JPH0435956A - インクジェット記録装置 - Google Patents

インクジェット記録装置

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JPH0435956A
JPH0435956A JP13994090A JP13994090A JPH0435956A JP H0435956 A JPH0435956 A JP H0435956A JP 13994090 A JP13994090 A JP 13994090A JP 13994090 A JP13994090 A JP 13994090A JP H0435956 A JPH0435956 A JP H0435956A
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JP
Japan
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ink
recording
waste ink
waste
recovery
Prior art date
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JP13994090A
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English (en)
Inventor
Koichiro Kawaguchi
浩一郎 川口
Hiroharu Terasawa
寺沢 弘治
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Original Assignee
Canon Inc
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明は、インクジェット記録装置に関し、特に、回復
動作の際、複数個の記録ヘッドより吸弓された廃インク
をインクカートリッジの廃インク溜に回収可能なインク
ジェット記録装置に関する。
〔従来の技術〕
この種の従来のインクジェット記録装置について、第6
図を参照して説明する。
符号3′は、図示しない駆動手段により一対のガイドシ
ャフト6a’ 、6b’に沿って往復走査されるキャリ
ッジを示しており、該キャリッジ3′には4個の記録ヘ
ッド2a’〜2d’が並設されている。
ブラックインクカートリッジ13′は、インクジェット
記録装置の本体(図示せず)の所定部位に着脱可能であ
って、記録ヘッド2a’に供給するためのブラックイン
クを貯溜するインク貯溜室13a′と廃インク溜(室)
13b’を備えている。前記ブラックインクカートリッ
ジ13′、のインク貯溜室13a′は供給管15′を介
して記録ヘッド2a’に連通されており、記録ヘッド2
a′により消費されたインク量と等しい量のインクがイ
ンク貯溜室138′より供給管15′を通って記録ヘッ
ド2a′に供給される構成になっている。
カラーインクカートリッジ14′は、シアン、マゼンタ
、イエローの各インクをそれぞれ貯溜する3つのインク
貯溜室14a′、14b′140′を備えている。前記
3つのインク貯溜室14a’   14b’、14c’
は、供給管16a’ 。
16b’ 、16c’ を介して記録ヘッド2b’2c
’ 、2d’ にそれぞれ連通されている。
符号8′は、回復動作時に各記録ヘッド2a〜2d’の
インク吐出面を密封するためのキャップ部材を示してお
り、該キャップ部材8′は、各記録ヘッド2a 〜2d
’ にそれぞれ対応する4本の循環管、ポンプ12’お
よび回収管17′を介して前記ブラックインクカートリ
ッジ13′の廃インク溜13b′に接続されている。前
記ポンプ12′の吸込口はキャップ部材8′側に、吐出
口は廃インク溜13b′側にそれぞれ連通されている。
上述したインクジェット記録装置においては、回復動作
の際、キャリッジ3′は回復ポジションに移動され、各
記録ヘッド2a’〜2d’はキャップ部材8′によりキ
ャッピング(密封)される。ついで、ポンプ12′を起
動すると、各記録ヘッド2a’〜2d’の吐出口より吸
引された廃インクは、対応する循環管、ポンプ12′お
