JPH04317673A - ゴルフ練習用自動ティーアップ装置 - Google Patents

ゴルフ練習用自動ティーアップ装置

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Publication number
JPH04317673A
JPH04317673A JP11107991A JP11107991A JPH04317673A JP H04317673 A JPH04317673 A JP H04317673A JP 11107991 A JP11107991 A JP 11107991A JP 11107991 A JP11107991 A JP 11107991A JP H04317673 A JPH04317673 A JP H04317673A
Authority
JP
Japan
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tee
electric motor
rotation
height
sensor
Prior art date
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Pending
Application number
JP11107991A
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English (en)
Inventor
Shiyouzou Kawasaki
河▲さき▼ 省三
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KAWASAKI NET KK
Original Assignee
KAWASAKI NET KK
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、ゴルフ練習場などにお
いてゴルフボールを自動的にティーアップするゴルフ練
習用自動ティーアップ装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、この種の装置は、例えば実開平2
−53772号公報に示されているように、一端にてテ
ィーを連結してなり他端を支点として揺動するレバーと
、一端にてレバーの中間部に同レバーの軸方向に変位可
能に係合してなり他端にて第1電動モータの回転軸に接
続されたクランクとを備え、第1電動モータの回転に応
じてティーを上下動させてゴルフボールを自動的にティ
ーアップし、かつレバーの前記他端に設けた支点を第2
電動モータを用いてレバーの軸方向に変位させてレバー
の前記一端の昇降距離を変化させることにより、ゴルフ
ボールがティーアップされる高さを調節するようにして
いる。
【0003】また、この種の他の装置は、例えば特開平
1−250277号公報に示されているように、上下に
設けた一対のプーリとパルスモータの回転軸とにベルト
を巻回し、前記一対のプーリの間にてティーをアームを
介してベルトに固定して、パルスモータを回転すること
により、ティーを上下動させるようにしている。この場
合、利用者がティーの高さを選択すると、ティーが最下
点にある状態から前記選択した高さに対応したパルス数
だけパルスモータを回転させて、同回転に応じてティー
を上昇させることにより、ゴルフボールを所望の高さに
ティーアップするようにしている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかるに、上記前者の
従来の装置にあっては、ゴルフボールをティーアップさ
せるための第1電動モータと、前記ティーアップの高さ
を調節するための第2電動モータとを必要とするので、
装置全体が大型化すると共に同装置の製造コストが高く
なるという問題があった。
【0005】また、上記後者の従来の装置にあっては、
パルスモータに対する駆動パルス数を制御することによ
りティーを任意の高さに設定してるので、パルスモータ
が脱調すると、ゴルフボールが所望の高さに設定できな
いという問題があると同時に、パルスモータ自体のコス
ト高により装置全体の製造コストが高くなるという問題
もある。
【0006】本発明は上記問題に対処するためになされ
たもので、その目的は、電動モータの回転位置をセンサ
により検出すると共に同検出結果をフィードバックして
同モータの回転を制御し、パルスモータを用いなくても
一つの電動モータで、ゴルフボールのティーアップと同
ティーアップの高さ調節とを可能として、小型かつ低コ
ストのゴルフ練習用自動ティーアップ装置を提供しよう
とするものである。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、上記請求項1に係る発明の構成上の特徴は、本体内
に昇降自在に設けたティーと、電動モータと、前記電動
モータの回転運動を前記ティーの上下運動に変換する変
換機構と、前記ティーの降下状態にてゴルフボールを前
記ティーに供給する供給機構と、前記電動モータの回転
を電気的に制御する電気制御装置とを備えたゴルフ練習
用自動ティーアップ装置において、前記電気制御装置を
、前記ティー上のゴルフボールの有無を検出するボール
センサと、前記電動モータの回転軸の回転位置を検出す
る回転位置検出手段と、前記ティーの高さを指定する指
定手段と、前記ボールセンサ、前記回転位置検出手段及
び前記指定手段に接続され、同ボールセンサにより前記
ティー上にゴルフボールが検出されないとき、前記電動
モータの回転を開始させ、かつ同回転位置検出手段によ
って検出された同モータの回転軸の回転位置が前記指定
手段によって指定された高さに対応する回転位置に等し
くなったとき同モータの回転を停止させる回転制御手段
とで構成したことにある。
【0008】また、上記請求項2に係る発明の構成上の
特徴は、前記請求項1に係る発明の指定手段を複数の異
なる高さのうちのいずれか一つを選択する選択操作手段
で構成し、かつ同発明の回転位置検出手段を、電動モー
タの回転軸の回転位置が選択操作手段により選択可能な
ティーの高さの範囲に対応した所定範囲内にある状態を
検出する第1位置センサと、電動モータの回転軸の回転
位置が所定範囲内に属しかつ選択操作手段により選択さ
れた複数の異なる高さに対応した各回転位置のいずれか
にある状態を検出する第2位置センサとで構成し、かつ
同発明の回転制御手段を、選択操作手段により選択され
た高さを表すデータを記憶する記憶手段と、ボールセン
サによりティー上にゴルフボールが検出されないとき電
動モータの回転を開始させる開始手段と、第1位置セン
サによる検出に応答して電動モータの回転軸の回転位置
が所定範囲内に属したことを認識する認識手段と、認識
手段による認識状態にて第2位置センサによる検出回数
をカウントするカウント手段と、カウント手段によるカ
ウント値と記憶手段に記憶されている高さデータとを比
較して電動モータの回転軸の回転位置が前記選択された
高さに対応した回転位置と一致したとき電動モータの回
転を停止させる停止手段とで構成したことにある。
【0009】また、上記請求項3に係る発明の構成上の
特徴は、前記請求項1に係る発明の指定手段及び回転位
置検出手段を前記請求項2に係る発明と同様に構成し、
かつ前記請求項1に係る発明の回転制御手段をコンピュ
ータで構成して、同コンピュータが、選択操作手段によ
り選択された高さを表すデータを記憶する記憶処理と、
ボールセンサによりティー上にゴルフボールが検出され
ないとき電動モータの回転を開始させる開始処理と、第
1位置センサによる検出に応答して電動モータの回転軸
の回転位置が所定範囲内に属したことを認識する認識処
理と、認識処理による認識状態にて第2位置センサによ
る検出回数をカウントするカウント処理と、カウント処
理によるカウント値と記憶処理により記憶されている高
さデータとを比較して電動モータの回転軸の回転位置が
選択された高さに対応した回転位置と一致したとき電動
モータの回転を停止させる停止処理とからなる一連の処
理を繰り返し実行するようにしたことにある。
【0010】また、上記請求項4に係る発明の構成上の
特徴は、前記請求項1に係る発明の電動モータを正逆転
可能に構成すると共に、同発明の回転制御手段を、ボー
ルセンサによりティー上にゴルフボールが検出されない
とき電動モータの回転を開始させる開始手段と、電動モ
ータの回転軸の回転位置が指定手段により指定された高
さに対応する回転位置にあることが回転位置検出手段に
より検出されたとき同モータを微小時間だけ反転させた
後に停止させる反転停止手段とで構成したことにある。
【0011】また、上記請求項5に係る発明の構成上の
特徴は、前記請求項1に記載の変換機構を、一端にて前
記ティーを連結し他端にて前記本体に回動可能に支持さ
れて同他端を支点とした揺動により前記ティーを昇降さ
せるレバーと、一端にて前記レバーの中間部に同レバー
の軸方向に変位可能に係合し他端にて前記電動モータの
回転軸に接続されたクランクとで構成したことにある。
【0012】さらに、上記請求項6に係る発明の構成上
の特徴は、前記請求項1に記載の供給機構を前記電動モ
ータの回転軸に接続して同回転軸の回転に連動させたこ
とにある。
【0013】
【発明の作用・効果】上記のように構成した請求項1に
係る発明においては、ボールセンサによりティー上にゴ
ルフボールがないことが検出されると、回転制御手段が
電動モータの回転を開始させる。この電動モータの回転
運動は変換機構により上下運動に変換されて、ティーが
昇降する。一方、供給機構は、ティーの降下状態にてゴ
ルフボールをボール供給路を介してティー上に供給する
