JPH04357130A - 曲りガラス板の製造方法及びその製造装置 - Google Patents

曲りガラス板の製造方法及びその製造装置

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JPH04357130A
JPH04357130A JP3004616A JP461691A JPH04357130A JP H04357130 A JPH04357130 A JP H04357130A JP 3004616 A JP3004616 A JP 3004616A JP 461691 A JP461691 A JP 461691A JP H04357130 A JPH04357130 A JP H04357130A
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JP
Japan
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bending
glass plate
glass
upper element
flexible cover
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JP3004616A
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English (en)
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Heinz-Josef Frenken
ハインツ−ヨゼフ フレンケン
Manfred Borger
マンフレット ボルガー
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Saint Gobain Glass France SAS
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Saint Gobain Vitrage International SA
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Publication date
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    • C03GLASS; MINERAL OR SLAG WOOL
    • C03BMANUFACTURE, SHAPING, OR SUPPLEMENTARY PROCESSES
    • C03B23/00Re-forming shaped glass
    • C03B23/02Re-forming glass sheets
    • C03B23/023Re-forming glass sheets by bending
    • C03B23/03Re-forming glass sheets by bending by press-bending between shaping moulds
    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C03GLASS; MINERAL OR SLAG WOOL
    • C03BMANUFACTURE, SHAPING, OR SUPPLEMENTARY PROCESSES
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    • C03B23/035Re-forming glass sheets by bending using a gas cushion or by changing gas pressure, e.g. by applying vacuum or blowing for supporting the glass while bending
    • C03B23/0352Re-forming glass sheets by bending using a gas cushion or by changing gas pressure, e.g. by applying vacuum or blowing for supporting the glass while bending by suction or blowing out for providing the deformation force to bend the glass sheet
    • C03B23/0357Re-forming glass sheets by bending using a gas cushion or by changing gas pressure, e.g. by applying vacuum or blowing for supporting the glass while bending by suction or blowing out for providing the deformation force to bend the glass sheet by suction without blowing, e.g. with vacuum or by venturi effect
