JPH04302518A - 共振回路の周波数調整方法 - Google Patents

共振回路の周波数調整方法

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Publication number
JPH04302518A
JPH04302518A JP3092902A JP9290291A JPH04302518A JP H04302518 A JPH04302518 A JP H04302518A JP 3092902 A JP3092902 A JP 3092902A JP 9290291 A JP9290291 A JP 9290291A JP H04302518 A JPH04302518 A JP H04302518A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
conductor pattern
pattern
resonance circuit
resonant circuit
substrate
Prior art date
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Pending
Application number
JP3092902A
Other languages
English (en)
Inventor
Tetsuo Tanaka
徹雄 田中
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Murata Manufacturing Co Ltd
Original Assignee
Murata Manufacturing Co Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Murata Manufacturing Co Ltd filed Critical Murata Manufacturing Co Ltd
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  • Apparatuses And Processes For Manufacturing Resistors (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、裏面にアースパター
ンを設けた基板の表面に導体パターンを設けて形成した
共振回路の周波数調整方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】例えば、電圧制御発振器等に用いられて
いる従来の共振回路は、図5に示すように、裏面の略全
面にアースパターン1を設けた基板2の表面に印刷コイ
ル3を形成する渦巻き状の導体パターン4を設け、この
導体パターン4とアースパターン1との間に形成された
コンデンサとで構成されており、この共振回路は例えば
印刷コイル3のインダクタンスを調整することにより、
その共振周波数が調整される。
【0003】従来、このような印刷コイル3で共振周波
数を調整するには、例えば図5に示すように、基板2の
表面に形成した導体パターン4面の一部に半田5を付着
させていた。
【0004】このように、導体パターン4の面の一部に
半田5を付着させると、その部分の導体パターン4の厚
みが厚くなるため、半田5の付着量とか付着面積に応じ
て印刷コイル3のインダクタンスが小さくなり、そのた
め、共振回路の共振周波数が調整される。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】ところで、従来の共振
回路は印刷コイル3が渦巻き状の導体パターン4で形成
されているため、形状が大きくなりその分共振回路が大
型化するという問題がある。
【0006】また、導体パターン4の面上に半田5を付
着させて共振周波数を調整する方法は、導体パターン4
の表面状態とか半田5の温度等の諸条件により導体パタ
ーン4面における半田5の広がり具合が異なり、半田5
の付着量や付着面積にばらつきが生じ、そのため半田5
の付着量とか付着面積が不足する場合は、その付着作業
を繰り返して所定の付着量と付着面積になるようにしな
ければならない。
【0007】他方、半田5が広がりすぎて付着面積が大
きくなりすぎた場合は、その付着面積を狭くすることが
できないため、共振周波数の修正作業が困難となる。
【0008】従って、上記従来の調整方法は、共振周波
数の調整作業が繁雑になり、自動化が困難で能率が悪い
と共に、調整精度も悪いという問題がある。
【0009】そこで、この発明は、上記のような問題点
を解決するため、共振回路の小型化が図れると共に、共
振周波数の調整が自動的に能率よく高精度に行なえる共
振回路の周波数調整方法を提供することを目的とする。
【0010】
【課題を解決するための手段】上記のような課題を解決
するため、この発明は裏面にアースパターンを設けた基
板の表面に、印刷した導体パターンとこの導体パターン
に連続して接続した巻線コイルとを設けて共振回路を形
成し、この共振回路の共振周波数を導体パターンの一部
を削り取ることによって調整する方法を採用したもので
ある。
【0011】
【作用】共振回路を基板表面に設けた導体パターンと巻
線コイルで形成したので、導体パターンを短くでき、全
体を小型化することができ、導体パターン面を削り取る
作業は、その削り取り面積の微調整が簡単に行なえ、そ
のため、共振周波数の調整が容易に精度よく行なえる。
【0012】
【実施例】以下、この発明の実施例を添付図面の図1乃
至図4に基づいて説明する。
【0013】図1に示すように、共振回路は裏面の略全
面にアースパターン11を設けた基板12の表面に導体
パターン13と、この導体パターン13と接続した巻線
コイル14とを設けて形成されている。
【0014】上記基板12は発振器を構成するため、ア
ルミナ等の誘電体材料を用いて形成され、この基板12
