JPH0433730Y2 - - Google Patents

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JPH0433730Y2
JPH0433730Y2 JP1987162200U JP16220087U JPH0433730Y2 JP H0433730 Y2 JPH0433730 Y2 JP H0433730Y2 JP 1987162200 U JP1987162200 U JP 1987162200U JP 16220087 U JP16220087 U JP 16220087U JP H0433730 Y2 JPH0433730 Y2 JP H0433730Y2
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Description

【考案の詳細な説明】 〔考案の目的〕 (産業上の利用分野) この考案は、農園芸用支持柵の骨組の一部を構
成する横架材に関するものである。
(従来の技術) 周知のように、農家の畑地や家庭菜園などに於
いて、茎の弱い作物、例えば胡瓜や豌豆、トマト
等の野菜類を栽培する場合には、これらの植物が
倒れないように保護し、その順調な成育を援ける
ため、俗に「手」と呼ばれている支持柵を植物の
周囲に立設し、支持柵の横架材に当該植物の茎や
枝を結束したり、横架材から吊り下げた藁などの
垂下糸条に植物の蔓を巻きつかせる補強手段が用
いられる。
(考案が解決しようとする問題点) けれども、前記の支持柵は骨組を構成する材料
に竹や木又は合成樹脂被覆の金属棒等を用い、小
さなものでも拾数本、大きなものでは拾数本から
数百本の太さや長さの異なつた骨組材を縦横斜め
に組合わせ、各骨組材の交点を紐や針金等で確固
不動に結束せねばならぬ関係上、その使用寸法に
応じた材料の調達及び切断加工は勿論、各骨組材
相互間の結束に熟練技術と多大な労力を要するの
で、その施工が予想以上に難しく、素人の作つた
支持柵は、強風時の大きな風圧で簡単に倒壊して
しまうと云う弱点があつた。
本考案は、前記のような問題に対処するために
案出されたもので、その目的は、定形化された数
種類の骨組材を組合わせ、各骨組材を相互に連結
するだけの操作により、栽培植物に適合した所望
の支持柵を極めて簡単且つ敏速に製作し得る機能
を備えた新規な農園芸用支持柵の横架材を安価に
提供することにある。
〔考案の構成〕
(問題点を解決するための手段) 本考案は、上記の目的を達成するための手段と
して、支持柵を構成する各骨組材のうち、特に水
平方向に連続する横架材に独自の工夫を凝らした
ものであつて、その構造は、管端部に軸方向に連
続する他の鞘管との連結機素を有し、且つ、管周
面に長手方向に沿つて通走する溝孔を穿設した鞘
管と、この鞘管の内部に嵌挿される芯杆とからな
り、芯杆の外周面に、前記鞘管の溝孔を貫通して
外方に突出する複数の把持腕と適数の支環とを定
間隔に列設したことを特徴とする。
(実施例) 以下、本考案を実施例の図面について具体的に
説明すると、図面はこの考案の最も代表的な実施
構造の一例を示したもので、支持柵Fの骨組材料
には、縦方向の骨組になる支柱材1と、合掌状に
組合わせた前後の支柱材1,1を繋ぐ連結材2、
並びに相隣接する左右の支柱材1,1間に跨つて
水平方向に連結される横架材3が使用され、前記
の各骨組材1,2,3を第2図図示のように組合
わせて結合することにより支持柵Fが構成され
る。
このうち、支柱材1と連結材2については、通
常の骨組材料と基本的に変りなく、その使用位置
に応じた長さと太さを有する円形断面のものを利
用すればよいので、次に、主として本考案の対象
になる横架材3の構造及びその使用操作について
説明を進める。
横架材3は、第1図の如く、円形の中空断面に
成形した鞘管4と、この鞘管4の内部に嵌挿する
円形断面の芯杆5とによつて構成され、鞘管4の
両端部には、軸方向に連続する他の鞘管4を連結
するための機素として、相互に螺合する雌ネジS1
と雄ネジS2とが刻設されているほか、管周面に長
手方向に沿つて通走する少なくとも1条の溝孔6
が設けてある。また、芯杆5の外周面には、前記
鞘管4の溝孔6を貫通して外方に突出する複数の
把持腕7と適数の支環8とが長手方向に沿つて定
間隔に列設してあり、把持腕7の先端には、支柱
材1の外周面に嵌脱可能に嵌合し得るC字形の把
持部7aを形成し、支環8の先端には、後記する
垂下部材連結用のフツク12を装着するための環
体8aが設けてある。
本考案の横架材3は上記のような構造になつて
いるので、農家の畑地や家庭菜園等に於いて、栽
培植物の周囲に支持柵Fを作る場合、横架材3の
鞘管4から突出している芯杆5の把持腕7の配列
間隔Dに合わせて、各支柱材1の基部を約30cm位
の深さに埋込んで樹立し、前後に対向する支柱材
1,1の上端部を合掌状に交叉させ、その交叉部
分に跨つて横方向に長尺の棒材14(本考案の横
架材3を連結したものを用いてもよい)を架設
し、これらの骨組材の各交叉部分を縄や針金又は
合成樹脂の紐などにより縛止固定する。その後、
複数の横架材3,3を端部の雌ネジS1S雄ネジS2
を螺合して所望の長さに連結しながら、各横架材
3の把持腕7を支柱体1に側方から弾力的に嵌合
すると共に、両端部に位置する前後の支持材1,
1間にそれぞれ連結材2,2を架設して不動に固
定すれば、第2図図示のような骨組を持つ支持柵
Fを作ることができる。
この場合、各骨組材の交叉部分を縛止する手段
には、第3図図示の如くX形に形成した結束バン
ド9を使用し、その対向帯片10,11を各骨組