    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C03GLASS; MINERAL OR SLAG WOOL
    • C03BMANUFACTURE, SHAPING, OR SUPPLEMENTARY PROCESSES
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    • C03B23/023Re-forming glass sheets by bending

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  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Materials Engineering (AREA)
  • Organic Chemistry (AREA)
  • Re-Forming, After-Treatment, Cutting And Transporting Of Glass Products (AREA)
  • Joining Of Glass To Other Materials (AREA)
  • Laminated Bodies (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は曲げガラス板、特に自動
車用安全窓ガラスを製造し強化することもできる技法に
関する。更に詳しくはこれらの技法は、水平ストレート
炉内で平面のまま加熱したガラス板をコンベヤーで曲げ
加工設備に運び、そこでガラス板を上部エレメントの下
方に置き、持上げて上部エレメントに押し当て、次いで
例えば中心に開口部のあるフレームタイプの下部エレメ
ント上に据えて、この下部エレメント上でガラスの造形
を少なくとも部分的におこない、そして最後にガラス板
を冷却設備、特に熱強化設備に運ぶ技法に関する。
【0002】上述した曲げ加工技法の多くの例が技術文
献、特にヨーロッパ特許公開第3,391 号、フラン
ス特許第2,085,464 号、ヨーロッパ特許公開
第240,418 号、ヨーロッパ特許第241,35
5 号、米国特許第4,682,997 号に開示され
ていて、これらのすべては共通して、ガラス板を炉内で
運ぶコンベヤーから造形工具及び/又はガラス板を冷却
設備に運ぶ道具となる下部エレメント迄ガラス板を移動
させるために上部エレメントを使っている。通常ガラス
板と接する上部エレメントの面を介在カバーで覆ってい
る。この介在カバーはガラスと上部エレメント間の接触
を柔軟にする、すなわち特に注意して整合した後でも存
在しうる上部エレメントの表面のわずかな欠陥を平滑化
する。更にこのカバーは上部エレメントとガラス板間に
サンドイッチされる塵粒を除くが、さもなくば比較的軟
質なガラス上にそれらの圧痕を残すことになる。また更
にこのカバーは上部エレメント(例えば耐熱鋼)と処理
するガラス板の材質の違いによって加熱ガラス上にピッ
チングが形成しないようにする。
【0003】カバー材料として多くのものが使われてき
た。最も一般的に使われる材料はガラス繊維の布又は鉱
物性バインダーで固めたシリカ及び/又はアルミナ繊維
をベースとした紙である。しかるにこれらのカバーは頻
繁に交換する必要があるという欠点をもち、特に窓ガラ
スがエナメル帯を多く含む場合には、ガラスの付着現象
に続いて必然的に剥離がおこりカバーが切れ端ではぎ取
られる。
【0004】一方、実質的に金属繊維をベースとした長
寿命カバーが最近提供されている。フランス特許公開第
2,606,398 号には、ガラスと接触するカバー
の表面が金属ワイヤを編んだメッシュで構成するカバー
が開示されている。一方、ヨーロッパ特許公開第312
,439 号には基本的に金属布が開示され、好ましく
は0.2WM−1K−1より低い熱伝導率を有し、複数
の単一糸でロービングを作り、これを異なる方向に配列
して結合体又は編目を作り更にこの編目の表面に結び目
を作らないようにしてこの編目が変形しないものとなる
【0005】上述したカバーは、粘着しやすいエナメル
と接触する場合でもそれほど急速には摩耗しない。この
粘着しやすさは本質的にエナメル組成物の性質と関係し
ている。しかし用いる材質とは関係なしに、エナメル掛
け窓ガラスの光学的性質が形と寸法が同一でエナメルの
ない窓ガラスの性質より劣るが、これはガラス板を単純
に硬い上部エレメントに押し当てるためであることを見
出した。
【0006】この問題を解析するための曲げ加工法がヨ
ーロッパ特許公開第240,418 号及び第241,
