JPH04360132A - 電子スチルカメラの絞り装置 - Google Patents

電子スチルカメラの絞り装置

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Publication number
JPH04360132A
JPH04360132A JP3136386A JP13638691A JPH04360132A JP H04360132 A JPH04360132 A JP H04360132A JP 3136386 A JP3136386 A JP 3136386A JP 13638691 A JP13638691 A JP 13638691A JP H04360132 A JPH04360132 A JP H04360132A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
aperture
plate
hole
shielding
gear
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP3136386A
Other languages
English (en)
Inventor
Yasunori Kashiwanuma
康修 栢沼
Hidekazu Hayashi
英一 林
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Fujinon Corp
Fujifilm Holdings Corp
Original Assignee
Fuji Photo Film Co Ltd
Fuji Photo Optical Co Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Fuji Photo Film Co Ltd, Fuji Photo Optical Co Ltd filed Critical Fuji Photo Film Co Ltd
Priority to JP3136386A priority Critical patent/JPH04360132A/ja
Publication of JPH04360132A publication Critical patent/JPH04360132A/ja
Pending legal-status Critical Current

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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、電子スチルカメラの絞
り装置に関する。
【0002】
【従来の技術】電子スチルカメラは、CCDイメージセ
ンサ等の固体撮像素子に結像された静止画像を光電変換
し、得られたビデオ信号を磁気ディスク等の記録媒体に
記録する。固体撮像素子は一般にダイナミックレンジが
狭く、撮影時には正確な露光制御が要求される。
【0003】電子スチルカメラの露光制御は、一般には
露光時間と絞りとの組み合わせによるプログラム露光に
よって行われる。露光時間を変えるにはセンサシャッタ
を用いて固体撮像素子の電荷蓄積時間を調節する。しか
し、センサーシャッタを用いた電子スチルカメラでは、
固体撮像素子には電荷蓄積時間終了後にも被写体光が照
射されたままの状態となっている。このため、撮影の前
後にわたって固体撮像素子の電荷蓄積部や電荷転送路及
びその周囲にノイズ電荷が発生しやすい。そして、これ
らのノイズ電荷が電荷転送路に漏れ込むと、いわゆるス
ミアノイズとなって再生画像の品質を大幅に低下させて
しまう。
【0004】この為、本件出願人は次のようなターレッ
ト式の絞り装置を提案した。撮影が行われるときには、
測光結果に対応した開口径のもつ絞り孔が光路に挿入さ
れ、固体撮像素子の電荷蓄積の開始とともに露光が開始
される。電荷蓄積時間が経過すると、絞り駆動手段が作
動して絞り板が変位し、撮影に用いられた絞り孔に代わ
って絞り板の互いに隣接する絞り孔の間に形成された遮
蔽部が撮影光路内に入り込み、CCDは遮光状態となる
。従って、電荷蓄積時間の終了後には固体撮像素子に不
要な光は一切照射されることがない。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかし、このような電
子スチルカメラのターレット式絞り機構は円盤のターレ
ット式絞り板に、必要な絞り孔と遮蔽部を形成するので
、絞り板が大型になる欠点がある。そこで、ターレット
式絞り板を小さくするため、光漏れがない程度に絞り孔
同志を近づけ、更に絞りの遮光部は設置しない絞り板が
ある。その場合フィールド撮影は問題ないが、フレーム
撮影でスメアやフリッカーを発生していた。
【0006】即ち、電子スチルカメラのフレーム撮影を
行う場合CCDの信号はAフィールド、Bフィールド順
