JPH04349956A - 静電塗装装置 - Google Patents

静電塗装装置

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JPH04349956A
JPH04349956A JP12600991A JP12600991A JPH04349956A JP H04349956 A JPH04349956 A JP H04349956A JP 12600991 A JP12600991 A JP 12600991A JP 12600991 A JP12600991 A JP 12600991A JP H04349956 A JPH04349956 A JP H04349956A
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JP
Japan
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gun
voltage
painting
coating
paint
Prior art date
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Pending
Application number
JP12600991A
Other languages
English (en)
Inventor
Toshio Kubota
久保田 十司夫
Sukekazu Toyama
外山 弐一
Eihiko Tada
多田 映彦
Ichiro Ishibashi
石橋 一郎
Masateru Tsuji
辻 正照
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Honda Motor Co Ltd
Original Assignee
Honda Motor Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、例えば、水性塗料のよ
うな導電性塗料に高電圧を直接印加して静電塗装を行う
静電塗装装置に関する。
【0002】
【従来の技術】導電性塗料に高電圧を直接印加して自動
車車体等の被塗装物に静電塗装を施す方法として、例え
ば、特開平2−2885号公報に開示された技術が知ら
れている。この静電塗装方法を実施する装置では、導電
性塗料が、リザーバ(中間貯留部)に一旦導入された後
、このリザーバと塗料供給源とを連通させている絶縁経
路(絶縁部)が洗浄および乾燥されて電圧ブロックを形
成することにより、前記塗料供給源側に対する漏電を防
止した状態で、高電圧が直接印加された導電性塗料を前
記リザーバから塗装ガンに供給して被塗装物に対する静
電塗装作業を行う。この場合、塗料の塗着効率および塗
装品質を安定させるためには、前記漏洩する電流を最小
とし、一定の電圧で塗装作業を行うことが重要になる。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記の
従来の技術では、静電塗装作業を繰り返し行うことによ
り浮遊した塗料が塗装ガンに付着する。この付着塗料は
、前記塗装ガンを汚すだけでなく、前記付着した塗料を
通じて漏電するという不都合がある。
【0004】そこで、この漏電を防止する対策として、
塗装ガンを洗浄することが必要となる。しかし、塗装作
業終了後に塗装ガンを毎回洗浄することは、作業効率の
低下をもたらすとともに、コスト的にも高価になる。ま
た、例えば、数回の塗装作業毎、あるいは数十回毎とい
うように一定のインターバルをおいて塗装ガンを洗浄す
ることとしても、品質確保の観点から前記インターバル
間隔を短くせざるを得ず、それほど洗浄回数が減少しな
い他、何らかの突発的要因により塗装ガンが異常に汚れ
た状態で塗装を施すことも考えられ、効率的で安定的な
塗装作業をすることができないという不都合がある。
【0005】本発明は、この種の不都合を解消するもの
であり、塗装作業中、または塗装終了後に、塗装ガンの
ブリーダ抵抗による電圧降下を検知し、これから漏洩電
流を推定し、必要に応じ塗装ガンを洗浄して該塗装ガン
に付着した汚れを除去することにより、効率的な塗装作
業を遂行可能とする静電塗装装置を提供することを目的
とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】前記の目的を達成するた
めに、本発明は、導電性塗料に高電圧を印加して静電塗
装を行う塗装装置において、高電圧を生成する昇圧回路
に接続されるブリーダ抵抗と、当該静電塗装装置におけ
る漏洩電流の閾値に対応する閾値電圧を設定する閾値電
圧設定手段と、前記ブリーダ抵抗により降圧された電圧
と前記閾値電圧とを比較し、前記比較結果から漏洩電流
を検知する比較器と、前記比較器からの漏洩電流検知信
号に基づき、塗装作業終了後に塗装ガンを洗浄する制御
手段と、を備えることを特徴とする。
【0007】
【作用】上記の本発明に係る静電塗装装置では、塗装作
業中または塗装作業後に塗装ガンから漏洩する電流をブ
リーダ抵抗を介して電圧値として検知する。この電圧値
は、比較器によって所定の閾値電圧と比較され、前記閾
値電圧以下となった場合、洗浄必要と判断する。これに
より、塗装作業終了後に前記塗装ガンの洗浄作業が行わ
れ、該洗浄作業の終了後再び塗装作業が開始される。
【0008】
【実施例】次に、本発明に係る静電塗装装置について好
適な実施例を挙げ、添付の図面を参照しながら以下詳細
に説明する。
【0009】図1において、参照符号10は、本実施例
に係る静電塗装装置を示す。この静電塗装装置10は、
基本的には、被塗装物である自動車車体12に静電塗装
作業を遂行する塗装用ロボット14と、前記塗装用ロボ
ット14を制御する制御手段として機能するロボットコ
ントローラ16と、前記塗装用ロボット14のアーム1
8の先端部に保持され、前記自動車車体12に水性塗料
を塗布する塗装ガン20と、前記塗装ガン20を制御す
