JPH043102Y2 - - Google Patents

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JPH043102Y2
JPH043102Y2 JP8579785U JP8579785U JPH043102Y2 JP H043102 Y2 JPH043102 Y2 JP H043102Y2 JP 8579785 U JP8579785 U JP 8579785U JP 8579785 U JP8579785 U JP 8579785U JP H043102 Y2 JPH043102 Y2 JP H043102Y2
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JP
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plate
locking
fastener
locking rod
rod
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JP8579785U
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JPS61201463U (ja
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Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は衣服のポケツト、各種袋物、又はハン
ドバツク等の開閉フアスナーに取り付ける錠に関
する。
〔従来の技術〕
フアスナーの便利な事はボタンとは比較出来な
い程で現在大変広く用いられていることは周知の
通りである。しかしながらフアスナーの開閉操作
の簡単迅速の長所は反面、誰でも手軽に他人のフ
アスナーを開く事が出来る欠点ともなるため貴重
品の盗難被害を誘発する原因となつている。これ
はフアスナーのロツクに安全性が無く全く無防備
状態にあるからに他ならない。
実際、フアスナーには完全なロツクの機構が具
備されていないのが現実の事情である。
〔考案が解決しようとする問題点〕
本考案は、上記の欠点を通常のフアスナーの構
造を変更することなしに解消したものである。即
ち、フアスナーを縫着したハンドバツク等の開口
の縁側に掛錠杆を上下動しうる錠を締着し錠を掛
錠すると掛錠杆が上方に突出しフアスナーのスラ
イドの通路を遮断する機構を付与することによつ
て、不意に他人が開く事が出来ないようにし、フ
アスナーの便宜性に安全性を加味して貴重品等の
盗難防止を図つたものである。
〔問題点を解決するための手段、実施例〕
以下本考案を図示の実施例に基づいて説明す
る。
第1図は本考案の分解斜視図、第2図は掛錠杆
が解錠された内部構造を示す正面図、第3図は同
錠の掛錠杆の掛錠した状態を示す正面図、第4図
はハンドバツクのフアスナーの一方側に錠を締結
した状態を示す説明図である。
当板1′を背面とした胴体1の一方側に掛錠杆
3を挿設する凹溝2,2′を形成する。掛錠杆3
には掛錠溝3′,3″が堀削されており該胴体1の
内側に突出している支持棒4′にスプリング4の
一端部が挿着され他端部は掛錠杆3の段3に当
接して掛錠杆3を下方に戻すようにする。胴体1
の中央内部には、凹溝5′を切削した掛止板5を
スプリング6に依つて掛錠杆3の中間部に掛合可
能な横向に弾設し、該掛止板5の前側、即ち蓋板
8の内側には左辺に折曲部7′が有り右上部に突
起7″が形成された操作板7を遊着して該操作板
7のノブ7が蓋板8の中央孔8′に突出し、手
でノブ7を把んで左右動しうるようにする。胴
体1の中央下側内部に形成したキイ孔9は、操作
板7と掛止板5との間に連通してその間にキイ1
0を差込むとキイ10の中央背面に突出した突起
10′は掛止板5の凹溝5′に係合すると共にキイ
10の両側は操作板7の折曲部7′と突起7″の間
に差込まれ操作板7と掛止板5がキイ10を介し
て間接に係合される。このため、操作板7をノブ
7で左右に動かすと掛止板5が連動して掛錠杆
3の溝3′より抜出したり挿着したりして掛解錠
する。又キイ10の凹溝10″はキイ10を孔9
に挿込んで解錠した際、胴体1の内面に突出した
突起1″にキイ10の凹溝10″が噛合してキイ1
0の下落を防ぐ。蓋板8はビス孔13,13′と
ビス14及びナツト14′に依つて締結する。勿
論、胴体1をハンドバツグ等のフアスナー11の
一側辺に付着する際には、内側12が当板1′と
胴体1とが接合するようにしてビス14の延長で
一体に締結する。即ち、第4図の如く錠の掛錠杆
3はフアスナー11のスライド12通路を遮断す
るように錠の付着位置を適当に決める。
〔考案の作用効果〕
袋物やハンドバツグ等のフアスナーをロツクし
たい所に第4図に示す如く錠を取り付ける。掛錠
杆3が上つた場合ちようどスライド12の通路を
遮断するような仕方で付着すればよい。但しフア
スナーの縁布を裏折りしてスライド12が無理に
