JPH04331204A - 高活性のバナジウム基材触媒 - Google Patents

高活性のバナジウム基材触媒

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JPH04331204A
JPH04331204A JP2419100A JP41910090A JPH04331204A JP H04331204 A JPH04331204 A JP H04331204A JP 2419100 A JP2419100 A JP 2419100A JP 41910090 A JP41910090 A JP 41910090A JP H04331204 A JPH04331204 A JP H04331204A
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JP2419100A
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Frederick John Karol
フレデリック・ジョン・カロル
Sun-Chueh Kao
スンチュエー・カオ
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Union Carbide Chemicals and Plastics Technology LLC
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    • C08F10/02Ethene
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】
〔0001〕 〔産業上の利用分野〕本発明は、▲高▼レベルの触媒活
性及び重合体生産性でもって、広い分子量分布を有する
エチレン重合体を製造するのに好適なバナジウム基材触
媒に関する。 〔0002〕 〔発明の背景〕米国特許第4,508,842号は、広
い分子量分布を有するエチレン重合体を製造できる▲高
▼活性のバナジウム含有触媒を開示している。この触媒
は、 (A)(1)  下記(2)及び(3)の物質のための
支持体としての無機担体、(2)(a)  三ハロゲン
化バナジウムと(b)電子供与体との反応生成物、及び
(3)  ハロゲン化ほう素又はアルキルアルミニウム
変性剤から本質的になる固体触媒成分、 (B)  アルキルアルミニウム助触媒、及び(C) 
 ハロ炭化水素重合促進剤 からなっている。米国特許第4,508,842号に従
って製造された重合体は、比較的広い分子量分布を有し
、また優れた押出適性を有する。これらの性質は、これ
らを広範な用途、例えばワイヤ及びケーブルの絶縁、ブ
ロー成形、フィルムやパイプの製造に極めて有用なもの
とする。 〔0003〕また、サン・チュー・カオ他の米国特許出
願第292,268号は、前記の米国特許第4,508
,842号に開示された触媒の活性はその固体成分をア
ルコキシけい素化合物で処理することによって高めるこ
とができることを開示している。しかしながら、このよ
うな処理は、そのような触媒により製造された重合体の
分子量分布を狭まくさせる。 〔0004〕同様に、特開昭62−25112号(特願
昭60−163525号は、狭い分子量分布を有するエ
チレン重合体の製造に有用なバナジウム含有触媒組成物
を開示している。このような組成物は、(1)  三ハ
ロゲン化バナジウムをエーテル溶液からシリカ及び(又
は)アルミナ担体上に沈澱させ、次いでその生成物をア
ルキルアルミニウムで処理することによって得られる固
体触媒成分、(2)アルキルアルミニウム、(3)ハロ
ゲン化アルキル、及び(4)けい素のアルコキシ化合物
からなっている。 〔0005〕特開昭56−22308号(特願昭54−
981281号)は、狭い分子量分布を有するエチレン
共重合体の製造に有用なバナジウム含有触媒組成物を開
示する別の参考文献である。この触媒組成物は、有機ア
ルミニウム化合物と溶媒可溶性バナジウム化合物をオレ
フィン単量体の存在下に混合し、次いでこの混合物にポ
リシロキサンを添加することによって製造される。 〔0006〕 〔発明が解決しようとする課題〕本発明は、広い分子量
分布を有するエチレン重合体を高いレベルの触媒活性及
び重合体生産性でもって製造するのに適したバナジウム
基材触媒を提供することである。 〔0007〕 〔課題を解決するための手段〕ここに、本発明により、
広い分子量分布を有するエチレン重合体が、(A)(1
)下記(2)及び(3)の物質のための支持体としての
固体粒状多孔質無機担体、(2)(a)  三ハロゲン
化バナジウムと(b)電子供与体との反応生成物、及び
(3)  ハロゲン化ほう素又はアルキルアルミニウム
変性剤から本質的になる固体触媒成分、(B)  アル
キルアルミニウム助触媒、及び(C)  ハロ炭化水素
重合促進剤 からなるバナジウム基材触媒系であって、前記固体触媒
成分(A)を次式
【化7】 又は
【化8】 (ここで、 ・mは0〜100の値を有する数であり、・nは2〜1
00の値を有する数であり、・R1は水素又は脂肪族不
飽和を含まない1〜20個の炭素原子を含有する一価炭
化水素であり、・R2は脂肪族不飽和を含まない1〜2
0個の炭素原子を含有する一価炭化水素基であり、 ・R3は−X、−R1、−OR1、−COOR1及び−
NR1R2(ここでXはハロゲンであり、R1及びR2
は前記の通りである)よりなる群から選ばれる)を有す
るポリシロキサンオイル活性調節材で処理したものを使
用することによって▲高▼められた触媒活性及び重合体
生産性レベルでもって製造できることが発見された。 〔0008〕しかして、本発明の触媒系は、(A)(1
)下記(2)、(3)及び(4)の物質のための支持体
としての固体粒状多孔質無機担体、(2)(a)  三
ハロゲン化バナジウムと(b)電子供与体との反応生成
