JPH04361921A - スポンジ鉄の輸送方法 - Google Patents

スポンジ鉄の輸送方法

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JPH04361921A
JPH04361921A JP13682491A JP13682491A JPH04361921A JP H04361921 A JPH04361921 A JP H04361921A JP 13682491 A JP13682491 A JP 13682491A JP 13682491 A JP13682491 A JP 13682491A JP H04361921 A JPH04361921 A JP H04361921A
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dri
reactor
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gas
point
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JP13682491A
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English (en)
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Jorge O Becerra-Novoa
ホルゲ オクタヴィオ ベセラ−ノヴォア
Vilamontes-Brown Ricardo
リカルド ヴィラモンテス−ブラウン
Marco Aurelio Flores-Verdugo
マルコ オーレリオ フロレス−ヴェルドゥゴ
Jose J Garza-Ondarza
ホセ ハヴィエル ガルザ−オンダルザ
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Original Assignee
Hylsa SA de CV
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の分野】本発明は直接還元法を用いて粒状固形物
の形態における中間生成物、すなわちスポンジ鉄または
直接還元鉄(DRI)として一般に知られるものを生成
させる鉄鋼の製造に際して適用可能である方法に関する
。より詳細に本発明は生成DRI(好ましくは、その少
なくとも約90%が5mm以上である)が前記直接還元
法の還元反応装置から引き続く貯蔵または処理のための
隔たった場所、たとえば好ましくは溶鉄鋼を生成させる
ための溶融冶金炉(melting metallur
gical furnaces)へ空気圧を利用して輸
送されることによって特徴づけられている。
【0002】
【発明の背景】近年、製鋼方法をより効率良く、より生
産的に、そしてより無駄の少ないものとする必要性が、
生産費(特に、エネルギーコスト)の上昇に起因して、
更にエコロジー的理由によって鋼プラントに課せられた
増大する規制に起因して益々緊急を要するものとなって
来た。
【0003】製鋼に関する好結果のルートの一つであっ
て、益々奨励され、かつ一層広く利用されるようになっ
て来たのは、引き続くアーク炉精錬を伴い、鉱石の塊状
物またはペレットの溶融を伴わない直接還元である。こ
れは、高炉および溶融鉱石からの製鋼用塩基性酸素転炉
を使用する伝統的な鋼プラントとは対照をなすものであ
る。本明細書において、発明の好ましい実施態様は直接
還元プラントおよびアーク炉を含んで成る製鋼プラント
に適用されるものとして説明されるが、本発明はその一
層広い特徴において他の応用であって、(熱または冷)
粒状体を生ずるDRIまたはその他の金属鉄が輸送され
るべき場合について適応可能であることは明白である。
【0004】発明のより良い理解のために、DRIの若
干の特性をここで述べるが、それは何故空気圧による輸
送システムが産業的DRIについて以前は決して推奨さ
れること無く、またこの物質に関して以前は首尾良く利
用されなかったかを察知する助けとなるであろう。
【0005】DRIは鉄鉱石の塊状物またはペレットと
還元ガス流とを高温で接触させることによりこれらの鉄
鉱石についての直接還元によって産業的に生産される。 還元は固体状態で行われる。得られたDRIは脆い粒状
固形物であって、非常に多孔質で、高温において反応性
である。このような高温において、周囲空気中でそれは
水または酸素によって発熱的に再酸化される。
【0006】直接還元のために使用される鉄鉱石は一般
に酸化鉄、すなわち赤鉄鋼および磁鉄鋼である。鉄鉱石
が高い鉄含有量、たとえば55%以上を有する場合は、
それを粒径0.5 cm超過であって約6cm(すなわ
ち、0.2 乃至 2.4インチ)までの範囲に及ぶも
のとして少なくとも80%そして好ましくは少なくとも
90%に単純に破壊することによって経済的に処理する
ことが可能である。更に必要なのは前記鉄鉱石が、圧力
、衝撃および粉砕であって、その輸送および取扱いの間
に望ましく無い、また過剰の微粉を生じる傾向を有する
