JPH04301645A - 走査型露光装置 - Google Patents

走査型露光装置

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JPH04301645A
JPH04301645A JP3091358A JP9135891A JPH04301645A JP H04301645 A JPH04301645 A JP H04301645A JP 3091358 A JP3091358 A JP 3091358A JP 9135891 A JP9135891 A JP 9135891A JP H04301645 A JPH04301645 A JP H04301645A
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sensitive material
exposure
pair
rollers
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宮坂 英二
Masayuki Handa
正幸 半田
Moriyasu Takeda
守泰 武田
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    • G03F7/00Photomechanical, e.g. photolithographic, production of textured or patterned surfaces, e.g. printing surfaces; Materials therefor, e.g. comprising photoresists; Apparatus specially adapted therefor
    • G03F7/20Exposure; Apparatus therefor
    • GPHYSICS
    • G03PHOTOGRAPHY; CINEMATOGRAPHY; ANALOGOUS TECHNIQUES USING WAVES OTHER THAN OPTICAL WAVES; ELECTROGRAPHY; HOLOGRAPHY
    • G03BAPPARATUS OR ARRANGEMENTS FOR TAKING PHOTOGRAPHS OR FOR PROJECTING OR VIEWING THEM; APPARATUS OR ARRANGEMENTS EMPLOYING ANALOGOUS TECHNIQUES USING WAVES OTHER THAN OPTICAL WAVES; ACCESSORIES THEREFOR
    • G03B27/00Photographic printing apparatus
    • G03B27/32Projection printing apparatus, e.g. enlarger, copying camera
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    • G03BAPPARATUS OR ARRANGEMENTS FOR TAKING PHOTOGRAPHS OR FOR PROJECTING OR VIEWING THEM; APPARATUS OR ARRANGEMENTS EMPLOYING ANALOGOUS TECHNIQUES USING WAVES OTHER THAN OPTICAL WAVES; ACCESSORIES THEREFOR
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    • G03B27/32Projection printing apparatus, e.g. enlarger, copying camera
    • G03B27/52Details
    • G03B27/58Baseboards, masking frames, or other holders for the sensitive material
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    • G03B27/588Supply rolls; Cutting arrangements

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  • Optical Systems Of Projection Type Copiers (AREA)
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、感材を搬送しながら露
光を行なうと共に、露光完了後の感材を切断する走査型
露光装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、この種の露光装置では、感材を搬
送しながら露光を行なうため、感材を露光位置おいて平
坦な状態に保持して搬送する種々の工夫がなされてきた
。例えば、図3に示すように、露光位置EPの上流と下
