JPH04326849A - イメージセンサ - Google Patents
イメージセンサInfo
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- JPH04326849A JPH04326849A JP3097510A JP9751091A JPH04326849A JP H04326849 A JPH04326849 A JP H04326849A JP 3097510 A JP3097510 A JP 3097510A JP 9751091 A JP9751091 A JP 9751091A JP H04326849 A JPH04326849 A JP H04326849A
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- JP
- Japan
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- fet
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- reset
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- 230000003321 amplification Effects 0.000 claims abstract description 35
- 238000003199 nucleic acid amplification method Methods 0.000 claims abstract description 35
- 230000005669 field effect Effects 0.000 claims 1
- 230000035945 sensitivity Effects 0.000 abstract description 19
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 8
- 238000000034 method Methods 0.000 description 6
- 230000007423 decrease Effects 0.000 description 3
- 239000000284 extract Substances 0.000 description 2
- 239000004065 semiconductor Substances 0.000 description 2
- 238000009825 accumulation Methods 0.000 description 1
- 230000005684 electric field Effects 0.000 description 1
- 230000010365 information processing Effects 0.000 description 1
- 239000000758 substrate Substances 0.000 description 1
Landscapes
- Transforming Light Signals Into Electric Signals (AREA)
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Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は原稿情報を高速、高感度
で読み取ることを可能にしたイメージセンサに関するも
のである。
で読み取ることを可能にしたイメージセンサに関するも
のである。
【0002】
【従来の技術】情報処理機器の進展に伴って、その入力
装置としてイメージセンサのニーズが高まっている。た
とえば、フォトダイオードは半導体pn接合部への光照
射によって発生した電子・正孔対が、接合部に存在する
内部電界によって電子はn型層へ、正孔はp型層へと移
動することによって生じた信号電荷を蓄積することがで
きる。そこで、フォトダイオード・アレイを用いて電荷
蓄積モードでその信号電荷を読み出すイメージセンサと
して、MOS、増幅型MOS、CCDの各イメージセン
サが開発・実用化されている。
装置としてイメージセンサのニーズが高まっている。た
とえば、フォトダイオードは半導体pn接合部への光照
射によって発生した電子・正孔対が、接合部に存在する
内部電界によって電子はn型層へ、正孔はp型層へと移
動することによって生じた信号電荷を蓄積することがで
きる。そこで、フォトダイオード・アレイを用いて電荷
蓄積モードでその信号電荷を読み出すイメージセンサと