ので、ティーはゴルフボールを載せた状態で上昇する。 そして、回転位置検出手段によって検出された同モータ
の回転軸の回転位置が指定手段によって指定された高さ
に対応する回転位置に等しくなったとき、回転制御手段
が同モータの回転を停止させるので、ゴルフボールが指
定された高さに自動的にティーアップされる。このよう
に、前記請求項1に係る発明によれば、特別な電動モー
タを用いなくても通常の単一の電動モータを用いるのみ
で、ゴルフボールが指定手段により指定される高さに自
動的にティーアップされるので、同発明に係るゴルフ練
習用自動ティーアップ装置を小型かつ低コストに製造で
きる。
【0014】また、上記のように構成した請求項2に係
る発明においては、開始手段による電動モータの回転開
始後、電動モータの回転軸の回転位置が選択可能なティ
ーの高さの範囲に対応した所定範囲内に入ると、認識手
段が第1位置センサとの協働によりこの状態を検出し、
その後、カウント手段が第2位置センサによる検出回数
をカウントすると共に、停止手段が、前記カウント手段
によるカウント値と、前記選択操作手段により選択され
て記憶手段に記憶されているテイーの高さを表す高さデ
ータとを比較して、電動モータの回転軸の回転位置が前
記選択された高さに対応した回転位置と一致したとき電
動モータの回転を停止させる。その結果、前記請求項2
に係る発明によれば、選択される可能なティーの高さを
多くしても、各高さにそれぞれ対応した多数の位置セン
サを必要とすることなく、2個の位置センサのみで多数
種類のティーの高さを設定できるので、前記請求項1に
係る発明の効果に加えて、ティーの高さを設定するため
のセンサの数を少なく済ませることができる。
【0015】また、上記のように構成した請求項3に係
る発明においては、回転制御手段をコンピュータで構成
し、同コンピュータは、記憶処理、開始処理、認識処理
、カウント処理及び停止処理からなる一連の処理を繰り
返し実行し、前記請求項2に係る発明の場合と同様にし
て、ティーの高さが設定される。そして、この場合、認
識処理によって電動モータの回転軸の回転位置が所定範
囲内に属したことが認識される前には、カウント処理及
び停止処理を行う必要がないので、この間、コンピュー
タはこれらの処理の代わりに他の処理を行うことができ
る。その結果、前記請求項3に係る発明によれば、前記
請求項2に係る発明の効果に加えて、前記した記憶処理
、開始処理、認識処理、カウント処理及び停止処理以外
の多くの処理ができるようになり、同コンピュータを有
効に利用できるようになる。
【0016】また、上記のように構成した請求項4に係
る発明においては、開始手段による電動モータの回転開
始後、電動モータの回転軸の回転位置が指定手段により
指定された高さに対応する回転位置になると、反転停止
手段が回転位置検出手段との協働により同モータを微小
時間だけ反転させた後に停止させるので、電動モータの
停止時に慣性によって同モータの回転停止が遅れること
が補正される。その結果、前記請求項4に係る発明によ
れば、ティーの高さが選択された高さに正確に設定され
、ティーの微妙な高さ調整を行なうことができる。
【0017】また、上記のように構成した請求項5に係
る発明においては、電動モータの回転により、クランク
が回転し、このクランクの回転に応じてレバーが揺動し
て、ティーが昇降する。このように、前記請求項5に係
る発明によれば、前述のように、電動モータの回転に応
じてティーを昇降する場合、同モータの回転はクランク
を介してレバーに伝達されるので、同モータの回転量は
精度よくティーまで伝達され、ティーの高さ設定の精度
を良好にでき、ティーの微妙な高さ調整を行なうことが
できる。
【0018】さらに、上記のように構成した請求項6に
係る発明においては、供給機構を電動モータの回転軸に
接続して同回転軸の回転に連動してゴルフボールをティ
ーに供給するようにしたので、簡単な構成でティーの昇
降とゴルフボールの供給を同期させることができる。
【0019】
【実施例】以下、本発明の一実施例を図面を用いて説明
すると、図1は同実施例に係るゴルフ練習用自動ティー
アップ装置を正面から見て示しており、図2は同装置を
上面から見て示しており、図3は同装置を側面から見て
示している。
【0020】このゴルフ練習用自動ティーアップ装置は
、ゴルフボールが通過可能な幅で平行に配設された2枚
の側板11,12と、側板12の先端部を曲げて形成し
た先端壁12aとからなる本体を備え、同本体はその先
端部にて円柱状に形成した基台13上に固定したティー
14を収容している。側板11,12の内側面上にはゴ
ルフボールの供給路を形成する第1及び第2レール15
,16が設けられている。第1レール15は先端部をL
字状に上方に曲げて形成した一対の長尺状部材15a,
15bからなり、各部材15a,15bは、側板11,
12の後部から中央部までに渡り、先端側にて低くなる
ように傾斜させて各外側端にて側板11,12に固定さ
れ、各内側端側には隙間が設けられている。第2レール
16も一対の長尺状部材16a,16bからなり、各部
材16a,16bは、前記第1レール15の上方かつそ
の先端から所定の距離隔てた位置からティー14の手前
までに渡り、先端側にて低くなるように傾斜させて各外
側端にて側板11,12に固定され、各内側端側には隙
間が設けられている。
【0021】側板11の外側面の先端側上部には、ブラ
ケット17に固定されたボールセンサ18が設けられて
いる。ボールセンサ18は赤外線、超音波などをティー
アップされたゴルフボールに向けて放射すると共に、そ
の反射波によりゴルフボールの有無を検出して、同検出
信号を出力するものである。
【0022】また、側板11の外側面の中央下部には、
正逆転可能な電動モータ21が固定されており、同モー
タ21の回転軸21aは側板11,12を貫通して同側
板12の外側に突出し、その中間部にて側板12に固着
されたブラケット22に組み付けたベヤリング23によ
り回転可能に支持されている。回転軸21aの外周上に
は、側板11,12間にてアーム24が固定されている
。アーム24は回転軸21aに同軸的に固定された円盤
部24aと同円盤部24aの外周端に突出させてなる爪
部24bとを備え、その回転に応じて第1レール15の
先端部上のゴルフボールを爪部24bにより押し上げて
第2レール16の後端部上に運搬するものである。なお
、このゴルフボールの運搬はティー14が降下したとき
に行われるように、前記爪部24bの位置が設定されて
いる。
【0023】回転軸21aの先端部にはクランク25の
一端が固定され、同クランク25の他端25aはレバー
26の中央部に軸方向に沿って設けた長孔26aに摺動
可能に係合している。レバー26はクランク25の回転
により後端を支点として揺動するもので、同後端部に設
けた長孔26bには前記支点を構成するピン27が摺動
可能に係合している。このピン27は側板12に連結さ
れたブラケット28に固定されている。レバー26の先
端にはエンド部材31が固定されており、同部材31は
連結部材32を介してティー14の基台13を連結して
いる。連結部材32の中央部にはスリーブ32aが設け
られており、同スリーブ32aは円柱状のポール33の
外周上に軸方向に変位可能に組み付けられている。この
スリーブ32aにはピン32bが一体的に形成されてお
り、同ピン32aはエンド部材31に設けた円形孔31
aに回転可能に侵入している。また、スリーブ32aの
反対側面からは連結板32cが突出しており、同連結板
32cは側板12に設けたスリット12bを介して本体
内に侵入してその先端面には基台13が固定されている
【0024】電動モータ21の回転軸21aには、側板
12とクランク25の間にて、回転軸21aの回転位置
を検出するための円盤状のセンサプレート34が固定さ
れている。このセンサプレート34は遮光部材で形成さ
れていて、図4に示すように、その内周部には円弧状の
長孔34aが形成されると共に、前記長孔34aと略対
向する円周上には5個の切欠き34b〜34fが形成さ
れている。このセンサプレート34の外周上には略対向
する位置にて第1及び第2位置センサ35,36が設け
られており、両センサ35,36はブラケット22に固
定されたセンサ支持板37,38によりそれぞれ支持さ
れている。第1及び第2位置センサ35,36はセンサ
プレート34をそれぞれ挟んで発光素子と受光素子とを
対向させてなり、同プレート34の回転位置に応じて長
孔34a及び切欠き34b〜34fを介した光の通過の
有無により電動モータ21の回転軸21aの回転位置を
それぞれ検出して同検出信号を出力する。
【0025】次に、上記のような電動モータ21の回転
を制御する電気制御装置について説明する。この電気制
御装置は、図5に示すように、上述したボールセンサ1
8、第1及び第2位置センサ35,36と共に、カード
リーダ41、上昇スイッチ42及び下降スイッチ43を
備えている。カードリーダ41は、ゴルフ練習場が提供
する利用者カードに貼着された磁気テープの記録データ
を読み取る装置であり、同読み取りが本件実施例の自動
ティーアップ装置の作動を決定する。上昇スイッチ42
及び下降スイッチ43はティーアップの高さを利用者の
好みに応じて調節する自己復帰型のスイッチであり、前
記カードリーダ41と共に操作パネル(図示しない)に
設けられている。
【0026】これらのボールセンサ18、第1及び第2
位置センサ35,36、カードリーダ41、上昇及び下
降スイッチ42,43はマイクロコンピュータ44の入
力インターフェース44aに接続されている。このマイ
