JPH04298613A - 位相変更装置 - Google Patents

位相変更装置

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JPH04298613A
JPH04298613A JP3266928A JP26692891A JPH04298613A JP H04298613 A JPH04298613 A JP H04298613A JP 3266928 A JP3266928 A JP 3266928A JP 26692891 A JP26692891 A JP 26692891A JP H04298613 A JPH04298613 A JP H04298613A
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torque
rotating
rotation
change device
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JP3266928A
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English (en)
Inventor
Keith Hampton
キース ハンプトン
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Eaton Corp
Original Assignee
Eaton Corp
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Publication date
Application filed by Eaton Corp filed Critical Eaton Corp
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    • F16ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
    • F16DCOUPLINGS FOR TRANSMITTING ROTATION; CLUTCHES; BRAKES
    • F16D41/00Freewheels or freewheel clutches
    • F16D41/06Freewheels or freewheel clutches with intermediate wedging coupling members between an inner and an outer surface
    • F16D41/08Freewheels or freewheel clutches with intermediate wedging coupling members between an inner and an outer surface with provision for altering the freewheeling action
    • F16D41/10Freewheels or freewheel clutches with intermediate wedging coupling members between an inner and an outer surface with provision for altering the freewheeling action with self-actuated reversing
    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F01MACHINES OR ENGINES IN GENERAL; ENGINE PLANTS IN GENERAL; STEAM ENGINES
    • F01LCYCLICALLY OPERATING VALVES FOR MACHINES OR ENGINES
    • F01L1/00Valve-gear or valve arrangements, e.g. lift-valve gear
    • F01L1/34Valve-gear or valve arrangements, e.g. lift-valve gear characterised by the provision of means for changing the timing of the valves without changing the duration of opening and without affecting the magnitude of the valve lift
