JPH04349962A - ロールの間隙調整装置 - Google Patents

ロールの間隙調整装置

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Publication number
JPH04349962A
JPH04349962A JP3121229A JP12122991A JPH04349962A JP H04349962 A JPH04349962 A JP H04349962A JP 3121229 A JP3121229 A JP 3121229A JP 12122991 A JP12122991 A JP 12122991A JP H04349962 A JPH04349962 A JP H04349962A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
scale
bearing
slider
cotter
frame
Prior art date
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Pending
Application number
JP3121229A
Other languages
English (en)
Inventor
Masahito Tanaka
雅人 田中
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sekisui Chemical Co Ltd
Original Assignee
Sekisui Chemical Co Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Sekisui Chemical Co Ltd filed Critical Sekisui Chemical Co Ltd
Priority to JP3121229A priority Critical patent/JPH04349962A/ja
Publication of JPH04349962A publication Critical patent/JPH04349962A/ja
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  • Casting Or Compression Moulding Of Plastics Or The Like (AREA)
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、塗布機やカレンダー
機などに設けられているロールの間隙調整装置に関する
【0002】
【従来の技術】塗布機やカレンダー機などには、一般に
、少なくとも一対のロールが設けられている。このよう
な装置を用いて、例えば粘着剤や樹脂液をコーティンし
たり、樹脂シートを製造する場合、ロールの間隙を精密
に調整せねばならない。
【0003】従来、この種の装置においては、一対のロ
ールがフレームに設けられた軸受けに架設され、各軸受
けの間に設けられたコッター状の滑動子を移動させるこ
とにより、ロールの間隙を調整するように構成されてい
る。このようなロールの間隙調整装置は広く知られてい
る。
【0004】そして、ロールの間隙を調整するには、コ
ッター状の滑動子に設けられた慣用のハンドル軸を回転
させてコッター状の滑動子を所定の方向に移動させ、そ
れにより軸受けとともにロールをその間隙が広がる方向
或いは狭まる方向に移動させる。その後、作業者がロー
ル間隙に薄鋼板からなる隙間ゲージを挿入し、さらにコ
ッター状の滑動子を移動させて最終的にロールの間隙を
所望の値に調整している。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】このような従来のロー
ルの間隙調整装置にあって隙間ゲージを用いる場合は、
ロール間隙の調整作業に熟練を要し、時間もかかる。ま
た、ロール間隙を変更する場合は、一旦装置の運転を止
めてロールの隙間に存在する原材料を取り除いて行わね
ばならず、その操作が非常に面倒で、製品の生産性も低
下するという問題がある。
【0006】この発明は、このような問題を解決するも
ので、その目的とするところは、装置の運転を止めるこ
となく、安価な器具を用いて、簡単で且つ精密にロール
間隙の調整がなし得る装置を提供することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
め、この発明のロールの間隙調整装置は、一対のロール
がフレームに設けられた軸受けに架設され、各軸受けの
間に設けられたコッター状の滑動子を移動させることに
より、ロールの間隙を調整する装置において、軸受けの
フレーム及びコッター状の滑動子には一対の目盛付き主
尺及び副尺が取り付けられ、コッター状の滑動子の移動
により主尺又は副尺が、対応する副尺又は主尺に沿って
移動可能に構成されている。
【0008】もう一つの発明のロールの間隙調整装置は
、一対のロールがフレームに設けられた軸受けに架設さ
れ、各軸受けの間に設けられたコッター状の滑動子を移
動させることにより、ロールの間隙を調整する装置にお
いて、軸受けのフレーム及びコッター状の滑動子には主
尺及び副尺となる一対の目盛りが付けられ、コッター状
の滑動子の移動により主尺又は副尺となる目盛りが、対
応する副尺又は主尺となる目盛りに沿って移動可能に構
成されている。
【0009】
【作用】このような構成のロールの間隙調整装置におい
て、ロールの間隙を調整するには、従来と同様にコッタ
ー状の滑動子を所定の方向に移動させ、それにより軸受
けとともにロールをその間隙が広がる方向或いは狭まる
方向に移動させる。その後、作業者が主尺及び副尺の目
盛り、或いはフレーム及び滑動子の目盛りを読み取る、
必要に応じてその値を予め作成しておいた換算用グラフ
と対比させることにより、所望の間隙に調整される。
【0010】この作業は、主尺及び副尺或いはフレーム
及び滑動子の目盛りの両方を読み取り、滑動子に設けら
れている慣用のハンドル軸を回転させるだけであるので
、熟練を要せず、しかも簡単且つ精密に行うことができ
る。例えば、コッター状の滑動子の勾配を1/50とし
、主尺及び副尺の目盛りを1/20mmまで読み取ると
、1/50×1/20=1/1000mm、即ち1μm
 の分解能で測定できる。
【0011】また、薄鋼板からなる隙間ゲージを使用し