クロコンピュータ44は、前記入力インターフェース4
4aの他に、ROM44b、CPU44c、RAM44
d、タイマ44e及び出力インターフェース44fを備
え、これらの各回路44a〜44fはバス44gによっ
て共通に接続されている。ROM44bは図6〜図17
のフローチャートに対応した「メインプログラム」、「
タイマ割り込みプログラム」及びそれらのサブプログラ
ムを記憶しているものであり、CPU44cは前記「メ
インプログラム」を電源スイッチ(図示しない)の投入
後実行し続けると共に、タイマ44eからの割り込み信
号の到来により前記「タイマ割り込みプログラム」を割
り込み実行するものである。RAM44dは前記プログ
ラムの実行に必要な変数やフラグなどを一時的に記憶す
るものであり、タイマ44eは2.5ms毎にCPU4
4cに対して割り込み信号を出力するものである。
【0027】出力インターフエース44fは外部回路へ
信号を出力するもので、同インターフェースには駆動回
路45、表示器46及びその他の被制御回路47が接続
されている。駆動回路45は電動モータ21に駆動電流
を流して同モータ21を正逆転させるものである。表示
器46は、本件実施例の自動ティーアップ装置の異常時
に、同装置の異常を利用者に視覚的に知らせるものであ
る。その他の被制御回路47は、ゴルフ練習場にて清算
等の処理を行なうためのものである。
【0028】次に、上記のように構成した本実施例の動
作を説明する。電源スイッチ(図示しない)が投入され
ると、CPU44cは図6の「メインプログラム」をス
テップ100にて開始して、ステップ102にて現在位
置NSC、目標位置TSC、作動時間t、作動フラグM
F、モータ停止フラグMS、新第1センサ検出値NR、
旧第1センサ検出値OR、調整範囲フラグIF、調整範
囲検知フラグNF、調整範囲脱出フラグGF、位置不明
フラグPF、原点移動フラグSF、上昇フラグUF、下
降フラグDFなどの各種変数及びフラグを初期値に設定
する。
【0029】この場合、現在位置NSC及び作動時間t
は「0」に設定されると共に、目標位置TSCは「1」
に設定される。現在位置NSC及び目標位置TSCは、
現在のティー14の高さ及び目標のティー14の高さを
それぞれ表し、これらの高さは通常「1」〜「5」の5
段階で表され、異常時における下限及び上限が「0」及
び「6」でそれぞれ表わされる。作動時間tは電動モー
タ21が作動している時間を表す。
【0030】また、作動フラグMFは”0”に設定され
ると共に、モータ停止フラグMSは”1”に設定される
。作動フラグMFは、本件実施例の自動ティーアップ装
置が動作中であるか否かを表すもので、”1”により動
作中であることを表し、かつ”0”により非動作中であ
ることを表す。モータ停止フラグMSは、電動モータ2
1が動作中であるか停止中であるかを表すもので、”0
”により動作中であることを表し、かつ”1”により停
止中であることを表す。
【0031】また、新第1センサ検出値NR、旧第1セ
ンサ検出値OR及び調整範囲フラグIFはそれぞれ”1
”に設定されると共に、調整範囲検知フラグNF及び調
整範囲脱出フラグGFはそれぞれ”0”に設定される。 新第1センサ検出値NR及び旧第1センサ検出値ORは
、第1位置センサ35による今回及び前回の検出値(セ
ンサプレート34の長孔34aが第1位置センサ35に
対応した位置にあるとき”1”であり、それ以外のとき
”0”である)を表すものである。調整範囲フラグIF
は、”1”によりセンサプレート34の長孔34aが第
1位置センサ35に対応した位置にあることを表し、か
つ”0”によりそれ以外の状態を表す。調整範囲検知フ
ラグNFは、”1”によりセンサプレート34の回転に
よって同プレート34の長孔34aが第1位置センサ3
5の検知領域に入った直後であることを表し、かつ”0
”によりそれ以外の状態を表す。調整範囲脱出フラグG
Fは、”1”によりセンサプレート34の回転によって
同プレート34の長孔34aが第1位置センサ35の検
知領域外になった直後であることを表し、かつ”0”に
よりそれ以外の状態を表す。
【0032】位置不明フラグPF、原点移動フラグSF
、上昇フラグUF及び下降フラグDFは、それぞれ”0
”に設定される。位置不明フラグPFは、”1”により
電動モータ21の回転軸21aの回転位置が不明である
ことを表し、”0”によりそれ以外の状態を表す。原点
移動フラグSFは、”1”により前記回転位置の不明時
に電動モータ21の回転軸21aが原点復帰中であるこ
とを表し、かつ”0”によりそれ以外の状態を表す。上
昇フラグUF及び下降フラグDFは、共に上昇及び下降
スイッチ42,43の操作によるティーアップ高さの調
整時に利用されるもので、”1”によりティー14が上
昇及び下降中であることをそれぞれ表し、かつ”0”に
よりそれ以外の状態をそれぞれ表す。
【0033】前記ステップ102の初期設定処理後、C
PU44cはステップ104〜110からなる循環処理
を繰り返し実行し始める。ステップ104においてはカ
ードリーダ41に利用者カードが挿入されているか否か
が判定され、同カードが挿入されていなければ、同ステ
ップ104における「NO」との判定の基に、プログラ
ムはステップ110へ進められる。ステップ110にお
いては、その他の被制御回路47との協働により、調整
範囲フラグIFが”0”であることを条件に、清算など
の本件発明のティーアップに直接関係しないその他の処
理が実行される。
【0034】カードリーダ41に利用者カードが挿入さ
れると、CPU44cは前記ステップ104にて「YE
S」と判定して、ステップ106の「高さ選択ルーチン
」及びステップ108の「モータ作動制御ルーチン」の
各処理を実行し始める。「高さ選択ルーチン」の実行は
、図7に詳細に示されているように、ステップ200に
て開始され、ステップ202,208にて上昇及び下降
スイッチ42,43が操作されたか否かが検出される。 これらの上昇及び下降スイッチ42,43が操作された
場合については後述するとして、まず両スイッチ42,
43が操作されない場合について説明を続ける。この場
合、前記ステップ202,208にて共に「NO」と判
定されて、ステップ214にて同ルーチンの実行が終了
する。
【0035】「モータ作動制御ルーチン」の実行は、図
8〜図10に詳細に示されているように、ステップ30
0にて開始され、ステップ302にて作動フラグMFが
”1”か否かが判定される。この場合、作動フラグMF
は前記初期設定処理によって”0”に設定されているの
で、前記ステップ302においては「NO」と判定され
、プログラムはステップ304へ進められて、同ステッ
プ304にてボールセンサ18からの検出信号が読み込
まれてティー14上のゴルフボールの有無が判定される
。最初、ティー14上にはゴルフボールがないので、前
記ステップ304にて「NO」と判定されて、ステップ
306にて駆動回路45へ電動モータ21を正転させる
ための制御信号が出力される。駆動回路45は、この制
御信号に基づいて、電動モータ21に対して駆動電流を
供給し、同モータ21は矢印方向(図1,4参照)に正
転し始める。この電動モータ21の駆動後、CPU44
cは、ステップ308〜312にてモータ停止フラグM
S、作動フラグMF及び作動時間tを”0”,”1”,
「0」にそれぞれ設定し、ステップ314にて「モータ
作動制御ルーチン」の実行を終了する。
【0036】そして、ふたたび図6の「メインプログラ
ム」のステップ104〜110からなる循環処理が実行
されて、同循環処理のステップ108にて「モータ作動
制御ルーチン」が再度実行される。今回は、作動フラグ
MF、モータ停止フラグMS及び作動時間tが前述の処
理によってそれぞれ”1”,”0”,「1」に設定され
ていると共に、原点移動フラグSF、上昇及び下降フラ
グUF,DFが前述の初期設定処理によって”0”に設
定されているので、ステップ302にて「YES」、ス
テップ316〜320にて共に「NO」と判定されて、
ステップ314にて「モータ作動制御ルーチン」の実行
が終了する。そして、暫くの間、前記した処理が繰り返
し実行され続ける。一方、タイマ44eは2.5ms毎
に割り込み信号を発生しており、CPU44cは、この
割り込み信号の到来毎に、図11に示す「タイマ割り込
みプログラム」を割り込み実行する。
【0037】この「タイマ割り込みプログラム」におい
ては、その実行がステップ400にて開始され、ステッ
プ401にてモータ停止フラグMSが”1”であるか否
かが判定される。モータ停止フラグMSが”1”であれ
ば、ステップ401における「YES」との判定の基に
、ステップ412にてこのプログラムの実行が終了して
、ふたたび「メインプログラム」が実行される。しかし
、この場合、モータ停止フラグMSは前述した電動モー
タ21の正転制御と同時に”0”に設定されているので
、ステップ401にて「NO」と判定されて、ステップ
402〜410の処理後、ステップ412にて同プログ
ラムの実行が終了し、ふたたび「メインプログラム」が
実行される。ステップ402,404においては「調整
範囲検出ルーチン」及び「位置カウントルーチン」が実
行されるが、これらの各ルーチンの処理は現段階では電
動モータ21の回転制御には直接関係しないので、同ル
ーチンの説明に関しては詳しく後述する。また、ステッ
プ406においては、「モータ停止制御ルーチン」が実
行される。同ルーチンの実行は、図16に詳細に示すよ
うに、ステップ700にて開始され、ステップ702〜
706においては、原点移動フラグSF、上昇及び下降
フラグUF,DFが前述の初期設定処理により共に”0