して、MOS、増幅型MOS、CCDの各イメージセン
サが開発・実用化されている。
【0003】まずCCDイメージセンサから述べると、
CCDイメージセンサはフォトダイオード、転送ゲート
、転送用CCDシフトレジスタ、出力アンプ等から構成
される。フォトダイオードに蓄積された信号電荷は、転
送ゲートにより転送用CCDシフトレジスタのポテンシ
ャル井戸に移され、さらにクロック・パルスに伴ってこ
のポテンシャル井戸が移動することにより出力アンプへ
と転送される。出力アンプにおいて信号電荷を電圧に変
換し、増幅してこれを画像信号として取り出している。
CCDイメージセンサはフォトダイオード、転送ゲート
、転送用CCDシフトレジスタ、出力アンプ等から構成
される。フォトダイオードに蓄積された信号電荷は、転
送ゲートにより転送用CCDシフトレジスタのポテンシ
ャル井戸に移され、さらにクロック・パルスに伴ってこ
のポテンシャル井戸が移動することにより出力アンプへ
と転送される。出力アンプにおいて信号電荷を電圧に変
換し、増幅してこれを画像信号として取り出している。
【0004】このCCDイメージセンサは高感度である
が、転送用CCDシフトレジスタのゲート容量及びライ
ン容量の大きさから推測できるようにその駆動容量が相
当大きくなり、特にマルチ・チップ型のイメージセンサ
では駆動回路のドライブ能力を大きくする必要があり、
したがって高速走査するほど消費電力の点で困難を伴う
。
が、転送用CCDシフトレジスタのゲート容量及びライ
ン容量の大きさから推測できるようにその駆動容量が相
当大きくなり、特にマルチ・チップ型のイメージセンサ
では駆動回路のドライブ能力を大きくする必要があり、
したがって高速走査するほど消費電力の点で困難を伴う
。
【0005】これに対して、MOS及び増幅型MOSイ
メージセンサはともに駆動回路が簡単に形成でき、その
ため駆動容量が小さく高速走査が容易である。MOSイ
メージセンサは、構成が簡単でありフォトダイオードの
信号電荷をアクセス用MOSFETを通して順次そのま
ま画像信号として取り出す方式であるが、より高感度を
図るために、図4に示すような画素構成からなる増幅型
MOSイメージセンサが実現されている。このセンサは
画素毎に増幅機能を持ち、図4に示すようにフォトダイ
オード7(7a〜7d)の光電流による放電後の残留電
圧であるアノード電位を増幅用MOSFET8(8a〜
8d)のゲートに受け、ゲート電圧に応じて増幅用MO
SFET8・アクセス用MOSFET9(9a〜9d)
を介して流れる出力電流を画像信号として取り出す方式
である。ここで、VDDは電源電圧端子、VBBはリセ
ット電圧端子、Isは画像信号出力端子である。リセッ
トはリセット用MOSFET10(10a〜10d)を
ONし、フォトダイオードに逆バイアス電圧(VDD−
VBB)を印加してフォトダイオードの接合容量を充電
することによってを行う。
メージセンサはともに駆動回路が簡単に形成でき、その
ため駆動容量が小さく高速走査が容易である。MOSイ
メージセンサは、構成が簡単でありフォトダイオードの
信号電荷をアクセス用MOSFETを通して順次そのま
ま画像信号として取り出す方式であるが、より高感度を
図るために、図4に示すような画素構成からなる増幅型
MOSイメージセンサが実現されている。このセンサは
画素毎に増幅機能を持ち、図4に示すようにフォトダイ
オード7(7a〜7d)の光電流による放電後の残留電
圧であるアノード電位を増幅用MOSFET8(8a〜
8d)のゲートに受け、ゲート電圧に応じて増幅用MO
SFET8・アクセス用MOSFET9(9a〜9d)
を介して流れる出力電流を画像信号として取り出す方式
である。ここで、VDDは電源電圧端子、VBBはリセ
ット電圧端子、Isは画像信号出力端子である。リセッ
トはリセット用MOSFET10(10a〜10d)を
ONし、フォトダイオードに逆バイアス電圧(VDD−
VBB)を印加してフォトダイオードの接合容量を充電
することによってを行う。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかし、この方式はM
OSイメージセンサに比べて高感度であるが、CCDイ
メージセンサと比べればまだ感度は低い。この理由は次
の通りである。増幅型MOSイメージセンサの場合、フ
ォトダイオードのアノード端子容量は図5に示すように
フォトダイオードの接合容量、増幅用FETのゲート端
子容量、リセット用FETのドレイン端子容量の3つの
容量からなり、フォトダイオードの高感度化のためには
V(出力電圧)=Q(信号電荷)/C(容量)の関係式
から予測できるように、これらフォトダイオードのアノ
