JPH043266Y2 - - Google Patents

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JPH043266Y2
JPH043266Y2 JP1985094120U JP9412085U JPH043266Y2 JP H043266 Y2 JPH043266 Y2 JP H043266Y2 JP 1985094120 U JP1985094120 U JP 1985094120U JP 9412085 U JP9412085 U JP 9412085U JP H043266 Y2 JPH043266 Y2 JP H043266Y2
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signal
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circuit
coordinate system
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  • Measurement Of Velocity Or Position Using Acoustic Or Ultrasonic Waves (AREA)
  • Radar Systems Or Details Thereof (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本考案は、スキヤニングソナーの画像表示装置
に関し、特に、超音波の受波信号に基づいて、魚
群分布をカラーブラウン管表示器によりカラー表
示する装置の改良に関するものである。
(従来の技術) 船底に取り付けられた超音波の送受波器から円
錐状の超音波を発し、その受波信号を電気的に信
号処理して魚群分布をカラーのブラウン管上に表
示する装置は周知である。通常、この種の装置
は、超音波の円錐投射角を制御する装置を備えて
おり、狭域から広域までの広範囲に渡り超音波を
スキヤン投射し魚群分布画像を得るようにしてい
る。第3図には、従来のスキヤニングソナーの画
像表示装置が示され、図示されていない超音波送
受波器から発せられた超音波のエコーが、その超
音波送受波器により受波され、この受信信号はス
パイラル走査信号発生器11からのスパイラル走
査信号に基づいて検出装置1により、スパイラル
検出信号として検出される。
即ち、この検出装置1は受波された受信信号を
スパイラル走査により極座標系で検出するもので
ある。そしてこのスパイラル検出信号はA/D変
換器2によりアナログ信号からデジタル信号に変
換され、この変換されたスパイラル検出信号は画
像記憶回路3に出力される。
一方、スパイラル走査信号発生器11からのス
パイラル走査信号は信号の変換手段としてのX−
Y座標変換回路4に出力されており、このX−Y
座標変換回路4は前記画像記憶回路3へのスパイ
ラル検出信号をX−Y座標系の画素信号に変換す
るものである。したがつて、画像記憶回路3には
X−Y座標系に変換された画素信号が記憶され
る。なお、この画素信号の一単位はカラーブラウ
ン管表示器5の一画素に対応している。
他方、ラスター走査信号発生器10からは画像
記憶回路3に読み出し走査信号が出力されてお
り、またカラーブラウン管表示器5へは書き込み
走査信号が出力されている。この読み出し走査信
号と書き込み走査信号とは同期がとられており、
読み出し走査信号により画像記憶回路3の画素を
X方向に走査して各画素の記憶信号を読み出すと
共に、この読み出し信号は順次書き込み走査信号
により指定されたカラーブラウン管表示器5の対
応位置に書き込まれて映し出されることとなる。
なお、カラーブラウン管表示器5は横m個、縦
n個の画素配列により構成され、ブラウン管全体
の画素数はm×nとなつている。
また、前記カラーブラウン管表示器5には周知
の色付け手段が設けられており、画素信号が有し
ている魚群分布情報、すなわち、信号の強さの情
報に対応して各画素ごとに色付けが行われる。
したがつて、魚群密度が濃い場合(輝度が高い
場合)には例えば赤色が付せられ、順次魚群濃度
が薄くなるにつれ、橙、黄、緑、青、…等の色が
付せられるようになつており、カラーブラウン管
上でのカラー画像表示を見ることにより、魚群分
布が分かるようになつている。
(考案が解決しようとする問題点) この種の装置におけるカラーブラウン管を第4
図に示すように、m×n個の画素により構成した
場合、例えばm=256、n=192とした場合にはカ
ラーブラウン管の表示は円形となるためこの円形
の半径が魚群の最大探知距離(レンジ)を示すこ
ととなる。
したがつて、この場合Y軸上を最大限に使用し
てもその画素数は96にすぎない。したがつて、た
とえばスキヤニングソナーの走査周波数を1KHz
(1ms)に、魚群の最大探知距離を1000mとした
場合には、スパイラル走査線の数は約1333本(水
中音速1500m/sのとき)となる。
この場合、カラーブラウン管の画素は前述のよ
うにY軸上では96個しかないので、第5図に示す
ように、X−Y座標系の1個の画素12上を約14本
(図では6本)の極座標系のスパイラル走査線が
通過することとなる。
即ち、一画素に14個の情報が送られてくる。と
ころが、周知のように、一画素は一個の情報しか
記憶出来ないため、スパイラル走査線が次々に通
過するごとに記憶情報が順次新しい情報に更新さ
れ、したがつて14本のスパイラル走査線が通過し
た後には最後のスパイラル走査線のみの情報が記
憶されることとなり、過去13本の走査線の情報は
消滅してしまう。
上記例では一画素が約10m(1000m/96)の距
