JPH04325863A - ブラシレスモータの位置検出方法 - Google Patents

ブラシレスモータの位置検出方法

Info

Publication number
JPH04325863A
JPH04325863A JP3095719A JP9571991A JPH04325863A JP H04325863 A JPH04325863 A JP H04325863A JP 3095719 A JP3095719 A JP 3095719A JP 9571991 A JP9571991 A JP 9571991A JP H04325863 A JPH04325863 A JP H04325863A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
permanent magnet
rotor
magnetic
brushless motor
motor
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP3095719A
Other languages
English (en)
Inventor
Yoshikazu Koike
良和 小池
Takashi Nagate
隆 長手
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Seiko Epson Corp
Original Assignee
Seiko Epson Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Seiko Epson Corp filed Critical Seiko Epson Corp
Priority to JP3095719A priority Critical patent/JPH04325863A/ja
Priority to TW81104489A priority patent/TW210996B/zh
Publication of JPH04325863A publication Critical patent/JPH04325863A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Brushless Motors (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、円弧状または突極状の
界磁用永久磁石をラジアル方向または径方向に着磁し、
かつ片側の軸方向端面で磁気センサと対向する側のみ回
転子表面の磁極と同一の磁極となるように部分的に着磁
し、この磁石と対向するように配置した磁気センサによ
り回転子磁極の位置検出を行う、ブラシレスモータの位
置検出方法に関する。
【0002】
【従来の技術】一般にブラシレスモータの位置検出は、
各種のセンサを用いる場合とセンサを用いない場合とに
大別される。センサの中で磁気センサを用いる場合は、
回転子の磁極を検知して位置検出を行っている。
【0003】図4は従来のブラシレスモータの位置検出
方法の一例を示している。永久磁石回転子は回転子鉄心
101とその外周面に配置された界磁用永久磁石104
とからなっている。回転子鉄心101は複数枚の珪素鋼
板を積層することによって形成される。各珪素鋼板は型
押しされて長方形に陥没させられたカシメ部を有し、こ
れを互いに圧入することにより珪素鋼板は一体に接合さ
れ、回転子鉄心101を形成する。界磁用永久磁石10
4は回転子鉄心101の外周面に接着され、その外側を
薄肉円筒状の非磁性体で覆われ、遠心力による回転子鉄
心からの磁石の離散を防止されている。
【0004】さらに永久磁石回転子の軸方向端面に位置
検出用永久磁石117と、それを保持するための固定具
118が配置される。位置検出用永久磁石117はリン
グ状であり、永久磁石回転子の磁極の数と等しい数だけ
板厚方向に多極着磁されている。組立は、回転子の磁極
と位置検出用磁石の磁気センサ側の端面の磁極が一致す
るように行われている。したがって、磁気センサ111
は回転子の磁極を位置検出用磁石117の磁極で容易に
検知することができ回転子の位置検出が可能となる。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来のブラシレスモータの位置検出方法においては、磁気
センサが永久磁石回転子の界磁用永久磁石の漏れ磁束を
直接検知できないため、永久磁石回転子の他に位置検出
専用の永久磁石を必要とし、永久磁石とその固定具を回
転子とは個別に製作する必要があるため、コスト高とな
るという課題を有していた。
【0006】さらに、回転子の磁極と位置検出用磁石の
磁気センサに対向する側の磁極の位置を一致させる必要
があるので、組立が煩雑でかつ取付誤差により回転子磁
極と位置関係がずれ易く、そのためモータに流す電流の