物、(3)  ハロゲン化ほう素又はアルキルアルミニ
ウム変性剤、及び(4)次式
【化9】 又は
【化10】 (ここで、R1、R2、R3、m及びnは前記の通りで
ある)を有するポリシロキサンオイル活性調節剤、(B
)アルキルアルミニウム助触媒、及び(C)ハロ炭化水
素重合促進剤 からなる。
〔0009〕 〔発明の具体的説明〕本発明に従ってポリシロキサンオ
イル活性調節剤で処理したバナジウム含有触媒系は、通
常の重合温度において、同様の未処理触媒系よりも相当
に活性であることがわかった。その結果、このような温
度においてこれらの触媒系を使用することによって増大
した触媒活性及び重合体生産性レベルでエチレン重合体
を製造することが可能である。しかしながら、これらの
触媒系の重合活性は、温度が高くなるにつれて低下する
ことがわかった。場合によっては、高められた温度では
、重合速度は、同様の未処理の触媒系の重合速度よりも
低い速度に減速する。この触媒活性の減少は、たとえ反
応温度が重合の発熱のために過度に上昇するとしても、
それが触媒の溶融、ホットスポットの形成及び暴走反応
の可能性を防止するのを助けるので気相重合においては
特に重要である。 〔0010〕重合を気相又はスラリー中で実施するとき
は、使用する温度は約10℃から約115℃、好ましく
は約80℃から約90℃まで変動できる。重合を溶液状
で実施するときは、約150℃から約250℃まで変動
し得る。しかし、本発明の触媒系は、この溶液重合に要
求される温度では、増大した活性を示さず、また重合促
進剤として有効ではない。しかしながら、気相及びスラ
リー重合で通常使用される約90℃までの温度では、こ
れらの触媒系は約100%までに増大された活性を示す
。90℃を超えると、活性の増大は減少し始め、100
℃を超える温度では遂に活性は同様の未処理触媒系の活
性よりも低いレベルまで低下する。 〔0011〕100℃を超える温度で本発明の触媒系に
より明示される減少した活性は、重合体の凝集を防止す
るため生成重合体の焼結温度よりも低い温度を維持する
ように注意を払わねばならない気相重合において特に重
要である。上で説明したように、減少した触媒活性は、
たとえ反応温度が重合の発熱のために過度に上昇すると
しても、触媒の溶融、ホットスポットの形成及び暴走反
応の可能性を防止するのを助ける。 〔0012〕触媒成分(A)は、(1)下記(2)、(
3)及び(4)の物質のための支持体としての固体粒状
多孔質無機担体、(2)(a)  三ハロゲン化バナジ
ウムと(b)電子供与体との反応生成物、(3)  ハ
ロゲン化ほう素又はアルキルアルミニウム変性剤、及び
(4)次式
【化11】 又は
【化12】 (ここで、R1、R2、R3、m及びnは前記の通りで
ある)を有するポリシロキサンオイル活性調節剤から本
質的になる。 〔0013〕触媒成分(A)の製造にあたって電子供与
体と反応せしめられる三ハロゲン化バナジウムは三塩化
バナジウムであるのが好ましいが、この三ハロゲン化バ
ナジウム中に存在するハロゲンは塩素、臭素又はよう素
又はそれらの任意の混合物であってよい。 〔0014〕使用される電子供与体は、三ハロゲン化バ
ナジウムが可溶性である液状の有機ルイス塩基である。 好適な電子供与体としては、脂肪族及び芳香族カルボン
酸のアルキルエステル、脂肪族ケトン、脂肪族アミン、
脂肪族アルコール、脂肪族エーテル及びシクロ脂肪族エ
ーテルが含まれる。特に有用なものは、1〜4個の炭素
原子を含有する飽和脂肪族カルボン酸のアルキルエステ
ル;7〜8個の炭素原子を含有する芳香族カルボン酸の
アルキルエステル;3〜6個の炭素原子、好ましくは3
〜4個の炭素原子を含有する脂肪族ケトン;1〜14個
の炭素原子、好ましくは2〜8個の炭素原子を含有する
脂肪族アミン;1〜8個の炭素原子、好ましくは2〜8
個の炭素原子を含有する脂肪族アルコール;2〜8個の
炭素原子、好ましくは4〜5個の炭素原子を含有する脂
肪族エーテル;及び4〜5個の炭素原子を含有するシク
ロ脂肪族エーテル、好ましくは4個の炭素原子を含有す
るモノ又はジエーテルである。脂肪族及びシクロ脂肪族
エーテル、特にテトラヒドロフランが最も好ましい。所
望ならば、これらの電子供与体は、三ハロゲン化バナジ
ウムとの反応中に並びに触媒成分(A)の製造中及びこ
の触媒成分(A)による重合中に使用される反応条件下
で不活性である1個以上の置換基で置換されていてもよ
い。 〔0015〕触媒成分(A)の製造の際に使用される変
性剤は、次式 MXa (ここで、 ・Mはほう素又はAlR4(3−a)(ここで、各R4
は1〜14個の炭素原子を含有するアルキル基であり、
これらの基は同一又は異なっていてよく、・Xはふっ素
、塩素、臭素、よう素及びそれらの混合物よりなる群か
ら選ばれ、 ・aは0.1又は2の値を有する整数である。ただし、
Mがほう素であるときはaは3である)を有するハロゲ
ン化ほう素又はアルキルアルミニウム化合物である。変
性剤中に存在するハロゲンは塩素であり、また存在する
アルキル基は1〜6個の炭素原子を含有するのが好まし
い。このようなアルキル基は環状、分岐鎖状又は直鎖状
であってよく、また触媒成分(A)の製造中及びそれに
よる重合中に使用される反応条件下で不活性である1個
以上の置換基で置換されていてよい。 〔0016〕触媒成分(A)を処理するのに使用される
ポリシロキサンオイルは、次式
【化13】 又は
【化14】 (ここで、 ・mは0〜100、好ましくは2〜50の値を有する数
であり、 ・nは2〜100、好ましくは3〜10の値を有する数
であり、 ・R1は水素又は脂肪族不飽和を含まない1〜20個の
炭素原子を含有する一価炭化水素基であり、・R2は脂
肪族不飽和を含まない1〜20個の炭素原子を含有する
一価炭化水素基であり、 ・R3は−X、−R1、−OR1、−COOR1及び−
NR1R2(ここでXはハロゲンであり、R1及びR2
は前記の通りである)よりなる群から選ばれる)を有す