355 号に開示されている。この方法によれば、ガラ
ス板の外周近傍を減圧にして生じる吸引によってガラス
板を持上げそして上部エレメントに押し当てる。コンベ
ヤーの方を向きこれにガラス板を押し当てる上部エレメ
ントの面の寸法が押し当てるガラス板の寸法よりも小さ
いので、ガラス板は上部エレメントの範囲を越えて出張
ることになる。それ故、窓ガラスのエナメル部分、通常
その縁にそった部分が上部エレメントに当たらないよう
な一種のフレームを形成するように配置することができ
る。しかしながらこのようにしてもすべての問題が完全
に解決するわけではない。
【0007】事実、上部エレメントに押し当てるガラス
板の部分と当てない部分とを分離する境界線にそって、
ガラス板に変形の存在が認められこれが強化したあとで
光学的欠陥となる。押し当てた面は当てない面と全く同
じようには挙動せず、その性質の違いに関するメカニズ
ムの完全な説明はいまだになされていない。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】本発明の目的は、ガラ
ス板を曲げ加工温度に加熱する炉の中でガラス板を運ぶ
コンベヤーからガラス板の造形をおこない又は完成する
ための下部エレメント迄ガラス板を移動する間に、多目
的な上部エレメントを用いることによる曲げ加工法を提
供することである。たとえ処理するガラス板にその縁に
そって巾の広い又は狭いエナメル帯があろうが、この上
部エレメントの多目的な性質は保持され、そして製造す
る窓ガラスの光学的品質が劣化することなく目的が達成
される。
【0009】
【課題を解決するための手段】請求項1の前文に従って
本発明はガラス板を曲げる方法に関する。前文によれば
、ガラス板を平面のまま水平ストレート炉で加熱し、コ
ンベヤーで曲げ加工設備に運び、そこでガラス板を上部
エレメントの下方に置き、上部エレメントのコンベヤー
の方を向く面の寸法はガラス板の寸法より小さく、空気
の力によってガラス板をコンベヤー上に持上げそして上
部エレメントに押し当て、次いでガラス板を下部エレメ
ントに置いてガラス板の造形を少なくとも部分的にこの
下部エレメント上でおこない、そして最後に冷却装置特
に熱強化装置に運ぶ。本発明に従い請求項1の請求事項
によれば、上部エレメントの範囲を越えて出張るガラス
板の部分をフレキシブルカバーに押し当て、このフレキ
シブルカバーはその寸法がガラス板の寸法より大きくま
たガラス板の方を向く上部エレメントの面に接し且つ上
部エレメントの外側境界領域で上部エレメントの面と接
線方向をなすように保たれている。
【0010】上部エレメントが彎曲している場合でも、
このフレキシブルカバーはいくらか大きな上部エレメン
トの形状を定める。上部エレメントの周辺部分を直線と
する必要があるのでその形状は完全な形よりほんのわず
かに異なる。しかし使用する上部エレメントは比較的に
大きな曲率半径を有するのでこの周辺領域近傍で上部エ
レメントの面は実質的に接線面となりこの偏差は最終製
品上で目につかない。
【0011】それ故、本発明に従う曲げ加工法は、フレ
キシブルカバーが硬い上部エレメントの重みを受けるこ
とがなくガラス板をフレキシブルカバーに押し当てると
いう点で注目すべきであり、その上フレキシブルカバー
は上部エレメントのカバーとしても機能する。ガラス板
を押し当てる空気力は例えばガラス板の外周で発生する
減圧による吸引かあるいは上昇熱風流で生じる圧縮であ
る。吸引の場合には吸引空気は上部エレメントの範囲を
越えて出張るカバーの部分を通過できなければならず、
それ故空気に対して通気性があるフレキシブルカバーを
用いる必要がある。
【0012】特に顕著な実施態様において、このフレキ
シブルカバーがあるだけで外周部分を含めたガラス板全
体の処理を十分均一におこなうことができるので、ガラ
ス板は差異のある処理を受けたことによる形跡を示すこ
となく且つ冷却、特に熱強化による冷却後にこの処理に
起因する光学的欠陥は現れないことがわかった。一方こ
の出張るフレキシブルカバーの存在は、上部エレメント
の寸法がガラス板の寸法より小さいという利点、すなわ
ち処理するガラス板の寸法によらず、また例えばフレー
ムを形成している外周のエナメル帯の巾によらないとい
う融通性を何れにせよ制限するものではない。
【0013】しかしエナメル掛け窓ガラスの場合には、
カバーの材料としてエナメル組成物との接触に特に適し
た材料を選択するのがよいことは自明である。例えば熱
伝導度が0.2WM−1K−1より低い本質的に金属布
の場合、複数の単一糸からロービングを作り、このロー
ビングを異なる方向に配列して編目又は結合体を作り更
に編目の表面に結び目を作らないようにするのが好まし
い。また径8〜16ミクロンの耐熱合金の繊維でバイン
ダーを使わないフェルト又は織布を使うこともできる。
【0014】この金属布、フェルト又は織布のガラス板
の方を向く面を非接着性のセラミック膜で被覆するのが
好ましい。このセラミック膜は例えば二酸化ジルコニウ
