JPH04318769A - スチル画像撮影機能を備えたムービーカメラ - Google Patents

スチル画像撮影機能を備えたムービーカメラ

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JPH04318769A
JPH04318769A JP3086820A JP8682091A JPH04318769A JP H04318769 A JPH04318769 A JP H04318769A JP 3086820 A JP3086820 A JP 3086820A JP 8682091 A JP8682091 A JP 8682091A JP H04318769 A JPH04318769 A JP H04318769A
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JP
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movie
still
picture
image
circuit
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JP3086820A
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English (en)
Inventor
Makoto Tsugita
誠 次田
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Fujifilm Holdings Corp
Original Assignee
Fuji Photo Film Co Ltd
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Publication date
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Pending legal-status Critical Current

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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、ムービー画像の撮影の
途中において、スチル画像の撮影を可能とするムービー
カメラに関する。
【0002】
【従来の技術】最近、動画(以下、ムービーという)を
手軽に撮影することができることから、ムービーカメラ
が普及している。このムービーカメラにより被写体のム
ービー画像の撮影を行っている際に、前記被写体の所望
の静止画像(以下、スチル画像という)を撮影したいと
いう要請がある。すなわち、ムービー画像の撮影中にス
チル画像の撮影を行い、さらにムービー画像の撮影を継
続することが可能になれば、連続したムービーの再生画
像の他、所望のスチルの再生画像を得ることができるか
らである。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところで、通常のムー
ビー画像撮影状態で撮影した画像をスチル画像で再生し
た場合には、被写体にブレが生じて鮮明な画像が得られ
ないことが多い。これは、通常、ムービー画像の撮影を
する場合のシャッタースピードが比較的長い、例えば、
1/60秒で行われることに起因する。これに対し、例
えば、1/250秒のシャッタースピードで撮影したス
チル画像を、ムービーとして再生した場合には、被写体
の動作がぎこちなく、滑らかな動作を示す動画を得るこ
とが困難である。
【0004】このように、従来のムービーカメラにおい
ては、ムービー画像撮影機能とスチル画像撮影機能とを
併存させようとする時、スチル画像とムービー画像の両
者を満足させることが実質的に難しい。つまり、ムービ
ー画像撮影モードからスチル画像撮影モードに切り替え
た場合、通常、シャッタースピードはムービー画像撮影
モード時より高速化されてスチル画像が撮影されること
が好ましい。
【0005】本発明は、前記の従来技術に着目してなさ
れたものであって、従来と同様にムービー画像撮影機能
とスチル画像撮影機能の両機能を兼ね備えたムービーカ
メラにおいて、ムービー画像撮影部分とスチル画像撮影
部分とを混在させて撮影を行った場合であっても、ムー
ビー画像としては全体を通じて滑らかな動画で再生する
ことが可能であり、一方、スチル画像としても画像品質
の優れたものを得ることができるムービーカメラを提供
することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
