JPH04304111A - 導線案内装置 - Google Patents

導線案内装置

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JPH04304111A
JPH04304111A JP3249797A JP24979791A JPH04304111A JP H04304111 A JPH04304111 A JP H04304111A JP 3249797 A JP3249797 A JP 3249797A JP 24979791 A JP24979791 A JP 24979791A JP H04304111 A JPH04304111 A JP H04304111A
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sliding
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tower
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、導線ガイド通路と、1
つあるいは多数の導線を有し前記導線ガイド通路内で案
内される導線装置とを有し、導線装置には下方タワーと
その上で案内される上方タワーが設けられ、両者は導線
装置の導線端部においてループを形成して互いに移行し
ており、その場合に下方タワーの自由端部が固定装置と
結合され、上方タワー自由端部が導線装置の長手方向に
往復移動可能な装置と結合されている導線案内装置に関
するものである。
【0002】必要な場合には、固定の装置を上方タワー
の自由端部と結合し、可動の装置を下方タワーの自由端
部と結合することもできる。この種の導線案内装置は、
固定の装置と往復移動する装置との間で、伝達(電気的
及び/あるいは光学的エネルギの伝達及び/あるいはガ
ス状及び/あるいは液状の物質の伝達)を行おうとする
場合に必要とされるものである。この種の伝達を行うた
めには、固定装置と可動装置を一般に多数の導線を介し
て互いに接続しなければならず、導線は固定装置と可動
装置の相対移動を可能とする他に相対移動に連動できる
ように案内されなければならない。
【0003】
【従来の技術】従来はこの問題をいわゆるドラッグチェ
ーン装置によって解決してきた。この装置には金属ある
いはプラスチックからなる2つあるいは多数のチェーン
コンベヤが設けられており、チェーンコンベヤは長手方
向に距離をおいてウエブによって互いに結合されている
。このウエブは2つあるいは多数のチェーンコンベヤを
所定の距離に保つと共に個々の導線をドラッグチェーン
のそれぞれの形状に応じた位置に保持している。このド
ラッグチェーンは長手方向にチェーン状につなぎ合わさ
れたホース部材によって形成することも可能であって、
その中に導線が通されている。
【0004】往復移動する装置が移動する場合に、ドラ
ッグチェーンの可動装置に固定された端部は、ドラッグ
チェーンの固定装置に固定された端部に対してドラッグ
チェーンの長手方向に移動される。その結果としえ、ド
ラッグチェーンループの位置がドラッグチェーン長手方
向に変化し、ループを形成する個々のチェーン部材が変
化する。所定のドラッグチェーン長さを越えると、チェ
ーンの上方タワーが下方へ垂れ下がって、チェーン上方
タワーがチェーン下方タワー上に載ってしまう。
【0005】ドラッグチェーンを使用するのは複雑で、
従って高価な方法である。ドラッグチェーンによって案
内される導線には著しい機械的負荷がかかる。ドラッグ
チェーンの移動と特にドラッグチェーンループの箇所の
移動によって、導線と個々のドラッグチェーン部材の間
の特にチェーンコンベヤを結合しているウエブに摩擦が
生じる。そのためにドラッグチェーンによって案内され
る個々の導線をすべて正確に同一の長さにしなければな
らない。というのは、そうしないとドラッグチェーンの
個々の導線に過度の衝撃あるいは引き延ばし負荷がかか
るからである。個々の導線は通常ドラッグチェーンの両
端部で電気的な接続体に接続される。個々の導線の負荷
を別々に除去するようにしなければならない。ドラッグ
チェーンの自由支持長さによってチェーンの上方タワー
がチェーン下方タワー上に載った場合には、それによっ
てドラッグチェーンに摩耗負荷が生じる。これを防止す
るためには、ガイド通路に滑り薄板の形状の中間カバー
を挿入しなければならず、滑り薄板はチェーン上方タワ
ーを支持できるだけ充分にじょうぶでなければならない
。しかし滑り薄板を可動装置の移動距離全体に渡って延
ばすことはできない。というのはそうしないとドラッグ
チェーンループは可動装置が少し移動しただけで滑り薄
板によって阻止されてしまうからである。公知の方法に
よって、2つのドラッグチェーンを有する互いに対向移
動するドラッグチェーン装置を使用する場合には、対向
移動する2つのドラッグチェーンの固定端部間の距離が
小さい場合を別として、この種の滑り薄板は使用するこ
とができない。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】本発明の課題は、上述
の問題を克服することができる、ドラッグチェーンに代
わるものを提供することである。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記の課題を解決するた
めに、冒頭で述べた種類の導線案内装置においては、導
線を共通の導線束ね装置を用いてまとめて、その外側に
導線の長手方向に作用する滑り特性の良好な滑り装置を
配置し、その滑り装置によって導線の長さが長い場合で
も上方タワー導線部分と下方タワー導線部分との間の摩
擦を防止する構成が採用されている。
【0008】
【作用】また、固定装置と可動装置を1つの導線だけで
結合できるようにすることも可能である。その場合には
導線束ね装置は1つの導線だけを収容できるように形成
すれば充分である。導線束ね装置を、導線装置の長手方
向に互いに距離をおいて配置され、導線をまとめる導線
クリップによって形成し、その外側に滑り装置を配置す
ることができる。この装置を導線を包囲するケーブルジ
ャケットによって形成することもできる。
【0009】滑り装置を全く異なるように形成すること
も可能である。例えば導線装置を、滑り特性の良い材料
からなりケーブルジャケットを完全に包囲し、あるいは
ケーブルジャケットに代わる曲げ弾性を有する滑りホー
スから形成、例えば滑り特性の良いプラスチックからな
るホースをケーブルジャケット上に押しだし成形するこ
とによって形成することも可能である。滑り装置は、ケ
ーブルジャケットの上方タワー部分と下方タワー部分と
が対向する表面に配置した滑りベルトによって形成して
もよい。さらに滑り装置を導線クリップないし導線ジャ
ケットの両側に配置した滑りレールによって形成するこ
とも可能で、その高さは導線クリップないしケーブルジ
ャケットを包囲する導線装置の厚みを越えるように選択
される。滑り装置はまた、導線クリップないしケーブル
ジャケットの長手側の両側に取り付けた滑り溝によって
形成することもでき、滑り溝は滑り特性の良い材料で導
線クリップないしケーブルジャケットの側方だけでなく
、側方領域の上方と下方も覆っている。
【0010】この滑り装置は種々の方法で導線クリップ
ないしケーブルジャケットに固定することができ、例え
ば接着、溶接(例えば超音波を用いた)、滑り装置に配
