JPH04300404A - 油圧駆動機械の制御装置 - Google Patents

油圧駆動機械の制御装置

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JPH04300404A
JPH04300404A JP3064931A JP6493191A JPH04300404A JP H04300404 A JPH04300404 A JP H04300404A JP 3064931 A JP3064931 A JP 3064931A JP 6493191 A JP6493191 A JP 6493191A JP H04300404 A JPH04300404 A JP H04300404A
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JP
Japan
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pressure
valve
control valve
hydraulic pump
control
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JP3064931A
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Hideki Akushichi
秀樹 悪七
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Komatsu Ltd
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Komatsu Ltd
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はパワーショベル等の建設
機械を含む油圧駆動機械の制御装置に関し、特に操作弁
を操作する操作レバーの一定操作量当たりの作業機アク
チュエータの駆動速度の変化量を可変することができる
装置に関する。
【0002】
【従来の技術】油圧駆動機械たる建設機械で採用、実施
されているいわゆるロードセンシングシステムは、より
少ないポンプ数および操作弁数で複数の作業機の同時操
作性を向上させることを目的として開発されたものであ
り、下記(1)式に示すようにポンプ吐出圧Pp と作
業機アクチュエータの負荷圧力PLSとの差圧を一定に
するようにポンプ流量Qp を制御する。なお、以下、
記号SQ(X)をXの平方根と定義する。
【0003】 Qp =C・A・SQ(Pp ーPLS)  …(1)
ただし、Cは定数、Aは操作弁の開口面積である。
【0004】すなわち、図6は従来のこの種の装置の構
成を概念的に示すものであり、油圧ポンプ2の吐出圧油
は管路9、操作弁7を介して作業機アクチュエータ3に
供給され、これにより作業機アクチュエータ3に連結さ
れた図示せぬ作業機(たとえばブーム)が駆動される。 同図に一点鎖線で示すロードセンシング制御部13´は
上記ロードセンシング機能を発揮すべく設けられており
、作業機アクチュエータ3の負荷圧力PLSが操作弁7
の出口で検出されるとともに、油圧ポンプ2の吐出圧P
pがポンプ出口で検出され、これら両圧力はパイロット
圧として制御弁13の各端部に加えられる。そして制御
弁13では、これらパイロット圧の差圧が、一端に押し
付けられているバネ15の設定バネ力に応じた圧力にな
るよう上記(1)式にしたがって二位置E、Fが切り換
えられ、切り換え位置に応じた吐出量の圧油がレギュレ
ータ12のシリンダ室に供給され、斜板2aの傾転角が
制御される。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかし、図6に示す装
置では油圧ポンプ2の吐出圧力Pp と作業アクチュエ
ータ3の負荷圧力PLSとの差圧はバネ15の設定バネ
力で定まる一義的な値となり、これに応じて操作弁7の
図示せぬ操作レバーの操作ストローク量と作業機アクチ
ュエータ3が駆動される速度V(たとえば油圧シリンダ
であればロッドが動くスピード)との関係は図5のKに
示すように一義的に定まってしまうことになる。ところ
で建設機械で行われる作業内容によっては作業機アクチ
ュエータ3の最大速度を得るべく第5図のKの傾きを大