流に感材PMを挟持・搬送可能なローラ対UR,LRを
2組設け、下流側のローラ対LRの搬送速度を上流側の
それより僅かに高くし、上流側のローラ対URの駆動系
にワンウェイクラッチを設けたものが知られている。 この構成は、ロール状に巻き取られた状態から引き出さ
れた感材PMに、両側のローラ対LR,URで張力をか
け、搬送中の感材PMの平行性を維持しようとするもの
である。なお、上流のローラ対URと通常同一の駆動系
で駆動される下流側のローラ対LRの搬送速度を、上流
側のそれより僅かに高くするには、下流側のローラ対L
Rの外径を若干大きくすることで済み、かかる構成は容
易に実現可能である。
【0003】搬送中に露光された感材PMは、露光完了
後直ちに停止され、露光済みの部分の後端でカッタCT
により裁断される。裁断された露光済みの感材PMは、
現像等の次工程に送られる。一方、未露光の感材PMは
、次の露光に備えてその位置に待機しており、露光工程
が開始されると上流側のローラ対URにより停止位置か
ら搬送され、その先端は露光位置EPを通過後、下流側
のローラ対LRに噛み込まれ、感材PMは、再び両側の
ローラ対UR,LRによる張力で平坦な状態に保たれる
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、こうし
た従来の走査型露光装置では、感材PMが両側のローラ
対UR,LRによって張力がかけられた状態に復するま
での間、露光された画像が乱れるため感材PMの先端か
ら少なくとも距離Xの幅は使用できないという問題があ
った。かかる画像の乱れは、一つには下流側ローラ対L
Rに噛み込まれる際の衝撃による感材搬送の乱れに起因
して、二つには感材先端が自由端となっている間の感材
自体の反りやたわみに起因して、生じるものと考えられ
る。
【0005】かかる原因のうち前者の対策として、搬送
開始直後には下流側のローラ対LRを一旦開き感材PM
到達後にローラを回転させつつ徐々に閉じて行くという
構成も考えられるが、ローラ対LRの開閉制御および回
転速度制御など、機構が複雑になる傾向にあり、後者の
問題を含めて本質的な問題を十分に解決するには至って
いない。
【0006】画像の乱れのために感材の先端に使用不可
能な領域(幅X)が存在すると、感材を現像・定着処理
後そのまま刷版とするタイプの印刷機では、感材の搬送
方向と印刷時の刷版の回転方向が異なる場合、感材の後
端側にも、使用できない領域(幅X)を取らねばならな
い。この結果、図4に示すように、感材の有効範囲長は
、全長Lに対して長さL−2・Xとなってしまう。これ
は刷版を印刷ローラにかける、いわゆる輪転型の印刷機
の場合、印刷ローラ対の平行度を保証するために、刷版
(即ち感材)および刷版内の画像を印刷ローラ対の軸方
向に対して中央に配置し、印刷される紙を印刷ローラ対
の中央を通過させる必要があるからである。
【0007】従って、感材の無駄を少しでも減らし、印
刷の有効範囲をできるだけ大きく取ろうとすれば、感材
先端部の画像が乱れる領域を可能なかぎり小さくするこ
とが必要になる。図3の構成では、感材PMの切断され
た先端と下流側ローラ対LRとの距離をできるだけ小さ
くできればよいことになるが、感材PMの露光を行なう
都合上、感材の露光位置EP、ひいては切断位置を下流
側のローラ対LRの径の内側にすることはできない。し
かも、下流側のローラ対LRは、感材搬送の初期にあっ
ては、様々な形状の反りやたわみを持つ感材PMの自由
端を誤りなく噛み込ませねばならず、かつ定常搬送中に
は、感材を幅方向に亘って弛みや歪みなく搬送せねばな
らないから、その直径をある程度以下にすることはでき
ない。
【0008】本発明の目的は、かかる従来技術が示す走
査型露光装置としての種々の制約を考慮しつつ、上述し
た問題点を解決し、感材の有効利用を図ることにある。 この目的を実現するために、本発明の走査型露光装置は
、次の構成を取った。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明の走査型露光装置
は、感材を搬送しながら露光を行なうと共に、露光完了
後の感材を切断する走査型露光装置であって、前記感材
を挟持・搬送する送りローラ対を、露光位置上流側に配
設し、前記露光位置を含み少なくともその上流側に所定
の幅をもって、前記感材が走行する平坦面を有するガイ
ド部材を、前記感材の幅方向に亘って設け、耐磨耗性を
有する弾性体を、前記ガイド部材の平坦面に対向する前
記露光位置上流側の位置に、前記感材を前記ガイド部材
の平坦面に押圧可能に配設し、前記露光位置近傍で前記
感材を幅方向に亘って切断する切断部材を設けたことを
要旨とする。
【0010】
【作用】上記構成を有する本発明の走査型露光装置では
、感材は、露光位置上流側に配設された送りローラによ
り挟持され、露光位置に搬送される。露光位置に至った
感材は、露光位置を含み少なくともその上流側に所定の
幅を有するガイド部材の平坦面上を走行する。このとき
感材は、ガイド部材の平坦面に対向する露光位置上流側
の位置に配設された耐磨耗性を有する弾性体により、平