置された係止装置をケーブルジャケット内に押しだし成
形すること、リベット止め、釘止め、ケーブルジャケッ
トと滑り装置の両方に設けた相補形状で互いに係合する
結合部材などによって固定される。
【0011】滑り装置は、スチールなどの曲げ弾性を有
する材料あるいは、ポリウレタン、ポリアミド(ナイロ
ン)、ポリテトラフルオールエチレン(PTFEとも称
される)(テフロン:登録商標)などの滑りやすいプラ
スチックから形成される。好ましくは滑り装置の材料は
ケーブルジャケットの材料より硬い。その場合には滑り
装置はケーブルジャケットの滑りを機械的に保護するだ
けでなく、可動装置が往復移動する際に作用する引っ張
り力と剪断力を導線装置から遠ざけることもできる。好
ましくは滑り装置の長手端部を固定ないし可動の装置に
固定する場合には、それによって同時に導線装置の引っ
張り負荷も除去することができる。
【0012】ケーブルジャケット材料よりずっと硬い材
料からなる滑り装置に垂直に延びる領域が設けられてい
る場合には、下方タワーと上方タワーの間のループ領域
の曲がりを可能にするために、滑り装置の長手方向に繰
り返される垂直に延び、下方タワーの上側ないし上方タ
ワーの下側方向が開放した切欠き、例えばくさびギャッ
プが必要である。滑り装置に、垂直領域の他に、下方タ
ワーの上側ないし上方タワーの下側に水平領域が設けら
れる場合には、ギャップはこの水平領域を貫通して続く
【0013】滑り装置には、導線装置の全長にわたって
分配され、導線装置の側方の両側に突出する多数の滑り
部材を設けることができ、この滑り部材は導線装置の両
側に配置されたガイド通路内で案内される。そのために
、導線装置の両側にはそれぞれ互いに重なり合って平行
に延びる1対のガイド通路が設けられており、そのガイ
ド通路内で滑り部材が案内される。各対のガイド通路の
2つのガイド部材はそれぞれアーチ通路片によって互い
に結合されており、その中で導線ケーブルの滑り部材が
案内され、滑り部材は導線装置のそれぞれループを形成
する部分の領域に配置されている。導線装置のループの
場所は可動の装置の移動に従って変化するので、アーチ
通路片の位置もそれに従って移動しなければならない。 アーチ通路片がガイド通路の対と結合固定されている場
合には、このことはガイド通路の対とアーチ通路片が可
動の装置の移動方向へ一緒に移動できることによって達
成される。ガイド通路を不動に保持しようとする場合に
は、アーチ通路片を導線装置ループの移動と共に移動路
に沿って一緒に移動させることは、ガイド通路内に移動
可能に保持されている滑りブロック上にアーチ通路片を
固定することによって可能になる。その場合にはアーチ
通路片はガイド通路の外側に配置して、ガイド通路に対
して移動できるようにされる。そのために、滑りブロッ
クには斜面が設けられ、導線クリップないしケーブルジ
ャケットに設けられた滑り部材が前記斜面を介してガイ
ド通路からアーチ通路片内へ、あるいはその逆へ移動さ
れる。この移動を可能にするために、本発明の実施例に
おいては、導線クリップないしケーブルジャケットに配
置された滑り部材はそれぞれ圧縮ばねの力に抗して可動
装置の移動方向に対して横方向へ所定量押し込み可能で
あって、それによって滑りブロックの斜面の高さが補償
される。
【0014】導線は好ましくはベルトケーブルの一部で
ある。しかしまた丸ケーブルあるいは個別ケーブルであ
ってもよい。本発明の滑り装置を有する導線装置は、自
己支持で自己トレールの導線装置として作用する。その
他のドラッグチェーンやドラッグホースは不要である。 滑りベルト、滑りレール、滑り溝等を使用する場合には
、上方タワーが下方タワー上に載ることは問題がない。 というのは、上方タワーの導線装置部分は下方タワーの
導線装置部分と接触せず、滑り装置の上方タワーと下方
タワーに属する領域が互いに重なり合って滑り移動する
だけだからである。
【0015】本発明による滑り装置を持たないケーブル
を使用し、上方タワーが下方タワー上に載置され、それ
によって上方タワーのジャケット領域が下方タワーのジ
ャケット領域の上で滑り移動しなければならない場合に
は、通常ケーブルジャケットに使用されている材料の滑
り特性が悪いことによって、この2つのケーブルジャケ
ット領域の間に非常に大きな摩擦が生じてしまう。この
大きな摩擦によって、下方タワー上での上方タワーの滑
り移動は阻止される。その場合には上方タワーは可動装
置の推進作用によって意図しない他のS字状ループを形
成して下方タワーの上方へ移動される。それによってケ
ーブルは破断されてしまう。さらに、それによってケー
ブルジャケットが急激に摩耗してしまう。さらに、ケー
ブルが可動装置と一緒に移動する際に大きなケーブル摩
擦を克服するために、大きな引っ張り力と剪断力がケー
ブルに作用する。
【0016】それに対して本発明によれば、摩擦は滑り
装置内にすべて移動され、滑り装置の材料はケーブルに
用いられる視点とは関係なく、摩擦が小さいことだけを
考えて選択することができる。それによってケーブルに
作用する大きな圧縮力と引っ張り力は防止される。さら
にこの種の圧縮力と引っ張り力は滑り装置によって受け
止められる。従って導線装置は大きな負荷を考えて設計
する必要はなく、それによってコスト的に非常に好まし
いものとなる。
【0017】本発明の滑り装置は、従来のケーブルドラ
ッグチェーンに較べてずっと安価にすることができる。 本発明方法においては、公知のドラッグチェーンによる
方法の場合のように滑り薄板を必要としないので、導線
装置の移動は導線装置が対向して移動される場合でも、
長さとは関係なく、かつ固定装置と可動装置との相対位
置とも関係なくじゃまされずに行われる。
【0018】ガイド通路内で案内される滑り部材を有す
る本発明の実施例においても、導線装置は上方タワー領
域と下方タワー領域の間のどんな摩擦も全く受けない。 本発明の滑り装置を直接ケーブルあるいは導線に取り付
けることも可能である。しかし、通路状の滑り装置を用
いて、その中へ1つあるいは多数のケーブルまたは個々
の導線をゆるく挿入することもできる。好ましくはこの
種の導線通路に曲げ切欠きあるいは曲げギャップを形成
し、それによって挿入された導線あるいはケーブルのル
ープの曲げが可能となる。
【0019】個々の導線装置の滑り装置を互いに結合す
ることによって、それぞれ滑り装置を有する多数の導線
装置を1つのユニットにまとめることもできる。このこ
とは、例えばベルトケーブルにその一部を覆う滑り装置
(例えば側方の滑り溝)だけが設けられている場合にも
、滑りホースに挿入された導線装置にも当てはまること
である。個々の導線装置の滑り装置を互いに結合するこ
とは、溶接、かしめ、接着等によって行うことができる
【0020】システムの可動の装置、例えば往復移動可
能なロボットには導線接続領域が設けられることが多く
、この導線接続領域は上方のケーブルタワーが下方のケ
ーブルタワー上に載置されている場合には、上方のケー
ブルタワーの上方の非常に高い位置に設けられる。従っ
て可動の装置が導線装置のループのそれぞれの箇所から
充分な距離を有する場合には、導線装置の可動装置の前
にある領域において導線装置がS字状のループを形成す
る。その場合には、可動の装置が移動すると、導線装置
に大きな機械的負荷がかかる。
【0021】このことは、本発明の特に好ましい実施例
においては、可動の装置にスペースホルダを設けること
によって防止され、このスペースホルダが導線の可動装
