JPH04308906A - 近赤道軌道内の3軸安定衛星用の姿勢制御システム - Google Patents

近赤道軌道内の3軸安定衛星用の姿勢制御システム

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JPH04308906A
JPH04308906A JP3338602A JP33860291A JPH04308906A JP H04308906 A JPH04308906 A JP H04308906A JP 3338602 A JP3338602 A JP 3338602A JP 33860291 A JP33860291 A JP 33860291A JP H04308906 A JPH04308906 A JP H04308906A
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JP
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roll
yaw
axis
moment
attitude
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JP3338602A
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English (en)
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Issam-Maurice Achkar
イッサム−モーリス アシュカール
Pierre Guillermin
ピエール ギィルレルミン
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Airbus Group SAS
Original Assignee
Airbus Group SAS
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、3軸を中心にして安定
化された赤道又は近赤道(10度未満の傾斜)軌道にお
ける機上運動モーメントを伴う衛星の能動的横揺れ、片
揺れ制御に関する。
【0002】
【従来の技術】機上運動モーメントを伴う3軸安定衛星
つまり、その合成運動モーメントがつねにゼロでない値
をもち従ってジャイロ安定化効果を生成するような単数
又は複数の運動量ホイールを含む衛星のための姿勢制御
システムとしては、さまざまなものが知られている。
【0003】例えば、文書FR−2522,614(国
立宇宙研究センタの Mouilhayrat他)は、
太陽に向かうよう安定化されたプラットフォーム及び、
地球を基準として安定化された状態にとどまるようこの
プラットフォームとの関係において南北軸を中心にして
回転すべく取付けられたペイロードを含む衛星に関する
。姿勢補正トルクを生成するために、プラットフォーム
は、軸が南北軸に対し垂直な運動量ホイールと反動ホイ
ールの形をしたアクチュエータを含んでいる。その回転
速度は、太陽及び恒星センサにより提供されるプラット
フォームの姿勢についての情報に従って制御される。プ
ラットフォームとの関係におけるペイロードの回転は、
太陽及び恒星センサと連動しない地上センサの出力に従
って制御される。
【0004】文書FR−2,637,565号(アエロ
スパシャル社のMAUTE)は、地上、太陽及び恒星セ
ンサからの信号を用いて反動ホイール、運動量ホイール
又はスラスタのいずれかでありうるアクチュエータを制
御するような静止衛星のための姿勢制御システムを記述
している。さまざまなオペレーションモードを表わす数
多くの処理ラインが並列に具備される。
【0005】文書FR−2,319,150(RCA社
のMUHLFELDER及びSCHMIDT)は、片揺
れにおけるあらゆる姿勢測定を無しですませることを必
要条件とする、縦揺れ軸上で方向づけされた固定運動モ
ーメントを伴う同期軌道内の衛星に関する。横揺れ姿勢
のみが(地平線センサを用いて)測定され、地磁界と相
互作用する横揺れ−片揺れ平面内の磁気コイルを用いて
、横揺れにおける姿勢が一定の閾値を上回る量だけ誤っ
ている場合に(2進トリガー)姿勢補正が加えられる。
【0006】文書FR−2,498,155(RCA社
の MUHLFELDER, PHILIPS及びBA
LSNIK)は、衛星の章動周期に従って決定される磁
気を源とする補正トルクの生成に時間的遅延を導入する
先行文書に対する一改良を記述している。 文書US−4,294,420(MATRA社のBRO
QUET)は、縦揺れ軸を含む平面においてV字構成で
2つの運動ホイールを有しその回転が地上センサによっ
て供給された横揺れ及び縦揺れにおける姿勢測定に従っ
て制御されるような衛星を記述している。運動モーメン
トは1自由度で方向づけされうる。姿勢は、ジャイロ技
術を用いて短期で受動手段により、又できれば長期補正
のためスラスタ又は磁気コイルの使用により補正された
形で、片揺れにおいて安定化される。
【0007】文書US−4,521,855(FORD
 AEROSPACE社のLEHNER及びLEBSO
CK)は、明示的に恒星センサを不用にし、縦揺れ/片
揺れ平面内で方向づけされうる運動モーメントを用いる
衛星の横揺れ−片揺れ制御に関する。横揺れにおける姿
勢のみが測定される:高速横揺れループは、ホイールの
速度における変動を決定し、低速片揺れループ(LUE
NBERGERタイプの)は、片揺れ軸上の単一の磁気