ード端子の容量値を削減することが要求される。しかし
、使用プロセスのマスクルールの最小寸法を用いたとし
てもその容量値は設計上の面積で決まるためその低減に
は限界がある。高解像度化に伴ってフォトダイオードの
面積が小さくなると、特にこれら3つの容量のうち増幅
用FETのゲート容量が全体のフォトダイオードのアノ
ード端子容量に占める割合が大きくなる。
OSイメージセンサに比べて高感度であるが、CCDイ
メージセンサと比べればまだ感度は低い。この理由は次
の通りである。増幅型MOSイメージセンサの場合、フ
ォトダイオードのアノード端子容量は図5に示すように
フォトダイオードの接合容量、増幅用FETのゲート端
子容量、リセット用FETのドレイン端子容量の3つの
容量からなり、フォトダイオードの高感度化のためには
V(出力電圧)=Q(信号電荷)/C(容量)の関係式
から予測できるように、これらフォトダイオードのアノ
ード端子の容量値を削減することが要求される。しかし
、使用プロセスのマスクルールの最小寸法を用いたとし
てもその容量値は設計上の面積で決まるためその低減に
は限界がある。高解像度化に伴ってフォトダイオードの
面積が小さくなると、特にこれら3つの容量のうち増幅
用FETのゲート容量が全体のフォトダイオードのアノ
ード端子容量に占める割合が大きくなる。
【0007】以上述べたように、従来のイメージセンサ
のうちMOS及び増幅型MOSイメージセンサでは高速
走査は容易であるが、これらの方式ではその物理的限界
により感度アップが困難であるという課題がある。つま
り、増幅型MOSイメージセンサの場合、その感度がフ
ォトダイオードのアノード端子の容量及び増幅用FET
のW(チャネル幅)/L(チャネル長)比の値によって
決まる。ドレイン電流出力を増やすためにはこの増幅用
FETのW(チャネル幅)/L(チャネル長)比を大き
くすればよいのであるが、この値を大きくとると増幅用
FETのゲート容量を大きくすることになるからその結
果としてフォトダイオードのアノード端子容量が大きく
なり増幅用FETのゲート電位の感度が小さくなるから
感度アップが困難である。
のうちMOS及び増幅型MOSイメージセンサでは高速
走査は容易であるが、これらの方式ではその物理的限界
により感度アップが困難であるという課題がある。つま
り、増幅型MOSイメージセンサの場合、その感度がフ
ォトダイオードのアノード端子の容量及び増幅用FET
のW(チャネル幅)/L(チャネル長)比の値によって
決まる。ドレイン電流出力を増やすためにはこの増幅用
FETのW(チャネル幅)/L(チャネル長)比を大き
くすればよいのであるが、この値を大きくとると増幅用
FETのゲート容量を大きくすることになるからその結
果としてフォトダイオードのアノード端子容量が大きく
なり増幅用FETのゲート電位の感度が小さくなるから
感度アップが困難である。
【0008】本発明は、このような従来のイメージセン
サの課題を考慮し、高速走査が出来かつ高感度であるイ
メージセンサを提供することを目的とするものである。
サの課題を考慮し、高速走査が出来かつ高感度であるイ
メージセンサを提供することを目的とするものである。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明のイメージセンサ
は、フォトダイオード、小ゲート容量を持つ初段FET
と定電流源用FETからなるソース・フォロワ部、増幅
用FETとアクセス用FETとからなる増幅部、リセッ
ト用FETからなるリセット部の各部を有する画素と、
前記アクセス用FET、リセット用FETを順次駆動さ
せるための走査用シフトレジスタとから構成される。こ
れらの素子は集積回路技術により同一半導体基板上に形
成することができる。
は、フォトダイオード、小ゲート容量を持つ初段FET
と定電流源用FETからなるソース・フォロワ部、増幅
用FETとアクセス用FETとからなる増幅部、リセッ
ト用FETからなるリセット部の各部を有する画素と、
前記アクセス用FET、リセット用FETを順次駆動さ
せるための走査用シフトレジスタとから構成される。こ
れらの素子は集積回路技術により同一半導体基板上に形
成することができる。
【0010】
【作用】本発明の上記の構成によれば、まずソース・フ
ォロワ部において、フォトダイオードに一定時間蓄積さ
れた信号電荷によって発生するフォトダイオードのアノ
ード端子電位をゲート容量を極力小さくした初段FET
のゲート電極に受けることになる。その結果、初段FE
Tの入力容量を小さくでき、フォトダイオードのアノー
ド端子容量が小さくなり、任意の露光量に対するアノー
ド端子の電位変化が大になる。すなわち、このことによ