    • F01L1/344Valve-gear or valve arrangements, e.g. lift-valve gear characterised by the provision of means for changing the timing of the valves without changing the duration of opening and without affecting the magnitude of the valve lift changing the angular relationship between crankshaft and camshaft, e.g. using helicoidal gear
    • F01L1/34409Valve-gear or valve arrangements, e.g. lift-valve gear characterised by the provision of means for changing the timing of the valves without changing the duration of opening and without affecting the magnitude of the valve lift changing the angular relationship between crankshaft and camshaft, e.g. using helicoidal gear by torque-responsive means
    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F16ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
    • F16DCOUPLINGS FOR TRANSMITTING ROTATION; CLUTCHES; BRAKES
    • F16D3/00Yielding couplings, i.e. with means permitting movement between the connected parts during the drive
    • F16D3/02Yielding couplings, i.e. with means permitting movement between the connected parts during the drive adapted to specific functions
    • F16D3/10Couplings with means for varying the angular relationship of two coaxial shafts during motion
    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F16ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
    • F16DCOUPLINGS FOR TRANSMITTING ROTATION; CLUTCHES; BRAKES
    • F16D41/00Freewheels or freewheel clutches
    • F16D41/06Freewheels or freewheel clutches with intermediate wedging coupling members between an inner and an outer surface
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  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • General Engineering & Computer Science (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Valve Device For Special Equipments (AREA)
  • Valve-Gear Or Valve Arrangements (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、2つの回転部材の間の
角位相関係を変える装置に関する。より具体的には、本
発明は、内燃機間のカム軸とクランク軸の間の角位相関
係を変える装置に関する。
【0002】
【従来の技術】機関のカム軸とクランク軸の間の角位相
関係、すなわち、タイミングを変える装置は公知であり
、例えば、本明細書に引用されている、本願の譲受人に
譲渡された米国特許第3,626,720号および第4
,754,727号を参照すれば明らかである。ミーチ
ェム(Meachem) 他の米国特許第3,626,
720号は、中のピストンを軸方向に移動させるエンジ
ンオイル圧力の選択的吸排出に応答して位相関係を変え
るためのらせんボールスプライン機構を含んでいる。ハ
ンプトン(Hampton) の米国特許第4,754
,727号は、直線形で角度付きのラグ又はスプライン
を介して、支持材と駆動部材を駆動するように連結する
、軸方向に移動自在の前進板を有する装置を開示してい
る。この前進板は、ドラムと前進板との間の相対的回転