置と一緒に移動する端部を低く保持して、それによって
この領域において上方タワーは常に下方タワーと接触す
るか、あるいは下方タワーのすぐ上で案内される。導線
装置の固定端部の領域は、好ましくは滑り装置から突出
してる補償ループ内に保持され、この補償ループの両端
部はそれぞれ導線クリップによって締付け固定される。 その場合に補償ループの滑り装置側端部に取り付けられ
た導線クリップは、好ましくは弾性的に導線装置に対し
てケーブル長手方向へ移動可能である。
【0022】
【実施例】以下、実施例を用いて本発明を詳細に説明す
る。図1は、ループ17を介して互いに結合された下方
タワー13とその上に載置された上方タワー15を有す
るベルトケーブルを示すものである。ベルトケーブル1
1の表面(下方タワー13と上方タワー15が互いに接
している表面であって、以下では内表面19と称する)
の両端縁にはそれぞれ滑りベルト21ないし23が設け
られている。滑りベルトはスチールベルト、あるいは滑
り特性の良いプラスチックから形成することができる。 それには例えば上述のプラスチックが優れている。
【0023】図2は図1に示すベルトケーブル11が、
例えばアルミニウムあるいは金属薄板などの上方が開放
した溝の形状の導線ガイド通路25に挿入された状態を
示すものである。導線案内通路はベルトケーブル11よ
りも幾分大きい幅を有する。図2に示す実施例において
は、導線ガイド通路25の高さは、導線ガイド通路25
の側壁27と29がループ17の一番高い箇所より少し
突出するように選択されている。側壁27と29は単に
ベルトケーブル11とそのループ17の側方を案内する
だけのものである。従って図2に示すよりも低い側壁で
あってもよい。
【0024】ベルトケーブル11には並べて配置された
多数の電気的な導線31が設けられており、これらはプ
ラスチックからなる押し出し成形されたケーブルジャケ
ット33によって包囲されている。図2によればさらに
、ループ17の領域の外側において図2の右側の滑りベ
ルト21の上方タワー領域35はこの滑りベルトの下方
タワー領域37上に載っており、図2の左に示す滑りベ
ルト23の上方タワー領域39はこの滑りベルト23の
下方タワー領域41上に載っている。このことは滑りベ
ルト21については、図1にも示されている。
【0025】上方タワー15の自由端と結合された不図
示の可動の装置がベルトケーブル11の長手方向へ移動
されると、2つの滑りベルト21と23の上方タワー領
域35と39は対応する下方タワー領域37ないし41
上で滑り移動する。ループ17が形成されている箇所は
、可動の装置の移動に従って移動する。このように移動
する場合に、ベルトケーブル11の一方の表面領域のど
こも、このベルトケーブルの他方の表面領域上あるいは
他の表面上で滑り移動することはない。内表面19は滑
りベルト21と23によって互いに距離を保っている。 ベルトケーブルの他方の表面(以下では外表面と称する
)は、ループ17の領域では導線ガイド通路の底の上だ
けで回転するが、底の上で滑り移動することはない。全
体の滑り移動は2つの滑りベルト21と23によって行
われる。
【0026】図3から10を用いて、種々の滑り装置を
有するベルトケーブル11の種々の実施例を説明する。 図3には、2つの滑りベルト21と23を有する図1と
2に示す実施例の断面が拡大して示されており、2つの
滑りベルトはそれぞれベルトケーブル11の内表面の端
縁上に配置されている。2つの滑りベルト21と23は
スチールの弾性ベルトであってもよく、あるいは曲げ弾
性を有するプラスチックベルトであってもよい。これら
は例えば接着あるいは超音波溶接によってケーブル表面
に固定することができる。
【0027】図4に示す実施例においては、図3に示す
側方に配置された2つの滑りベルト21と23の代わり
に、中央に配置された1つの滑りベルト45が設けられ
ている。図5に示す実施例においては、ベルトケーブル
11のケーブルジャケット33は、滑りホース47によ
って完全に包み込まれている。滑りホース47は充分に
曲げ弾性を有する材料から形成され、ベルトケーブル1
1のループ17の領域における曲げに追従することがで
きるようにされ、あるいは滑りホース47の図5の下方
に位置する外側表面に、ケーブルの長手方向に互いに距
離をおいて配置された多数の横切欠きあるいは横ギャッ
プが設けられ、これらは平坦なケーブル11の長手方向
の両方の丸い端縁を回って平坦なケーブル22の長手方
向側面へ移行し、図5の上方に位置する滑りホース47
の内表面まで連続して、長手側端縁の領域ではくさび形
状となる。滑りホース47は、ケーブルジャケット33
の代わりに使用することもできる。滑りホースはケーブ
ルジャケットと共に、あるいはケーブルジャケットの代
わりに押し出し成形される。
【0028】図6に示す実施例においては、滑り装置は
それぞれベルトケーブル11の長手側端縁上に乗り上げ
る2つの滑り溝49と51によって形成される。滑り溝
49と51によって、ベルトケーブル11の上方タワー
15と下方タワー13の間だけでなく、ベルトケーブル
11の2つの長手側端縁と導線ガイド通路25の2つの
側壁27、29の間でも摩擦が少なくなるという利点が
得られる。
【0029】図7に示す実施例においては、滑り装置に
は2つの滑りレール53と55が設けられており、滑り
レールはそれぞれベルトケーブル11の長手側両端縁の
側方に配置され、その断面の高さはベルトケーブル11
の厚みより大きい。それにより2つの滑りレール53と
55によってベルトケーブル11の上方タワー15と下
方タワー13間、並びにベルトケーブル11と導線ガイ
ド通路25の両側壁27、29との間にも良好な滑りが
得られる。
【0030】滑りレール53と55にはそれぞれT字状
の係止装置57と59が設けられ、係止装置は滑りレー
ル53ないし55と一体に形成され、ケーブルジャケッ
ト33内への押しだし成形によってケーブルジャケット
内に係止される。図8には滑りベルト61と63を有す
る実施例が示されており、滑りベルトは図3に示す滑り
ベルト21及び23と同様にベルトケーブル11の内表
面19のそれぞれ端縁領域に配置されているが、滑りレ
ール53及び55と同様にT字状の係止装置を有し、そ
れによって押しだし成形されたケーブルジャケット33
内に係止される。
【0031】図9には2つの滑りレール69と71を有
する実施例が示されており、滑りレールは図3に示す滑
りレール21及び23と同じ位置に位置決めされている
が、アンカーボルト73ないし75の形状の係止装置を
有する。アンカーボルト73と75のボルトヘッド77
と79は、滑りレール69ないし71内に係止されてい
る。アンカーボルト73と75はケーブルジャケット3
3とケーブルジャケット内に配置されたアンカープレー
ト81ないし83を貫通して案内され、アンカーナット
85ないし87によって螺合固定される。
【0032】図10には、図6の滑り溝49及び51と
同様な滑り溝89が示されている。しかし滑り溝89は
アンカーだぼ91によってアンカーパイプ93内に係止
されており、アンカーパイプは電気的な導線31に対し
て平行に延び、かつベルトケーブル11のケーブルジャ
ケット33内に埋め込まれている。図11は、図10に
示す滑り溝89を有するベルトケーブル11の側面図を
示すものである。この側面図にはベルトケーブル11の
長手方向に互いに周期的な間隔で配置されたくさびギャ