る。R2は、通常、1〜20個の炭素原子、好ましくは
1〜6個の炭素原子を含有するアルキル基又は6〜20
個の炭素原子、好ましくは6個の炭素原子を含有するア
リール基である。R1は通常は水素又は同様のアルキル
若しくはアリール基であり、またR3は通常はハロゲン
又は同様のアリール若しくはアリール基である。このよ
うな基は、触媒成分(A)の処理中に及びそれによる重
合中に使用される反応条件下で不活性である1個以上の
置換基で置換されていてよい。触媒成分(A)を処理す
るのに使用することができるポリシロキサンオイルはポ
リメチルヒドロシロキサン及びポリジメチルシロキサン
のような線状ポリシロキサン並び1,3,5,7−テト
ラメチルシクロテトラシロキサンのような環状ポリシロ
キサンを包含する。線状ポリシロキサンは、アルキル、
塩素、水素及びヒドロキシル基のような基で停止するこ
とができる。 〔0017〕触媒成分(A)の製造には固体粒状多孔質
無機材料が担体として使用される。担体は三ハロゲン化
バナジウム/電子供与体反応生成物、ハロゲン化ほう素
又はアルキルアルミニウム変性剤及びポリシロキサンオ
イルのための支持体として働く。好適な担体は、けい素
、アルミニウム及びジルコニウムの酸化物、並びにアル
ミニウのりん酸塩のような材料を包含する。通常、これ
らの材料は、約10μ〜約250μ、好ましくは約20
μ〜約150μの平均粒度及び少なくとも3m2/g、
好ましくは少なくとも50m2/gの表面積を有する。 触媒の重合活性は、少なくとも80オングストローム単
位、好ましくは少なくとも100オングストローム単位
の平均細孔寸法を有するシリカ支持体を使用して向上さ
せることができる。担体材料は、乾燥、即ち、吸蔵水を
含むべきではない。担体材料の乾燥は、例えば、シリカ
を支持体として使用する場合には少なくとも600℃の
温度に加熱することによって行うことができる。 〔0018〕触媒成分(A)は、固体粒状多孔質無機単
体を、(1)(a)三ハロゲン化バナジウムと(b)電
子供与体との反応生成物、(2)ハロゲン化ほう素又は
アルキルアルミニウム変性剤、及び(3)次式
【化15
】 又は
【化16】 (ここで、R1、R2、R3、m及びnは前記の通りで
ある)を有するポリシロキサンオイルで処理することに
よって製造される。 〔0019〕三ハロゲン化バナジウム/電子供与体反応
生成物は、少なくとも1種の三ハロゲン化バナジウムを
少なくとも1種の電子供与体中に約20℃から該電子供
与体の沸点までの温度で溶解することによって調製され
る。電子供与体中への三ハロゲン化バナジウムの溶解は
、三ハロゲン化バナジウムを電子供与体中で撹拌するこ
とによって、ある場合には還流することによって容易に
することができる。溶解を完了させるには数時間までの
加熱が必要であろう。 〔0020〕三ハロゲン化バナジウムが電子供与体中に
溶解したならば、その反応生成物は担体に含浸せしめら
れる。含浸は、三ハロゲン化バナジウムの電子供与体溶
液に担体を添加し、次いで混合物を乾燥して過剰の電子
供与体を除去することによって行うことができる。担体
は乾燥粉末として単独で又は所望ならば追加の電子供与
体中のスラリーとして添加することができる。別法とし
て、三ハロゲン化バナジウムの電子供与体溶液を担体に
添加することができる。通常、担体及び三ハロゲン化バ
ナジウムの電子供与体溶液は、乾燥後に、含浸された担
体が約0.05ミリモル〜約0.6ミリモル/gのバナ
ジウム、好ましくは約0.3ミリモル〜約0.6ミリモ
ル/gのバナジウム、最も好ましくは約0.3ミリモル
〜約0.5ミリモル/gのバナジウムを含有するような
量で一緒に混合される。この方法で調製された含浸され
た三ハロゲン化バナジウム/電子供与体反応生成物は、
三ハロゲン化バナジウム1モル当り約1モル〜約5モル
、好ましくは約2モル〜約4モル、最も好ましくは約3
モルの電子供与体を含有する。三ハロゲン化バナジウム
と実際に錯化しなかった過剰の電子供与体は、悪影響が
なければ担体上に吸着されたままでよい。 〔0021〕ハロゲン化ほう素又はアルキルアルミニウ
ム変性剤は、通常、担体が三ハロゲン化バナジウム/電
子供与体反応生成物で含浸された後に担体に添加される
。しかしながら、所望ならば、ハロゲン化ほう素又はア
ルキルアルミニウム変性剤は、担体が三ハロゲン化バナ
ジウム/電子供与体反応生成物で含浸される前に担体に
添加してもよい。担体に対する変性剤の添加は、変性剤
を溶解することができる1種以上の不活性液状溶媒に1
種以上の変性剤を溶解し、この溶液に担体を浸漬し、次
いで混合物を乾燥して溶媒を除去することにより行うこ
とができる。変性剤が三ハロゲン化バナジウム/電子供
与体反応生成物の後に適用される場合には、溶媒は三ハ
ロゲン化バナジウム/電子供与体反応生成物を溶解しな
いものでなければならない。担体は、乾燥粉末として単
独で又は所望ならば追加の不活性液状溶媒中のスラリー
として変性剤の溶液に添加することができる。別法とし
て、変性剤溶液は担体に添加してもよい。通常、担体及
び変性剤の不活性液状溶媒溶液は、乾燥後に、担体がそ
の中に存在する(又は変性剤の後に適用される場合には
その担体に添加すべき)三ハロゲン化バナジウム/電子
供与体反応生成物1モル当り約0.1モル〜約10モル
、好ましくは約1モル〜約5モルの変性剤を含有するよ
うな量で一緒に混合される。 〔0022〕ハロゲン化ほう素又はアルキルアルミニウ
ム変性剤を溶解させるのに使用することができる溶媒と
しては、イソペンタン、ヘキサン、ヘプタン、トルエン
、キシレン及びナフサのような炭化水素溶媒があげられ
る。 〔0023〕担体に対するポリシロキサンオイルの添加
は、変性剤の添加と同じ態様で、即ち、ポリシロキサン
オイルを溶解することができる1種以上の不活性液状溶
媒にポリシロキサンオイルを溶解し、この溶液に担体を
浸漬し、混合物を乾燥して溶媒を除去することによって