めに、本発明は、ムービー画像の撮影の途中にスチル画
像の撮影を行うムービーカメラであって、レンズを通じ
て入射する画像情報を電気信号に変換する固体撮像素子
と、ムービー画像撮影動作を開始するムービー画像撮影
トリガ信号発生手段と、スチル画像撮影動作を開始する
スチル画像撮影トリガ信号発生手段と、ムービー画像撮
影動作の途中において、前記スチル画像撮影トリガ信号
発生手段を付勢してスチル画像撮影動作を開始する際、
前記ムービー画像撮影時より高速のシャッタースピード
に電気的に切り替える電子シャッタースピード切替手段
と、を備えることを特徴とする。
【0007】
【作用】本発明に係るムービーカメラでは、ムービー画
像撮影トリガ信号発生手段を付勢してムービー画像撮影
動作の途中に、スチル画像撮影トリガ信号発生手段を付
勢してスチル画像撮影動作を開始する際、電子シャッタ
ースピード切替手段によりムービー画像撮影時のシャッ
タースピードに対して高速のシャッタースピードに電気
的に切り替えられてスチル画像の撮影が行われる。
【0008】
【実施例】本発明に係るムービーカメラについて、好適
な実施例を挙げ、添付の図面を参照しながら以下詳細に
説明する。
【0009】図1は本実施例に係るムービーカメラの構
成を示すブロック図であり、図2はムービーカメラの外
観を示す側面図である。
【0010】図2において、10はムービーカメラを示
し、該ムービーカメラ10は、カメラ本体12とグリッ
プ14とを備える。前記カメラ本体12には光学系16
と、集音マイク18と、ホップアップ式のストロボ20
および該ストロボ20を駆動させるストロボスイッチ1
9と、ファインダ21とが設けられるとともに、ビデオ
カセット22が装填されるカセット装填部23が配設さ
れる。グリップ14には、ムービー画像撮影用スイッチ
(以下、ムービースイッチという)24およびスチル画
像撮影用スイッチ(以下、スチルスイッチという)25
が設けられている。このスチルスイッチ25は、ボタン
をオンにすることにより自動的にムービー画像の撮影途
中でスチル画像の撮影を開始し、所望の範囲内において
1フィールドのみスチル画像の撮影を行い、ボタンをオ
フにすることにより、自動的にスチル画像の撮影動作か
ら再びムービー画像の撮影動作に戻ることができる。
【0011】図1において、光学系16は撮像レンズ2
6a、26bと、アイリスからなる絞り28および結像
する画像情報を電気的に読み取るCCD30とを備える
【0012】信号処理部32はCCD30に読み取られ
た画像信号のサンプリングを行うサンプルホールド回路
34と、画像信号のゲインコントローラとしてのAGC
回路36と、画像信号からフォーカスおよびアイリス等
を制御するための信号を抽出する検波回路38とからな
る。
【0013】画像処理部40は画像信号を三原色の色信
号に分離する色信号分離回路41と、輝度信号を抽出す
るローパスフィルタ(以下、LPFという)42と、該
輝度信号に対しγ補正をするγ補正回路44と、輪郭強
調処理を行うディレイライン46と、これらによって処
理された輝度信号を周波数変調するFM変調器48とを
含む。さらに、該画像処理部40は色信号分離回路41
によって出力される画像信号からCR、CB等の色信号
および輝度信号YLを抽出するLPF50と、これらの
信号を色信号R1、G1、B1信号に変換するマトリッ
クス(以下、MTXという)回路52と、前記MTX回
路52に接続されるディレイライン53と、AWB(A
uto White Balance)回路54と、該
AWB回路54から出力される三原色の色信号R、G、
Bをクロマ信号に変換するプロセス回路56と、該クロ
マ信号に低域の周波数変調処理を施す低域変調回路58
とを備える。
【0014】画像記録部59は、FM変調器48および
低域変調回路58から出力される信号を増幅する増幅器
(AMP)60、およびビデオカセット22に画像情報
を記録するための磁気ヘッド62等を備える。
【0015】制御部64はムービーコントローラ66と
スチルコントローラ68とを含み、ムービーコントロー
ラ66にはムービーカメラ10を制御するためのプログ
ラムが格納されるROM70と、制御中の情報を一時的
に記憶するRAM72と、ムービースイッチ24と、検
波回路38とが接続されるとともに、撮像レンズ26b
を駆動するためのフォーカスドライブ回路76と、絞り
28を開閉するためのアイリスドライブ回路78と、電
子シャッタースピード切替手段として機能するCCD駆
動回路80と、該CCD駆動回路80を付勢するための
