JPH04304411A - 高感度顕微鏡 - Google Patents
高感度顕微鏡Info
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- JPH04304411A JPH04304411A JP3094723A JP9472391A JPH04304411A JP H04304411 A JPH04304411 A JP H04304411A JP 3094723 A JP3094723 A JP 3094723A JP 9472391 A JP9472391 A JP 9472391A JP H04304411 A JPH04304411 A JP H04304411A
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Links
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- 239000011521 glass Substances 0.000 abstract description 12
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Classifications
-
- G—PHYSICS
- G02—OPTICS
- G02B—OPTICAL ELEMENTS, SYSTEMS OR APPARATUS
- G02B21/00—Microscopes
-
- G—PHYSICS
- G02—OPTICS
- G02B—OPTICAL ELEMENTS, SYSTEMS OR APPARATUS
- G02B23/00—Telescopes, e.g. binoculars; Periscopes; Instruments for viewing the inside of hollow bodies; Viewfinders; Optical aiming or sighting devices
- G02B23/12—Telescopes, e.g. binoculars; Periscopes; Instruments for viewing the inside of hollow bodies; Viewfinders; Optical aiming or sighting devices with means for image conversion or intensification
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- Analytical Chemistry (AREA)
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- Optics & Photonics (AREA)
- Microscoopes, Condenser (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は、高感度顕微鏡に関し、
特に観察光学系にイメージインテンシファイアを導入可
能とし、強い照明光を照射できない標本などの暗い標本
像を十分な明るさで観察可能にする技術に関する。
特に観察光学系にイメージインテンシファイアを導入可
能とし、強い照明光を照射できない標本などの暗い標本
像を十分な明るさで観察可能にする技術に関する。
【０００２】
【従来の技術】従来の光学顕微鏡は、顕微鏡の照明装置
による照明を受けた標本からの光を対物レンズで取り込
み、該対物レンズからの結像光束を接眼レンズの像面に
導くよう構成されており、暗い標本からの光を明るくす
る手段は特に設けられていなかった。
による照明を受けた標本からの光を対物レンズで取り込
み、該対物レンズからの結像光束を接眼レンズの像面に
導くよう構成されており、暗い標本からの光を明るくす
る手段は特に設けられていなかった。
【０００３】また、暗い標本像を明るくして見る手段と
しては、高感度のテレビジョンカメラであるＳＩＴカメ
