JPH04318174A - Teosガス供給装置 - Google Patents

Teosガス供給装置

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Publication number
JPH04318174A
JPH04318174A JP11403491A JP11403491A JPH04318174A JP H04318174 A JPH04318174 A JP H04318174A JP 11403491 A JP11403491 A JP 11403491A JP 11403491 A JP11403491 A JP 11403491A JP H04318174 A JPH04318174 A JP H04318174A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
teos
gas
gaseous
specified
liquid
Prior art date
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Pending
Application number
JP11403491A
Other languages
English (en)
Inventor
Katsumi Oyama
勝美 大山
Masayuki Hachitani
昌幸 蜂谷
Keiichi Nagasaki
恵一 長崎
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Hitachi High Tech Corp
Original Assignee
Hitachi Electronics Engineering Co Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Hitachi Electronics Engineering Co Ltd filed Critical Hitachi Electronics Engineering Co Ltd
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Publication of JPH04318174A publication Critical patent/JPH04318174A/ja
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、プラズマCVD反応
炉に対してTEOSガスを供給する装置に関する。
【0002】
【従来の技術】半導体ICの製造においては、ウエハの
表面に酸化シリコンの薄膜を形成する工程がある。薄膜
の形成方法には化学的気相成長法(CVD)が用いられ
ている。CVD法には常圧法、減圧法およびプラズマ法
の3方法があるが、最近の高品質で高精度な薄膜が要求
される超LSIに対してはプラズマ法が有利な点がある
として注目されている。この方法は真空中に噴射された
反応ガスに対し、高周波電圧を加圧してプラズマ化し、
反応に必要なエネルギーをうるもので、良好な膜質がえ
られることと、膜形成速度が速いことなど多くの点で優
れたものである。以上のプラズマ法における反応ガスに
はプロセスに対応して各種があるが、その中にはテトラ
エチルオルソ・シリケート[Si(OC2 H5 )4
 ]、(TEOSと略記)のガスに酸素(O2)を混合
したものがある。TEOSは常温においては液体で、そ
の沸点は摂氏100°以上あり、これをガス発生装置に
より気化してTEOSガスされて反応炉に供給される。
【0003】図2は反応ガスとしてTEOSガスを使用
した場合の、従来のプラズマCVD装置の構成を示し、
1はTEOSガスを発生するバブラー(気泡式発生器)
、2は反応ガス供給路、3はプラズマCVD反応炉3で
ある。バブラー1においては、ヒーター12により約4
0°Cに維持される恒温槽11を設け、その内部に容器
13を収容し、これに液体TEOS14が適当な高さに
満たされる。満たされた液体にパイプ15の先端を挿入
し、窒素ガス(N2)またはヘリゥムガス(He) の
キャリャーガスを吹き込むと、液体TEOSが気化し、
これがキャリャーガスの気泡に含まれて液面より発散す
る。発散したTEOSガスはキャリャーガスとともに取
り出しパイプ16により反応ガス供給路2を経てプラズ
マ反応炉3に供給される。以下参考までに反応ガス供給
路2とプラズマCVD反応炉3について述べると、反応
ガス供給路2においては、混合器(MIX)21により
TEOSガスに対して所定量の酸素ガスO2 が混合さ
れて反応ガスとなり、供給配管22によりプラズマCV
D反応炉3に供給される。ここで、供給する反応ガスが
冷却してTEOSが再び液化することを防止するために
、供給配管22にヒーターテープ23を添捲し、これに
適当な電流を流して反応ガスの温度を一定値に維持する
。反応炉3は気密構造で内部が真空とされ、そのインレ
ット31より炉内に吸入された反応ガスはシャワー電極
32より噴射され、図示しない高周波電源により加圧さ
れた高周波電圧によりプラズマ化され、サセプタ33に
載置された被処理のウエハ4に薄膜が形成される。反応
処理すみのガスは排気口34より外部に設けられた排気
ガス処理部に排出される。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】以上に述べたバブラー
1によるTEOSガスの発生方法は、液体TEOSに対
してキャリャーガスを吹き込むことにより気泡を発生さ
せ、これとともにTEOSを気化するものである。この
場合液体TEOSは恒温槽により約40°Cに維持され
る筈であるが、気化に必要な気化熱が奪われるためにそ
の分だけ温度が低下することと、気化につれて液面の高
さが漸次低下することなどにより気泡の発生量、従って
TEOSガスの気化量が変化して濃度が変動する。この
ように濃度が変動したTEOSガスにより形成される薄
膜の膜質は不均一となり、良質な薄膜がえられない欠点
がある。この発明は以上に鑑みてなされたもので、液体
TEOSの温度をバブラー方式の場合より高く維持する
ことにより、直接的にこれを気化して一定濃度のTEO
Sガスを発生し、その一定量を供給する装置を提供する
ことを目的とするものである。
【0005】
【課題を解決するための手段】この発明は、プラズマC
VD反応炉に対してTEOSガスを供給するためのTE
OSガス供給装置であって、液体TEOSを収容し、加
熱ヒーターにより所定の一定温度に維持して気化し、一
定濃度のTEOSガスを発生する容器と、容器より取り
出されたTEOSガスの供給量を一定量に制御するマス
フローコントローラとにより構成される。
【0006】上記において、液体TEOSを気化する所
定の一定温度は摂氏70〜80°内の一定温度とする。
【0007】
【作用】以上のTEOSガス供給装置においては、容器
に収容された液体TEOSは加熱ヒーターにより加熱さ
れて70〜80°C内の一定温度に維持される。この温
度は100°以上とされる沸点よりやや低いが、TEO
Sを十分気化できるものであり、また温度を一定に維持
することにより一定濃度のTEOSガスがえられる。こ
れにより気化したTEOSガスは液面より一定の濃度で
発散し、マスフローコントローラの制御により一定の供
給量とされてプラズマCVD反応炉に供給される。供給
されるTEOSガスは一定の濃度で、かつ一定量である
ので、形成される薄膜の膜質の均一性が維持され、良質
な薄膜が形成されるものである。
【0008】
【実施例】図1はこの発明によるTEOSガス発生装置
1′を適用したプラズマCVD装置の一実施例を示し、
反応ガス供給路2とプラズマCVD反応炉3は前記した
図2のものと同一である。
【0009】図1において、TEOSガス発生装置1′
は液体TEOS14を収容する容器13、容器13に対
する加熱ヒーター12、取り出しパイプ16、2個のバ
ルブ17,18 、およびマスフローコントローラ(M
FC)19により構成される。容器13に収容された液
体TEOS14は加熱ヒーター12により加熱されて7
0〜80°C内の一定の温度に維持され、一定濃度のT
EOSガスに気化して液面より発散する。発散したTE
OSガスは取り出しパイプ16により取り出され、バル
ブ17を経てMFC19に導かれ、一定供給量に制御さ
れて反応ガス供給路2に送られる。以下、前記した図2
と同様に混合器(MIX)21において酸素ガス(O2
)と混合されて反応ガスとなり、供給配管22を通して
反応炉3に供給される。供給配管22にはヒーターテー
プ23が添捲されて反応ガスを一定温度に維持し、TE
OSが液化することが防止されていることは従来と同様
である。なお、反応炉3の処理を停止するときは、バル
ブ17を閉じ、バルブ18を開いてTEOSガスは外部
の排気ガス処理設備に排気される。
【0010】
【発明の効果】以上の説明のとおり、この発明において
は、容器に収容された液体TEOSは加熱ヒーターによ
り70〜80°C内の一定温度に維持することにより、
一定濃度のTEOSガスに気化されて液面より発散し、
マスフローコントローラにより一定供給量に制御されて
プラズマCVD反応炉に供給されるもので、一定濃度と
一定供給量のTEOSガスにより、ウエハに対して均一
性のある薄膜が形成できる効果には大きいものがある。
【図面の簡単な説明】
【図1】  この発明の一実施例を示し、この発明によ
るTEOSガス供給装置を具備したプラズマCVD装置
の構成図を示す。
【図2】  TEOSガス発生装置として、バブラーを
使用した従来のプラズマCVD装置の構成図を示す。
【符号の説明】
1…バブラー(気泡式発生器)、11…恒温槽、12…
加熱ヒーター、13…容器、14…液体TEOS  1
5…パイプ、16…取り出しパイプ、17,18 …バ
ルブ、19…マスフローコントローラ(MFC)、2…
反応ガス供給路、21…混合器(MIX)、22…供給
配管、23…ヒーターテープ、3…プラズマCVD反応
炉、31…インレット、32…シャワー電極、33…サ
セプタ、34…排気口、4…ウエハ。

