JPH04299965A - 注ぐと凍る清涼飲料類 - Google Patents
注ぐと凍る清涼飲料類Info
- Publication number
- JPH04299965A JPH04299965A JP3066084A JP6608491A JPH04299965A JP H04299965 A JPH04299965 A JP H04299965A JP 3066084 A JP3066084 A JP 3066084A JP 6608491 A JP6608491 A JP 6608491A JP H04299965 A JPH04299965 A JP H04299965A
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- beverage
- container
- freezing
- soft drinks
- pouring
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
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- 238000007710 freezing Methods 0.000 claims abstract description 18
- 230000008014 freezing Effects 0.000 claims abstract description 18
- 235000013361 beverage Nutrition 0.000 abstract description 17
- 235000015203 fruit juice Nutrition 0.000 abstract description 3
- 238000001816 cooling Methods 0.000 description 12
- 239000011521 glass Substances 0.000 description 12
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- 230000035622 drinking Effects 0.000 description 4
- XAGFODPZIPBFFR-UHFFFAOYSA-N aluminium Chemical compound [Al] XAGFODPZIPBFFR-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 2
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Landscapes
- Confectionery (AREA)
- Non-Alcoholic Beverages (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、清涼飲料類を凍結する
ことなく液体状態を維持し、飲用時容器よりグラス等に
注ぐ際に凍結させることにより、シャーベット状になる
新しい趣向の清涼飲料類に関する。
ことなく液体状態を維持し、飲用時容器よりグラス等に
注ぐ際に凍結させることにより、シャーベット状になる
新しい趣向の清涼飲料類に関する。
【0002】
【従来の技術および課題】清涼飲料類、例えば、果汁ジ
ュースを容器内で凍結させ飲用に供することは、既に知
られており、一般にシャーベットとして知られている。 しかしながら、清涼飲料類は糖等のエキスを含んでおり
均質に凍結させるためには急速な冷凍が必要となる。通
常、一般業務用や家庭用冷凍庫の庫内の冷凍温度は約−
20℃ぐらいで、ジュース類の場合、この温度で凍結す
る。ただし、冷却能力が低いので均質に凍結せず、成分
の分離がおこりエキスの濃い部分と薄い部分に分かれた
りする。これを防ぐためには、あらかじめ急速冷凍した
後、凍結したままで流通するか、シャーベット作製用の
特殊な冷却装置が必要であり、たいへんコストがかかる
。
ュースを容器内で凍結させ飲用に供することは、既に知
られており、一般にシャーベットとして知られている。 しかしながら、清涼飲料類は糖等のエキスを含んでおり
均質に凍結させるためには急速な冷凍が必要となる。通
常、一般業務用や家庭用冷凍庫の庫内の冷凍温度は約−
20℃ぐらいで、ジュース類の場合、この温度で凍結す
る。ただし、冷却能力が低いので均質に凍結せず、成分
の分離がおこりエキスの濃い部分と薄い部分に分かれた
りする。これを防ぐためには、あらかじめ急速冷凍した
後、凍結したままで流通するか、シャーベット作製用の
特殊な冷却装置が必要であり、たいへんコストがかかる
。
【0003】かかる事情に鑑み、本発明者らは、鋭意研
究を重ねた結果、氷点下で凍結させずに清涼飲料類を液
体状態に保ち、すなわち過冷却状態を維持し、これをグ