ってフォトダイオードの高感度化が実現できる。さらに
次段の増幅用FET・アクセス用FETからなる増幅部
において、増幅用FETのW(チャネル幅)/L(チャ
ネル長)比を大きくとることによって高出力電流を取り
出すことができる。つまり、この方式ではフォトダイオ
ードのアノード端子容量の削減と増幅用FETのW(チ
ャネル幅)/L(チャネル長)比の値の増大を両立する
ことが可能になり、従来の増幅型MOSイメージセンサ
の場合よりも飛躍的に感度アップが可能となる。
ォロワ部において、フォトダイオードに一定時間蓄積さ
れた信号電荷によって発生するフォトダイオードのアノ
ード端子電位をゲート容量を極力小さくした初段FET
のゲート電極に受けることになる。その結果、初段FE
Tの入力容量を小さくでき、フォトダイオードのアノー
ド端子容量が小さくなり、任意の露光量に対するアノー
ド端子の電位変化が大になる。すなわち、このことによ
ってフォトダイオードの高感度化が実現できる。さらに
次段の増幅用FET・アクセス用FETからなる増幅部
において、増幅用FETのW(チャネル幅)/L(チャ
ネル長)比を大きくとることによって高出力電流を取り
出すことができる。つまり、この方式ではフォトダイオ
ードのアノード端子容量の削減と増幅用FETのW(チ
ャネル幅)/L(チャネル長)比の値の増大を両立する
ことが可能になり、従来の増幅型MOSイメージセンサ
の場合よりも飛躍的に感度アップが可能となる。
【0011】
【実施例】以下、本発明によるイメージセンサの一実施
例を図面を用いて説明する。
例を図面を用いて説明する。
【0012】図1は、本発明のイメージセンサの4画素
分(画素a〜d)の等価回路図であり、フォトダイオー
ド1(1a〜1d)、初段nチャネルMOSFET2(
2a〜2d)と定電流源用nチャネルMOSFET3(
3a〜3d)とからなるソース・フォロワ部、前記初段
nチャネルMOSFET2(2a〜2d)のソース端子
電位をゲート電極に受ける増幅用nチャネルMOSFE
T4(4a〜4d)とアクセス用nチャネルMOSFE
T5(5a〜5d)とからなる増幅部、前記フォトダイ
オード1(1a〜1d)の端子間電圧を一定電位(VD
D−VBB)にリセットするためのリセット用nチャネ
ルMOSFET6(6a〜6d)からなるリセット部を
有する画素と、前記アクセス用nチャネルMOSFET
5(5a〜5d)、リセット用nチャネルMOSFET
6(6a〜6d)を順次駆動させるための走査用シフト
レジスタ100からなっている。
分(画素a〜d)の等価回路図であり、フォトダイオー
ド1(1a〜1d)、初段nチャネルMOSFET2(
2a〜2d)と定電流源用nチャネルMOSFET3(
3a〜3d)とからなるソース・フォロワ部、前記初段
nチャネルMOSFET2(2a〜2d)のソース端子
電位をゲート電極に受ける増幅用nチャネルMOSFE
T4(4a〜4d)とアクセス用nチャネルMOSFE
T5(5a〜5d)とからなる増幅部、前記フォトダイ
オード1(1a〜1d)の端子間電圧を一定電位(VD
D−VBB)にリセットするためのリセット用nチャネ
ルMOSFET6(6a〜6d)からなるリセット部を
有する画素と、前記アクセス用nチャネルMOSFET
5(5a〜5d)、リセット用nチャネルMOSFET
6(6a〜6d)を順次駆動させるための走査用シフト
レジスタ100からなっている。
【0013】ここで、VDDは電源電圧(例えば5V〜
6V)端子、VBBはリセット電圧(例えば2.5V〜
3V)端子、Isは画像信号出力端子、VFは定電流源
用nチャネルMOSFETのゲート電極に印加する一定
電圧(例えば2.5V)、A1〜A5は走査用シフトレ
ジスタ100の走査パルスの出力端子である。走査パル
ス出力端子A1〜A5は各画素のアクセス用nチャネル
MOSFET5(5a〜5d)のゲートとその前段の画
素のリセット用nチャネルMOSFET6(6a〜6d
)のゲートに共通接続されており、走査パルスはその画
素に対するアクセス動作と前段の画素に対するリセット
動作を同時に行なう。なお図1は説明を簡略化するため
に4画素のみの場合を示したが、さらに多画素に拡張す
ることは容易である。 図2は本発明のイメージセン
サの動作を示すタイミング図である。図1と図2を用い
て本発明のイメージセンサの動作を説明すると、走査用
シフトレジスタ100からの走査パルスによってまずA
1がHIGHレベルになると、画素aのアクセス用nチ
ャネルMOSFET5aがONし、フォトダイオード1
aに蓄積されていた信号電荷による画像信号出力電流が
画像信号出力端子Isから取り出される。MOSFET