坦面に押圧された状態となり、露光位置においても平坦
な状態に保たれたまま走行する。露光された後の感材は
、切断部材により、露光位置近傍でその幅方向に亘って
切断される。
【0011】
【実施例】以上説明した本発明の構成・作用を一層明ら
かにするために、以下本発明の走査型露光装置の好適な
実施例について説明する。図1は、本発明の一実施例で
あるスリット露光式複写カメラの構成図、図2はその露
光位置近傍の拡大構成図である。スリット露光式複写カ
メラ1は、原稿を複写して軽印刷用の刷版を作製する装
置である。
【0012】まず、図1に従って、スリット露光式複写
カメラ1の全体構成について説明する。図示するように
、このスリット露光式複写カメラ1は、筐体2内に後述
する投影光学系や現像処理装置を組み込んだものであり
、筐体2の上面に設けられたコンソールパネル4と、筐
体2の上面にそって水平方向(図における矢印A方向)
に往復動可能に構成された原稿ホルダ10と、シート状
の感材PMを露光位置に搬送する感材搬送装置20と、
原稿ホルダ10内に保持された原稿に光を照射すると共
に原稿で反射された光を感材PM上面に投影してこれを
露光する投影光学系30と、露光済みの感材PMの現像
および安定化処理を行なう現像処理装置40と、現像処
理装置40から搬出された感材PMを乾燥させる乾燥ユ
ニット50と、種々のモータや電磁弁等の駆動制御を司
る電子制御装置60とを備える。
【0013】コンソールパネル4は、露光条件の設定等
を行なう各種設定スイッチや、電源スイッチ,スタート
スイッチ等が設けられており、オペレータにより操作さ
れる。コンソールパネル4の各スイッチは、電子制御装
置60に接続されている。原稿ホルダ10は、透明なガ
ラス板で構成された原稿台11と開閉自在な原稿カバー
12とを備えており、原稿は原稿台11と原稿カバー1
2との間に下向きに保持される。この原稿ホルダ10は
、筐体2に設けられたモータ13により、スプロケット
,チェーン,ベルト等の図示しない駆動系を介して、水
平方向に往復駆動され、露光用の照射光源に対して原稿
を搬送する。
【0014】感材搬送装置20は、感材PMが繰り出し
自在に保持された感材ロール21、繰り出された感材P
Mを搬送方向に案内する案内ローラ23、感材PMを挟
持・搬送する送りローラ対25、露光位置を通過した感
材PMの浮き上がりを防止して感材PMを現像処理装置
40の方に送り込む浮き上がり防止ローラ26等を備え
る。感材ロール21としてロール状態で用意された感材
PMは、感材搬送装置20により、シート状に引き出さ
れ、原稿ホルダ10の水平方向移動に同期した速度で、
露光位置を通って搬送され、次工程に送り込まれる。感
材PMの露光位置近傍の構成と感材PMの保持の詳細に
ついては、後で詳述する。なお、本実施例では、感材P
Mとして、シルバーマスター(製品名:三菱製紙株式会
社製、型式SLM−R2)を用いたが、銀塩系の製版用
感光紙であれば、スーパーマスター(製品名:アグファ
ゲバルト社製、型式SPP)なども用いることができる
。また、銀塩フィルム,高感度PS版等に用いることも
可能である。
【0015】感材PMを露光する投影光学系30は、原
稿ホルダ10内に保持された原稿の幅方向に亘って光を
照射するための光源31と、原稿からの反射光LBを反
射する3つのミラー32a,32b,32cからなるミ
ラー群32と、露光位置の感材PM上面に原稿の像を結
像させる投影レンズ33と、感材PM上面に投影される
反射光LBの幅を制限するスリット34とを備える。投
影レンズ33とミラー群32を構成するミラー32b,
32cとは、傾斜台35上に取り付けられたミラー支持
板36およびレンズ支持台37にそれぞれ固定されてお
り、この投影光学系30における投影倍率は値1に設定
されている。なお、上記ミラー支持板36およびレンズ
支持台37は、投影倍率のアライメントの際に傾斜台3
5上でその位置が調整され、アライメント完了後に傾斜
台35に固定される。
【0016】光源31から原稿に向けて照射された光は
原稿下面で反射し、この反射光LBはミラー群32の各
ミラーで順次反射され、投影レンズ33とスリット34
とを通過した後、感材PMの感光面に結像される。従っ
て、搬送されつつある感材PMの感光面には、原稿の幅
方向に亘るスリット状画像が投影される。感材PMの搬
送は、原稿ホルダ10の水平方向移動に同期しているの
で、原稿ホルダ10の水平方向の移動が完了すると、原
稿全体の露光が完了する。
【0017】なお、浮き上がり防止ローラ26の下方側
には、感材PMを一様に露光するため複数個のLED3
8がライン状に設けられており、このLED38を駆動
して感材PMを照射することにより、縮小して露光する
際に原稿からの反射光LBで露光できない感材PMの周
辺部分を像形成不要部として焼きとばしている。露光完
了後、感材PMは、この露光位置における感材PMの裏
面側に設けられた切断装置27により、コンソールパネ
ル4を用いて設定された寸法に切断される。
【0018】切断された感材PMは、現像処理装置40
