JPH04301706A - 中空体の内壁面検査装置 - Google Patents

中空体の内壁面検査装置

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JPH04301706A
JPH04301706A JP9175691A JP9175691A JPH04301706A JP H04301706 A JPH04301706 A JP H04301706A JP 9175691 A JP9175691 A JP 9175691A JP 9175691 A JP9175691 A JP 9175691A JP H04301706 A JPH04301706 A JP H04301706A
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JP
Japan
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hollow body
wall surface
optical system
membrane
intensity
Prior art date
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Withdrawn
Application number
JP9175691A
Other languages
English (en)
Inventor
Noriaki Saito
斉藤 憲敬
Masaki Fuse
正樹 布施
Masatoshi Toda
正利 戸田
Shingo Suzuki
信吾 鈴木
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Mitsubishi Rayon Co Ltd
Original Assignee
Mitsubishi Rayon Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、中空体の内壁面に付着
せしめられた、例えば、塗料等の膜体の周方向寸法を測
定する中空体の内壁面検査装置に関する。
【0002】
【従来の技術】軸方向に連続的に溶接して製作されたパ
イプ等の中空体は、内部に通す流体の種類によっては溶
接部を塗料で保護しなければならない。また、特殊な例
として、内径が数十ミリメートルの中空体の内壁面に塗
料を塗布するに際して、この中空体を毎分数百メートル
で移動させているので、かかる高速移動中にも内壁面を
検査する必要性があった。
【0003】このように、中空体の内壁面を検査する従
来の装置として、例えば、特開昭56−54410号公
報に示されたように、筒体の基端部に接眼レンズを、先
端部に魚眼レンズをそれぞれ取り付け、さらに、筒体の
外筒の軸線に沿って複数本の光ファイバを埋設して、こ
れらの光ファイバの基端部を光源に接続することにより
、有底シリンダの内壁面に傷があるか否かを検査するの
に好適な装置がある。また、特開昭62−298703
号公報に示されたように、桿の先端に取り付けられた反
射鏡を介して、レーザ光を送受する二つのレーザ光送受
信部を基端に設け、これら二つのレーザ光送受信部の受
信々号を演算処理して内壁面に付着した物資の位置と形
状を調べる装置がある。さらに、もう一つの内壁面検査
装置としては、直径が1.8ミリメートルのイメージハ
ンドルの周囲にライトガイドをリング状に取り付けた“
MY SCOPE”(登録商標、株式会社住田光学ガラ
ス製)がある。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】上述した従来の検査装
置のうち、特開昭56−54410号および特開昭62
−298703号の各公報に示された装置はいずれも直
径が大きく、内径が数十ミリメートルの中空体には適用
し難かった。一方、“MY SCOPE”は比較的直径
が小さいため、内径が数十ミリメートルの中空体でも内
壁の検査は可能である。 しかし、照明に散乱光を用いるため、無色透明の塗料の
幅を測定することはできなかった。すなわち、塗料の周
辺部と中間部とで表面状態に差がないため、その幅を測
定することは不可能であった。
【0005】本発明は上記の問題点を解決するためにな
されたもので、被検査物体の内矩寸法が数十ミリメート
ル以下であっても、中空体の内壁面に付着せしめられた
膜体の周方向寸法を、膜体の材質や色彩に拘らず容易に
測定することのできる中空体の内壁面検査装置を得るこ
とを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明は、上記目的を達
成するため中空体の内壁面に付着せしめられた膜体の周
方向寸法を測定する中空体の内壁面検査装置において、
前記膜体を視野とする撮像光学系と、前記膜体を照射し
前記撮像光学系から見て、前記側端部における反射光強
度が前記側端部以外の部分における反射光強度により大
きくなるような位置に配された照明系と、前記撮像光学
系から出力される映像信号を処理して前記側端部の座標
を演算すると共に、これらの座標から前記膜体の周方向
寸法を演算する画像処理装置とを備えたものである。こ
の場合、照明系として、一端部が膜体の傾斜面に所定の
角度で対向する光ファイバと、この光ファイバの他端に
接続された光源とで構成したものを用いると好都合であ
る。
【0007】
【作用】図4に示すように、軸方向に伸長する円筒状中
空体3の軸方向溶接部3aを保護するために塗料が塗ら
れたものとする。この塗料が十分な保護機能を持ってい
るか否かを確認するためには塗膜11の厚さtおよび幅
Wを測定する必要がある。この場合、厚さtについては
本発明に直接関係しないので説明を省略するが、内径D
が数十ミリメートルの中空体3に対して幅Wを数分の1
ミリメートルの精度で測定することが要求される場合が
ある。
【0008】この場合、塗膜11は、塗料の材質、塗布
方法に違いはあっても通常はその側端部に傾斜面11a
を有する。本発明は、この傾斜面11aを塗膜11の幅
測定に利用したもので、図5に示すように、膜体として
の塗膜11を視野とする撮像光学系2を設けると共に、
この撮像光学系2から見て側端部の反射光強度がその周
囲における反射光強度より大きくなるように、位置P1
,P2から塗膜11を照射する照明系を設けている。撮
像光学系2から出力される映像信号を処理して塗膜11
の周方向寸法、すなわち、幅Wを演算する。ここで、撮
像光学系2が中空体3の中心部を広く占有することを考
慮すると、その周囲の空間は極めて狭くなる。そこで、
中空体3の外部に光源を配置し、その光を光ファイバで
導入すると共に、位置P1,P2から塗膜11を照射す
るようにすれば、かかる狭い空間からであっても、側端
部の傾斜面11aを都合よく照射することができる。こ
の結果、中空体3の内径が数十ミリメートル以下であっ
ても、塗膜11の周方向寸法を、膜体の材質に拘わらず
容易に測定することができる。
【0009】
【実施例】図1は本発明の一実施例の概略構成図である
