JPH04354751A - 搬送装置 - Google Patents

搬送装置

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Publication number
JPH04354751A
JPH04354751A JP12939091A JP12939091A JPH04354751A JP H04354751 A JPH04354751 A JP H04354751A JP 12939091 A JP12939091 A JP 12939091A JP 12939091 A JP12939091 A JP 12939091A JP H04354751 A JPH04354751 A JP H04354751A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
web
chamber
blowout
amount
gas
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP12939091A
Other languages
English (en)
Inventor
Ichiro Miyagawa
一郎 宮川
Itaru Hanawa
塙 格
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Konica Minolta Inc
Original Assignee
Konica Minolta Inc
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Filing date
Publication date
Application filed by Konica Minolta Inc filed Critical Konica Minolta Inc
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は安定な走行の搬送装置に
関し、詳しくは無接触搬送に関する。
【0002】
【発明の背景】両面に塗布したり、あるいは表面の傷等
を極度にきらう塗布物、例えばハロゲン化銀写真感光材
料や磁気テープのようなものの搬送、あるいは乾燥には
ローラーの使用は、すり傷等の原因になるため避けるこ
とが好ましい。このためウエブを気体流により無接触で
搬送する技術が知られている。すなわちウエブを挟んで
両側に気体吹き出し箱を交互に配置し、ウエブを気体流
により浮上させ、連続して無接触搬送する装置である。
【0003】従来、無接触搬送においては、ウエブと気
体吹き出し箱は平行に保持されており、そのためにウエ
ブの巾方向には規制力は発生しにくく蛇行、振動が起こ
り易かった。そのため巾方向に極端な吹き出し風量の分
布を持たせたり、外的な力をウエブ両端から加えること
が行われている。これらの技術については例えば特開昭
51−45819号、同55−135046号、特開平
1−110464号、実開昭62−41762号、同6
2−128052号等に開示されている。しかしながら
、極端な風量分布の変化は、ウエブ巾の変化に対応する
のが難しく、特に薄く剛性の弱いウエブを搬送する際に
は、逆に振動の増加を招くとともにウエブの材質が変わ
るとそれに対応した風量分布が取れなくなり搬送不能に
なることがある。
【0004】外的な力を加えることは、ウエブとの接触
により埃、ごみ等を発生し、製品品質を劣化させる。ま
た、ウエブの巾変更にも対応できないという問題を生ず
る。
【0005】
【発明の目的】上記のような問題に対し、本発明の目的
は、吹き出し風量に制限を与えることなく、安定な無接
触搬送装置を提供することである。
【0006】
【発明の構成】本発明の上記目的は、気体を吹き出し口
より噴出することにより、連続的に走行するウエブを支
持し、ウエブ面を挟んで気体吹き出し口が設置されてい
る無接触搬送装置において、ウエブに対して吹き出し口
側と反対の面の一部に減圧チャンバーをウエブ面に無接
触で設置することを特徴とする搬送装置により達成され
る。
【0007】尚、上記チャンバーはウエブ面上で分割さ
れ、またウエブの浮き量または蛇行量に応じて全体ある
いは各チャンバーの圧力を変化させることが本発明の好
ましい態様である。
【0008】以下、本発明について詳細に説明する。
【0009】本発明における気体は特に限定はなく例え
ば窒素、空気等が挙げられるが、一般的には空気が用い
られる。
【0010】無接触搬送においては、スリ傷の発生等を
避け、安定搬送のためにはウエブと気体吹き出し箱との
接触を避けなければならないが、このためにはウエブの
浮き量が各部で均一であり、気体吹き出し量が均一であ
ることが必要である。
【0011】尚、本発明の搬送装置は、またウエブを支
持体とし、この上に塗布液例えばハロゲン化銀写真感光
材料その他を塗布し、その乾燥装置としても用いること
ができる。本発明におけるウエブとしては可撓性の薄膜
状のものなら何でもよく、その代表的なものとしてセル
ローストリアセテートフィルム、ポリエチレンテレフタ
レートフィルム、ポリスチレンフィルム、ポリカーボネ
ートフィルムなどの高分子プラスチックフィルム、ある
いはこれらの高分子樹脂によりラミネートされた紙ある
いはアルミニウム板などの金属シート等が挙げられるほ
か、これらのフィルムに感光材料、磁気材料などを塗布
したフィルムが挙げられる。。
【0012】気体吹き出し箱の形状としては、ウエブを
静的に無接触で保持できるものであれば何でもよく、ウ
エブ進行方向に曲率をもっていても、平らでも構わない
。また気体吹き出し用の板は数多くの孔があいた多孔板
でも巾方向にスリット状に開口部をもつものでもよく、
圧力損失が同程度の多孔質板でも構わない。
【0013】以下、本発明の作用を図面により説明する
【0014】第1図(a)は本発明における気体吹き出
し箱1の配置状態の1例を示す斜視図である。これらの
箱は千鳥状に配置され、ウエブ2はこれらの箱の表面に
沿って波状に進行する。同図(b)はウエブ2の進行状
態を示す断面図である。
【0015】第2図(a)は、気体吹き出し箱とウエブ
の間の気体の流れを示す。気体は気体吹き出し箱から噴
出した後、上下左右のサイド側に向かって流れて行く。
