JPH04342921A - 線状陰極の位置決め部 - Google Patents

線状陰極の位置決め部

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JPH04342921A
JPH04342921A JP14379691A JP14379691A JPH04342921A JP H04342921 A JPH04342921 A JP H04342921A JP 14379691 A JP14379691 A JP 14379691A JP 14379691 A JP14379691 A JP 14379691A JP H04342921 A JPH04342921 A JP H04342921A
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JP
Japan
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positioning
electrode
linear cathode
electron beam
positioning member
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Application number
JP14379691A
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English (en)
Inventor
Seishi Takagi
清史 高木
Toshitaka Hara
敏孝 原
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Furukawa Electric Co Ltd
Original Assignee
Furukawa Electric Co Ltd
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Publication date
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  • Electrodes For Cathode-Ray Tubes (AREA)
  • Cathode-Ray Tubes And Fluorescent Screens For Display (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、文字、グラフィック表
示等を行うための画像表示装置に関するもので、特に画
像表示装置の電子源である線状陰極の位置決め部に関す
るものである。
【0002】
【従来技術】近年、画像表示装置の開発が盛んに行われ
ている。これら画像表示装置の多くは、面状、あるいは
線状に形成された電子源から電子ビームを放出させ、電
子源とスクリーンとの間に3次元的に設けられた複数の
電極によって電子ビームを集束、偏向し、しかる後この
電子ビームをスクリーンに射突させて任意の画像表示を
行うものである。
【0003】従来から一般的に提案されている画像表示
装置として図8に示すものがある。図8に示す画像表示
装置36は、電子ビームの走査、あるいはデータ入力の
ための電圧を印加する背面電極37と、電子ビームを放
出する線状陰極38と、線状陰極38から放出された電
子ビームを取り出すと共に、電子ビームを集束させるた
めの取り出し電極39と、電子ビームを偏向させるため
の偏向電極40と、偏向電極40で偏向された電子ビー
ムの不整合部分を除去すると共に、後述するスクリーン
42に向けて電子ビームを集束させるための遮蔽電極4
1と、数〜数十KVの高電圧が印加されて電子ビームを
加速、衝突励起、および発光させるためのメタルバック
されたスクリーン42とで構成されている。
【0004】背面電極37は絶縁性の背面板47上にス
トライプ状に形成され、スクリーン42はガラス等より
成る正面板48上に面状に形成されている。
【0005】線状陰極38は任意の電極(本例において
は取り出し電極39を用いる。以下同じ。)に設けられ
た電子ビーム開孔43を基準として横方向、および高さ
方向の位置決めがなされ、取り出し電極39から一定の
間隔を保って伸長張架されている。また、これら横方向
、および高さ方向の位置決めは、それぞれ別々に設けら
れた後述する位置決め部材によりなされており、これら
の位置決め部材により位置決め部を構成している。
【0006】先ず、横方向の位置決めは図9(a) に
示すように、取り出し電極39の所定位置に精度良く固
定されたガラス、アルミナ、あるいはセラミックス等よ
り成る長さ約3mm の絶縁ピン44(横方向の位置決
