JPH0432852Y2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPH0432852Y2 JPH0432852Y2 JP1987043296U JP4329687U JPH0432852Y2 JP H0432852 Y2 JPH0432852 Y2 JP H0432852Y2 JP 1987043296 U JP1987043296 U JP 1987043296U JP 4329687 U JP4329687 U JP 4329687U JP H0432852 Y2 JPH0432852 Y2 JP H0432852Y2
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- optical axis
- container
- observation device
- cylindrical
- mirror
- Prior art date
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- Expired
Links
- 230000003287 optical effect Effects 0.000 claims description 20
- 230000002093 peripheral effect Effects 0.000 description 6
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 5
- 238000003384 imaging method Methods 0.000 description 3
- XLYOFNOQVPJJNP-UHFFFAOYSA-N water Substances O XLYOFNOQVPJJNP-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 2
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 1
- 238000005259 measurement Methods 0.000 description 1
Description
【考案の詳細な説明】
〔産業上の利用分野〕
この考案は、水中観測装置に関し、詳しくは水
中、海中等における光学的観察を行う場合に使用
される水中観測装置の改良に関する。
中、海中等における光学的観察を行う場合に使用
される水中観測装置の改良に関する。
従来、無人水中調査装置として、透明な水密容
器中にテレビカメラなどの撮像装置を収納し、こ
れを目的の水中へ潜航させ、地上よりの遠隔操作
により水中の状態を観察することが行なわれてい
る。
器中にテレビカメラなどの撮像装置を収納し、こ
れを目的の水中へ潜航させ、地上よりの遠隔操作
により水中の状態を観察することが行なわれてい
る。
これら、水中調査装置としては、例えば特願昭
54−137227号、あるいは同57−130892号に開示さ
れているように水密容器中にカメラを配置し、こ
のカメラの光軸上に反射角を可変としたミラーを
配置し、透視窓よりの撮像範囲を広くすることが
提案されている。
54−137227号、あるいは同57−130892号に開示さ
れているように水密容器中にカメラを配置し、こ
のカメラの光軸上に反射角を可変としたミラーを
配置し、透視窓よりの撮像範囲を広くすることが
提案されている。
この構成によれば、直接カメラの光軸を動かす
必要がなくなるので、水中観測装置全体をコンパ
クト化出来ると言つた利点が有る。
必要がなくなるので、水中観測装置全体をコンパ
クト化出来ると言つた利点が有る。
しかしながら、撮像は、透明な円筒周壁を通し
て行うので、横軸方向にレンズ効果を生じ、画像
が歪むと言つた問題が有り、精密測定には向かな
いと言つた問題が有る。
て行うので、横軸方向にレンズ効果を生じ、画像
が歪むと言つた問題が有り、精密測定には向かな
いと言つた問題が有る。
もつとも、このような問題は、光軸の透過する
周壁部分を平面の透明窓とすれば解決可能である
が、撮像対象がこの平面透明窓の対向方向のみに
限定され、360°方向の観察を行う場合は、円筒容
器を含む装置全体を円筒軸を中心として回転させ
る必要が有り、そのために多くの付帯設備を要す
ると言つた問題が有る。
周壁部分を平面の透明窓とすれば解決可能である
が、撮像対象がこの平面透明窓の対向方向のみに
限定され、360°方向の観察を行う場合は、円筒容
器を含む装置全体を円筒軸を中心として回転させ
る必要が有り、そのために多くの付帯設備を要す
ると言つた問題が有る。
この考案は、上記問題点に鑑み、円筒状透明容
器の周壁を通して撮像するにもかかわらず、像の
歪みが一さい無く、しかも水中姿勢を一定のまま
全周囲方向の撮像も可能である水中観測装置を提
供することを目的としてなされたものである。
器の周壁を通して撮像するにもかかわらず、像の
歪みが一さい無く、しかも水中姿勢を一定のまま
全周囲方向の撮像も可能である水中観測装置を提
供することを目的としてなされたものである。
即ち、この考案の水中観測装置は透明な円筒状
水密容器内に該容器の中心軸線を光軸として観測
装置が配置され、該光軸の延長上に、前記円筒状
水密容器の円周壁方向へ光軸を反射するミラーが
設けられ、かつ、円筒状容器内の前記光軸上には
偏歪修正用一元凹レンズが設けられて成ることを
特徴とするものである。
水密容器内に該容器の中心軸線を光軸として観測
装置が配置され、該光軸の延長上に、前記円筒状
水密容器の円周壁方向へ光軸を反射するミラーが
設けられ、かつ、円筒状容器内の前記光軸上には
偏歪修正用一元凹レンズが設けられて成ることを
特徴とするものである。
次にこの考案を実施例により説明する。
第1図は、この考案の実施例の要部断面図、第
2図は第1図の−線矢視図である。
2図は第1図の−線矢視図である。
この考案の水中観測装置1は透明な円筒状水密
容器2内に、この容器2の中心軸線2Cを光軸L
として観測装置3例えばTVカメラ等が配置さ
れ、この光軸Lの延長上に円筒状水密容器の円周
壁2A方向へ光軸Lを折曲反射ミラー4が設けら
れ、かつ、円筒状容器1内の光軸L上には、偏歪
修正用の一元凹レンズ5が設けられて構成されて
いる。
容器2内に、この容器2の中心軸線2Cを光軸L
として観測装置3例えばTVカメラ等が配置さ
れ、この光軸Lの延長上に円筒状水密容器の円周
壁2A方向へ光軸Lを折曲反射ミラー4が設けら
れ、かつ、円筒状容器1内の光軸L上には、偏歪
修正用の一元凹レンズ5が設けられて構成されて
いる。
なお、この偏歪修正用の一元凹レンズ5の配設
位置は図示のように周壁2Aに沿つて配置する
他、第3図に示すようにミラー4と観測装置3
