JPH04314408A - イオン水供給洗面化粧台 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】

【０００１】

【産業上の利用分野】本発明は、手洗い、洗髪等の機能
を有する洗面化粧台、特に電気温水器を組み込んだもの
に関するものである。

【０００２】

【従来の技術】従来洗面化粧台として電気温水器を組み
込んだ洗面化粧台がある。この電気温水器を組み込んだ
洗面化粧台は、図３に示すように洗面化粧台のキャビネ
ット本体１内に電気温水器２が内蔵されたものである。 そして、水道の元配管がキャビネット本体１内の止水栓
３に接続され、ここから湯水の混合量を調整する湯水混
合栓４へ配管接続され、湯水混合栓４から一方は電気温
水器２の給水口５へ、他方は湯水を混合するための混合
部６（三方継手）へ接続されている。この混合部６へは
電気温水器２の給湯口７から配管接続されているととも
に、混合された適温の温水を供給するために吐出口８へ
接続されており、手洗いや、洗髪に利用されている。

【０００３】

【発明が解決しようとする課題】ところが、上記の従来
の洗面化粧台は手洗い、洗顔、洗髪の回数が多い場合、
手あれや髪の毛のあれがひどく、美容に良くないという
問題があり、特に、洗髪の場合は髪の毛のキューティク
ルの損傷が激しく、痛みが早いという問題がある。

【０００４】本発明は上記の従来例の問題点に鑑みて発
明したものであって、その目的とするところは、手洗い
、洗顔、洗髪時に美容に良く、洗浄力の強い水を適温に
て供給することができるイオン水供給洗面化粧台を提供
するにある。

【０００５】

【課題を解決するための手段】上記従来例の問題点を解
決して本発明の目的を達成するため、本発明のイオン水
供給洗面化粧台は、タンク９内に電気分解によりアルカ
リ水と酸性水とを作るイオン水***手段Ａとヒータ２５
とを設け、タンク９よりからんＢへの第１の給水管１２
とタンク９内の酸性水室２０とアルカリ水室２２とに各
々給水する第２及び第３の給水管１５、１６とを設けて
成ることを特徴とするものである。

【０００６】

【作用】本発明はタンク９内に電気分解によりアルカリ
水と酸性水とを作るイオン水***手段Ａとヒータ２５と
を設けてあるので、ヒータ２５でタンク９内を所定温度
まで加熱すると共に、タンク９内の温水を電気分解して
陽極側の酸性水室２０側に酸性水を、陰極側のアルカリ
水室２２側にアルカリ水を生成させる。そして、タンク
９よりからんＢへの第１の給水管１２とタンク９内の酸
性水室２０とアルカリ水室２２とに各々給水する第２及
び第３の給水管１５、１６とを設けたことで、からんＢ
を開き、第２及び第３の給水管１５、１６のいずれかか
らタンク９内の酸性室２０乃至アルカリ水室２２に給水
すると、洗面化粧台のからんＢから酸性水又はアルカリ
水が吐出されることになり、酸性水により肌、髪の毛へ
の刺激が少ないと共に、洗浄力、殺菌力が強いため、こ
の酸性水で手洗い、洗髪を行うものである。また、肌の
収れん効果や保湿効果が高く、美容にもよいものである
。一方、アルカリ水は油性の汚れに対して洗浄力が強い
ため、手や髪の毛に付着している油性の汚れ（例えば化
粧品）が良く落ちるものである。

【０００７】

【実施例】以下本発明を添付図面に示す実施例に基づい
て詳述する。図１には本発明の配管図が示してあり、図
２には本発明に用いるタンク９が示してある。タンク９
は洗面化粧台のキャビネット本体内に内装されるもので
ある。このタンク９内には電気分解によりアルカリ水と
酸性水とを作るイオン水***手段Ａとヒータ２５とを設
けてある。

【０００８】イオン水***手段Ａは下記のような構成と
なっている。うなわち、タンク９内を水分子は通過しに
くいがイオンは透過する物質であるイオン水透過膜や素
焼きの陶器等のイオン透過物質による隔壁１０で２分割
し、一方の室を酸性水室２０、他方の室をアルカリ水室
２２としてあり、酸性水室２０側に陽電極２１、アルカ
リ水室２２側に陰電極２３が配置してあって、直流電源
２４に配線されている。