め部材)に、線状陰極38を所定の力で当接させること
により行われ、これより線状陰極38を電子ビーム開孔
43の中心よりオフセットした位置に伸長張架させてい
る。
【0007】また、高さ方向の位置決めは図9(b) 
に示すように、取り出し電極39の端部に固定された直
径 0.2mm〜0.4mm 、長さ数mmの石英ファ
イバー、またはガラスファイバー等の絶縁性の線状体4
5(高さ方向の位置決め部材)に、線状陰極38を当接
させることにより行われ、これより線状陰極38を取り
出し電極39から一定の間隔を保って伸長張架させてい
る。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら前述した
線状陰極38の位置決め部においては以下に示すような
問題点があった。 (1) 横方向の位置決めを行う絶縁ピン44は、微詳
細な棒状のものを取り出し電極39に低融点ハンダガラ
ス等により固定していたため、画像表示装置36を製造
する過程で絶縁ピン44が倒れる事故が生じ、その結果
、線状陰極38を正確に位置決めすることができなくな
っていた。
【0009】(2) 高さ方向の位置決めを行う線状体
45は、その両端を図9(c) に示す固定部材46で
挟み込むことにより取り出し電極39上に固定されてい
たが、このような極めて転がり易い極微細な線状体45
を、何らとりかかり部の設けられていない取り出し電極
39上の所定位置に配置し、固定することは極めて困難
であった。
【0010】(3) 上記(2) の欠点を解決するた
めに、例えばPVA等の昇華し易い粘着材を予め取り出
し電極39の所定位置に塗布しておき、この上に線状体
45を一旦仮固定することも試みられた。しかしこの方
法では前記粘着材を塗布したり、またこれを昇華させる
等の手間がかかってしまい、その結果、線状体45を取
り出し電極39上に配置する作業能率が著しく低下して
しまうという問題が生じていた。
【0011】(4) 線状体45を配置する箇所の取り
出し電極39上に、ハーフエッチングを用いて凹部を設
けることも行ったが、このハーフエッチングによる凹部
の形成は、その凹部の深さを精度良く制御することが極
めて困難であったので、この方法を用いると線状体45
を正確な位置をもって配置することができず、線状陰極
38を一定の間隔を保って伸長張架することが困難にな
っていた。
【0012】(5) また、上記(4) の方法におい
てはエッチング表面が概して粗面になり易かったので、
前記凹部に配置された線状体38表面に傷等が発生して
しまい、線状体45が破損し易くなるという問題も生じ
ていた。
【0013】
【発明の目的】本発明は前記問題点に鑑みなされたもの
でその目的とするところは、係る不具合を生じることな
く、位置決め部材の正確な配置を効率良く行うことがで
き、且つ位置決め部材自体に破損が生じなく、しかも線
状陰極を正確な位置で伸長張架することのできる線状陰
極の位置決め部を提供することにある。
【0014】
【課題を解決するための手段】前記目的を達成するため
の本発明の構成は、画像表示装置の一部を構成する任意
の電極に設けられた電子ビーム開孔の延長線両端部に、
線状陰極を位置決め、保持するための位置決め部材が配
置され、且つ該位置決め部材により前記線状陰極を前記
電子ビーム開孔上に一定の間隔を保って伸長張架する線
状陰極の位置決め部において、前記位置決め部材は前記
線状陰極を保持するための支持溝を備えていることを特
徴とする。
【0015】
【実施例】本発明の実施例を図を参照して詳細に説明す
る。
【0016】本発明の特徴は、線状陰極を位置決め、保
持するための位置決め部材が線状陰極を保持するための
支持溝を備えていることである。
【0017】図1は本発明の一実施例を示す斜視図で、
図中、1は取り出し電極(本実施例では任意の電極とし
て取り出し電極1を用いる。以下同じ。)、2は位置決
め部材である。
【0018】位置決め部材2は、例えば厚さ2mm 、
高さ3mm 、幅5mm の凸状のブロック部材で、上
部中央に線状陰極を位置決め、保持するための深さ、幅
共に1mm 程度の支持溝3(V溝)が形成されている
。このブロック部材2は、例えば結晶化ガラス、または
アルミナ、チタン酸バリウム等の粉体セラミックに、所
定のバインダーを付与して混練した後、これをトランス
ファー成形、焼結して形成されたもの、または、ステン
レス等の金属に公知のゾルゲル法によってアルミナ、あ
るいはシリカ等が絶縁被覆された絶縁被覆金属より形成
されている。また、位置決め部材2は、両端が折り曲げ
加工された取り出し電極1の折り曲げ部4に、固形状の
低融点ハンダガラスより成る固着部材5により固定され
ており、取り出し電極1に形成された電子ビーム開孔6