ム、アルミニウム酸窒化物、アルミニウム−シリコン酸
窒化物又はチタン酸アルミニウムである。更に本発明の
目的は、水平ストレート炉; ガラス板をこの炉から曲
げ加工設備迄運ぶコンベヤー; この曲げ加工設備では
上下に動かせる上部エレメントをコンベヤー上に吊るし
この上部エレメントの下面の寸法はガラス板の寸法より
小さいものであり; ガラス板を持上げて上部エレメン
トに押し当てるための空気装置、そして空気装置でガラ
ス板を上部エレメントに押し当てない場合にガラス板を
受ける下部エレメント; 更にフレキシブルカバーを固
定する装置でフレキシブルカバーの寸法がガラス板の寸
法より大きく、このフレキシブルカバーを上部エレメン
トの外側境界領域で上部エレメントの面と接線方向をな
すようにしっかりと固定することを含んでなる曲げ加工
設備; を含んでなるガラス板を曲げる装置に関する。
【0015】好ましい実施態様に従って、曲げ加工設備
は、平面又はきわめてわずかに上方へおう形に曲がった
上部エレメントを囲う減圧箱を含んでなり、この箱は開
口部分の寸法がガラス板よりも大きく且つ空気に対して
通気性のあるフレキシブルカバーで完全に覆われている
。それ故、このフレキシブルカバーを通してガラス板を
吸引するので、フレキシブルカバーはガラス板外周の吸
引メカニズムを乱さないようにきわめて良好な通気性を
有する必要がある。フレキシブルカバーをスプリングタ
イプの付属品で箱に固定しその取替えを容易にするため
にできるだけ迅速に付属品から取り外せることが好まし
い。
【0016】本発明の別の詳細及び有利な特徴を好まし
い実施態様及び添付図面を参照して説明する。図1は本
発明に従う曲げ加工設備の略図を示し、曲げ加工設備を
周知の方法で設備化することができる。ガラス板の通過
する順序に従って、ガラス板をコンベヤーに乗せる装入
設備、コンベヤーで運んでいる間にガラス板を平面のま
ま加熱し曲げ加工及び/又は強化温度と等しい温度に達
したのちにガラス板を取り出す水平ストレート炉、少な
くともガラス板の温度が一定に保たれている曲げ加工設
備、そして特に熱強化するための冷却設備、更にガラス
板を曲げ加工設備から冷却設備に移動させる装置を含ん
でいる。
【0017】ガラス板はコンベヤー1、例えば一連の駆
動ローラーからなるコンベヤーで曲げ加工設備に入る。 曲げ加工設備は本質的に箱2を含んでなり、この箱はガ
ラス板4の外周近傍で減圧を発生させる吸引装置とこの
箱をダクト3で接続し、吸引によってガラス板をコンベ
ヤー1上に持上げる。図1では過渡状態を示している。 箱2の中には固定ロッドを設けて上部エレメント5を吊
り、図1では上部エレメントが平板であり、上部エレメ
ントをステンレス鋼の比較的厚い板から切り出すのが好
ましい。この上部エレメント5を箱2の下限に合わせて
据える、すなわち上部エレメントの下面を箱2の垂直壁
の下端6で決まる水平面のレベルとする。箱2はそれか
ら吊った上部エレメント5と一緒に上下に動かすことが
でき、又はもっと正確には箱を固定するフレーム7を上
下限の位置間で移動させることができる。下限は上部エ
レメント5がコンベヤーのガラス板4の上方わずかに数
ミリメートルであり、そして上限は、上部エレメント5
に押し当てたガラス板4とコンベヤー1とのスペースが
上部エレメント5に代わってガラス板を受ける下部エレ
メントを入れるに十分な高さとなる必要がある。
【0018】箱2の底部をフレキシブルカバー8で閉じ
、このフレキシブルカバーをフレーム7に付けたスプリ
ング付属品9で固定し上部エレメント5の外側境界領域
で上部エレメント5の面と接線方向をなすようにぴんと
張る。本発明においては図1に示すように、箱2の底部
の寸法を処理するガラス板4の寸法より大きくし、一方
上部エレメント5の寸法をガラス板の寸法よりも小さく
する。ガラス板の縁の全部又は一部分がエナメル膜10
で覆われているガラス板を処理する場合には、このエナ
メル膜10が上部エレメント5と向い合わずにフレキシ
ブルカバー8とだけ向い合うように上部エレメント5の
寸法を選ぶことが好ましい。
【0019】ガラス板4を上部エレメント5に押し当て
たのち、このエレメントを持上げてガラス板4の下方に
下部エレメントを入れる。この下部エレメントはその中
心に開口部のある造形フレームからなり、軟化したガラ
ス板がその彎曲部に重力の作用でぴったりくっつくのが
好ましい。ガラス板に与える彎曲部の稜角によって、ガ
ラスを直接冷却設備に運ぶか、あるいは中実雄型でプレ
スするためには中間のプレス設備に運ぶが、この場合フ
レーム状の下部エレメントは雌型として働く。ガラス板
を曲げ加工設備に入れたあとの時間は数秒でありそして
この短い時間はエナメル組成物のベーキングが完了する
のに十分であるから、必要であればプレスすることがで
きることに注目すべきである。
【0020】本発明の方法で製造した窓ガラスの光学的
品質は、エナメル帯と上部エレメントとの相対的な位置