”に設定されているので、それぞれ「NO」と判定され
る。次に、ステップ708にて、ボールセンサ18から
の検出信号に基づいて「NO」すなわちティー14上に
はゴルフボールがないと判定され、ステップ714にて
「モータ停止制御ルーチン」の実行が終了する。
【0038】ふたたび、図11の「タイマ割り込みプロ
グラム」の説明に戻ると、前記ステップ406の「モー
タ停止制御ルーチン」の後、ステップ408にて調整範
囲脱出フラグGF及び調整範囲検知フラグNFが”0”
にクリアされ、ステップ410にて作動時間tに「1」
が加算されて、ステップ412にて同プログラムの実行
が終了する。このように、電動モータ21の回転開始直
後には、「タイマ割り込み制御プログラム」においては
実質的な処理が行われないが、同プログラムの実行毎に
作動時間tは「1」ずつ増加する。
【0039】一方、電動モータ21の正転開始により、
クランク25は図1の矢印方向に回転し、レバー26は
ピン27を支点として揺動してエンド部材31は図示位
置から降下する。このエンド部材31の降下により、連
結部材32のスリーブ32aがピン32bの回転を伴い
ながらポール33の外周上を降下し、ティー14も降下
する。また、この電動モータ21の正転によりアーム2
4も同方向に回転し、同アーム24の爪部24bも図示
位置から回転して第1レール15の先端部の位置まで来
ると、爪部24bが、図示しない送球装置によって第1
レール15上に送られてきて同レール15のL字状の先
端部に静止しているゴルフボールをすくい上げて、同ボ
ールをアーム24の回転に伴って第2レール16の後端
部上に運搬する。この運搬されたゴルフボールは第2レ
ール16上を先端に向けて転がりながら移動して、先端
壁12aに当接する。このとき、ティー14の上面は第
2レール16の先端部に高さ位置まで降下しており、ゴ
ルフボールはティー14上に載せられる。
【0040】そして、電動モータ21は正転し続けるの
で、クランク25も同方向に回転し、レバー26が下方
へ揺動するので、ティーは更に降下する。この状態では
、図示しないセンサによりゴルフボールの存在が確認さ
れて、供給されたゴルフボールの数がカウントされて、
同カウント値が前述した清算処理に利用される。さらに
、電動モータ21が正転し続けると、レバー26は上方
に揺動しはじめるので、ティー14も上昇し始める。そ
して、ティー14が基準面から突出し始める頃には、セ
ンサプレート34の長孔34aが第1位置センサ35に
対向するようになる。
【0041】この状態で、前述した「タイマ割り込みプ
ログラム」(図11)が実行されると、同プログラムの
ステップ402の「調整範囲検出ルーチン」にてセンサ
プレート34が調整範囲まで回転してきたことが検出さ
れる。すなわち、同ルーチン(図12)のステップ50
2にて第1位置センサ35からの検出信号が読み込まれ
て、新第1センサ検出値NRは”1”に設定される。一
方、この場合、前回の同ルーチンの実行時には、この新
第1センサ検出値NRが”0”に設定されて、ステップ
512の処理により旧第1センサ検出値ORは”0”に
更新されるので、現在の旧第1センサ検出値ORは”0
”に維持されている。これにより、ステップ508にて
「YES」と判定され、ステップ510にて調整範囲検
知フラグNFが”1”に設定される。
【0042】次に、「位置カウントルーチン」(図13
)が実行されると、この場合、原点移動フラグSF及び
下降フラグDFは共に”0”に設定されているので、ス
テップ604,606にて共に「NO」と判定されて、
プログラムはステップ614(図14)へ進められる。 このステップ614においては、前記”1”に設定され
た調整範囲検知フラグNFに基づいて「YES」と判定
され、ステップ636にて現在位置Nscが「0」に設
定されると共に、ステップ638にて調整範囲フラグI
Fが”1”に設定されて、ステップ628の処理後、ス
テップ630にて同ルーチンの実行が終了する。
【0043】そして、次に、「モータ停止制御ルーチン
」(図16)が実行されると、前述と同様にして、ステ
ップ702〜706の処理後、ステップ708にて「Y
ES」すなわちゴルフボールがティー14上に存在する
と判定されて、ステップ710にて現在位置Nscと目
標位置Tscとが等しいか否かが判定される。今、現在
位置Nscは「0」に設定されていると共に、目標位置
Tscは上述した初期設定処理により「1」に設定され
ているので、前記ステップ710にて「NO」と判定さ
れて、ステップ714にて同ルーチンの実行が終了する
【0044】この「モータ停止制御ルーチン」の終了後
、「タイマ割り込みプログラム」(図11)のステップ
408,410にて調整範囲脱出フラグGF及び調整範
囲検知フラグNFが”0”にクリアされると共に、ステ
ップ410にて前述のように作動時間tに「1」が加算
される。
【0045】そして、ふたたび、「タイマ割り込みプロ
グラム」(図11)が実行されると、同プログラム内の
「位置カウントルーチン」(図13,14)のステップ
604,606,614,616にて、”0”に設定さ
れている各フラグSF,DF,NF,GF に基づいて
「NO」と判定され、ステップ618にて”1”に設定
されている調整範囲フラグIFに基づいて「YES」と
判定されて、ステップ620〜630の処理が実行され
る。ステップ620においては、第2位置センサ36か
らの検出信号が入力されて、新第2センサ検出値NSが
同検出信号値に設定される。この場合、センサプレート
34の切欠き34bが未だ第2位置センサ36の位置に
到達していなければ、前記検出信号は”0”を表してい
るので、新第2センサ検出値NSも”0”に設定される
。そして、ステップ622にて「NO」すなわち新第2
センサ検出値NSが”1”でないと判定され、ステップ
628にてこの新第2センサ検出値NSにより旧第2セ
ンサ検出値OSが更新されて、ステップ630にて「位
置カウントルーチン」の実行が終了する。
【0046】一方、センサプレート34の回転が進み、
切欠き34bが第2位置センサ36の位置に到達すると
、第2位置センサ36からの検出信号は”1”を表すよ
うになるので、新第2センサ検出値NSも”1”に設定
される。したがって、次のステップ622においては、
「YES」すなわち新第2センサ検出値NSが”1”で
あり、かつ旧第2センサ検出値OSが”0”であると判
定され、ステップ624にて「0」に設定されている現
在位置Nscに基づいて「NO」と判定され、ステップ
626にて現在位置Nscに「1」が加算されて、同位
置Nscが「1」になる。その結果、次の「モータ停止
制御ルーチン」(図16)においては、前述したステッ
プ702〜706における「NO」、ステップ708に
おける「YES」との判定後、ステップ710にて現在
位置Nscと目標位置Tsc とがふたたび比較される
。この場合、前述のように、目標位置Tsc が前記初
期設定された「1」に保たれていれば、同ステップ71
0における「YES」との判定の基に、ステップ712
にて「モータ反転停止ルーチン」が実行される。
【0047】また、後述するティーアップ高さの調節に
より、目標位置Tscが「1」以外の値すなわち「2」
〜「5」のいずれかの値に設定されている場合には、前
述したステップ710(図16)にて「NO」と判定さ
れて、ステップ714にて「モータ停止制御ルーチン」
の実行が終了する。この場合には、センサプレート34
の切欠き34c〜34fが第2位置センサ36の位置に
来る毎に、前述した「位置カウントルーチン」(図14
)のステップ620〜626の処理により、現在位置N
scがカウントアップされる。そして、この現在位置N
scが目標位置Tscに一致すると、前述のように、「
モータ停止制御ルーチン」(図16)のステップ710
にて「YES」と判定されて、ステップ712にて「モ
ータ反転停止ルーチン」が実行される。
【0048】この「モータ反転停止ルーチン」の実行は
、図17に詳細に示すように、ステップ800にて開始
され、ステップ802にて”0”に初期設定されている
下降フラグDF及び位置不明フラグPFに基づいて「N
O」と判定され、ステップ804にて電動モータ21を
逆転させるための制御信号が10μs 間だけ駆動回路
45へ出力され、ステップ808にて同モータ21を停
止させるための制御信号が駆動回路45へ出力される。 これにより、駆動回路45はこの制御信号に応答して電
動モータ21を逆転駆動するための駆動電流を同モータ
21に10μs 間供給するので、同モータ21は10
μs 間だけ逆転して、その後停止する。このように、
電動モータ21を逆転させた後に停止させるようにした
理由は、同モータ21を停止させる際には、慣性により
回転軸21aが停止すべき位置を越えて停止することに
なるので、この越えた分を補正するためである。したが
って、前記10μs の時間は、電動モータ21の性能
、同モータ21の負荷などにより決定されるものである
【0049】このような制御の結果、目標位置Tscが
「1」〜「5」に設定されていれば、切欠き34b〜3
4fが第2位置センサ36を通過した時点で電動モータ
21が停止制御され、クランク25は回転位置P11〜
P15(図1,4)で停止すると共に、レバー26は回
転位置P21〜P25(図1)で停止し、ティー14の
高さが位置P31〜P35(図1)にそれぞれ設定され
る。
【0050】また、前記「モータ反転停止ルーチン」(
図17)のステップ808の処理後、ステップ810に
てモータ停止フラグMSが”1”に設定され、ステップ