ラス等に注ぐ際に一瞬にして凍結させることが可能であ
り、これにより新しい趣向清涼飲料が得られることを見
いだし、さらに、この凍結状態が柔らかく、すぐに飲用
に供することが可能であることが判明し、本発明を完成
するに至った。
究を重ねた結果、氷点下で凍結させずに清涼飲料類を液
体状態に保ち、すなわち過冷却状態を維持し、これをグ
ラス等に注ぐ際に一瞬にして凍結させることが可能であ
り、これにより新しい趣向清涼飲料が得られることを見
いだし、さらに、この凍結状態が柔らかく、すぐに飲用
に供することが可能であることが判明し、本発明を完成
するに至った。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明は、容器中で、氷
点下に保持することにより過冷却状態に維持したことを
特徴とする、別の容器に注ぐと凍結する清涼飲料類を提
供するものである。
点下に保持することにより過冷却状態に維持したことを
特徴とする、別の容器に注ぐと凍結する清涼飲料類を提
供するものである。
【0005】本発明の清涼飲料類それ自体は、例えば、
ジュース類、果汁、スポーツ飲料など常法によって得ら
れる公知の清涼飲料類でよい。
ジュース類、果汁、スポーツ飲料など常法によって得ら
れる公知の清涼飲料類でよい。
【0006】本発明は、清涼飲料類を、氷点下で、かつ
、凍結が始まるより高い温度、通常−5〜−10℃に保
持することにより清涼飲料類を過冷却状態になり易いよ
うにするものである。すなわち、ガラス、PET、紙、
アルミ等の原料でできた密閉容器内に公知の方法により
清涼飲料類を充填し、清涼飲料類の凍結開始温度を、あ
らかじめ調べる。次にこの凍結開始温度より1〜5℃高
い温度に清涼飲料類を冷凍庫内で維持することにより液
体のまま維持できる。また、過冷却状態にするには急激
な冷却をするよりもゆっくりと、例えば1〜5℃/時間
の冷却温度で冷却していくほうが、より安定した過冷却
状態が得られる。この過冷却状態にある清涼飲料類を、
慎重に開封し、予め冷やしたグラス、または普通のグラ
スにゆっくり注ぐことにより、一瞬にして凍結せしめ、
手軽に均質なシャーベット状清涼飲料類を得ることが可
能になる。このようにして得られた本発明の清涼飲料類
は冷蔵庫に入れて流通させることができる。
、凍結が始まるより高い温度、通常−5〜−10℃に保
持することにより清涼飲料類を過冷却状態になり易いよ
うにするものである。すなわち、ガラス、PET、紙、
アルミ等の原料でできた密閉容器内に公知の方法により
清涼飲料類を充填し、清涼飲料類の凍結開始温度を、あ
らかじめ調べる。次にこの凍結開始温度より1〜5℃高
い温度に清涼飲料類を冷凍庫内で維持することにより液
体のまま維持できる。また、過冷却状態にするには急激
な冷却をするよりもゆっくりと、例えば1〜5℃/時間
の冷却温度で冷却していくほうが、より安定した過冷却
状態が得られる。この過冷却状態にある清涼飲料類を、
慎重に開封し、予め冷やしたグラス、または普通のグラ
スにゆっくり注ぐことにより、一瞬にして凍結せしめ、
手軽に均質なシャーベット状清涼飲料類を得ることが可
能になる。このようにして得られた本発明の清涼飲料類
は冷蔵庫に入れて流通させることができる。
【0007】
【実施例】つぎに実施例を挙げて本発明をさらに詳しく
説明する。 実施例1 ガラス製容器(180ml容)に市販スポーツ飲料
を充填した。これを家庭用冷凍庫で冷却した。このとき
の冷却曲線を図1に示す。図1に示すようにA点に至る
まで容器内の飲料は液体で存在する。A点で飲料は凍り
始め、B点で最初の凍結を終了する。すなわちこのA点
が凍結開始温度である。A点に近いC点で容器を冷凍庫
より取り出し、慎重に開封し、予め冷やしたグラスに注
ぐと、注いだ飲料はグラス中で凍結を起こし、シャーベ
ット状の飲料を得ることができた。
説明する。 実施例1 ガラス製容器(180ml容)に市販スポーツ飲料
を充填した。これを家庭用冷凍庫で冷却した。このとき
の冷却曲線を図1に示す。図1に示すようにA点に至る
まで容器内の飲料は液体で存在する。A点で飲料は凍り
始め、B点で最初の凍結を終了する。すなわちこのA点
が凍結開始温度である。A点に近いC点で容器を冷凍庫
より取り出し、慎重に開封し、予め冷やしたグラスに注
ぐと、注いだ飲料はグラス中で凍結を起こし、シャーベ
ット状の飲料を得ることができた。
【0008】実施例2
アルミ容器(180ml容)に市販コーヒー飲料を
充填した。この容器を約−10℃の冷凍庫に保存した。 このときの冷却曲線を図2に示す。これを実施例1のよ
うに開封し、グラスに注いだところ、グラス内で凍結を
おこし、シャーベット状の飲料を得ることができた。
充填した。この容器を約−10℃の冷凍庫に保存した。 このときの冷却曲線を図2に示す。これを実施例1のよ
