JPH04319009A - 鋼管の高速熱間圧延工程における、圧延ロール表面変位のオンライン測定による鋼管圧延方法 - Google Patents
鋼管の高速熱間圧延工程における、圧延ロール表面変位のオンライン測定による鋼管圧延方法Info
- Publication number
- JPH04319009A JPH04319009A JP3109550A JP10955091A JPH04319009A JP H04319009 A JPH04319009 A JP H04319009A JP 3109550 A JP3109550 A JP 3109550A JP 10955091 A JP10955091 A JP 10955091A JP H04319009 A JPH04319009 A JP H04319009A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- rolling
- roll
- steel tube
- displacement
- outer diameter
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Withdrawn
Links
- 238000005096 rolling process Methods 0.000 title claims abstract description 22
- 238000006073 displacement reaction Methods 0.000 title claims abstract description 18
- 229910000831 Steel Inorganic materials 0.000 title claims description 22
- 239000010959 steel Substances 0.000 title claims description 22
- 238000000034 method Methods 0.000 title claims description 12
- 238000005098 hot rolling Methods 0.000 title claims description 6
- 238000005259 measurement Methods 0.000 claims description 5
- 238000005299 abrasion Methods 0.000 claims description 3
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 4
- 238000001816 cooling Methods 0.000 description 3
- 238000004519 manufacturing process Methods 0.000 description 3
- 230000002159 abnormal effect Effects 0.000 description 2
- 238000006243 chemical reaction Methods 0.000 description 2
- 230000007547 defect Effects 0.000 description 2
- 230000003287 optical effect Effects 0.000 description 2
- 238000005070 sampling Methods 0.000 description 2
- 229910001209 Low-carbon steel Inorganic materials 0.000 description 1
- 230000008602 contraction Effects 0.000 description 1
- 230000002950 deficient Effects 0.000 description 1
Landscapes
- Control Of Metal Rolling (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、鋼管を高速で熱間圧延
する工程において、圧延ロール表面の摩耗等による微小
な変位をオンラインで検出することにより、常に安定し
た外径、表面肌に仕上げるための鋼管圧延方法に関する
。
する工程において、圧延ロール表面の摩耗等による微小
な変位をオンラインで検出することにより、常に安定し
た外径、表面肌に仕上げるための鋼管圧延方法に関する
。
【0002】
【従来の技術】一般に、鋼管の熱間高速圧延ミルでは、
仕上げ外径の制御を行う場合、圧延した鋼管を冷却後、
サンプリングして外径を測定し、仕上げスタンドのロー
ルギャップをフィードバック制御する方法が採られてい
る。(特開昭54−126653号公報、特開昭60−
64712号公報、特開平01−15205号公報等)
また、オンラインの熱間での外径測定については、光セ