コイルを制御する。
【0008】「静止衛星の姿勢制御のための磁気トルク
付与」という題で1977年10月3日から6日までオ
ランダの Noordwijkで開かれたAOCS会議
の議事録ESASP−128,1977年11月、 p
p103〜110 (LACOMBE.J.L) の中
で公表された論文は、V字構成の2つのホイールを用い
る3軸安定地同期衛星用の磁気横揺れ−片揺れ制御シス
テムの設計方法を記述しており、スラスタと共に用いた
既知のWHECON制御方法に基づく法則に従って機上
磁気双極子を生成することを提案している。この目的の
ため、コイルの軸は45度に近い角度αだけ片揺れ軸に
対しオフセットされており、生成された磁気双極子の係
数は、地上センサにより測定された横揺れ角度によって
決定される。
【0009】「近赤道軌道内の運動量偏向衛星の磁気姿
勢制御」という題でJournal of Guida
nce and Control,  第2巻; no
.4  1979年7月8日、p334〜338 (G
OELP.L.及びRAJARAM S.) に公表さ
れた論文は、固定運動モーメントをもつ3軸安定衛星の
ための閉ループ横揺れ/片揺れ磁気制御システムを記述
している。地上センサにより測定された横揺れの誤差は
、軌道角周波数での成分及び章動角周波数での成分とい
う2つの成分を与えるためろ過される。このとき、横揺
れ軸上の磁気コイルは、その磁気双極子がこれら2つの
成分の線形関数となるように活化され、短期及び長期の
姿勢制御を同時に提供する。
【0010】「宇宙船の姿勢制御のための先進反動ホイ
ール調節装置」という題で Acta Astrona
utica, 第9巻、 No.12,1982年,p
697−702(土屋K,井上M,ワカスキN,及び山
口T.著)に公表された論文は、縦揺れ運動ホイールと
片揺れ反動ホイールをもつ衛星の場合における短期横揺
れ/片揺れ制御のための原法則を記述している。このシ
ステムにおいては、反動ホイール制御法則は、地球セン
サにより測定された横揺れ角度及び最小二次Luenb
ergerセンサを用いて推定された横揺れ及び片揺れ
角速度に対し近代的状態可変制御技術を提供している。 唯一の姿勢測定は、地球センサによって提供される。
【0011】最後に、「Journal of Gui
dance, Control and Dynami
cs 」, 第12巻、 no.5,1989年9月〜
10月p756〜757に公表された論文である「旋回
運動ホイールを用いた章動減衰」の中でHUBERT及
びBRUNOは、ピボット上の運動ホイールを用いて方
向づけされうる運動モーメントを有する衛星用の縦揺れ
軸の章動を減衰させるための(又は短期横揺れ/片揺れ
制御のための)システムについて記述している。横揺れ
軸に対して平行な軸を中心にした旋回は、横揺れ角速度
の正負符号の変化を検知する非線形論理により制御され
るパルスモータによって起動される。この速度は、レー
トジャイロを用いて測定されるか又は、地球センサによ
り測定された横揺れ角度を微分することにより計算され
る。得られた信号は次に、衛星章動角周波数にセンタリ
ングされた帯域フィルタによってろ過される。
【0012】
【発明が解決しようとする課題】本発明の目的は、時間
的に持続性を有し、コスト又は質量の面で過度のペナル
ティの無い、上述の解決法に比べて改良された性能を提
供することにある。本発明は、片揺れ及び横揺れにおい
て非常に精確で例えば0.02゜以内であり、質量がさ
ほど大きくなく、コストが適切でかつ単純で、しかもエ
ネルギを多く消費せず(特に燃料の形で)、従って将来
の光通信衛星又は第2世代の直接TV放送衛星の指向の
特殊な必要条件を満たすような、赤道又は近赤道軌道内
における機上運動モーメントを伴う3軸安定衛星の姿勢
制御に関する。
【0013】
【課題を解決するための手段】本発明は、赤道又は近赤
道軌道内の3軸安定衛星のための横揺れ/片揺れ姿勢制
御システムであって、該システムは −北極星を検出するように用いられる恒星センサ及び地
球センサを含む横揺れ、片揺れ及び縦揺れにおける衛星
の姿勢を検知するための装置; −縦揺れ軸に沿って支配的な成分とつねにゼロでない値
を有する運動モーメントを伴うシステム及び横揺れ/片
揺れ平面に対して少なくともほぼ平行に配置された磁気
双極子発生器システム、及び一組のバックアップアクチ
ュエータを含む多重要素アクチュエータ装置、−該姿勢
検知装置と該アクチュエータ装置の間に接続されたプロ
セッサ回路であって、該プロセッサ回路は:・検知装置
からの測定値に基づいて横揺れ及び片揺れ姿勢角度及び
角速度を推定するための状態推定装置及び推定された角
度及び角速度の値からアクチュエータ装置の要素のうち
の少なくともいくつかに対し分配論理装置により供給さ
れた設定点信号を決定するための予備選択ゲイン制御装
置を含む短期横揺れ/片揺れ制御ループ、および ・該検知装置からの測定値に基づいて横揺れ及び片揺れ
角度および外乱トルクの横揺れ及び片揺れ軸に沿っての
成分を推定するための状態推定装置及び、分配論理装置
を介して磁気双極子発生器システムに印加されるべき双
極子信号を決定するための制御装置、および該制御装置
と並列であって、制御信号を該1組のバックアップアク
チュエータに送るように用いられるバックアップシステ
ムを含む、長期横揺れ/片揺れ制御ループを備えたプロ
セッサ回路;とを具備する横揺れ/片揺れ姿勢制御シス
テムから構成されるものである。