よび回収管17′を順次通って前記ブラックインクカー
トリッジ13′の廃インク溜13b′に流入する。
[発明が解決しようとする課題] 上述した従来のインクジェット記録装置は、ブラックイ
ンクカートリッジおよびカラーインクカートリッジの内
、ブラックインクカートリッジのみが廃インク溜を備え
、回復動作により各記録ヘットより吸引された廃インク
のすべてが1つの前記廃インク溜に流入する構造なので
、以下に記載するような問題点がある。
例えば、シアン、マゼンタ、イエローの3種のインクの
うち少なくとも1種のインク消黄量がブラックインクの
消費量よりも多く、カラーインクカートリッジの交換頻
度か高い場合には、ブラックインクカートリッジのイン
ク貯溜室のインク残留量が記録不能な残留量に達する前
、すなわちブラックインクカートリッジの交換必要時前
に廃インク溜が廃インつて充満されやすく、その結果、
廃インク溜の空気孔や廃インク溜と回収管の接続部等か
ら廃インクが流出し、装置が廃インクで汚れる。
本発明は、上記従来の技術の有する問題点に鑑みてなさ
れたものであり、特定のインクカートリッジの交換頻度
が高い場合においても、特定外のインクカートリッジの
廃インク溜から廃インクが流出せず、その結果、装置が
廃インクで汚れないインクジェット記録装置を提供する
ことを目的とする。
[課題を解決するための手段] 上記目的を達成するため、本発明は、インクを吐出する
ための複数個の記録ヘッドと、該記録ヘッドに供給する
ためのインクを貯溜する複数個のインクカートリッジと
、 前記複数個の記録ヘッドをキャッピングするためのキャ
ップ部材と、 該キャップ部材に吸込口が連通された回復用のポンプと
を備えたインクジェット記録装置において、 前記複数個のインクカートリッジは廃インク溜をそれぞ
れ備え、各廃インク溜を回収管により前記ポンプの吐出
口に連通させたことを特徴とする。
また、複数個のインクカートリッジにおいて、廃インク
溜の容量が大きいものほど、廃インク溜に対応する回収
管の摩擦損失水頭を小さく設定すると効果的である。
さらに、記録ヘッドは、被記録媒体の記録幅の全幅にわ
たって吐出口が形成されたフルラインタイプのものや、
熱エネルギーを利用してインクを吐出するものであり、
前記熱エネルギーを発生させるための電気熱変換体を備
えているものとすることができる。
〔作 用〕
上記のとおり構成された請求項1に記載の発明において
は、記録ヘッドの回復動作時に、回復用のポンプにより
各記録ヘッドから吸引された廃インクは、複数の回収管
に分流されるため、複数の廃インク溜に廃インクが流入
することになる。その結果、特定のインクカートリッジ
の交換頻度が高い場合においても、特定外のインクカー
トリッジの廃インク溜が廃インクで充満されるまでの時
間は長くなる。
請求項2に記載の発明においては、インクカートリッジ
の廃インク溜の容量が大きいほど、廃インク溜に流入す
る廃インクの流量は大きくなり。
すなわち廃インク溜の容量に見合った流量で廃インクが
流入する。
[実施例] 次に、本発明の実施例について図面を参照して説明する
先ず、第1実施例の全体構成について、第1図を参照し
て説明する。
本実施例のインクジェット配録装置は、4個の記録ヘッ
ド28〜2dが装着されたキャリッジ3が、駆動モータ
5の駆動力を伝達する駆動ベルト4の一部に連結されて
、互いに平行に配設された2本のガイドシャフト6a、
6bに対して摺動可能に取付けられており、前記駆動モ
ータ5の駆動力により、前記記録ヘッド2a〜2dが、
該記録ヘッド28〜2dの吐出面に対向して配置された
プラテン7上に、不図示の媒体給送装置から給送される
記録紙(被記録媒体)の全幅にわたって往復運動して該
記録紙への記録を行なう構成となっている。
また、本実施例のインクジェット記録装置は、記録ヘッ
ド2a〜2dの記録動作における往復運動の範囲外で、
ヘッド回復動作の際に記録ヘッド28〜2dが移動され
る位置(図中ガイドシャツ)6aの左端、以下、回復ポ
ジションと称す。)において、該記録ヘッド28〜2d
の吐出面に対向して伝動機構11を介したクリーニング