材の交叉部分にタスキ掛けにして巻付けた後、対
向帯片10,11に設けた凹凸部10a,11a
をスナツプ式に嵌合する方法で固定すれば便利で
あり、また、前後に対向する支柱材1,1間の連
結部には、第2図図示の如く両端部を鍵型に折曲
した連結材2を用い、これを横架材3,3の管端
部に嵌合させる手段で簡単に固定することもでき
る。
なお、前記の組立順序とこれに使用される補助
結合具は、あくまでも実施形態の一例を示すもの
で、これ以外の手順で組立を行なつたり、他の結
合具を使用しても差支えなく、組立後の支持柵F
には、この後、各支環8の環体8aに第4図図示
のようなフツク12を引掛け、該フツク12の下
端部に栽培植物の蔓を巻きつけさせて固定するた
め、必要に応じて藁や合成樹脂繊維等の垂下部材
13を取付けたり、あるいは適宜の結束材料で植
物の茎や枝を直接縛り付けて固定する。
〔考案の効果〕
以上のように、本考案の横架材を農園芸用支持
柵の骨組に使用すれば、当該支持柵を設置する際
に、この考案の横架材を主体にして定形化された
数種類の骨組材を組合わせ、各骨組材を連結する
だけの操作によつて、その栽培植物に最も適した
所望の支持柵を極めて簡単且つ敏速に製作並びに
施工することができるため、部材の量産化により
その製造コストを大巾に低減し得る事とも相俟つ
て頗る顕著な実用効果を発揮するものである。
特に横架材の把持腕を支柱材に係合し、両者を
紐などで連結するだけで簡単に骨組を形成するこ
とができ、また適数の支環に、必要に応じてそれ
ぞれフツクを介して藁や合成樹脂繊維等の垂下部
材を取付け、栽培植物の蔓を巻きつけさせて固定
したり、あるいは各支環に適宜の結束材料で植物
の茎や枝を直接縛り付けて固定したりすることも
できる。
なお、この考案による横架材は、前記以外の用
途、例えば、観賞菊などの花卉類をはじめ、様々
な果実類栽培用の保護構造物の骨組材にも広く使
用することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案による横架材の具体的な実施構
造の一例を示す斜視図、第2図はこの考案の横架
材を使用して組立てた支持柵の一例を示した斜視
図、第3図は骨組材の交叉部分に使用される結束
バンドの構造を示す斜視図、第4図は支環の環部
に取付けるフツクの形状を示す斜視図である。 F……支持柵、1……支柱材、2……連結材、
3……横架材、4……鞘管、5……芯杆、6……
溝孔、7……把持腕、8……支環、12……フツ
ク、13……垂下部材。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 管端部に軸方向に連続する他の鞘管との連結機
    素を有し、且つ、管周面に長手方向に沿つて通走
    する溝孔を穿設した鞘管と、この鞘管の内部に嵌
    挿される芯杆とからなり、芯杆の外周面に、前記
    鞘管の溝孔を貫通して外方に突出する複数の把持
    腕と適数の支環とを定間隔に列設してあることを
    特徴とする農園芸用支持柵の横架材。
JP1987162200U 1987-10-23 1987-10-23 Expired JPH0433730Y2 (ja)

Priority Applications (1)

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JP1987162200U JPH0433730Y2 (ja) 1987-10-23 1987-10-23

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JP1987162200U JPH0433730Y2 (ja) 1987-10-23 1987-10-23

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Publication Number Publication Date
JPH0166843U JPH0166843U (ja) 1989-04-28
JPH0433730Y2 true JPH0433730Y2 (ja) 1992-08-12

Family

ID=31445811

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JP1987162200U Expired JPH0433730Y2 (ja) 1987-10-23 1987-10-23

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JP (1) JPH0433730Y2 (ja)

Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5037326U (ja) * 1973-07-26 1975-04-18
JPS555709B2 (ja) * 1971-11-16 1980-02-08

Patent Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS555709B2 (ja) * 1971-11-16 1980-02-08
JPS5037326U (ja) * 1973-07-26 1975-04-18

Also Published As

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JPH0166843U (ja) 1989-04-28

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