【0014】本発明の好ましい特徴に従うと、−アクチ
ュエータ装置の運動モーメントシステムは、固定運動モ
ーメントを有する。 −短期制御ループの制御装置により供給された設定点信
号は磁気コイルに対して適用され、長期制御ループの制
御装置によって決定された双極子はこの設定点信号に加
えられる; −アクチュエータ装置の運動モーメントシステムは、横
揺れ軸に対し少なくともほぼ平行である1本の軸を中心
にして1自由度を有する方向づけ可能な運動モーメント
を有する。 −方向づけ可能な運動モーメントシステムは、長期制御
ループに対して速度信号を供給する回転速度計を含む。
【0015】本発明の対象である衛星は、つねに非ゼロ
値を有しその支配的成分が縦揺れ軸上で方向づけされて
いるような運動モーメントを有する。この非ゼロ運動モ
ーメントは、固定されることも(ケース1)又横揺れ軸
近くの1本の軸を中心にして1自由度をもって方向づけ
されることも(ケース2)できる。固定運動モーメント
は、例えばその回転軸が縦揺れ軸に近い運動量ホイール
によって生成されうる。方向づけ可能な運動モーメント
は、例えば、縦揺れ運動量ホイールと片揺れ反動ホイー
ル、又は縦揺れ軸を中心としたV字構成の2つのホイー
ルと横揺れ/片揺れ平面内の反動ホイール(例えば片揺
れ軸上)、又は縦揺れ−片揺れ平面に対しほぼ横方向の
ピボット上に載置された単一の運動量ホイール(このと
きピボットには有利にも1つのアクチュエータ例えば電
動パルスモータ及び位置センサが具備されている)を用
いて生成されうる。
【0016】この衛星は、その軸が好ましくは直交し横
揺れ/片揺れ平面の近くにあるか又はこの平面内に含ま
れているような磁気コイルの形の2つの磁気カップラを
具備し、さらに、特に横揺れ及び片揺れ軸を中心とした
トルクを生成することのできるスラスタといったその他
のアクチュエータを含んでいる。横揺れ及び縦揺れにお
ける姿勢の誤差は、地上センサ例えば赤外線センサなど
を用いて測定され、一方縦揺れは、北極星をつねに検知
できるような(この星は地理的北極から約1度のところ
にある)光電子感度及び約2×(軌道勾配+3゜)の視
野を有する恒星センサを用いて決定される。
【0017】衛星(これはすでに説明したように、通信
衛星であっても、遠隔探知衛星であっても又科学実験衛
星であってもよい)の通常のオペレーションモードにお
いては、姿勢制御システムは、横揺れ及び片揺れ角度の
みならずその導関数をも割当てられた選択的に可変的な
範囲内に保つことによってペイロード(アンテナ、光学
計器、レーダなど)を指向するということが理解できる
ことだろう。
【0018】これを達成するために、適切な制御論理装
置は同時に、地球センサ及び恒星センサからの角度測定
値及び、必要とあらば付随する回転速度計で測定された
ホイール回転速度を処理し、これらのホイールに対する
設定点運動モーメント(又はトルク)、及び磁気コイル
のための制御双極子(又は電流)或いは又該当する場合
にはその他のアクチュエータのための制御信号を規定す
る。
【0019】横揺れ及び片揺れにおける誤差を自動的に
補正するための本発明に従ったシステムは、かくして、
短期及び長期で作動する。縦揺れ制御は本発明の一部を
成すものではなく、例えば主として東西軌道制御用のス
ラスタといった非飽和化アクチュエータ及び運動量ホイ
ールを用いるあらゆる適切な既知の手段によって実行さ
れうる。
【0020】標準的に2つの制御ループが用いられる:
すなわち、 −横揺れ及び片揺れの角速度を減速し、一般に短期横揺
れ/片揺れ制御を提供することを目的とする高速ループ
;固定運動モーメントを伴う衛星の場合、制御はコイル
により提供され、一方可変運動モーメントを伴う衛星の
場合、アクチュエータは運動/反動ホイールである;−
磁気コイルにより生成された双極子を変化させること又
はその他のタイプのアクチュエータを適切に制御するこ
とにより、長期制御機能を表わす擾乱トルクが衛星の姿
勢に対し及ぼす影響を補償するための低速ループ。
【0021】実際には、これらのループを実行する論理
は、恒常又は可変ゲイン又は付随するメモリユニット内
にプログラムされた計数逓減率を用いるコンピュータな
どの手段によって衛星の機上で実行される。もう1つの
代替的方法は、センサ測定値を処理し地上からアクチュ
エータを制御することである。文書FR−2,522,
614及びFR−2,637,565に比べると、本発
明は、地球及び北極星センサを用いた短期及び長期横揺
れ/片揺れ制御のために磁気コイルと組合わせて運動及
び/又は反動ホイールの使用を最適化するという利点を
有している。
【0022】固定運動モーメントに関する文書FR−2
,319,150及びFR−2,498,155と比較
すると、本発明は、ろ過され単数又は複数の閾値と比較
された横揺れ角度に従ってではなく、地球及び北極星セ
ンサによって測定された横揺れ及び片揺れ角度に従って
線形的な方法で及び同様に状態オブザーバを用いて推定
された横揺れ及び片揺れ角速度にも従ってコイルを制御
することによって、章動を減衰することを提案している
。これは、特に、減速し角度をリセットする比率、及び
残留誤差の最小限にすることに関して制御性能を大幅に
改善する。
【0023】資料US−4,521,855(方向づけ
可能な運動モーメント)と比較して、本発明は、地球及
び北極星センサを用いた横揺れ及び片揺れの組合せ測定
に基づく低速ループによって、この米国特許USP.N
o.4521,855のシステムの横揺れにおける0.