ものに耐えるような高い機械的強度を有することである
。この種の粉塵状微粉は少なからぬ問題、たとえば固定
または移動層型還元反応器の内側で不均一流およびガス
流路を生ずる可能性がある。これは不均一な還元をもた
らす結果、劣等かつ不均一品質を有するDRIを生成す
ることになる。
【0007】それを機械的に一層強力なものとするため
に、多くの場合鉄鉱石を細かく粉砕し、それを磁気的に
濃縮してその鉄含有量を増加させ、或る種の添加物、た
とえば石灰およびドロマイトを包含させ、そしてそれを
0.5 乃至2.4 cmの範囲においてペレットに形
成することが好ましい。このペレット化工程において、
形成されたペレットは通常球形であって、還元工程およ
び更にアーク炉内の引き続く製鋼段階における最適性能
に関し必要とされる所望の化学的組成を有している。ペ
レットは一層均一な品質と共に一層高い鉄含有量を有し
ているので、それらは結果的にトラック、鉄道等によっ
てより経済的に長い距離に及ぶ輸送を可能とする(それ
は可成りの量の脈石についての不必要な輸送が回避され
るからである)。
【0008】直接還元プラントは、粒状体であって、多
分不規則な形状片から成る鉄鉱石またはペレットあるい
はそれらの混合物を還元ガス、その大部分は水素および
一酸化炭素から成るものの流れと温度850 乃至 1
,050℃、通常約 950℃において接触させること
により鉄鉱石を化学的に還元する。
【0009】産業的還元反応装置は固定床あるいは移動
床タイプのものであってよい。固体鉱石粒状体と還元ガ
スとの反応速度を増加させるために、前記粒状体は多孔
質性の高いことが望ましいのは明白である。しかし、こ
の特性はまたDRIに強い反応性をもたらす。それは高
い割合の金属鉄を含有し、これが空気または水中の酸素
と接触すると、再酸化する傾向を有するからである。全
ての化学反応について典型的であるように、温度が上昇
するにつれてDRIの再酸化は一層迅速かつより激しい
ものとなる。これが、過去においてDRIが周囲温度に
おいて常に最も望ましく安全に取扱われ、そしてそれが
排出される前に還元反応装置を経由して冷却ガスを循環
させることによってその内側を冷却する理由である。た
とえば、米国特許第3,765,872 号、第4,0
46,577 号および第4,150,972 号を参
照されたい。
【0010】しかし、再酸化問題を回避し、そして高価
な耐熱性ポンプ、弁等についての必要性を減少させるた
めのDRIの安全取扱いに関して一般的に必要とされる
にせよ冷却DRIは製鋼法全体のエネルギー効率に関し
て不利である。DRIの多量の熱エネルギーはその冷却
によって失われるので、従ってそれを溶融し、そしてD
RIをもう一度加熱してそれを鋼に変換するためには一
層エネルギーの消費を要する。若干の喪失エネルギーの
みが熱交換器等において水蒸気生成に際して有効に回収
されるに過ぎない。
【0011】この問題に対処するために、過去には還元
反応装置内のDRIの冷却を排除し、そしてそれを通常
 400乃至 750℃の範囲内の最も高い可能性のあ
る温度において排出することが電気炉であって、そこで
はDRIが溶融され、あるいは代わりにそのDRIを一
般に温度 600℃超過において熱団鉱とするものにお
いてエネルギーコストを減少させるために提案されてい
た。これは少なからぬエネルギーの節約を示している。 しかしながら、高温におけるDRIの輸送はこれまで顕
著な短所を有するシステムの使用を伴って来た。
【0012】米国特許第3,799,367 号および
第4,188,022 号はDRIを周囲温度に冷却す
ること無く、直接還元反応装置からの高温におけるDR
Iの排出を教示している。それは、この還元反応装置の
排出ビンの出口に配置されるコンテナーを利用すること
によってこの熱DRIをその次の処理工程へ輸送するこ
とを提案している。これらのコンテナーは不活性ガスを
もって充填されて、熱DRIと空気中の酸素との接触を
阻止し、その結果それの再酸化を回避するものである。 しかし、この輸送システムは数多くの欠点を呈する。そ
れはDRIとこれらのコンテナーはトラックまたは鉄道
設備によってプラントを経由して移動されねばならない
からである。これはモータ付き車両に関する保守システ
ムと共にその結果として生ずる高い運転費を必要とする
ものである。
【0013】更にこの種のシステムはまた、プラント内
に通過スペースを必要とする。既に存在するプラントに
おいては予めこの種の設備が計画されていなければ、ト
ラックまたは鉄道の通過のために適切なスペースを開放
することは非常に困難である。
【0014】先に論述したように、過去においてはまた
高温においてではあるがDRI粒状体を団鉱に形成する
ことが提案され、それによってDRI粒状体の密度の高
い団鉱への圧縮が多孔性、そしてその反応性を実質的に
減少させている。しかし、たとえ団鉱プレスへの熱DR
I輸送に関してのみであっても、現在使用されているシ
ステムは複雑であり、また大きな投資および高い操業費
を伴う。
【0015】ドイツ国特許第3806861 号はビン
中の熱DRIの輸送を教示している。この種のビンは1