用モータ10の駆動力によって駆動され、前記記録ヘッ
ド2a〜2dの吐出面をキャビングするキャップ部材8
aを備えたヘッド回復装置8が設けられている。
このヘッド回復装置8は、ヘッド回復動作の際、キャッ
プ部材8aによる記録ヘッド2a〜2dの各インク吐出
面のキャッピングに関連して、後述する適宜の吸引手段
によるインク吸引もしくは各記録ヘッド28〜2dへの
インク供給経路に設けた適宜の加圧手段によるインク圧
送を行ない、インク吐出口より強制的に排出させて吐出
口内の増粘インクを除去する等のヘッド回復動作を行な
う。
さらに、ヘッド回復装置8の側面には、シリコンゴムで
形成されるワイピング部材としてのブレード9がブレー
ド保持部材9aによってカンチレバー形態で保持され、
ヘッド回復装置8と同様、クリーニング用モータ10お
よび伝動機構11によって動作し、記録ヘッド28〜2
dの吐出面との係合が可能となる。これにより、ヘッド
回復装置8を用いたヘッド回復動作後に、ブレード9を
記録ヘッド28〜2dの移動経路中に突出させ、該記録
ヘッド28〜2dの移動動作に伴なって記録ヘッド28
〜2dのインク吐出面における結露、濡れあるいは塵埃
等をふきとる。
ここで、記録ヘッド28〜2dの詳細について、1つの
記録ヘッド2aを例に挙げて説明する。
第2図に示すように、記録ヘッド2aには、列状に設け
られた複数個の吐出口1bから記録液を吐出させるため
に、印加電圧が供給される熱エネルギーを発生させる電
気熱変換体1aが各液路毎に配設されている。そして駆
動信号を印加することによって、前記電気熱変換体1a
に熱エネルギーを発生せしめて膜沸騰を生じインク液路
内に気泡を形成する。そしてこの気泡の成長によって前
記吐出口1bからインク滴を吐出させる。
次に、本実施例の特徴とするところのインク循環系につ
いて、第3図を参照して説明する。
ブラックインクカートリッジ13は従来のものと同一構
造を有するものであって、そのインク貯溜室13aは供
給管15を介して記録ヘッド2aに連通されている。
カラーインクカートリッジ14は、シアン、マゼンタ、
イエローの各インクをそれぞれ貯溜するための3つのイ
ンク貯溜室14a、14b、14cと廃インク溜14d
を備えており、前記3つのインク貯溜室14a、14b
、14cはそれぞれ供給管16a、16b、16cを介
して記録ヘッド2b、2c、2dにそれぞれ連通されて
いる。
前記ブラックインクカートリッジ13の廃インク溜13
bには第1回収管17aの一端が連通されている一方、
カラーインクカートリッジ14の廃インク溜14dには
第2回収管17bの一端が連通され、前記第1回収管1
7aおよび第2回収管17bの他端は継手(図示せず)
を介してポンプ12の吐出口に接続されている。
カラーインクカートリッジ14の3つのインク貯溜室1
4a、14b、14cの容量は互いに等しく、インク貯
溜室14aとブラックインクカートリッジ13のインク
貯溜室13aとの容量比は2:3となっている。また、
カラーインクカートリッジ14の廃インク溜14dとブ
ラックインクカートリッジ13の廃インク溜13bの容
量比も2:3となっており、さらに、第1回収管17a
と第2回収管17bの長さの比が2:3となっているた
め、第1回収管17aと第2回収管17bの#掠損失木
頭(管路抵抗)の比は2:3となっlている。
また、2つの廃インク溜13b、14d内には、第4図
(a)に示すように、インク吸収体18a、18bがそ
れぞれ設けられており、インク吸収体18a、18bに
インクが吸収されていない初期状態において、第1およ
び第2回収管17a、17bの一端がインク吸収体18
a。
18bにそれぞれ当接しないよう、各インク吸収体18
a、18bの大きさ、形状が設定されている。その他の
構成は従来例と同一である。
次に、本実施例における回復動作について説明する。
第3図に示したように、キャリッジ3を回復ポジション
に移動させた後、キャップ部材8aにより各記録ヘッド
28〜2dのインク吐出面を密封する。ついで、ポンプ
12を起動すると、各記録ヘット28〜2dより吸引さ
れた廃インクは、第1および第2回収管17a、17b
に分流され、該分流された廃インクはブラックインクカ