転流タイミングがずれ、少なからずモータの効率を低下
させる原因となっていた。
【0007】そこで本発明の目的は、モータの製造コス
ト、組立コストを低下させ、組立を容易にしモータの効
率を低下させることなく正確に磁極の位置検出を行うこ
とができるブラシレスモータの位置検出方法を提供する
ものである。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記従来技術の課題を解
決するために、本発明のブラシレスモータの位置検出方
法は、回転子鉄心の外周面に界磁用永久磁石を複数個配
置した永久磁石回転子の回転子磁極の位置検出を、回転
子の軸方向端面に対向した複数個の磁気センサによって
行うブラシレスモータにおいて、位置検出に用いる磁極
は回転子鉄心に配置された界磁用永久磁石の軸方向端面
であり、磁気センサは界磁用永久磁石の端面に対向する
よう配置されていることを特徴とする。
【0009】本発明はまた、回転子の界磁用永久磁石は
ラジアル方向または径方向に着磁されていて、かつ片側
の軸方向端面で磁気センサと対向する側のみ、回転子表
面の磁極と同一の磁極となるように部分的に着磁されて
いることを特徴とする。
【0010】
【実施例】本発明の一実施例について、添付の図面を参
照して説明する。本実施例では円弧状の界磁用永久磁石
を径方向に着磁して構成する永久磁石回転子を用いたブ
ラシレスモータを例に説明する。
【0011】図1は永久磁石回転子の分解斜視図を示し
ている。珪素鋼板は円形で、中心部には回転軸を貫通さ
せる回転軸開口2が設けられている。また、型押しされ
て長方形に陥没させられたカシメ部3を有し、それぞれ
の珪素鋼板のカシメ部3を互いに圧入することにより、
複数枚の珪素鋼板は一体に接合される。このように、多
数の珪素鋼板を積層することによりブラシレスモータの
永久磁石回転子の回転子鉄心1を形成する。
【0012】円弧状の界磁用永久磁石4は予め着磁され
、回転子鉄心1の外周面に接着剤を用いて接着される。 さらに、界磁用永久磁石4を配置した永久磁石回転子の
外周面に、薄肉円筒状で材質がアルミニウムまたはステ
ンレスなどの非磁性体6をかぶせ、回転子が回転した時
永久磁石4が遠心力により回転子鉄心1から離散するの
を防止する。
【0013】図2は、界磁用永久磁石の着磁器の縦断面
図を示している。円弧状の界磁用永久磁石4は強磁性体
の着磁ヨーク7、8の中に配置される。またこのヨーク
7、8の中には、非磁性体9a、9b、9cの部分を有
している。したがって、コイル10a、10bに電流を
流すと図に矢印で示すように強磁性体のヨークの中を磁
束が流れ、界磁用永久磁石4は着磁される。着磁の方向
は、板厚の方向と部分的に板厚と直角の方向の二方向と
なる。したがって、円弧状磁石4は径方向に着磁され、
片側の軸方向端面のみが外側の円周面と同一の磁極とな
る。
【0014】図3は上記永久磁石回転子と、複数個のホ
ール素子11を組み込みブラシレスモータの位置検出方
法を示した縦断面図である。ホール素子は垂直な磁界が
加わると磁束密度を直接電圧に変換できる磁電変換素子
で、磁気センサとしての役目を果たす。このホール素子
11が永久磁石回転子の界磁用永久磁石4の軸方向端面
と同心円上にあり、永久磁石から発生した磁束は図中に
矢印で示すように流れるので垂直な磁界が加えられ、永
久磁石回転子が回転したとき磁極を検知することができ
る。したがって、回転子の位置検出が可能となる。また
検出用磁石を用いず、界磁用磁石から直接検知するので
回転子の磁極の位置を正確に検知することができる。
【0015】なお、上記実施例では界磁用永久磁石の形
状を円弧状とし着磁方向を径方向としたが、本発明のブ
ラシレスモータの位置検出方法は上記の永久磁石に限ら
れることはなく、突極状の形状やラジアル方向に着磁し
た場合でも同様に実施することができる。
【0016】
【発明の効果】以上の説明から明らかなように、本発明
のブラシレスモータの位置検出方法によれば、磁気セン
サが磁極の位置を検知するのに必要な位置検出専用の永
久磁石が不要となるので、モータの製造コスト、組立コ
ストを低下させることが可能となる。また、部品点数も
少なくなり煩雑な位置合わせも不要になるので組立が容
易になり、かつ回転子の磁極の位置検出を正確に行うこ
とができるためモータに流す電流の転流タイミングもず
れることがなくなりモータの効率を低下させることもな
くなる。
【図面の簡単な説明】
【図1】永久磁石回転子の分解斜視図。
【図2】界磁用永久磁石の着磁器の縦断面図。
【図3】ブラシレスモータの位置検出方法を示した縦断
面図。
【図4】従来のブラシレスモータの位置検出方法の一例
を示した縦断面図。
【符号の説明】 1  回転子鉄心 4  界磁用永久磁石 5  回転軸 11  ホール素子 12  電機子 13、14  軸受 15、16  ケース

