JPH04317754A - 電気集塵装置 - Google Patents

電気集塵装置

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JPH04317754A
JPH04317754A JP8522391A JP8522391A JPH04317754A JP H04317754 A JPH04317754 A JP H04317754A JP 8522391 A JP8522391 A JP 8522391A JP 8522391 A JP8522391 A JP 8522391A JP H04317754 A JPH04317754 A JP H04317754A
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discharge wire
dust
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dust collection
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JP8522391A
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Jun Umetsu
純 梅津
Hitoshi Kotajima
仁 古田島
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Sawafuji Electric Co Ltd
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Sawafuji Electric Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、集塵電極間に電撃防止
用バリヤーを設けた電気集塵装置において、放電ワイヤ
ーのからげ部における放電を抑制することができる電気
集塵装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】電気集塵装置は、放電ワイヤーと集塵電
極との間に高い直流電圧を印加し、電離した空気中の塵
を集塵電極に集めるものである。すなわち、従来例にお
ける電気集塵装置の放電ワイヤーおよび集塵電極につい
て図8ないし図10を参照しつつ説明する。
【0003】図8は集塵電極組立体の正面図である。図
9は図8のA−A側面図である。図10は電気集塵装置
の内部構造概略図である。図8および図9において、た
とえば、アルミニウムからなる複数の集塵電極22′が
等間隔に配置された集塵電極組立体22が示されている
。前記集塵電極組立体22は、集塵電極22′に付着し
た塵を清掃するために、集塵装置本体24(図10参照
)から取り出せるようになっている。すなわち、集塵電
極組立体22の一方には、集塵電極把手部23が設けら
れている。また、集塵電極22′は、たとえば、図9に
示すようにアルミニウム板の一部を直角に切り起こして
作られる。
【0004】図10に示す集塵装置本体24において、
図示のごとく、たとえば、タングステンからなる放電ワ
イヤー21がU字状に張られており、その両端部は、放
電ワイヤー係止部25で係止されている。2本の放電ワ
イヤー21の間に位置するように、前記集塵電極組立体
22の各集塵電極22′が固定されるための集塵電極固
定部26および26′が設けられている。
【0005】また、高圧直流電源27は、アース線28
と入力線29、たとえば、AC100Vから高圧直流電
圧に変換した上で、放電ワイヤー21に(+)電位を、
集塵電極22′に(−)電位をそれぞれ与える。このよ
うな電気集塵装置において、塵を含んだ空気またはガス
が集塵電極22′間を通過する。空気またはガスに含ま
れた塵の微粒子は、放電ワイヤー21と集塵電極22′
との間の直流高電界により(+)に帯電する。
【0006】その後、(+)に帯電した塵の微粒子は、
(−)側の集塵電極22′に吸引される。集塵電極22
′に吸引された塵の微粒子は、徐々に堆積されるので、
吸着効率が悪くなる前に清掃する必要がある。したがっ
て、集塵電極組立体22は、集塵電極把手部23によっ
て集塵装置本体24の外部に引き出されて清掃される。 これら集塵装置本体24の構造は、特開昭63−937
97号に開示されている。
【0007】次に、放電ワイヤー21を放電ワイヤー係
止部25に取り付ける方法を図11ないし図15を参照
しつつ説明する。図11はボビンを使用した放電ワイヤ
ーの取り付け説明図である。なお図11において左側上
方の図を上からみた図が左側下方に示されており、右側
の図は左側下方の図の状態でボビンを押圧した結果の図
である。
【0008】図12はスプリングを使用した放電ワイヤ
ーの取り付け説明図である。図13は溶接を用いた放電
ワイヤーの取り付け説明図である。図14はチューブを
使用した放電ワイヤーの取り付け説明図である。図15
はからげ部と集塵電極のエッジ部との説明図である。図
11においては、放電ワイヤー21の両端をボビン31
に巻付け、図示白抜き矢印のごとく、その上下方向から
ボビン31を潰す方法が示されている。
【0009】図12においては、スプリング32のリン
グ部33に放電ワイヤー21をからげて、からげ部34
を形成する方法が示されている。図13においては、放
電ワイヤー21の端部に直接スポット溶接を行うかまた
はカシメる方法が示されている。図14においては、図
12におけるからげ部34にチューブ36を被覆する方
法が示されている。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】しかし、図11に示す
ボビン31を使用する方法は、ボビン31のコストが高
価であるだけでなく、ボビン31を潰すための装置と工
数が必要である。図12に示すスプリング32を使用す
る方法は、放電ワイヤー21を常に一定の張力で張る場
合に都合が良い。しかし、からげ部34における放電ワ
イヤー21の先端部34′が鋭く尖っているため、この
部分に電界が集中しコロナ放電(ストリーマ)が生じる
おそれがある。したがって、先端部34′の部分は、他
の部分と比較して、放電ワイヤー21の寿命が大幅に低
下する。
【0011】図13に示すスポット溶接またはカシメを
使用する方法は、上記放電ワイヤー21の先端部34′
に電界が集中して寿命を短くするという欠点を除去する
が、取り付け強度に問題がある。また、図14に示す放
電ワイヤー21のからげ部34を被覆するチューブ36
を使用する方法は、上記コロナ放電を生じさせないよう
にする利点をもつが、チューブ36のコストとこれを被
覆する工数に問題があった。
【0012】そこで、図12に示すスプリング32を使