ラを顕微鏡に付加し、標本像をモニタテレビジョンカメ
ラに写し出すことによって観察を行なう装置が利用され
ている。
しては、高感度のテレビジョンカメラであるＳＩＴカメ
ラを顕微鏡に付加し、標本像をモニタテレビジョンカメ
ラに写し出すことによって観察を行なう装置が利用され
ている。
【０００４】
【発明が解決しようとする課題】上述の従来の光学顕微
鏡においては、明るい顕微鏡像を得るためには照明光を
強くする必要があるが、例えば微弱な偏光性を有する標
本の偏光顕微鏡観察では、照明光を強くしても観察像は
暗く、また、強い照明光を照射すると死んでしまう生き
ている微生物あるいは培養細胞観察では照明光を強くす
ることができないため観察像が暗くなり観察が困難にな
るという不都合があった。また、顕微鏡の倍率を大きく
すればするほど観察像が暗くなるという問題もあった。 さらに、蛍光標本を用いる蛍光顕微鏡では、観察可能な
明るさを得るために強い照明光を照射すると蛍光標本の
蛍光色素がすぐに退色してしまうという問題点があった
。
鏡においては、明るい顕微鏡像を得るためには照明光を
強くする必要があるが、例えば微弱な偏光性を有する標
本の偏光顕微鏡観察では、照明光を強くしても観察像は
暗く、また、強い照明光を照射すると死んでしまう生き
ている微生物あるいは培養細胞観察では照明光を強くす
ることができないため観察像が暗くなり観察が困難にな
るという不都合があった。また、顕微鏡の倍率を大きく
すればするほど観察像が暗くなるという問題もあった。 さらに、蛍光標本を用いる蛍光顕微鏡では、観察可能な
明るさを得るために強い照明光を照射すると蛍光標本の
蛍光色素がすぐに退色してしまうという問題点があった
。
【０００５】さらに、ＳＩＴカメラのような高感度テレ
ビジョンカメラを使用する方法にあっては、モニタテレ
ビジョン上での観察しか行なうことができず、視野が狭
くなるとともに、システム構成が大かがりになるという
不都合があった。また、通常の顕微鏡観察との切換えに
は顕微鏡の鏡筒とモニタテレビジョンとを見直さなけれ
ばならないという使いにくさもあった。
ビジョンカメラを使用する方法にあっては、モニタテレ
ビジョン上での観察しか行なうことができず、視野が狭
くなるとともに、システム構成が大かがりになるという
不都合があった。また、通常の顕微鏡観察との切換えに
は顕微鏡の鏡筒とモニタテレビジョンとを見直さなけれ
ばならないという使いにくさもあった。
【０００６】本発明の目的は、このような従来の装置に
おける問題点に鑑み、強い照明光を用いることなく暗い
標本像を明るく観察可能とし、かつ通常の顕微鏡使用と
同じ感覚で使用できる高感度顕微鏡を提供することにあ
る。
おける問題点に鑑み、強い照明光を用いることなく暗い
標本像を明るく観察可能とし、かつ通常の顕微鏡使用と
同じ感覚で使用できる高感度顕微鏡を提供することにあ
る。
【０００７】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
、本発明によれば、対物レンズと接眼レンズとを含む観
察光学系を備えた高感度顕微鏡が提供され、該高感度顕
微鏡は、前記対物レンズの像面の位置に受光面を一致さ
せかつ光出力面が前記接眼レンズの像面と共役な位置と
なる如くイメージインテンシファイアを前記観察光学系
内に配設したことを特徴とする。
、本発明によれば、対物レンズと接眼レンズとを含む観
察光学系を備えた高感度顕微鏡が提供され、該高感度顕
微鏡は、前記対物レンズの像面の位置に受光面を一致さ
せかつ光出力面が前記接眼レンズの像面と共役な位置と
なる如くイメージインテンシファイアを前記観察光学系
内に配設したことを特徴とする。
【０００８】また、前記対物レンズからの光を選択的に
前記イメージインテンシファイアを含む光路または前記
イメージインテンシファイアを含まない光路を介して前
記接眼レンズに導く光路切換手段を設けることもできる
。
前記イメージインテンシファイアを含む光路または前記
イメージインテンシファイアを含まない光路を介して前