ンサー等の非接触の測定器を用いる方法や、仕上げスタ
ンドの圧延反力を測定することにより、およその外径変
化の傾向を管理することは可能である。
仕上げ外径の制御を行う場合、圧延した鋼管を冷却後、
サンプリングして外径を測定し、仕上げスタンドのロー
ルギャップをフィードバック制御する方法が採られてい
る。(特開昭54−126653号公報、特開昭60−
64712号公報、特開平01−15205号公報等)
また、オンラインの熱間での外径測定については、光セ
ンサー等の非接触の測定器を用いる方法や、仕上げスタ
ンドの圧延反力を測定することにより、およその外径変
化の傾向を管理することは可能である。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】圧延した鋼管を冷却後
、サンプリングして外径を測定し、仕上げスタンドのロ
ールギャップをフィードバック制御する方法の場合、仕
上がり外径を即座に把握することができないため、外径
の異常な変動が起こった場合、大量の寸法不良が発生す
る恐れがある。また、冷却した後のサンプリング測定で
は、熱収縮や、表面スケールの付着状態により、バラツ
キが大きく、真の仕上がり外径を把握することは困難で
ある。また、非接触の光センサー等を用いた仕上げ直後
の外径をオンラインで測定する方法は、熱間高速圧延の
ためセンサーの耐久性、測定精度に問題があり、外径を
制御するには至らない。また、ロール摩耗によりロール
孔型が大きくなることによる外径の変動は、スタンドの
圧延反力を測定することにより、およその傾向を管理す
ることは可能であるが、正確な外径変動を把握すること
はできない。さらにロールの摩耗量を把握できないため
、ロール表面の肌荒れに気付くのが遅れ、仕上がり製品
の肌荒れ不良が大量発生する場合もある。
、サンプリングして外径を測定し、仕上げスタンドのロ
ールギャップをフィードバック制御する方法の場合、仕
上がり外径を即座に把握することができないため、外径
の異常な変動が起こった場合、大量の寸法不良が発生す
る恐れがある。また、冷却した後のサンプリング測定で
は、熱収縮や、表面スケールの付着状態により、バラツ
キが大きく、真の仕上がり外径を把握することは困難で
ある。また、非接触の光センサー等を用いた仕上げ直後
の外径をオンラインで測定する方法は、熱間高速圧延の
ためセンサーの耐久性、測定精度に問題があり、外径を
制御するには至らない。また、ロール摩耗によりロール
孔型が大きくなることによる外径の変動は、スタンドの
圧延反力を測定することにより、およその傾向を管理す
ることは可能であるが、正確な外径変動を把握すること
はできない。さらにロールの摩耗量を把握できないため
、ロール表面の肌荒れに気付くのが遅れ、仕上がり製品
の肌荒れ不良が大量発生する場合もある。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明は、図1に示すよ
うに仕上スタンドの工程概念図において、 図2の如く
、仕上スタンドの最終圧延スタンドのロール1a,1b
の表面に、例えば渦電流方式等の変位センサー4a,4
bを設け、ロール表面の微小な変位をオンラインで実測
することにより、最終圧延スタンドのロールの孔型の径
、即ち製品の仕上がり外径を制御装置5により演算させ
、このデータをもとに、最終圧延スタンドのロールギャ
ップ量を調整すべく、ロール軸2a,2bを移動させる
電動機3a,3bに指令を出し、 常時安定した仕上が
り外径を供給することが可能となる。また、ロール表面
の変位を定量的に実測することにより、ロール摩耗量を
把握することが可能となるため、 摩耗によるロール表
面の肌荒れも事前に予知できる。
うに仕上スタンドの工程概念図において、 図2の如く
、仕上スタンドの最終圧延スタンドのロール1a,1b
の表面に、例えば渦電流方式等の変位センサー4a,4
bを設け、ロール表面の微小な変位をオンラインで実測
することにより、最終圧延スタンドのロールの孔型の径
、即ち製品の仕上がり外径を制御装置5により演算させ
、このデータをもとに、最終圧延スタンドのロールギャ
ップ量を調整すべく、ロール軸2a,2bを移動させる
電動機3a,3bに指令を出し、 常時安定した仕上が
り外径を供給することが可能となる。また、ロール表面
の変位を定量的に実測することにより、ロール摩耗量を
把握することが可能となるため、 摩耗によるロール表
面の肌荒れも事前に予知できる。
【0005】
【実施例】鋼管製品寸法(外径・肉厚)34.0φ×3
.2mmの低炭素鋼一般配管用鋼管製造時に、渦電流方
式の変位センサー(直径約20mm)を用いて、圧延ロ
ール表面との距離(変位)を測定し、 本発明の外径制
御を行った結果、図3の如く、安定した鋼管外径が得ら
れることが確認された。この場合、初期のロールギャッ
プは、0.5mmで狙いの外径が仕上がるようにロール
孔型形状は設定されている。 最終仕上げスタンドのロール孔型径 Df=Do{1
+α(t−to)} Do:製品外径、t:圧延温度、to:常温 α:線