に搬入され、ここで現像等の処理を受ける。現像処理装
置40は、投影光学系30の下方に設置されており、導
入ローラ41を介して導入される感材PMに対する現像
処理および安定化処理を行なうものである。この現像処
理装置40は、現像液を貯蔵する現像液メインタンク4
2と安定化剤を貯蔵する安定化剤メインタンク43が装
着可能で、図示しないモータによりローラ等が一体に駆
動される処理ユニット44として構成され、筐体2内に
収納されている。感材PMの搬送路に沿って現像処理装
置40の下流には乾燥ユニット50が配設されている。
【0019】この乾燥ユニット50は、現像処理装置4
0にて処理された感材PMを搬送する2組のローラ対5
1,52と、このローラ対51,52間に設けられた搬
送トレイ53と、この搬送トレイ53に感材PMの搬送
路を挟んで対向する位置に設けられた感材乾燥用ヒータ
54およびファン55と、筐体2の外部に取り付けられ
乾燥後の感材PMを収納する外部トレイ56とを備える
。従って、露光済みの感材PMは、現像処理装置40に
おける現像・安定化処理を経て乾燥ユニット50により
乾燥され、筐体2外の外部トレイ56に送り出される。 こうして、原稿からオフセット印刷用の刷版が複製・作
製される。
【0020】次に、図2を参照しつつ、露光位置近傍に
おける感材PMの保持の詳細について説明する。図示す
るように、送りローラ対25の下流には、断面「Γ」字
形のアルミ製の搬送ガイド61が感材PMの幅方向に亘
って設けられている。搬送ガイド61の感材側の平面は
、感材PMの搬送性を向上させるために、平坦度0.1
以下に仕上げられている。また、搬送ガイド61の感材
PMの搬入側端面は、感材PMの先端をガイドするため
に斜めに形成されている。この搬送ガイド61は、筐体
2の両側板に設けられた溝に嵌め込まれ、固定金具62
により、位置決めして固定されている。
【0021】搬送ガイド61の搬送面に対向する位置に
、感材PMの幅方向に亘って、アルミ製の感材押さえ部
材65が配設されている。感材押さえ部材65は、搬送
ガイド61と同様両側板に固定されている。感材押さえ
部材65の底面は、感材PMの搬送方向に対して約40
度に傾斜する形状に形成されており、ここに、厚さ0.
05ミリのステンレス(SUS304CSP)製の薄板
状のマスタ押さえ70が貼付されている。このマスタ押
さえ70の感材側には、更にポリエステルテープ(3M
社製、#8422)が貼り付けられている。
【0022】感材押さえ部材65の底面は、その下側先
端が僅かに控えており、マスタ押さえ70の先端は、感
材押さえ部材65の底面から離れて、弾性変形可能な状
態とされている。マスタ押さえ70の下側先端は、ポリ
エステルテープを介して感材PMに当たっており、自ら
の弾性で感材PMを搬送ガイドの搬送面に押さえる。マ
スタ押さえ70の先端を完全な自由端としないで感材押
さえ部材65の底面でバックアップしているのは、感材
搬送路の詰まりなどの原因で感材PMが上下に押し出さ
れるといった異常を生じたとき、マスタ押さえ70の変
形量を押さえて、マスタ押さえ70の損傷を回避するた
めである。
【0023】マスタ押さえ70の先端は、露光位置ぎり
ぎりとなるよう位置決めされており、露光に用いられる
反射光LBの片側を区切るスリットとしても働いている
。露光用の反射光LBの反対側は、固定具72に固定さ
れたスリット34によりマスクされており、その光線の
縁は、丁度搬送ガイド61の端面73の位置に位置決め
されている。搬送ガイド61の端面73には、切断装置
27により駆動されるカッタ刃75が配置されており、
感材PMの搬送中は、感材PMの走行範囲外に待機し、
感材PMの露光が完了して感材PMが停止すると、搬送
ガイド61の端面73に沿って走行しつつ感材PMを切
断する構成となっている。
【0024】以上のように構成された本実施例のスリッ
ト露光式複写カメラ1では、送りローラ対25によって
保持され露光位置へと搬送される感材PMは、マスタ押
さえ70の先端に押さえつけられた状態で搬送ガイド6
1の搬送面を走行し、露光位置に至る。ロール状に巻き
取られていた感材には、巻き癖がついており、更に幅方
向に亘っても反りを生じたりすることが多いが、本実施
例では感材PMは、その幅方向に亘って、平坦度0.1
以下の搬送面にステンレス薄板のマスタ押さえ70によ
り押さえつけられている。従って、感材PMは、マスタ
押さえ70を通過してもなお搬送ガイド61の搬送面に
密着した状態で搬送されるから、マスタ押さえ70直後
の露光位置においても、十分な平行性を保っている。
【0025】しかも、本実施例の構成では、露光位置の
下流側に感材PMを挟持するローラ対は存在しないから
、露光開始直後に感材PMの先端がローラ対に噛み込ま
れることに起因する画像の乱れ等は一切存在しない。 即ち、感材PMは、露光幅d程度の使用不能部分(前露
光工程で露光されている)を生じるものの、この使用不
能部分の幅dは数ミリ(本実施例では約5ミリ)で済み
、従来と較べて大幅に小さい。この結果、感材PMの有
効利用が可能となる。また、マスタ押さえ70の感材側