同期信号を出力するSSG(Synchronism 
Signal Generator) 回路82と、前
記AGC回路36およびAWB回路54とが接続されて
いる。
【0016】この場合、アイリスドライブ回路78はス
イッチS1のコモン端子に接続され、スイッチS1のM
端子にムービーコントローラ66が接続されることによ
り、アイリスドライブ回路78とムービーコントローラ
66とはスイッチS1を介して接続される。同様にSS
G回路82はスイッチS2を介し、AGC回路36はス
イッチS3を介し、AWB回路54はスイッチS4を介
し、フォーカスドライブ回路76はスイッチS5を介し
て、それぞれムービーコントローラ66に接続されてい
る。
【0017】スチルコントローラ68の出力端子はスイ
ッチS1乃至S5のS側端子に接続されることにより、
スイッチS1乃至S5が切り替わったとき、アイリスド
ライブ回路78、SSG回路82、AGC回路36、A
WB回路54およびフォーカスドライブ回路76と接続
される。スチルコントローラ68はスチル画像撮影用の
スチルスイッチ25、ストロボ駆動用のストロボスイッ
チ19およびファインダ21内にコメントを表示するた
めのキャラクタを生成するキャラクタジェネレータ88
と接続され、且つ検波回路38と、アイリスの開閉状態
を検出するアイリスポジション検出器90と、RAM9
2とが接続される。スチルコントローラ68はストロボ
20の充電部94、ストロボ制御部96および発光部9
8とが接続され、且つ被写体までの距離情報を検出する
フォーカスポジション検出回路、CCD駆動回路80お
よびムービースイッチ24とが接続される。
【0018】スチルスイッチ25の出力端子とスイッチ
S1乃至S5の制御端子とが接続されて、スチルスイッ
チ25のトリガによりスイッチS1乃至S5は切り替え
られる。
【0019】この場合、検波回路38は高周波抽出手段
を構成し、RAM92は記憶手段を構成し、スチルコン
トローラ68は制御手段を構成する。
【0020】次に、上記のように構成されるムービーカ
メラ10によって、ムービー画像およびスチル画像の撮
影を行うときの作用について図1乃至図4を参照しなが
ら説明する。
【0021】先ず、ムービースイッチ24が操作される
と、ムービーコントローラ66はムービー画像の撮影に
おける初期値をRAM72から読み取り、SSG回路8
2を介してCCD駆動回路80を制御し、シャッタース
ピードを1/60秒に設定するとともにAGC回路36
の基準となる増幅利得を0dBに設定する。SSG回路
82から出力される1/60秒の垂直同期信号に同期し
て、CCD30は結像した画像情報を電気的に読み取り
、画像信号とする。該画像信号はサンプルホールド回路
34でサンプルホールドされた後、検波回路38および
AGC回路36に出力され、検波回路38は入力した画
像信号からフォーカス情報を抽出して、ムービーコント
ローラ66に対して出力する。
【0022】一方、サンプルホールド回路34からAG
C回路36を経由して入力された画像信号から、検波回
路38は露出情報を抽出し、ムービーコントローラ66
に出力する。すなわち、検波回路38はサンプルホール
ド回路34およびAGC回路36から出力される画像信
号をそれぞれ検波して、フォーカス情報と露出情報を抽
出し、ムービーコントローラ66に出力する。このフォ
ーカス情報、例えば、CCD30の結像面よりも被写体
側に合焦している、所謂、 Front Focus(
前ピン)という情報を入力したムービーコントローラ6
6は、前ピン情報に従って、フォーカスドライブ回路7
6を介し、図示しないモータ等を駆動し、被写体の画像
がCCD30上に合焦するように撮像レンズ26bを、
光軸上であってCCD30方向(図1、矢印X1方向)
に変位させる。
【0023】同様に検波回路38から出力された露出情
報、例えば、適正光量よりも光量が少ないという情報を
入力したムービーコントローラ66は、アイリスドライ
ブ回路78を付勢して、アイリス羽根からなる絞り28
を開動し、光量の増加を図る。この場合、絞り28が最
大に開放されても露出が不足するとき、適正な露出を得
るためにムービーコントローラ66は制御信号をAGC
回路36に対して出力し、図示しない増幅利得切替スイ
ッチを付勢し、増幅率利得を上昇させる。この時、絞り
28の開放状態はアイリスポジション検出器90に検出
されてスチルコントローラ68に入力される。
【0024】一方、AGC回路36から色信号分離回路
41に出力された画像信号は、輝度信号と色信号に分離
され、輝度信号はLPF42によってオフセットが除去
される処理が行われた後、γ補正回路44によって0.