に読み出される。Aフィールドを読み出している時に、
Bフィールドの信号はイメージ部に残ったままになって
おり、絞り穴からの光がBフィールドの信号に影響を及
ぼし、スメアやフリッカー発生してしまう。本発明は、
小型化の為に絞り穴を近接し、更に遮光部を設置してい
ないターレット式絞り板を有する絞り装置において、撮
影終了後瞬時に遮蔽板により露光用開口部を遮光するこ
とによりフレーム撮影でのスメアやフリッカーをなくす
ことを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明は、前記目的を達
成する為に、被写体を固体撮像素子により撮像して得ら
れた電気信号をビデオ信号に変換して記録媒体に記録す
る電子スチルカメラに於いて、外周にギアが刻設される
と共に、露光用開口部を通過する被写体光を制限するた
めの複数の絞り孔が設けられたターレット式絞り板と、
外周にギアが刻設されると共に前記絞り板と同軸に配置
され、絞り板の各絞り孔より夫々大きい円形孔を有する
と共に、各円形孔間に遮光部が形成された遮光板と、か
ら成り、撮影時には絞り板の選択された絞り孔より大き
い遮光板の円形孔が位置して露光を可能とし、撮影終了
後には遮蔽板の円形孔間の遮光部により露光用開口部を
閉じることを特徴とする。
【0008】
【作用】本発明では、撮影時には絞り板の所定の絞り孔
を開口する遮蔽板の円形孔が選択されて露光される。撮
影が終了し、絞り板と遮蔽板とを差動回転させると、遮
蔽板の遮蔽部が露光用開口部を覆う位置にくる。
【0009】
【実施例】以下、添付図面に従って本発明に係る電子ス
チルカメラの絞り装置の好ましい実施例を詳説する。図
1、図2に示すように、ターレット式絞り板10はアイ
リス地板12に支軸14を介して回転自在に支持されて
いる。前記アイリス地板12には、2相励磁のステッピ
ングモータ16が取付けられ、図2に示すようにこのス
テッピングモータ16は絞り板10に対してアイリス地
板12の裏面に固定される。
【0010】前記ステッピングモータ16の出力軸18
には図1、図2に示すように2段ギア20が固着されて
おり、この2段ギア20の上段ギア20Aは前記絞り板
10の全周縁に刻設されたギア10Aに噛合されている
。これにより、ステッピングモータ16の回転駆動力が
前記ギア20A、10Aを介して絞り板10に伝達され
、絞り板10は前記支軸14を回転軸として回転するこ
とができる。
【0011】尚、前記アイリス地板12には図示しない
フォトインタラプタが固定され、このフォトインタラプ
タにより絞り板10に形成された図示しない切欠き部が
検出され、且つステッピングモータ16が或る励磁相に
なる時点より絞り板10のホームポジションを検出する
ようにしている。ところで、前記ターレット式絞り板1
0には大小複数の絞り孔22、24、26、28、30
、32が同心円上に、所定の間隔で、且つ大小交互に形
成される。絞り孔22はF2、絞り孔24はF8、絞り
孔26はF2.8、絞り孔28はF11、絞り孔30は
F4、絞り孔32はF5.6用の絞り孔の大きさに形成
されている。前記絞り孔22乃至32の各中心は、絞り
板10が回動した際に、前記アイリス地板12に形成さ
れた開口部34の中心と一致する位置に形成される。
【0012】支軸14には遮蔽板36が回動自在に支持
され、遮蔽板36の周縁にはギア36Aが刻設されてい
る。このギア36Aは2段ギア20の下段ギア20Bと
噛合い、ステッピングモータ16の回転駆動力が前記ギ
ア20B、36Aを介して遮蔽板36に伝達され、遮蔽
板36は前記支軸14を回転軸として回転することが出
来る。
【0013】この遮蔽板36には円形孔38、40、4
2が形成される。円形孔38は、絞り孔22(F2)、
絞り孔28(F11)を開口できる大きさに形成され、
円形孔40は絞り孔24(F8)、絞り孔30(F4)
を開口できる大きさに形成され、円形孔42は絞り孔3
2(F5.6)、絞り孔26(F2.8)を開口できる
大きさに形成される。前記円形孔38乃至42の各中心
は、遮蔽板10が回動した際に、前記アイリス板12に
形成された開口部34の中心と一致する位置に形成され
る。
【0014】また、ギア20A、20B、絞り板10の
ギア10A、遮蔽板36のギア36Aの各歯数比は次の
ように設定される。 即ち、 Z10A=絞り板10のギア10Aの歯数Z36A=絞
り板36のギア36Aの歯数Z20A=2段ギア20の
ギア20Aの歯数Z20B=2段ギア20のギア20B
の歯数とする時、 Z10A+Z20A=Z36A+Z20B
【0015】
【式1】 なる関係で歯数を構成し、絞り板10と遮蔽板36の差
動回転によって遮蔽部を形成する。
【0016】次に、前記の如く構成された電子スチルカ
メラの絞り装置の作用について説明する。尚、図1に示
すようにターレット式絞り板10の絞り孔20、24、
26、28、30、32は60度のピッチで形成され、
遮蔽板36の円形孔38、40、42は120度のピッ