【0016】第2図(b)はこのような気体の流れを示
す上面図である。同図は、第2図(a)上方、すなわち
ウエブ側から吹き出し箱の方をみたものである。
【0017】第3図(a)は本発明の減圧チャンバーの
設置状態を示す。同図(b)はこれら減圧チャンバーを
設置した場合の気体の流れを示す断面図である。同図(
c)は上方からみた気体の流れを示す。
【0018】第3図(b)において、減圧チャンバー3
により、(C)部における減圧をp1(<0)とするこ
とにより、ウエブ面を挟んだ気体吹き出し箱側の圧力(
A)部が(C)部に比べてp1だけ低くなる。すなわち
(B)部の圧力をp2(>0)とすると(A)部の圧力
p3は、 p3=p2−p1 となり、p3はp2より低くなる。このような圧力分布
の発生により、気体は圧力の高い方(B)から低い方(
A)に流れ、この結果、(A)部での気体が増加し、(
A)部の浮き量が増加する。
【0019】第3図(c)で減圧チャンバーはウエブの
巾方向に片側半分にのみ設置した場合を示す。設置した
のは(A)部である。気体は(A)部に向かって流れる
ようになり(A)部においてはウエブの浮き量は増加す
る。さらには減圧によりウエブが局所的に減圧チャンバ
ー側へ引っ張られて浮き量が増加する効果もある。さら
に本発明の実施態様としてチャンバーをいくつかの室に
分割し、それぞれの室をウエブの浮き量、蛇行量に対応
して異なる圧力にすることもできる。第4図にその1例
を示す。第4図(a)は巾手方向に分割した場合であり
、同図(b)はウエブの進行方向に分割した場合である
。分割数、形状は浮き量、蛇行量にあわせて適宜決めれ
ばよく、2分割でもそれ以上でもよく、また巾手方向で
も斜めでもウエブ進行方向でもあるいはこれらが混在し
ていてもよい。
【0020】すなわち、無接触搬送装置において気体吹
き出し箱からの吹き出し風のパターンを変更することな
く、外側からウエブの浮き量を自由にコントロールする
ことが可能になる。
【0021】尚、減圧チャンバーは一定の圧力を保持で
きるならばどのような構造でもよく、浮き量により減圧
度を変動させてもよい。減圧の程度はウエブ張力、吹き
出し圧力、ウエブ速度等種々の要素により異なるが、減
圧チャンバーに接触しないよう留意が必要である。
【0022】
【実施例】以下、実施例により本発明の効果を例証する
【0023】実施例1 曲率半径1500mmの第1図に示すような無接触搬送
装置において、張力5Kg/m2で厚さ90μm、巾2
.5mのウエブを空気吹き出し面の平均圧力10mmA
qで搬送したところ両サイドにおいて振動が発生し、ウ
エブと吹き出し箱が接触し、搬送不能になった。またウ
エブとウエブの継ぎ部分では蛇行が発生した。
【0024】実施例2 実施例1と同じ条件で第3図に示すような減圧チャンバ
ーを設置し、3〜5mmAqの減圧を行ったところ、安
定に搬送することができた。
【0025】またウエブの継ぎ部分でも巾手で減圧度を
変化させる(蛇行していく方向の減圧度を強める)こと
によって蛇行および接触もなく安定に搬送することがで
きた。
【0026】
【発明の効果】本発明により、吹き出し風量に制限を与
えることなく、安定な無接触搬送装置を提供することが
できた。
【図面の簡単な説明】
第1図(a)は気体吹き出し箱による無接触搬送装置の
斜視図、同図(b)はウエブの搬送状態を示す断面図で
ある。 第2図(a)はウエブと気体吹き出し箱の間の空気の流
れを示す断面図、同図(b)は同上面図である。 第3図(a)は減圧チャンバーの設置状態を示す斜視図
。同図(b)は本発明の減圧チャンバーを有する気体吹
き出し箱とウエブの間の気体の流れを示す断面図である
。同図(c)は気体の流れを示す上面図である。 第4図は本発明の減圧チャンバーを分割した場合の例を
示す斜視図である。同図(a)は巾手方向、(b)はウ
エブ進行方向にそれぞれ分割した例を示す。
【符号の説明】
1:気体吹き出し箱         2:ウエブ  
      3:減圧チャンバー 4:減圧チャンバー内の分割しきり板 (A)、(B)、(C):ウエブと気体吹き出し箱間の
各部を示す。

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】  気体を吹き出し口より噴出することに
    より、連続的に走行するウエブを支持し、ウエブ面を挟
    んで気体吹き出し口が設置されている無接触搬送装置に
    おいて、ウエブに対して吹き出し口側と反対の面の一部
    に減圧チャンバーをウエブ面に無接触で設置することを
    特徴とする搬送装置。
  2. 【請求項2】  請求項1記載のチャンバーがウエブ面
    上で分割されたことを特徴とする搬送装置。
  3. 【請求項3】  ウエブの浮き量または蛇行量に応じて
    全体あるいは各チャンバーの圧力を変化させることを特
    徴とする請求項1または2記載の搬送装置。
JP12939091A 1991-05-31 1991-05-31 搬送装置 Pending JPH04354751A (ja)

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JP12939091A JPH04354751A (ja) 1991-05-31 1991-05-31 搬送装置

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JP12939091A JPH04354751A (ja) 1991-05-31 1991-05-31 搬送装置

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JPH04354751A true JPH04354751A (ja) 1992-12-09

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ID=15008398

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JP12939091A Pending JPH04354751A (ja) 1991-05-31 1991-05-31 搬送装置

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