関係によらず、またガラス板の全面をフレキシブルカバ
ーに押し当てるにもかかわらずきわめて良好である。高
速カメラでおこなった造形メカニズムの観察でこの驚く
べき事実を説明する1つの仮説を立てた。図2のスケッ
チAでわかるように、ガラス板をその寸法より小さい上
部エレメントに押し当てる場合、支持しない縁はわずか
ではあるが引続き上方に移行しようとする傾向があり、
その結果光学的欠陥の原因となる折り目ができる。図2
のスケッチBに示すように、本発明に従って出張るフレ
キシブルカバーを用いれば縁の上方への移行を防ぐこと
ができる。
【0021】曲げ加工モールドの中間カバー材質として
開発した金属カバーは特に本発明に適合する。例えばヨ
ーロッパ特許公開第312,439 号に開示された材
質は、耐熱ステンレス鋼タイプの金属糸からできた布か
らなり、好ましくはその単一糸の径が10ミクロンより
細く、少なくとも90本のロービングとして異なった方
向に配列し好ましくは正方形の編目を作り、編目が変形
しないようにするために編目の表面に結び目を作る。空
気に対する気孔率が好ましくは95%より大きくなるよ
うに編目のサイズを選ぶ。
【0022】フランス特許出願第89.03077号に
従って、例えば径8〜16ミクロンそして好ましくは1
2ミクロンオーダーの、好ましくは耐熱ニッケル合金又
はステンレス鋼ベースのバインダーを使わずに集成した
繊維で作ったフェルト又は織布を用いることもできる。 このフェルト又は織布の単位面積当りの重量は 300
〜900g/m2でその気孔率は95〜98%であるの
が好ましい。
【0023】このカバーを非付着性セラミックの膜で被
覆するのがよい。すなわちエナメル組成物が比較的付着
しにくくそして二酸化ジルコニウム、アルミニウム−シ
リコン酸窒化物、アルミニウム酸窒化物又はチタン酸ア
ルミニウムからなるセラミック群からセラミックを選ぶ
のが好ましい。
【図面の簡単な説明】
【図1】フレキシブルカバーで完全に閉じた減圧箱で囲
んだ上部エレメントの略図を表している。
【図2】上部エレメントの下限におけるガラス板の異な
る挙動を表す2つの図である。
【符号の説明】
1…コンベヤー 2…箱 3…ダクト 4…ガラス板 5…上部エレメント 6…箱の下端 7…フレーム 8…フレキシブルカバー 9…スプリング 10…エナメル帯

Claims (21)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】  ガラス板を平らのまま水平ストレート
    炉で加熱し、コンベヤーで曲げ加工設備に運びそこで上
    部エレメントの下方に置き、コンベヤーの方を向く上部
    エレメントの面の寸法がガラス板の寸法よりも小さいも
    のであり、空気の力によってガラス板をコンベヤー上方
    に持上げて該上部エレメントに押し当て、次いでガラス
    板を下部エレメントに据えてガラス板の造形を少なくと
    も部分的におこない、そして最後に冷却装置特に熱強化
    装置に運ぶガラス板を曲げる方法において、ガラス板の
    寸法より大きく且つガラス板の方を向く上部エレメント
    の面と接しそして上部エレメントの外側境界領域で上部
    エレメントの面と接線方向をなすように保つフレキシブ
    ルカバーに、上部エレメントの範囲を越えて出張るガラ
    ス板の部分を押し当てることを特徴とする該ガラス板を
    曲げる方法。
  2. 【請求項2】  フレキシブルカバーを通して吸引する
    ことによりガラス板の外周を減圧にしてガラス板を押し
    当てることを特徴とする請求項1記載のガラス板を曲げ
    る方法。
  3. 【請求項3】  上昇熱風流によりガラス板を押し当て
    ることを特徴とする請求項1記載のガラス板を曲げる方
    法。
  4. 【請求項4】  該上部エレメントが平面であることを
    特徴とする請求項1〜3のいずれか1項に記載のガラス
    板を曲げる方法。
  5. 【請求項5】  該上部エレメントのコンベヤーの方を
    向く面がとつ形であることを特徴とする請求項1〜3の
    いずれか1項に記載のガラス板を曲げる方法。
  6. 【請求項6】  該下部エレメントは中心に開口部のあ
    る造形フレームであり、その形状がガラス板に付ける所
    望の形状と符合することを特徴とする請求項1〜5のい
    ずれか1項に記載のガラス板を曲げる方法。
  7. 【請求項7】  該フレームが雌型としても働き、雄型
    は該上部エレメントに代わって配置する中実型からなる
    ことを特徴とする請求項6記載のガラス板を曲げる方法
  8. 【請求項8】  該フレキシブルカバーの空気に対する
    気孔率が95%より大きいことを特徴とする請求項1〜
    7のいずれか1項に記載のガラス板を曲げる方法。
  9. 【請求項9】  該フレキシブルカバーは、熱伝導率が
    0.2WM−1K−1より低い基本的に金属布からなる