45のγ補正がされ、さらに、ディレイライン46で輪
郭強調された後にFM変調器によって変調処理が行われ
てAMP60に入力される。色信号分離回路41からL
PF50に出力された画像信号はYL、CR、CB信号
が抽出され、MTX52によってディレイライン57の
作用下にR1、G1、B1の色信号となり、AWB回路
54によってホワイトバランスが調整され、プロセス回
路56でクロマ信号に変換されて低域変調回路58に入
力される。
【0025】該クロマ信号は、低域変調回路58によっ
て低域の周波数変調処理が行われた色信号となり、AM
P60に入力される。この色信号は前記FM変調回路4
8から入力された輝度信号と共にAMP60で増幅され
て、磁気ヘッド62に印加され、画像情報としてビデオ
カセット22に磁気的に記録される。
【0026】次に、撮影者が、前記のようなムービー画
像撮影動作の途中に、スチルスイッチ25をオンしてス
チル画像撮影動作を開始する場合について説明する。
【0027】図3は、このような動作を説明するフロー
チャートであり、以下、このフローチャートに沿って説
明する。 ステップS1 ムービーカメラ10のグリップ14を保持して、ムービ
ースイッチ24をONにする。このムービースイッチ2
4は、レックロック機構により形成されているスイッチ
である。ムービースイッチ24をONにすることにより
、シャッタースピード60分の1秒でムービー画像撮影
動作が開始される。 ステップS2 ムービー画像撮影動作の途中において、所望の静止画像
を得たい場合には、ムービーカメラ10のグリップ14
を保持してムービースイッチ24をONにした状態のま
ま、スチルスイッチ25を操作してON状態にする。 ステップS3 前記ステップS2でスチルスイッチ25をONさせるこ
とにより、スチル画像撮影トリガ信号がスチルコントロ
ーラ68に入力され、スチル画像撮影動作が開始される
。 ステップS4 ここでは、撮像レンズ26a、26bを通じて集光され
た被写体の画像情報をCCD30で光電的に読み取ると
ともに、その読み取られた微弱な信号を画像処理部32
に設けられたAGC回路36で増幅する際、そのAGC
回路36のゲインの値が何デシベル(dB)かをスチル
コントローラ68で判別し、0dBである場合にはステ
ップS5に進み、そうでない場合にはステップS8に進
む。 ステップS5 前記ステップS4において、AGC回路36のゲインが
0dBであるとスチルコントローラ68で判別されるこ
とにより、AGC回路36のゲインをアップさせて12
dBに設定する。 ステップS6 AGC回路36のゲインを12dBに設定することによ
り、SSG回路82を介して、スチルコントローラ68
から電子シャッタースピード切替手段であるCCD駆動
回路80に信号を導出し、1/250秒の電子シャッタ
ースピードに設定する。なお、絞り値は、スチルスイッ
チ25をオンにする直前のムービー画像撮影時の絞り値
に固定されている。 ステップS7 前記ステップS6で設定された条件のもとに、スチル撮
影動作が行われ、1フレームのスチル撮影が完了する。 ステップS8 ここでは、前記ステップS4において、CCD30で読
み取られた微弱な信号をAGC回路36で増幅する際、
そのAGC回路36のゲインの値が0dBでないと判別
された場合に、ストロボ20を使用してスチル画像を撮
影すべきか否かを判断する。すなわち、ストロボスイッ
チ19がオンにされているかどうかをスチルコントロー
ラ68が判断する。例えば、撮影者が日中シンクロ状態
にして撮影したいと欲するときは、本体部12の上部に
設けられたストロボスイッチ19をオンにする。 ステップS9 スチルコントローラ68は、ストロボスイッチ19がオ
ンにされていないと判断した場合において、AGC回路
36のゲインが3dB以下かどうかを判別する。AGC
回路36のゲインが3dB以下の場合にはステップS1
0に進み、そうでない場合にはステップS12に進む。 ステップS10 前記ステップS9でAGC回路36のゲインの値が0d
Bより大きく3dB以下であると判別されることにより
、AGC回路36のゲインをアップさせて12dBに設
定する。 ステップS11 AGC回路36のゲインを12dBに設定することによ
り、スチルコントローラ68からCCD駆動回路80に
信号を導出し、該CCD駆動回路80において1/18
0秒の電子シャッタースピードに設定する。なお、絞り
値は、スチルスイッチ25をオンにする直前のムービー
画像撮影時の絞り値に固定されている。このような設定
のもとにステップS7に移行してスチル画像の撮影が行
われる。 ステップS12 ここでは、前記ステップS9において、CCD30で読
み取られた微弱な信号をAGC回路36で増幅する際、
そのAGC回路36のゲインの値が3dB以下でないと
判別された場合に、前記AGC回路36のゲインが6d
B以下かどうかを判別する。AGC回路36のゲインが
6dB以下の場合にはステップS13に進み、そうでな
い場合にはステップS15に移行して電子シャッタース
ピード1/60秒でスチル画像の撮影を行う。 ステップS13 前記ステップS12でAGC回路36のゲインの値が3