812にて作動時間tが「0」にクリアされる。これに
より、次に、「メインプログラム」(図6)のステップ
108にて「モータ作動制御ルーチン」が実行されたと
き、前述と同様、図8のステップ302にて「YES」
すなわち作動フラグMFが”1”であると判定され、ス
テップ316にて「NO」すなわち原点移動フラグSF
、上昇フラグUF及び下降フラグDFのいずれも”1”
でないと判定され、ステップ318にて前記”1”に設
定されたモータ停止フラグMSに基づいて「YES」と
判定され、ステップ326にて作動フラグMFが”0”
にクリアされて、ステップ314にて同ルーチンの実行
が終了する。
【0051】そして、次に、前記「モータ作動制御ルー
チン」が実行されたときには、ステップ302にて「N
O」すなわち作動フラグMFが”1”でないと判定され
、ステップ304にてボールセンサ18からの検出信号
に基づいてティー14上にゴルフボールが有るか否かが
判定される。この場合、練習者がティーアップされたゴ
ルフボールを未だ打ってなけば、ティー14上にはゴル
フボールがあるので、同ステップ304にて「YES」
と判定され、プログラムは図9のステップ328へ進め
られて、ステップ328にて現在位置Nscと目標位置
Tscとが比較される。しかし、この場合、前述のよう
に両位置Nsc,Tscが等しくなったときに電動モー
タ21が停止制御されたので、前記ステップ328にお
いては「YES」と判定され、ステップ330にて同ル
ーチンの実行が終了する。以降、練習者がゴルフボール
を打つまで、同ルーチンにおいては、ステップ302,
304,328,330の処理が繰り返し実行される。 また、2.5ms毎に、「タイマ割り込みプログラム」
(図11)が実行されても、モータ停止フラグMSは”
1”に設定されているので、ステップ401における「
YES」との判定の基に、ステップ402〜410の処
理が実行されないで、ステップ412にて同プログラム
の実行が終了する。
【0052】このような状態で、練習者がティー14上
のゴルフボールを打つと、「メインプログラム」(図6
)の「モータ作動制御ルーチン」(図8)のステップ3
04にて「NO」すなわちティー14上にゴルフボール
がないと判定されて、ステップ306以降の処理が実行
される。この処理は上述した通りであり、上述のように
して新たなゴルフボールが自動的にティーアップされる
【0053】以上の動作説明は、ゴルフボールが正常に
ティーアップされた場合についてであるが、次に、第2
位置センサ36からの検出信号に基づいてセンサプレー
ト34の回転位置が正常に検出されなくて、同ボールが
正常にティーアップされなかった場合における動作につ
いて説明する。
【0054】この場合、センサプレート34は正転し続
けるので、同プレート34の長孔34aは第1位置セン
サ35の位置から脱出する。この脱出は、「タイマ割り
込みプログラム」(図11)のステップ402の「調整
範囲検出ルーチン」にて検出される。すなわち、同ルー
チン(図12)のステップ502にて第1位置センサ3
5から読み込まれた新たな検出信号は”0”を表してい
て、新第1センサ検出値NRは”0”に設定される。一
方、前回の同ルーチンの実行時に更新された旧第1セン
サ検出値ORは”1”であるので、ステップ504にて
「YES」と判定され、ステップ506にて調整範囲脱
出フラグGFが”1”に設定される。
【0055】そして、「位置カウントルーチン」(図1
3〜図15)が実行されると、ステップ604,606
にて、原点移動フラグSF及び下降フラグDFが共に”
0”に設定されていることに基づき、それぞれ「NO」
と判定されて、プログラムはステップ614(図14)
以降へ進められる。この場合、調整範囲脱出フラグGF
が”1”に設定されているので、ステップ616にて「
YES」と判定され、ステップ632にて現在位置Ns
cが「6」に設定されると共に、ステップ634にて調
整範囲フラグIFが”0”に設定される。
【0056】次に、「モータ停止制御ルーチン」(図1
6)が実行されると、前述と同様にして、ステップ70
2〜708の処理後、ステップ710にて現在位置Ns
cと目標位置Tscとが等しいか否かが判定される。こ
の場合、第2位置センサ36からの検出信号に基づいて
センサプレート34の回転位置が正常に検出されていな
いので、現在位置Nscと目標位置Tscとは等しくな
く、同ステップ710にて「NO」と判定されて、ステ
ップ714にて同ルーチンの実行が終了する。そして、
「タイマ割り込みプログラム」(図11)のステップ4
08にて調整範囲脱出フラグGF及び調整範囲検知フラ
グNFが共に”0”にクリアされた後、ステップ410
にて作動時間tに「1」が加算される。このようにして
、作動時間tが2.5ms毎に「1」ずつ大きくなる。
【0057】ふたたび、「メインプログラム」(図6)
のステップ108の「モータ作動制御ルーチン」(図8
)が実行されると、この場合、作動フラグMFは”1”
に設定されていると共に、原点移動フラグSF、上昇フ
ラグUF、下降フラグDF及びモータ停止フラグMSは
すべて”0”に設定されているので、ステップ302に
て「YES」、ステップ316,318にて共に「NO
」と判定されて、ステップ320にて作動時間tが所定
時間値tmax以上であるか否かが判定される。この所
定時間値tmaxはセンサプレート34が1周より若干
多く回転する時間に設定されており、作動時間tが所定
時間値tmax未満であれば、ステップ320における
「NO」との判定の基に、ステップ314にてこのルー
チンの実行が終了して、センサプレート34は回転し続
ける。一方、作動時間tが所定時間値tmax以上にな
ると、ステップ320にて「YES」と判定され、ステ
ップ322にて「モータ反転停止ルーチン」が実行され
る。この「モータ反転停止ルーチン」(図17)におい
ては、前述のように、電動モータ21が10μs だけ
反転された後に停止し、モータ停止フラグMSが”1”
に設定されると共に、作動時間tが「0」にクリアされ
る。この「モータ反転停止ルーチン」の実行後、ステッ
プ324(図8)にて位置不明フラグPFが”1”に設
定されると共に、作動フラグMFが”0”にクリアされ
て、このルーチンの実行が終了する。
【0058】そして、ふたたび、「メインプログラム」
(図6)のステップ108の「モータ作動制御ルーチン
」(図8)が実行されると、この場合、作動フラグMF
は”0”に設定されていると共に、ゴルフボールもティ
ー14上に載っているので、ステップ302にて「NO
」、ステップ304にて「YES」と判定されて、プロ
グラムは図9のステップ328へ進められて、同ステッ
プ328にて現在位置Nscと目標位置Tscとが等し
いか否かが判定される。現在位置Nscと目標位置Ts
cとは前述のように等しくないので、ステップ328に
おける「NO」との判定の基に、プログラムはステップ
332以降へ進められる。この場合、位置不明フラグP
Fが”1”に設定されているので、前記ステップ332
にて「YES」と判定されて、ステップ334〜346
の処理が実行された後、ステップ330にてこのルーチ
ンの実行が終了する。ステップ334〜346の処理に
おいては、位置不明フラグPF及びモータ停止フラグM
Sが”0”に設定され、原点移動フラグSF及び作動フ
ラグMFが”1”に設定され、目標位置Tsc及び作動
時間tが「0」にクリアされ、かつ電動モータ21を逆
転させるための制御信号が駆動回路45へ出力される。 これにより、電動モータ21は逆転(図1の矢印と反対
方向)し始め、センサプレート34も同方向へ回転し始
める。
【0059】さらに、この状態で、「メインプログラム
」(図6)のステップ108の「モータ作動制御ルーチ
ン」(図8)がふたたび実行されると、この場合、作動
フラグMF及び原点移動フラグSFが共に”1”に設定
されているので、ステップ302,316にて共に「Y
ES」と判定されて、プログラムは図10のステップ3
62へ進められる。この状態では、モータ停止フラグM
Sは”0”に設定されていると共に、原点移動フラグS
Fは”1”に設定されているので、ステップ362,3
64にて共に「YES」と判定されて、ステップ366
にて作動時間tが所定時間値tmax以上になるまで「
NO」と判定され続けて、ステップ368にてこのルー
チンの実行が終了する。以降、この状態が続くので、こ
の「モータ作動制御ルーチン」においては、ステップ3
02,316,362〜368からなる処理が実行され
続ける。
【0060】このようなセンサプレート34の逆転(図
1,4の矢印と反対方向)により、同プレート34の長
孔34aが第1位置センサ35を通過して調整範囲を脱
出すると、「タイマ割り込みプログラム」(図11)の
実行時に、前述した「調整範囲検出ルーチン」(図12
)のステップ504,506の処理により、調整範囲脱
出フラグGFが”1”に設定される。したがって、次に
、「位置カウントルーチン」(図13)が実行されると
、ステップ604にて”1”に設定されている原点移動
フラグSFに基づいて「YES」と判定された後、ステ
ップ608にて「YES」すなわち調整範囲脱出フラグ
GFは”1”であると判定され、ステップ610にて現
在位置Nscが「0」に設定されて、ステップ612に
てこのルーチンの実行が終了する。また、次に、「モー
タ停止制御ルーチン」(図16)が実行されると、この
場合も、原点移動フラグSF及び調整範囲脱出フラグG
Fは共に”1”に設定されているので、ステップ702
,716にて共に「YES」と判定され、ステップ71
8にて「モータ反転停止ルーチン」が実行される。