行うことができる。ポリシロキサンオイルが三ハロゲン
化バナジウム/電子供与体反応生成物の後に適用される
場合には、溶媒は、三ハロゲン化バナジウム/電子供与
体反応生成物を溶解しないものでなければならない。ポ
リシロキサンオイルは通常別個に適用されるが、便宜の
ためそれは、使用する変性剤とポリシロキサンオイルが
互に反応性でないという条件で変性剤と共に単一溶液で
適用することができる。いずれの場合においても、担体
は、乾燥粉末として単独で又は所望ならば追加の不活性
液状溶媒中のスラリーとしてポリシロキサンオイルの溶
液に添加することができる。別法として、担体にポリシ
ロキサンオイルの溶液を添加してもよい。 〔0024〕触媒成分(A)の製造に使用されるポリシ
ロキサンオイルの量は、使用する特定のポリシロキサン
オイル及び所望する触媒活性の増大度に左右される。一
般に、一定の温度では、触媒活性は、ポリシロキサンオ
イル対三ハロゲン化バナジウム/電子供与体反応生成物
のモル比が約6:1の値(ポリシロキサンオイルの平均
分子量を基にして)まで増大するにつれて増大する。し
かし、約6:1の比を超えると、触媒活性の増大は減少
し始め、遂には、約10:1を超える比では活性は同様
の未処理の触媒系の活性よりも低いレベルに低下する。 このために、ポリシロキサンオイルは、一般には、約0
.1:1〜約10:1、好ましくは約0.2:1〜約6
:1のポリシロキサンオイル対三ハロゲン化バナジウム
/電子供与体反応生成物のモル比を与えるような量で使
用される。 〔0025〕本発明の触媒系の成分(B)は、式Al(
R5)3(ここで、各R5は1〜14個の炭素原子を含
有する飽和炭化水素基であって、これらの基は同一又は
異なっていてよい)を有するアルキルアルミニウム助触
媒である。このような基は、重合中に使用される反応条
件下で不活性である1個以上の置換基で置換されていて
よい。好ましくは、R5は2〜8個の炭素原子を含有す
るアルキル基である。 〔0026〕本発明の触媒系の成分(C)は、式R6b
CX′(4−b)(ここで、R6は水素又は1〜6個の
炭素原子を含有する非置換若しくはハロ置換アルキル基
であって、これらの基は同一又は異なっていてよく、X
′はハロゲンであり、bは0.1又は2である)を有す
るハロ炭化水素重合促進剤である。好ましい促進剤とし
ては、CCl4、CHCl3、CH2Cl2、CBr4
、CFCl3、CH3CCl3及びCF2ClCCl3
のようなフルオロ−、クロル−又はブロム−置換エタン
又はメタンが含まれる。特に好ましい促進剤はCH3C
Cl3、CFCl3及びCHCl3である。 〔0027〕重合は、本発明の触媒系により、エチレン
、又はエチレンと3〜8個の炭素原子を有するα−オレ
フィンの少なくとも1種との混合物を触媒系の三成分、
即ち、固体触媒成分(ポリシロキサンオイルで処理した
)、アルキルアルミニウム助触媒及びハロ炭化水素重合
促進剤と接触させることによって行われる。重合はスラ
リー又は気相技術のいずれかを使用して行うことができ
るが、流動床反応系で実施するのが好ましい。好適な流
動床反応系は、例えば、米国特許第4,302,565
号、同4,302,566号及び同4,303,771
号に記載されている。これらの開示を引用することによ
って本明細書に組み入れるものである。 〔0028〕固体触媒成分、助触媒及び重合促進剤は別
個の供給管路により重合反応器に導入することができ、
或るいは、所望ならば、これらの成分の2種又は全部を
反応器に導入する前に互に部分的に又は全部混合しても
よい。いずれにしても、助触媒及び重合促進剤は約0.
1:1〜約10:1、好ましくは約0.2:1〜約2:
1の促進剤対アルキルアルミニウム助触媒のモル比を与
えるような量で使用され、また助触媒及び固体触媒成分
は約10:1〜約400:1、好ましくは約15:1〜
約60:1の助触媒中のアルミニウム対固体触媒成分中
のバナジウムの原子比を与えるような量で使用される。 〔0029〕助触媒と重合促進剤の双方は、不活性液状
溶媒、即ち、触媒系の全成分並びに反応系の全成分と非
反応性の溶媒に溶解して反応器に導入することができる
。このためには、イソペンタン、ヘキサン、ヘプタン、
トルエン、キシレン、ナフサ及び鉱油のような炭化水素
が好ましい。一般に、このような溶液は、1重量%〜7
5重量%の助触媒及び(又は)重合促進剤を含有する。 所望ならば、これよりも低濃度の又は高濃度の溶液を使
用することができ、或るいは、別法として、助触媒及び
重合促進剤は溶媒の不存在下に又は所望ならば液化単量
体の流水中に懸濁させて添加することができる。溶媒が
使用されかつ重合が気相で実施されるときは、反応器に
導入される溶媒の量は、この重合を妨げるような過剰量
の液体の使用を回避するように注意深く制御されねばな
らない。 〔0030〕助触媒及び重合促進剤を溶解するのに使用
される溶媒は、固体触媒成分を反応器に導入するために
使用することもできる。この目的に対しては、鉱油のよ
うな高沸点溶媒が好ましい。固体触媒成分は溶媒の不存
在下に又は液化単量体中に懸濁させて反応器に導入する
こともできるが、このような溶媒は固体触媒成分を反応
器中に分散させかつその流れを容易にするために使用す
ることができる。このような分散体は、一般に、1重量
%〜75重量%の固体触媒成分を含有する。 〔0031〕エチレンと共重合できるα−オレフィンは
、1分子当り3〜8個の炭素原子を含有する。これらの
α−オレフィンは、二重結合から離れて2個の炭素原子
よりも近いどの炭素原子上にもどんな分岐をも含有して
はならない。好適なα−オレフィンは、プロピレン、1
−ブテン、1−ペンテン、1−ヘキセン、4−メチル−
1−ペンテン、1−ヘプテン及び1−オクテンを包含す
る。好ましいα−オレフィンはプロピレン、1−ブテン
、1−ヘキセン、4−メチル−1−ペンテン及び1−オ