dBより大きく6dB以下であると判別されることによ
り、AGC回路36のゲインをアップさせて12dBに
設定する。 ステップS14 AGC回路36のゲインを12dBに設定することによ
り、スチルコントローラ68からCCD駆動回路80に
信号を導出し、1/125秒の電子シャッタースピード
に設定する。なお、絞り値は、スチルスイッチ25をオ
ンにする直前のムービー画像撮影時の絞り値に固定され
ている。このような設定のもとにステップS7に移行し
てスチル画像の撮影が行われる。 ステップS15 ここでは、前記ステップS12において、CCD30で
読み取られた微弱な信号をAGC回路36で増幅する際
、そのAGC回路36のゲインの値が6dB以下でない
と判別された場合に、スチルコントローラ68からCC
D駆動回路80に信号を導出して電子シャッタースピー
ドを1/60秒に設定する。なお、絞り値は、スチルス
イッチ25をオンにする直前のムービー画像撮影時の絞
り値に固定されている。このような設定のもとにステッ
プS7に移行してスチル画像の撮影が行われる。 ステップS16 スチルコントローラ68は、ストロボスイッチ19がオ
ンにされていると判断した場合、AGC回路36のゲイ
ンを制御して基準値である0dBに設定する。 ステップS17 スチルコントローラ68からCCD駆動回路80に信号
を導出して電子シャッタースピードを1/250秒に設
定する。なお、絞り値は、スチルスイッチ25をオンに
する直前のムービー画像撮影時の絞り値に固定されてい
る。 ステップS18 前記ステップS16およびS17の設定のもとに、スト
ロボ20の発光部98からストロボ光を発光させてスチ
ル画像の撮影が行われる。
【0028】図4は、このようなストロボ光を発光させ
ながらスチル画像の撮影を行う場合の動作を示すサブル
ーチンフローチャートであり、以下このフローチャート
に沿って説明する。
【0029】ここで、ストロボ20は、ガイドナンバー
12(標準感度)、開放絞りF1.4の条件下でスチル
画像の撮影を行うものとする。 ステップS18a ここでは、フォーカスポジション検出回路86のAF情
報から被写体までの距離情報dをスチルコントローラ6
8に入力する。 ステップS18b 前記ステップS18aで入力された距離情報dが、例え
ば、8.5m以下の場合には、ステップS18cに進み
、前記要件を充足しない時はステップS18dに進む。
【0030】なお、前記距離情報d=8.5mは、次の
式から導かれる。
【0031】絞り(F)=ガイドナンバー/距離(m)
が成り立つので、この式にF=1.4、ガイドナンバー
=12を代入することにより、距離情報d≒8.5mを
求めることができる。 ステップS18c 前記距離情報dが8.5m以下の場合、CCD30によ
り光信号から変換された電気信号の利得を画像処理部3
2内に備えられたAGC回路36を調節して標準状態0
dBにセットする(以下、標準感度という)。そして、
前記設定のもとにストロボ20の発光部98を発光させ
てスチル画像の撮影を行う。 ステップS18d 前記距離情報dが12m以下の場合には、ステップS1
8eに進み、そうでない場合には、ステップS18fに
進む。 ステップS18e 前記距離情報dが8.5mより上で、且つ12m以下の
場合には、前述したAGC回路36を調節してそのゲイ
ンを6dB上昇させることにより(以下、6dB感度ア
ップという)、被写体までの距離を延長させることがで
きる。 ステップS18f 前記距離情報dが17m以下の場合には、ステップS1
8gに進み、そうでない場合には、ステップS18hに
移行するという判別を行う。 ステップS18g 前記距離情報dが12mより上で、且つ17m以下の場
合には、前述したAGC回路36を調節してそのゲイン
を12dB上昇させることにより(以下、12dB感度
アップという)、前記距離まで延長して撮影することが
可能となる。 ステップS18h ここでは、距離情報dが17mより上で、且つ24m以
下の場合に前述したAGC回路36のゲインを最大18
dB上昇させることにより(以下、18dB感度アップ
という)、被写体までの距離が24m以内まで高画質に
て撮影することが可能となる。
【0032】このように、フォーカスポジション検出回
路86からの距離情報dに基づいてAGC回路36を調
節することにより、例えば、標準感度で8.5m以内、
6dB感度アップで12m以内、12dB感度アップで
17m以内、18dB感度アップ24m以内の被写体を
ストロボ光を発光させながら高画質のもとに鮮明にスチ
ル画像の撮影を行うことができる。
【0033】そこで、図5に示すタイミングチャートを
用いてムービー画像の撮影動作の途中に、ストロボ光を
発光させてスチル画像の撮影を行う場合について説明す
る。
【0034】図5に示すように、スチルコントローラ6
8は、SSG回路82から出力される1/60秒の垂直
同期信号に同期して、掃き出し信号をSSG回路82を
介してCCD駆動回路80に出力する。この掃き出し信
号がCCD駆動回路80に入力されることにより、CC
D30内に蓄積された信号電荷が1/60−1/250