ップ95が示されており、くさびギャップは図11の上
方に位置する滑り溝89の外側表面からくさび形状が細
くなるようにして図11の下方に位置する滑り溝89の
内側表面近傍まで延びている。くさびギャップ95は図
10の上方の滑り溝89の水平領域に連続している。個
々のくさびギャップ95の間には、図11に示すように
、それぞれ図10に示す種類のアンカーだぼ91が設け
られている。
【0033】図12は、長手側両端縁にそれぞれ図6に
示す滑り溝49ないし51を有するベルトケーブル11
の部分斜視図を示すものである。2つの滑り溝49と5
1には、図11に示すようにしてくさびギャップ95が
設けられており、図12から明らかなように、くさびギ
ャップは2つの滑り溝51と49のベルトケーブル11
の外表面43上にある水平領域に続いている。
【0034】図13には2つの滑りベルト21と23を
有する実施例が示されており、滑りベルトはベルトケー
ブル11の自由端部を越えて突出し、かつ取付孔97を
有し、この取付孔によって滑りベルトを固定の装置ない
しは可動の装置(不図示)と結合することができる。そ
れによってベルトケーブル11の電気的な導線31の引
っ張りが解除されると共に、可動の装置が移動すること
によってベルトケーブルと滑り装置とからなる装置に加
わる引っ張り力及び剪断力から、ベルトケーブル11が
完全に解放される。
【0035】図14から22には滑り装置をベルトケー
ブルに固定する種々の方法が示されている。図14から
21に示す実施例においては、ベルトケーブル11の側
方に取り付けられた滑り溝が示されている。図22に示
す実施例においては、ベルトケーブルの平坦な側に滑り
ベルトが配置されている。図14に示す実施例において
は、ベルトケーブル11の図面において下側の平坦な側
に2つの平行な支持細片113が挿入されている。この
支持細片は滑り溝51及び49と同一の材料で形成され
ているので、例えば超音波溶接によって滑り溝49及び
51と良好に溶接することができる。
【0036】図15に示す実施例においては、それぞれ
ベルトケーブル11の長手側端縁を収容する2つの滑り
溝51と49は、ケーブルの長手方向に互いに距離をお
いて配置された多数の結合継ぎ板109によって結合さ
れている。図15には、この種の結合継ぎ板109が1
つしか示されていない。結合継ぎ板109の滑り溝49
及び51への固定は、例えば溶接箇所111において超
音波によって行われる。
【0037】図16に示す実施例においては、2つの滑
り溝49と51は長手方向に互いに距離をおいて配置さ
れた多数の把持部材119によって固定されている。把
持部材119は滑り溝49、51の図16中の上側を完
全に橋渡ししており、図16中下方の平坦側の両側には
それぞれ短い係止アーム121ないし123が設けられ
ている。係止アーム121、123の自由端にはベルト
ケーブル11方向へ突出する係止リブ125、127が
形成されており、係止リブは滑り溝49ないし51の図
16中下側に設けられた相補形状の凹部129ないし1
31へ嵌入して係止される。
【0038】図17にはベルトケーブル11と滑り溝4
9及び51を相補形状で結合する例が示されている。本
実施例においては、ベルトケーブル11の長手側端縁に
沿って互いに距離をおいて配置されたそれぞれ1列の孔
115が形成されている。滑り溝49と51の対応する
箇所には互いに近づく方向へ向けられたピン117が設
けられている。取り付けるためには滑り溝49、51を
ベルトケーブル11の側方端縁の上へかぶせて、ピン1
17をそれぞれ対応する孔115へ嵌入させる。
【0039】図18に示す実施例においては、C字状の
滑り溝49、51の図中下方の自由端には歯の形状の係
止突起133、135が形成されており、この係止突起
はケーブル11の図18中下方の平坦側に対応して位置
決めされた相補形状の係止凹部137内に嵌入して係止
される。図19に示す実施例においては、滑り溝49、
51の辺の内側から係止突出部141ないし143が突
出しており、この係止突出部はベルトケーブル11の平
坦な両側の長手方向端縁領域に対応して位置決めして形
成された係止溝145ないし147内に嵌入する。
【0040】図20に示す実施例においては、滑り溝4
9、51の辺にはそれぞれ長手方向に延びる1列の係止
孔149ないし151が形成されている。ベルトケーブ
ル11の両端縁領域には、それぞれ対応する透孔153
ないし155が形成されている。ベルトケーブル11に
滑り溝49、51を取り付けると、係止孔149、15
1が透孔153、155と整合するので、整合した係止
孔と透孔を貫通して錠止ピン157を差し込むことがで
き、この錠止ピンは両端部に設けられたリベット状のヘ
ッド159によって固定される。その場合に錠止ピン1
57の一端に設けられたリベット状のヘッド159は係
止孔149、151と透孔153、155を通した後に
変形される。
【0041】図21に示す実施例においては、滑り溝4
9と51の垂直の内壁からT字状の係止リブ161、1
63が突出しており、この係止リブはベルトケーブル1
1の長手側端縁に対応して形成されたT字状の係止溝1
65、167内へ挿入することができる。図22に示す
実施例においては、滑り装置として、ベルトケーブル1
1の長手側端縁を越えて両側に突出する滑りベルト16
9が設けられている。滑りベルト169の両側の突出部
171、173には保持ピン175ないし177が固定
されており、保持ピンはベルトケーブル11の滑りベル
ト169から離れる平坦側へ折曲されている。このよう
にしてベルトケーブル11は滑りベルト169と結合さ
れる。
【0042】上述の実施例においては、それぞれベルト
ケーブル11自体に滑り装置が固定されている。図23
と24には導線通路の形状の滑り装置が示されており、
その中へ1つあるいは多数のケーブルまたは導線をゆる
く挿入することができる。図23に示すように、導線通
路179を閉鎖した状態において、ケーブルないし導線
を長手側端部から導線通路179へ通す。図24に示す
ように導線通路181の片側が開放している場合には、
導線ないしケーブルは通路の開放側から挿入することが
できる。その後通路の開放側は閉鎖クリップ183を用
いて閉鎖され、それによって挿入された導線ないしケー
ブルは導線通路181から抜け落ちることはない。閉鎖
クリップ183はアーチ状に形成され、導線ないしケー
ブルの挿入後に導線通路181の側壁と溶接し、あるい
は他の方法で結合するすることができる。
【0043】2種類の導線通路179及び181には、
長手方向に互いに距離をおいて配置された多数の曲げノ
ッチ185が形成されている。それによって導線通路1
79、181は導線装置の導線ループ17に従って屈曲
することができる。図25にはベルトケーブル11の実
施例の部分斜視図が示されており、ベルトケーブルの長
手側両端縁からそれぞれケーブル長手方向に互いに周期
的な距離で配置された多数の滑り部材99が突出してい
る。滑り部材99は、ケーブルジャケット33の長手側
領域に固定された収容ケース101に収容される。各収
容ケースの内部には圧縮ばね103が設けられており、
その圧縮力によって滑り部材の長さの一部が収容ケース
101から突出する。滑り部材99は圧縮ばね103の
圧縮力に抗して、図25に示す位置からさらに収容ケー
ス1010内部へ挿入することができる。
【0044】図26には1対のガイド通路105と10