(TVカメラ)との間の光軸L上に配設しても良
い。
位置は図示のように周壁2Aに沿つて配置する
他、第3図に示すようにミラー4と観測装置3
(TVカメラ)との間の光軸L上に配設しても良
い。
第3図のようにした場合、入射光線の集束部に
近いため、該一元凹レンズ5が小さくて済む。
近いため、該一元凹レンズ5が小さくて済む。
また、上記実施例において、ミラー4は枢支点
4Aを中心としてテイルト可能としておけば、可
視範囲巾を広くすることが出来る。
4Aを中心としてテイルト可能としておけば、可
視範囲巾を広くすることが出来る。
さらに、この場合、第4図に示すようにテイル
テイングミラー4を光軸L外に倒せるようにして
おけば、撮像可能な方向が多くなり都合がよい。
テイングミラー4を光軸L外に倒せるようにして
おけば、撮像可能な方向が多くなり都合がよい。
また、第1図におけるミラー4と修正用凹レン
ズ5とを相互の光軸上の関係を保ちつつ、中心軸
線1Cを中心として回転可能としても良く、さら
に観測装置3と共に一体的に回転できるようにし
ても良い。
ズ5とを相互の光軸上の関係を保ちつつ、中心軸
線1Cを中心として回転可能としても良く、さら
に観測装置3と共に一体的に回転できるようにし
ても良い。
この場合、遠隔操作用信号線3A等をスリツプ
リング(図示せず)により接続する構成とされ
る。
リング(図示せず)により接続する構成とされ
る。
この考案の水中観測装置1により水中観測を行
う場合、水中観測装置1を水中に潜降させ任意位
置を停止させた後、遠隔操作により観測を行う。
う場合、水中観測装置1を水中に潜降させ任意位
置を停止させた後、遠隔操作により観測を行う。
観測は、ミラー4を介し、透明水密容器2の周
壁2Aを透かして行なわれるが、このとき光軸L
上に位置する偏歪修正用の一元凹レンズ5により
像の歪みが修正される。
壁2Aを透かして行なわれるが、このとき光軸L
上に位置する偏歪修正用の一元凹レンズ5により
像の歪みが修正される。
なお、ミラー4及び、凹レンズ5を中心軸線2
C中心に回転可能にしておけば、観測装置3を固
定したまま円筒容器2の周壁360°全方向が観測可
能となり、また、観測装置3も共に回転可能とし
ておけば実際の移動方向と同一の映像が得られ、
実体的な映像による全周囲の観測が可能となる。
C中心に回転可能にしておけば、観測装置3を固
定したまま円筒容器2の周壁360°全方向が観測可
能となり、また、観測装置3も共に回転可能とし
ておけば実際の移動方向と同一の映像が得られ、
実体的な映像による全周囲の観測が可能となる。
この効果は以上のように構成されているので、
透明円筒壁を通して得られる像であつても歪が修
正され、精密観測が可能となる。
透明円筒壁を通して得られる像であつても歪が修
正され、精密観測が可能となる。
また、ミラーをテイルト式とすることにより観
察範囲が広くなり、さらに水密容器の中心軸周囲
に旋回可能とすれば全周囲観測が可能となると共
に、水中観測装置全体もコンパクトに出来、バラ
ンスの変化も少ないなどの効果を有する。
察範囲が広くなり、さらに水密容器の中心軸周囲
に旋回可能とすれば全周囲観測が可能となると共
に、水中観測装置全体もコンパクトに出来、バラ
ンスの変化も少ないなどの効果を有する。
第1図はこの考案の実施例の断面図、第2図は
第1図の−線矢視図、第3図は他の実施例の
断面図、第4図はさらに他の実施例の断面図であ
る。
第1図の−線矢視図、第3図は他の実施例の
断面図、第4図はさらに他の実施例の断面図であ
る。
Claims (1)
- 【実用新案登録請求の範囲】 (1) 透明な円筒状水密容器内に該容器の中心軸線
を光軸として観測装置が配置され、該光軸の延
長上に、前記円筒状水密容器の円周壁方向へ光
軸を反射するミラーが設けられ、かつ、円筒状
容器内の前記光軸上には偏歪修正用一元凹レン
ズが設けられて成ることを特徴とする水中観測
装置。 (2) ミラー、及び偏歪修正用レンズが相互の見透
し、光軸関係を保ちつつ円筒状水密容器の中心
軸線を中心として回転可能とされている実用新
案登録請求の範囲第1項記載の水中観測装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1987043296U JPH0432852Y2 (ja) | 1987-03-23 | 1987-03-23 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1987043296U JPH0432852Y2 (ja) | 1987-03-23 | 1987-03-23 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS63149669U JPS63149669U (ja) | 1988-10-03 |
JPH0432852Y2 true JPH0432852Y2 (ja) | 1992-08-06 |
Family
ID=30860019
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1987043296U Expired JPH0432852Y2 (ja) | 1987-03-23 | 1987-03-23 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0432852Y2 (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH0430861Y2 (ja) * | 1987-06-18 | 1992-07-24 |
Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5613874A (en) * | 1979-07-13 | 1981-02-10 | Hitachi Ltd | Underwater television camera |
-
1987
- 1987-03-23 JP JP1987043296U patent/JPH0432852Y2/ja not_active Expired
Patent Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5613874A (en) * | 1979-07-13 | 1981-02-10 | Hitachi Ltd | Underwater television camera |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS63149669U (ja) | 1988-10-03 |
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