秒間掃き出され、電子シャッタースピードの1/250
秒間のみCCD30内に信号電荷の蓄積が行われ、サン
プルホールド回路34側に画像信号が転送される。  
ここで、図6を参照して、前記CCD30内における信
号電荷のフィールド蓄積について説明する。
【0035】図6aは奇数フィールドを、図6bは偶数
フィールドを示し、各フィールドは、CCD30におけ
る複数の画素を簡略化して8画素で構成されているもの
とする。CCD30における各フィールドは、垂直の転
送部および感光部と水平の水平転送部から構成され、水
平転送部の一端側から信号が出力される。
【0036】先ず、奇数フィールドにおいて、水平転送
CCDに近い画素から数えて奇数番目の信号と、次の偶
数番目の信号を同時に転送部で加算して読み出す。前記
信号は、各画素において光電変換された信号電荷を示し
ている。次に、偶数フィールドでは、加算の組み合わせ
を前記と変えて、下から偶数番目の画素と次の奇数番目
の画素の信号を転送部で加算して読み出すものである。 この場合には、感光部の全画素の信号が1フィールド毎
に読み出されていくものとする。このようにして加算さ
れた信号は、水平転送部に垂直転送され、水平転送部を
動作させて蓄積された信号電荷を順次出力端に転送する
ことにより、出力信号を得ることができる。 ステップS19 前記ステップS7における通常のスチル画像撮影あるい
はステップS18のストロボモードでのスチル画像の撮
影を完了した後、スチルスイッチ25を操作してオフに
することにより、再びムービー画像撮影動作へと移行す
ることが可能となる。
【0037】このようにしてムービー画像撮影動作の際
、スチル画像の撮影された部分を動画で再生しても支障
がない許容された範囲内において、1フレームのスチル
画像の撮影が行われる。
【0038】
【発明の効果】本発明に係るムービーカメラによれば、
以下の効果が得られる。
【0039】すなわち、ムービー画像の撮影の途中にス
チル画像の撮影を行い、再度ムービー画像の撮影を行っ
た場合等、フィルム中にムービー画像の撮影部分とスチ
ル画像の撮影部分とが併存する場合であっても、画像全
体を動画として再生した場合には、スチル画像撮影部分
の被写体の動作が不自然にならずムービー画像撮影部分
と同様な画像で再生することができる。ムービー画像撮
影動作の途中においてスチル画像撮影動作を開始する際
、スチル画像の撮影時より高速の電子シャッタースピー
ドに切り替えてスチル画像の撮影を行うからである。 また、スチル画像撮影動作を開始した際、電子シャッタ
ースピード切替手段により高速のシャッタースピードに
設定されるため、シャッタースピード優先のスチル画像
撮影となり、例えば、ラグビー、サッカー等のスポーツ
を行い迅速な動作を行っているプレーヤー等を撮影する
動体撮影に適し、高画質で鮮明な静止画像で再生するこ
とができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係るムービーカメラの構成を示すブロ
ック図である。
【図2】本発明に係るムービーカメラの外観を示す側面
図である。
【図3】本発明に係るムービーカメラの動作を表すフロ
ーチャートである。
【図4】図3に示すフローチャート中のストロボモード
における動作を表すサブルーチンフローチャートである
【図5】本発明に係るムービーカメラにおいてスチル画
像を撮影するタイミングを示すタイミングチャートであ
る。
【図6】CCDにおける信号電荷の蓄積状態を示す説明
図である。
【符号の説明】
10…ムービーカメラ 19…ストロボスイッチ 20…ストロボ 24…ムービースイッチ 25…スチルスイッチ 30…CCD 32…信号処理部 59…画像記録部 68…スチルコントローラ 80…CCD駆動回路 86…フォーカスポジション検出回路 98…発光部

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】ムービー画像の撮影の途中にスチル画像の
    撮影を行うことが可能なムービーカメラであって、レン
    ズを通じて入射する画像情報を電気信号に変換する固体
    撮像素子と、ムービー画像撮影動作を開始するムービー
    画像撮影トリガ信号発生手段と、スチル画像撮影動作を
    開始するスチル画像撮影トリガ信号発生手段と、ムービ
    ー画像撮影動作の途中において、前記スチル画像撮影ト
    リガ信号発生手段を付勢してスチル画像撮影動作を開始
    する際、前記ムービー画像撮影時より高速のシャッター
    スピードに電気的に切り替える電子シャッタースピード
    切替手段と、を備えることを特徴とするスチル画像撮影
    機能を備えたムービーカメラ。
JP3086820A 1991-04-18 1991-04-18 スチル画像撮影機能を備えたムービーカメラ Pending JPH04318769A (ja)

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Cited By (3)

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