JPH0430958A

JPH0430958A - パイプ先端部外周の研磨装置

Info

Publication number: JPH0430958A
Application number: JP13586790A
Authority: JP
Inventors: Koji Hirano; 幸治平野; Shigeru Kobori; 小堀　茂
Original assignee: Toshiba Engineering and Construction Co Ltd
Current assignee: Toshiba Engineering and Construction Co Ltd
Priority date: 1990-05-24
Filing date: 1990-05-24
Publication date: 1992-02-03

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】〔産業上の利用分野］本発明は主として、小口径の配管の先端どうしを溶接す
る際に、その準備として使用する研磨装置であって、溶
接しようとする開先部の黒皮を研磨して取り除くための
ものである。

〔従来技術〕

配管溶接を行う際、開先部を研磨するため、従来グライ
ンダーやペーパーハフを使用して配管先端部外周の黒皮
を剥離していた。このような研磨作業は多大な労力を要
すると共に、熟練した専任者を必要としていた。しかも
、グラインダー等により黒皮を剥がす作業は、その研磨
しろを一定にし、欠陥のないものとするために、より慎
重な作業が必要であった。

〔課題を解決するための手段］そこで、本発明は特に配管敷設現場等において容易に取
り扱えると共に、信顛性の高い研磨作業のできる装置を
提供とすることを目的とし、その目的達成のために次の
構成をとる。

本発明の研磨装置は回転駆動源３に互いに平行な第一軸
１及び第二軸２を設ける。そして、該第二軸２が第一軸
１に接離自在に支持される。

さらに、第二軸２に回転駆動源３が設けられている。そ
して、第一軸１に芯合わせ手段６を突設する。この芯合
わせ手段６は、被研磨用のパイブ５の内周面に支持され
てパイプ５の軸線と第一軸１の軸線とを整合させるもの
である。さらに、第二軸２に砥石７を取り付ける。そし
て、本体４が第一軸１の回りに回転可能に構成されたも
のである。

〔作　　　用〕

本発明の研磨装置は芯合わせ手段６をパイプ５の開口端
から挿入し、第一軸１の軸線とパイプ５の軸線とが整合
するようにバイブ５内面に芯合わせ手段６を案内させる
。そして、回転駆動源３により砥石７を回転しつつ、本
体４を第一軸１の回りに回転させる。このとき第二軸２
を第一軸１側に所定距離近接させることにより、バイブ
５先端部の研磨量を適宜調整することができ、パイプ先
端部の全周を容易に研磨することができる。

〔実　　施　　例］次に、図面に基づいて本発明の実施例につき説明する。

第１図は本研磨装置の斜視略図であり、第２図はその芯
合わせ手段６の一例を示す要部縦断面図である。

この実施例の研磨装置は主として配管の呼び径が１／２
Ｂ〜２Ｂ程度の小口径配管の先端部の黒皮を配管敷設現
場等において簡単に取り除くためのものである。この装
置は本体４に第一軸１と第二軸２とを有する。そして、
本体４自体が第一軸１の回りに回転する。また、第二軸
２の一端部に回転駆動源３を設けると共に、第二軸２の
他端部に砥石７を取り付ける。さらに、第二軸２を支持
するモータ支持ブロック９を本体４のガイド溝１０に案
内させて、第二軸２を第一軸１に接離自在にする。そし
て、第一軸１と第二軸２との軸線を常に平行に配置した
ものである。