の特性上、出力電流はステップ電流である。次のタイミ
ングでA1がLOWレベル、A2がHIGHレベルにな
り、画素aのリセット用nチャネルMOSFET6aと
画素bのアクセス用nチャネルMOSFET5bがON
し、信号読み出しを終えた画素aのリセット動作と画素
bのアクセス動作が同時に行われ、画素aのフォトダイ
オード1aの端子間電圧は逆バイアス電圧(VDD−V
BB)に充電・リセットされ端子Isから画素bの画像
信号出力電流が取り出される。以下同様に画素b、c、
dのアクセス・リセット動作が行われる。
6V)端子、VBBはリセット電圧(例えば2.5V〜
3V)端子、Isは画像信号出力端子、VFは定電流源
用nチャネルMOSFETのゲート電極に印加する一定
電圧(例えば2.5V)、A1〜A5は走査用シフトレ
ジスタ100の走査パルスの出力端子である。走査パル
ス出力端子A1〜A5は各画素のアクセス用nチャネル
MOSFET5(5a〜5d)のゲートとその前段の画
素のリセット用nチャネルMOSFET6(6a〜6d
)のゲートに共通接続されており、走査パルスはその画
素に対するアクセス動作と前段の画素に対するリセット
動作を同時に行なう。なお図1は説明を簡略化するため
に4画素のみの場合を示したが、さらに多画素に拡張す
ることは容易である。 図2は本発明のイメージセン
サの動作を示すタイミング図である。図1と図2を用い
て本発明のイメージセンサの動作を説明すると、走査用
シフトレジスタ100からの走査パルスによってまずA
1がHIGHレベルになると、画素aのアクセス用nチ
ャネルMOSFET5aがONし、フォトダイオード1
aに蓄積されていた信号電荷による画像信号出力電流が
画像信号出力端子Isから取り出される。MOSFET
の特性上、出力電流はステップ電流である。次のタイミ
ングでA1がLOWレベル、A2がHIGHレベルにな
り、画素aのリセット用nチャネルMOSFET6aと
画素bのアクセス用nチャネルMOSFET5bがON
し、信号読み出しを終えた画素aのリセット動作と画素
bのアクセス動作が同時に行われ、画素aのフォトダイ
オード1aの端子間電圧は逆バイアス電圧(VDD−V
BB)に充電・リセットされ端子Isから画素bの画像
信号出力電流が取り出される。以下同様に画素b、c、
dのアクセス・リセット動作が行われる。
【0014】図3に本発明のイメージセンサの画素のデ
バイス構造図を示す。この図からわかるようにフォトダ
イオード1のアノード端子は初段nチャネルMOSFE
T2のゲート電極とリセット用nチャネルMOSFET
6のドレイン端子に接続されている。したがって、フォ
トダイオード1のアノード端子に付随する全容量はフォ
トダイオード1の接合容量、初段nチャネルMOSFE
T2のゲート容量、及びリセット用nチャネルMOSF
ET6のドレイン容量を合計したものになる。高感度化
のためにはこれらの容量を低減すればよく、初段FET
のゲート容量は極力小さくしている。これに対して増幅
用FETのゲート電極のW(チャネル幅)/L(チャネ
ル長)比はできるだけ大きくしている。
バイス構造図を示す。この図からわかるようにフォトダ
イオード1のアノード端子は初段nチャネルMOSFE
T2のゲート電極とリセット用nチャネルMOSFET
6のドレイン端子に接続されている。したがって、フォ
トダイオード1のアノード端子に付随する全容量はフォ
トダイオード1の接合容量、初段nチャネルMOSFE
T2のゲート容量、及びリセット用nチャネルMOSF
ET6のドレイン容量を合計したものになる。高感度化
のためにはこれらの容量を低減すればよく、初段FET
のゲート容量は極力小さくしている。これに対して増幅
用FETのゲート電極のW(チャネル幅)/L(チャネ
ル長)比はできるだけ大きくしている。
【0015】このように本発明のイメージセンサを用い
れば、まずソース・フォロワ部において、フォトダイオ
ードに一定時間蓄積された信号電荷によって発生するフ
ォトダイオードのアノード端子電位をゲート容量を極力
小さくした初段FETのゲート電極に受けるために、初
段FETのゲート電位の感度アップが実現でき、さらに
次段の増幅部において低インピーダンス化した初段FE
Tのソース端子電位を増幅用FETのゲート電極に受け
るために、増幅用FETのW(チャネル幅)/L(チャ
ネル長)比を大きくとることが可能となる。
れば、まずソース・フォロワ部において、フォトダイオ
ードに一定時間蓄積された信号電荷によって発生するフ
ォトダイオードのアノード端子電位をゲート容量を極力
小さくした初段FETのゲート電極に受けるために、初
段FETのゲート電位の感度アップが実現でき、さらに