02゜及び片揺れにおける0.1゜に比べ各軸について
標準的に0.02゜より優れた横揺れ及び片揺れにおけ
る匹敵する衛星の指向性能(妨害されない磁界)を確保
するという事実を含む、複数の利点を有している。従っ
て本発明により達成される性能は、固定又は方向づけ可
能の機上運動量モーメントを伴う3軸上で安定化された
、レーザービームを用いた近代的な光通信衛星及び第2
世代の直接TV放送衛星さらには遠隔探知衛星(例えば
気象衛星)の微細指向必要条件に特に適している。
【0024】資料US−4,521,855に比較して
、本発明は、急速横揺れ/片揺れ制御ループのための全
く異なる性能の改善された方法を提案し、さらに(特に
太陽フレアの間に起こるような)磁界の重大な擾乱又は
機能不良の際にコイルをバックアップすることを目的と
する、単純化された論理に基づくスラスタといったその
他のアクチュエータの制御を提供する。
【0025】文書US−4,294,420(方向づけ
可能な運動量モーメント)と比較して、本発明は、北極
星センサを用いた片揺れの検知及び横揺れ及び片揺れの
角速度の推定によって区別され、このことは、短期及び
長期の両方において地心方向のまわりを指向する上での
性能を著しく改善する。方向づけ可能な運動モーメント
の場合においては、本発明は、横揺れ/片揺れ平面内の
いずれの方向ででも(ちょうど45度は除く)双極子を
生成することのできる2つの有利には直交したコイルの
使用によって、及び、横揺れに従ってのみならず北極星
センサにより計算された片揺れ及び制御論理によって機
上で実時間で推定された擾乱に従ったコイル双極子の計
算によって、LACOMBEの論文と区別される。この
ため、標準的な0.15゜から0.02゜まで片揺れ性
能を改善することが可能となる。
【0026】上述のGOEL及びRAJARAMの参考
文献と同様に、縦揺れにおける固定運動モーメントを伴
う衛星の場合、本発明は、横揺れ及び片揺れの短期及び
長期制御のために磁気制御を提案する。短期制御のため
には、横揺れ角のろ過は、推定された横揺れ及び片揺れ
角度及び角速度に基づく状態可変技術によって置換され
、長期制御については、地球及び北極星センサによる測
定を用いた推定された姿勢角度及び擾乱に基づく状態可
変技術によって置換される。従って、章動減衰及び擾乱
トルクの補償性能は、0.15゜に比べて標準的に0.
02゜へと著しく改善される。
【0027】ツチヤその他による論文にあるように、方
向づけ可能な運動モーメントの場合、本発明の高速ルー
プは状態可変制御技術及び横揺れ及び片揺れ角速度の推
定を使用するが、用いられる推定装置は、地球及び北極
星センサにより測定された横揺れ及び片揺れを処理する
完全な4次推定装置である。これは、非最小Luenb
ergerオブザーバ(IEEE会報第58号、 no
.11,1970年11月、p1803〜1811)に
公表された「状態可変概念を用いた調節器論理の合成」
)であっても、又漸近ゲインKALMANフィルタ(「
宇宙船の姿勢検定及び制御」WERTZ(編集者),R
eiedelPublishing Company,
 オランダ、1977年)であってもよい。 これは、センサ測定ノイズをろ過し、制御性能を同時に
改善する。
【0028】さらに、本発明は、片揺れにおける運動モ
ーメントが1つの運動量ホイールと1つの反動ホイール
の組合せによって又はV字構成の2つのホイールと1つ
の反動ホイールによって或いは又旋回運動ホイールによ
って変化させられる場合を含む、さまざまな方向づけ可
能な運動モーメントの態様を提供する。従来の寺崎タイ
プの制御(1967年8月カリフォルニア州El Se
gundoの AEROSPACE社での2重スピン宇
宙船の姿勢安定化及び制御に関するシンポジウムの議事
録に公表された「宇宙船の指向のための2重反動ホイー
ル制御」)が短期横揺れ/片揺れ制御に適用されている
US−4,521,855に比較すると、横揺れ及び片
揺れ角速度に適用された推定及び状態可変技術によって
、本発明の高速ループ(方向づけ可能な運動モーメント
)は、これらの速度をより速くゼロにリセットし、従っ
て衛星の縦揺れ軸の章動の減衰を改善する。
【0029】最後に、HUBERT及びBRUNOによ
る論文(Journal of Guidance, 
Control and Dynamics, 第12
巻、 No.5,1989年9月−10月、p756〜
757に公表されている「旋回可能な運動量ホイールを
用いた章動減衰」)と比較すると、本発明は、旋回運動
ホイールを伴う衛星の場合、地球及び北極星センサによ
り測定された横揺れ及び片揺れの角度ならびに状態オブ
ザーバによって推定された横揺れ及び片揺れの角速度の
関数として凝線形制御を使用する。こうしてセンサの測
定ノイズはろ過され、章動減衰時間及び指向ならびに短
期横揺れ/片揺れ安定残留誤差に関し、優れたとは言わ
ないまでも比較しうるほどの性能が提供される。
【0030】結論としては、本発明の独創性は、近赤道
軌道内の3軸安定衛星について、固定運動モーメント衛
星の場合には2つの磁気コイル又は方向づけ可能な運動
モーメントの3軸安定衛星の場合には運動量ホイール及
び/又は反動ホイール及び2つのコイルと結びつけた状
態で地球センサと結びつけられた北極星センサを用いた
、短期及び長期横揺れ/片揺れ制御システムを提案する
という点にある、ということができる。
【0031】本発明の目的、特徴及び利点は、添付図面
を参照して制限的意味のない例を用いて示された以下の
説明から明らかになることだろう。
【0032】
【実施例】地球のまわりの軌道内の衛星は全て、例えば