膨張係数ロール孔型寸法 ロール巾 W=Df、ロ
ール深さ e=1/2(Df−g)g:ロールギャッ
プ圧延途中に、ロール表面が摩耗により変化し、孔型径
が増加すれば、ロールギャップを0.5→0.4mmと
孔型径の増加部分だけ、減少させることにより、安定し
たロール孔型径を保持する。実施例では、約0.2mm
のロールギャップを調整することにより、 安定した仕
上がり外径を得ることができた。尚、鋼管の仕上がり外
径の確認は、製品(冷間)の外径をノギス等の測定で行
った。
.2mmの低炭素鋼一般配管用鋼管製造時に、渦電流方
式の変位センサー(直径約20mm)を用いて、圧延ロ
ール表面との距離(変位)を測定し、 本発明の外径制
御を行った結果、図3の如く、安定した鋼管外径が得ら
れることが確認された。この場合、初期のロールギャッ
プは、0.5mmで狙いの外径が仕上がるようにロール
孔型形状は設定されている。 最終仕上げスタンドのロール孔型径 Df=Do{1
+α(t−to)} Do:製品外径、t:圧延温度、to:常温 α:線
膨張係数ロール孔型寸法 ロール巾 W=Df、ロ
ール深さ e=1/2(Df−g)g:ロールギャッ
プ圧延途中に、ロール表面が摩耗により変化し、孔型径
が増加すれば、ロールギャップを0.5→0.4mmと
孔型径の増加部分だけ、減少させることにより、安定し
たロール孔型径を保持する。実施例では、約0.2mm
のロールギャップを調整することにより、 安定した仕
上がり外径を得ることができた。尚、鋼管の仕上がり外
径の確認は、製品(冷間)の外径をノギス等の測定で行
った。
【0006】
【発明の効果】図3に示す如く、本発明により、安定し
た仕上がり外径を供給することが可能となった。 この
ため、寸法精度の高い、高品質の鋼管を製造できるばか
りでなく、外径のマージン削減による歩留向上も実現で
きる。また、外径寸法の異常値や、ロール肌荒れによる
鋼管表面肌荒れを、即座に検知し、修正することが可能
となり、不良品の大量発生を未然に防止することができ
た。
た仕上がり外径を供給することが可能となった。 この
ため、寸法精度の高い、高品質の鋼管を製造できるばか
りでなく、外径のマージン削減による歩留向上も実現で
きる。また、外径寸法の異常値や、ロール肌荒れによる
鋼管表面肌荒れを、即座に検知し、修正することが可能
となり、不良品の大量発生を未然に防止することができ
た。
【図1】仕上げ圧延スタンドの図、
【図2】本発明の最終仕上げスタンドの鋼管圧延方法を
示す図、
示す図、
【図3】鋼管の外径制御した場合の比較図である。
1a,1b 最終仕上スタンド
2a,2b 主駆動軸
3a,3b ロールギャップ調整用モーター4a,4
b 変位センサー 5 制御装置
b 変位センサー 5 制御装置
Claims (2)
- 【請求項1】 鋼管を高速で熱間圧延する工程におい
て、オンラインで圧延ロール表面の摩耗等による微小な
変位を変位センサー等を用いて検出し、その信号により
ロールギャップ量をコントロールして、常時安定した鋼
管外径に仕上げることを特徴とする、鋼管の高速熱間圧
延工程における、圧延ロール表面変位のオンライン測定
による鋼管圧延方法。 - 【請求項2】 鋼管を高速で熱間圧延する工程におい
て、オンラインで圧延ロール表面の摩耗等による微小な
変位を変位センサー等を用いて検出し、その信号により
ロールの摩耗による肌荒れ状態を監視し、圧延鋼管の表
面肌をオンラインで把握することを特徴とする、鋼管の
高速熱間圧延工程における、圧延ロール表面変位のオン
ライン測定による鋼管圧延方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3109550A JPH04319009A (ja) | 1991-04-16 | 1991-04-16 | 鋼管の高速熱間圧延工程における、圧延ロール表面変位のオンライン測定による鋼管圧延方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3109550A JPH04319009A (ja) | 1991-04-16 | 1991-04-16 | 鋼管の高速熱間圧延工程における、圧延ロール表面変位のオンライン測定による鋼管圧延方法 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH04319009A true JPH04319009A (ja) | 1992-11-10 |
Family
ID=14513086
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP3109550A Withdrawn JPH04319009A (ja) | 1991-04-16 | 1991-04-16 | 鋼管の高速熱間圧延工程における、圧延ロール表面変位のオンライン測定による鋼管圧延方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH04319009A (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN108693799A (zh) * | 2017-04-07 | 2018-10-23 | 宝山钢铁股份有限公司 | 一种在线辊缝仪自动运行控制器及控制方法 |