きくしたい場合(通常操作時)もあろうし、また、操作
レバーの一定操作量当たりの作業機アクチュエータ3の
駆動速度Vの変化量を小さくして細やかな操作を行いた
い場合(微操作時)もある。
【0006】そこで、上記差圧を可変することでこの要
求に応えることが考えられる。しかもロードセンシング
制御部13´に何等手を加えない簡単な改造でかつ低コ
ストでこれを実現するのが望ましい。
【0007】本発明はこうした実情に鑑みてなされたも
のであり、操作レバーの一定操作量当たりの作業機アク
チュエータの駆動速度の変化量を簡易かつ安価な構成で
所望に可変することができる油圧駆動機械の制御装置を
提供することをその目的としている。
【0008】
【課題を解決するための手段】そこで本発明では、油圧
ポンプの吐出圧油が供給され、操作量に応じて作業機ア
クチュエータに圧油を供給する操作弁と、該操作弁と前
記作業機アクチュエータとの間の圧油供給路に配設され
、前記操作弁から供給される圧油を減圧して前記作業機
アクチュエータに供給する圧力制御弁とを有し、前記油
圧ポンプの吐出圧力と前記作業機アクチュエータの負荷
圧力との差圧が所定値になるように前記油圧ポンプの吐
出流量を制御するようにした油圧駆動機械の制御装置に
おいて、制御指令に応じて前記圧力制御弁における減圧
量を可変する手段を具えるようにしている。
【0009】
【作用】かかる構成によれば、制御指令に応じて圧力制
御弁の入口の圧力に対して出口の圧力が相対的に低下す
るよう変化する。ここで油圧ポンプの吐出圧と圧力制御
弁の出口圧である作業機アクチュエータの負荷圧力との
差圧が所定値になるように油圧ポンプの吐出流量が制御
される。このとき油圧ポンプの吐出圧力と圧力制御弁の
入口圧である操作弁の出口圧との差圧の関係でみればこ
の差圧は圧力制御弁の圧力低下量に応じて小さくなるよ
う変化することになり、この差圧の変化により操作弁の
操作レバーの一定操作量当たりの作業機アクチュエータ
の駆動速度の変化量が変化することになる。
【0010】
【実施例】以下図面を参照して本発明の実施例について
説明する。
【0011】なお、実施例では油圧駆動機械としてパワ
ーショベルを想定している。
【0012】第1図はパワーショベルの作業機のうち2
種類の作業機(たとえばブーム、アーム)を駆動する作
業機油圧回路の構成を示している。
【0013】同図に示すように可変容量型油圧ポンプ2
はエンジン1によって駆動され、斜板駆動用のレギュレ
ータ12のロッドの移動に応じてその斜板2aの傾転角
が変化される。そしてこの斜板2aの傾転角の変化に応
じて油圧ポンプ2の1回転当たりの吐出流量Q(cc/
rev)が変化される。エンジン1には該エンジン1の
回転数(r・p・m)Nを検出する回転センサ32が付
設されており、この回転センサ32の検出信号Nはコン
トローラ33に加えられる。
【0014】油圧ポンプ2の吐出圧油は、管路9および
該管路9を分岐する管路9b、9aを介して操作弁7、
8にそれぞれ供給される。操作弁7、8は図示せぬ操作
レバーの操作量に応じてスプールが駆動され、このスプ
ールの移動量に応じた流量の圧油が作業機アクチュエー
タたる油圧シリンダ3、4にそれぞれ供給される。この
とき操作弁7から流出される圧油は管路3a、3bを介
して油圧シリンダ3の伸張側のシリンダ室、縮退側のシ
リンダ室にそれぞれ供給され、油圧シリンダ3をそれぞ
れ伸張、縮退させる。同様に操作弁8から流出される圧
油は管路4a、4bを介して油圧シリンダ4の伸張側の
シリンダ室、縮退側のシリンダ室に供給され、油圧シリ
ンダ4をそれぞれ伸張、縮退させる。
【0015】操作弁7、8は3位置N、M、Lからなり
、中立位置Nではポンプ2から吐出される圧油が流入す
るポンプポートはクローズ状態であり、切換位置Nから
切換位置L,Mまでの途中の状態では操作弁を流れる圧
油はスプールに設けられたスロットリングの可変の絞り
20で絞られる。また、切換位置L、Mでは絞り20は
一定の面積になっているとともに各位置で油圧シリンダ
3、4の負荷圧、つまり管路3a、3b、4aおよび4
bにそれぞれ配設された減圧弁25a、25b、26a
および26bの出口側の圧力がポートRを介してチェッ
ク弁21、22にそれぞれ導かれる。
【0016】チェック弁21はパイロット管路23aに
接続され、このパイロット管路23aはパイロット管路