次段の増幅部において低インピーダンス化した初段FE
Tのソース端子電位を増幅用FETのゲート電極に受け
るために、増幅用FETのW(チャネル幅)/L(チャ
ネル長)比を大きくとることが可能となる。
【0016】つまり、フォトダイオードのアノード端子
の電圧感度を大きく保ち、且つこの時の電圧値をフォロ
ワ出力した後で増幅用FETにより増幅するので高出力
が得られ、従来の増幅型MOSイメージセンサの場合よ
りも飛躍的に感度アップが可能となる。また読み取り速
度は従来のイメージセンサと比べても低下することはな
い。
の電圧感度を大きく保ち、且つこの時の電圧値をフォロ
ワ出力した後で増幅用FETにより増幅するので高出力
が得られ、従来の増幅型MOSイメージセンサの場合よ
りも飛躍的に感度アップが可能となる。また読み取り速
度は従来のイメージセンサと比べても低下することはな
い。
【0017】
【発明の効果】以上のように本発明によると、フォトダ
イオード、ソース・フォロワ部、増幅部、及びリセット
部からなる画素と、画素を順次駆動させるための走査用
シフトレジスタを設けることにより、高速、高感度で読
み取り可能なイメージセンサを提供することができ、実
用上極めて有用である。
イオード、ソース・フォロワ部、増幅部、及びリセット
部からなる画素と、画素を順次駆動させるための走査用
シフトレジスタを設けることにより、高速、高感度で読
み取り可能なイメージセンサを提供することができ、実
用上極めて有用である。
【図1】本発明のイメージセンサの一実施例の等価回路
図である。
図である。
【図2】本発明のイメージセンサの同実施例の動作タイ
ミング図である。
ミング図である。
【図3】本発明のイメージセンサの同実施例の画素のデ
バイス構造図である。
バイス構造図である。
【図4】従来の増幅型MOSイメージセンサの等価回路
図である。
図である。
【図5】従来の増幅型MOSイメージセンサの画素のデ
バイス構造図である。
バイス構造図である。
1(1a〜1d)フォトダイオード
2(2a〜2d)初段nチャネルMOSFET3(3a
〜3d)定電流源用nチャネルMOSFET4(4a〜
4d)増幅用nチャネルMOSFET5(5a〜5d)
アクセス用nチャネルMOSFET6(6a〜6d)リ
セット用nチャネルMOSFET7(7a〜7d)フォ
トダイオード 8(8a〜8d)増幅用FET 9(9a〜9d)アクセス用FET
〜3d)定電流源用nチャネルMOSFET4(4a〜
4d)増幅用nチャネルMOSFET5(5a〜5d)
アクセス用nチャネルMOSFET6(6a〜6d)リ
セット用nチャネルMOSFET7(7a〜7d)フォ
トダイオード 8(8a〜8d)増幅用FET 9(9a〜9d)アクセス用FET
Claims (2)
- 【請求項1】フォトダイオード、フォトダイオードの一
方の端子をゲート電極に受ける初段の電界効果トランジ
スタ(以下FET)及びこの初段FETのソース端子を
自身のドレイン端子に受ける定電流源用FETとを有す
るソース・フォロワ部と、前記初段FETのソース端子
をゲート電極に受ける増幅用FET及び前記増幅用FE
Tのソース端子を自身のドレイン端子に受けるアクセス
用FETとを有する増幅部と、前記フォトダイオードの
端子間電圧を一定電位にリセットするためのリセット用
FETを有するリセット部とを有する画素と、前記アク
セス用FET、リセット用FETを順次駆動させるため
の走査用シフトレジスタと、を備えたことを特徴とする
イメージセンサ。 - 【請求項2】初段FETのゲート容量の方は極力小さく
すると共に、増幅用FETのゲートはW(チャネル幅)
/L(チャネル長)比の方は大きくしたことを特徴とす
る請求項1のイメージセンサ。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3097510A JPH04326849A (ja) | 1991-04-26 | 1991-04-26 | イメージセンサ |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3097510A JPH04326849A (ja) | 1991-04-26 | 1991-04-26 | イメージセンサ |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH04326849A true JPH04326849A (ja) | 1992-11-16 |
Family
ID=14194259