に支持溝3が精度良く対応するように固定されている。
【0019】取り出し電極1は、板状の厚さ0.3mm
 〜0.6mm の426合金(Ni:42 %、Cr
:6%、残部Fe)、または、16Cr/14Ni/7
0Fe合金等より成り、その両端はほぼ直角に折り曲げ
加工されており、さらにそのほぼ中央には電子ビームを
通過させるための電子ビーム開孔6が設けらている。ま
た、両端の折り曲げ部4には取り出し電極1を精度良く
仮固定するための位置決め孔7、および位置決め部材2
を固定するために用いる封着開孔8が設けられている。
【0020】以下、図2を用いて位置決め部材2の位置
決め、および固定方法を説明する。
【0021】先ず、図2(a) に示すように、取り出
し電極1を治具9の第1の基準面10上に精度良く仮固
定する。具体的には、治具9に固定された位置決めピン
12を取り出し電極1に設けられた位置決め孔7に嵌合
させた後、第1の基準面10に設けられた図示しない吸
着手段(A)で取り出し電極1を吸引するか、あるいは
図示しない押し当て手段(B)で取り出し電極1を押さ
えつけることにより仮固定する。尚、治具9は、第1の
基準面10と、第2の基準面11とで段差が形成され、
それぞれの基準面10,11の平面度は数マイクロメー
トルの精度で形成されている。
【0022】ところで、図2(b) に拡大図示するよ
うに、第1の基準面10と第2の基準面11との差dは
、図示しない線状陰極が伸長張架される取り出し電極1
からの所定間隔hと、図2(c) に拡大図示する位置
決め部材2の支持溝3の深さnとの和よりも大きく、ま
た、取り出し電極1の折り曲げ部4の深さlは、図2(
c) に拡大図示する位置決め部材2の支持溝3までの
厚さmからhを差し引いた値よりも大きく形成されてい
る。
【0023】次に、図3に示すように、位置決め部材2
の支持溝3を第2の基準面11に設けられた突起状嵌合
部13に嵌め込むことにより、位置決め部材2を基準面
11上に精度良く位置決めした後、封着開孔8上に固着
部材5を載置する。しかる後、この状態で約600℃に
加熱されたベルト炉等の加熱手段内を通すことにより固
着部材5を数万ps程度の低粘度に溶融し、これを封着
開孔8を通して位置決め部材2の底面Aに落下させて取
り出し電極1と位置決め部材2との寸法誤差分(数〜数
百マイクロメートル)を埋め込む。そしてこれと同時に
溶融させた固着部材5で取り出し電極1と位置決め部材
2とを固定する。
【0024】図4を用いて本発明の他の実施例を説明す
る。
【0025】本実施例は、第1の実施例とは形状の異な
る取り出し電極14(電極G1,G2という。以下同じ
。)を2枚い使用したものである。このうち図示しない
線状陰極に隣接する電極G1は、前記線状陰極に対して
負の電圧が印加されて前記線状陰極から放出される電子
ビームを集束するために用いられ、一方、電極G2は電
極G1 に印加される負の電圧よりも大きな正の電圧が
印加されて電子ビームを加速すると共に、大ビーム電流
密度を得るためのものである。
【0026】本実施例の位置決め部材15は、長方形の
ブロック部材から成り、上部に線状陰極を保持するため
の支持溝16(V溝)が形成されている。また、この位
置決め部材15は電極G1,G2の端部を貫通するよう
に設けられ、電極G2に低融点ハンダガラスで固定され
ている。尚、位置決め部材15、および支持溝16の大
きさ、さらに位置決め部材15の形成材料は第1の実施
例と同じである。
【0027】電極G1,G2は共に板状の厚さ0.3m
m 〜0.6mmの426合金(Ni:42 %、Cr
:6%、残部Fe)、または、16Cr/14Ni/7
0Fe合金等より形成され、電子ビームを通過させるた
めの電子ビーム開孔17、およびそれぞれの電極(電極
G1,G2)の位置決めを行うための位置決め孔18が
設けられている。また、電極G1,G2は図示しない絶
縁スペーサを介在させることにより離間固定されている
【0028】以下、図5を用いて位置決め部材15の位
置決め、固定方法を説明する。
【0029】先ず、図5(a) に示すように、治具1
9とG1電極との間にスペーサ20、さらにG1電極と
G2電極との間にスペーサ21を介在させた後、電極G
1,G2を治具19上に配置してそれぞれの電極(電極
G1,G2)の高さ方向の位置決めを行う。スペーサ2
0は後述する位置決め部材15を所定の高さに配置する
ために設けられるものであり、スペーサ21は電極G1
と電極G2とを一定の間隔に保持するためのものである
【0030】さらに、治具19に固定された2本の基準
ピン22を電極G1,G2に設けられた位置決め孔18
に貫通させて、それぞれの電極(電極G1,G2)の横
方向の位置決めを行った後、図示しない真空チャック、