掛錠杆3を避けて動く事を防止する為に、フアス
ナーの内側に当板1′を胴体1とピツタリ合うよ
うに締結する。当板1′がフアスナー11を張つ
ているからスライド12のトリツクは出来ない。
錠が解錠した場合は、掛錠杆3はスプリング4
の弾力で下方に戻つているのでフアスナー11の
スライド12の通路は開いて、自由にスライド1
2を動かしてフアスナー11を任意に開閉する事
が出来る。但し、掛錠杆3を上方に押上して掛錠
すると掛止板5はスプリング6の弾力で右側に動
いて掛錠杆3の掛錠溝3″に噛合つて掛錠杆3を
ロツクする。するとフアスナー11のスライド1
2の通路は遮断されてスライドの横方移動を不可
能とし、結局フアスナー11を間接的にロツクし
て開放出来ない状態を形成する。
解錠に際しては、キイ10を孔9に差込む。し
かし、キイ10を差込む動作では解錠されないキ
イ10は掛止板5と操作板7との係合役目をする
ので、キイ10を孔9に差込むとキイ10に突設
した突起10′は掛止板5の凹溝5′に係合され
る。又、キイ10は操作板7の折曲部7′と突起
7″の間に挿着しているので、ノブ7を手で把
つて横方に移動すると操作板7に協同してキイ1
0を移動し、キイ10の横移動に従つて掛止板5
がスプリング6を押圧しながら横移動して掛錠溝
3″より掛止板5の端部が抜ける瞬間、今まで掛
錠状態にあつた掛錠杆3はスプリング4の弾力で
下方に解錠される。解錠の場合、キイ10の凹溝
10″は胴体1の内面に突出した突起1″に噛合し
ているので下落したり抜けることはない。この錠
はフアスナー用であるからフアスナーが縫着した
あらゆる物に適用する事が出来、フアスナーの便
利さと開放の安全性を一層高める効果がある。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の分解斜視図、第2図は解錠状
態を示す内部正面図、第3図は同掛錠状態を示す
内部正面図、第4図は本考案の実施状態を示す説
明図である。 1……胴体、1′……当板、3……掛錠杆、
3′,3″……掛錠溝、5……掛止板、5′……凹
溝、7……操作板、7′……折曲部、7″……突
起、10……キイ、10′……突起、10″……
溝。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 箱型胴体1の一側面から杆体の先端部が、また
    他側面から後端部が出退するように枢設し、該胴
    体1に内蔵したスプリング4により、前記先端部
    が常時後退する方向に弾性付勢すると共に、杆部
    側面に掛錠溝3′,3″を形成してなる掛錠杆3
    と、 一側が胴体1の端部から前記掛錠杆3の先端部
    の突出方向に突出位置して、該胴体1の背面にビ
    ス14とナツト14′を介して固設してなる当板
    1′と、 前記掛錠杆3と直交するように摺動自在に枢設
    すると共に、スプリング6により該掛錠杆3に向
    かつて弾装し、突出変位時の掛錠溝3″と掛解可
    能になる掛止板5と、 前記胴体1に被着した蓋板8に穿設してなる孔
    8′からノブ7を突出すると共に、前記掛止板
    5と平行に摺動自在に枢設してなる操作板7と、 前記胴体1の一端に開設したキイ孔9から挿抜
    自在になり、挿入時に前記掛止板5と操作板7を
    摺動方向に連結する係合手段を備えたキイ10、 とから構成してなることを特徴とし、フアスナ
    ー11の閉止側端部近傍において、突出位置にあ
    る前記掛錠杆3の先端部が該フアスナー11の表
    面側を横断し、また前記当板1′が該フアスナー
    11の裏面側に位置するように胴体1を固設して
    使用するフアスナー用錠。
JP8579785U 1985-06-08 1985-06-08 Expired JPH043102Y2 (ja)

Priority Applications (1)

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JP8579785U JPH043102Y2 (ja) 1985-06-08 1985-06-08

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JP8579785U JPH043102Y2 (ja) 1985-06-08 1985-06-08

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS61201463U JPS61201463U (ja) 1986-12-17
JPH043102Y2 true JPH043102Y2 (ja) 1992-01-31

Family

ID=30636516

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JPS61201463U (ja) 1986-12-17

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