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP3097510A Pending JPH04326849A (ja) | 1991-04-26 | 1991-04-26 | イメージセンサ |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH04326849A (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US7068246B2 (en) | 2000-06-12 | 2006-06-27 | Semiconductor Energy Laboratory Co., Ltd. | Light emitting module and method of driving the same, and optical sensor |
US7688290B2 (en) | 2000-01-17 | 2010-03-30 | Semiconductor Energy Laboratory Co., Ltd. | Display system and electrical appliance |
US7830370B2 (en) | 2000-06-06 | 2010-11-09 | Semiconductor Energy Laboratory Co., Ltd. | Display device and method of manufacturing the same |
-
1991
- 1991-04-26 JP JP3097510A patent/JPH04326849A/ja active Pending
Cited By (9)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US7688290B2 (en) | 2000-01-17 | 2010-03-30 | Semiconductor Energy Laboratory Co., Ltd. | Display system and electrical appliance |
US8253662B2 (en) | 2000-01-17 | 2012-08-28 | Semiconductor Energy Laboratory Co., Ltd. | Display system and electrical appliance |
US9087476B2 (en) | 2000-01-17 | 2015-07-21 | Semiconductor Energy Laboratory Co., Ltd. | Display system and electrical appliance |
US9368089B2 (en) | 2000-01-17 | 2016-06-14 | Semiconductor Energy Laboratory Co., Ltd. | Display system and electrical appliance |
US10467961B2 (en) | 2000-01-17 | 2019-11-05 | Semiconductor Energy Laboratory Co., Ltd. | Display system and electrical appliance |
US10522076B2 (en) | 2000-01-17 | 2019-12-31 | Semiconductor Energy Laboratory Co., Ltd. | Display system and electrical appliance |
US7830370B2 (en) | 2000-06-06 | 2010-11-09 | Semiconductor Energy Laboratory Co., Ltd. | Display device and method of manufacturing the same |
US7068246B2 (en) | 2000-06-12 | 2006-06-27 | Semiconductor Energy Laboratory Co., Ltd. | Light emitting module and method of driving the same, and optical sensor |
US7515125B2 (en) | 2000-06-12 | 2009-04-07 | Semiconductor Energy Laboratory Co., Ltd. | Light emitting module and method of driving the same, and optical sensor |
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