あるいは機械的押圧手段により電極G1,G2をそのま
まの位置で仮固定する。
【0031】しかる後、電極G1,G2に予め形成して
おいた貫通孔23に位置決め部材15を貫通させ、図5
(b) に示すような打ち抜き形成されたシート状の低
融点ハンダガラス24を、電極G2から突出した位置決
め部材15に嵌め込み、これを熱処理するこにより位置
決め部材15を電極G2に固定する。
【0032】次に、本発明の第3の実施例を図6を用い
て説明する。
【0033】本実施例では、任意の電極として3個の電
子ビーム開孔17を有する取り出し電極27を使用し、
これを3枚(電極G1,G2,G3という。以下同じ。 )積層固定させている。そのうち任意の電極(本実施例
では電極G3を用いる。以下同じ。)に位置決め部材を
固定している。尚、本実施例の位置決め部材、および支
持溝の大きさ、形状、さらに位置決め部材の形成材料は
第2の実施例と同じであり、第2の実施例と同様、位置
決め部材15、支持溝16として示す。
【0034】位置決め部材15は、電極G1〜G3を形
成する電極材料と同じ熱膨張係数を有する、例えば結晶
化ガラス等の絶縁材料、あるいは426合金等の金属よ
り成る連結部材25によって固定(本実施例では3個の
位置決め部材15が固定されている。)されており、こ
の連結部材25はさらに電極G3の所定位置に固定され
る。
【0035】連結部材25は固形状の低融点ハンダガラ
スから成る固着部材26を用いて固定されており、支持
溝16がG1電極に設けられた電子ビーム開孔17に対
応するように精度良く固定されている。
【0036】電極G1,G2,G3は、それぞれ板状の
厚さ0.3mm 〜0.6mm の426合金(Ni:
42 %、Cr:6%、残部Fe)、または、16Cr
/14Ni/70Fe合金等より成り、図示しない複数
の絶縁スペーサが介在されて離間固定されている。また
、それぞれの電極(電極G1〜G3)には、電子ビーム
を通過させるための電子ビーム開孔17、連結部材25
を固定するために用いる封着開孔28、およびそれぞれ
の電極(電極G1〜G3)を位置決め、配置するための
切り抜き部29が設けられ、さらに電極G1 ,G2の
両端部には連結部材25を配置するための切り込み部3
0が設けられている。
【0037】以下、図7を用いて位置決め部材15の位
置決め、固定方法を説明する。
【0038】先ず、予め所定の間隔を保って精度良く組
み立てられた電極G1,G2,G3を、精密加工された
治具31上に配置すると共に、治具31に固定されたガ
イドピン32を、それぞれの電極(電極G1〜G3)端
部に設けられた切り抜き部29に嵌合させてそれぞれの
電極(電極G1〜G3)の横方向の位置決めを行う。 尚、この横方向の位置決めは、10マイクロメートルの
精度で可能となる。
【0039】さらに、G1電極と治具31との間に、所
定の直径を有し、且つ石英ファイバー等より成る高さ決
め手段33を介在させて電極G1,G2,G3の高さ方
向の位置決めを行う。この時の位置決めは、位置決め部
材15を固定した連結体25を電極G3に固定した際に
、位置決め部材15の頂点34が治具31の基準面35
に当接するようになされる。
【0040】ところで、位置決め部材15と連結部材2
5との固定方法は、連結部材25を図示しないピンアラ
イメント等の位置決め手段で仮固定した後、位置決め部
材15と連結部材25とを低融点ハンダガラスで固着す
るか、または、ビーディングにより位置決め部材15を
連結部材25に固着するか、または、位置決め部材15
の表面をメタライズした後、両者を溶接することにより
なされる。
【0041】さらに、電極G1,G2,G3を図示しな
い抑え治具等により前記所定の位置で仮固定した後、位
置決め部材15の頂点34が治具31の基準面35に当
接するように連結部材25を治具31上に載置する。し
かる後、電極G3に設けられた封着開孔28に固形状の
低融点ハンダガラスから成る固着部材26を挿入し、こ
の状態で600℃に加熱したベルト炉等の加熱手段内を
通すことにより固着部材26を溶融する。そしてこの溶
融させた固着部材26を連結部材25の底面Bに封着開
孔28を通して落下させて電極G3と底面Bとの寸法誤
差(数〜数百マイクロメートル)を埋め込み、これと同
時に電極G3と連結部材25とを固定する。
【0042】本実施例の位置決め部によれば、線状陰極
の高さ方向の位置決め部材に極微細なファイバーを使用
せずブロック状の部材を使用しているので、位置決め部
材2,15が倒れたり、転がる等の問題がなくなり、位
置決め部材2,15の配置を正確に効率良く行うことが
できる。そして、これに伴って位置決め部の製造工程が
簡単になる。また、位置決め部材2,15の固定の際に