記接眼レンズに導く光路切換手段を設けることもできる
。
【０００９】さらに、前記イメージインテンシファイア
またはリレーレンズを選択的に前記観察光学系に挿入す
るよう構成することもできる。
またはリレーレンズを選択的に前記観察光学系に挿入す
るよう構成することもできる。
【００１０】
【作用】上記構成においては、対物レンズに入射した画
像光は前記イメージインテンシファイアに入射し、この
場合対物レンズの像面の位置が受光面となっているから
イメージインテンシファイアの受光面に対物レンズによ
る像が形成される。イメージインテンシファイアはこの
像を増強し蛍光面のような光出力面に出力する。そして
、この光出力面は接眼レンズの像面と共役な位置となっ
ているから、接眼レンズによってこの光出力面の増倍さ
れた画像が観察できる。これにより、イメージインテン
シファイアを介した顕微鏡像を観察することができ、例
えば生きている標本には生命体に影響を与えないような
、そして退色の早い標本には退色し難いような弱い照明
光を照射しても明るい観察像が得られる。また、もとも
と暗くて見難い標本の観察、あるいは高倍率での観察の
場合でも明るい観察像が得られる。
像光は前記イメージインテンシファイアに入射し、この
場合対物レンズの像面の位置が受光面となっているから
イメージインテンシファイアの受光面に対物レンズによ
る像が形成される。イメージインテンシファイアはこの
像を増強し蛍光面のような光出力面に出力する。そして
、この光出力面は接眼レンズの像面と共役な位置となっ
ているから、接眼レンズによってこの光出力面の増倍さ
れた画像が観察できる。これにより、イメージインテン
シファイアを介した顕微鏡像を観察することができ、例
えば生きている標本には生命体に影響を与えないような
、そして退色の早い標本には退色し難いような弱い照明
光を照射しても明るい観察像が得られる。また、もとも
と暗くて見難い標本の観察、あるいは高倍率での観察の
場合でも明るい観察像が得られる。
【００１１】また、対物レンズの光を選択的に前記イメ
ージインテンシファイアを含む光路または前記イメージ
インテンシファイアを含まない光路を介して前記接眼レ
ンズに導く光路切換え手段を設けた場合には、イメージ
インテンシファイアを介する観察像も通常の顕微鏡像と
視野の広さ、倍率ともほぼ同等にすることができるから
、顕微鏡観察状態のままで通常観察とイメージインテン
シファイアによる増幅光による観察を切換比較しながら
観察を行なうことができる。このことは、前記イメージ
インテンシファイアまたはリレーレンズを選択的に前記
観察光学系に挿入する場合にも同様である。また、顕微
鏡写真撮影装置を使用することにより、イメージインテ
ンシファイアによる増幅光の像の顕微鏡写真を撮影する
ことも容易である。
ージインテンシファイアを含む光路または前記イメージ
インテンシファイアを含まない光路を介して前記接眼レ
ンズに導く光路切換え手段を設けた場合には、イメージ
インテンシファイアを介する観察像も通常の顕微鏡像と
視野の広さ、倍率ともほぼ同等にすることができるから
、顕微鏡観察状態のままで通常観察とイメージインテン
シファイアによる増幅光による観察を切換比較しながら
観察を行なうことができる。このことは、前記イメージ
インテンシファイアまたはリレーレンズを選択的に前記
観察光学系に挿入する場合にも同様である。また、顕微
鏡写真撮影装置を使用することにより、イメージインテ
ンシファイアによる増幅光の像の顕微鏡写真を撮影する
ことも容易である。
【００１２】
【実施例】以下、図面を参照して本発明の実施例につき
説明する。図１は、本発明の第１の実施例に係わる高感
度顕微鏡装置を示す。同図の装置は、対物レンズ１６が
取付けられた顕微鏡本体１４と、接眼レンズ１７が取付
けられた観察鏡筒１５と、これら顕微鏡本体１４および
観察鏡筒１５の間に挿入された顕微鏡用鏡筒１とを含む
。顕微鏡用鏡筒１は、イメージインテンシファイア９を
内蔵し、かつ全反射プリズム２および円筒ガラス３を含