に応じて、前進板がドラムに沿って軸方向へ移動するよ
うに、ドラムの上にねじを介して取付けられている。一
方向への相対的回転は、ハブとドラムの間で作用するば
ねによって与えられ、他方向へは、ばね力に抗してドラ
ムの回転を遅らせるように摩擦力を選択的にかけること
によって与えられる。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】公知のように、前記の
位相変更装置は、機関の運転を向上させるために弁開閉
のタイミングを変えるが、この装置および他のこのよう
な装置はいくつかの欠点を有し、それが多量生産を妨げ
、または制限した。例えば、それらは、通常利用可能な
空間内にまとめることが困難になりがちであり、極端な
複雑性を有しがちであり、信頼性が低くなりがちであり
、又は制御困難になりがちである。本発明の目的は、位
相変更を前進させ、又は、後退させるために、トルクの
脈動を利用する手段を有する位相変更装置を提供するこ
とである。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明の特徴によれば、
トルクによって駆動される駆動ラインの第1と第2の部
材を結合し、両者間の回転位相関係を選択的に前進およ
び後退させるための位相変更装置が提供される。トルク
は、一方向の実質的に一定な正の値の部分と、第2の部
材によって周期的に作動される機構による周期的部分と
を有する。一定な部分に対して周期的部分は、一定値に
加わる正のパルスと、一定値から減ずる負のパルスとを
有する、本装置は、第1および第2の部材と直列に配設
され、前進と後退を生ずるように選択的に作動自在であ
る位相変更手段を具備している。
【0005】本改良は、第1および第2の部材と直列に
、そして位相変更手段と並列に、配設されるばね手段を
特徴とする。ばね手段は、第2の部材の回転方向にトル
クをかけるように予め初期負荷がかけられている。この
ばね手段は、トルクの一定部分を実質的に伝達し、それ
により実質的に、位相変更手段内のトルクを駆動ライン
のトルクの周期部分にまで減ずる。本発明の目的は、前
記の欠陥の全てを軽減又は排除する位相変更装置を提供
することである。
【0006】本発明の一特徴によれば、第1と第2の回
転部材を結合し、両者間の回転位相関係を選択的に前進
又は後退させる装置が与えられる。第1と第2の部材の
間に介在する前進および後退用のワンウエイ式のクラッ
チが改良の特徴であり、前進および後退用のクラッチを
それぞれ横切る負および正のトルク脈動に応答して前進
および後退をそれぞれ生ずる作動状態に、前進および後
退用のクラッチが交互に配置されることができる。
【0007】ここで図1ないし図7を参照すると、図1
の14に部分的に輪郭で表され、図2の説明図に部分的
に図解される内燃機間のカム軸12に取付けられ、その
軸線回りに回転する角度の位相変更装置10が図示され
ている。この機関は、図4の矢印Aの時計回り方向に位
相変更装置10とカム軸12を回転させる弁歯車駆動ラ
インのためのトルクを伝達する、図示されないクランク
軸を有する。
【0008】カム軸12は、公知の仕方でバネ18によ
って閉位置に向けて偏倚されている吸気弁および/又は
排気弁16の周期的な開閉を制御する。バネは弁開き中
にカム軸のトルクによって与えられるエネルギーを貯え
、弁閉じ中に貯えたエネルギーを放出し、それにより、
カム軸トルクが、実質的に一定なカム軸トルク部分に加
減される周期的トルクを持つことになる。この実質的に
一定なトルクは、矢印Aの方向への正のトルクであり、
摩擦力のような駆動ラインの回転に対する一定の抗力に
よるものである。周期部分は当然、弁の開閉によるもの
である。
【0009】図3のグラフは、一定トルク曲線Bによっ
て表される比較的低い一定トルクを有する駆動ラインと
、一定トルク曲線Cによって表される、より高い一定ト
ルクを有する駆動ラインとの中の周期トルク脈動の効果
を図解する。容易に判るように、各駆動ラインの全体ト
ルク曲線の周期部分は、一定トルクに加算する部分D,
Eと、一定トルクから減算される部分F,Gとを有する
。曲線Cに係る脈動E,Gはその振幅にわたって正のま
まである。しかし曲線Bに係る脈動D,Fの一部は負で
ある。本願の位相変更装置は、位相変更を行うために、
これらの脈動の正および負の部分を利用する。さらに、
トルク脈動の部分が負でない駆動ラインに位相変更装置
10が適用されるときは、一定トルクの全部又は一部を
バイパスさせる分割バネがこの装置に設けられて、それ
によりトルク脈動は位相変更装置10の位相変更機構に
対して正と負の部分を有するようになる。
【0010】この装置10は、第2の回転部材である被
駆動の支持部材20、第1の回転部材である駆動又はス
プロケット部材22、位相変更手段である複動式のロー
ラクラッチ組立体24、選択手段であるアクチュエータ
組立体28、ばね手段である後退バネ46(図7Bにの
み図示)、および分割ばね30(図1にのみ図示)を有
する。第2の回転部材、すなわち、支持部材20はハブ