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】  プラズマCVD反応炉に対するTEO
    Sガスの供給において、液体TEOSを収容し、加熱ヒ
    ーターにより該液体TEOSを所定の一定温度に維持し
    て気化し、一定濃度の前記TEOSガスを発生する容器
    と、該容器より取り出された該TEOSガスの供給量を
    一定値に制御するマスフローコントローラとにより構成
    されたことを特徴とする、TEOSガス供給装置。
  2. 【請求項2】  前記液体TEOSを気化する前記所定
    の一定温度を摂氏70〜80°内の一定温度とする、請
    求項1記載のTEOSガス供給装置。
JP11403491A 1991-04-18 1991-04-18 Teosガス供給装置 Pending JPH04318174A (ja)

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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US5496410A (en) * 1992-03-10 1996-03-05 Hitachi, Ltd. Plasma processing apparatus and method of processing substrates by using same apparatus
US5580708A (en) * 1993-09-09 1996-12-03 Fuji Photo Film Co., Ltd. Silver halide photographic material and color image forming process
WO2011101361A1 (de) 2010-02-19 2011-08-25 Aixtron Se Gasmischer für dampfabscheidung
US8343281B2 (en) 2009-09-22 2013-01-01 Samsung Display Co., Ltd. Source gas supply unit, and deposition apparatus and method using the same

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