JPH0430543Y2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPH0430543Y2 JPH0430543Y2 JP9324285U JP9324285U JPH0430543Y2 JP H0430543 Y2 JPH0430543 Y2 JP H0430543Y2 JP 9324285 U JP9324285 U JP 9324285U JP 9324285 U JP9324285 U JP 9324285U JP H0430543 Y2 JPH0430543 Y2 JP H0430543Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- magnetic
- rotational speed
- speed detection
- magnetic head
- rotating shaft
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
- 238000001514 detection method Methods 0.000 claims description 17
- 230000010349 pulsation Effects 0.000 description 5
- 239000000696 magnetic material Substances 0.000 description 2
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 1
- 230000010355 oscillation Effects 0.000 description 1
Description
【考案の詳細な説明】
本考案は、１回転中の速度変動をも検出可能な
高精度回転速度検出装置に関する。
高精度回転速度検出装置に関する。
高精度の回転速度検出装置は、精密な速度制御
には不可欠のものである。回転速度検出装置の代
表的なものに、速度検出発電機および光電素子と
組合せたスリツト円板によるものがある。しかし
ながら、速度検出発電機はスロツトリツプル、ブ
ラシノイズ等のため１回転中の電圧脈動が大きい
し、またスリツト円板は１回転毎のバルス数は正
確であるが、機械的な精度および組立て精度の制
限を受け、１回転中の回転角に対するパルス間隔
を一定にすることは困難で回転角による周波数脈
動が発生し、瞬時速度を正確に検出することがで
きない。これらの原因により回転速度検出出力に
含まれる脈動成分は精密な速度制御では誤差増幅
器で増幅されるため大きな障害となる。
には不可欠のものである。回転速度検出装置の代
表的なものに、速度検出発電機および光電素子と
組合せたスリツト円板によるものがある。しかし
ながら、速度検出発電機はスロツトリツプル、ブ
ラシノイズ等のため１回転中の電圧脈動が大きい
し、またスリツト円板は１回転毎のバルス数は正
確であるが、機械的な精度および組立て精度の制
限を受け、１回転中の回転角に対するパルス間隔
を一定にすることは困難で回転角による周波数脈
動が発生し、瞬時速度を正確に検出することがで
きない。これらの原因により回転速度検出出力に
含まれる脈動成分は精密な速度制御では誤差増幅
器で増幅されるため大きな障害となる。
そこで、本考案は、斯る点に鑑み磁気録音機の
原理を利用して上記障害を除去すべく速度検出装
置に応用したものであつて、これによつて機械精
度の影響を軽減できるものである。図面は本発明
の実施例を示すものである。電動機１の軸２に磁
気円板３（円板の上に磁気記録用の磁性体を塗付
したもの、又は磁性体でできたもの）を取付け、
別に固定された記録再生用の磁気ヘツド４を前記
磁気円板３に接触または近接させる。
原理を利用して上記障害を除去すべく速度検出装
置に応用したものであつて、これによつて機械精
度の影響を軽減できるものである。図面は本発明
の実施例を示すものである。電動機１の軸２に磁
気円板３（円板の上に磁気記録用の磁性体を塗付
したもの、又は磁性体でできたもの）を取付け、
別に固定された記録再生用の磁気ヘツド４を前記
磁気円板３に接触または近接させる。
電動機１を一定速度で回転させ、磁気ヘツド４
に一定周波数の信号を供給して磁気円板３に書き
込みを行なう。電動機１を一定速度で回転させる
には、大きなフライホイール５を軸に直結し、補
助電動機６でベルトドライブ７するとよい。用途
によつては電動機自体で一定速度に回転させても
よい。書き込みが終了すればフライホイール５、
補助電動機６及び一定周波数の発振器８は不要で
ある。
に一定周波数の信号を供給して磁気円板３に書き
込みを行なう。電動機１を一定速度で回転させる
には、大きなフライホイール５を軸に直結し、補
助電動機６でベルトドライブ７するとよい。用途
によつては電動機自体で一定速度に回転させても
よい。書き込みが終了すればフライホイール５、
補助電動機６及び一定周波数の発振器８は不要で
ある。
なお、磁気円板３へ磁気ヘツド４を介して一定
周波数の信号を書き込むのは、発振器８の発振出
力をアンプ１０、書き込み／読取り切換スイツチ
１１を介して磁気ヘツド４に印加させる。
周波数の信号を書き込むのは、発振器８の発振出
力をアンプ１０、書き込み／読取り切換スイツチ
１１を介して磁気ヘツド４に印加させる。
回転速度を検出する場合は、磁気円板３に記録
された磁気信号を磁気ヘツド４によつて読み取り
得られた再生出力信号の周波数を直接測定するか
またはスイツチ１１、アンプ１２、およびＦ−Ｖ