ートリッジ13の廃インク溜13bあるいはカラーイン
クカートリッジ14の廃インク溜14d&mi人して各
インク吸収体18a、18bにそれぞれ吸収される。
この際、前記廃インク溜13bおよび前北廃インク溜1
4dにそれぞれ流入するインクの流量比はほぼ3:2で
あり、また、インク吸収体18a。
18bに吸収される廃インク量が多くなるにしたがい、
各インク吸収体18a、18bは湿潤して膨張するので
、第4図(b)に示すように、第1および第2回収管1
7a、17bの端が各インク吸収体18a、18bにそ
れぞれ突きささった状態となって塞がれる。その結果、
一方の廃インク溜が廃インクで充満されるにしたかい、
廃インクが流入しにくくなるため、その分他方の廃イン
ク溜に廃インクが流入しやすくなるので、廃インクで充
満されるまでの時間は双方の廃インク溜13b、14d
においてほぼ均一になる。
次に、第2実施例について説明する。
第5図に示すように、4個のインクヵートリッジ19,
20,21.22はブラック、シアン、マゼンタ、イエ
ローの各インクをそれぞれ貯溜するためのインク貯溜室
19a、20a、21a。
22aと、廃インク溜19b、20b、21b。
22bをそれぞれ備えている。
4つのインク貯溜室19a、20a、21a。
22aは図示しない供給管により対応する記録ヘッドに
連通され、4つの廃インク溜19b。
20b、21b、22bは、それぞれ第1、第2、第3
および第4回収管23a〜23dおよび維手24を介し
て回復用のポンプ12aの吐出口に連通されている。前
記4つのインク貯溜室19a、20a、21a、22a
の容量は等しく、また4つの廃インク溜19b、29b
、21b。
22bの容量も等しくなっている。さらに、第1、第2
、第3および第4図回収管23a〜23dの長さひいて
は摩擦損失水頭も等しくなフている。その他の構成は第
1実施例のそれと同一である。
上記のとおり構成された第2実施例において、回復動作
時に、各廃インク溜19b、20b。
21b、22aに流入する廃インクの流量は等しい。
上記第1および第2実施例では、複数個のインクカート
リッジにおいて廃インク溜の容量が大きいものほど、廃
インク溜に対応する回収管の摩擦損失水頭を小さく設定
したが、これに限らず、各回収管の摩擦損失水頭の大小
関係を特に限定しなくてもよい。また、限定する場合に
は、回収管の長さのみならず、その内径や材質(管摩擦
係数)により、各回収管の摩擦損失水頭の大小関係を設
定してもよい。
さらに、上記第1および第2実施例において、4個の記
録ヘッドを備えたインクジェット記録装置に本発明を適
用したものを示したが、これに限らず、他の複数個の記
録ヘッドを備えたインクジェット記録装置にも本発明を
適用できる。また、記録ヘッドとして、エネルギー発生
手段に電気熱変換体を用いたものを詳述したが、ピエゾ
素子等の電気熱変換体やレーザー等の電磁波を用いるも
のでもよい。さらに、被記録媒体の記録幅にわたりて吐
出口が形成されたフルラインタイプの記録ヘッドでもよ
い。
本発明は、特にインクジェット記録方式の中でもキャノ
ン株式会社が提唱しているバブルジェット方式の記録ヘ
ッド、記録装置に於いて、優れた効果をもたらすもので
ある。
その代表的な構成や原理については、例えば、米国特許
第4723129号明細書、同第4740796号明細
書に開示されている基本的な原理を用いて行うものが好
ましい。この方式は所謂オンデマント型、コンティニュ
アス型のいずれにも通用可能であるが、特にオンデマン
ド型の場合には、液体(インク)が保持されているシー
トや液路に対応して配置されている電気熱変換体に、記
録情報に対応していて核沸騰を越える急速な温度上昇を
与える少なくとも一つの駆動信号を印加することによフ
て、電気熱変換体に熱エネルギーを発生せしめ、記録ヘ
ッドの熱作用面に膜沸騰させて、結果的にこの駆動信号
に一対一対応し液体(インク)内の気泡を形成出来るの
で有効である。この気泡の成長、収縮により吐出用開口
を介して液体(インク)を吐出させて、少なくとも一つ
の滴を形成する。この駆動信号をパルス形状とすると、
即時適切に気泡の成長収縮が行われるのて、特に応答性