気圧を超える圧力において作動する或る種の直接還元工
程において圧力ロックと共に使用される。これらの工程
は還元反応装置の充填および排出に関して圧力ロックを
必要とする。しかし、この輸送システムは短い距離、た
とえば還元反応装置から前記反応装置に近接して配置さ
れた団鉱プレスへの距離に対してのみ適用可能である。 もし、DRIが一層長い距離、たとえば何百メートルに
も亘って輸送されるべき場合、圧力ロックビンを使用す
るこのシステムは実用的でも無いし、また経済的でも無
い。それは一層数多くのこの種ビンを要することになる
が、これは圧力、温度および摩擦抵抗に関し必要とされ
る特性に起因するものであって、同時にそれらの密封弁
は高価である。
【0016】DRI輸送に関する、明らかに最も一般的
である現在のプラクチスは低温、たとえば 100℃未
満の温度における反応装置からの排出、そして開放ベル
トコンベヤの利用を包含している。DRIはこれらのベ
ルトコンベヤによってサイロまたは貯蔵ビンに、次いで
メルトショップ(meltshop)における電気炉の
供給ビンに対して移動される。しかしながら、この方法
は数種類の短所を有している。たとえば、微粉、すなわ
ち還元反応装置内部の鉱石塊状物、ペレット、またはD
RIの摩損および破壊によって、またDRI取扱いの間
に生成された非常に小さい粒子は移送地点において撒き
散らされ、そして開放コンベヤ上方を通過する周囲空気
流によって捕捉され、その結果価値ある金属鉄ユニット
の損失および顕著な環境汚染の問題をもたらす。金属鉄
のこれらの損失であって、DRIの移送ステーションに
おいて主として発生するものは設備のタイプによってD
RI生産量の2%乃至10%という高いものとなる可能
性がある。
【0017】流動床直接還元法によりDRIを生成させ
る非産業的試みは時々提案された。これらは、直径にお
いて僅かに3mmまで、好ましくは 0.5mm未満の
非常な微粒子とした鉱石の使用を教示している。流動化
されるのに適切な粒度を処理するに際して、二、三の文
献はこの種「微粉砕したスポンジ鉄」の空気圧による輸
送を示唆している(米国特許第4,007,034 号
および第4,045,214 号参照)。しかしながら
、米国特許第4,412,858 号が本出願人の知る
、産業的に検認された大寸法DRI粒状体(すなわち、
 0.5cm超過)に関する唯一の文献であって、これ
はいくらかのDRIの空気圧による輸送を示唆している
。しかし、この特許の教示ですら単に運搬ガスによる輸
送に先立って「細砕または磨砕」によって大「スポンジ
鉄ペレットが  …  微粉状に変換される」という文
脈中に存在するに過ぎない。
【0018】粉砕した石灰が供給手段として短い距離に
亘って空気圧によって輸送されたことが報告されている
が、これはDRIと(あるいは鉄鉱石とすら)比較して
相対的に軟質物質である。従って、このような利用にも
拘らず、この種の石灰輸送は寸法3mmを超える鉄鉱石
またはDRIに関して拡張されたことも、あるいは示唆
されたことも決して無かった。
【0019】石油産業における触媒粒子の空気圧による
輸送に関してもまた、可成りの文献が存在するが、それ
は常に流動床において使用するのに適切な寸法よりも一
層小さいものについてである。
【0020】
【発明の目的および要約】本発明の目的は高温および低
温における産業的寸法を有するDRIの輸送のためのシ
ステムを使用する鉄鋼の生産方法を提供することであり
、この方法は短および長距離に対して経済的に適用可能
であり、この方法はDRI微粉の損失およびその再酸化
を回避することによって製鋼プラントの生産性を増加さ
せるものであり、そしてこの方法は前記微粉によって発
生する環境汚染の問題を最小とするものである。
【0021】本発明の他の目的および効果は当業者には
明白であるか、あるいは本発明の明細書および添付図面
中に説明されるであろう。
【0022】本発明によれば、その目的は鉄鋼の製造方
法であって、大部分は0.5cmを超える寸法を有する
DRIが空気圧によって輸送されるものによって達成さ
れる。この方法は、前記DRIを少なくとも1基の直接
還元反応装置において生成させる工程と、第一地点(前
記還元反応装置から前記DRIのダクト内への排出地点
)から(DRIの遠隔利用または貯蔵についての)第二
地点へ延在している前記ダクトを経由して流通せしめら
れる運搬ガスによってこの種のDRIを空気圧により輸
送する工程とを含んで構成されることが好ましい。前記
ガス流は様々な化学的組成を有していてもよい。たとえ
ば、空気、天然ガス、合成ガスまたはDRI製造に使用
されるのと同一タイプの還元ガスが利用できる。DRI
の空気圧輸送は、9乃至35m/秒の範囲内の運搬ガス
速度、1乃至5kg/の圧力、そしてDRIの質量対運
搬ガスの質量の割合7乃至25において行われるのが好
ましい。ガス流は好ましくは空気であり、これは収容さ
れており、そして再循環される。
【0023】製鋼プラントにおける産業DRIの冷およ
び熱輸送の問題ならびに短所はこれまで申し分無く解決
されたことはない。本発明は従来の知識に反する予期せ
ぬ教示、すなわち製鋼プラントにおける大部分が 0.