7が示されており、その中へ図25の左に示すケーブル
長手側から突出する滑り部材99が嵌入して、ガイド通
路内で案内される。さらに下方タワー13から突出する
滑り部材99が図15の下方のガイド通路105内で案
内され、上方タワー15から突出する滑りガイド99は
図15の上方のガイド通路107内で案内される。同様
なガイド通路の対がベルトケーブル11の図25中右側
にも設けられるが、図26に対して共通の長手軸を中心
に180度回動される(不図示)。
【0045】ガイド通路105と107内にはそれぞれ
滑りブロック108、110がガイド通路の長手方向に
移動可能に保持されている。滑りブロック108、11
0のガイド通路105、107から臨まされている表面
上には半球状のアーチ通路片112が設けられており、
その通路片の自由端は開放しており、それぞれ斜面11
4ないし116を介してそれぞれ対応するガイド通路1
05ないし107の底と結合されている。
【0046】図25から27に示す実施例においては、
ベルトケーブル11の上方タワーは下方タワー13上に
載置されておらず、上方タワー15と下方タワー13は
滑り部材99及びガイド通路105と107によって互
いに距離を有し、かつ案内されている。ベルトケーブル
11の上方タワー15と結合された可動の装置が、上方
タワー15のケーブル長手側から突出する滑り部材99
が上方のガイド通路107内でアーチ通路片112へ近
づくような方向へ移動すると、ループ17の領域へ来る
滑り部材99は斜面116へ達する。斜面116によっ
てこの滑り部材99は圧縮ばね103の力に抗して収容
ケース101内へ押し込まれて、アーチ通路片112の
ガイド通路へ入り込む。ループが通過する間に滑り部材
99はアーチ通路片112の通路を通り、通路を出ると
斜面114上へ達する。この滑り部材99が斜面114
の上を案内されている間に滑り部材は圧縮ばね103の
力によって収容ケース101から抜け出して、斜面を離
れ、ガイド通路105内で案内されて斜面114から離
れる方向へ移動する。
【0047】本実施例においては、ガイド通路105と
107は固定配置されている。本実施例においては、ベ
ルトケーブル11のループ17の領域を可動装置の移動
と連動させることは、アーチ通路片112が滑りブロッ
ク108と110によってガイド通路107と105内
に摺動可能に保持されていることにより可能となる。例
えば軸受ローラによってこのように移動させることがで
きる。
【0048】上述の多数種類の滑り装置を組み合わせて
使用することも可能である。例えば図4に示す滑りベル
ト45を図6に示す滑り溝49、51と共に(好ましく
は2つの滑り装置を一体にまとめることによって)使用
することができる。あるいは、例えば滑りベルト45あ
るいは滑りベルト21、23を図7に示す滑りレール5
3、55と組み合わせることもできる。
【0049】図28には、本発明による2つの導線装置
を組み合わせたグループユニットの例が示されている。 各導線装置はベルトケーブル11によって形成され、そ
の長手側両端縁はそれぞれ滑り溝49、51内へ突出し
ている。2つのベルトケーブル11の互いに隣接する滑
り溝49と51は互いに背中合わせになっている。4つ
の滑り溝49、51の切欠きを有する上側は、導線の長
手方向に配置された横に延びる多数の固定継ぎ板187
によって固定されている。この継ぎ板は、溶接、接着等
によって4つの滑り溝49、51のそれぞれと結合固定
されている。
【0050】図29には、図28に示すグループユニッ
トの長手自由端の上面図が拡大して示されている。図3
0には、可動の装置189が導線装置のループ17から
離れる方向へ移動する種々の段階が概略的に示されてい
る。可動装置189がループ17から離れるほど、上方
タワー15の中央領域は下方タワー13方向へ低く垂れ
下がり、ついには上方タワー15は下方タワー13上に
載ってしまう。それによって導線装置が可動の装置18
9に接する領域では、導線装置が曲がり、それによって
導線装置と可動の装置189の接続素子に好ましくない
機械的負荷がかかる恐れがある。
【0051】図31は、可動装置189が矢印B方向に
ループ17へ移動する場合に、導線装置の上方タワー1
5の可動装置189に隣接する領域に作用する機械的負
荷を概略図示するものである。下方の力の矢K1と上方
の力の矢K2で示すように、上方タワー15の可動装置
189に隣接するS字状領域には反対方向の力が作用す
る。それによって、急激に移動する場合にこのS字状領
域がひっくり返る恐れがある。それによって上方タワー
15のこの領域に望ましくない強い機械的負荷が生じる
恐れがある。
【0052】図32から35に示す本発明の導線装置に
おいては、図30と31に関連して述べた問題は克服さ
れている。図34と35は図32と33に示す円内の詳
細を示すものである。図32に概略図示する方法におい
ては、可動の装置189に下方へ突出するスペースホル
ダ191が設けられており、その下端には導線装置の上
方タワーの自由端を保持するホルダが固定されている。 スペースホルダ191の長さは、上方タワーの自由端が
常に下方タワー13上に密接して保たれるように選択さ
れる。従ってホルダに接続された上方タワー端部の曲げ
移動と、図30及び31との関連で説明した上方タワー
のひっくり返りが生じることはなくなる。
【0053】図32と33にD34とD35で概略図示
する装置の詳細が図34と35に拡大して示されている
。図34は、可動の装置189と結合された上方タワー
15の端部の領域における負荷除去装置が示されている
。この負荷除去装置には保持プレート193が設けられ
、保持プレートは1つのグループユニットにまとめられ
た2つのベルトケーブル11の4つの滑り溝49、51
に固定部材あるいは溶接箇所によって固定されている。 保持プレート193は滑り溝49、51のみに固定され
、ベルトケーブル11には固定されていないので、保持
プレートがベルトケーブル11に対する引っ張り負荷と
して作用することはない。保持プレート193の滑り溝
49、51の端部を越えて突出する端部はスペースホル
ダ191に固定され、スペースホルダの他方の端部は可
動の装置(図34には不図示)に固定されている。 保持プレート193のスペースホルダ191と結合され
た端部にはさらにケーブルクリップ197が固定されて
おり、それによってベルトケーブル11の滑り溝49、
51から突出している領域が締付け固定される。
【0054】このことは、例えばケーブルクリップ19
7の底とベルトケーブル11の間に設けられた締付けプ
レート199をネジ(図34では不図示)によってベル
トケーブル11に対して締め付けることによって行われ
る。図35の詳細図は、補償ループ201を有し固定の
装置と結合された導線装置端部を示すものである。1つ
のグループユニットにまとめられた2つのベルトケーブ
ル11の滑り溝49、51の端部には、本実施例におい
ても引っ張り負荷除去プレート203が固定されており
、その自由端はスペーサプレート205に固定されてい
る。スペーサプレートの下端部には下方の導線クリップ
207が設けられており、それによって2つのベルトケ
ーブル11の自由端をスペーサプレート205に対して
締付け固定することができる。スペーサプレート205
の上端には上方のケーブルクリップ209が固定されて
おり、その中にベルトケーブル11の滑り溝49、51