む光路切換機構１３を備えている。光路切換機構１３は
、対物レンズ１６から観察鏡筒１５を通り接眼レンズ１
７に至る観察光学系にリレーレンズ４および５を介して
全反射プリズム２または円筒ガラス３を選択的に挿入す
るものである。
説明する。図１は、本発明の第１の実施例に係わる高感
度顕微鏡装置を示す。同図の装置は、対物レンズ１６が
取付けられた顕微鏡本体１４と、接眼レンズ１７が取付
けられた観察鏡筒１５と、これら顕微鏡本体１４および
観察鏡筒１５の間に挿入された顕微鏡用鏡筒１とを含む
。顕微鏡用鏡筒１は、イメージインテンシファイア９を
内蔵し、かつ全反射プリズム２および円筒ガラス３を含
む光路切換機構１３を備えている。光路切換機構１３は
、対物レンズ１６から観察鏡筒１５を通り接眼レンズ１
７に至る観察光学系にリレーレンズ４および５を介して
全反射プリズム２または円筒ガラス３を選択的に挿入す
るものである。
【００１３】図２の（ａ）および（ｂ）は、それぞれ、
顕微鏡用鏡筒１の側面図および平面図であり、（ｂ）は
図１のＡ−Ａ線に沿った断面図、かつ（ａ）は図２の（
ｂ）のＢ−Ｂ線に沿った断面図となっている。さらに、
図３は、顕微鏡用鏡筒１の光学系を示す斜視図である。
顕微鏡用鏡筒１の側面図および平面図であり、（ｂ）は
図１のＡ−Ａ線に沿った断面図、かつ（ａ）は図２の（
ｂ）のＢ−Ｂ線に沿った断面図となっている。さらに、
図３は、顕微鏡用鏡筒１の光学系を示す斜視図である。
【００１４】これらの図に示されるように、顕微鏡用鏡
筒１は、対物レンズ１６に対向してリレーレンズ４を有
し、かつ観察鏡筒１５に対向して他のリレーレンズ５を
有する。また、これらリレーレンズ４および５の間には
前述の光路切換機構１３により全反射プリズム２および
円筒ガラス３が選択的に挿入される。また、全反射プリ
ズム２の両横にはレンズ６と反射鏡７およびレンズ１２
と反射鏡１１とが配設されており、かつ反射鏡７および
１１にそれぞれ対向して他の反射鏡８および１０が配設
されており、さらに反射鏡８および１０を結ぶ光路中に
はイメージインテンシファイア９が配置されている。な
お、全反射プリズム２は単なる両面反射鏡でもよく、か
つ各反射鏡７，８，１０，１１はそれぞれ全反射プリズ
ムでもよい。さらに、リレーレンズ４および５の間の光
束が平行光束となる構成では円筒ガラス３を省略するこ
とも可能である。
筒１は、対物レンズ１６に対向してリレーレンズ４を有
し、かつ観察鏡筒１５に対向して他のリレーレンズ５を
有する。また、これらリレーレンズ４および５の間には
前述の光路切換機構１３により全反射プリズム２および
円筒ガラス３が選択的に挿入される。また、全反射プリ
ズム２の両横にはレンズ６と反射鏡７およびレンズ１２
と反射鏡１１とが配設されており、かつ反射鏡７および
１１にそれぞれ対向して他の反射鏡８および１０が配設
されており、さらに反射鏡８および１０を結ぶ光路中に
はイメージインテンシファイア９が配置されている。な
お、全反射プリズム２は単なる両面反射鏡でもよく、か
つ各反射鏡７，８，１０，１１はそれぞれ全反射プリズ
ムでもよい。さらに、リレーレンズ４および５の間の光
束が平行光束となる構成では円筒ガラス３を省略するこ
とも可能である。
【００１５】以上のような構成を有する高感度顕微鏡に
おいては、イメージインテンシファイア９を介さない通
常の顕微鏡観察の場合は、図示された全反射プリズム２
の位置に該全反射プリズム２に代えて円筒ガラス３が配
置される。従って、対物レンズ１６からの光はリレーレ
ンズ４、円筒ガラス３、他のリレーレンズ５、観察鏡筒
１５の順に通過し接眼レンズ１７の接眼レンズ像面に結
像する。
おいては、イメージインテンシファイア９を介さない通
常の顕微鏡観察の場合は、図示された全反射プリズム２
の位置に該全反射プリズム２に代えて円筒ガラス３が配
置される。従って、対物レンズ１６からの光はリレーレ
ンズ４、円筒ガラス３、他のリレーレンズ５、観察鏡筒
１５の順に通過し接眼レンズ１７の接眼レンズ像面に結
像する。
【００１６】これに対し、イメージインテンシファイア