5cmを超える寸法を有するDRIの空気圧輸送の利用
によってこれらの問題を効果的に最小として大きな利点
とする一方、輸送操業条件を変更し全て、輸送設備の過
剰摩耗およびDRIの分別を伴わずには期待し得ない最
小再酸化、最小熱損失、空気および大地汚染に対する封
じ込めという相殺効果を達成すると共に一層少ない取扱
および貯蔵要件(従って、取扱に関して全般的により少
ない保守およびスペース要件をもたらす)を達成するも
のである。
【0024】通常、空気圧輸送は非常に小さい粒状体、
たとえば粉末を運ぶために応用されて来た。1cmより
大きい寸法を有する高密度粒状体の空気圧輸送という非
常に稀な応用に際して、この種の設備は前記粒状体の衝
突によって引き起こされるダクトの迅速かつ可成りの劣
化に起因して継続的な速度で運転出来なかった。本発明
は特定の速度範囲であって、ここにおいてそれを運転し
、かつその工業的応用を可能とするものによってこの問
題を最小とする。
【0025】DRIの空気圧輸送の適用によって提示さ
れる問題の一つは、主として方向変化におけるパイプ壁
に対する粒状体の強烈な衝突によって生じせしめられる
微粉の生成である。これは直角T分岐部材の逆直感的(
counter−intuitive )使用によって
予期せず最小化されるものであり、この部材はその角度
のコー  ナーにおいて静止粒状体を収集して自然で滑
らかな移動曲線をもたらし、パイプ壁に対する粒状体の
衝撃を吸収して粒状体を破壊から保護すると共に角度に
おけるパイプを摩耗から保護するものである。
【0026】破壊による微粉は製鋼法の総体的収率を低
下させる。それはそれらの軽い重量がそれらをして電気
炉から出て行くガス中に移動せしめるからである。しか
しながら、本発明はこの問題をその特別な操業条件に起
因して最小とするものである。
【0027】過去において、空気とのDRIの知られた
反応性が運搬ガスとしての空気の使用を除外していた。 しかし、本発明の特に好ましい実施態様の一つによれば
、空気は、それを輸送ダクト内に収容し、かつ連続的に
再循環させることによって次のように予期せず効果的に
使用される。すなわち、(酸素の最初の存在にも拘らず
)輸送されたDRIの正味量の品質に対する何らかの顕
著な結果を伴わずには、全て期待することの出来ない安
定状態操業下でダクト内を循環する空気中に最初存在す
る、比較的少量の酸素がDRIと反応し、そしてその再
循環によって輸送ダクト内に残留しているガスは直ぐに
大部分が窒素から構成されるものとなる。これは大きな
経済的利点を示すものである。それは不活性ガスを別途
生成することも、購入することをも必要とせず、あるい
は輸送目的のための保護的運搬ガスとして高価かつ潜在
的に危険な還元ガスを使用する必要性も無いからである
【0028】本明細書および添付図面において、本発明
者等は発明の好ましい実施態様を示し、かつ説明し、更
にその様々な代替および変形を示唆したが、これらは全
てを表し尽くすことを意図するものではなく、そして発
明の範囲内で数多くの他の変更および変形を為し得るも
のであることが理解されるべきである。ここにおける示
唆は、他の当業者が本発明およびその原理を一層完全に
理解するであろうために、そしてその結果、それを多様
な形態において変形してそれぞれが特定用途の条件に最
も適合するようにするために例示の目的について選択さ
れ、かつ必然的に包含されるものである。
【0029】
【発明の具体的な説明】図1を参照すると、参照数字1
0は一般に直接還元反応器を示し、これに対し鉄鉱石1
2が少なくとも1個の入口14を経由して塊状物、ペレ
ットまたはそれらの混合物の形態で供給される。鉄鉱石
は反応器10を介して下降し、そして当該技術分野で既
に知られた方法において、通常 850乃至 950℃
の範囲内の高温で還元ガスと逆流的に接触せしめられる
が、この還元ガスは還元帯域18の下部中に位置する地
点16において反応器に対して導入され、また前記還元
帯域の上部中に位置する地点20において反応器から取
り出される。
【0030】反応器10の下部には、円錐区域22が存
在し、これは少なくとも1個の出口24に収束し、これ
を経由して既に還元された鉱石またはDRIが排出され
る。 数多くのプラントにおいて、この下方帯域22はDRI
を周囲温度に冷却して大気と接触したときに再酸化問題
を伴うこと無く取り扱うためのDRI用冷却帯域として
使用される。DRIを冷却するために、通常冷却用ガス
流はDRIに対して逆流的に循環されるが、そのガスは
参照数字28で示されるように、その下部において導入
され、また数字30で示されるようにその上部で熱いう
ちに取り出される。還元ガスおよび冷却ガスの両者は、
当該技術分野で周知のように反応器に再循環される。D
RIを高温で排出することを望むときは冷却ガスループ
を使用せず、そしてDRIは熱いうちに排出させる。
【0031】DRIは還元反応器から装置26によって
調節された速度において排出されるが、該装置はロータ
リーまたはスター弁であって、たとえば米国特許第4,
427,135号および第4,427,136 号中に
記載されるもの、あるいは米国特許第3,375,09
9 号、第2,670,946 号、第4,129,2
89 号および第4,032,120号中に記載される