ないので、装置の運転を止めずにロール間隙の調整が可
能となる。また、目盛付き主尺及び副尺を用い、或いは
フレーム及び滑動子に目盛りを付けるだけでよく、これ
等の主尺及び副尺或いは目盛りからなる器具は、その構
成が極めて簡単で極めて安価に用意できる。
【0012】
【実施例】以下、図面に示す実施例を参照しながら、こ
の発明を具体的に説明する。図1は、この発明のロール
の間隙調整装置の一例を示す側面図であって、この装置
は塗布機に組み込まれている。図1において、10、2
0は、上下水平に設けられた一対のロールである。上ロ
ール10は、軸受け11に回転可能に軸着されている。 下ロール20は、軸受け21に回転しないように軸止め
されている。なお、下ロール20は、上ロール10と同
様に回転可能に軸着されていてもよい。
【0013】一対のロール10、20の大部分は、その
両側に設けられた厚板状のフレーム30に隠れて見えな
いので、図では点線で示している。上ロール10の軸受
け11は、厚板状のハウジング12に固定されている。 このハウジング12の両側には、それぞれ縦溝13、1
3が形成されている。縦溝13、13は図では見えない
ので点線で示す。
【0014】そして、この両側の縦溝13、13がフレ
ーム30に形成された切欠部31の端縁に嵌め込まれ、
軸受け11とともにハウジング12が上下方向にスライ
ド可能になされている。また、下ロール20の軸受け2
1は、フレーム30に固定されている。このようにして
、一対のロール10、20が、軸受け11、21に架設
される。
【0015】さらに、各軸受け11、21の間には、コ
ッター状の滑動子40が設けられている。この滑動子4
0は、上下のロール10、20の間隙を調整するための
ものであり、その上面には勾配が形成されている。なお
、各軸受け11のハウジング12の下面にも、滑動子4
0の勾配に擦り合わされる勾配が形成されている。コッ
ター状の滑動子40は、このようなロールの間隙調整装
置において慣用されている。
【0016】この滑動子40には、これを貫通するよう
に、フレーム30を介してハンドル軸41がネジ止めさ
れている。そして、ハンドル軸41のハンドル42を正
逆に回転させることによりハンドル軸31を正逆に回転
させ、それにより滑動子40はハンドル軸41に沿って
、即ち図に対して左右方向に、滑りながら移動するよう
になされている。
【0017】滑動子40がハンドル軸41の右方向に移
動すると、滑動子40の上面勾配が軸受け11のハウジ
ング12の下面勾配に接してハウジング12とともに軸
受け11を押し上げ、それにより一対のロール10、2
0の間隙が広くなる。逆に、滑動子40がハンドル軸4
1の左方向に移動すると、軸受け11はエアー又は油圧
シリンダー50の圧力によりハウジング12とともに押
し下げられ、それにより一対のロール10、20の間隙
が狭くなる。
【0018】しかして、コッター状の滑動子40の外側
の横面には、細長い目盛付き主尺60が水平に取り付け
られている。また、軸受けのフレーム30の外側の横面
には、目盛付き副尺61が水平に取り付けられている。 この副尺61は、主尺60の最小目盛りの端数を正確に
読み取るためのものであり、図においては省略している
が、実際にはこの目盛に読み取り用の数字が付されてい
る。この主尺60と副尺61とは、一対となって互いの
目盛り部分が合わさって滑りながら移動可能に、重ねら
れたような状態に取り付けられている。したがって、滑
動子40の移動により主尺60が対応する副尺61に沿
って移動することになる。
【0019】図1の実施例においては、目盛付き主尺6
0がコッター状の滑動子40に取り付けられ、目盛付き
副尺61が軸受けのフレーム30に取り付けられている
。しかし、これを逆にして、目盛付き副尺61がコッタ
ー状の滑動子40に取り付けられ、目盛付き主尺60が
軸受けのフレーム30に取り付けられ、滑動子40の移
動により副尺61が対応する主尺60に沿って移動する
ように構成されていてもよい。
【0020】図2は、もう一つの発明のロールの間隙調
整装置の一例を示す一部切欠側面図である。図2におい
て、軸受けのフレーム30に主尺となる目盛60’ が
付けられ、コッター状の滑動子40に副尺となる目盛6
1’ が付けられ、滑動子40の移動により副尺となる
目盛61’ が対応する主尺となる目盛60’ に沿っ
て移動するように構成されている。この部分が図1と異
なり、その他の部分は図1と同様に構成されている。
【0021】図2の実施例においては、軸受けのフレー
ム30に主尺となる目盛60’ が付けられ、コッター
状の滑動子40に副尺となる目盛61’ が付けられて
いる。しかし、これを逆にして、軸受けのフレーム30
に副尺となる目盛61’ が付けられ、コッター状の滑
動子40に主尺となる目盛60’ が付けられ、滑動子
40の移動により主尺となる目盛60’ が対応する主
尺となる目盛60’ に沿って移動するように構成され
ていてもよい。
【0022】
【発明の効果】上述の通り、この発明のロールの間隙調
整装置によれば、コッター状の滑動子を所定の方向に移
動させ、軸受けのフレーム及びコッター状の滑動子に設
けられた一対の主尺及び副尺の目盛り、或いはフレーム
及び滑動子の目盛りを読み取ることにより、所望のロー
ル間隙に調整することができ、このような作業は、従来
の隙間ゲージを用いる作業のように熟練を要せず、しか
も極めて簡単且つ精密に行うことができる。
【0023】また、隙間ゲージを使用しないので、装置
の運転を止めずにロール間隙の調整が可能となり、製品
の生産性を向上させることができる。また、従来の装置
に目盛付き主尺及び副尺を取り付け、或いはフレーム及
び滑動子に目盛りを付けるだけでよく、これ等の主尺及
び副尺或いは目盛りからなる器具はその構成が極めて簡
単で極めて安価に用意できるという利点をもっている。
【図面の簡単な説明】
【図1】は請求項1記載の発明の装置の一例を示す側面
図である。
【図2】は請求項2記載の発明の装置の一例を示す一部
切欠側面図である。
【符号の説明】
10  上ロール 11  軸受け 12  ハウジング 13  縦溝 20  下ロール 21  軸受け 30  フレーム 31  切欠部 40  コッター状の滑動子 41  ハンドル軸 50  エアー又は油圧シリンダー 60  目盛付き主尺 61  目盛付き副尺 60’ 主尺となる目盛 61’ 副尺となる目盛