うに開封し、グラスに注いだところ、グラス内で凍結を
おこし、シャーベット状の飲料を得ることができた。
【0009】実施例3
紙パック容器(180ml容)にオレンジ果汁飲料
を充填した。このときの冷却曲線を図3に示す。この容
器を−7℃に冷却し、液体であることを確認した後、こ
れを開封し、予め冷却したグラスに注いだところ、グラ
ス内で凍結をおこし、シャーベット状の飲料を得ること
ができた。
を充填した。このときの冷却曲線を図3に示す。この容
器を−7℃に冷却し、液体であることを確認した後、こ
れを開封し、予め冷却したグラスに注いだところ、グラ
ス内で凍結をおこし、シャーベット状の飲料を得ること
ができた。
【0010】
【発明の効果】本発明によれば、飲用に供する前は液体
であり、飲用時容器に注ぐことにより、飲用に適した程
度に凍結し、新たな趣向の飲料として賞味できる清涼飲
料類が得られる。
であり、飲用時容器に注ぐことにより、飲用に適した程
度に凍結し、新たな趣向の飲料として賞味できる清涼飲
料類が得られる。
【図1】 実施例1の清涼飲料類の冷却曲線である。
【図2】 実施例2の清涼飲料類の冷却曲線である。
【図3】 実施例3の清涼飲料類の冷却曲線である。
Claims (1)
- 【請求項1】 容器中で、氷点下に保持することによ
り過冷却状態に維持し、別の容器に注ぐと凍結すること
を特徴とする清涼飲料類。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3066084A JPH04299965A (ja) | 1991-03-29 | 1991-03-29 | 注ぐと凍る清涼飲料類 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3066084A JPH04299965A (ja) | 1991-03-29 | 1991-03-29 | 注ぐと凍る清涼飲料類 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH04299965A true JPH04299965A (ja) | 1992-10-23 |
Family
ID=13305639
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP3066084A Pending JPH04299965A (ja) | 1991-03-29 | 1991-03-29 | 注ぐと凍る清涼飲料類 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH04299965A (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO1997045022A1 (en) * | 1996-05-31 | 1997-12-04 | Unilever Plc | Manufacture of a frozen food product |
US7524521B2 (en) * | 2001-12-13 | 2009-04-28 | Morinaga Milk Industry Co., Ltd. | Method of preserving food in a supercooled state |
CN112672650A (zh) * | 2019-08-06 | 2021-04-16 | 杰德餐饮有限公司 | 含果肉的果汁制备方法及由此制备的含果肉的果汁 |
-
1991
- 1991-03-29 JP JP3066084A patent/JPH04299965A/ja active Pending
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO1997045022A1 (en) * | 1996-05-31 | 1997-12-04 | Unilever Plc | Manufacture of a frozen food product |
US7524521B2 (en) * | 2001-12-13 | 2009-04-28 | Morinaga Milk Industry Co., Ltd. | Method of preserving food in a supercooled state |
CN112672650A (zh) * | 2019-08-06 | 2021-04-16 | 杰德餐饮有限公司 | 含果肉的果汁制备方法及由此制备的含果肉的果汁 |
JP2021535740A (ja) * | 2019-08-06 | 2021-12-23 | ジェイド エフアンドビー | 果肉含有ジュースの製造方法およびその方法から製造した果肉含有ジュース |
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