クテンである。 〔0032〕前述したように、重合中に使用される温度
は、重合を気相で実施しようと又はスラリー法で実施し
ようと、約10℃〜約115℃、好ましくは約80℃〜
約90℃の間であってよい。また、前記したように、重
合を気相で実施するときは、温度は、重合体の凝集を防
止するために生成重合体の焼結温度よりも低く保持され
ねばならない。換言すれば、使用される温度は、反応混
合物が液体状態に実質上凝縮するのを防止させるのに十
分に高められなければならない。このような凝縮は生成
している重合体粒子を互に凝着させかつ重合体凝縮の問
題を悪化させるからである。この困難は、比較的高い露
点を有する5個以上の炭素原子を有するα−オレフィン
の使用と普通関連している。少量の凝縮は許容できるが
、これ以上は反応器の汚れを生じさせる。 〔0033〕使用される圧力は、大気圧以下から大気圧
以上までにわたってよい。約7000kPaまで、好ま
しくは約70kPa〜約3500kPaの圧力が気相、
スラリー及び溶液重合に好適である。 〔0034〕所望ならば、重合は不活性ガス、即ち、重
合中に使用される条件下で非反応性のガスの存在下に実
施することができる。しかしながら、反応器は、水分、
酸素、一酸化炭素、二酸化炭素、アセチレンなどの望ま
しくない触媒毒を気質上含まないように保持すべきであ
る。 〔0035〕重合を流動床で実施するときは、床へのガ
ス状反応混合物の表面ガス速度は、生きた流動床を保持
するため流動化に要求される最小流水を超えなければな
らない。 〔0036〕本発明の触媒系で製造された重合体は、重
量平均分子量対数平均分子量の比(Mw/Mn)として
定義して、10以上、通常約14〜約22の分子量分布
(MWD)を有する。重合体の分子量分布を指示する他
の手段は、この重合体のメルトフロー比(MFR)によ
る。メルトフロー比とは、重合体のフローインデックス
対メルトインデックスの比を意味する。ここで、フロー
インデックス及びメルトインデックスは、ASTM  
D−1238に従い、それぞれ条件F及びEで決定され
る。本発明の触媒系により製造される重合体は、約45
〜約130のメルトフロー比を有する。これらの重合体
について、このようなMFR値は、前記のMw/Mn値
に相当する。 〔0037〕本発明の触媒系により製造された重合体は
、0g/10分以上〜約500g/10分、通常約0.
1g/10分〜約100g/10分のメルトインデック
スを有する。重合体のメルトインデックスはその分子量
に逆比例し、反応系で使用した水素/単量体比、重合温
度及び重合体の密度の関数である。したがって、メルト
インデックスは、水素/単量体比、重合温度及び(又は
)反応系で使用した▲高▼級α−オレフィン対エチレン
比を増大させることにより上昇する。 〔0038〕本発明の触媒系により製造された重合体は
、また、約0.86g/cm3〜約0.96g/cm3
の密度によっても特徴づけられる。このような重合体は
、一般に、少なくとも50モル%の重合したエチレンと
50モル%までの重合したα−オレフィン(3〜4個の
炭素原子を含有する)、そして場合により重合したジエ
ンを含有する。重合したジエンが存在する場合には、重
合体は、通常、0.01モル%〜10モル%の少なくと
も1種のこの種のジエン、6モル%〜55モル%の少な
くとも1種の重合したα−オレフィン(3〜5個の炭素
原子を含有する)及び35モル%〜94モル%の重合し
たエチレンを含有する。 〔0039〕本発明の触媒系により製造された重合体は
、少なくとも3重量%のn−ヘキサン抽出分を有する。 このような重合体のn−ヘキサン抽出分は、同様の未処
理触媒により製造された重合体の抽出分よりも低い60
%までである。 〔0040〕 〔実施例〕下記の実施例は本発明の方法を例示するもの
であって、その範囲を限定するものではない。実施例で
製造された重合体は下記の試験方法により決定した。 密度 円板試験片を作り、120℃で1時間コンディショニン
グして平衡結晶化度に至らせ、次いで系温まで急冷する
。次いで、密度勾配カラム内で密度の測定を行い、密度
の値はg/cm3として記録される。 メルトインデックス(MI) ASTM  D−1238、条件E。190℃で測定し
、g/10分として記録される。 フローインデックス(FI) ASTM  D−1238、条件F。上記のメルトイン
デックス試験で使用した重量の10倍で測定する。 メルトフロー比(MFR) フローインデックス対メルトインデックスの比。 n−ヘキサン抽出分 1.5ミリ厚のフィルムの200平方インチ試料を寸法
が1in×6inであって最小0.1mgまで秤量した
ストリップに切断する。これらのストリップを容器に入
れ、300mlのn−ヘキサンにより50±1℃で2時
間抽出する。次いで抽出物を最小0.1mgまで予め秤
量した風袋こみの培養皿中にデカントする。抽出物を真
空デシケータ内で乾燥した後、培養皿を最小0.1mg
まで秤量する。次いで、元の試料の重量に対して標準し
た抽出分をn−ヘキサン抽出分の重量%として記録され
る。 生産性 樹脂生成物の試料を灰化させ、灰分の重量%を決定する
。灰分中のV及びハロゲンの量を元素分析により測定す
る。生産性は重合体中のVのppm数として表わされる
。 活性 活性値は、100psiのエチレン重合圧力につき1時
間当りの触媒中のバナジウム1ミリモルにつき製造され
た重合体のg数を基にして標準化された値である。 〔0041〕例1 VCl3/THF反応生成物による担体の含浸機械的撹
拌機を備えたフラスコに4lの無水テトラヒドロフラン
(THF)次いで50g(0.318モル)の固体VC
l3を添加した。混合物を窒素雰囲気下に連続的に撹拌
しながら65℃の温度で5時間加熱してVCl3を完全
に溶解させた。800gのシリカゲルを窒素雰囲気下に
600℃の温度で20時間加熱することによって脱水し
た。脱水されたシリカゲルを上で調製した溶液に添加し
