JPH0432636Y2 - - Google Patents

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JPH0432636Y2
JPH0432636Y2 JP12860885U JP12860885U JPH0432636Y2 JP H0432636 Y2 JPH0432636 Y2 JP H0432636Y2 JP 12860885 U JP12860885 U JP 12860885U JP 12860885 U JP12860885 U JP 12860885U JP H0432636 Y2 JPH0432636 Y2 JP H0432636Y2
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Description

【考案の詳細な説明】 技術分野 本考案は、表示機能を有する操作釦構造に関す
るものである。
背景技術 複数のソースを一体に内蔵した音響機器等にお
いて、スペース等の制約から操作釦の数を最少限
に抑えるために、1つの操作釦を各ソースに兼用
する場合がある。この場合、当該操作釦には各ソ
ースに対応した機能を示す表示部が設けられてい
る。この表示部としては、選択されたソースに対
応してそのソースの機能を発光表示するものがあ
り、ソースに対応する機能を示すべく操作釦キヤ
ツプに設けられた複数の透過型表示部と、この表
示部を選択されたソースに対応して照射する複数
の光源とを含む操作釦構造が知られている。
かかる操作釦構造において、複数の光源により
対応する透過型表示部を照射するには、各光源か
ら発せられる照射光を確実に分離して対応する表
示部に導く必要があり、従来は、その遮光のため
の部材を別部材として用意していたので、部品点
数が多くなり、部品管理や組立て作業の上で不利
であつた。
考案の概要 本考案は、上述した点に鑑みなされたもので、
部品点数の削減及び組立て作業性の向上を可能と
した表示機能を有する操作釦構造を提供すること
を目的とする。
本考案による表示機能を有する操作釦構造は、
少なくとも2つの光源から発せられる各照射光を
それぞれ分離して操作釦キヤツプの対応する透過
型表示部に導く遮蔽板が、操作釦をグリルに対し
て移動自在に支持するホルダと一体に形成された
構成となつている。
実施例 以下、本考案の実施例を図に基づいて詳細に説
明する。
第1図A〜Cは、例えばテーブルデツキ及びチ
ユーナが一体に構成された車載用音響機器におけ
る筺体構造の分解斜視図である。図において、前
面板であるフロントグリル1、左右一対の側面板
2,3、後面板4、天面板5及び底面板6はいず
れもほぼ平板状に形成されており、これら面板は
各端部にて互に嵌合係止することによつて筺体を
構成するようになつている。後面板4としては、
部品点数の削減のためにヒートシンク(放熱板)
が用いられている。
ヒートシンク4は略中間部に突起部7a,7b
を有し、熱伝導度の良い例えばアルミニウムのダ
イキヤストによつて成形される。左右一対の側面
板2,3は共に、ヒートシンク4の突起部7a,
7bと同じ高さ位置に突起部8a,8b及び9
a,9bを有し、各一端の上方部にてヒートシン
ク4と嵌合係止する。側面板2,3は各一端部が
直角に折り曲げられており、この折り曲げ部1
0,11に対して略平行にかつヒートシンク4の
上方部の厚みと略等しい間隔をもつて立ち上げ部
12,13が設けられており、第2図A,Bに示
すように、折り曲げ部10,11と立ち上げ部1
2,13とによりヒートシンク4の上方部を挟持
することによつてヒートシンク4と嵌合係止する
ように構成されている。この嵌合係止部におい
て、ヒートシンク4側には縦長の溝14が形成さ
れ、側面板2,3の立ち上げ部12,13には該
溝14に係合する突起15が突設されており、こ
れらの作用によつて側面板2,3とヒートシンク
4との嵌合係止状態は簡単には解除されないよう
になつている。
一対の側面板2,3及びシートシンク4がコの
字形に組み立てられると、これらに対して第1図
Cに示す如き中仕切板16が装着され、側面板
2,3及びヒートシンク4の各突起部7a,7
b,8a,8b及び9a,9b上に載置される。
この中仕切板16はその4つの端部が直角に折り
曲げられており、これら折り曲げ部16a〜16
dが側面板2,3、ヒートシンク4及び後で装着
されるフロントグリル1の各内面に接することに
より、筺体の強度を増す中シヤーシとしての作用
をなす。この中仕切板16上には第1のプリント
基板17が取り付けられると共に、支柱18a〜
18dを介してテープデツキの機構部19が搭載
される。プリント基板17にはコネクタ22が取