タイプの他の装置であってもよい。
【0032】DRI32は排出集積ビン34に移され、
そこからそれは装置36によってダクト38内に調節さ
れた速度で導入されるが、該装置はロータリー弁(ある
いは、スターフィーダーとも称される)、スクリュー型
フィーダーまたは振動フィーダーであればよい。
【0033】ガス流40はダクト38を経由して循環さ
せることによりDRIを移動させ、そして空気圧によっ
て離れた地点へ運搬するが、該地点はたとえば(1)貯
蔵ビンまたはサイロ42、(2)団鉱プレス44(そこ
でDRIの団鉱46が形成される)および/または(3
)アーク炉48として例示される。既に上述した効果に
関連して、プレス44からの団鉱46はここではアーク
炉48として例示される冶金用炉(metallurg
ical furnace )に、または金属鉄が溶融
および精錬される異なるタイプの炉、たとえば誘導炉、
塩基性酸素炉(BOF )、融解装置−ガス化装置等に
、あるいは単に一時的貯蔵パイル47に装入することが
できる。
【0034】好ましい代替例の一つにおいて、DRIは
矢印50で示されるようにアーク炉に輸送し、そして直
接これに装入してもよい。
【0035】図1の例示された代替例のそれぞれはDR
I用の受入ステーション52を備えており、これは受入
ビンであって、運搬ガスと固形粒状体とを流動領域の単
純な拡大により解放するために使用し得るものを含んで
構成される。運搬ガスからの粒状体の解放はビン54中
への、その導入に近接するパイプ38の拡張(その結果
、移送速度が減少する)によって助けられる。
【0036】運搬ガスは受入ビン54を出て、クリーニ
ングおよび冷却塔56へ進み、ここで前記ガスは当該技
術分野において知られた方法において充填床58中の水
と接触せしめられる。清浄化され、かつ周囲温度もしく
は比較的それに近い温度のガスは出口60を経由して塔
56を出る。
【0037】図2において、同一の要素は図1と同一の
参照数字によって示されている。図2は特に好ましい実
施態様を示しており、そこでは空気が運搬ガスとして用
いられており、これは大きな利点をもって再循環される
。輸送および再循環ダクト(38および76)内の運搬
ガスとして、空気の最初のチャージの酸素はDRIと反
応し、そして再循環されると、結果として生じた運搬ガ
ス組成物は非常に速やかに殆ど純粋な窒素に安定する。 この特性は空気圧輸送の操業を非常に経済的なものとす
る。空気の流れはダクト72を介して適切な供給源70
から最初のチャージ(そしてその後は単に少量の補充)
として供給され、そしてダクト38に誘導されたDRI
をフィーダーまたはドシファィアー(dosifier
)装置36によって運搬するために、復帰ダクト76お
よび輸送ダクト38を経由してコンプレッサー74によ
って閉路内を循環させる。
【0038】次いで、集積/排出ビン34から受入/分
離ステーション52へ輸送されたDRI50はアーク炉
48中で溶融かつ精錬されるべく前記アーク炉48にお
いて使用されて所望の鋼を生成させる。
【0039】このように、空気の利用は空気とDRIと
の反応性の理由から、特に好ましい熱DRIの輸送に伴
って存在する高温においては逆の指示のように思われる
かも知れない。しかしながら、運搬ガスを再循環させる
ことによって、その比較的少ない限定された酸素含有量
は速やかに消費され、殆ど純粋な窒素である運搬ガスを
もたらす。塔56におけるスクラビングおよび部分冷却
(コンプレッサー74を保護するために必要とされる)
を伴うにしても、再循環は比較的高温で行うことが可能
なので、それでも熱損失の他の原因を最小とする。更に
、分離された依然として熱い再循環運搬ガスの熱含量は
比較的低い。それは中でも高温においては、一定の質量
のガスは一層大きい容積を有しているので、一定質量の
DRIを輸送するために要するのは一層少ないガスだか
らである。その上、コンプレッサーの作業は再循環ガス
をも再加熱する傾向を有している。
【0040】図3の代替実施態様において、供給源80
からの還元ガス、たとえば水蒸気を伴う天然ガスの接触
改質によって生成されたものはダクト82を介して還元
循環路86であって、反応器10の還元帯域18、ガス
冷却器84、コンプレッサー88、CO2 吸収器94
およびガス加熱器98を含んで構成されるものに導入さ
れる。コンプレッサー88を出て行く還元ガスの一部は
ダクト92を経由してダクト38に導かれてフィーダー
36から導入されたDRIに関して運搬ガスとして利用
される。ビン54においてDRIから分離された後の還
元ガスはガス冷却器56中で冷却かつ清浄化され、そし
てダクト90を介してコンプレッサー88に再循環され
る。
【0041】DRIは調節装置36を経由してビン34
からダクト38に導入され、そしてビン54におけるガ
ス分離の後、ロックホッパー130 に移動するが、こ
れはシーリング弁132 および134 を備えていて
DRIを輸送システムから、還元ガスが大気との接触を
伴うことなく排出させるものである。この種の弁システ
ムに関する米国特許第3,710,808 号および第
4,498,498 号を参照されたい。
【0042】図4は本発明の他の実施態様を示しており
、この場合運搬ガスは還元反応器の下部において使用さ