に優れた液体(インク)の吐出が達成てき、より好まし
い。このパルス形状の駆動信号としては、米国特許第4
463359号明細書、同第4345282号明細書に
記載されているようなものが通している。尚、上記熱作
用面の温度上昇率に関する発明の米国特許第43131
24号明細書に記載されている条件を採用すると、更に
優れた記録を行うことができる。
記録ヘットの構成としては、上述の各明細書に開示され
ているような吐出口、液路、電気熱変換体の組み合わせ
構成(直線状液流路又は直角液流路)の他に熱作用部か
屈曲する領域に配置されている構成を開示する米国特許
第4558333号明細書、米国特許第4459600
号明細書に記載された構成のものでもよい。加えて、複
数の電気熱変換体に対して、共通するスリットを電気熱
変換体の吐出部とする構成を開示する特開昭59年第1
23670号公報や熱エネルギーの圧力波を吸収する開
孔を吐出部に対応せる構成を開示する特開昭59年第1
38461号公報に基づいた構成としても本発明は有効
である。
更に、記録装置が記録できる最大記録媒体の幅に対応し
た長さを有するフルラインタイプの記録ヘッドとしては
、上述した明細書に開示されているような複数記録ヘッ
ドの組み合わせによって、その長さを満たす構成や一体
的に形成された一個の記録ヘッドとしての構成のいずれ
でも良いが、本発明は、上述した効果を一層有効に発揮
することができる。
加えて、装置本体に装着されることで、装置本体との電
気的な接続や装置本体からのインクの供給が可能になる
交換自在のチップタイプの記録ヘッド、あるいは記録ヘ
ッド自体に一体的に設けられたカートリッジタイプの記
録ヘッドを用いた場合にも本発明は有効である。
又、本発明の記録装置の構成として設けられる、記録ヘ
ッドに対しての予備的な補助手段等を付加することは本
発明の効果を一層安定できるので好ましいものである。
これを具体的に挙げれば、記録ヘッドに対しての、クリ
ーニング手段、電気熱交換体或はこれとは別の加熱素子
或はこれらの組み合わせによる予備加熱手段、記録とは
別の吐出を行う予備吐出モードを行うことも安定した記
録を行うために有効である。
更に、記録装置の記録モードとしては黒色等の主流色の
みの記録モードだけではなく、記録ヘッドを一体的に構
成するか複数個の組み合わせによってでもよいが、異な
る色の複色カラー又は、混色によるフルカラーの少なく
とも一つを備えた装置にも本発明は極めて有効である。
以上説明した本発明実施例においては、インクを液体と
して説明しているが、室温やそれ以下で固化するインク
であって、室温で軟化もしくは液体或は、上述のインク
ジェットではインク自体を30℃以上70℃以下の範囲
内で温度調整を行ってインクの粘性を安定吐出範囲にあ
るように温度制御するものが一般的であるから、使用記
録信号付与時にインクが液状をなすものであれば良い。
加えて、積極的に熱エネルギーによる昇温をインクの固
形状態から液体状態への態度化のエネルギーとして使用
せしめることで防止するか又は、インクの蒸発防止を目
的として放置状態で固化するインクを用いるかして、い
ずれにしても熱エネルギーの記録信号に応じた付与によ
ってインクが液化してインク液状として吐出するものや
記録媒体に到達する時点ではすでに固化し始めるもの等
のような、熱エネルギーによって始めて液化する性質の
インク使用も本発明には適用可能である。
このような場合インクは、特開昭54−56847号公
報あるいは特開昭60−71260号公報に記載される
ような、多孔質シート凹部又は貫通孔に液状又は固形物
として保持された状態で、電気熱変換体に対して対向す
るような形態としても良い。本発明においては、上述し
た各インクに対して最も有効なものは、上述した膜沸騰
方式を実行するものである。
(発明の効果) 本発明は、以上説明したとおり構成されているので、以
下に記載するような効果を奏する。
請求項1に記載の発明においては、回復動作時に、ポン
プにより各記録ヘッドから吸引された廃インクは複数の
回収管に分流されることにより、複数の廃インク溜に廃
インクか流入するので、特定のインクカートリッジの変