９を介する像を観察する場合には、全反射プリズム２が
図示の如く顕微鏡の観察光学系の光路に入れられる。従
って、対物レンズ１６からの光は、リレーレンズ４、全
反射プリズム２、レンズ６、反射鏡７および８を経てイ
メージインテンシファイア９の光電面すなわち受光面に
入射し、対物レンズ１６による像９ａを該受光面に結ぶ
。イメージインテンシファイア９により増幅された蛍光
面すなわち出力像面の像９ｂは、反射鏡１０および１１
、レンズ１２、全反射プリズム２、リレーレンズ５、観
察鏡筒１５の順に通過し、接眼レンズ１７の接眼レンズ
像面に結像する。なお、イメージインテンシファイア９
の受光面は対物レンズ１６による１次像面の位置に一致
させると好都合であり、かつイメージインテンシファイ
ア９の光出力面は接眼レンズ１７の像面と共役な位置と
なるよう構成されている。このようにして、イメージイ
ンテンシファイア９を介した増幅光による顕微鏡像の観
察が可能となる。
９を介する像を観察する場合には、全反射プリズム２が
図示の如く顕微鏡の観察光学系の光路に入れられる。従
って、対物レンズ１６からの光は、リレーレンズ４、全
反射プリズム２、レンズ６、反射鏡７および８を経てイ
メージインテンシファイア９の光電面すなわち受光面に
入射し、対物レンズ１６による像９ａを該受光面に結ぶ
。イメージインテンシファイア９により増幅された蛍光
面すなわち出力像面の像９ｂは、反射鏡１０および１１
、レンズ１２、全反射プリズム２、リレーレンズ５、観
察鏡筒１５の順に通過し、接眼レンズ１７の接眼レンズ
像面に結像する。なお、イメージインテンシファイア９
の受光面は対物レンズ１６による１次像面の位置に一致
させると好都合であり、かつイメージインテンシファイ
ア９の光出力面は接眼レンズ１７の像面と共役な位置と
なるよう構成されている。このようにして、イメージイ
ンテンシファイア９を介した増幅光による顕微鏡像の観
察が可能となる。
【００１７】なお、全反射プリズム２と円筒ガラス３に
よる光路切換に代えて、全反射プリズム２を常時光路に
挿入しておき、図３に想像線で示すようにイメージイン
テンシファイア９とリレーレンズとを切換えることも可
能である。
よる光路切換に代えて、全反射プリズム２を常時光路に
挿入しておき、図３に想像線で示すようにイメージイン
テンシファイア９とリレーレンズとを切換えることも可
能である。
【００１８】図４は本発明の第２の実施例に係わる高感
度顕微鏡装置に使用される顕微鏡用鏡筒２１の構成を示
す。同図の顕微鏡用鏡筒２１は、前記図１〜図３の構成
を縦に配置換えした構造となっている。すなわち、図４
の顕微鏡用鏡筒２１は、台形の全反射プリズ２２、円筒
ガラス２３、レンズ２６，３０を含む光路切換機構３１
と、リレーレンズ２４，２５と、反射鏡２７，２９と、
これら反射鏡２７，２９の間に配置されたイメージイン
テンシファイア２８を備えている。このような顕微鏡用
鏡筒２１は、リレーレンズ２４が対物レンズ１６に対向
し、他のリレーレンズ２５が観察鏡筒１５に対向する如
く顕微鏡に組込まれる。
度顕微鏡装置に使用される顕微鏡用鏡筒２１の構成を示
す。同図の顕微鏡用鏡筒２１は、前記図１〜図３の構成
を縦に配置換えした構造となっている。すなわち、図４
の顕微鏡用鏡筒２１は、台形の全反射プリズ２２、円筒
ガラス２３、レンズ２６，３０を含む光路切換機構３１
と、リレーレンズ２４，２５と、反射鏡２７，２９と、
これら反射鏡２７，２９の間に配置されたイメージイン
テンシファイア２８を備えている。このような顕微鏡用
鏡筒２１は、リレーレンズ２４が対物レンズ１６に対向
し、他のリレーレンズ２５が観察鏡筒１５に対向する如
く顕微鏡に組込まれる。
【００１９】図４に示す顕微鏡用鏡筒２１を用いた高感
度顕微鏡においては、イメージインテンシファイア２８
を介さない通常の顕微鏡像を観察する場合には、光路切
換機構３１によりリレーレンズ２４、２５の間に円筒ガ
ラス２３が配置されるようにする。これにより、対物レ
ンズ１６からの光は、リレーレンズ２４、円筒ガラス２