部分20aと、ハブ部分から半径方向外方に延在するフ
ランジ部分20bとを含む。フランジ部分は外方の円筒
表面20c、1組の円周方向に隔置されて半径方向に延
びる耳20dを有する。ハブ部分はボルト32のような
締め具によってカム軸の端12aに軸方向に固定され、
両者間の軸方向および回転方向の運動が防止される。位
相変更装置は公知の仕方でカム軸に位置決めされ、ここ
では、ダウエルピンが用いられる。
【0011】第1の回転部材、すなわち、駆動部材22
は実質的に円環形であり、公知の仕方で、図示されてい
ないクランク軸に対して固定された一定の各位相関係で
同期的に駆動される。ここでは、駆動は歯22aに噛み
合う、図示されない循環チェーンを介してなされること
が望ましい。駆動部材の半径方向内方に面する部分は、
フランジ部分の円筒表面20cに支承される円筒表面2
2b、耳20dを受承する円環溝22c,ローラクラッ
チ組立体の外側レースを形成する3個の円弧22dおよ
び各々が後退ストップ22fと前進ストップ22gを形
成する3個の半径方向内方に延びるラグ22eを備えて
いる。円環溝22cの側壁は、支持部材20と駆動部材
22の相対的軸方向運動を防止する。円環溝の側壁端部
22hにある図示されていない円弧状の開口部を通って
、耳20dが円環溝22cに入れられる。
【0012】ローラクラッチ組立体24は、円弧22d
によって形成される外側レース、支持部材20に対して
回転しないように取付けられた内方部材36、3個の後
退ローラ38、3個の前進ローラ40および図7に詳細
に示されるスパイダ42からなっている。内方部材36
は、3個の後退ランプ36a、3個の前進ランプ36b
、3個の後退ストップ36cおよび3個の前進ストップ
36dを有する。後退および前進ランプは3つのグルー
プに分けられる。各ランプの半径方向最内側の部分はレ
ースの面22dからローラ40の直径より大きな距離だ
け離れている。半径方向最外側、すなわち、頂部はレー
スの面からローラの直径より小さい距離だけ離れている
。ストップ22f,36cおよび22g、36dは、回
転部材20と回転部材22の間に所定の最大の相対的回
転を許す。ここで、単なる例として、相対運動を10°
とする。位相変更装置10は、図4では完全後退位置に
、また図5では完全前進位置にある。
【0013】図4において、前進ランプ36bに係合し
ているローラは休止、すなわち、不作動の位置にあり、
後退ランプ36aに係合しているローラは後退ランプと
レースの面の間にくさび状に挟まれた位置にある。図5
では、上述の不作動くさび状の位置が反対になっている
【0014】スパイダ42は半径方向に延びる部分42
aと軸方向に延びる部分42bからなり、後者は、支持
部材止めラグ22eを自由に受承して駆動部材22に対
してスパイダを図4の後退位置から図5の前進位置まで
限定的に回転させる3個の開口部42cと、ローラを相
互に固定された一定の円周方向の間隔に維持する3個の
ローラポケットの2組とを有する。
【0015】選択手段であるアクチュエータ組立体28
は、ボルト32を介してローラクラッチの内方部材36
に対して軸方向および回転方向に移動しないように取付
けられた円筒部材44、両端46a,46bをスパイダ
42と円筒部材44に結合されたらせんバネ46、およ
び部材44の自由端を滑動自在に受承する円筒くぼみ4
8aを有する軸方向に移動可能な部材48からなる。ら
せんバネ46はスパイダを図4の後退位置へ、すなわち
、駆動部材22に対して反時計回りに偏倚させる。部材
44と部材48は、部材48に取付けられて部材44の
外側表面のらせん溝44aの中に部分的に保持されるボ
ール50を介して、相互に軸方向および回転方向の限定
的移動をするように連結される。図6Bでは、部材44
を90°回転させて、溝44aをよく示している。コイ
ルバネ52が部材44,48を軸方向に離して図1の位
置にし、この位置は図4のスパイダの後退位置に相当す
る。連接棒54が部材48をスパイダに連接する。図示
されない、選択的に作動される機構からの力Hによって
、部材48は図6Cの位置に動かされる。図6Cの位置
は図5の前進位置に相当する。ボール50とらせん溝4
4aは、部材48が図1の位置から図6Cの位置に軸方
向運動するのに応じて、部材49を部材44に対して時
計回りに回転させる。そのような相対的な時計回り回転
はまた連接棒54を介して、図5の前進位置にスパイダ
42を回転させる。逆に、らせんバネ46がスパイダ4
2を前進位置に偏倚し、力Hによるアクチュエータ部材
48の軸方向運動がスパイダを後退位置に動かすように
することもできるであろう。
【0016】分割バネ30がその半径方向外方および内
方の端30a,30bにおいて、それぞれ駆動部材22
と支持部材20に取付けられる。ここで分割バネはらせ
ん型のものであるが、他の型式のバネまたは弾性体を用
いることもできる。バネ30は支持部材20とカム軸1
2を時計回りに偏倚し、カム軸によって駆動される弁1
6を除く、全ての要素の摩擦力および駆動力に打ち勝つ