JP2021530363A (ja) * | 2018-07-17 | 2021-11-11 | 静涛 韓 | 中小径の厚肉金属管及びその製造方法 |
TWI788150B (zh) * | 2021-12-20 | 2022-12-21 | 中國鋼鐵股份有限公司 | 軋輥彈張量的量測方法 |
-
1991
- 1991-04-16 JP JP3109550A patent/JPH04319009A/ja not_active Withdrawn
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN108693799A (zh) * | 2017-04-07 | 2018-10-23 | 宝山钢铁股份有限公司 | 一种在线辊缝仪自动运行控制器及控制方法 |
CN108693799B (zh) * | 2017-04-07 | 2020-10-27 | 宝山钢铁股份有限公司 | 一种在线辊缝仪自动运行控制器及控制方法 |
JP2021530363A (ja) * | 2018-07-17 | 2021-11-11 | 静涛 韓 | 中小径の厚肉金属管及びその製造方法 |
TWI788150B (zh) * | 2021-12-20 | 2022-12-21 | 中國鋼鐵股份有限公司 | 軋輥彈張量的量測方法 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
US5671625A (en) | Shaping of thin metal products between two rolls | |
US6286349B1 (en) | Flatness measurement system for metal strip | |
EP0055781B1 (en) | Method for controlling the automatic rolling of pipes in a reeling mill | |
JPH04319009A (ja) | 鋼管の高速熱間圧延工程における、圧延ロール表面変位のオンライン測定による鋼管圧延方法 | |
WO2009029659A1 (en) | Discharging cryogen onto work surfaces in a cold roll mill | |
US20230271238A1 (en) | Adaptation of a roll model | |
JPH05312652A (ja) | 圧延ロール表面温度測定装置 | |
JP2001205312A (ja) | 熱間圧延機におけるオンラインロール研削方法 | |
JPS5916526B2 (ja) | 継目無鋼管製造用定径機における外径修正方法および装置 | |
JP2978056B2 (ja) | 圧延機のロール間接触摩耗予測方法 | |
JPS59104209A (ja) | 継目無管の外径制御方法 | |
JPH10263657A (ja) | ロールプロフィルの測定方法及び測定装置 | |
JPS60240322A (ja) | 金属棒材の圧延寸法制御方法 | |
JPS63313641A (ja) | 鋳片切断重量の制御装置 | |
JPS62158511A (ja) | 板圧延における形状制御方法 | |
JPH07306033A (ja) | ロールプロフィール測定方法及び装置 | |
JP3119169B2 (ja) | 熱間連続圧延機における厚み制御方法 | |
JPH0581322B2 (ja) | ||
JPH0221324B2 (ja) | ||
JPS63313642A (ja) | 鋳片切断重量の制御方法 | |
JPS6115761B2 (ja) | ||
KR100391569B1 (ko) | 비접촉식 센서를 이용한 롤갭 측정방법 | |
JPS61169109A (ja) | クラツド材圧延における板反り制御方法及びその装置 | |
JPS60131417A (ja) | 熱間スラブ測長装置 | |
Naitoh et al. | Advanced thickness gauge control system for tandem cold mill |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A300 | Application deemed to be withdrawn because no request for examination was validly filed |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300 Effective date: 19980711 |