【0061】この「モータ反転停止ルーチン」(図17
)においては、原点移動フラグSFが”1”に設定され
ているので、ステップ802,806,808の処理に
より、電動モータ21が10μs だけ正転(図1,4
の矢印方向)された後に停止し、ステップ810,81
2の処理により、モータ停止フラグMSが”1”に設定
されると共に、作動時間tが「0」にクリアされる。そ
の後、ステップ720(図16)にて原点移動フラグS
Fが”0”に変更される。センサプレート34は、その
長孔34aの図1,4における下端が第1位置センサ3
5に対向する位置にて停止し、クランク25は回転位置
P10にて停止し、かつレバー26は位置20で停止す
るので、ティー14の高さは最も低い位置30に設定さ
れる。
【0062】一方、この状態で、「メインプログラム」
(図6)のステップ108の「モータ作動制御ルーチン
」(図8)がふたたび実行されると、この場合、作動フ
ラグMF及びモータ停止フラグMSは”1”に設定され
ていると共に、原点移動フラグSF、上昇フラグUF及
び下降フラグDFは”0”に設定されているので、ステ
ップ302にて「YES」、ステップ316にて「NO
」、ステップ318にて「YES」と判定され、ステッ
プ326にて作動フラグMFが”0”に変更されて、ス
テップ314にてこのモータ作動制御ルーチンの実行が
終了する。 そして、次に、前記「モータ作動制御ルーチン」が実行
されたときには、作動フラグMFは”1”であり、現在
位置Nscと目標位置Tscとは等しく「0」に設定さ
れているので、ティー14上にあるゴルフボールが打た
れるまでは、図8,9のステップ302,304,32
8,330の処理が実行される。また、ゴルフボールが
打たれると、ステップ306以降の処理が実行されるよ
うになる。
【0063】一方、このような原点移動制御によっても
、ティー14が最低高さ位置P30に設定されない場合
には、上述した場合と同様、作動時間tは、「タイマ割
り込みプログラム」(図11)が実行される2.5ms
毎に大きくなり、所定時間値tmax以上になる。この
場合、前述した「メインプログラム」(図6)の「モー
タ作動制御ルーチン」(図8〜図10)のステップ30
0,302,316,362〜368の実行中、ステッ
プ366にて「YES」と判定され、ステップ370に
て異常処理が実行された後、ステップ372にてプログ
ラムの実行が終了する。この終了は、プログラムがこれ
以上実行されないことを意味し、この場合には、新たに
電源スイッチを投入しない限り、プログラムの実行が開
始されない。また、前記ステップ370の異常処理にお
いては、表示器46に異常信号が供給され、同表示器4
6は当該自動ティーアップ装置の利用者及び所有者に同
装置の異常を知らせる。
【0064】次に、ティー14の高さを利用者の好みに
応じて変更する場合について説明する。この場合、ティ
ー14上にゴルフボールを載せたままの状態で、利用者
は、ティー14が好みの高さになるまで、上昇スイッチ
42又は下降スイッチ43を1回又は複数回押圧操作す
る。
【0065】上昇スイッチ42が押圧操作されると、C
PU44cは、「メインプログラム」(図6)の実行中
、ステップ106の「高さ選択ルーチン」にて前記操作
を検出する。この「高さ選択ルーチン」(図7)におい
ては、ステップ200における開始後、ステップ202
にて「YES」と判定され、現在位置Nscが「5」未
満であれば、ステップ206にて目標位置Tscに「1
」が加算される。なお、この上昇スイッチ42の操作、
及び後述する下降スイッチ42の操作は、各スイッチ4
2,43の押圧解除時に、ステップ202,208にて
同スイッチ42,43の操作有りと検出される。また、
現在位置Nscが「5」以上であれば、ステップ204
にて「YES」と判定されて、ステップ214にてこの
ルーチンの実行が終了するので、この場合には、ティー
14の高さは変更されない。
【0066】前述のように、目標位置Tscが変更され
た状態で、「メインプログラム」(図6)の「モータ作
動制御ルーチン」(図8〜図10)が実行されると、上
述したステップ300〜304,328,330の実行
中、ステップ328にて「NO」すなわち現在位置Ns
cが目標位置Tscに等しくないと判定されて、プログ
ラムはステップ332へ進められる。位置不明フラグP
Fは”0”に設定されているので、ステップ332にて
「NO」と判定されて、ステップ348にて現在位置N
scと目標位置Tscとが比較される。この場合、前記
上昇ステップ42の操作により目標位置Tscが増加し
ているので、前記ステップ348においては「YES」
すなわち現在位置Nscは目標位置Tscより小さいと
判定されて、ステップ350〜354,344,346
の処理が実行されて、ステップ330にてこのルーチン
の実行が終了する。これらのステップ350〜354,
344,346の処理においては、上昇フラグUF及び
作動フラグMFが”1”に設定され、モータ停止フラグ
MSが”0”に設定され、作動時間tが「0」にクリア
され、電動モータ21を正転させるための制御信号が駆
動回路45へ出力される。これにより、駆動回路45は
電動モータ21を正転させる。
【0067】そして、ふたたび、「メインプログラム」
(図6)のステップ108の「モータ作動制御ルーチン
」(図8)が実行されると、この場合、作動フラグMF
及び上昇フラグUFは共に”1”に設定されているので
、ステップ302,316にて共に「YES」と判定さ
れて、プログラムはステップ362(図10)に進めら
れる。また、この場合、モータ停止フラグMS及び原点
移動フラグSFは共に”0”に設定されているので、ス
テップ362にて「YES」、ステップ364にて「N
O」と判定されると共に、ステップ374にて「YES
」すなわち上昇フラグUFが”1”であると判定されて
、プログラムはステップ376以降へ進められる。今、
現在位置Nscは「5」以下であり、作動時間tも大き
くないので、ステップ376,378にて共に「NO」
と判定されて、ステップ368にてこのルーチンの実行
が終了する。この状態では、この「モータ作動制御ルー
チン」においては、前述したステップ300,302,
316,362,364,374〜378,368から
なる処理が実行され続ける。
【0068】一方、この状態で、「タイマ割り込みプロ
グラム」(図11)の実行に伴い、同プログラムのステ
ップ404にて「位置カウントルーチン」が実行される
と、同ルーチン(図13)のステップ604にて「NO
」すなわち原点移動フラグSFは”1”でないと判定さ
れると共に、ステップ606にて「NO」すなわち下降
フラグDFは”1”でないと判定されて、プログラムは
図14のステップ614へ進められる。この場合、セン
サプレート34の回転位置は常に調整範囲内にあって、
「タイマ割り込みプログラム」(図11)の「調整範囲
検出ルーチン」においては調整範囲検知フラグNF及び
調整範囲脱出フラグGFが”1”に設定されることはな
く、かつ調整範囲フラグIFは”1”に保たれているの
で、ステップ614,616にて共に「NO」と判定さ
れ、ステップ618にて「YES」と判定されて、プロ
グラムはステップ620以降へ進められる。
【0069】ステップ620〜628の処理は、上述し
たように、センサプレート34の切欠き34b〜34f
のいずれかが第2位置センサ36の位置を通過するとき
に、現在位置Nscを「1」だけカウントアップさせる
ものである。その結果、前記電動モータ21の回転に伴
ってセンサプレート34が回転して、現在位置Nscと
目標位置Tscとが一致すると、この一致は「タイマ割
り込みプログラム」(図11)のステップ406の「モ
ータ停止制御ルーチン」にて検出される。
【0070】「モータ停止制御ルーチン」(図16)に
おいては、原点移動フラグSFが”0”に設定され、か
つ上昇フラグUFが”1”に設定されていることに基づ
いて、ステップ702にて「NO」、ステップ704に
て「YES」と判定され、ステップ722の処理後、ス
テップ724にて「YES」すなわち現在位置Nscが
目標位置Tscに等しいと判定されて、ステップ726
,728の処理がなされる。ステップ726においては
「モータ反転停止ルーチン」が実行され、その後、ステ
ップ728において上昇フラグUFが”0”に変更され
る。
【0071】この「モータ反転停止ルーチン」(図17
)においては、前述のように、電動モータ21が10μ
s だけ反転された後に停止し、モータ停止フラグMS
が”1”に設定されると共に、作動時間tが「0」にク
リアされる。その結果、ティー14の高さが上昇スイッ
チ42により設定された高さ(位置P31〜P35)に
設定される。一方、この状態で、「メインプログラム」
(図6)のステップ108の「モータ作動制御ルーチン
」(図8)がふたたび実行されると、この場合、作動フ
ラグMF及びモータ停止フラグMSは”1”に設定され
ていると共に、上昇フラグUFは”0”に設定されてい
るので、ステップ302にて「YES」、ステップ31
6にて「NO」、ステップ318にて「YES」と判定
されて、ステップ326にて作動フラグMFが”0”に
変更される。これにより、次に、前記「モータ作動ルー
チン」が実行されたときには、ステップ302にて「N
O」と判定されて、上述したステップ304以降の処理
が実行されるようになる。
【0072】また、なんらかの異常により、「位置カウ
ントルーチン」にて設定された現在位置Nscが「6」
になってしまった場合には、前記ステップ722(図1
6)における「YES」との判定の基に、ステップ72
