JPH04312277A - エアークリーナホース - Google Patents

エアークリーナホース

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Publication number
JPH04312277A
JPH04312277A JP7485591A JP7485591A JPH04312277A JP H04312277 A JPH04312277 A JP H04312277A JP 7485591 A JP7485591 A JP 7485591A JP 7485591 A JP7485591 A JP 7485591A JP H04312277 A JPH04312277 A JP H04312277A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
air cleaner
cleaner hose
wire
resin sheet
airtight cloth
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP7485591A
Other languages
English (en)
Inventor
Tatsuto Noda
野田 達人
Katsuyoshi Mori
森 勝義
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Toyoda Gosei Co Ltd
Original Assignee
Toyoda Gosei Co Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Toyoda Gosei Co Ltd filed Critical Toyoda Gosei Co Ltd
Priority to JP7485591A priority Critical patent/JPH04312277A/ja
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Pending legal-status Critical Current

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  • Rigid Pipes And Flexible Pipes (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、エアークリーナとエン
ジンとの間に装備されるエアークリーナホースの改良に
関する。
【0002】
【従来の技術】従来、図3に示すエアークリーナホース
9が知られている。このエアークリーナホースは、図4
に示すように、らせん状のワイヤ91と、このワイヤ9
1の軸方向内側及び外側に介在されて気密性及び柔軟性
を維持するゴム系接着剤含浸の気密布92、93とから
なる。
【0003】このエアークリーナホースは、エアークリ
ーナとエンジンとの間に装備され、±9.8kPa程度
の加圧及び減圧領域においては好適に使用されている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかし、従来のエアー
クリーナホース9は、±9.8kPa程度より過酷な加
圧及び減圧領域で使用されれば、気密布92、93の布
目から空気漏れを生じる場合があった。このため、近年
の高性能化により例えば自動車が過給機を備えれば、過
給機によりエアークリーナホース9内の加圧及び減圧領
域が従来よりも過酷なものとなり、このときエアークリ
ーナホース9で空気漏れを生じれば、エアークリーナホ
ース9の上流に設けられるエアーフローメータで算出し
た空気量と、現実にエンジンに吸入される空気量とに差
を生じ、適切な空燃比を妨げることも考えられる。
【0005】本発明は、従来よりも過酷な加圧及び減圧
領域であっても空気漏れを生じず、気密性に優れたエア
ークリーナホースを提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明のエアークリーナ
ホースは、らせん状のワイヤと、該ワイヤの軸方向内側
及び外側に介在され、ゴム系接着剤が含浸されて気密性
及び柔軟性を維持する気密布と、該ワイヤの軸方向内側
及び外側の少なくとも一方と該気密布との間に介在され
、加硫時の加熱によって溶解しない合成樹脂からなり気
密性を高める樹脂シートとからなることを特徴とするも
のである。
【0007】ワイヤは鋼線等の金属線をらせん状に巻い
たものである。このワイヤとしては、従来のエアークリ
ーナホースに採用される一般的なものを用いることがで
きる。このワイヤは、エアークリーナホースを筒状に維
持する。気密布は、綿等からなる布にゴム系接着剤が含
浸されたものである。この気密布としては、従来のエア
ークリーナホースに採用される一般的なものを用いるこ
とができる。この気密布は、ワイヤの軸方向内側及び外
側に介在され、エアークリーナホースの気密性及び柔軟
性を維持する。
【0008】樹脂シートは、気密布に含浸させたゴム系
接着剤の加硫時の加熱によって溶解しない合成樹脂から
なる。例えば、樹脂シートとして、ポリエステルシート
、PP(ポリプロピレン樹脂)シート等を採用すること
ができる。この樹脂シートは、ワイヤの軸方向内側及び
外側の少なくとも一方と気密布との間に介在され、エア
ークリーナホースの気密性を高める。この樹脂シートは
、エアークリーナホースの気密性を高める範囲で薄いも
のが柔軟性の点で好ましい。
【0009】
【作用】本発明のエアークリーナホースでは、ワイヤの
軸方向内側及び外側の少なくとも一方と気密布との間に
加硫時の加熱によって溶解しない合成樹脂からなる樹脂
シートが介在されているため、気密布の布目から漏れた
空気が樹脂シートによって表面に出にくく、気密性が高
められている。このため、このエアークリーナホースで
は、±9.8kPa程度より過酷な加圧及び減圧領域で
使用されても、表面から空気漏れを生じにくい。
【0010】
【実施例】以下、本発明を具体化した実施例1、2を図
面を参照しつつ説明する。 (実施例1) このエアークリーナホースは、図1に示すように、らせ
ん状のワイヤ1と、このワイヤ1の軸方向内側に介在さ
れた内側気密布21と、ワイヤ1の軸方向外側に介在さ
れた外側気密布22と、ワイヤ1の軸方向内側と内側気