。同図において、加工部1は円柱状に形成されており、
これと軸芯が一致するように中空体3が加工部1に外接
して矢印Xで示す軸方向に高速移動する。中空体3は当
初平板状物であり、加工部1の左端に近づくにつれて円
筒状になるようまるめられ、加工部1に達した時は完全
な円筒状物となる。この加工部1によって、まず切目の
溶接が行われ、次に図4に示すように、中空体3の内壁
面の溶接部3aを覆うように樹脂コーティングによる塗
膜11が付着される。加工部1自体の基本的構成は従来
と同様であるので詳述しない。加工部1の図中右側の先
端には外径形状がやはり円柱状をなす撮像光学系2が取
り付けられており、中空体3の塗膜11を視野とするよ
うに取り付けられている。
【0010】ここで、加工部1の中心部には長孔1aが
形成されており、この長孔1aに撮像光学系2の電源線
および信号線と、照明系6を構成する直径1mmの光フ
ァイバ7(三菱レイヨン製エスカ(登録商標)SK40
)が通されている。この光ファイバ7の基端部には同じ
く照明系6を構成する、例えば、ハロゲンランプ等の光
源8が結合されており、これらの光ファイバ7の先端は
、図2に示すように、塗膜11の傾斜面11aでの反射
光強度が最大となる角度、例えば、幅が8mmの塗膜1
1に対してはα=33.5度の傾きで、溶接部3aから
横軸方向に△X=10mm、縦軸方向に△Y=10mm
離隔して対向するように撮像光学系2に取り付けられて
いる。
【0011】また、図1に示すように中空体3を除去し
たときに、光ファイバ7の先端から投射される光を受け
て作動する光電スイッチ4,5が設けられ、このうちの
一方の光電スイッチ4は光が遮断されときに検査開始信
号を出力するもので、他方の光電スイッチ5は光を受け
たときに検査終了信号を出力するものである。これらの
光電スイッチ4,5は、前述の撮像光学系2と共に画像
処理装置9に接続される。この画像処理装置9は光電ス
イッチ4の検査開始の信号を受信してから光電スイッチ
5の検査終了の信号を受信するまでに入力された撮像光
学系2の映像信号を処理して塗膜11の幅Bを測定し、
測定結果をコンピュータ10に渡すようになっている。 コンピュータ10は幅Bに対する測定結果の良否を判定
し、許容範囲を超えた場合に、警報表示する構成になっ
ている。
【0012】上記のように構成された本実施例の動作を
、図3をも参照して説明する。中空体3が撮像光学系2
から離れていたとすれば、光ファイバ7の先端からそれ
ぞれ光が投射され、光電スイッチ4,5はこれらを受光
する。いま、中空体3を図1中のX矢印方向に移動させ
て図1に示した状態にすれば、光ファイバ7から投射さ
れる光は遮られる。画像処理装置9は光電スイッチ4の
入射光が遮られたときに画像処理を開始する。そして、
中空体3をさらにX矢印方向に移動させると、光電スイ
ッチ4,5は再び光ファイバ7の投射光を受光する。画
像処理装置9は光電スイッチ5の受光時に画像処理を終
了する。
【0013】画像処理装置9の画像処理中、光ファイバ
7の先端から投射された光は中空体3の内壁に塗られた
塗膜11を照射し、撮像光学系2はこれを撮影してその
映像信号を画像処理装置9に送り込む。この場合、図3
(a)に示すように、撮像光学系2は塗膜11の横幅方
向の領域Aを撮影する。このとき、撮像光学系2から見
て、傾斜面11aでの反射光強度がその周囲の反射光強
度より大きくなる位置に光ファイバ7の先端が配置され
ている。従って、撮像光学系2の出力信号レベルは、図
3(b)に示すように、側端部としての傾斜面11aに
対応する部位が最大となり、溶接部3aに対応する中心
部がこれよりも僅かに小さく対称な山形をなす。
【0014】このような映像号が送り込まれると、画像
処理装置9は、図示したように溶接部3aに対して対称
な矩形波を閾値として二値化し、図3(c)に示すよう
な二値化データを得る。続いて、これらのデータに対し
てランレングス符号化処理を実行してレベルが変化する
始点と終点の組合せ(s1 ,e1)、(s2 ,e2
)を求め、これらのデータから塗膜11の幅Bを演算す
る。
【0015】そして、画像処理装置9で演算された幅B
に関するデータは逐次コンピュータ10に送り込まれ、
加工部1での塗膜11の制御に供され、幅が不適当なと
きに必要な措置をとるべく警報表示する。因みに、内径
が数十ミリメートルの中空体の内壁に付着させた約10
ミリメートルの塗料の幅を数分の1ミリメートルの精度
にて測定することができた。
【0016】かくして、この実施例によれば、撮像光学
系2から見て、傾斜面11aでの反射光強度が傾斜面以
外での反射光強度より大きくなる位置に光ファイバ7の
先端を配置しているため、塗料が無色透明であってもそ
の材質に拘らず塗膜11の幅を確実に測定することがで
きる。
【0017】また、加工部1の先端部に撮像光学系2を
固定し、この撮像光学系2の電源線および信号線と、照
明系6を構成する光ファイバ7とを併せて加工部1の軸
心部に形成した長孔1aに通すようにしたので、内径が
数十ミリメートルの中空体3であっても、さらに、この
中空体3が軸方向に高速(数百メートル/分)で移動し
ても塗膜11の幅を測定することができる。
【0018】さらにまた、側端部の反射光強度が周囲の
反射光強度より大きくなるように塗膜11を照射するよ
うに光ファイバ7を配置し、その映像信号を画像処理す
ることにより、幅を数分の1ミリメートルの精度にて測
定することができた。
【0019】なお、上記実施例では中空体3の内壁面に
塗布された塗膜の幅を測定する例を示したが、本発明の
内壁面検査装置はこれに限定されるものではなく、塗膜
以外の、例えば、液状、ゲル状、ゴム状等、どのような
膜体でも中空体の内壁面に付着されたものであれば、同
様にしてその幅を高精度にて測定することができる。
【0020】
【発明の効果】以上の説明によって明らかなように、本
発明によれば、中空体の内壁面に付着された膜体を視野
とする撮像光学系を設けると共に、この撮像光学系から
見て側端部の反射光強度が周囲における反射光強度より
大きくなる位置から膜体を照射する照明系を設け、撮像
光学系から出力される映像信号を処理して塗膜の周方向
寸法、すなわち、幅を演算するようにしたので、中空体
の内径が数十ミリメートル以下であっても、膜体の周方
向寸法を、膜体の材質に拘らず容易に測定することがで
きるという効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例の概略構成図である。
【図2】本発明の一実施例の主要素の詳細な構成を示す
説明図である。
【図3】本発明の一実施例の動作を説明するために撮像
位置と映像信号との関係を示す説明図である。
【図4】本発明の適用対象である中空体の横断面図であ
る。
【図5】本発明の原理を説明するために光の反射状態を
示す説明図である。
【符号の説明】
1  加工部 2  撮像光学系 3  中空体 6  照明系 7  光ファイバ 8  光源 9  画像処理装置 10  コンピュータ 11  塗膜