から出ている領域を締付け固定することができる。上方
のケーブルクリップ209の側方の両端部にはそれぞれ
保持ボルト211が設けられている。ボルト211のス
ペーサプレート側端部はそれぞれスペーサプレート20
5のボルト収容孔内に摺動可能に保持されており、保持
ボルト211にはそれぞれコイルばね215が取り付け
られ、コイルばねの一方の端部は上方のケーブルクリッ
プ209に、他方の端部はボルト収容孔213に支持さ
れている。2つの保持ボルト213の反対側の端部は取
付プレート217と結合され、取付プレートによって保
持ボルト211は動かないように保持される。スペーサ
プレート205は導線ガイド通路25に固定することも
できる。
【0055】補償ループ201によって、例えばケーブ
ルが滑り溝あるいは導線通路内に挿入されるだけで、滑
り溝ないし導線通路と固定結合されない場合に、下方タ
ワー13の固定装置との結合端部におけるケーブルの動
きを補償することができる。
【0056】
【発明の効果】以上の説明から明らかなように、本発明
によれば、導線が長い場合でも導線装置の上方タワーと
下方タワーの間の摩擦を防止することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】上方タワーと下方タワー間にあるベルトケーブ
ル表面に滑りベルトの形状の滑り装置を有するベルトケ
ーブルの第1の実施例を示す斜視図である。
【図2】図1に示す実施例の導線ガイド通路との共働を
示す部分断面図である。
【図3】端縁側に配置された滑りベルトを有する実施例
の断面図である。
【図4】中央に配置された滑りベルトを有する実施例の
断面図である。
【図5】ホース状の滑り装置を有する実施例の断面図で
ある。
【図6】側方に取り付けられた滑り溝を有する実施例の
断面図である。
【図7】ケーブルジャケット内に係止された側方の滑り
レールを有する実施例の断面図である。
【図8】ケーブルジャケット内に係止された滑りベルト
を有する実施例を示す断面図である。
【図9】ケーブルジャケット内に係止された滑りベルト
を有する他の実施例の断面図である。
【図10】ケーブルジャケット内に係止された滑り溝を
有する実施例の部分断面図である。
【図11】図10に示す実施例のくさびギャップを示す
側面図である。
【図12】くさびギャップを有する図6に示す実施例の
斜視図である。
【図13】固定あるいは可動装置と結合可能な滑りベル
トを有する実施例の斜視図である。
【図14】側方の滑り溝をベルトケーブルに固定する例
を示す斜視図である。
【図15】側方の滑り溝をベルトケーブルに固定する例
を示す斜視図である。
【図16】側方の滑り溝をベルトケーブルに固定する例
を示す斜視図である。
【図17】側方の滑り溝をベルトケーブルに固定する例
を示す斜視図である。
【図18】側方の滑り溝をベルトケーブルに固定する例
を示す斜視図である。
【図19】側方の滑り溝をベルトケーブルに固定する例
を示す斜視図である。
【図20】側方の滑り溝をベルトケーブルに固定する例
を示す斜視図である。
【図21】側方の滑り溝をベルトケーブルに固定する例
を示す斜視図である。
【図22】側方の滑り溝をベルトケーブルに固定する例
を示す斜視図である。
【図23】閉鎖された導線通路の形状の滑り装置を示す
斜視図である。
【図24】開放した導線通路の形状の滑り装置を示す斜
視図である。
【図25】側方に突出する滑り部材を有するベルトケー
ブルの実施例を示す斜視図である。
【図26】図25に示すベルトケーブルの滑り部材を案
内するガイド通路の実施例を示す斜視図である。
【図27】ばね力に抗して押し込まれた滑り部材を概略
図示する断面図である。
【図28】まとめられた2つの導線装置を有するグルー
プユニットの斜視図である。
【図29】図28に示すグループユニットの長手側端部
を示す上面図である。
【図30】可動の装置の往復移動によって導線装置に作
用する機械的応力の説明図である。
【図31】可動の装置の往復移動によって導線装置に作
用する機械的応力の説明図である。
【図32】可動装置の側に設けられた引っ張り負荷除去
装置を示す概略図である。
【図33】導線装置の固定側に設けられた補償装置を示
す概略図である。
【図34】導線装置の移動側の引っ張り負荷の除去を示
す斜視図である。
【図35】導線装置の固定側端部の引っ張り負荷除去装
置を示す斜視図である。
【符号の説明】
11…導線装置 13…上方タワー 15…下方タワー 17…ループ 21、23…滑り装置 25…導線ガイド通路 31…導線 49、51…滑り装置

Claims (41)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】  導線ガイド通路(25)と、1つある
    いは多数の導線(31)を有し前記導線ガイド通路内で
    案内される導線装置(11)とを有し、導線装置には下
    方タワー(13)とその上で案内される上方タワー(1
    5)が設けられ、両者は導線装置の導線端部においてル
    ープ(17)を形成して互いに移行しており、その場合
    に一方のタワー自由端部が固定装置と結合され、他方の
    タワー自由端部が導線装置の長手方向に往復移動可能な
    装置(189)と結合されていいる導線案内装置におい
    て、導線(31)が共通の導線束ね装置によってまとめ
    られ、その外側に導線の長手方向に作用する良好な滑り
    特性を有する滑り装置(21、23;49、51;53
    、55;61、63;69、71;89;99)が設け
    られ、それによって導線が長い場合でも導線装置の上方
    タワー(15)と下方タワー(13)の間の摩擦が防止
    されることを特徴とする導線案内装置。
  2. 【請求項2】  導線束ね装置が導線装置の長手方向に
    互いに距離をおいて配置され導線を包囲する導線クリッ
    プによって形成され、その外側に滑り装置が配置される
    ことを特徴とする請求項1に記載の導線案内装置。
  3. 【請求項3】  導線束ね装置が導線を包囲するケーブ
    ルジャケット(33)によって形成され、その外側に滑
    り装置が配置されることを特徴とする請求項1に記載の
    導線案内装置。
  4. 【請求項4】  導線がベルトケーブル(11)の一部
    であることを特徴とする請求項3に記載の導線案内装置
  5. 【請求項5】  滑り装置がケーブルジャケット(33
    )を包み込むあるいはケーブルジャケットに代わる曲げ
    弾性を有する滑りホース(47)であることを特徴とす
    る請求項3あるいは4に記載の導線案内装置。
  6. 【請求項6】  滑りホースが滑りやすいプラスチック
    から形成され、ケーブルジャケット(33)上にかぶせ
    られることを特徴とする請求項5に記載の導線案内装置
  7. 【請求項7】  滑り装置に、下方タワー(13)の上
    側ないし上方タワー(15)の下側に配置された少なく
    とも1つの曲げ弾性を有する滑りベルト(45)が設け
    られることを特徴とする請求項1から4のいずれか1項
    に記載の導線案内装置。
  8. 【請求項8】  滑り装置の導線束ね装置の長手側端縁
    の領域に、それぞれ長手方向に伸びる曲げ弾性を有する
    滑りレール(21、23;49、51;54、55;6
    1、63:69、71;89)が設けられることを特徴