れる冷却用ガスの一部であるが、これもまた通常還元ガ
スまたは天然ガスである。より詳細に、循環路であって
、反応器の冷却帯域、ガス冷却器100 、ダクト99
およびコンプレッサー96を含んで構成されるものを経
由して循環する冷却ガスの一部はダクト92によってダ
クト38内に導入されてDRIについての運搬ガスとし
て利用される。このシステムの他の構成要素の作動は前
の図に関して説明したのと同様である。
【0043】図5は本発明の他の実施態様を示しており
、ここでは運搬ガスは天然ガスまたはあらゆる他の適切
な燃料と空気との燃焼によって生成される。適切な供給
源110 からの天然ガスの流れはダクト112 を経
由してガス発生炉118 に導入され、そこでそれは供
給源114 からの空気であって、ダクト116 を介
して発生炉118 に導入されるものによって燃焼を遂
げる。
【0044】発生炉118 内の燃焼は空気中の酸素を
消費し、大部分が窒素と二酸化炭素とから成る運搬ガス
を生成する。この運搬ガスはダクト120を介して輸送
ダクト38内に注入される。場合により、スクラバー5
6から排出された運搬ガスをガス発生炉118 に、あ
るいは注入ダクト120 に直接再循環させると、空気
および補給燃料の消費を減少させることになる。
【0045】図6は本発明の他の実施態様を示し、ここ
では空気圧輸送のために利用される運搬ガスは天然ガス
であって、高圧において得られる適切な供給源122 
からのガスは供給ダクト120 を介してダクト38に
供給される。調節およびドシファイング装置26であっ
て、DRIを還元反応器から制御された速度で取り出す
ものはDRIを直接ダクト38に供給してその中に輸送
する(このようにして、中間集積ビン34および排出装
置36を省略する)。ビン34および排出装置36の省
略は他の図中の実施態様においてもまた行うことが出来
る。上掲の図に関して本明細書中で説明したように、ド
シファイング装置26はロータリー弁またはスターフィ
ーダーあるいはスクリューまたは振動タイプの装置であ
ってもよい。
【0046】ビン54においてDRIから一度分離され
た天然ガスは塔56において清浄化され、そして復帰パ
イプ90を経由して加熱器98および改質装置140 
のためのバーナーに対し供給される。改質装置140 
において、当該技術分野において知られた方法により天
然ガスを、供給源123 から前記改質装置に供給され
る水蒸気と反応させる。改質装置140 内で生成され
た還元ガスは、反応器10内でDRIを生成させるため
にパイプ82を介して還元ガスループ中に注入される。 1985年7月9日に特許された米国特許第4,528
,030 号によれば、その鋭敏な触媒管(sensi
tive catalyst tubes)を備えた外
部改質装置を省略することが可能であり、そして天然ガ
スおよび供給源123 (あるいは90でさえある可能
性もある)からの水蒸気を還元循環路86中に直接供給
することが出来る。
【0047】
【実施例  1】高温におけるDRI36トンを排出ビ
ンからT分岐部材によって連結された4”直径パイプの
引き続く行程を介してパイロットプラントに空気圧をも
って輸送したが、その行程は水平に2m、垂直に6m、
水平に71m、そして垂直に1m延び、水平な直角屈曲
部が続き、次いで更に水平に13m、垂直に13m、そ
して最後に6”直径の垂直パイプ11m中に延びていた
【0048】操業条件は以下の通りであった。
【0049】 ガス                :空気入口にお
ける圧力    :1.8 kg/手動(man.)流
量:              :80 lbmol
/時間温度:              :30℃入
口におけるガス速度:20m/秒 固体材料            :DRIペレット温
度                : 650℃輸送
速度            :20トン/時間   
                         
    篩分析          寸法(吋)   
 当初重量率(%)    最終重量率(%)    
           1/2           
  30                 14  
            3/8          
   32                 27 
             1/4         
    18                 27
              1/8        
     13                 2
3           < 1/8        
      7                  
9 下記のデータは出口地点で採取された。
【0050】 温度                : 550℃圧
力降下            :1.8 kg/cm
2 圧力                :大気圧力
                  :5Kw/トン
固体/気体比(質量):19
【0051】
【実施例  2】実施例1の実験を反復したが、36ト
ンのDRIは代わりに周囲温度におけるものとした。
【0052】 ガス                :空気入口にお
ける圧力    : 1.97 kg/手動(man.