密布21との間に介在された樹脂シート31とからなる
。なお、このエアークリーナホースは、図3に示す従来
のエアークリーナホースと同一の外観をもっている。
【0011】ワイヤ1は、直径2.3mmの鋼線を内径
57mm、ピッチ15mmとなるようにらせん状に巻い
たものである。内側気密布21及び外側気密布22は、
市販の綿布にゴム径接着剤として未加硫アクリルゴム系
接着剤を含浸させたものである。樹脂シート31は、厚
さ0.025mmのポリエステル製のものである。
【0012】このエアークリーナホースは、次のように
して製造したものである。まず、所定外径・長さの円柱
状治具にゴム系接着剤を含浸した内側気密布21を巻付
けた後、樹脂シート31を巻き付ける。次いで、内側気
密布21及び樹脂シート31を巻き付けた円柱状治具に
ワイヤ1を巻き付け、この状態でワイヤ1の上にゴム系
接着剤を含浸した外側気密布22を巻き付ける。そして
、外側気密布22、ワイヤ1、樹脂シート31及び内側
気密布21とともに円柱状治具を所定温度・時間加熱し
、ゴム系接着剤を加硫する。この後、円柱状治具を抜き
出し、エアークリーナホースを得る。
【0013】このエアークリーナホースでは、ワイヤ1
の軸方向内側と内側気密布21との間にポリエステルか
らなる樹脂シート31がゴム系接着剤の加硫により一体
的に介在されているため、内側気密布21の布目から漏
れた空気が樹脂シート31によって外側気密布22から
表面に出にくく、気密性が高められている。このため、
このエアークリーナホースでは、±88kPa程度まで
過酷な加圧及び減圧領域で試験しても、表面から空気漏
れを生じることはなかった。
【0014】また、このエアークリーナホースでは、表
面が従来と同一の外側気密布22からなり、かつ樹脂シ
ート31が薄いものであるため、柔軟性、耐久性等の他
の特性については従来のものと同様に発揮することがで
きた。 (実施例2) このエアークリーナホースは、実施例1のものと基本的
には同一の構成であるが、図2に示すように、樹脂シー
ト32をワイヤ1の軸方向外側と外側気密布22との間
に介在した点が異なる。したがって、同一の構成につい
ては実施例1のものと同一符号を付し、説明を省略する
【0015】このエアークリーナホースは、次のように
して製造したものである。まず、上記と同様の円柱状治
具にゴム系接着剤を含浸した内側気密布21を巻付け、
さらにワイヤ1を巻き付ける。次いで、この状態でワイ
ヤ1の上に樹脂シート32を巻き付け、さらに樹脂シー
ト32の上にゴム系接着剤を含浸した外側気密布22を
巻き付ける。そして、外側気密布22、樹脂シート32
、ワイヤ1及び内側気密布21とともに円柱状治具を所
定温度・時間加熱し、ゴム系接着剤を加硫する。この後
、円柱状治具を抜き出し、エアークリーナホースを得る
【0016】このエアークリーナホースでは、ワイヤ1
の軸方向外側と外側気密布22との間にポリエステルか
らなる樹脂シート32がゴム系接着剤の加硫により一体
的に介在されており、実施例1のものと同様の作用及び
効果を得ることができた。
【0017】
【発明の効果】以上詳述したように、本発明のエアーク
リーナホースでは、ワイヤの軸方向内側及び外側の少な
くとも一方と気密布との間に加硫時の加熱によって溶解
しない合成樹脂からなる樹脂シートが介在されているた
め、従来よりも過酷な加圧及び減圧領域であっても空気
漏れを生じず、気密性に優れている。
【0018】したがって、例えばターボチャージャやス
ーパーチャージャの過給機を備えた自動車にこのエアー
クリーナホースを採用すれば、過給機によりエアークリ
ーナホース内の加圧及び減圧領域が従来よりも過酷なも
のとなっても、エアークリーナホースで空気漏れを生じ
にくく、適切な空燃比を維持することができる。そして
、これにより、その自動車は優れた走行性及び燃費性を
発揮することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】実施例1のエアークリーナホースの断面図であ
る。
【図2】実施例2のエアークリーナホースの断面図であ
る。
【図3】従来のエアークリーナホースの側面図である。
【図4】従来のエアークリーナホースの断面図である。
【符号の説明】
1…ワイヤ      21、22…気密布     
 31、32…樹脂シート

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】らせん状のワイヤと、該ワイヤの軸方向内
    側及び外側に介在され、ゴム系接着剤が含浸されて気密
    性及び柔軟性を維持する気密布と、該ワイヤの軸方向内
    側及び外側の少なくとも一方と該気密布との間に介在さ
    れ、加硫時の加熱によって溶解しない合成樹脂からなり
    気密性を高める樹脂シートとからなることを特徴とする
    エアークリーナホース。
JP7485591A 1991-04-08 1991-04-08 エアークリーナホース Pending JPH04312277A (ja)

Priority Applications (1)

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JP7485591A JPH04312277A (ja) 1991-04-08 1991-04-08 エアークリーナホース

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JP7485591A JPH04312277A (ja) 1991-04-08 1991-04-08 エアークリーナホース

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JPH04312277A true JPH04312277A (ja) 1992-11-04

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ID=13559348

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JP7485591A Pending JPH04312277A (ja) 1991-04-08 1991-04-08 エアークリーナホース

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