6,728の処理により、電動モータ21が停止制御さ
れる。さらに、前記ステップ722,726,728と
同種の一連の処理は、「モータ作動制御ルーチン」のス
テップ376,386,382(図10)にも用意され
ており、この場合も、現在位置Nscが「6」になって
しまった場合には、電動モータ21が停止制御される。 さらに、この場合には、ステップ384にて作動フラグ
MFも”0”に変更される。
【0073】また、前記ティー14の高さを上昇させて
いるとき、前述のように、現在位置Nscが目標位置T
scに等しくなったり、現在位置Nscが「6」になっ
たりしない場合には、作動時間tが大きくなる。この場
合、「モータ作動ルーチン」のステップ378(図10
)にて「YES」すなわち作動時間tが所定時間値tm
ax以上であると判定され、ステップ380にて位置不
明フラグPFが”1”に設定され、ステップ382にて
電動モータ21が停止制御され、ステップ384にて作
動フラグMFが”0”に変更されて、ステップ368の
このルーチンの実行が終了する。これにより、この場合
には、上述した原点移動制御がなされて、ティー14は
最低高さ位置P30に設定される。
【0074】一方、下降スイッチ43が押圧操作された
場合には、上述の「高さ選択ルーチン」(図7)のステ
ップ208にて「YES」と判定され、現在位置Nsc
が「1」より大きければ、ステップ212にて目標位置
Tscから「1」が減算される。また、現在位置Nsc
が「1」以下であれば、ステップ210にて「YES」
と判定されて、ステップ214にてこのルーチンの実行
が終了するので、この場合には、ティー14の高さは変
更されない。前述のように、目標位置Tscが減算され
た状態で、「モータ作動制御ルーチン」(図8〜図10
)が実行されると、前述した場合と同様、ステップ32
8,332(図9)にて共に「NO」と判定されて、プ
ログラムはステップ348へ進められる。この場合、前
記下降スイッチ43の操作により目標位置Tscが減少
しているので、前記ステップ348においては「NO」
すなわち現在位置Nscは目標位置Tscより小さくな
いと判定されて、ステップ356,346にて下降フラ
グDF及び作動フラグMFが”1”に設定され、ステッ
プ360にてモータ停止フラグMSが”0”に設定され
、ステップ344にて作動時間tが「0」にクリアされ
、ステップ358にて電動モータ21を逆転させるため
の制御信号が駆動回路45へ出力される。これにより、
駆動回路45は電動モータ21を逆転させる。
【0075】そして、ふたたび、「モータ作動制御ルー
チン」(図8)が実行されると、この場合、作動フラグ
MF及び下降フラグDFは共に”1”に設定されている
と共に、モータ停止フラグMS及び原点移動フラグSF
は共に”0”に設定されているので、ステップ302,
316(図8)にて共に「YES」と判定され、ステッ
プ362(図10)にて「YES」、ステップ364に
て「NO」と判定されて、プログラムはステップ374
へ進められる。そして、ステップ374にて「NO」す
なわち上昇フラグUFが”1”でないと判定されるので
、この状態では、この「モータ作動制御ルーチン」にお
いては、ステップ300,302,316,362,3
64,374,388,378,368からなる処理が
実行され続ける。
【0076】一方、この状態で、「タイマ割り込みプロ
グラム」(図11)の実行に伴い、同プログラムのステ
ップ404にて「位置カウントルーチン」(図13)が
実行されると、この場合には、下降フラグDFが”1”
に設定されているので、図15のステップ640以降の
処理が実行される。そして、この場合も、「調整範囲検
出ルーチン」(図12)においては、調整範囲検知フラ
グNF及び調整範囲脱出フラグGFが”1”に設定され
ることはなく、かつ調整位置フラグIFは”1”に保た
れているので、ステップ640,642にて共に「NO
」と判定されると共に、ステップ644にて「YES」
と判定されて、ステップ646〜654の処理により、
センサプレート34の切欠き34b〜34fのいずれか
が第2位置センサ36の位置を通過するときに、現在位
置Nscを「1」だけカウントダウンされる。
【0077】その結果、前記電動モータ21の回転に伴
ってセンサプレート34が回転して、現在位置Nscと
目標位置Tscとが一致すると、「モータ停止制御ルー
チン」(図16)のステップ732にて「YES」すな
わち現在位置Nscが目標位置Tscに等しいと判定さ
れ、ステップ734にて「モータ反転停止ルーチン」が
実行された後、ステップ736にて下降フラグDFが”
0”に変更される。この「モータ反転停止ルーチン」に
おいては、下降フラグDFが”1”に設定されているの
で、ステップ802,806,808(図17)の処理
により電動モータ21が10μs だけ正転された後に
停止する。 そして、この場合も、モータ停止フラグMSが”1”に
設定されると共に、作動時間tが「0」にクリアされる
。 その結果、ティー14の高さが下降スイッチ43により
設定された高さ(位置P31〜P35)に設定される。 一方、この状態で、「メインプログラム」(図6)のス
テップ108の「モータ作動制御ルーチン」(図8)が
ふたたび実行されると、この場合も、ステップ326に
て作動フラグMFが”0”に変更されるので、、次に、
前記「モータ作動ルーチン」が実行されたときには、ス
テップ302にて「NO」と判定されて、上述したステ
ップ304以降の処理が実行されるようになる。
【0078】また、なんらかの異常により、「位置カウ
ントルーチン」にて設定された現在位置Nscが「0」
になってしまった場合には、ステップ730(図16)
における「YES」との判定の基に、ステップ734,
735の処理により、電動モータ21が停止制御される
。 さらに、前記ステップ730,734,736と同種の
一連の処理は「モータ作動制御ルーチン」(図10)の
ステップ388,390,382にも用意されており、
この場合も、現在位置Nscが「0」になってしまった
場合には、電動モータ21が停止制御される。
【0079】また、前記ティー14の高さを下降させて
いるとき、前述のように、現在位置Nscが目標位置T
scに等しくなったり、現在位置Nscが「0」になっ
たりしない場合には、作動時間tが大きくなる。そして
、この場合も、センサプレート34の回転により、同プ
レート34の回転位置が調整範囲内になったときには、
「調整範囲検出ルーチン」(図12)の実行により調整
範囲検知フラグNFが”1”に設定され、「位置カウン
トルーチン」のステップ640,658,660(図1
5)の処理によって現在位置Nscが「6」に設定され
ると共に調整範囲フラグIFは”1”に設定される。ま
た、センサプレート34の回転位置が調整範囲外になっ
たときには、「調整範囲検出ルーチン」(図12)の実
行により調整範囲脱出フラグGFが”1”に設定され、
「位置カウントルーチン」のステップ642,662,
664(図15)の処理によって現在位置Nscが「0
」に設定されると共に調整範囲フラグIFは”0”に設
定される。さらに、電動モータ21が回転し続けて作動
時間tが所定時間値tmax以上になると、「モータ作
動ルーチン」のステップ378(図10)にて「YES
」と判定され、ステップ380にて位置不明フラグPF
が”1”に設定される。これにより、上述した原点移動
制御がなされて、ティー14は最低高さ位置P30に設
定される。
【0080】上記動作説明のように、上記実施例におい
ては、ボールセンサ18によりティー14上にゴルフボ
ールがないことが検出されると、「モータ作動制御ルー
チン」(図8〜図10)の実行によって電動モータ21
が起動され、同モータ21の回転運動がクランク25、
レバー26及び連結部材32により上下運動に変換され
てティー14が下降する。一方、このティー14の下降
時には、電動モータ21の回転に伴い、アーム24も回
転し、同アーム24の爪部24bが第1レール15上の
ゴルフボールを第2レール16に運搬し、この第2レー
ル16がゴルフボールをティー14上に供給する。そし
て、「調整範囲検出ルーチン」(図12)及び「位置カ
ウントルーチン」(図13〜図15)の処理によってテ
ィー14の現在位置Nscが検出されて、「モータ停止
制御ルーチン」(図16)の実行によって目標位置Ts
cと現在位置Nscとの比較に基づいて、ティー14が
目標位置Tscに設定される。この場合、目標位置Ts
cは、上昇スイッチ42又は下降スイッチ43の操作に
基づく「高さ選択ルーチン」(図7)の実行によって利
用者の好みの高さに設定される。したがって、上記実施
例によれば、単一の電動モータ21を用いるのみで、ゴ
ルフボールを任意の高さに自動的にティーアップするこ
とができ、当該ゴルフ練習用自動ティーアップ装置を小
型かつ低コストに製造できる。
【0081】また、前記現在位置Nscの検出において
は、「調整範囲検出ルーチン」(図12)の実行によっ
てセンサプレート34の長孔34aの一部が第1位置セ
ンサ35と対向する位置に来ていることを条件にティー
14の高さが所定範囲に属したことが検出され、この検
出状態にあるとき、「位置カウントルーチン」(図13
〜図15)にてセンサプレート34の切欠き34b〜3
4fの第2位置センサ36の位置への到来毎に、現在位
置Nscをカウントアップする。これにより、センサを
多数用いることなく、多数種類のティーの高さを設定で
きるようになる。そして、前記ティー14が所定範囲に
来たことが検出される前には、前記現在位置Nscのカ