    ことを特徴とする請求項8記載のガラス板を曲げる方法
  10. 【請求項10】  複数の単一糸からなるロービングを
    異なる方向に配列して編目を作り、且つこの編目の表面
    に結び目を作らないようにして基本的に該金属布を作る
    ことを特徴とする請求項9記載のガラス板を曲げる方法
  11. 【請求項11】  該フレキシブルカバーが径8〜16
    ミクロンで、バインダーを使わない耐熱合金繊維のフェ
    ルト又は織布からなることを特徴とする請求項8記載の
    ガラス板を曲げる方法。
  12. 【請求項12】  該フレキシブルカバーを非付着性の
    セラミック膜で被覆することを特徴とする請求項9記載
    のガラス板を曲げる方法。
  13. 【請求項13】  該セラミック層を二酸化ジルコニウ
    ム、アルミニウム−シリコン酸窒化物、アルミニウム酸
    窒化物、チタン酸アルミニウムからなる群から選ぶこと
    を特徴とする請求項12記載のガラス板を曲げる方法。
  14. 【請求項14】  水平ストレート炉、コンベヤー、上
    部エレメントをコンベヤー上方に吊るして該上部エレメ
    ントの下面の寸法がガラス板の寸法より小さいものであ
    る曲げ加工設備、ガラス板を持上げて上部エレメントに
    押し当てる空気圧装置、そして該空気圧装置でガラス板
    を上部エレメントに押し当てるのを止める場合にガラス
    板を受けるのに適した下部エレメントを含んでなるガラ
    ス板を曲げる装置において、更に該曲げ加工設備が、ガ
    ラス板の方を向く上部エレメントの面と上部エレメント
    の外側境界領域でしっかりと接触するフレキシブルカバ
    ーを固定する装置を含んでなることを特徴とするガラス
    板を曲げる装置。
  15. 【請求項15】  該上部エレメントを減圧箱の中に据
    えて、該フレキシブルカバーを固定する装置が該箱に設
    置したスプリング状付属物からなることを特徴とする請
    求項14記載のガラス板を曲げる装置。
  16. 【請求項16】  該フレキシブルカバーを空気に対す
    る気孔率が95%より大きい物質から選ぶことを特徴と
    する請求項14又は請求項15記載のガラス板を曲げる
    装置。
  17. 【請求項17】  該フレキシブルカバ−は、熱伝導率
    が0.2WM−1K−1より低い基本的に金属布からな
    ることを特徴とする請求項17記載のガラス板を曲げる
    装置。
  18. 【請求項18】  複数の単一糸からなるロービングを
    異なる方向に配列して編目を作り、且つこの編目の表面
    に結び目を作らないようにして基本的に該金属布を作る
    ことを特徴とする請求項17記載のガラス板を曲げる装
    置。
  19. 【請求項19】  該フレキシブルカバーが径8〜16
    ミクロンで、バインダーを使わない耐熱合金繊維のフェ
    ルト又は織布からなることを特徴とする請求項17記載
    のガラス板を曲げる装置。
  20. 【請求項20】  該フレキシブルカバーを非付着性の
    セラミック膜で被覆することを特徴とする請求項19記
    載のガラス板を曲げる装置。
  21. 【請求項21】  該セラミック膜を二酸化ジルコニウ
    ム、アルミニウム−シリコン酸窒化物、アルミニウム酸
    窒化物、チタン酸アルミニウムからなる群から選ぶこと
    を特徴とする請求項20記載のガラス板を曲げる装置。
JP3004616A 1990-01-19 1991-01-18 曲りガラス板の製造方法及びその製造装置 Pending JPH04357130A (ja)

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FR9000592A FR2657342B1 (fr) 1990-01-19 1990-01-19 Procede et dispositif d'obtention de feuilles de verre bombees.
FR9000592 1990-01-19

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ID=9392927

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JP3004616A Pending JPH04357130A (ja) 1990-01-19 1991-01-18 曲りガラス板の製造方法及びその製造装置

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US (1) US5125947A (ja)
EP (1) EP0438342B1 (ja)
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