23bに接続されている。パイロット管路23bにはチ
ェック弁22が接続されている。そしてパイロット管路
23bはパイロット管路24に接続されている。よって
パイロット管路24には油圧シリンダ3、4のうち高圧
PLS側の圧油がチェック弁21、22のいずれかを通
過して導かれることになる。パイロット管路24は減圧
弁25a、25b、26aおよび26bのバネ位置側に
接続されており、結局、減圧弁25a、25b、26a
および26bのバネ位置側には油圧シリンダ3、4の高
圧側の負荷圧PLSが加えられることになる。バネに対
向する側には減圧弁の入口側の圧油、つまり操作弁7、
8の出口側の圧力がパイロット圧として加えられている
【0017】なお、管路10は操作弁7、8の圧油をタ
ンク11にリリーフすべく設けられている。定容量型油
圧ポンプ34は所定圧力の圧油を吐出するものであり、
この吐出圧油は制御弁35、パイロット管路38を介し
て減圧弁25a、25b、26aおよび26bのバネ位
置側の端部に加えられる。
【0018】制御弁35は、バネ36位置側に対向して
設けられたソレノイド37に電流iが加えられるとソレ
ノイド37が付勢され、バネ36による付勢方向と逆方
向の力が加わるよう構成されている。すなわち、制御弁
35は電流iが小さいと位置G側に切り換えられ、制御
弁35から出力される圧力PA が小さくなり、一方、
電流iが大きいと位置H側に切り換えられ、制御弁35
から出力される圧力PAが大きくなる。この関係は下記
(2)式のごとくなる。 PA =k1 +k2 ・i  …(2)ただし、k1
 、k2 は定数である。電流iは制御弁35に対する
制御指令としてコントローラ33から出力される。すな
わち、コントローラ33のメモリには図4に示すように
エンジン回転数Nが小さくなるほどソレノイド36に加
える電流(以下ソレノイド電流という)iが大きくなる
特性のエンジン回転数Nとソレノイド電流iとの関係が
予め記憶、格納されている。
【0019】そこでコントローラ33に回転センサ32
の検出信号Nが入力されると、図4の関係にしたがって
対応するソレノイド電流iが読み出され、該ソレノイド
電流iがソレノイド37に加えられる。よってエンジン
回転数Nが最大回転数NH のとき電流iは最小0とな
り、圧力PA は最小となる。そしてエンジン回転数N
が小さくなるほど電流iは大きくなり、これに伴い圧力
PA は大きくなる。そしてエンジン回転数Nが最小回
転数NL のとき電流iが最大IMAX となり、この
とき制御弁35によって入口側のポンプ34の吐出圧は
減圧されることなく出口側の圧力PA が最大となる。
【0020】さて、油圧ポンプ2の吐出側の管路9はパ
イロット管路14に分岐され、このパイロット管路14
はレギュレータ12の縮退側のシリンダ室に接続される
とともに制御弁13の一方の端部aに接続されている。 パイロット管路23bは延長されて制御弁13のバネ1
5が位置されている側の他方の端部bに接続されている
。このため制御弁13の端部aには油圧ポンプ2の吐出
圧Pp が、また他方の端部bには油圧シリンダ3、4
の負荷圧のうち高圧側の圧力PLSがそれぞれパイロッ
ト圧として加えられる。そして制御弁13では、これら
パイロット圧の差圧が、端部bに押し付けられているバ
ネ15の設定バネ力に応じた圧力になるよう二位置E、
Fが切り換えられ、切り換え位置に応じた吐出量の圧油
がレギュレータ12の伸張側のシリンダ室に供給(また
は排出)され、斜板2aの傾転角が制御される。このと
き圧力Pp 、PLSと油圧ポンプ2の吐出量(容積)
Qの関係は下記(3)式で表わされる。
【0021】 Q=C・A・SQ(Pp ーPLS)  …(3)ここ
でCは定数であり、Aは絞り20の開口面積である。
【0022】図2は差圧Pp ーPLSとポンプ容積Q
との関係を示したものであり、差圧PpーPLSがバネ
15の設定ばね力に応じた圧力ΔPとなる前後でポンプ
2の容積Qが大きく変化しているのがわかる。すなわち
差圧Pp ーPLSが大きいとこの差圧がバネ15の設
定バネ力に打ち勝ち制御弁13はF位置側に切り換えら
れ、油圧ポンプ2から出力される圧油が制御弁13を介
してレギュレータ12の伸張側のシリンダ室に流入され
る。このためレギュレータ12により斜板2aは最小の
傾転角側に回動され、ポンプ2の容積Qは最小側に移行