離に相当する結果、10mおきの情報しか得られな
いために各画素間の情報密度が極めて粗くなり、
小魚群は表示出来なくなつてしまうという問題が
ある。
また、前述したように、一画素に複数のスパイ
ラル走査線からもたらされる情報が供給されるに
もかかわらず、その画素12に記憶される情報は
最後にその画素12を通過する走査線の情報に限
られる。この結果、この画素12を通過する他の
走査線が魚群情報を運んできても最後の走査線が
魚群未確認情報を運んできた時には最終的にはそ
の画素12には魚群未確認情報のみが記憶される
こととなる。このためカラーブラウン管上には魚
群情報を表示する画素12と魚群未確認情報を表
示する画素12が混在し、画面全体が模細工状の
カラー模様として映し出され、画面が見づらくな
るとともに、魚群の分布状態を正確に表示出来な
いという問題があつた。
本考案は、上記従来の問題点を解決するために
成されたものであり、その目的は、魚群密度に対
応させてその魚群分布を正確にかつ見易くカラー
表示することが出来るスキヤニングソナーの画像
表示装置を提供することにある。
(問題点を解決するための手段) 本考案は、上記目的を達成するために、次のよ
うに構成されている。即ち、本考案は、スキヤニ
ングソナーの受信信号をスパイラル走査により極
座標系で検出する検出装置と、検出装置により検
出された極座標系のスパイラル検出信号をX−Y
座標系の画素信号に変換する変換手段と、変換手
段により信号変換された画素信号を記憶し適宜カ
ラーブラウン管表示器にその画素信号を出力する
画素記憶回路とを含むスキヤニングソナーの画素
表示装置において、前記検出装置と画像記憶回路
間には、X−Y座標系の各一画素に包含される極
座標系の複数のスパイラル検出信号のうちピーク
値の信号をその画素の画素信号として選択保持す
るピークホールド回路を設けたことを特徴とす
る。
(作用) 上記構成から成る本考案において、スキヤニン
グソナーの受信信号は、検出装置により、極座標
系のスパイラル検出信号として検出される。そし
て、このスパイラル検出信号はX−Y座標系の画
素信号に変換されて画像記憶回路に記憶される
が、この時、ピークホールド回路により、対応す
る画素を通過する複数のスパイラル走査線によつ
て運ばれてくる魚群情報、例えば、各信号の強さ
の強弱が比較され、そのピーク値がその画素の画
素信号として選択保持される。
そして、このピークホールド回路により選択保
持されたピーク値の信号がX−Y座標系の画素信
号として画像記憶回路に記憶される。そして、各
画素は画像記憶回路により記憶されたピーク値に
基づいて画素信号のカラー化が行われ、カラーブ
ラウン管上にカラー画像が映し出される。この場
合本考案では前記ピーク値の信号に基づいて画像
表示が行われるので、カラーブラウン管上で隣り
合う画素の信号強弱の起伏が小さくなり、カラー
画像が模細工状になることがなく、魚群の密度に
対応させて自然にカラーの変色表示が行われるこ
ととなる。
(実施例) 以下、本考案の一実施例を図面に基づいて説明
する。なお、本実施例の説明において、従来例と
同一部材には同一符号を付してその説明を省略す
る。
第1図には本考案のスキヤニングソナーの画像
表示装置のブロツク構成が示されている。本実施
例において特徴的なことは、A/D変換器2と画
像記憶回路3間にピークホールド回路6が設けら
れていることである。このピークホールド回路6
の詳細は第2図に示され、A/D変換器2からの
デジタル信号を記憶するN個の信号記憶回路M1
1=1〜N、このNの数はスパイラル走査線が画
素12を横切る数だけあればよい。)が直列的に
接続されている。この信号記憶回路M1はX−Y
座標系の各画素12の情報、即ち、第5図に示す
ように、画素12を通過する極座標系複数のスパ
イラル走査線S1が運んでくる情報を順次記憶する
ものである。
例えば、第5図に示す場合において、まず、対
応する画素12に最初に通過する走査線S1が運ぶ
情報は信号記憶回路M1に記憶される。次に、こ
の画素12に2番目の走査線S2が横切つた場合に
は、その2番目の走査線S2が運ぶ情報が信号記憶
回路M1に記憶され、前に記憶されていたM1の情
報は押し出されて信号記憶回路M2に移動される。
このようにして信号記憶回路M1にはN個のスパ
イラル走査線が運ぶN個の情報が記憶出来るよう
になつている。そして、各信号記憶回路M1に記
憶されている情報および一番最後にA/D変換器
2から供給される情報の合計N+1個の情報がセ
レクタ回路7に出力される。
このセレクタ回路7にはレンジデータ設定回路
8からレンジ指令が出力されており、前記各信号
記憶回路M1およびA/D変換器2からの情報の
抽出個数を設定するものである。即ち、前述した
ようにスキヤニングソナーの最大探知距離のレン
ジ設定により、一画素を通過するスパイラル走査
線の数は計算上求めることが可能であり、例え
ば、前述したようにレンジが1000mの場合は約14
本のスパイラル走査線が通過することとなり、こ
の場合にはレンジデータ設定回路8は例えば14個
の情報個数を指定する。
同様にレンジ範囲が変換されるごとに対応する
個数が指定されることとなる。前記セレクタ回路
7はレンジデータ設定回路8からの個数指定によ
り、新しい順からあるいは古い順から適宜その指
定された個数のスパイラル検出信号を選択する。
そしてこの選択された各スパイラル検出信号の
情報値、即ち信号の強さが比較回路9により比較
され、各スパイラル検出信号のうちで最も強さの
大きいピーク値のスパイラル検出信号が選択さ
れ、このピーク値の信号は画像記憶回路3に出力
される。そして、このとき従来例と同様に、スパ
イラル検出信号を極座標系からX−Y座標系の画