用する方法で、先端部34′から放電を起こさないよう
にするためには、図15に示すごとく、対向する集塵電
極22の長さを短くするか、あるいは装置全体を大きく
して、放電ワイヤーの切断部38と集塵電極22のエッ
ジ部37と距離を離すように構成する。
【0013】このような構成にすると、放電ワイヤー2
1は、常に一定の張力で張ることができ、しかもからげ
部34からの放電も少ない。しかしその反面、装置が大
きくなるという新たな欠点を発生する。本発明は、以上
のような問題を解決するためのもので、集塵装置本体を
大きくすることなく、放電ワイヤーのからげ部における
放電を抑制することができる電気集塵装置を提供するこ
とを目的とする。
【0014】
【課題を解決するための手段】前記目的を達成するため
に、本発明の電気集塵装置は、空気中に存在する塵の粒
子に電荷を与えると共に、その両端がからげ止めされて
いる放電ワイヤーと、当該放電ワイヤーと対向して設け
られ、前記帯電した塵の粒子を集める集塵電極と、当該
集塵電極間に設けられると共に、従来から電撃防止のた
めにもうけられている電撃防止用バリヤーにおいて、前
記放電ワイヤーがからげ止めされているからげ部に接近
して放電防止用突起を形成した構成とされる。
【0015】
【作用】集塵電極間に設けられた電撃防止用バリヤーに
は、本発明の場合、放電ワイヤーのからげ部に接近する
ような放電防止用突起を形成する。このように放電ワイ
ヤーのからげ部における先端部に接近して放電防止用突
起が存在すると、この部分における電位傾度は、電位傾
度が緩くなり、コロナ放電開始に必要な電位傾度以下の
値をとるものになる。すなわち、放電ワイヤーのからげ
部に接近した絶縁部材からなる放電防止用突起が存在す
ると、微小距離に対する電位変化(電位傾度)が少ない
ので空気の絶縁を破壊して放電させることがなくなる。
【0016】
【実施例】図1および図2を参照しつつ本発明の電気集
塵装置を説明する。図1は放電ワイヤーの係止部説明図
である。図2は放電ワイヤー、集塵電極、およびバリヤ
ーの配置説明図である。
【0017】本発明の電気集塵装置は、原理的に前述の
従来例と同じである。ただ、本発明の従来例と相違する
ところは、放電ワイヤーのからげ部付近において、電撃
防止用バリヤーに放電防止用突起を設けた点にある。た
とえば、図1および図2において、タングステンからな
る放電ワイヤー1は、対向して設けられているアルミニ
ウムからなる集塵電極2の間に配置されている。そして
、放電ワイヤー1と相対して、人間が非所望に放電ワイ
ヤー1に接触することを防止すべく、たとえば、合成樹
脂からなる電撃防止用のバリヤー3が設けられている。
【0018】また、放電ワイヤー1は、スプリング4の
止め金具5を介してからげて、からげ部6を構成してい
る。スプリング4の他端は、バリヤー3の端部7に形成
されている係止部8に係止される。さらに、バリヤー3
には、放電ワイヤー1のからげ部6に接近して放電防止
用突起9が形成されている。
【0019】放電ワイヤー1のからげ部6付近の放電現
象について図3、図4および図6、図7を参照しつつ説
明する。図3は放電ワイヤー、集塵電極、および放電防
止用突起の配置関係説明図である。図4は図3における
電位分布説明図である。図5は放電ワイヤー、集塵電極
、および電撃防止用バリヤーの従来の場合の配置関係説
明図である。図6は図5における電位分布説明図である
【0020】図3と図5との相違点は、図3が放電ワイ
ヤー1のからげ部6に接近して放電防止用突起9を形成
しているのに対して図6は単に電撃防止用のバリヤー3
だけで、放電防止用突起9を形成していない点である。 このような配置のもとで、放電ワイヤー1と集塵電極2
との間に5KVの電圧を印加した場合の電位分布が図4
および図6に示されている。
【0021】図4に示すごとく、バリヤー3に放電防止
用突起9を設けた場合には、放電ワイヤー1のからげ部
6と放電防止用突起9とが接近しているため、電位傾度
を緩やかにする。そのため、電位分布曲線は、コロナ放
電開始範囲から外れる。これに対して、図6に示すごと
く、放電防止用突起9のないバリヤー3だけの場合には
、電位傾度が高い。すなわち、単位距離当たりの電圧変
化が大きいため、空気の絶縁が破壊されて放電する。
【0022】図3の場合に電位傾度が緩やかになる理由
は、放電防止用突起9が近接して存在するために、見掛
け上、放電ワイヤー1の径が大きくなったものと等価と
なるためと考えられる。図7はシュミレーションにおけ
る放電ワイヤーと集塵電極間の電位分布説明図である。 すなわち、図7は、図3および図5に示すように、放電
ワイヤー1、集塵電極2、および放電防止用突起9また
はバリヤー3を配置した状態の下で図3の場合と図5の
場合とについて電位分布をコンピュータによりシュミレ
ーションした結果の放電ワイヤーと集塵電極間の電位分
布である。
【0023】図示aは本発明の放電防止用突起9を設け
た場合であり、図示bはバリヤー3だけの場合である。 図示aおよびbを比較すると、図示aの方が電位傾度が
低く、放電し難いことが判る。
【0024】
【発明の効果】本発明によれば、電撃防止用バリヤーに
おいて放電ワイヤーのからげ部に接近して放電防止用突
起を形成したので、図14に示す如き放電保護用のチュ
ーブは不要であり、図15に示す如く対向する集塵電極
を短くする必要がない。また、放電ワイヤーのからげ部
において、放電を防止することができたので、放電ワイ
ヤーの寿命を延長することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】放電ワイヤーの係止部説明図である。
【図2】放電ワイヤー、集塵電極、およびバリヤーの配
置説明図である。
【図3】放電ワイヤー、集塵電極、および放電防止用突
起の配置関係説明図である。
【図4】図3における電位分布説明図である。
【図5】放電ワイヤー、集塵電極、および電撃防止用バ
リヤーの配置関係説明図である。
【図6】図5における電位分布説明図である。
【図7】シュミレーションにおける放電ワイヤーと集塵
電極間の電位分布説明図である。
【図8】集塵電極組立体の正面図である。
【図9】図8のA−A側面図である。
【図10】電気集塵装置の内部構造概略図である。
【図11】ボビンを使用した放電ワイヤーの取り付け説
明図である。
【図12】スプリングを使用した放電ワイヤーの取り付
け説明図である。
【図13】溶接を用いた放電ワイヤーの取り付け説明図
である。
【図14】チューブを使用した放電ワイヤーの取り付け
説明図である。
【図15】からげ部と集塵電極のエッジ部との説明図で
ある。
【符号の説明】
1  放電ワイヤー 2  集塵電極 3  電撃防止用バリヤー 4  スプリング 5  止め金具 6  からげ部 7  端部 8  係止部 9  放電防止用突起