チで形成されている。そして、ギア10A、20A、2
0B、36Aの歯数は各々Z10A=120、Z20A
=30、Z20B=50、Z36A=100に設定する
【0017】図1、図3では、絞り値は開放(F2)を
示しており、図1の状態からギア20が時計方向に24
0°回転すると、図4、図5に示すように絞り板10は
反時計方向に回動して絞り孔24(F8)が地板12の
開口部34の中心に位置する。この時、遮蔽板36は、
絞り板24より大きな円形孔40が開口部34の中心に
位置し、従って絞り値F8で撮影可能となる。
【0018】撮影が終了すると、図4、図5の位置から
ギア20が反時計方向に120°回転し、図6、図7に
示すように、絞り板10は時計方向に回動して開口部3
4の位置には絞り板22と絞り孔24とが位置する。し
かしながら、開口部34は遮蔽板36の円形孔38と円
形孔40との間の部分の遮光部によって覆われ、遮光状
態となる。
【0019】絞り値が図1、図2の開放(F2)からギ
ア20が時計方向に480°回転すると、図8、図9に
示すように絞り板10は反時計方向に回動して絞り孔2
6(F2.8)が地板12の開口部34の中心に位置す
る。この時、遮蔽板36は、絞り孔26より大きな円形
孔42が開口部34の中心に位置し、従って絞り値F2
.8で撮影可能となる。
【0020】撮影終了後、図8、図9の位置からギア2
0が反時計方向に120°回転すると、図10、図11
に示すように絞り板10は時計方向に回動して開口部3
4の位置には絞り孔24と絞り孔26とが位置する。し
かしながら、開口部34は遮蔽板36の円形孔40と円
形孔42との間の部分の遮光部によって覆われ、遮光状
態となる。以下F5,6、F4、F11各絞りも、ギア
20の回転(時計回り方向、又は反時計回り方向)によ
る絞り板と遮光板の差動で、撮影と遮蔽が可能になる。
【0021】即ち、図12に示すように、所定の露光時
間だけ露光されたCCDのAフィールドのフォトセルの
蓄積電荷は、フィールドシフトパルスによって時刻t1
 に転送路に転送され、その後時刻t2 にストレイジ
部に高速に転送される(図12(A))。そして、スト
レイジ部に蓄えられた信号電荷は、CCD出力として1
ラインずつ読み出される(図12(C))。一方、Aフ
ィールドと同じ時間だけ露光されたCCDのBフィール
ドのフォトセルの蓄電電荷は、フィールドシフトパルス
によって時刻t3 に転送路に転送され、Aフィールド
の読み出しが終了したのち、時刻t4 にストレイジ部
に高速に転送される(図12(B))。そして、ストレ
イジ部からAフィールドと同様に1ラインずつ読み出さ
れる。
【0022】しかし、上記時刻t3 からt4 までの
期間中、転送路には光が入射しているためスミア成分が
蓄積され、そのスミア成分だけBフィールドの信号はA
フィールドの信号よりも大きくなる。そして、Aフィー
ルドの信号とBフィールドの信号を1ライン毎に交互に
読み出してフレーム信号を完成させると、1ライン置き
にスミア成分を含む信号が混合するため、水平走査線が
粗く見えるという画質低下を招く。
【0023】そこで、撮影終了後、即ち、図12(D)
に示すように、Bフィールドの露光終了時点(時刻t3
 )で、絞り板10と遮蔽板36とを差動回転させ、速
やかに地板12の開口部34を遮蔽し、スミア成分の混
入を阻止するようにしている。このように本発明では、
撮影終了後絞り板10と遮蔽板36とが差動回転して瞬
時に遮蔽板36により開口部34を遮光する。これによ
りフレーム撮影でのスメアやフリッカーをなくすことが
できる。
【0024】
【発明の効果】以上説明したように本発明に係る電子ス
チルカメラの絞り装置によれば、撮影終了後、絞り板と
遮蔽板とが差動回転し、遮蔽板が直ちに露光用開口部を
覆うので、フレーム撮影でスメヤやフリッカが発生しな
い。また、絞り板に遮光部を設けないようにしたので絞
り板を小さく形成することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】図1は本発明に係る電子スチルカメラの絞り装
置の実施例を示す正面図
【図2】図2は図1の実施例の断面図
【図3】図3は図1のA−A線に沿う断面図
【図4】図
4は本発明に係る実施例の作用を示す正面図
【図5】図
5は図4のB−B線に沿う断面図
【図6】図6は本発明
に係る実施例の作用を示す正面図
【図7】図7は図6の
C−C線に沿う断面図
【図8】図8は本発明に係る実施
例の作用を示す正面図
【図9】図9は図8のD−D線に
沿う断面図
【図10】図10は本発明に係る実施例の作
用を示す正面図
【図11】図11は図10のE−E線に沿う断面図
【図
12】図12は本発明に係る実施例の作用を説明するた
めに用いたタイミングチャート
【符号の説明】
10…絞り板 16…ステッピングモータ 22〜32…絞り孔 34…開口部 36…遮蔽板 38〜42…遮蔽板の円形孔