る塗装ガンコントローラ22とから構成されている。
【0010】塗装用ロボット14は、ロボットコントロ
ーラ16の制御下に各軸24a乃至cにおいて左右旋回
および上下移動自在に構成される。この塗装用ロボット
14のアーム18先端部には、塗装ガン20が付設され
ている。
【0011】前記塗装ガン20には、高電圧を発生させ
る昇圧部26と、前記昇圧部26における電圧変動を検
知するためのブリーダ抵抗RA とが設けられている。 また、図示しない中間貯留部から塗装ガン20に水性塗
料を供給するための塗料送出系30が接続されている。
【0012】塗装ガンコントローラ22には、前記ブリ
ーダ抵抗RA を介し、被塗装物である自動車車体12
に塗装ガン20が異常に接近した場合に生ずる異常電流
を検知してスパーク等の発生を防止するオーバーロード
検知部32と、前記塗装ガン20の汚れ等による電流の
漏洩を昇圧部26における電圧変動より検知するリーク
電流検知部34とが設けられている。オーバーロード検
知部32およびリーク電流検知部34は、夫々比較器3
8a、38bおよび可変抵抗R1 、R2 から構成さ
れ、前記可変抵抗R1 、R2 を調節することにより
夫々の閾値電圧を設定することができる。また、前記比
較器38a、38bのプラス入力端子側は抵抗RB を
介して接地されており、ブリーダ抵抗RA によって分
圧された電圧信号VA (以下、必要に応じて電圧VA
 という)が各比較器38a、38bのプラス端子に入
力される。
【0013】オーバーロード検知部32の比較器38a
の出力端子はCPU40に接続され、CPU40には、
高電圧の供給を停止させる高電圧遮断部42が接続され
ている。前記高電圧遮断部42は、切換スイッチからな
り、塗装ガン20の昇圧部26と、電源44を通じて高
電圧印加手段として機能する高圧発振出力部46との間
に配設される。リーク電流検知部34の比較器38bの
出力端子は、ロボットコントローラ16に接続され、リ
ーク電流検知信号をロボットコントローラ16に導出し
、前記信号に基づいてロボットコントローラ16は塗装
用ロボット14に洗浄指令を発する。なお、被塗装物で
ある自動車車体12は、図示しない搬送手段によって搬
送されるものとする。
【0014】次に、このように構成される静電塗装装置
10の動作について、図2を参照しながら説明する。
【0015】先ず、塗装ガン20に塗料送出系30を介
して水性塗料が供給され、塗装用ロボット14の作動下
に静電塗装作業が行われている際、昇圧部26の分岐経
路に配置されるブリーダ抵抗RA を通じてリーク電流
に対応する電圧が検出される(ステップS1)。すなわ
ち、このブリーダ抵抗RA を介して印加された電圧V
A は、オーバーロード検知部32において、予め可変
抵抗R1 を通じて設定された閾値電圧と比較される(
ステップS2)。ここで、前記電圧VA がオーバーロ
ード検知部32で設定された閾値電圧以下となった場合
には、比較器38aからCPU40にオーバーロード検
知信号が導出され、CPU40の制御作用のもとに高電
圧遮断部42により、塗装ガン20の昇圧部26に対す
る高電圧の供給が停止される(ステップS3)。例えば
、オーバーロード検知部32で設定された閾値電圧に対
応する電流値を超える異常電流が外部に漏電し、塗装ガ
ン20が自動車車体12に異常接近してスパーク等が発
生している危険状態になっているからである。
【0016】一方、電圧VA が前記可変抵抗R1 に
よって設定した閾値電圧よりも高い場合、リーク電流検
知部34において可変抵抗R2 を通じて予め設定した
閾値電圧以下か否かが判断される(ステップS4)。す
なわち、比較器38bは、印加電圧をブリーダ抵抗RA
 と抵抗RB とによって分圧された電圧VA と、可
変抵抗R2 によって調節された電圧VB とを比較す
る。その場合、電圧VA が前記予め設定した閾値電圧
である電圧VB よりも高い場合は、漏電する電流量が
極く微量であり、その結果、塗装ガン20の汚れによる
弊害を考慮する必要がないため、そのまま次の塗装作業
を継続する。一方、前記電圧VA の値が電圧VB 以
下となった場合、比較器38bを通じてロボットコント
ローラ16にリーク電流検知信号が導出される(ステッ
プS5)。前記信号が入力されたロボットコントローラ
16は、塗装作業が終了しているかどうかを判断し、塗
装作業が終了した時に塗装用ロボット14に洗浄指令信
号を導出する(ステップS6)。このようにして、塗装
作業終了後に塗装ガン20の洗浄作業が開始される(ス
テップS7)。この場合、塗装ガン20が図示しない自
動洗浄ユニット内に挿入され、塗装ガン20の洗浄が行
われる。
【0017】なお、塗装ガン20から漏洩する電流は、
高電圧が印加されている状態であれば塗装作業中または
塗装作業の終了後であってもブリーダ抵抗RA を介し
て検知することが可能である。
【0018】
【発明の効果】本発明に係る静電塗装装置によれば、以
下の効果が得られる。
【0019】すなわち、塗装作業中または塗装作業終了
後において塗装ガンから漏洩する電流をブリーダ抵抗を
介して検知し、塗装ガンの洗浄を行うことで該塗装ガン
に付着する汚れを除去することができる。この場合、漏
電を検知した場合のみ塗装ガンの洗浄を行えばよいため
、塗装作業の効率化を図ることができる。さらに、洗浄
液等を有効に使用することができ、また、突発的な要因
により異常な汚れが発生しても有効に対処することがで
きるという利点が得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る静電塗装装置の概略説明図である
【図2】前記静電塗装装置の動作を示すフローチャート
である。
【符号の説明】
10…静電塗装装置 14…塗装用ロボット 16…ロボットコントローラ 20…塗装ガン 22…塗装ガンコントローラ 26…昇圧部 32…オーバーロード検知部 34…リーク電流検知部 40…CPU 42…高電圧遮断部 46…高圧発振出力部