Xi が春分点Vの方に向けられZi が地理的北に向
けられYi が三面体を補完している状態で、慣性空間
との関係において固定された軸をもつ基準直接正規直交
フレームXi ,Yi ,Zi を有する。
【0033】衛星の質量の中心にあるいわゆる局所的基
準軌道フレームX0,Y0 ,Z0 は、地球の中心の
方に向いたZ0 、軌道平面に対する負の垂直線に平行
なY0 及び三面体を補完し軌道内で線形速度ベクトル
と同じ側に向けられているX0 を有する。図1は、近
赤道(標準的には10゜以下の傾き)の地上軌道内の衛
星の場合における基準フレーム(Xi Yi Zi )
及び(X0 Y0 Z0 )の幾何を示す。
【0034】衛星は、衛星と関連づけられた基準フレー
ムXYZを「基準」の基準フレームX0 Y0 Z0 
にできるかぎり近づいた状態に維持することにより、3
軸上で安定化されている(ここから「3軸安定衛星」と
いう表現が出ている)。3つの角度ファイφ、シータθ
及びプサイψは、例えば図2に示されているような基準
フレームX0 Y0 Z0 との関係における衛星の基
準フレームXYZの瞬間的位置を規定している。
【0035】標準的な用語法及び規約は以下のとおりで
ある: −φは、横揺れ角度と呼ばれ基準軸X0 を中心とする
指向誤差を表わす; −θは、縦揺れ角度と呼ばれ、基準軸Y0 を中心とす
る指向誤差を表わす; −ψは、片揺れ角度と呼ばれ、基準軸Z0 を中心とし
た指向誤差を表わす; −Xは、横揺れ軸と呼ばれる; −Yは、縦揺れ軸と呼ばれる; −Zは、片揺れ軸と呼ばれる。
【0036】本発明が適用される衛星は、つねに非ゼロ
値をもつ縦揺れ軸を中心とした機上運動モーメントを伴
う3軸安定衛星である。この場合、縦揺れ軸を中心とし
た動きは、互いに結合されている横揺れ及び片揺れの動
きから切り離されていることがわかる。本記述の残りの
部分は、短期及び長期での横揺れ及び片揺れ軸を中心と
した動きの制御のみに関するものであり、固定した縦揺
れ運動モーメント(ケース1)及び衛星の横揺れ/片揺
れ平面近く又はこの平面内に含まれている軸を中心にし
て方向づけできる縦揺れ運動モーメント(ケース2)の
場合を考慮している。
【0037】図3は、固定運動モーメントを伴う衛星1
0を示す;その一般構造は従来のとおりでありここでは
詳述しない;この例においてこれは縦揺れ軸を中心とし
て回転する運動ホイール11を含んでいる。図4、図5
及び図6は、方向づけ可能な運動モーメントを伴う衛星
20,30及び40を示す。
【0038】図4の衛星20は、軸が片揺れ軸に沿って
方向づけされた反動ホイール22と縦揺れ運動量ホイー
ル21を含む。図5の衛星30は、同じ角度βで縦揺れ
軸Yに対して対称に配置された2つの運動量ホイール3
1及び32及び有利には、その軸が横揺れ−片揺れ平面
内でこの例では片揺れ軸Zに平行になっていてしかも2
つの運動量ホイールのいずれかが万一故障した場合に用
いられる1つの反動ホイール33を含んでいる。さらに
、3つのホイールの回転軸は、縦揺れ/片揺れ平面に対
して角度αだけオフセットされた共通の子午面近く又は
この子午面の中にある(この例においては、図を明確に
するためα=0である)。
【0039】図6の衛星40は、横揺れ−片揺れ平面に
対して平行な旋回軸上、この例では横揺れ軸近くに、載
置された単一の運動量ホイール41を含んでいる。旋回
運動ホイールの幾何形状は、それが縦揺れにおいて支配
的成分を又横揺れ/片揺れ平面好ましくは片揺れ軸近く
に通常さらに低く可変的な成分を有する運動モーメント
を生成するようなものである。例えば、ピボットは、電
動モータ42及び角位置センサ43の備わったサポート
を用いて実現されうる。
【0040】衛星10,20,30及び40(固定又は
方向づけ可能のいずれの運動モーメントかに関わらず)
、は、同様に、2つの磁気コイル14,24,34,4
4及び15,25,35,45も含んでいる。磁気コイ
ルはコアを有しているか又は有しておらず、その軸は互
いに直角にあり、衛星の縦揺れ/片揺れ平面(XZ平面
)内又はこの平面の近くのいずれかに配置されている。
【0041】衛星の軌道位置に地磁界Bがある状態で2
つのコイルにより生成された磁気双極子M1及びM2の
交叉点は、M1及びM2の合成ベクトルMとベクトルB
のベクトル積によりLAPLACE(アンペールの法則
)の法則に従って定められた磁気制御トルクを生み出す
。従ってこのトルクは、衛星の横揺れ及び片揺れ軸上に
成分をもつ。
【0042】衛星は、横揺れ及び/又は片揺れ軸を中心
として(特に図5の場合ではV字構成の運動量ホイール
の平面に対する垂直線を中心にして)トルクを生成する
ことのできる少なくとも2つのスラスタ16,26,3
6,46及び17,27,37,47といったその他の
アクチュエータを有する。これらは、例えば軌道制御の
ために用いられるスラスタである。これらのアクチュエ
ータは、磁界が重大な擾乱を受けた場合又はコイルの機
能不良の場合に引き継ぐバックアップ論理によって制御
されている。
【0043】最後に、横揺れ及び縦揺れ衛星指向誤差は
、好ましくは衛星の片揺れ軸Z近くに光学軸Zt があ
る地球センサ18,28,38,48により検知され、
片揺れ誤差は、好ましくは縦揺れ軸Yの近くただし反対
方向にその光学軸Zp をもちその視野は充分に広く標
準的には2×(軌道傾斜+3゜)であり衛星の軌道上の
全ての点で北極星を追跡調査するのに適切な感度を有す
る北極星センサ19,29,39又は49を用いて決定
される。
【0044】図7は、図3からの固定運動モーメント衛
星の場合における磁気コイル及びスラスタ及び姿勢誤差