)流量:              :165 lb
mol /時間温度:              :
30℃入口におけるガス速度:20m/秒 固体材料            :DRIペレット温
度                :35℃輸送速度
            :20トン/時間     
                         
  篩分析          寸法(吋)    当
初重量率(%)    最終重量率(%)      
         1/2             
61                 25    
          3/8            
 28                 51   
           1/4           
   8                 16  
            1/8          
    3                  7 
          < 1/8          
    0                  1 
下記のデータは出口地点で採取された。
【0053】 温度                : 550℃圧
力降下            :1.8 kg/cm
2 圧力                :大気圧力
                  :10Kw/ト
ン固体/気体比(質量):15 「微粉」を兎に角 1/8”未満に限定すれば、砕け易
いDRIは微粉含有量を驚くべき僅かに約1乃至2%だ
け増加させるのみであった。
【0054】実施例1と比較した実施例2における周囲
温度条件下の、空気の一層重い重量の故で冷DRIを輸
送するために要する力は同量の熱DRIに関して必要と
されるそれの2倍程多いものとなる。
【0055】この実験装置は約36トンのDRIを約4
5分間で空にすることが可能であり、そしてDRIを 
200m以上輸送した。
【0056】ここで説明した運搬ガスのタイプは冷DR
Iを排出させる実施態様においても、また熱DRIを排
出させる実施態様においても使用することが出来る。D
RIは中間排出ビンを伴って、あるいは伴わないで輸送
ダクト内に導入してよい。
【0057】経済的およびその他の実際的事項として、
輸送すべき粒度の上限は約3インチ(そして好ましくは
輸送パイプの直径の1/3を超えないもの)であるべき
である。通常、DRIペレットの大部分は 1/8”乃
至 3/4”を超えるものであり、そしてDRI塊状物
は1”− 1−1/2”までの範囲に及んでいる。実用
的な長さは 200乃至 300mである。従って、還
元反応器からEAFへの実験プラントにおける典型的な
空気圧輸送は4”乃至6”の漸増寸法パイプを介して1
分未満である。これは輸送中の熱損失に関し、最小時間
をもたらすものである。DRIの空気圧輸送におけるエ
ネルギー損失(主としてコンプレッサーに関する電気の
費用)は時間、エネルギーおよび残存微粉に関して清算
されるものより一層大きい。
【0058】比較的低いガス速度は摩耗および密集を最
小とするために好ましいが、十分な速度は輸送の効率の
ために好ましい。たとえば、長さ 164mの4”パイ
プに関する移動層反応器からの典型的DRIの輸送は、
運ばれたDRIの容量をガス速度(速度9m/秒におけ
るDRI約11メトリックトン/時間から20m/秒に
おける約23メトリックトン/時間へ、そして35m/
秒における11メトリックトン/時間に後退する)に対
してプロットすると、ベル曲線(bell curve
)を生成したので、運搬ガスの速度約17乃至25m/
秒の好ましい範囲を示している。
【図面の簡単な説明】
【図1】好ましい実施態様を例示する製鋼プラントを概
略的に示すものであり、ここにおいてDRIは還元反応
装置から前記DRIの1個所以上の地点へ空気圧によっ
て輸送され、それらは団鉱プレス、メルトショップにお
けるアーク炉および貯蔵ビンとして交互および/または
順次に例示されるものである。
【図2】DRIの空気圧輸送に関する本発明の一層特に
好ましい実施態様を示し、ここにおいて空気が有利に利
用されている運搬ガスが輸送ダクトを経由してエンドレ
スのループバック(loop back )内を連続的
に再循環されている。
【図3】本発明の変形された好ましい実施態様を示すも
のであり、ここにおいて運搬ガスはDRIを生成させる
ために使用する還元ガスと同一である。
【図4】本発明の他の変形された実施態様を示すもので
あり、ここにおいて運搬ガスはDRIを冷却するために
使用するガスと同一である。
【図5】図2に類似する本発明の一実施態様を示してお
り、ここにおいてDRIは空気圧輸送ダクトへ、還元反
応装置における鉱石処理速度を調節する装置から直接導
入され、また運搬ガスは燃焼させた天然ガスである。
【図6】本発明の更に他の変形された好ましい実施態様
を示しており、ここにおいてDRI空気圧輸送における
運搬ガスは天然ガスであり、前記DRI輸送において使
用された後、それがヒーターのためのバーナーおよびス
チームリフォーマー(接触リフォーマーに関し供給材料
として使用するためには、通常依然として汚れ過ぎてい
る)に供給されるのが示されている。
【符号の説明】
10  直接還元反応器 12  鉄鉱石 18  還元帯域 32  DRI 34  排出集積ビン 40  ガス流 42  貯蔵ビン(またはサイロ) 46  団鉱 48  アーク炉 56  クリーニングおよび冷却塔 86  還元循環路

Claims (26)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】  寸法約 6.0cmまでの鉄含有鉱石
    またはスポンジ鉄粒状体であり、そしてその少なくとも
    80%が 0.5cmを超えるもので、またその少なく
    とも50%が 1.0cmより大きいものを第一出発地
    点から貯蔵または使用のための横方向に離れた第二地点
    へ輸送する方法において、前記鉄粒状体を運搬用流体中
    に移動させること、運搬用流体と鉄粒状体との混合物を
    閉導管を経由して前記離れた地点へ流動させること、お
    よび前記離れた地点において前記運搬用流体を前記粒状
    体から分離させることを特徴とする方法。