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】被写体を固体撮像素子により撮像して得ら
    れた電気信号をビデオ信号に変換して記録媒体に記録す
    る電子スチルカメラに於いて、外周にギアが刻設される
    と共に、露光用開口部を通過する被写体光を制限するた
    めの複数の絞り孔が設けられたターレット式絞り板と、
    外周にギアが刻設されると共に前記絞り板と同軸に配置
    され、絞り板の各絞り孔より夫々大きい円形孔を有する
    と共に、各円形孔間に遮光部が形成された遮光板と、か
    ら成り、撮影時には絞り板の選択された絞り孔より大き
    い遮光板の円形孔が位置して露光を可能とし、撮影終了
    後には遮蔽板の円形孔間の遮光部により露光用開口部を
    閉じることを特徴とする電子スチルカメラの絞り装置。
JP3136386A 1991-06-07 1991-06-07 電子スチルカメラの絞り装置 Pending JPH04360132A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP3136386A JPH04360132A (ja) 1991-06-07 1991-06-07 電子スチルカメラの絞り装置

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JP3136386A JPH04360132A (ja) 1991-06-07 1991-06-07 電子スチルカメラの絞り装置

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JPH04360132A true JPH04360132A (ja) 1992-12-14

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ID=15173944

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JP3136386A Pending JPH04360132A (ja) 1991-06-07 1991-06-07 電子スチルカメラの絞り装置

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JP (1) JPH04360132A (ja)

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2002090806A (ja) * 2000-09-19 2002-03-27 Nidec Copal Corp 絞り兼用シャッタ装置
JP2003029320A (ja) * 2001-07-19 2003-01-29 Nidec Copal Corp カメラ装置
JP2007086547A (ja) * 2005-09-22 2007-04-05 Nidec Copal Corp 光量調整装置

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2002090806A (ja) * 2000-09-19 2002-03-27 Nidec Copal Corp 絞り兼用シャッタ装置
JP2003029320A (ja) * 2001-07-19 2003-01-29 Nidec Copal Corp カメラ装置
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