を検出するための地球及び北極星センサに基づく横揺れ
/片揺れ制御のブロックダイヤグラムである。図8乃至
図10は、図4乃至図6からの衛星の場合におけるホイ
ール、磁気コイル及びスラスタ及び地球及び北極星セン
サに基づく、横揺れ/片揺れ制御のブロックダイヤグラ
ムを示す。
【0045】図11は、地上センサによる横揺れ及び縦
揺れ角度の直接測定の幾何を示す。図12は、恒星セン
サの基準フレームXp ,Yp 及びZp 内の北極星
方向ベクトルの測定原理を示す。Xp 及びYp 軸が
それぞれ衛星のX軸及びY軸に対し平行で姿勢角度φ,
θ及びψが小さい(1゜未満)であるような実際の状況
においては、衛星の横揺れφ及び片揺れψの姿勢誤差は
、以下の形の近似方程式によりセンサからの測定値αx
及びαyから導き出される: <φ=αx−Pz0,ψ=αy+Px0>なお式中、P
x0及びPz0は、(衛星の瞬間的軌道位置及び慣性空
間内の星の位置により異なる)局所的軌道基準フレーム
内の衛星−北極星単位ベクトルの成分である。
【0046】本発明に従った姿勢制御システムのさまざ
まな部分は、それぞれ図13乃至16及び図17乃至2
0に詳細に示されている短期制御ループ及び長期制御ル
ープによって相互接続されている。短期制御ループの主
たる目的は、横揺れ軸Xと片揺れ軸Zを中心とした角速
度をゼロまで低減し、横揺れ及び片揺れ角度を規定の範
囲内まで戻すことにより、衛星の縦揺れ軸Yの章動を減
衰することにある。それぞれ衛星10,20,30又は
40のためのこのループ50,60,70又は80は、
状態推定装置及び恒常又は可変ゲイン制御装置に基づく
短期横揺れ/片揺れ制御論理を含む。
【0047】例えば非最小Luenbergerタイプ
(IEEE会報第58号、 no.11,1970年1
1月  p1803〜1811で公表された「空間−可
変概念において用いられる調節器論理の合成」を参照)
のものであるか又は、漸近ゲインKALMANフィルタ
(Reidel出版社、オランダ、1977年のWER
TZ(編集者)の「宇宙船の姿勢決定及び制御」を参照
)である状態推定装置フィルタ51,61,71、又は
81は、地球及び北極星センサにより提供された測定値
から、衛星の横揺れ及び片揺れ角度及び横揺れ及び片揺
れ角速度の実時間推定値を提供する。
【0048】このとき、予備選択ゲインタイプのもので
ある制御装置52,62,72又は82(例えばJAC
QUOTの「近代デジタル制御システム」、 Marc
el DeckerInc, ニューヨーク及びバーゼ
ル、1981年を参照)が、固定運動モーメント衛星の
場合には磁気コイルにより(ケース1)又方向づけ可能
運動モーメントの衛星の場合には運動ホイール及び/又
は反動ホイールにより(ケース2)生成されるべき片揺
れトルクUc を決定する。
【0049】固定運動モーメント衛星の場合(図13)
、制御トルクは、衛星上のコイルのレイアウトの幾何形
状に基づき、例えば「宇宙船の姿勢決定及び制御」WE
RTZ(編集者),Reidel出版上、オランダ、1
977年に記述されている傾斜双極子モデルといった地
磁界の機上モデルを用いる分布マトリクス53を用いて
、コイルのための制御磁気双極子M1c1及びM1c2
に変換される。
【0050】方向づけ可能な運動モーメント衛星の場合
には、制御トルクは、例えば比例−積分タイプのもので
ある補正装置63,73又は83(JACQUOT R
aymond G.「近代デジタル制御システム) M
arcelDecker Inc, ニューヨーク及び
バーゼル、1981年、参照)により、図4における反
動ホイールのため又は図5における運動ホイールのため
又は図6におけるこれらのうちの1つと反動ホイール又
は旋回ホイールのための設定点運動モーメントHzcへ
と変換される。
【0051】信号は、分配論理装置53,64,74又
は84によりそれぞれのアクチュエータに対して印加さ
れる。長期制御ループの目的は、特に、低い高度での空
力トルク及び重力勾配又は高い高度での太陽輻射圧力ト
ルクといった外部擾乱トルクの効果にも関わらず規定の
範囲内(例えば横揺れ角度については±0.07゜、片
揺れ角度については±0.07゜)に横揺れ角度φと片
揺れ角度ψを保つことにある。
【0052】この目的を達成するため、固定運動モーメ
ント衛星(図17、ループ90)の場合、地球及び北極
星センサからの情報は、コイルの磁気双極子を制御しス
ラスタといったその他のアクチュエータを活化させる長
期横揺れ/片揺れ制御論理91によって処理される。こ
の論理は、例えば、衛星の横揺れ及び片揺れ誤差ならび
に擾乱の成分特に最高2次までのフーリエ級数展開の第
1項を実時間で推定するためセンサからの測定値を用い
る漸近ゲインKALMANフィルタ(上を参照)といっ
た状態オブザーバ93を含む。
【0053】方向づけ可能な運動モーメント衛星の場合
(図18乃至20ループ100,110又は120)、
地球及び北極星センサからの情報及びホイールにとりつ
けられた回転速度計(さらには旋回ホイールの位置セン
サ)により提供された情報は、横揺れ及び片揺れコイル
の磁気双極子を制御するか或いは又スラスタといったそ
の他のアクチュエータを活化させるため、長期横揺れ/
片揺れ制御論理101,111又は121によって処理
される。
【0054】この場合、ホイールと結びつけられた回転
速度計は、その回転速度の連続測定を提供し、旋回ホイ
ールの回転速度計及び位置センサは、ピボットの角速度
及び角位置を検知する。各々のケースにおいて、出力信
号は、特にY軸及びZ軸のまわりの合成運動モーメント