される。するとこれに応じて差圧Pp ーPLSが小さ
くなり、今度はバネ15の付勢力によって制御弁13は
E位置側に切り換えられ、レギュレータ12の伸張側の
シリンダ室から圧油が制御弁13を介してタンクにドレ
インされる。このためレギュレータ12により斜板2a
は最大の傾転角側に回動され、ポンプ2の容積Qは最大
側に移行される。すると、差圧Pp ーPLSが大きく
なる。以上のような動作が繰り返し行われて、結局、差
圧Pp ーPLSはバネ15の設定バネ力に応じた圧力
ΔPと釣合い、この圧力ΔPに保持されることになる(
点D参照)。結局、上記(3)式は Q=C・A・SQ(Pp ーPLS)=C・A・SQ(
ΔP)(一定)…(3)´ という関係となる。
【0023】いま、減圧弁25a、25bにパイロット
管路38からの圧力PA が加えられていないと仮定し
て操作弁7に注目する。このとき操作レバーの操作によ
り操作弁7を中立位置Nから切換位置LまたはMに切り
換えると絞り20(絞り開口面積A)により操作弁7を
通過する圧油の流量が絞られる。このため油圧ポンプ2
の吐出圧Pp(操作弁7の入口の圧力)は操作弁7の出
口の圧力、つまり減圧弁25a、25bの入口の圧力P
a よりも所定の圧力Pだけ高くなる。すなわち、Pp
 ーPa =P  …(4) となる。このとき減圧弁25a、25bではバネ位置側
の端部に作用している圧力はバネ力だけであり、これに
よる小さい抵抗のみが流入する圧油に働くのみであるの
で、減圧弁25a、25bでの減圧はわずかである。こ
のため、減圧弁25a、25bの前後の圧力Pa 、P
LSは等しく、(4)式は、 Pp ーPa =Pp ーPLS=ΔP(一定)  …
(5)と考えることができる。
【0024】そこで、今度は減圧弁25a、25bにパ
イロット管路38からの圧力PA が加えられた状態を
考えると、減圧弁25a、25bではバネ位置側の端部
に作用する圧力はバネ力以外にパイロット圧PA が加
わり、減圧弁25a、25bでは圧力PA 分だけの減
圧が行われる。すなわち、減圧量PaーPLSがパイロ
ット圧PA 分大きくなるので同じ負荷圧PLSを得よ
うとするとパイロット圧PA が加えられていない状態
に比べて圧力Pa が大きくなる。このため差圧Pp 
ーPaが以下のように小さくなる。
【0025】 Pp ーPa =ΔPーPA   …(6)よって、操
作弁7の前後の差圧P=Pp ーPa は上記(6)式
と(2)式から図3に示すようにソレノイド電流iに応
じて変化する。
【0026】ところで上記操作弁7の前後の差圧Pと油
圧シリンダ3の駆動速度Vとの間には、操作レバーのス
トローク量が同じであれば、差圧Pが大きいほど操作弁
を流れる流量が大きく、したがって駆動速度Vが大きく
なるという関係がある。
【0027】そこで、図3のグラフから明らかなように
エンジン回転数が最大NH のとき(ソレノイド電流i
=0)に差圧Pが最大、 ΔPーk1 となり、このとき油圧シリンダ3の駆動速度Vが最大と
なる。
【0028】また、エンジン回転数が最小NL のとき
(ソレノイド電流i=IMAX )に差圧Pが最小、Δ
Pー(k1 +k2 ・IMAX )となり、このとき
油圧シリンダ3の駆動速度Vが最小となる。
【0029】以上のことからわかるように図5に示すよ
うに操作弁7の操作レバーの操作ストローク量と油圧シ
リンダ3の駆動速度Vとの関係でみれば矢印Jに示すよ
うにエンジン回転数Nの増大に伴い直線Rから直線Sへ
と一定ストローク量に対する油圧シリンダの駆動速度V
の変化量が増大することになる。なお、以上の関係は操
作弁8、油圧シリンダ4側についても同様に成立する。
【0030】このように実施例によればエンジン回転数
Nが小さいときには油圧シリンダ3、4の駆動速度Vを
小さくして操作レバーによる微操作を行うことが可能と
なり、エンジン回転数Nが大きいときには油圧シリンダ
3、4の駆動速度Vを大きくして操作レバーによる通常
操作を行うことが可能となる。
【0031】しかも、実施例では制御弁13そのものに
は何等手を加えることなく、各減圧弁にパイロット圧P
A を可変して加える回路を設けるだけで、ストローク
量ー駆動速度の特性を可変することができる。よって既
存の作業機油圧回路に対して簡単な改造を施すだけで実
施可能となり、コストの低減等が図れるという優れた効
果が得られる。
【0032】なお、コントローラ33から制御弁35の