【０００９】タンク９内の上記酸性水室２０、他方の室
をアルカリ水室２２内には昇温用のヒータ２５が設けて
ある。タンク９内の上部には隔壁１０との間に空間が設
けられており、タンク９の上部に出水口１１が設けてあ
ってからんＢに接続した混合部６へ第１の給水管１２に
て接続してある。タンク９の下部には給水用として酸性
水側給水口１３、アルカリ水側給水口１４が設けてある
。水道水は止水栓３から湯水混合栓４に供給されるよう
になっており、湯水混合栓４からの一経路の配管２６は
先端が第２及び第３の給水管１５、１６に分岐し、この
第２及び第３の給水管１５、１６はそれぞれタンク９の
下部に設けた酸性水側給水口１３、アルカリ水側給水口
１４に接続してある。また、第２及び第３の給水管１５
、１６にはそれぞれ電磁弁や手動弁等よりなる開閉弁１
７、１８が設けてある。三方弁４からの残りの一経路は
バイパス管１９として混合部６へ配管接続してある。

【００１０】しかして、先ず欲しい水の種類に応じて開
閉弁１７、１８を開き（酸性水の場合は開閉弁１７を開
、アルカリ水の場合には開閉弁１８を開閉弁１８を開、
普通の水の場合には開閉弁１７、１８の両方とも開とす
る）、湯水混合栓４を開いて湯水混合量を設定し、この
状態でからんＢの開閉用の止水栓３を開くと、タンク９
内の酸性水室２０またはアルカリ水室２２のいずれか一
方または両方に選択的に水が給水され、タンク９内の欲
しい湯（酸性水、アルカリ水、または酸性水またはアル
カリ水の混合水である普通の水）が出水口１１から押し
出されて第１の給水管１２から混合部６に供給され、こ
の混合部６で、バイパス管１９より流入した水道水と混
合されてからんＢの吐水口８から適温の欲しい種類の水
が出る。この際、欲しい水（酸性水やアルカリ水）は温
度調整のための水道水と混合されるたが、ＰＨで表され
る濃度は水中の水素イオン濃度〔Ｈ＋　〕の常用対数で
表されるため、１０倍に薄められてＰＨが１下がる程度
であり、実用上は問題とならないものである。

【００１１】なお、本発明においてからんＢの概念には
シャワー水を吐出するシャワーヘッド等の吐水口を有す
る種々の形態のものが含まれる。

【００１２】

【発明の効果】本発明にあっては、叙述のように、タン
ク内に電気分解によりアルカリ水と酸性水とを作るイオ
ン水***手段とヒータとを設け、タンクよりからんへの
第１の給水管とタンク内の酸性水室とアルカリ水室とに
各々給水する第２及び第３の給水管とを設けてあるので
、酸性水で手洗い、洗顔、洗髪を行うことができて、肌
、髪の毛の荒れを防ぎ、肌の収れん効果や保温効果が高
く、美容に良いものであり、また、アルカリ水は油性の
汚れに対して洗浄力が強いため、手や髪の毛に付着して
いる油性の汚れ（例えば化粧品）が良く落ちるものであ
る。しかも、これら酸性水及びアルカリ水をタンク内で
電気分解により生成すると共に、タンク内においてヒー
タにより加温するので、簡単な構成により加温された酸
性水、加温されたアルカリ水を得ることができるもので
あり、構成が簡単でコンパクトになるので、洗面化粧台
のキャビネット本体に組み込むことができるものである
。

【図面の簡単な説明】

【図１】本発明の配管図である。

【図２】同上のタンクの斜視図である。

【図３】同上の従来例の洗面化粧台の一部切欠斜視図で
ある。

【符号の説明】

９　　タンク １２　　第１の給水管 １５　　第２の給水管 １６　　第３の給水管 ２０　　酸性水室 ２２　　アルカリ水室 Ａ　　イオン水***手段 Ｂ　　からん

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. 【請求項１】　　タンク内に電気分解によりアルカリ水
   と酸性水とを作るイオン水***手段とヒータとを設け、
   タンクよりからんへの第１の給水管とタンク内の酸性水
   室とアルカリ水室とに各々給水する第２及び第３の給水
   管とを設けて成ることを特徴とするイオン水供給洗面化
   粧台。