のそれぞれの成分Hym及びHzmを決定するためホイ
ールの幾何形状に基づく単純な数学式によって処理され
る。
【0055】このとき状態推定装置103,113又は
123はセンサの測定値のみならず上述のパラメータH
ym及びHzmをも用いて、衛星の横揺れ及び片揺れ誤
差及び擾乱の成分特に2次調和までのフーリエ級数展開
を実時間で推定する。最後に、衛星が固定又は方向づけ
可能な運動モーメントのいずれのものであるかにかかわ
らず、制御装置94,104,114又は124(上を
参照)は、上で推定されたパラメータに従って姿勢をリ
セットするのに必要なトルクを計算し、次に、モデル9
5,105,115又は125を用いて、制御装置は、
固定運動モーメント衛星についてのM2c1及びM2c
2又は方向づけ可能運動モーメント衛星についてのM1
c 及びM2c といった2つのコイルの必要される磁
気双極子を決定する。
【0056】コイルにより生成された双極子と地磁界と
の相互作用は、長期にわたり衛星の横揺れ及び片揺れ誤
差を擾乱にかかわらず指向仕様の範囲内に維持するとい
う効果をもつ横揺れ及び片揺れ軸を中心とした制御トル
クを生み出す。同様に、コイルに影響を及ぼす破局的な
故障又はコイルの飽和制御を必要とし又は例えば横揺れ
及び/又は片揺れ角度が劣化したり仕様から外れる恐れ
があることを仮定するような磁界の重大な擾乱が発生し
た場合、バックアップ論理96,106,116又は1
26がコイルを無動力化し、横揺れ及び/又は片揺れ誤
差を許容範囲内に維持するべくスラスタといった利用可
能なその他のアクチュエータを制御する。
【0057】当然のことながら、上述の説明は制限的な
意味の無い一例として示されているにすぎず、当業者は
本発明の範囲から逸脱することなくこれに対する数多く
の変形態様を実施することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】慣性基準フレーム(Xi ,Yi ,Zi )
及び局所的軌道基準フレーム(X0 ,Y0 ,Z0 
)の概念を示す図である。
【図2】横揺れ、縦揺れ及び片揺れの概念を示す図であ
る。
【図3】衛星(固定運動モーメント)の機上の本発明に
従った姿勢制御システムの概略図である。
【図4】縦揺れ運動量ホイール及び片揺れ反動ホイール
により生成される方位決定可能な運動モーメントの場合
の、類似の概略図である。
【図5】V字形構成の2つの運動量ホイールと1つの反
動ホイールにより生成される方位決定可能な運動モーメ
ントの場合の類似の概略図である。
【図6】枢軸式運動量ホイールにより生成される方位決
定可能な運動モーメントの場合の類似の概略図である。
【図7】図3の衛星の横揺れ/片揺れ姿勢制御システム
の全体的ブロック図である。
【図8】図4の衛星の横揺れ/片揺れ姿勢制御システム
の全体的ブロック図である。
【図9】図5の衛星の横揺れ/片揺れ姿勢制御システム
の全体的ブロック図である。
【図10】図6の衛星の横揺れ/片揺れ姿勢制御システ
ムの全体的ブロック図である。
【図11】地平線センサの測定原理を示す図である。
【図12】北極星を指向する恒星センサの測定原理を示
す図である。
【図13】図7の短期横揺れ/片揺れ制御ループのブロ
ック図である。
【図14】図8の短期横揺れ/片揺れ制御ループのブロ
ック図である。
【図15】図9の短期横揺れ/片揺れ制御ループのブロ
ック図である。
【図16】図10の短期横揺れ/片揺れ制御ループのブ
ロック図である。
【図17】図7の長期横揺れ/片揺れ制御ループのブロ
ック図である。
【図18】図8の長期横揺れ/片揺れ制御ループのブロ
ック図である。
【図19】図9の長期横揺れ/片揺れ制御ループのブロ
ック図である。
【図20】図10の長期横揺れ/片揺れ制御ループのブ
ロック図である。
【符号の説明】
11;21,22;31,32;41…運動量ホイール
14,15…磁気コイル 16,17;26,27;36,37;46,47…横
揺れ/片揺れ姿勢制御スラスタ 18,28,38,48…地上センサ 19,29,39,49…恒星センサ 33…反動ホイール 43…角位置センサ 50,60,70,80…短期横揺れ/片揺れ制御ルー
プ 51,61,71,81,93,103,113,12
3…状態推定装置 53,64,74,84…分配論理装置52,62,7
2,82…予備選択ゲイン制御装置90,100,11
0,120…長期横揺れ/片揺れ制御ループ

Claims (17)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】  赤道又は近赤道軌道内の3軸安定衛星
    のための横揺れ/片揺れ姿勢制御システムであって、該
    システムは −北極星を検出するように用いられる恒星センサ(19
    ,29,39,49)及び地球センサ(18,28,3
    8,48)を含む横揺れ、片揺れ及び縦揺れにおける衛
    星の姿勢を検知するための装置; −縦揺れ軸に沿って支配的な成分とつねにゼロでない値
    を有する運動モーメントを伴うシステム(11;21,
    22;31,32,33;41)及び横揺れ/片揺れ平
    面に対して少なくともほぼ平行に配置された磁気双極子
    発生器システム(14,15;24,25;34,35
    ;44,45)、及び一組のバックアップアクチュエー
    タ(16,17;26,27;36,37;46,47
    )を含む多重要素アクチュエータ装置、−該姿勢検知装
    置と該アクチュエータ装置の間に接続されたプロセッサ
    回路であって、該プロセッサ回路は:・検知装置からの