の表面に印刷して設けた導体パターン13は、その一端
13aが発振器を構成する図示がされていない電子回路
に接続され、他端13bは基板12に形成したスルーホ
ール15を介して裏面のアースパターン11に接続され
ている。
【0015】この導体パターン13の途中に設けた分離
部分の間に巻線コイル14が導体パターン13に接続す
るように設けられ、導体パターン13、巻線コイル14
、および導体パターン13と基板12の裏面のアースパ
ターン11との間に形成されるコンデンサで発振器を構
成する共振回路を形成している。
【0016】上記導体パターン13は共振周波数を調整
する前の状態において、そのインダクタンスは所定の値
よりも小さくなるよう設定され、巻線コイル14を併用
しているのでその長さは短くてすみ、例えば平面略L字
状に形成することができるため従来の渦巻き状パターン
に比べて基板12における平面形状を小型化できる。
【0017】次に図1で示した共振回路の共振周波数を
調整する場合、導電パターン13の一部を削り取ること
によって行なう。
【0018】共振周波数の調整を行なう第1の方法は、
図1に示すように、導体パターン13の一部をリュータ
、サンドブラスト、レーザ光線等の適宜の手段でその両
側部からスリット状に交互に削り取り、導体パターン1
3の経路を長くする。
【0019】この結果、削り取り部16の数の割合に応
じて導体パターン13のインダクタンスが大きくなる。
【0020】従って、導体パターン13と巻線コイル1
4等によって形成される共振回路の共振周波数を測定し
ながら導体パターン13を両側から交互にスリット状に
順次削り取っていき、共振周波数が所定の値になったと
きにその削り取り作業を中止すればよい。
【0021】図2に示す第2の方法は、導体パターン1
3の一部に広幅部13cを形成し、この広幅部13cの
両側部を互いに反対側からスリット状の削り取り部16
を設け、導体パターン13の全長を長くすることにより
、第1の方法と同様に共振周波数を調整する。
【0022】図3に示す第3の方法は、導体パターン1
3の途中に広幅部13cを設け、この広幅部13cを異
なる方向からスリット状の削り取り部16を設けること
によって導体パターン13の全長を長くする。
【0023】図4に示す第4の方法は、導体パターン1
3の途中を側部から削り取り、この削り取り部16で導
体パターン13の経路を部分的に細くすることにより、
削り取る面積の割合に応じて共振周波数を調整するもの
である。
【0024】なお、巻線コイル14の巻線間隔を変える
ことにより共振周波数の粗調整が容易にできるので、こ
の巻線コイル14による粗調整を併用してもよい。
【0025】
【発明の効果】以上のように、この発明によると、裏面
にアースパターンを設けた基板の表面に導体パターンと
巻線コイルを設けて共振回路を構成したので、巻線コイ
ルの併用により導体パターンの長さを短くでき、共振回
路部分の小型化が可能になる。
【0026】また、導体パターンを削り取ることによっ
て共振周波数を調整するので、調整作業の自動化と能率
向上が図れると共に、調整時の微調整が容易であり、精
度の高い調整が行なえる。
【0027】更に、巻線コイルを併用しているため、巻
線コイルによる粗調整もでき、粗調整の自動化も可能に
なる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の周波数調整方法の第1の例を示す斜
視図。
【図2】この発明の周波数調整方法の第2の例を示す斜
視図。
【図3】この発明の周波数調整方法の第3の例を示す斜
視図。
【図4】この発明の周波数調整方法の第4の例を示す斜
視図。
【図5】従来の周波数調整方法を示す斜視図。
【符号の説明】
11  アースパターン 12  基板 13  導体パターン 14  巻線コイル 15  スルーホール 16  削り取り部

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】  裏面にアースパターンを設けた基板の
    表面に印刷した導体パターンとこの導体パターンに連続
    して接続した巻線コイルとを設けて共振回路を形成し、
    この共振回路の共振周波数を導体パターンの一部を削り
    取ることによって調整することを特徴とする共振回路の
    周波数調整方法。
JP3092902A 1991-03-29 1991-03-29 共振回路の周波数調整方法 Pending JPH04302518A (ja)

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JPH04302518A true JPH04302518A (ja) 1992-10-26

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Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS62242320A (ja) * 1986-04-14 1987-10-22 Matsushita Electric Ind Co Ltd コイル装置
JPS63292808A (ja) * 1987-05-26 1988-11-30 Murata Mfg Co Ltd 共振器の共振周波数調整方法

Patent Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS62242320A (ja) * 1986-04-14 1987-10-22 Matsushita Electric Ind Co Ltd コイル装置
JPS63292808A (ja) * 1987-05-26 1988-11-30 Murata Mfg Co Ltd 共振器の共振周波数調整方法

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