のに必要な一定のトルクにほぼ相当する初期負荷が与え
られる。したがって、バネ30は回転部材22,20間
の一定トルクのトルク通路を与え、ローラクラッチ組立
体は周期的な脈動トルクの平行トルク通路を与える。少
なくとも部分的に負となる、十分に低い一定トルクと脈
動トルクを有する機関では、分割バネ30を削除するこ
ともできる。
【0017】スパイダが反時計回りに偏倚された機関の
運転中、位相変更装置10は通常、図4の時計回り方向
に回転することを考えると、前進ローラ40はレース2
2dと前進ランプ36bの間にあるので作動不能であり
、後退ローラ38はレース22dと後退ランプ36aの
間にくさび関係にあるので作動自在である。周期的トル
ク脈動の正の部分が、駆動部材22を内方レース36に
対して時計回りに回転させようとすると、そのような相
対回転は、前進ローラ40が作動不能、つまり滞留位置
にあるので、前進ローラによって反抗されず、また相対
回転方向が後退ランプ36aの非くさび作用方向である
ので、後退ローラ38によっても反抗されない。周期的
トルク脈動の負の部分は駆動部材22を内方レース部材
36に対して反時計回りに回転させようとする。そのよ
うな相対回転はいま後退ランプ36aのくさび作用方向
にあるから防止される。
【0018】位相変更装置10が後退位置にある機関の
運転中、もしも制御システムがカム軸をクランク軸に対
して前進させる必要を感知したならば、アクチュエータ
部材48を軸方向に図6Cの位置に動かす力Hに応じて
、スパイダ42が時計回りに図5の前進位置に回転され
、後退ローラ38を作動不能に、また前進ローラ40を
作動自在にする。スパイダ42が前進位置にあるときは
、周期的トルク脈動の正部分は依然駆動部材22を内方
レース36に対して時計回りに回転させようとする。 いまそのような相対的回転は前進ランプ36bのくさび
作用方向にあって、ランプ36bとレース22dの間に
ローラ40がくさびとなって、その運動は妨げられる。 周期的トルク脈動の負の部分は依然、駆動部材22を内
方レース36に対して反時計回りに回転させようとする
。そのような相対的回転は、後退ローラ40が作動不能
、すなわち滞留位置にあるので、後退ローラによって反
抗されず、また相対回転の方向が前進ランプ36bの非
くさび作用方向にあるので前進ローラ40によっても反
抗されない。
【0019】トルク脈動、特に負の脈動の大きさと継続
時間は、位相変更装置10が後退と前進の位置の間を動
く早さを決定する。例えば、スパイダ42が前進位置に
動くと、内方部材の完全前進位置を生ずるにはいくつか
の負の脈動が必要になる。すなわち、各々の負の脈動は
単に少しずつの前進を生じるだけであるからである。少
しずつの前進は、ローラ40のくさび作用によって、正
のトルク脈動中にも維持される。
【0020】次に、図8および図9を参照すると、位相
変更装置10と同じ作動原理を具現する位相変更装置1
00が図解されるが、主な相違は複動クラッチ組立体に
関してである。装置100は支持部材102と、駆動部
材104と、複動クラッチ組立体106からなる。支持
部材102は図1に図解されるものと同じ仕方でカム軸
12に連結される。駆動部材104は支持部材102上
に支承され、図示されないクランク軸によって駆動され
る。装置100は装置10と同じ仕方で作動され、位相
変更装置10の分割バネのような分割バネを有すること
もできる。クラッチ組立体106は、ローラ38,40
の代わりの後退および前進くさび108,110、支持
部材と一体に形成される内方部材102a、およびワイ
ヤ枠から形成されるスパイダ112を備えている。タイ
マー部材102が後退および前進ランプ102b,10
2cを形成する。スパイダ枠112は、フープ部分11
4と、一端116aがフープ部分に溶接され、他端11
6bがくさびの穴に受承される複数のJ字形指部116
とを有する。くさびとスパイダ枠の機能は位相変更装置
10で述べたものと同じである。
【0021】説明の目的で本発明の二つの実施例が開示
された。開示された実施例の多くの変更および変形が本
発明の範囲内に含まれると信ずる。特許請求の範囲は、
開示された実施例の発明と、本発明の範囲に含まれる変
更および変形とを網羅することが意図でされている。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の位相変更装置の一実施例の図4の1−
1線に沿う断面図。
【図2】機関の部分断面図。
【図3】機関のカム軸のトルクを示すグラフ。
【図4】図1の4−4線に沿う装置の断面図。
【図5】異なる作動位置にある装置の部分を示す、図4
の装置の部分図。
【図6】(A)は図1の矢印の方向に見た正面図。 (B)は図1に示す装置の部分図。 (C)は図1および図6(A)に示す装置の部分図。
【図7】(A),(B),(C)は装置の一要素の3つ
の異なる図である。
【図8】図9の8−8線に沿う、他の実施例の部分断面
図。
【図9】図8の矢印9方向に見た装置の正面図。
【符号の説明】