３、他のリレーレンズ２５を通り、観察鏡筒１５および
接眼レンズ１７を経て観察される。
度顕微鏡においては、イメージインテンシファイア２８
を介さない通常の顕微鏡像を観察する場合には、光路切
換機構３１によりリレーレンズ２４、２５の間に円筒ガ
ラス２３が配置されるようにする。これにより、対物レ
ンズ１６からの光は、リレーレンズ２４、円筒ガラス２
３、他のリレーレンズ２５を通り、観察鏡筒１５および
接眼レンズ１７を経て観察される。
【００２０】これに対し、イメージインテンシファイア
２８による増幅光の像を観察する場合には、光路切換機
構３１により、全反射プリズム２２を図４に示す位置、
すなわちリレーレンズ２４，２５の間に配置する。これ
により、対物レンズ１６からの光は、リレーレンズ２４
を通過後、全反射プリズム２２、レンズ３０、反射鏡２
９を経てイメージインテンシファイア２８の光電面に対
物レンズ１６による像２８ｂを結像する。イメージイン
テンシファイア２８により増幅された蛍光面の像２８ａ
は、反射鏡２７、レンズ２６、全反射プリズム２２、他
のリレーレンズ２５を介し観察鏡筒１５に入り、接眼レ
ンズ１７の像面に結像する。このようにして、イメージ
インテンシファイア２８により増倍された顕微鏡像が観
察できる。
２８による増幅光の像を観察する場合には、光路切換機
構３１により、全反射プリズム２２を図４に示す位置、
すなわちリレーレンズ２４，２５の間に配置する。これ
により、対物レンズ１６からの光は、リレーレンズ２４
を通過後、全反射プリズム２２、レンズ３０、反射鏡２
９を経てイメージインテンシファイア２８の光電面に対
物レンズ１６による像２８ｂを結像する。イメージイン
テンシファイア２８により増幅された蛍光面の像２８ａ
は、反射鏡２７、レンズ２６、全反射プリズム２２、他
のリレーレンズ２５を介し観察鏡筒１５に入り、接眼レ
ンズ１７の像面に結像する。このようにして、イメージ
インテンシファイア２８により増倍された顕微鏡像が観
察できる。
【００２１】
【発明の効果】以上のように、本発明によれば、顕微鏡
の観察光学系に光増幅機能を有するイメージインテンシ
ファイアを挿入したから、暗い標本の観察を行なう場合
や、強い照明光を与えることが適切でない標本を弱い照
明光で観察する場合にも、明るい観察像を得ることがで
きる。また、イメージインテンシファイアを用いない通
常の顕微鏡像との切換えも可能になるから、観察姿勢を
変えずにイメージインテンシファイアによる像と通常顕
微鏡像とを比較観察することが可能となる。さらに、イ
メージインテンシファイアによる顕微鏡像の写真撮影は
、短い露出時間、すなわち早いシャッタ速度で撮影でき
るという利点も備えている。なお、イメージインテンシ
ファイアは紫外光および赤外光も可視化しかつ増幅する
機能を有するから、通常の顕微鏡では観察できない紫外
光、赤外光による観察を行なうことも可能になる。
の観察光学系に光増幅機能を有するイメージインテンシ
ファイアを挿入したから、暗い標本の観察を行なう場合
や、強い照明光を与えることが適切でない標本を弱い照
明光で観察する場合にも、明るい観察像を得ることがで
きる。また、イメージインテンシファイアを用いない通
常の顕微鏡像との切換えも可能になるから、観察姿勢を
変えずにイメージインテンシファイアによる像と通常顕
微鏡像とを比較観察することが可能となる。さらに、イ
メージインテンシファイアによる顕微鏡像の写真撮影は
、短い露出時間、すなわち早いシャッタ速度で撮影でき
るという利点も備えている。なお、イメージインテンシ
ファイアは紫外光および赤外光も可視化しかつ増幅する
機能を有するから、通常の顕微鏡では観察できない紫外
光、赤外光による観察を行なうことも可能になる。
【図１】本発明の１実施例に係わる高感度顕微鏡の構成
を示す部分断面側面図である。
を示す部分断面側面図である。
【図２】図１の高感度顕微鏡に用いられているイメージ
インテンシファイアを含む顕微鏡用鏡筒部分の詳細な構
造を示す左側面図（ａ）および平面図（ｂ）である。