ウントアップの処理を実行する必要がないので、CPU
44cはこの間「メインプログラム」(図6)のステッ
プ110にて清算などのその他の処理を充分に時間を掛
けて行うことができるようになる。
【0082】さらに、上記によれば、「モータ停止制御
ルーチン」(図16)にて電動モータ21を停止させる
場合には、同モータ21が正転していても、逆転してい
ても、一旦同モータ21を微小時間だけ反転させた後に
停止させるので、電動モータ21の停止時に慣性によっ
て停止が遅れることが補正される。
【0083】なお、上記実施例においては、レバーの揺
動によりティーを昇降させるようにしたティーアップ装
置に本発明に係る電気制御装置を適用した例について説
明したが、本発明に係る電気制御装置は、電動モータの
回転運動をレバーの揺動によらないでティーの上下運動
に変換するタイプのティーアップ装置にも適用できるも
のである。すなわち、ベルトをプーリを用いて巻回すこ
とによりベルトが上下動する部分を形成しておくと共に
、この上下動する部分にティーを固定しておき、同ベル
トを電動モータで駆動するようにしてティーを昇降する
タイプのティーアップ装置(例えば、上記「従来の技術
」の項で引用した特開平1−250277号公報参照)
にも、本発明に係る電気制御装置を適用できる。また、
ねじシャフト上にボールナットを組み付けておくと共に
同ナットにティーを固定しておき、電動モータで前記ね
じシャフトを回転するようにしてティーを昇降するタイ
プのティーアップ装置にも、本発明に係る電気制御装置
を適用できる。これらの場合も、電気制御装置は電動モ
ータの回転軸の回転を検出して、同モータの回転を制御
するようにすればよい。
【図面の簡単な説明】
【図1】  本発明の一実施例に係る自動ティーアップ
装置の正面図である。
【図2】  同装置の平面図である。
【図3】  同装置の側面図である。
【図4】  図1のセンサプレートの正面図である。
【図5】  同装置のための電気制御装置のブロック図
である。
【図6】  図5のマイクロコンピュータにて実行され
る「メインプログラム」に対応したフローチャートであ
る。
【図7】  図6の「高さ選択ルーチン」に対応したフ
ローチャートである。
【図8】  図6の「モータ作動制御ルーチン」の一部
に対応したフローチャートである。
【図9】  同「モータ作動制御ルーチン」の一部に対
応したフローチャートである。
【図10】同「モータ作動制御ルーチン」の一部に対応
したフローチャートである。
【図11】図5のマイクロコンピュータにて実行される
「タイマ割り込みプログラム」に対応したフローチャー
トである。
【図12】図11の「調整範囲検出ルーチン」に対応し
たフローチャートである。
【図13】図11の「位置カウントルーチン」の一部に
対応したフローチャートである。
【図14】同「位置カウントルーチン」の一部に対応し
たフローチャートである。
【図15】同「位置カウントルーチン」の一部に対応し
たフローチャートである。
【図16】図11の「モータ停止制御ルーチン」に対応
したフローチャートである。
【図17】図8,10,16の「モータ反転停止ルーチ
ン」に対応したフローチャートである。
【符号の説明】
11,12…側板、14…ティー、15,16…レール
、18…ボールセンサ、21…電動モータ、24…アー
ム、24a…爪部、25…クランク、26…レバー、3
2…連結部材、34…センサプレート、34b〜34f
…切欠き、35…第1位置センサ、36…第2位置セン
サ、42…上昇スイッチ、43…下降スイッチ、44…
マイクロコンピュータ。

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】  本体内に昇降自在に設けたティーと、
    電動モータと、前記電動モータの回転運動を前記ティー
    の上下運動に変換する変換機構と、前記ティーの降下状
    態にてゴルフボールを前記ティーに供給する供給機構と
    、前記電動モータの回転を電気的に制御する電気制御装
    置とを備えたゴルフ練習用自動ティーアップ装置におい
    て、前記電気制御装置を、前記ティー上のゴルフボール
    の有無を検出するボールセンサと、前記電動モータの回
    転軸の回転位置を検出する回転位置検出手段と、前記テ
    ィーの高さを指定する指定手段と、前記ボールセンサ、
    前記回転位置検出手段及び前記指定手段に接続され、同
    ボールセンサにより前記ティー上にゴルフボールが検出
    されないとき、前記電動モータの回転を開始させ、かつ
    同回転位置検出手段によって検出された同モータの回転
    軸の回転位置が前記指定手段によって指定された高さに
    対応する回転位置に等しくなったとき同モータの回転を
    停止させる回転制御手段とで構成したことを特徴とする
    ゴルフ練習用自動ティーアップ装置。
  2. 【請求項2】  前記指定手段を複数の異なる高さのう
    ちのいずれか一つを選択する選択操作手段で構成し、前
    記回転位置検出手段を、前記電動モータの回転軸の回転
    位置が前記選択操作手段により選択可能な前記ティーの
    高さの範囲に対応した所定範囲内にある状態を検出する
    第1位置センサと、前記電動モータの回転軸の回転位置
    が前記所定範囲内に属しかつ前記選択操作手段により選
    択された複数の異なる高さに対応した各回転位置のいず
    れかにある状態を検出する第2位置センサとで構成し、
    前記回転制御手段を、前記選択操作手段により選択され
    た高さを表すデータを記憶する記憶手段と、前記ボール
    センサにより前記ティー上にゴルフボールが検出されな
    いとき前記電動モータの回転を開始させる開始手段と、
    前記第1位置センサによる検出に応答して前記電動モー
    タの回転軸の回転位置が前記所定範囲内に属したことを
    認識する認識手段と、前記認識手段による認識状態にて
    前記第2位置センサによる検出回数をカウントするカウ
    ント手段と、前記カウント手段によるカウント値と前記
    記憶手段に記憶されている高さデータとを比較して前記
    電動モータの回転軸の回転位置が前記選択された高さに
    対応した回転位置と一致したとき前記電動モータの回転
    を停止させる停止手段とで構成したことを特徴とする前
    記請求項1に記載のゴルフ練習用自動ティーアップ装置
  3. 【請求項3】  前記指定手段を複数の異なる高さのう
    ちのいずれか一つを選択する選択操作手段で構成し、前
    記回転位置検出手段を、前記電動モータの回転軸の回転
    位置が前記選択操作手段により選択可能な前記ティーの
    高さの範囲に対応した所定範囲内にある状態を検出する
    第1位置センサと、前記電動モータの回転軸の回転位置
    が前記所定範囲内に属しかつ前記選択操作手段により選
    択された複数の異なる高さに対応した各回転位置のいず
    れかにある状態を検出する第2位置センサとで構成し、
    前記回転制御手段をコンピュータで構成して、同コンピ
    ュータが、前記選択操作手段により選択された高さを表
    すデータを記憶する記憶処理と、前記ボールセンサによ
    り前記ティー上にゴルフボールが検出されないとき前記
    電動モータの回転を開始させる開始処理と、前記第1位
    置センサによる検出に応答して前記電動モータの回転軸
    の回転位置が前記所定範囲内に属したことを認識する認
    識処理と、前記認識処理による認識状態にて前記第2位
    置センサによる検出回数をカウントするカウント処理と
    、前記カウント処理によるカウント値と前記記憶処理に
    よって記憶されている高さデータとを比較して前記電動
    モータの回転軸の回転位置が前記選択された高さに対応
    した回転位置と一致したとき前記電動モータの回転を停
    止させる停止処理とからなる一連の処理を繰り返し実行
    するようにしたことを特徴とする前記請求項1に記載の
    ゴルフ練習用自動ティーアップ装置。
  4. 【請求項4】  前記電動モータを正逆転可能に構成す
    ると共に、前記回転制御手段を、前記ボールセンサによ
    り前記ティー上にゴルフボールが検出されないとき前記
    電動モータの回転を開始させる開始手段と、前記電動モ
    ータの回転軸の回転位置が前記指定手段により指定され
    た高さに対応する回転位置にあることが前記回転位置検
    出手段により検出されたとき同モータを微小時間だけ反
    転させた後に停止させる反転停止手段とで構成したこと
    を特徴とする前記請求項1に記載のゴルフ練習用自動テ
    ィーアップ装置。
  5. 【請求項5】  前記請求項1に記載の変換機構を、一
    端にて前記ティーを連結し他端にて前記本体に回動可能
    に支持されて同他端を支点とした揺動により前記ティー
    を昇降させるレバーと、一端にて前記レバーの中間部に
    同レバーの軸方向に変位可能に係合し他端にて前記電動
    モータの回転軸に接続されたクランクとで構成したこと
    を特徴とするゴルフ練習用自動ティーアップ装置。
  6. 【請求項6】  前記請求項1に記載の供給機構を前記
    電動モータの回転軸に接続して同回転軸の回転に連動さ
    せたことを特徴とするゴルフ練習用自動ティーアップ装
    置。
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