り付けられており、このコネクタ22はヒートシ
ンク4に穿設された孔23を介して外部に露出す
る。中仕切板16の両側前端部には、外側に僅か
な傾斜をもつて折り曲げられた爪部20a,20
bが設けられており、この爪部20a,20bは
中仕切板16が定位置に装着されたときに、第3
図A,Bに示すように、一対の側面板2,3に穿
設された係止孔21a,21bに係止することに
よつて中仕切板16を定位置に仮固定できると共
に、この状態で他の工程、例えばコネクタ22に
対する接続作業が行なわれても側面板2,3に対
する中仕切板16の固定状態を十分に維持でき
る。
中仕切板16の下方には、第2、第3のプリン
ト基板24,25(第1図Cに示す)が配置され
る。これらプリント基板24,25は一対の側面
板2,3に対して前面側から挿入されることによ
つて組み込まれるようになつている。このプリン
ト基板の組込みを容易にするために、一対の側面
板2及び3の各内面には突起部26a,26b及
び27a,27bが設けられ、これら突起部には
プリント基板24,25を中仕切板16に対して
略平行に案内しかつ保持するガイド溝28a〜2
8d,29a〜29dが形成されている。
第2のプリント基板24には各種の回路部品が
搭載されると共に、その後方部にはパワーIC(集
積回路)が配置される。このICを取り付けるた
めのIC取付板30がプリント基板24に固定さ
れている。取付板30には、第4図に示すよう
に、複数のIC31〜33に対応して複数の突出
部34a〜34eが打出しによつて突設され、こ
れら突出部34a〜34eには、ネジ孔35a〜
35eが形成されている。突出部34a〜34e
の高さは各ICの厚みに対応して設定される。IC
31〜33は各突出部34a〜34e間に位置す
るようにプリント基板24に取り付けられ、当該
基板が一対の側面板2,3に装着されることによ
り、取付板30とヒートシンク4とによつて挟持
されるべく両者間に位置する。そして、取付板3
0の突出部34a〜34eの各ネジ孔35a〜3
5eに螺着するネジ(図示せず)により、ヒート
シンク4の裏面側から締め付けることによつて各
IC31〜33は取付板30とヒートシンク4と
により挟持されかつヒートシンク4に圧接する。
これにより、各IC31〜33から発せられる熱
はヒートシンク4を介して良好に放散されること
になる。
第3のプリント基板25には各種の回路部品と
共に電気的調整をなすボリウム等が搭載されてお
り、第1、第2のプリント基板17,24では機
構部や回路部が天面側に位置するように配置され
たのに対し、第3のプリント基板25は底面側か
らの上記調整部での調整を可能にするために当該
調整部が底面側に位置するように配置される。
一対の側面板2,3及びヒートシンク4に対す
る中仕切板16及び第2、第3のプリント基板2
4,25の装着が完了すると、フロントグリル1
が前面側に装着される。フロントグリル1の角部
には4つの突起36が設けられ、これら突起36
には係止孔37が穿設されている。一方、一対の
側面板2,3の前端上下部には係止爪40が設け
られている。そして、係止孔39と係止爪40と
の協動によつてフロントグリル1が側面板2,3
に対して固定されることになる。
フロントグリル1には、カセツトハーフ41を
挿入・排出するためのカセツト窓42、各種表示
部43、電源スイツチを兼ねた音量ボリウム44
等と共に、複数のフアンクシヨンスイツチ55が
設けられている。これらフアンクシヨンスイツチ
55は各々、デツキモードとチユーナモードとに
それぞれ有効となる2つの機能を有し、外観性を
良くするためにフロントグリル1に対して移動自
在な操作釦キヤツプ56が冠着されている。この
操作釦キヤツプ56には、スイツチの2つの機能
を表示する2つの透過型表示部を有している。例
えば、操作釦キヤツプ56の1つ56aは、第5
図A,Bに示すように、デツキモードにおいて早
送り(FF)状態にあることを示す表示部57a
と、チユーナモードにおいてアツプ選局状態にあ
ることを示す表示部57bを有している。これら
表示部57a,57bを各モード毎に操作釦キヤ
ツプ56の裏側から照射するための2つの光源、
例えば発光ダイオード58a,58bがプリント
基板59に取り付けられて操作釦キヤツプ56a
の後方に設けられている。また、この2つの発光
ダイオード58a,58bから発せられる各照射
光をそれぞれ分離して各表示部57a,57bに
導く遮蔽板60が設けられ、この遮蔽板60は操
作釦キヤツプ56aをフロントグリル1に対して
移動自在に支持するホルダ61と樹脂等により一
体に形成されている。操作釦キヤツプ56aの内
壁には溝62が形成されており、この溝62に遮