    とする請求項1から4あるいは7のいずれか1項に記載
    の導線案内装置。
  9. 【請求項9】  各滑りレールが、下方タワー(13)
    の上側ないし上方タワー(15)の下側に配置された滑
    りベルト(45)によって形成されることを特徴とする
    請求湖8に記載の導線案内装置。
  10. 【請求項10】  滑りレールに、導線横方向に見て導
    線束ね装置の両側にそれぞれ他方の長手側端縁に配置さ
    れた滑りレール(53、55)が設けられ、この滑りレ
    ールは垂直方向において導線束ね装置を含む導線装置の
    厚みを越えて両側に突出することを特徴とする請求項8
    あるいは9に記載の導線案内装置。
  11. 【請求項11】  滑りレールに、導線横方向に見て導
    線束ね装置の両側に、導線束ね装置を含む導線装置の端
    縁領域を収容するための導線装置方向が開放した収容溝
    を有する滑り溝(49、51;89)がそれぞれ設けら
    れることを特徴とする請求項8あるいは9に記載の導線
    案内装置。
  12. 【請求項12】  導線束ね装置が請求項3あるいは4
    に示すように形成されている場合に、滑り装置がケーブ
    ルジャケット(33)の上側に固定されることを特徴と
    する請求項7から11のいずれか1項に記載の導線案内
    装置。
  13. 【請求項13】  滑り装置(21、23;45;49
    、51)が、滑り装置の材料からなりケーブルジャケッ
    ト(33)内に挿入された支持細片(113)に溶接固
    定されることを特徴とする請求項12に記載の導線案内
    装置。
  14. 【請求項14】  2つの滑り溝(49、51;89)
    が、ケーブル長手方向に互いに距離をおいて配置された
    多数の橋渡し部材(109;119)によってケーブル
    ジャケット(33)に保持されることを特徴とする請求
    項11に記載の導線案内装置。
  15. 【請求項15】  導線束ね装置が請求項3あるいは4
    に従って形成されている場合に、滑り装置に係止装置(
    57、59;65、67;73、75;81、83、8
    5、87;91、93)が設けられ、それによって滑り
    装置がケーブルジャケット(33)内に係止されること
    を特徴とする請求項7から11のいずれか1項に記載の
    導線案内装置。
  16. 【請求項16】  係止装置が、ケーブルジャケット(
    33)の凹部(115;137、139;145、14
    7)と、滑り装置(49、51)のケーブルジャケット
    (33)側に設けられた前記凹部内に相補形状で突出す
    る突出部(117;133、135;141、143)
    によって形成されることを特徴とする請求項15に記載
    の導線案内装置。
  17. 【請求項17】  係止装置が、ケーブルジャケット(
    33)の透孔(33)と、滑り装置に形成された前記透
    孔と整合する係止孔(149、151)と、前記係止孔
    (149、151)と透孔(153、155)を貫通し
    て突出する錠止ピン(157)とによって形成されるこ
    とを特徴とする請求項15に記載の導線案内装置。
  18. 【請求項18】  錠止装置(57、59;65、67
    )がケーブルジャケット(33)内に押しだし成形され
    ることを特徴とする請求項15に記載の導線案内装置。
  19. 【請求項19】  ケーブルジャケット(33)内に係
    止相手片(81、83;93)が収容されており、それ
    によって係止装置(73、75;91)がケーブルジャ
    ケット(33)を通して結合されることを特徴とする請
    求項15に記載の導線案内装置。
  20. 【請求項20】  係止相手片がケーブル(11)の導
    線(31)に対して平行に延びるアンカーパイプ(93
    )によって形成され、係止装置にアンカーだぼが設けら
    れ、そのアンカーだぼのだぼヘッドが滑り装置の外側上
    に載置され、だぼシャフトがアンカーパイプ(93)内
    に固定可能であることを特徴とする請求項19に記載の
    導線案内装置。
  21. 【請求項21】  滑り装置がケーブルジャケット(3
    3)の長手側端縁を越えて両方へ突出する滑りベルト(
    169)によって形成され、滑りベルトのケーブルジャ
    ケット(33)を越えて突出する突出部(173、17
    5)からそれぞれベルトケーブル(11)の長手方向に
    互いに距離をおいて配置された多数の保持ピン(175
    、177)がケーブルの厚みを越えて突出し、その自由
    端部がケーブルジャケット(33)の滑りベルト(16
    9)から遠い平坦側上に折曲されることを特徴とする請
    求項15に記載の導線案内装置。
  22. 【請求項22】  滑りベルト(21、23;45)な
    いし滑りレール(49、51;53、55;61、63
    ;69、71)がばね鋼から形成されることを特徴とす
    る請求項7から21のいずれか1項に記載の導線案内装
    置。
  23. 【請求項23】  滑りベルト(21、23;45)な
    いし滑りレール(49、51;53、55;61、63
    ;69、71)が曲げ弾性を有するプラスチックから形
    成されることを特徴とする請求項7から21のいずれか
    1項に記載の導線案内装置。
  24. 【請求項24】  プラスチック滑りベルトないしプラ
    スチック滑りレールが、ケーブルジャケット(33)よ
    り大きい剛性を有することを特徴とする請求項23に記
    載の導線案内装置。
  25. 【請求項25】  滑りベルト(21、23;45)な
    いし滑りレール(49、51;53、55;61、63
    ;69、71)が固定ないし可動の装置の長手側両端部
    に固定可能であることを特徴とする請求項7から24の
    いずれか1項に記載の導線案内装置。
  26. 【請求項26】  滑りレール(49、51;53、5
    5;61、63;89)ないしその垂直領域に、垂直方
    向に延び、下方タワーの下側ないし上方タワーの上側に
    向かって開放している多数のギャップ(95)がレール
    長手方向に設けられており、これらは滑りレールが滑り
    溝(49;89)として形成されている場合に、滑りレ
    ール(49、51;89)の下方タワー(13)の下側
    ないし上方タワー(15)の上側に位置する水平領域を
    貫通して、それによって滑りレールが導線装置(11)
    のループの曲げ(符号17)に関与できることを特徴と
    する請求項10から25のいずれか1項に記載の導線案
    内装置。
  27. 【請求項27】  導線ガイド通路(25)が、滑り装
    置を含む導線装置のほぼ全幅を有するボックス状のガイ
    ド溝によって形成されることを特徴とする請求項1から
    26のいずれか1項に記載の導線案内装置。
  28. 【請求項28】  導線束ね装置(33)の両方の長手
    側に沿ってそれぞれ側方に突出する多数の滑り部材(9
    9)が設けられ、導線装置の両側に、下方タワー(13
    )ないし上方タワー(15)の滑り部材(99)を滑り
