aは、他の半周面に位
置する溝12bより、個々の溝の幅及び深さが大
きくなるよう形成されている。これらの溝12
a,12bの奥部13a,13bはその断面形状
が四角形状となり、また溝間の板片14a,14
bの先端は、その断面形状が尖鋭形状となつてい
る。軸体11の先端は扁平になり櫛15が形成さ
れている。軸体11の溝12a,12b近くの部
分には、大きな溝12aの正面位置に大型の円形
凹部よりなる表示16aが、小さな溝12bの正
面位置には小型の円形凹部よりなる表示16bが
形成されている。
このマスカラ塗布具10は以上の構成であるか
ら、マスカラを付着させると、マスカラは大きな
溝12aには多量に含まれ、小さい溝12bには
少量含まれるので、大きな溝12aを用いて多量
に塗布し、小さな溝12bを用いて少量の塗布を
することができ、さらに櫛15を用いて、まつげ
の目尻部等の細かな部所にマスカラを伸ばした
り、多量のマスカラにより束ねられたまつげを分
離させたりする細かな修正を施すことができる。
さらにこの例では溝の奥部13a,13bが四
角形状であり、溝の大きさに比して多くのマスカ
ラを含む特性があるので、この特性を利用して溝
全体を小型化し、マスカラがまつげに集中して付
着し、まつげを束ねる現象を生じにくくすること
ができる。また溝間の板片14a,14bの先端
が尖鋭形状になつているため、マスカラで束ねら
れたまつげをこの先端で分離させることができ
る。さらに溝12a,12bはマスカラが付着し
たとき溝の大小の判別が困難になるが、この例で
は表示16a,16bが設けられているので、溝
を容易に判別し、適当に使いわけることができ
る。
なお、上記実施例では溝の大きさを異なつたも
のとするため、溝の幅及び深さを異なつたものと
しているが、幅または深さの一方だけを異なつた
ものとしても、あるいは溝の形状を異なつたもの
としてもよく、マスカラの含有量、塗布量が異な
るようになればよい。
また溝の形状、溝間の板片の形状、表示の形状
はこの例のものに限らず、他の構成としても本考
案のマスカラ塗布具を実現し得ることはいうまで
もない。
考案の効果 本考案のマスカラ塗布具は、上述のように、大
小異なつた大きさの溝に加えて櫛を有しているの
で溝を使いわけてマスカラを多量あるいは少量塗
布した後、櫛を用いて塗布状態の細かな修正をす
ることができ、きわめて使い易いものとなる。
また溝の奥部を断面四角形状、溝の板片先端を
断面尖鋭形状とするとまつげがマスカラにより束
ねられた状態となることを防止することができ、
より美しい仕上りが実現される。
さらに溝の大小を示す表示を設けているので、
マスカラを付着させ溝が見にくくなつても間違い
なく所望の部所を選択して塗布を行い、誤つて過
剰のマスカラを塗布することがない。
【図面の簡単な説明】
図面は本考案の一実施例を示し、第1図は上面
側から見た斜視図、第2図は下面側から見た斜視
図、第3図は第1図の−線断面図、第4図は
第1図の−線断面図である。 10……マスカラ塗布具、11……軸体、12
a,12b……溝、13a,13b……溝の奥
部、14a,14b……溝間の板片、15……
櫛、16a,16b……表示。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 1 軸体の先端部周面に、多数の略横方向に伸
    び、マスカラを含み、塗布することのできる溝
    を形成し、かつこの溝を軸体半周面ごとに大き
    さを異なるものとしてマスカラの含有量・塗布
    量を部所ごとに異なるようにし、この軸体の先
    端に塗布状態の細かな修正をすることのできる
    櫛を設け、さらに軸体の溝近くの部分に、溝の
    大小を示す表示を設けてなるマスカラ塗布具。 2 溝の奥部を断面四角形状として溝内に多量の
    マスカラを含みうるようにし、溝間の板片先端
    を断面尖鋭形状としてマスカラで束ねられたま
    つげを分離しうるようにした実用新案登録請求
    の範囲第1項記載のマスカラ塗布具。
JP1986119756U 1986-08-06 1986-08-06 Expired JPH0436736Y2 (ja)

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JP1986119756U JPH0436736Y2 (ja) 1986-08-06 1986-08-06

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JP1986119756U JPH0436736Y2 (ja) 1986-08-06 1986-08-06

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Publication Number Publication Date
JPS6325916U JPS6325916U (ja) 1988-02-20
JPH0436736Y2 true JPH0436736Y2 (ja) 1992-08-31

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008093105A (ja) * 2006-10-10 2008-04-24 Kao Corp 化粧料塗布具

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JPS6340168Y2 (ja) * 1984-11-08 1988-10-20

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JPS6325916U (ja) 1988-02-20

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