、固形状の低融点ハンダガラスを溶融させ、これを位置
決め部材2,15と任意の電極(取り出し電極1,27
)との寸法誤差分に埋め込んでいるので、位置決め部材
2,15の位置決め固定が精度良く行えるようになり、
位置決め部の信頼性を大幅に向上することができる。さ
らに、昇華工程等が必要ないので、任意の電極(取り出
し電極1,14,27)に酸化等の問題を生じることも
なくなる。
【0043】線状陰極の横、高さ方向の位置決めを位置
決め部材2,15のそれぞれの支持溝3,16で行って
いるので、線状陰極を正確な位置で伸長張架できる。ま
た、線状陰極の位置決めを1つの位置決め部材2,15
で同時に行っているので、位置決め部の製造工程を簡素
化でき、製造コストを低減することができる。
【0044】位置決め部材2,15をプレス、トランス
ファー、射出成形等の一般的なモールド成形(型成形)
を用いて形成しており、さらに形成材料として結晶化ガ
ラス、あるいはセラミック等を使用しているので、形成
後の位置決め部材2,15の捩じれ、変形等を実質的に
無くすことができる。
【0045】
【発明の効果】本発明の線状陰極の位置決め部によれば
、位置決め部材が線状陰極を保持するための支持溝を備
えたブロック状のものから形成されているので、位置決
め部材の正確な配置を効率良く行うことができ、且つ位
置決め部材の配置の際に位置決め部材自体に破損が生じ
なく、しかも線状陰極を正確な位置で伸長張架すること
のできる線状陰極の位置決め部を提供することができる
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例を示す斜視図
【図2】(a)
 は本発明の一実施例の製造工程を示す説明図 (b) は(a) の要部拡大図 (c) は本発明の位置決め部材を示す拡大図
【図3】
本発明の一実施例の製造工程を示す説明図
【図4】本発
明の他の実施例を示す斜視図
【図5】(a) は本発明
の他の実施例の製造工程を示す説明図 (b) は構成部材の拡大図
【図6】本発明の第3の実施例を示す斜視図
【図7】本
発明の第3の実施例の製造工程を示す説明図
【図8】一
般的に提案されている画像表示装置の分解斜視図
【図9】(a) は従来の線状陰極の横方向の位置決め
手段を示す平面図 (b) は従来の線状陰極の高さ方向の位置決め手段を
示す正面図 (c) は従来の構成部材の拡大図
【符号の説明】
1,14,27  取り出し電極 2,15        位置決め部材3,16   
     支持溝 4              折り曲げ部5,26 
       固着部材 6,17        電子ビーム開孔7,18  
      位置決め孔 8,28        封着開孔 9,19,31  治具 10            第1の基準面11   
         第2の基準面12        
    位置決めピン13            突
起状嵌合部20,21      スペーサ 22            基準ピン23     
       貫通孔

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】  画像表示装置の一部を構成する任意の
    電極に設けられた電子ビーム開孔の延長線両端部に、線
    状陰極を位置決め、保持するための位置決め部材が配置
    され、且つ該位置決め部材により前記線状陰極を前記電
    子ビーム開孔上に一定の間隔を保って伸長張架する線状
    陰極の位置決め部において、前記位置決め部材は前記線
    状陰極を保持するための支持溝を備えていることを特徴
    とする線状陰極の位置決め部。
  2. 【請求項2】  複数個の前記位置決め部材が、連結部
    材で固定されていることを特徴とする請求項1記載の線
    状陰極の位置決め部。
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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2014092622A (ja) * 2012-11-01 2014-05-19 Seiko Precision Inc 羽根駆動装置、光学機器、及びアームの製造方法

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JP2014092622A (ja) * 2012-11-01 2014-05-19 Seiko Precision Inc 羽根駆動装置、光学機器、及びアームの製造方法

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