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】  中空体の内壁面に付着せしめられた膜
    体の周方向寸法を測定する中空体の内壁面検査装置にお
    いて、前記膜体を視野とする撮像光学系と、前記膜体を
    照射し前記撮像光学系から見て、前記側端部における反
    射光強度が前記側端部以外の部分における反射光強度よ
    り大きくなるような位置に配された照明系と、前記撮像
    光学系から出力される映像信号を処理して前記側端部の
    座標を演算すると共に、これらの座標から前記膜体の周
    方向寸法を演算する画像処理装置とを備えたことを特徴
    とする中空体の内壁面検査装置。
  2. 【請求項2】  前記照明系は、一端部が前記膜体の傾
    斜面に所定の角度で対向する光ファイバおよびこの光フ
    ァイバの他端に接続された光源からなる請求項1記載の
    中空体の内壁面検査装置。
JP9175691A 1991-03-29 1991-03-29 中空体の内壁面検査装置 Withdrawn JPH04301706A (ja)

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JP (1) JPH04301706A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2004045265A (ja) * 2002-07-12 2004-02-12 Ricoh Co Ltd 電子写真用円筒体の内面検査方法および装置

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2004045265A (ja) * 2002-07-12 2004-02-12 Ricoh Co Ltd 電子写真用円筒体の内面検査方法および装置

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Date Code Title Description
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Effective date: 19980514