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】回転子鉄心の外周面に界磁用永久磁石を複
    数個配置した永久磁石回転子の回転子磁極の位置検出を
    、回転子の軸方向端面に対向した複数個の磁気センサに
    よって行うブラシレスモータにおいて、位置検出に用い
    る磁極は回転子鉄心に配置された界磁用永久磁石の軸方
    向端面であり、磁気センサは界磁用永久磁石の端面に対
    向するよう配置されていることを特徴とするブラシレス
    モータの位置検出方法。
  2. 【請求項2】回転子の界磁用永久磁石はラジアル方向ま
    たは径方向に着磁されていて、かつ片側の軸方向端面で
    磁気センサと対向する側のみ、回転子表面の磁極と同一
    の磁極となるように部分的に着磁されていることを特徴
    とする、請求項1記載のブラシレスモータの位置検出方
    法。
JP3095719A 1991-03-28 1991-04-25 ブラシレスモータの位置検出方法 Pending JPH04325863A (ja)

Priority Applications (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP3095719A JPH04325863A (ja) 1991-04-25 1991-04-25 ブラシレスモータの位置検出方法
TW81104489A TW210996B (ja) 1991-03-28 1992-06-09

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP3095719A JPH04325863A (ja) 1991-04-25 1991-04-25 ブラシレスモータの位置検出方法

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH04325863A true JPH04325863A (ja) 1992-11-16

Family

ID=14145292

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP3095719A Pending JPH04325863A (ja) 1991-03-28 1991-04-25 ブラシレスモータの位置検出方法

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH04325863A (ja)

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2014168368A (ja) * 2013-01-29 2014-09-11 Asmo Co Ltd ロータ及びモータ
US9577496B2 (en) 2012-11-13 2017-02-21 Asmo Co., Ltd. Rotor and brushless motor with rotation position detection
US9673669B2 (en) 2012-11-13 2017-06-06 Asmo Co., Ltd. Brushless motor and rotor

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US9577496B2 (en) 2012-11-13 2017-02-21 Asmo Co., Ltd. Rotor and brushless motor with rotation position detection
US9673669B2 (en) 2012-11-13 2017-06-06 Asmo Co., Ltd. Brushless motor and rotor
JP2014168368A (ja) * 2013-01-29 2014-09-11 Asmo Co Ltd ロータ及びモータ

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US4745312A (en) Stepping motor
US9787148B2 (en) Motor
JPS6223352A (ja) 一相通電されるブラシレスモ−タ
JP4291211B2 (ja) 回転電機の回転子および回転電機
JPH04325863A (ja) ブラシレスモータの位置検出方法
JP2013192291A (ja) ロータ及びモータ
JPH06303752A (ja) ブラシレスモータの位置検出用磁気回路
JP2681958B2 (ja) 無刷子電動機
JP3517548B2 (ja) モータ
JPH0670476U (ja) ブラシレスモータ
JPH0875500A (ja) 磁石ロータ
JPH07222385A (ja) 逆突極性円筒型磁石同期電動機
JP2001309618A (ja) ブラシレスモータ
JP3814041B2 (ja) ロータ位置検出機構付きステッピングモータ
JP2697202B2 (ja) ブラシレスモータ
JPS608554Y2 (ja) 位置検出装置
JP2017131034A (ja) ランデル型ロータの着磁方法
JP6828313B2 (ja) ランデル型ロータの着磁検査方法
JP2952516B2 (ja) モータ装置
JPS61170265A (ja) 同期モ−タ
JPH04295242A (ja) ブラシレスモータ用ロータマグネット
JP2023101216A (ja) 回転角度検出装置
JPS63310358A (ja) ロ−タの回転位置検出方法
JPH10215558A (ja) モータ
JPH06284667A (ja) 磁極位置検出装置