、混合物を窒素雰囲気下に1時間還流させた。 この時間の後、混合物を乾燥窒素でパージしながら55
℃の温度で約6時間加熱して約8重量%のTHFを含有
する乾燥したさらさらした粉末を得た。 〔0042〕例2 塩化ジエチルアルミニウムによる担体の処理例1に従っ
て、VCl3/THF反応生成物を含浸させた500g
のシリカ担体を4lの無水ヘキサン中でスラリーとした
。このスラリーを連続的にかきまぜるとともに、塩化ジ
エチルアルミニウム・10重量%無水ヘキサン溶液を3
0分間で添加した。含浸された担体及び塩化ジエチルア
ルミニウム溶液は、所望のアルミニウム対バナジウム原
子比が得られるような量で使用した。塩化ジエチルアム
ミニウム溶液の添加が完了した後、混合物を乾燥窒素の
パージ下に45℃の温度で約6時間加熱して乾燥したさ
らさらした粉末を得た。 〔0043〕例3 ポリシロキサンオイルによる担体の処理例2に従って塩
化ジエチルアルミニウムで処理した5.0gのシリカ担
体を30mlの無水ヘキサン中でスラリーとした。この
スラリーを連続的にかきまぜるとともにポリシロキサン
オイルの1モル無水ヘキサン溶液(ポリシロキサンオイ
ルの平均分子量を基準)を5分間で添加した。この溶液
の添加が完了した後、混合物をさらに30〜60分間撹
拌した。この時間の後、混合物を真空下か又は乾燥窒素
のパージ下に50℃の温度に加熱してヘキサン希釈剤を
除去し、さらさらした粉末を得た。各種のポリシロキサ
ンオイルを使用して前記操作を多数回繰り返した。下記
の表1は、これらの実験のそれぞれで使用した特定のポ
リシロキサンオイル活性調節剤並びに処理された担体中
に存在するこの活性調節剤対バナジウムのモル比を記載
する。 〔0044〕
【表1】 〔0045〕例4〜16 エチレンと1−ヘキサンとの共重合 例3に記載のように製造した固体触媒成分を助触媒とし
てのアルキルアルミニウム化合物及び重合促進剤として
のハロ炭化水素化合物と共に使用して1lのオートクレ
ーブ反応器においてエチレンと1−ヘキサンとを共重合
させた。各重合において、三つの重合体成分は、反応器
に添加する前に、100mlのヘキサンを入れた6オン
スのびんで予備混合した。予備混合物に20.0mlの
1−ヘキサンを添加してから、生じた混合物を反応器に
移した。これらの期間中はずっと無水条件を維持した。 重合反応器を窒素流水の下で96℃に40分間加熱する
ことによって乾燥した。反応器を50℃に冷却した後、
反応器に500mlのヘキサンを添加し、反応器の内容
物を窒素をゆっくりと流しながら撹拌した。次いで、予
備混合した触媒成分を窒素流水の下で反応器に移し、反
応器を封じた。反応器の温度は60℃に徐々に上昇し、
反応器を水素により10kPaの圧力に加圧した。次い
で、温度を75℃に上昇させ、反応器をエチレンにより
1050kPaまで加圧した。85℃の所望重合温度に
なるまで加熱を続けた。重合を30分間継続させたが、
その間に一定の圧力を保持するようにエチレンを反応器
に連続的に添加した。30分後に反応器からガス抜きし
、開封した。下記の表IIIは、これらの重合で使用し
た触媒の組成、重合中に使用した反応条件、生成重合体
の性質及び各触媒系の生産性を含めた詳細を記載する。 表IIIで使用した略号を下記の表IIに示す。 〔0046〕
【表2】 〔0047〕比較例A−F 比較のために、例2に従って製造した固体触媒成分を使
用して例4〜16におけるようにしてエチレンを1−ヘ
キセンと共重合させた。即ち使用した触媒成分は例3に
おけるようなポリシロキサンオイル活性調節剤で処理し
なかった。これらの重合の詳細を例4〜16の詳細と共
に下記の表IIIに記載する。 〔0048〕
【表3】 〔0049〕
【表4】 〔0050〕
【表5】 〔0051〕
【表6】 〔0052〕例17−27 エチレンのホモ重合 例3(b)、3(c)、3(e)、3(g)、3(h)
及び3(i)に記載のようにして製造した固体触媒成分
を、助触媒としてのアルキルアルミニウム化合物及び重
合促進剤としてのハロ炭化水素化合物と共に使用して、
1lのオートクレーブ反応器においてエチレンをホモ重
合させた。使用した操作は、1−ヘキセンを使用しなか
ったことを除いて、例4〜16のものと同じであった。 下記の表IVは、これらの重合において使用した触媒の
組成並びに重合中に使用した反応条件、生成した重合体
の性質及び各触媒系の生産性を含めた詳細を記載する。 表IVで使用した略号は表IIIで使用したものと同じ
である。 〔0053〕比較例G〜J 比較のために、例2に従って製造した固体触媒系を使用
して例17〜27におけるようにしてエチレンをホモ重
合させた。即ち、使用した触媒成分は、例3のようなポ
リシロキサンオイルで処理しなかった。これらの重合の
詳細を例17〜27の詳細と共に下記の表IVに記載す
る。 〔0054〕
【表7】 〔0055〕
【表8】 〔0056〕
【表9】 〔0057〕例28及び29 気相重合 例3に記載のものと類似の態様で製造した固体触媒成分
を、助触媒としてのアルキルアルミニウム化合物(トリ
エチルアルミニウム)及び重合促進剤としてのハロ炭化
水素化合物(CHCl3)と共に使用して、米国特許第
4,302,565号、同4,302,566号及び同
4,303,771号に記載されたものと類似の流動床
反応器系においてエチレンと1−ヘキセンを共重合させ
た。各重合において、固体触媒成分は、トリエチルアル
ミニウム助触媒(5%イソペンタン溶液として)及びC
HCl3重合促進剤(やはり5%イソペンタン溶液とし
て)と共に重合反応器に連続的に供給した。生成する重
合体の分子量を調節するため反応器に水素を連鎖移動剤
として添加した。少量の窒素も存在した。下記の表Vは
、これらの重合において使用した触媒の組成並びに重合
中に使用した反応条件、生成した重合体の性質及び各触
媒系の生産性を含めた詳細を記載する。表Vで使用した