インテンシファイアを含む顕微鏡用鏡筒部分の詳細な構
造を示す左側面図（ａ）および平面図（ｂ）である。
【図３】図１の高感度顕微鏡に用いられている顕微鏡用
鏡筒に含まれる光学系を示す斜視図である。
鏡筒に含まれる光学系を示す斜視図である。
【図４】本発明の他の実施例に係わる高感度顕微鏡に使
用される顕微鏡用鏡筒の構成を示す正面図である。
用される顕微鏡用鏡筒の構成を示す正面図である。
１，２１ 顕微鏡用鏡筒
２，２２ 全反射プリズム
３，２３ 円筒ガラス
４，５，２４，２５ リレーレンズ
６，１２，２６，３０ レンズ
７，８，１０，１１，２７，２９ 反射鏡９，２８
イメージインテンシファイア１３，３１ 光路切換
機構 １４ 顕微鏡本体 １５ 観察鏡筒 １６ 対物レンズ １７ 接眼レンズ
イメージインテンシファイア１３，３１ 光路切換
機構 １４ 顕微鏡本体 １５ 観察鏡筒 １６ 対物レンズ １７ 接眼レンズ
Claims (3)
- 【請求項１】 対物レンズと接眼レンズとを含む観察
光学系を備えた高感度顕微鏡であって、前記対物レンズ
の像面の位置に受光面を一致させかつ光出力面が前記接
眼レンズの像面と共役な位置となる如くイメージインテ
ンシファイアを前記観察光学系内に配設することにより
前記イメージインテンシファイアを介した顕微鏡像を観
察可能としたことを特徴とする高感度顕微鏡。 - 【請求項２】 さらに、前記対物レンズからの光を選
択的に前記イメージインテンシファイアを含む光路また
は前記イメージインテンシファイアを含まない光路を介
して前記接眼レンズに導く光路切換手段を備え、前記イ
メージインテンシファイアを介した顕微鏡像および前記
イメージインテンシファイアを介さない顕微鏡像を選択
的に観察可能としたことを特徴とする請求項１に記載の
高感度顕微鏡。 - 【請求項３】 前記イメージインテンシファイアまた
はリレーレンズを選択的に前記観察光学系に挿入するこ
とにより、前記イメージインテンシファイアを介した顕
微鏡像および前記イメージインテンシファイアを介さな
い顕微鏡像を選択的に観察可能としたことを特徴とする
請求項１に記載の高感度顕微鏡。
Priority Applications (2)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP3094723A JPH04304411A (ja) | 1991-04-01 | 1991-04-01 | 高感度顕微鏡 |
| US07/856,762 US5296962A (en) | 1991-04-01 | 1992-03-24 | High sensitivity microscope |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP3094723A JPH04304411A (ja) | 1991-04-01 | 1991-04-01 | 高感度顕微鏡 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH04304411A true JPH04304411A (ja) | 1992-10-27 |
Family
ID=14118045
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP3094723A Pending JPH04304411A (ja) | 1991-04-01 | 1991-04-01 | 高感度顕微鏡 |
Country Status (2)
| Country | Link |
|---|---|
| US (1) | US5296962A (ja) |
| JP (1) | JPH04304411A (ja) |
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| US5296962A (en) | 1994-03-22 |
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