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】導電性塗料に高電圧を印加して静電塗装を
    行う塗装装置において、高電圧を生成する昇圧回路に接
    続されるブリーダ抵抗と、当該静電塗装装置における漏
    洩電流の閾値に対応する閾値電圧を設定する閾値電圧設
    定手段と、前記ブリーダ抵抗により降圧された電圧と前
    記閾値電圧とを比較し、前記比較結果から漏洩電流を検
    知する比較器と、前記比較器からの漏洩電流検知信号に
    基づき、塗装作業終了後に塗装ガンを洗浄する制御手段
    と、を備えることを特徴とする静電塗装装置。
JP12600991A 1991-05-29 1991-05-29 静電塗装装置 Pending JPH04349956A (ja)

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JP12600991A JPH04349956A (ja) 1991-05-29 1991-05-29 静電塗装装置

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JP12600991A JPH04349956A (ja) 1991-05-29 1991-05-29 静電塗装装置

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JPH04349956A true JPH04349956A (ja) 1992-12-04

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JP12600991A Pending JPH04349956A (ja) 1991-05-29 1991-05-29 静電塗装装置

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPWO2005009621A1 (ja) * 2003-07-24 2006-09-07 ランズバーグ・インダストリー株式会社 静電塗装装置
US8042488B2 (en) * 2004-08-10 2011-10-25 Abb K.K. Electrostatic coating apparatus

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