略号は表IIIで使用したものと同一である。 〔0058〕比較例K及びL 比較のために、例2に記載の方法と類似の方法で製造し
た固体触媒成分を使用して例28及び29におけるよう
にして、エチレンを1−ヘキセンと共重合させた。即ち
、使用した触媒は、例3におけるようなポリシロキサン
オイル活性調節剤で処理しなかった。この重合の詳細を
例28及び29の詳細と共に下記の表Vに記載する。 〔0059〕
【表10】

Claims (28)

    【特許請求の範囲】
  1. 〔請求項1〕  (1)下記の(2)、(3)及び(4
    )の物質のための支持体としての固体粒状多孔質無機担
    体、(2)(a)三ハロゲン化バナジウムと(b)電子
    供与体との反応生成物、(3)ハロゲン化ほう素又はア
    ルキルアルミニウム変性剤、及び(4)次式【化1】 又は 【化2】 (ここで、 ・mは0〜100の値を有する数であり、・nは2〜1
    00の値を有する数であり、・R1は水素又は脂肪族不
    飽和を含まない1〜20個の炭素原子を含有する一価炭
    化水素基であり、・R2は脂肪族不飽和を含まない1〜
    20個の炭素原子を含有する一価炭化水素基であり、 ・R3は−X、−R1、−OR1−COOR1及び−N
    R1R2(ここでXはハロゲンであり、R1及びR2は
    前記の通りである)よりなる群から選ばれる)を有する
    ポリシロキサンオイル活性調節剤 から本質的になる固体触媒成分。
  2. 〔請求項2〕  ポリシロキサンオイル活性調節剤が0
    .1:1〜10:1のポリシロキサンオイル対三ハロゲ
    ン化バナジウム/電子供与体反応生成物のモル比を与え
    るのに十分な量で存在する請求項1記載の固体触媒成分
  3. 〔請求項3〕  ポリシロキサンオイル活性調節剤が0
    .2:1〜6:1のポリシロキサンオイル対三ハロゲン
    化バナジウム/電子供与体反応生成物のモル比を与える
    のに十分な量で存在する請求項1記載の固体触媒成分。
  4. 〔請求項4〕  R1が水素、1〜6個の炭素原子を含
    有するアルキル基又は6〜20個の炭素原子を含有する
    アリール基であり、R2は1〜6個の炭素原子を含有す
    るアルキル基又は6〜20個の炭素原子を含有するアリ
    ール基であり、R3がハロゲン、1〜6個の炭素原子を
    含有するアルキル基又は6〜20個の炭素原子を含有す
    るアリール基であり、mが2〜50の値を有する数であ
    り、nが3〜10の値を有する数である請求項1〜3の
    いずれかに記載の固体触媒成分。
  5. 〔請求項5〕  ポリシロキサンオイル活性調節剤がメ
    チルを末端基とするポリメチルヒドロシロキサンである
    請求項1〜3のいずれかに記載の固体触媒成分。
  6. 〔請求項6〕  ポリシロキサンオイル活性調節剤が塩
    素を末端基とするポリジメチルシロキサンである請求項
    1〜3のいずれかに記載の固体触媒成分。
  7. 〔請求項7〕  ポリシロキサンオイル活性調節剤が1
    ,3,5,7−テトラメチルシクロテトラシロキサンで
    ある請求項1〜3のいずれかに記載の固体触媒成分。
  8. 〔請求項8〕  (A)請求項1の固体触媒成分、(B
    )式  Al(R5)3(ここでR5は1〜14個の炭
    素原子を含有する飽和炭化水素基である)を有するアル
    キルアルミニウム助触媒、及び (C)式  (R6)bCX′(4−b)  (ここで
    R6は水素又は1〜6個の炭素原子を含有する非置換若
    しくはハロ置換アルキル基であり、X′はハロゲンであ
    り、bは0.1又は2である)を有するハロ炭化水素重
    合促進剤 からなる触媒系。
  9. 〔請求項9〕  ポリシロキサンオイル活性調節剤が0
    .1:1〜10:1のポリシロキサンオイル対三ハロゲ
    ン化バナジウム/電子供与体反応生成物のモル比を与え
    るのに十分な量で存在する請求項8記載の触媒系。
  10. 〔請求項10〕  ポリシロキサンオイル活性調節剤が
    0.2:1〜1〜6:1のポリシロキサンオイル対三ハ
    ロゲン化バナジウム/電子供与体反応生成物のモル比を
    与えるのに十分な量で存在する請求項8記載の触媒系。
  11. 〔請求項11〕  R1が水素、1〜6個の炭素原子を
    含有するアルキル基又は6〜20個の炭素原子を含有す
    るアリール基であり、R2は1〜6個の炭素原子を含有
    するアルキル基又は6〜20個の炭素原子を含有するア
    リール基であり、R3がハロゲン、1〜6個の炭素原子
    を含有するアルキル基又は6〜20個の炭素原子を含有
    するアリール基であり、mが2〜50の値を有する数で
    あり、nが3〜10の値を有する数である請求項8〜1
    0のいずれかに記載の触媒系。
  12. 〔請求項12〕  ポリシロキサンオイル活性調節剤が
    メチルを末端基とするポリメチルヒドロシロキサンであ
    る請求項8〜10のいずれかに記載の触媒系。
  13. 〔請求項13〕  ポリシロキサンオイル活性調節剤が
    塩素を末端基とするポリジメチルシロキサンである請求
    項8〜9のいずれかに記載の触媒系。
  14. 〔請求項14〕  ポリシロキサンオイル活性調節剤が
    1,3,5,7−テトラメチルシクロテトラシロキサン
    である請求項8〜9のいずれかに記載の触媒系。
  15. 〔請求項15〕  (A)(1)下記の(2)及び(3
    )の物質のための支持体としての固体粒状多孔質無機担
    体。(2)(a)三ハロゲン化バナジウムと(b)電子
    供与体との反応生成物、及び(3)  ハロゲン化ほう
    素又はアルキルアルミニウム変性剤から本質的になる固
    体触媒成分、 (B)アルキルアルミニウム助触媒、及び(C)ハロ炭