変換器９を通じて直流の回転信号S1を得る。
された磁気信号を磁気ヘツド４によつて読み取り
得られた再生出力信号の周波数を直接測定するか
またはスイツチ１１、アンプ１２、およびＦ−Ｖ
変換器９を通じて直流の回転信号S1を得る。
磁気円板３の書き込みを磁気円板３を軸に取付
けた後に行なえば書き込みは読み取りと同じ状態
で行わせることができ、磁気円板３の取付け精度
などの機械精度は速度検出の精度には関係せず検
出装置が発生する検出信号の脈動は発生しない。
また、磁気記録の密度は容易に１mm毎に100サイ
クル以上とすることができるので記録半径を50mm
とすれば１回転で約30000サイクルとすることが
でき、電動機の瞬時速度を容易に検出することが
できる。
けた後に行なえば書き込みは読み取りと同じ状態
で行わせることができ、磁気円板３の取付け精度
などの機械精度は速度検出の精度には関係せず検
出装置が発生する検出信号の脈動は発生しない。
また、磁気記録の密度は容易に１mm毎に100サイ
クル以上とすることができるので記録半径を50mm
とすれば１回転で約30000サイクルとすることが
でき、電動機の瞬時速度を容易に検出することが
できる。
磁気円板の書き込みにおいて１回転後の書き込
み位相はすでに書き込まれている信号と必ずしも
同位相とはならないが、１回転中の信号サイクル
数が多いので障害にならない。
み位相はすでに書き込まれている信号と必ずしも
同位相とはならないが、１回転中の信号サイクル
数が多いので障害にならない。
磁気円板３に小孔またはスリツトを設け、光電
装置１０によつてインデツクスパルスS2を得るよ
うにすれば、再生状態では再生信号とインデツク
スパルスの周波数比が一定となるので前記速度検
出器の較正を高精度で行なうことができ、電動機
の回転角を知ることができるので電動機の速度脈
動の分析を行なうことができる。なお、１３は光
源、１４は磁気円板上の穴、をそれぞれ示すもの
である。
装置１０によつてインデツクスパルスS2を得るよ
うにすれば、再生状態では再生信号とインデツク
スパルスの周波数比が一定となるので前記速度検
出器の較正を高精度で行なうことができ、電動機
の回転角を知ることができるので電動機の速度脈
動の分析を行なうことができる。なお、１３は光
源、１４は磁気円板上の穴、をそれぞれ示すもの
である。
このように本考案の装置によれば極めて精度の
高い瞬時回転速度検出を行なうことができ、また
脈動のない速度検出信号を得ることができる。
高い瞬時回転速度検出を行なうことができ、また
脈動のない速度検出信号を得ることができる。
図面は本考案に係る速度検出装置の実施例を示
す図である。 １……電動機、３……磁気円板、４……磁気ヘ
ツド。
す図である。 １……電動機、３……磁気円板、４……磁気ヘ
ツド。
Claims (1)
- 【実用新案登録請求の範囲】 １ 回転軸に取付けられた磁気円板と、所定位置
に固定された磁気ヘツドと、この磁気ヘツドを
記録状態にして前記回転軸を一定回転速度で回
転しつつ磁気円板に一定周波数の信号を書き込
む書き込み手段と、前記同一の磁気ヘツドを再
生状態にして前記磁気円板に記録されている信
号を読み取る読み取り手段とを備え、その読み
取り手段により読み取られた周波数によつて前
記回転軸の回転速度を検出することを特徴とす
る回転速度検出装置。 ２ 回転軸に取付けられた磁気円板に孔を設け、
その孔の位置を検出することによつて前記回転
軸の角度を検出する装置を備えることを特徴と
する、前記実用新案登録請求の範囲第１項記載
の回転速度検出装置。 ３ 磁気ヘツドによつて再生された信号をＦ−Ｖ
変換器を通じて直流電圧出力を得ることを特徴
とする、前記実用新案登録請求の範囲第１項記
載の回転速度検出装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP9324285U JPH0430543Y2 (ja) | 1985-06-18 | 1985-06-18 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP9324285U JPH0430543Y2 (ja) | 1985-06-18 | 1985-06-18 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS6234366U JPS6234366U (ja) | 1987-02-28 |
| JPH0430543Y2 true JPH0430543Y2 (ja) | 1992-07-23 |
Family
ID=30955659
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP9324285U Expired JPH0430543Y2 (ja) | 1985-06-18 | 1985-06-18 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0430543Y2 (ja) |
-
1985
- 1985-06-18 JP JP9324285U patent/JPH0430543Y2/ja not_active Expired
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS6234366U (ja) | 1987-02-28 |
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