  2. 【請求項2】  前記粒状体はスポンジ鉄粒状体、DR
    Iであって、それらは還元反応装置における粒状鉄鉱石
    の直接還元によって生成されるものであり、そして前記
    第一地点は前記反応装置の排出に際する地点であること
    を更に特徴とする請求項1記載の方法。
  3. 【請求項3】  前記運搬用流体はガス状であり、そし
    て前記運搬ガスが前記導管を経由して速度9乃至35m
    /秒で循環されることを更に特徴とする前記請求項のい
    ずれかに記載の方法。
  4. 【請求項4】  前記運搬用流体はガス状であり、そし
    て前記運搬ガスが前記導管を経由して圧力5kg/ゲー
    ジで循環されることを更に特徴とする前記請求項のいず
    れかに記載の方法。
  5. 【請求項5】  前記運搬用流体はガス状であり、そし
    て前記運搬ガスが前記導管を経由してDRI対運搬ガス
    質量の質量比7乃至25の範囲内で循環されることを更
    に特徴とする前記請求項のいずれかに記載の方法。
  6. 【請求項6】  前記運搬用流体を前記第一地点へ再循
    環させることを更に特徴とする前記請求項のいずれかに
    記載の方法。
  7. 【請求項7】  空気に由来する前記運搬用流体におけ
    ることを更に特徴とする請求項6記載の方法。
  8. 【請求項8】  前記運搬用流体が空気であることを更
    に特徴とする請求項1乃至5のいずれかに記載の方法。
  9. 【請求項9】  前記運搬用流体が前記反応装置からの
    消費還元ガスであることを更に特徴とする請求項2乃至
    6のいずれかに記載の方法。
  10. 【請求項10】  前記DRIが還元反応装置内で冷却
    ガスによって周囲温度に冷却されること、および運搬用
    流体として前記DRIを冷却するために使用したガスの
    一部を利用することを更に特徴とする請求項2乃至6の
    いずれかに記載の方法。
  11. 【請求項11】  前記運搬用流体が天然ガスであるこ
    とを更に特徴とする請求項2乃至6のいずれかに記載の
    方法。
  12. 【請求項12】  前記運搬用流体が窒素であることを
    更に特徴とする請求項2乃至6のいずれかに記載の方法
  13. 【請求項13】  前記運搬用流体が燃料と空気の燃焼
    によって生成されることを更に特徴とする請求項3乃至
    6のいずれかに記載の方法。
  14. 【請求項14】  前記第二地点における冶金用炉にお
    いて前記DRIを溶融し、かつ鋼に変換させることを更
    に特徴とする請求項2乃至13のいずれかに記載の方法
  15. 【請求項15】  アーク炉において前記DRIを溶融
    し、かつ鋼に変換させることを更に特徴とする請求項2
    乃至13のいずれかに記載の方法。
  16. 【請求項16】  前記DRIを前記還元反応装置から
    温度 600℃超過において排出させること、および前
    記第二地点においてDRIを団鉱に変換させることを更
    に特徴とする請求項2乃至13のいずれかに記載の方法
  17. 【請求項17】  DRIを前記第二地点における貯蔵
    部位内に転じさせることを更に特徴とする請求項2乃至
    13のいずれかに記載の方法。
  18. 【請求項18】  移動層還元反応装置において前記D
    RIを生成させることを更に特徴とする請求項2乃至1
    7のいずれかに記載の方法。
  19. 【請求項19】  固定層還元反応装置において前記D
    RIを生成させることを更に特徴とする請求項2乃至1
    7のいずれかに記載の方法。
  20. 【請求項20】  圧力ロックであって、還元反応装置
    をして前記反応装置の内部と大気とを接触させること無
    く排出せしめるものを経由して前記DRIを前記反応装
    置から前記導管へ導入することを更に特徴とする請求項
    2乃至19のいずれかに記載の方法。
  21. 【請求項21】  調整された速度において前記DRI
    を前記還元反応装置から前記導管内へ導入することを更
    に特徴とする請求項2乃至19のいずれかに記載の方法
  22. 【請求項22】  温度 400℃を超過するDRIを
    移送することを更に特徴とする請求項2乃至15ならび
    に17乃至21のいずれかに記載の方法。
  23. 【請求項23】  スポンジ鉄粒状体が前記反応装置か
    ら排出され、そして温度450℃乃至 700℃におい
    て前記離れた地点へ運ばれることを更に特徴とする請求
    項2乃至15ならびに17乃至22のいずれかに記載の
    方法。
  24. 【請求項24】  前記運搬用流体が分離され、冷却さ
    れ、そして再循環されて前記第一地点へ戻ることを更に
    特徴とする請求項16、22または23のいずれかに記
    載の方法。
  25. 【請求項25】  運搬用流体とスポンジ鉄粒状体とか
    ら成る混合物を前記閉導管の中間部であって、前記出発
    地点よりも高い高さにおけるものを経由して輸送させる
    ことを更に特徴とする前記請求項のいずれかに記載の方
    法。
  26. 【請求項26】  前記出発地点および前記離れた地点
    が少なくとも86mのオーダーの距離によって、この種
    の距離を構成する部分を介して殆どもしくは全く正味重
    量により助成されない流れを伴って隔てられていること
    を特徴とする前記請求項のいずれかに記載の方法。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2008525632A (ja) * 2004-12-23 2008-07-17 シーメンス・ファオアーイー・メタルズ・テクノロジーズ・ゲーエムベーハー・ウント・コ 金属及び/又は一次金属製品を生産する工程及び装置
JP2010523819A (ja) * 2007-04-02 2010-07-15 ミドレックス テクノロジーズ,インコーポレイテッド 多用途高温直接還元鉄の供給方法及びシステム

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