素信号に変換し、この変換された信号が画像記憶
回路3に記憶される。
一方、従来例と同様にラスター走査信号発生器
10から画像記憶回路3に読み出し走査信号が出
力されており、またカラーブラウン管表示器5に
は書き込み走査信号が出力されている。この読み
出し走査信号と書き込み走査信号とは同期がとら
れており、画像記憶回路3に記憶されている情報
は読み出し走査信号により読み出され、この読み
出し信号は書き込み走査信号により指定されたカ
ラーブラウン管の対応位置に映し出されることと
なる。
このように、本実施例によれば、画像記憶回路
3には各画素を通過するスパイラル検出信号のう
ち最も信号の強さが大きいピーク値が記憶され、
このピーク値により、カラーブラウン管上でのカ
ラー表示が行われる。この結果、画素の情報密度
を高めることができ、小魚群であつてもこれを確
実にとらえることができる。また、魚群画像が模
細工状に、即ち前述したように、魚群密度の高い
赤色に混在して、魚群密度が殆ど零に近い青色あ
るいはその他の色が分布されることがなく、魚群
密度の高い位置から魚群密度の低い位置に向かつ
て赤、橙、黄、…の色が自然に移り変つていくよ
うに表示されるので、魚群分布を正確に把握する
ことが可能であり、また極めて見易いカラー画像
を得ることが出来るものである。
(考案の効果) 本考案は以上説明したように構成されているの
で、各画素の情報密度が高くなり、小魚群であつ
てもこれを確実にとらえて画像表示することがで
きる。
また、カラーブラウン管に映し出される魚群画
像が、従来の装置に見られたような各色が混在し
た模細工状の表示となることがなく、魚群密度が
高い位置から低い位置に向かい、カラーが自然に
移り変わつていくように表示されるので、魚群分
布を正確に把握することが可能であり、また極め
て見易いカラー表示を得ることが可能である。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の一実施例を示すブロツク図、
第2図は第1図のピークホールド回路の詳細なブ
ロツク図、第3図は従来のスキヤニングソナーの
表示装置を示すブロツク図、第4図は横m個、縦
n個の画素配列を有するカラーブラウン管上にお
いて、ある半径の最大探知距離の領域における画
像表示領域を示す説明図、第5図は極座標系のス
パイラル検出信号とX−Y座標系の画素信号との
信号変換状態を示す作用説明図である。 1……検出装置、2……A/D変換器、3……
画像記憶回路、4……XY座標変換回路、5……
カラーブラウン管表示器、6……ピークホールド
回路、7……セレクタ回路、8……レンジデータ
設定回路、9……比較回路、10……ラスター走
査信号発生器、11……スパイラル走査信号発生
器、12……画素、M1……記憶回路。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 (1) スキヤニングソナーの受信信号をスパイラル
    走査により極座標系で検出する検出装置と、検
    出装置により検出された極座標系のスパイラル
    検出信号をX−Y座標系の画素信号に変換する
    変換手段と、変換手段により信号変換された画
    素信号を記憶し適宜カラーブラウン管表示器に
    その画素信号を出力する画素記憶回路とを含む
    スキヤニングソナーの画素表示装置において、
    前記検出装置と画像記憶回路間には、X−Y座
    標系の各一画素に包含される極座標系の複数の
    スパイラル検出信号のうちピーク値の信号をそ
    の画素の画素信号として選択保持するピークホ
    ールド回路が設けられていることを特徴とする
    スキヤニングソナーの画像表示装置。 (2) ピークホールド回路は対応する画素に包含さ
    れる複数のスパイラル検出信号を記憶する信号
    記憶回路と、信号記憶回路に記憶されているス
    パイラル検出信号の抽出個数を指定するセレク
    タ回路と、セレクタ回路によつて指定された各
    個数のスパイラル検出信号のうちピーク値の信
    号を選択して画像記憶回路に出力する比較回路
    とを有することを特徴とする実用新案登録請求
    の範囲第(1)項記載のスキヤニングソナーの画像
    表示装置。
JP1985094120U 1985-06-21 1985-06-21 Expired JPH043266Y2 (ja)

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JPS623082U JPS623082U (ja) 1987-01-09
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0516992Y2 (ja) * 1989-08-08 1993-05-07
JP4781240B2 (ja) * 2006-11-22 2011-09-28 古野電気株式会社 エコー画像の表示装置

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JPS56160672A (en) * 1980-04-25 1981-12-10 Furuno Electric Co Ltd Sea bottom signal sensor of sea depth sounding device
JPS5776463A (en) * 1980-10-30 1982-05-13 Japan Radio Co Ltd Display device

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