換頻度か高い場合においても、特定外のインクカートリ
ッジの廃インク溜が廃インクで充満されるまての時間は
長くなる。その結果、前記特定外のインクカートリッジ
の交換必要時前にその廃インク溜が廃インクで充満され
に〈〈なって、廃インク溜より廃インクが流出せず、装
置が廃インクで汚わない。
請求項2に記載の発明においては、上記効果の他、廃イ
ンク溜の容量に見合った流量で廃インクが廃インク溜に
流入するので、廃インクにより廃インク溜か完全に充満
されるまでの時間は各インクカートリッジにおいて均一
になって、特定のインクカートリッジが前記充満されや
すいという傾向はさらに緩和どれ、その結果、前記流出
を確実に防止できる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明のインクジェット記録装置の第1実施例
の全体構成図、第2図は第1図に示した記録ヘッドの斜
視図、第3図は本実施例におけるインク循環系の斜視図
、第4図(a) 、 (b)は第3図の要部断面図、第
5図は本発明の第2実施例におけるインク循環系の構成
図、第6図は従来のインクジェット記録装置のインク循
環系の斜視図である。 1a−−−電気熱変換体、1b−吐出口、28〜2b・
・・記録ヘッド、3・−キャリッジ、4−・駆動ベルト
、5−・駆動モータ、6a〜6b−・ガイドシャフト、
7・・・プラテン、8・・・ヘッド回復装置、8a−キ
ャップ部材、9−・ブレード、9 a−ブレード保持部
材、10−・クリーニング用モータ、11−・・伝動機
構、12.12a−・・ポンプ、13・−ブラックイン
クカートリッジ、13a、14a、14b。 14c、19a、20a、21a、22a・−インク貯
溜室、13b、14d、19b、20b。 21b、22b−・廃インク溜(室)、14・−カラー
インクカートリッジ、15,16a、16b。 16cm−供給管、17 a−第1回収管、17 b 
−・・第2回収管、18a、18b=インク吸収体、1
9.20,21.22−・・インクカートリッジ、23
a・−第1回収管、23b・−第2回収管、23c−第
3回収管、23 d−・・第4回収管、24・・・継手
。 特許出願人  キャノン株式会社

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、インクを吐出するための複数個の記録ヘッドと、 該記録ヘッドに供給するためのインクを貯溜する複数個
    のインクカートリッジと、 前記複数個の記録ヘッドをキャッピングするためのキャ
    ップ部材と、 該キャップ部材に吸込口が連通された回復用のポンプと
    を備えたインクジェット記録装置において、 前記複数個のインクカートリッジは廃インク溜をそれぞ
    れ備え、各廃インク溜を回収管により前記ポンプの吐出
    口に連通させたことを特徴とするインクジェット記録装
    置。 2、複数個のインクカートリッジにおいて、廃インク溜
    の容量が大きいものほど、廃インク溜に対応する回収管
    の摩擦損失水頭を小さく設定した請求項1に記載のイン
    クジェット記録装置。 3、記録ヘッドは、被記録媒体の記録幅の全幅にわたっ
    て吐出口が形成されたフルラインタイプの記録ヘッドで
    ある請求項1または2に記載のインクジェット記録装置
    。 4、記録ヘッドは、熱エネルギーを利用してインクを吐
    出するものであり、前記熱エネルギーを発生させるため
    の電気熱変換体を備えている請求項1、2または3に記
    載のインクジェット記録装置。
JP13994090A 1990-05-31 1990-05-31 インクジェット記録装置 Pending JPH0435956A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006035588A (ja) * 2004-07-26 2006-02-09 Seiko Epson Corp 廃液回収方法、液体噴射装置及びカートリッジセット
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