蔽板60の先端が嵌入することにより、遮光効果
を向上せしめている。
組み立てられた一対の側面板2,3、ヒートシ
ンク4及びフロントグリル1に対し、最後に天面
板5及び底面板6(第1図Bに示す)が取り付け
られる。天面板5及び底面板6は共に、前面側を
除く各端部が折り曲げられ、この折り曲げ部63
a〜63c,64a〜64cに対して略平行に立
ち上げ部65a〜65c,66a〜66cが設け
られており、更に前端略中間部には係合爪67,
68を備えている。天面板5及び底面板6の両側
の折り曲げ部63a,63b及び64a,64b
と立ち上げ部65a,65b及び66a,66b
との間の間隔は側面板2,3の板厚に、天面板5
の折り曲げ部63cと立ち上げ部65cとの間の
間隔は組み込まれた中仕切板16(第1図Cに示
す)の後方折り曲げ部16cの板厚に、底面板6
の折り曲げ部64cと立ち上げ部66cとの間の
間隔はヒートシンク4の下端部の板厚にそれぞれ
略等しく設定されている。そして、天面板5及び
底面板6は各係合爪67,68がフロントグリル
1に係合し、かつ各折り曲げ部63a〜63c,
64a〜64c及び立ち上げ部65a〜65c,
66a〜66cにて側面板2,3、中仕切板の折
り曲げ部16c及びヒートシンク4を挟持するこ
とによつて各面板の端部に嵌合係止する。このよ
うにして、各面板は互の嵌合係止により仮固定さ
れる。
以上、筺体の組立ての順序に従つて構造の説明
をしてきたが、この組立て工程にはネジ止めの工
程は一切なく、各面板間の嵌合係止による仮固定
のみによつて筺体が組立てが行なわれる。そし
て、その組立てが終了したら、最終的に一括して
ネジ締めが行なわれるのである。ネジ締めは一対
の側面板2,3に打出しによつて形成された数個
所のネジ締め部69,70にて行なわれる。
なお、上記実施例では、テープデツキ及びチユ
ーナが一体に構成された車載用音響機器の筺体構
造に適用した場合について説明したが、これに限
定されるものではなく、各種機器の筺体構造に適
用し得るものである。
考案の効果 以上説明したように、本考案によれば、少なく
とも2つの光源から発せられる各照射光をそれぞ
れ分離して操作釦キヤツプの対応する透過型表示
部に導く遮蔽板が、操作釦をグリルに対して移動
自在に支持するホルダと一体に形成されているの
で、遮蔽板を別部材として用意する必要がなく、
部品点数の削減が図れることになり、よつて部品
管理がし易くなると共に、組立て作業性を向上で
きることにもなる。
【図面の簡単な説明】
第1図A〜Cは本考案に係る筺体構造の一実施
例を示す分解斜視図、第2図A及びBは第1図A
における側面板とヒートシンクとの嵌合係止部の
構成を示す斜視図及び平断面図、第3図A及びB
は第1図Aにおける側面板と中仕切板との係止部
の構成を示す側面図及び平面図、第4図はIC取
付部の構成を示す斜視図、第5図A及びBは本考
案による操作釦構造を示す分解斜視図及び側断面
図である。 主要部分の符号の説明、1……フロントグリ
ル、2,3……側面板、4……ヒートシンク、5
……天面板、6……底面板、16……中仕切板、
17,24,25……プリント基板、30……
IC取付板、31,32,33……パワーIC、5
6,56a……操作釦キヤツプ、57a,57b
……表示部、58a,58b……発光ダイオー
ド、60……遮蔽板。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 異なる機能を示す少なくとも2つの透過型表示
    部を有する操作釦キヤツプと、前記操作釦キヤツ
    プをグリルに対して移動自在に支持するホルダ
    と、前記操作釦キヤツプの各表示部をその裏側か
    ら照射する少なくとも2つの光源と、前記少なく
    とも2つの光源から発せられる各照射光をそれぞ
    れ分離して前記操作釦キヤツプの各表示部に導く
    遮蔽板とを備え、前記遮蔽板が前記ホルダと一体
    に形成されていることを特徴とする表示機能を有
    する操作釦構造。
JP12860885U 1985-08-23 1985-08-23 Expired JPH0432636Y2 (ja)

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JP12860885U JPH0432636Y2 (ja) 1985-08-23 1985-08-23

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JPS6237795U JPS6237795U (ja) 1987-03-06
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