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】  空気中に存在する塵の粒子に電荷を与
    えると共に、その両端がからげ止めされている放電ワイ
    ヤーと、当該放電ワイヤーと対向して設けられ、前記帯
    電した塵の粒子を集める集塵電極と、当該集塵電極間に
    設けられると共に、前記放電ワイヤーがからげ止めされ
    ているからげ部に接近して放電防止用突起を形成した電
    撃防止用バリヤーと、を備えたことを特徴とする電気集
    塵装置。
JP3085223A 1991-04-17 1991-04-17 電気集塵装置 Expired - Lifetime JPH074558B2 (ja)

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JPH04317754A true JPH04317754A (ja) 1992-11-09
JPH074558B2 JPH074558B2 (ja) 1995-01-25

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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6156104A (en) * 1997-12-27 2000-12-05 Samsung Electronics Co., Ltd. Electrical dust collector having a member for insulating the space between a high voltage wire and a grounding member
US6251170B1 (en) * 1997-12-22 2001-06-26 Funai Electric Co., Ltd. Electronic dust collector and air conditioner with electronic dust collector
CN102430479A (zh) * 2011-12-22 2012-05-02 杨全辉 一种静电式空调净化装置及放电装置
JP2015131152A (ja) * 2015-04-09 2015-07-23 三菱電機株式会社 放電装置及び放電装置を備える製品

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