ソレノイド37に加えられる電流iが遮断されるような
故障が発生した場合には自動的にソレノイド37に流れ
る電流を0の状態にして、差圧Pを最大にさせ、操作レ
バーによる通常操作が可能な状態にするような実施も可
能である。これにより故障時であってもとりあえず作業
に支障のない通常操作状態で作業を行うことができる。
【0033】また、実施例では制御弁35の構造として
バネ36に対向する位置にソレノイド37が配置される
ようにしたが、当然バネ36と同位置にソレノイド37
が配置される構成であってもよい。
【0034】なお、実施例ではエンジンの実回転数に応
じた制御指令を制御弁35に付与するようにしているが
、エンジン回転数に依らずともオペレータが任意に制御
弁35における圧力変化量を選択し得る構成であっても
よく、制御弁に付与する制御指令の内容としては任意で
ある。
【0035】また、エンジンの実回転数に応じた制御指
令を付与する代わりにエンジンの目標回転数を設定する
スロットルレバーの設定値に応じて制御指令を付与する
実施も可能である。
【0036】また、実施例では減圧弁に加えるパイロッ
ト圧油の供給源として定容量型油圧ポンプ34を用いる
ようにしているが、油圧ポンプ2を使用する実施も可能
である。
【0037】なお、実施例では本発明がパワーショベル
に適用される場合について説明したが、これに限定され
ることなく種々の油圧駆動機械に適用可能である。
【0038】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、操
作弁の操作レバーの一定操作ストローク量当たりの作業
アクチュエータの駆動速度の変化量を簡易かつ安価な構
成で所望に可変することができるようになる。
【図面の簡単な説明】
【図1】図1は本発明に係る油圧駆動機械の制御装置の
実施例における作業機油圧回路の構成を示す回路図であ
る。
【図2】図2は油圧ポンプの吐出圧と油圧シリンダとの
差圧に対する油圧ポンプの吐出量の変化の様子を示すグ
ラフである。
【図3】図3は制御弁のソレノイドに加えられる電流に
対する操作弁の前後の差圧の変化の様子を示すグラフで
ある。
【図4】図4はエンジンの回転数と制御弁のソレノイド
に加えられる電流との関係を示すグラフである。
【図5】図5は操作弁を操作する操作レバーの操作スト
ローク量と作業アクチュエータである油圧シリンダの駆
動速度との関係を示すグラフである。
【図6】図6は従来の技術を説明するために用いた油圧
回路図である。
【符号の説明】
2    油圧ポンプ 3    油圧シリンダ 4    油圧シリンダ 7    操作弁 8    操作弁 12  レギュレータ 13  制御弁 32  回転センサ 33  コントローラ 35  制御弁

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】      油圧ポンプの吐出圧油が供給
    され、操作量に応じて作業機アクチュエータに圧油を供
    給する操作弁と、該操作弁と前記作業機アクチュエータ
    との間の圧油供給路に配設され、前記操作弁から供給さ
    れる圧油を減圧して前記作業機アクチュエータに供給す
    る圧力制御弁とを有し、前記油圧ポンプの吐出圧力と前
    記作業機アクチュエータの負荷圧力との差圧が所定値に
    なるように前記油圧ポンプの吐出流量を制御するように
    した油圧駆動機械の制御装置において、制御指令に応じ
    て前記圧力制御弁における減圧量を可変する手段を具え
    た油圧駆動機械の制御装置。
  2. 【請求項2】      前記油圧ポンプは回転数制御
    されるエンジンによって駆動されるものであり、エンジ
    ンの実回転数または設定回転数が大きくなるにつれて前
    記圧力制御弁における減圧量が小さくなるように該圧力
    制御弁に制御指令を出力するようにした請求項1記載の
    油圧駆動機械の制御装置。
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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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