JPH0436169A - 海苔原藻中の異物検出装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 （産業上の利用分野） 本発明は海苔原藻中の異物検出装置に係り、カメラによ
り、海苔原藻中の異物を検出するための手段に関する。

（従来の技術） 第３図は、乾海苔の製造工程を示すものである。海洋で
採取された海苔の原藻を洗浄して異物を除去し、次いで
裁断装置によりミンチ状に細かく裁断し、次いで再度洗
浄して貰物を除去した後、水に熔かして所定濃度に調整
し、調整された調合液を、海苔製造機へ送って乾海苔を
製造するようになっている。

（発明が解決しようとする課Ｂ） 上記のように、裁断前に行われる第１回目の洗浄によっ
ては、原藻中に混入する異物を完全に除去できないこと
から、一般に、裁断後にも再度の洗浄が行われる。とこ
ろが、原藻を細かく裁断すると、これに混入する異物も
細かく裁断されて原藻の内部に紛れ込んでしまうため、
裁断後に洗浄を入念に行っても、異物を十分に洗浄除去
するのはきわめて困難であった。

（課題を解決するための手段） 本発明は、洗浄工程と裁断工程の間に配設されて、海苔
原藻の水溶液が流れる水路ｌと、この水溶液中の異物ａ
を観察するカメラ２と、このカメラ２に接続されたコン
ピュータ３とから海苔原藻中の異物検出装置を構成して
いる。

（作用） 上記構成において、水路１を流れる原藻の水溶液をカメ
ラ２により観察し、異物ａを検出する。

（実施例） 次に、図面を参照しながら本発明の詳細な説明する。

第１図は異物検出装置の斜視図、第２図は側面図である
。１は底残の樋から成る水路である。

この水路１は、第３図に示す第１回の洗浄工程と裁断工
程の間に配設される。２は水路１の上方に設けられたカ
メラであり、水路１を流れる原藻の水溶液を観察する。

カメラ２により原藻中の異物ａを観察しやすいように、
水溶液はごく浅く水路１を流れる。３はこのカメラ２が
接続されたコンピュータであり、カメラ２の出力信号が
入力される。このカメラ２は、色調により、原藻中の異
物ａを検出する。

４はシャッターであり、エアシリンダ５のロッド６に取
り付けられている。このシャッター４は、メンシュなど
の通水性のプレートから成っている。カメラ２が異物ａ
を検出すると、コンピュータ３の出力信号によりエアシ
リンダ５が作動し、ロフト６が突出して、シャッター４
により水路ｌを遮断し、異物ａをシャッター４に付着さ
せる。このシャッター４は通水可能なことから、水路１
を遮断した状態でも水溶液は通水できる。なお異物ａの
代表的なものとし、では、海鳥の羽根毛などがある。７
はブザーや発光素子のような報知素子であり、カメラ２
が異物ａを検出したときには、その旨を作業者に報知す
る。

本装置は上記のような構成より成るので、第１回目の洗
浄により、原藻中の異物ａが荒除去された後、裁断が行
われる前に、原藻中の異物ａを検出して除去することが
できる。

（発明の効果） 以上説明したように本発明は、洗浄工程と裁断工程の間
に配設されて、海苔原藻の水溶液が流れる水路と、この
水溶液中の異物を観察するカメラと、このカメラに接続
されたコンピュータとから海苔原藻中の異物検出装置を
構成しているので、裁断により異物が細かく裁断されて
、洗浄除去が困難になる前に、異物を除去することがで
きる。

【図面の簡単な説明】

図は本発明の実施例を示すものであって、第１図は異物
検出装置の斜視図、第２図は側面図、第３図は乾海苔の
製造工程図である。 Ｉ・・・水路 ２・・・カメラ ３・・・コンピュータ

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. 洗浄工程と裁断工程の間に配設されて、海苔原藻の水溶
   液が流れる水路と、この水溶液中の異物を観察するカメ
   ラと、このカメラに接続されたコンピュータとから成る
   ことを特徴とする海苔原藻中の異物検出装置。