表面には、ポリエステルのテープが貼付されているから
、感材PMの表面が傷つくこともない。
【0026】更に本実施例によれば、感材PM搬送用の
ローラ対を一組減らすことができ、部品点数および組立
工数の低減と信頼性の向上とを図ることができる。また
、ローラ対が一組不要となることで、搬送路の長さも短
くでき、装置の小型化にも資している。このほか、マス
タ押さえ70を不透明な材質にすることによりスリット
を兼用でき、感材PMに近接した位置でスリットとして
働くことから、複写された画像の解像力が高まるという
利点も得られる。更に、従来の構成では、露光位置の上
流のローラ対を出た感材が下流側のローラ対に至るまで
の間、感材の巻き癖や反りなどにより感材の先端が搬送
路から大きく逸脱する恐れがあったが、本実施例によれ
ば、送りローラ対25とマスタ押さえ70の2点で感材
PMを押さえているので、感材PMが搬送路から逸脱す
る心配がない。
【0027】なお、本実施例では、マスタ押さえ70と
して、ステンレス製の薄板にポリエステルテープを貼付
した構成としたが、弾性を有する他の金属製の薄板、例
えば銅や燐青銅等の銅合金の薄板にテープを貼付した構
成であっても差し支えない。また、全体を弾性を有しか
つ耐摩耗性を有するプラスチック、例えばポリアセター
ル系の樹脂やポリカーボネート,ポリイミド等のいわゆ
るエンジニアリングプラスチックや硬質ゴム自体で形成
することも可能である。更に、金属薄板の表面を鏡面加
工して、テープを貼付しない構成とすることも可能であ
る。
【0028】以上本発明の実施例について説明したが、
本発明はこうした実施例に何等限定されるものではなく
、例えばマスタ押さえ70を感材幅方向にいくつかに分
割した構成、マスタ押さえ70の角度をより小さく、も
しくは大きくした構成、あるいは露光が原稿からの反射
光ではなくレーザビームなどにより行なわれる構成など
、本発明の要旨を逸脱しない範囲において、種々なる態
様で実施し得ることは勿論である。
【0029】
【発明の効果】以上詳述したように、本発明の走査型露
光装置では、送りローラ対によって挟持され露光位置へ
と搬送される感材は、弾性体の先端に押さえつけられ、
ガイド部材の搬送面に密着した状態で搬送されるから、
弾性体下流の露光位置においても、十分な平面性を保つ
ことができるという優れた効果を奏する。
【0030】しかも、本発明の構成では、露光位置の下
流側に感材を挟持するローラ対を必要としないから、露
光開始直後に感材の先端がローラ対に噛み込まれること
に起因する画像の乱れ等は一切存在しない。従って、感
材の先端における使用不能領域を従来と較べて格段に小
さくでき、感材の有効利用が可能となる。更に、感材搬
送用のローラ対を一組減らすことができるから、部品点
数および組立工数の低減と信頼性の向上とを図ることが
できる。また、ローラ対が一組不要となることで、搬送
路の長さも短くでき、装置の小型化にも資している。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例であるスリット露光式複写装
置の概略構成図である。
【図2】実施例のスリット露光式複写装置の露光位置近
傍を示す概略構成図である。
【図3】従来の露光位置近傍の構成を示す説明図である
【図4】刷版における有効利用範囲を示す説明図である
【符号の説明】
1  スリット露光式複写カメラ 4  コンソールパネル 10  原稿ホルダ 20  感材搬送機構 21  感材ロール 25  送りローラ対 30  投影光学系 40  現像処理装置 61  搬送ガイド 65  感材押さえ部材 70  マスタ押さえ 75  カッタ刃

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】  感材を搬送しながら露光を行なうと共
    に、露光完了後の感材を切断する走査型露光装置であっ
    て、前記感材を挟持・搬送する送りローラ対を、露光位
    置上流側に配設し、前記露光位置を含み少なくともその
    上流側に所定の幅をもって、前記感材が走行する平坦面
    を有するガイド部材を、前記感材の幅方向に亘って設け
    、耐磨耗性を有する弾性体を、前記ガイド部材の平坦面
    に対向する前記露光位置上流側の位置に、前記感材を前
    記ガイド部材の平坦面に押圧可能に配設し、前記露光位
    置近傍で前記感材を幅方向に亘って切断する切断部材を
    設けたことを特徴とする走査型露光装置。
JP3091358A 1991-03-28 1991-03-28 走査型露光装置 Expired - Lifetime JP2901777B2 (ja)

Priority Applications (5)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP3091358A JP2901777B2 (ja) 1991-03-28 1991-03-28 走査型露光装置
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