    測定値に基づいて横揺れ及び片揺れ姿勢角度及び角速度
    を推定するための状態推定装置(51,61,71,8
    1)及び推定された角度及び角速度の値からアクチュエ
    ータ装置の要素のうちの少なくともいくつかに対し分配
    論理装置(53,64,74,84)により供給された
    設定点信号を決定するための予備選択ゲイン制御装置(
    52,62,72,82)を含む短期横揺れ/片揺れ制
    御ループ(50,60,70,80)および ・該検知装置からの測定値に基づいて、横揺れ及び片揺
    れ角度および外部擾乱トルクの横揺れ及び片揺れ軸に沿
    っての成分を推定するための状態推定装置(93,10
    3,113,123)及び、分配論理装置を介して磁気
    双極子発生器システムに印加されるべき双極子信号を決
    定するための制御装置(94,104,114,124
    )、および該制御装置と並列であって、制御信号を該1
    組のバックアップアクチュエータに送るように用いられ
    るバックアップシステム(96,106,116,12
    6)を含む、長期横揺れ/片揺れ制御ループ(90,1
    00,110,120)、を備えたプロセッサ回路;と
    を具備する横揺れ/片揺れ姿勢制御システム。
  2. 【請求項2】  該アクチュエータ装置の運動モーメン
    トシステムは、固定運動モーメントを有することを特徴
    とする、請求項1に記載のシステム。
  3. 【請求項3】  該固定運動モーメントシステムは、縦
    揺れ軸に対し少なくともほぼ平行な軸をもつ運動量ホイ
    ール(11)を含むことを特徴とする、請求項2に記載
    のシステム。
  4. 【請求項4】  短期制御ループ(50)の制御装置(
    52)により供給された設定点信号は磁気コイル(14
    ,15)に印加され、長期制御ループの制御装置により
    決定された双極子は上記設定点信号に付加されることを
    特徴とする、請求項2又は請求項3に記載のシステム。
  5. 【請求項5】  アクチュエータ装置の運動モーメント
    システムは、横揺れ軸に対し少なくともほぼ平行な1本
    の軸を中心に1自由度をもつ方向づけ可能な運動モーメ
    ントを有することを特徴とする、請求項1に記載のシス
    テム。
  6. 【請求項6】  前記運動モーメントシステムは、少な
    くとも縦揺れ軸の近くにその軸をもつ運動量ホイール(
    21)及び少なくとも片揺れ軸の近くにその軸をもつ反
    動ホイール(22)を具備することを特徴とする、請求
    項5に記載のシステム。
  7. 【請求項7】  前記運動モーメントシステムは、運動
    量ホイールの軸の平面と横揺れ/片揺れ平面との交叉点
    近くに軸をもつ反動ホイール(33)及び、縦揺れ軸を
    中心にして配置された2つの運動量ホイール(31,3
    2)とを具備することを特徴とする、請求項5に記載の
    システム。
  8. 【請求項8】  前記運動モーメントシステムは、縦揺
    れにおいて支配的成分を有し横揺れ/片揺れにおいて可
    変的成分を有する運動モーメントを生成することができ
    、単軸ピボット上に載置された運動量ホイール(41)
    を具備することを特徴とする、請求項5に記載のシステ
    ム。
  9. 【請求項9】  前記枢軸式運動量ホイールの傾きはア
    クチュエータにより制御され、前記枢軸式運動量ホイー
    ルは、ピボットと係続され長期制御ループに対し信号を
    供給する角位置センサ(43)を有することを特徴とす
    る、請求項8に記載のシステム。
  10. 【請求項10】  方向づけ可能な運動モーメントシス
    テムは、長期制御ループに速度信号を供給する回転速度
    計を具備することを特徴とする、請求項5乃至9のいず
    れか1項に記載のシステム。
  11. 【請求項11】  磁気双極子発生器システムは、横揺
    れ/片揺れ平面に対して少なくともほぼ平行な軸を伴う
    2つの磁気コイルを含むことを特徴とする、請求項1乃
    至10のいずれか1項に記載のシステム。
  12. 【請求項12】  磁気コイルの軸は直交していること
    を特徴とする請求項11に記載のシステム。
  13. 【請求項13】  磁気コイルはそれぞれ横揺れ及び片
    揺れ軸に平行に方向づけされていることを特徴とする、
    請求項12に記載のシステム。
  14. 【請求項14】  短期制御ループ状態推定装置はLU
    ENBERGER非最小オブザーバであることを特徴と
    する、請求項1乃至13のいずれか1項に記載のシステ
    ム。
  15. 【請求項15】  短期制御ループ状態推定装置は、漸
    近線状ゲイン・カルマンフィルタであることを特徴とす
    る、請求項1乃至13のいずれか1項に記載のシステム
  16. 【請求項16】  長期制御ループ状態推定装置は、カ
    ルマンフィルタであることを特徴とする、請求項1乃至
    15のいずれか1項に記載のシステム。
  17. 【請求項17】  該1組のバックアップアクチュエー
    タは横揺れ及び片揺れ姿勢制御スラスタ(16,17;
    26,27;36,37;46,47)を具備すること
    を特徴とする、請求項1乃至16のいずれか1項に記載
    のシステム。
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