    案内する互いに重なり合って平行に延び導線装置方向が
    開放したそれぞれ2つのガイド通路(105、107)
    が設けられ、重なり合って配置された各対のガイド通路
    (105、107)に、両者を結合し、導線装置のそれ
    ぞれループ領域に位置する滑り部材(99)を収容する
    ほぼ半球状のアーチ通路片(112)が設けられており
    、アーチ通路片(112)が導線装置の長手方向におい
    て導線装置のループ領域のそれぞれの場所と共に移動可
    能であることを特徴とする請求項1から4のいずれか1
    項に記載の導線案内装置。
  29. 【請求項29】  アーチ通路片(112)がガイド通
    路の対(105、107)と結合固定され、両対のガイ
    ド通路が導線装置のループ領域のそれぞれの場所の移動
    に従って移動可能であることを特徴とする請求項28に
    記載の導線案内装置。
  30. 【請求項30】  2対のガイド通路(例えば105、
    107)が固定配置され、2つのアーチ通路片(例えば
    112)が導線装置のループ領域のそれぞれの箇所の移
    動に従って対のガイド通路に対して移動可能であること
    を特徴とする請求項28に記載の導線案内装置。
  31. 【請求項31】  各ガイド通路(105、107)に
    、その中で移動可能に保持された滑りブロック(108
    、110)が案内されており、滑りブロックはガイド通
    路(105、107)の少なくとも深さに対応する垂直
    幅を有し、各対のガイド通路(例えば105、107)
    の2つの滑りブロック(108、110)の自由側にそ
    れぞれアーチ通路片(112)の開放端部が固定され、
    滑りブロック(108、110)にアーチ通路片(11
    2)の開放端部からガイド通路(105ないし107)
    の通路アーチへいたる斜面(114、116)が設けら
    れており、各滑り部材(99)が圧縮ばね(103)の
    抵抗に抗して導線装置の長手方向に対して横方向に導線
    装置方向へ、特にほぼ斜面の高さに相当する量だけ圧入
    可能であることを特徴とする請求項30に記載の導線案
    内装置。
  32. 【請求項32】  導線束ね装置が請求項3あるいは5
    に示すように形成されている場合に、滑り部材(99)
    、ないし圧縮ばね(103)の収容ケース(101)と
    押し込み可能な滑り部材(99)がケーブルジャケット
    (33)内に形成されることを特徴とする請求項23か
    ら31のいずれか1項に記載の導線案内装置。
  33. 【請求項33】  導線束ね装置が請求項3あるいは4
    に示すように形成されている場合に、滑り部材(99)
    ないし収容ケース(101)がケーブルジャケット(3
    3)に接着、溶接、リベット止め、ねじ止めあるいは押
    しだし成形により固定されることを特徴とする請求項2
    8から32のいずれか1項に記載の導線案内装置。
  34. 【請求項34】  導線束ね装置が滑り装置として作用
    する導線通路(179;181)によって形成され、そ
    の中に少なくとも1つの導線がゆるく収容されることを
    特徴とする請求項1に記載の導線案内装置。
  35. 【請求項35】  導線通路(179、181)に、横
    方向に延び、側壁内に深く突出し、下方タワー(13)
    の下側ないし上方タワー(15)の上側方向が開放した
    多数のギャップ(95)が通路長手方向に設けられてお
    り、前記ギャップによって導線通路(179、181)
    は導線のループの曲がりの一部を吸収することができる
    ことを特徴とする請求項34に記載の導線案内装置。
  36. 【請求項36】  導線通路(181)の一方の長手側
    が少なくとも1つの導線を挿入するために開放されてお
    り、開放側が、導線通路(181)の長手方向に互いに
    距離をおいて配置された多数の閉鎖クリップ(183)
    によって橋渡しされていることを特徴とする請求項34
    に記載の導線案内装置。
  37. 【請求項37】  グループユニットに関与する導線装
    置の滑り装置(49、51)が互いに固定されることに
    よって、多数の導線装置が共通のグループユニットにま
    とめられることを特徴とする請求項1から27及び34
    から36のいずれか1項に記載の導線案内装置。
  38. 【請求項38】  滑り装置が滑りレール(53、55
    )あるいは滑り溝(49、51;89)として形成され
    ている場合に、グループユニットにまとめられた導線装
    置の滑り装置の、上方タワー(15)の上側ないし下方
    タワー(13)の下側を形成する側が、導線装置の長手
    方向に互いに距離をおいて配置された多数の固定継ぎ板
    (187)によって互いに固定されることを特徴とする
    請求項37に記載の導線案内装置。
  39. 【請求項39】  上方タワーが下方タワー上に載置さ
    れている場合に、可動装置の導線接続領域の垂直高さが
    上方タワーの垂直高さを越えている場合に、可動の装置
    (189)にスペースホルダ(191)が設けられ、ス
    ペースホルダの可動装置(189)から離れた端部に上
    方タワー(15)の自由端が固定され、かつスペースホ
    ルダの垂直高さが、可動装置(189)と連動する上方
    タワー端が常に下方タワー(13)上あるいはすぐ上で
    案内される高さであることを特徴とする請求項1から3
    8のいずれか1項に記載の導線案内装置。
  40. 【請求項40】  スペースホルダ(191)の上方タ
    ワー側端部が引っ張り負荷除去装置(193)に取り付
    けられ、引っ張り負荷除去装置は導線装置の滑り装置(
    49、51)ないしグループユニットの滑り装置(49
    、51)ないしは導線通路(179;181)に固定さ
    れていることを特徴とする請求項39に記載の導線案内
    装置。
  41. 【請求項41】  導線装置の固定装置と結合された端
    部に引っ張り負荷除去装置が設けられ、同装置には垂直
    方向に延びる保持装置(205)が設けられ、その一方
    の垂直端部に導線装置の滑り装置(49、51)ないし
    グループユニットの滑り装置(49、51)ないし導線
    通路(179;181)の自由端が固定され、かつ保持
    装置(205)に対して弾性的に可動に保持される導線
    クリップ(209)が設けられ、前記保持装置の他方の
    垂直端部には固定の導線クリップ(207)が設けられ
    ており、1つないし複数の導線装置ないし導線の、1つ
    ないし複数の滑り装置(49、51)ないし導線通路(
    179、181)の自由端から突出する領域が、固定の
    導線クリップ(207)と弾性的に可動に保持された導
    線クリップ(209)の間で間に導線装置の補償ループ
    (201)を形成して締付け固定されることを特徴とす
    る請求項1から40のいずれか1項に記載の導線案内装
    置。
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