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】  一対のロールがフレームに設けられた
    軸受けに架設され、各軸受けの間に設けられたコッター
    状の滑動子を移動させることにより、ロールの間隙を調
    整する装置において、軸受けのフレーム及びコッター状
    の滑動子には一対の目盛付き主尺及び副尺が取り付けら
    れ、コッター状の滑動子の移動により主尺又は副尺が、
    対応する副尺又は主尺に沿って移動可能に構成されてい
    ることを特徴とするロールの間隙調整装置。
  2. 【請求項2】  一対のロールがフレームに設けられた
    軸受けに架設され、各軸受けの間に設けられたコッター
    状の滑動子を移動させることにより、ロールの間隙を調
    整する装置において、軸受けのフレーム及びコッター状
    の滑動子には主尺及び副尺となる一対の目盛りが付けら
    れ、コッター状の滑動子の移動により主尺又は副尺とな
    る目盛りが、対応する副尺又は主尺となる目盛りに沿っ
    て移動可能に構成されていることを特徴とするロールの
    間隙調整装置。
JP3121229A 1991-05-27 1991-05-27 ロールの間隙調整装置 Pending JPH04349962A (ja)

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JP3121229A JPH04349962A (ja) 1991-05-27 1991-05-27 ロールの間隙調整装置

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JPH04349962A true JPH04349962A (ja) 1992-12-04

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ID=14806100

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JP3121229A Pending JPH04349962A (ja) 1991-05-27 1991-05-27 ロールの間隙調整装置

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JP (1) JPH04349962A (ja)

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH07258992A (ja) * 1994-03-17 1995-10-09 Nippon Paper Ind Co Ltd 製紙用カレンダ装置
JP2006263759A (ja) * 2005-03-23 2006-10-05 Ishikawajima Harima Heavy Ind Co Ltd ロール間隙調整装置
JP2020168638A (ja) * 2019-04-02 2020-10-15 大野ロール株式会社 圧延機の圧延荷重測定装置及び当該圧延荷重測定装置を備えた圧延機、及び圧延荷重測定装置による圧延荷重測定方法及び圧延材のロールパスライン調整制御方法

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JP2020168638A (ja) * 2019-04-02 2020-10-15 大野ロール株式会社 圧延機の圧延荷重測定装置及び当該圧延荷重測定装置を備えた圧延機、及び圧延荷重測定装置による圧延荷重測定方法及び圧延材のロールパスライン調整制御方法

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