本装置の本体４は、一端部がＵ字状に形成されると共に
、そのＵ字状の開口部内面側にガイド溝１０が設けられ
る。さらに、そのガイド溝１０の中央部に欠切部１１が
形成される。そして、ガイド溝１０にモータ支持ブロッ
ク９が上下動自在に案内される。このモータ支持ブロッ
ク９にはエアーモータからなる回転駆動ａ３が固定され
ている。そして、この回転駆動源３の一端にエアーホー
ス８の先端がカップリング等を介して連結される。エア
ーホース８の他端はエアー源に接続されている。次に、
モータ支持ブロック９の両側面には夫々フック部１２が
突設され、該フック部１２が本体４の欠切部１１から外
面側に突出する。次に、本体４の両側面には一対の操作
ハンドル１４が固定されている。この操作ハンドル１４
は全体がコ字状に形成され、その開口側両端が本体４外
面に溶接等の手段により固定される。そして、操作ハン
ドル１４の上端隅部にはレバー１５のコーナ一部が枢着
される。即ち、ての字状に形成されたレバー１５のコー
ナ一部が操作ハンドル１４に枢着される。そして、レバ
ー１５の先端部にコ字状の係止リンク１３の両端部が枢
着される。この係止リンク１３の先端はモータ支持ブロ
ック９のフック部１２に係脱自在に係止されるものであ
る。そして、レバー１５を鎖線の状態から実戦の状態に
移動することにより、係止リンク１３を介してフック部
１２を下方に押し下げ、それにより第二軸２を第一軸１
に近づけることができるものである。次に、第一軸１は
第２図に示す如くその一端がカップリング２５を介して
ネジシャフト１７に連結されている。また、該ネジシャ
フト１７が本体４に螺着されている。そして、ネジシャ
フト１７の一端に設けられた芯合わせハンドル１６を回
動させることにより、そのネジシャフト１７及び第一軸
１を軸方向に移動させ得る。なお、ネジシャフト１７が
回転しても、第一軸１が回転しないように、両者間にカ
ップリング２５及びリングファスナー１８が介装されて
いる。次に、第一軸１を被嵌するように筒体２１が設け
られ、その一端の外鍔部１９が本体４の内鍔部２０に回
動自在に軸支される。そして、筒体２１の一端部外周に
放射状に３以上の矩形孔が貫通し、その長辺が第一軸１
の軸線方向に平行に形成されている。そして、この矩形
孔に爪部材２２が夫々遊嵌される。そして、夫々の爪部
材２２に形成された凹部に弾性０リングを被嵌し、夫々
の爪部材２２を中心側に押圧付勢させ、各爪部材２２の
一端を第一軸１のテーパ一部外周面に常に接触させる。

このようにしてなる芯合わせ手段６は、芯合わせハンド
ル１６を回転して、ネジシャフト１７を右方向に移動す
るとそのテーパ面に案内して、爪部材２２を半径方向外
方へ突出させ、その先端をパイプ５内面に咬着させるも
のである。それにより、第一軸１の軸線とパイプ５の軸
線とが一致する。そこで、回転駆動源３を駆動し、砥石
７を回転させる。そして、レバー１５を外方に回動させ
ることにより、モータ支持ブロック９及び第二軸２を下
方に移動させ、パイプ５の先端部を研磨する。かかる状
態で操作ハンドル１４を把持したまま、本体４全体を第
一軸１の回りにゆっくり回転させる。それにより、パイ
プ５外周を均一に研磨し、パイプ５先端部の黒皮を剥ぎ
取ることが可能となる。

〔発明の効果〕

本発明のパイプ先端部の研磨装置は芯合わせ手段６によ
り第一軸ｌの軸線とパイプ５とが一致されて、本体４が
第一軸１の回りを回転すると共に、該本体４に設けられ
た第二軸２に砥石７が取り付けられ、該砥石７が回転駆
動源３により回転駆動されるものであるから、配管敷設
現場や資材倉庫等の比較的狭小な場所でパイプ先端部外
周を容易に且つ正確に研磨することができる。それによ
り、溶接作業の準備を極めて容易に行い得る効果がある
。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明の研磨装置の斜視略図、第２図はその芯
合わせ手段６の要部縦断面図。１・・・第一軸　　　２・・・第二軸３・・・回転駆動源　４・・・本体５・・・パイプ　　　６・・・芯合わせ手段７・・・砥
石　　　　８・・・エアーホース９・・・モータ支持ブ
ロック１０・・・ガイド溝　　　１１・・・欠切部１２・・・
フックｌ　　　　１３・４Ｔ止リンク１４・・・操作ハ
ンドル　１５・・・レバー１６・・・レバー　　　　１
７・・・ネジシャツ１８・・・リングファスナー１９・・・外鍔部　　　　２０・・・内鍔部２１・・・
筒体　　　　　２２・・・爪部材２３・・・テーパ一部
　　２４・・・弾性リング２５・・・カップリングト

Claims

【特許請求の範囲】

互いに平行な第一軸１及び第二軸２を有し、該第二軸２
が前記・第一軸１に接離自在に支持されると共に、該第
二軸２に回転駆動源３が設けられた本体４と、前記第一
軸１に突設され、被研磨用パイプ５の内周面に支持され
て該パイプ５の軸線と前記第一軸１の軸線とを整合させ
る芯合わせ手段６と、前記第二軸２に取り付けられた砥
石７と、を具備し、前記本体４が前記第一軸１の回りに
回転可能に構成されたことを特徴とするパイプ先端部外
周の研磨装置。