    化水素重合促進剤 からなる触媒系において、前記固体触媒成分(A)を次
    式 【化3】 又は 【化4】 (ここで、 ・mは0〜100の値を有する数であり、・nは2〜1
    00の値を有する数であり、・R1は水素又は脂肪族不
    飽和を含まない1〜20個の炭素原子を含有する一価炭
    化水素基であり、・R2は脂肪族不飽和を含まない1〜
    20個の炭素原子を含有する一価炭化水素基であり、 ・R3は−X、−R1、−OR1、−COOR1及び−
    NR1R2(ここでXはハロゲンであり、R1及びR2
    は前記の通りである)よりなる群から選ばれる)を有す
    るポリシロキサンオイル活性調節剤で処理したことを特
    徴とする触媒系。
  16. 〔請求項16〕  ポリシロキサンオイル活性調節剤が
    0.1:1〜10:1のポリシロキサンオイル対三ハロ
    ゲン化バナジウム/電子供与体反応生成物のモル比を与
    えるのに十分な量で存在する請求項15記載の触媒系。
  17. 〔請求項17〕  ポリシロキサンオイル活性調節剤が
    0.2:1〜6:1のポリシロキサンオイル対三ハロゲ
    ン化バナジウム/電子供与体反応生成物のモル比を与え
    るのに十分な量で存在する請求項15記載の触媒系。
  18. 〔請求項18〕  R1が水素、1〜6個の炭素原子を
    含有するアルキル基又は6〜20個の炭素原子を含有す
    るアリール基であり、R2は1〜6個の炭素原子を含有
    するアルキル基又は6〜20個の炭素原子を含有するア
    リール基であり、R3がハロゲン、1〜6個の炭素原子
    を含有するアルキル基又は6〜20個の炭素原子を含有
    するアリール基であり、mが2〜50の値を有する数で
    あり、nが3〜10の値を有する数である請求項15〜
    17のいずれかに記載の触媒系。
  19. 〔請求項19〕  ポリシロキサンオイル活性調節剤が
    メチルを末端基とするポリメチルヒドロシロキサンであ
    る請求項15〜17のいずれかに記載の触媒系。
  20. 〔請求項20〕  ポリシロキサンオイル活性調節剤が
    塩素を末端基とするポリジメチルシロキサンである請求
    項15〜17のいずれかに記載の触媒系。
  21. 〔請求項21〕  ポリシロキサンオイル活性調節剤が
    1,3,5,7−テトラメチルシクロテトラシロキサン
    である請求項15〜16のいずれかに記載の触媒系。
  22. 〔請求項22〕  スラリー法又は気相法により10℃
    〜100℃の温度で、 (A)(1)下記(2)及び(3)の物質のための支持
    体としての固体粒状多孔質無機担体、(2)(a)  
    三ハロゲン化バナジウムと(b)電子供与体との反応生
    成物、及び(3)ハロゲン化ほう素又はアルキルアルミ
    ニウム変性剤から本質的になる固体触媒成分、(B)ア
    ルキルアルミニウム助触媒、及び(C)ハロ炭化水素重
    合促進剤 からなる触媒系でエチレンをホモ重合し又はエチレンと
    1種以上の炭素原子数3〜8のα−オレフィンを共重合
    させる方法において、前記固体触媒成分(A)を次式【
    化5】 又は 【化6】 (ここで、 ・mは0〜100の値を有する数であり、・nは2〜1
    00の値を有する数であり、・R1は水素又は脂肪族不
    飽和を含まない1〜20個の炭素原子を含有する一価炭
    化水素基であり、・R2は脂肪族不飽和を含まない1〜
    20個の炭素原子を含有する一価炭化水素基であり、 ・R3は−X、−R1、−OR1、−COOR1及び−
    NR1R2(ここでXはハロゲンであり、R1及びR2
    は前記の通りである)よりなる群から選ばれる)を有す
    るポリシロキサンオイル活性調節剤で処理することから
    なることを特徴とするエチレンのホモ重合又はエチレン
    とα−オレフィンとの共重合方法。
  23. 〔請求項23〕  ポリシロキサンオイル活性調節剤が
    0.1:1〜10:1のポリシロキサンオイル対三ハロ
    ゲン化バナジウム/電子供与体反応生成物のモル比を与
    えるのに十分な量で存在する請求項22記載の方法。
  24. 〔請求項24〕  ポリシロキサンオイル活性調節剤が
    0.2:1〜6:1のポリシロキサンオイル対三ハロゲ
    ン化バナジウム/電子供与体反応生成物のモル比を与え
    るのに十分な量で存在する請求項22記載の方法。
  25. 〔請求項25〕  R1が水素、1〜6個の炭素原子を
    含有するアルキル基又は6〜20個の炭素原子を含有す
    るアリール基であり、R2は1〜6個の炭素原子を含有
    するアルキル基又は6〜20個の炭素原子を含有するア
    リール基であり、R3がハロゲン、1〜6個の炭素原子
    を含有するアルキル基又は6〜20個の炭素原子を含有
    するアリール基であり、mが2〜50の値を有する数で
    あり、nが3〜10の値を有する数である請求項22〜
    24のいずれかに記載の方法。
  26. 〔請求項26〕  ポリシロキサンオイル活性調節剤が
    メチルを末端基とするポリメチルヒドロシロキサンであ
    る請求項22〜23のいずれかに記載の方法。
  27. 〔請求項27〕  ポリシロキサンオイル活性調節剤が
    塩素を末端基とするポリジメチルシロキサンである請求
    項22〜23のいずれかに記載の方法。
  28. 〔請求項28〕  ポリシロキサンオイル活性調節剤が
    1,3,5,7−テトラメチルシクロテトラシロキサン
    である請求項22〜23のいずれかに記載の方法。
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