10    位相変更装置 12    カム軸 20    第2の回転部材(支持部材)22    
第1の回転部材(駆動部材)24    位相変更手段 30    分割バネ 100    位相変更装置 102    支持部材 104    駆動部材 106    位相変更手段

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】  トルクによって駆動される弁装置の駆
    動系の第1と第2の回転部材(22,20)を結合し、
    両者間の回転位相関係を選択的に前進および後退させる
    位相変更装置(10)であって、前記トルクが、一方向
    への実質的に正の値の一定の部分と、前記第2の回転部
    材(20)によって周期的に作動される弁機構(16)
    に基づく周期的部分とを有し、そして、前記トルクが一
    定の部分に対する周期的部分が一定の部分に加算される
    正のパルスと、一定の部分から減算される負のパルスと
    を有し、前記第1と第2の回転部材(22,20)に直
    列に配設され、前進と後退を生ずるように選択的に作動
    自在である位相変更手段(24,106)を備えており
    、前記第1と第2の回転部材(22,20)に直列に、
    そして、前記位相変更手段(24,106)に並列に配
    設されたばね手段(30)に、前記第2の回転部材(2
    0)にその回転方向にトルクを加えるように、初期荷重
    が与えられていることを特徴とする位相変更装置。
  2. 【請求項2】  第2の回転部材(20)をカム軸(1
    2)に相互に回転しないように、そして、該カム軸の軸
    と同心に固定するためのカム軸の締付手段(32)と、
    クランク軸と、前記クランク軸と位相変更装置の第1の
    回転部材(22)とを連結して前記位相変更装置とカム
    軸を方向(A)へ回転させる、請求項1記載の位相変更
    装置。
  3. 【請求項3】  第1および第2の回転部材(22,2
    0)が共通軸の周りに方向(A)へ回転し、位相変更手
    段(24,106)が、ワンウエイ式の前進および後退
    用のクラッチ手段(40,38;110,108)と、
      各クラッチ手段を不作動と作動の状態に位置づけす
    る選択手段(28)を備えており、各クラッチ手段が、
    不作動の状態では、第1および第2の回転部材(22,
    20)が前記方向(A)へ回転中、負および正のトルク
    の脈動(F,D;G,E)に対して応答せず、前記ワン
    ウエイ式の前進用のクラッチ手段(40,110)が、
    作動の状態では、方向(A)へ回転中、正のトルクの脈
    動(D,E)に応答して回転の後退を防止し、負のトル
    クの脈動(F,G)に応答して回転を前進するように作
    動し、前記ワンウエイ式の後進用のクラッチ手段(38
    ,108)が、作動の状態で、方向(A)へ回転中、負
    のトルクの脈動(F,G)に応答して回転の前進を防止
    し、正のトルクの脈動(D,E)に応答して回転を前進
    させる、請求項1又は2記載の位相変更装置。
  4. 【請求項4】  第1および第2の回転部材(22,2
    0)が共通軸の周りに方向(A)へ回転し、位相変更手
    段(24,106)が、前進および後退用のくさび手段
    (40,38;110,108)と、各くさび手段を不
    作動と作動の状態に移動する選択手段(28)を備えて
    おり、前記くさび手段が、不作動の状態では、回転部材
    が一方向へ回転しているとき、負と正のトルクの脈動に
    対して応答せず、前進用のくさび手段(40,110)
    が、作動の状態で、前記一方向へ回転中、正のトルクの
    脈動(D,E)に応答して、一方の回転部材(20)を
    他方の回転部材(22)に対して後退させることを防止
    するように作動し、負のトルクの脈動(F,G)に応答
    して、前記回転部材(20)を前記回転部材(22)に
    対して前進させるように作動し、後退用のくさび手段(
    38,108)が、作動状態で、前記一方向へ回転中、
    負の脈動(F,G)に応答して前記一方の回転部材(2
    0)を他方の回転部材(22)に対して前進させること
    を防止するように作動し、正の脈動(D,E)に応答し
    て前記回転部材(20)を前記回転部材(22)に対し
    て前進させるように作動する、請求項1又は2記載の位
    相変更装置。
  5. 【請求項5】  前進および後退用のくさび手段が、そ
    れぞれ複数の前進および後退ローラ(40,38)を有
    する、請求項4記載の位相変更装置。
  6. 【請求項6】  ワンウエイ式の前進および後退用のク
    ラッチ手段が、さらに、選択手段(28)に応答してロ
    ーラ(40,38)を作動と不作動の状態間を移動させ
    るスパイダ(42,112)と、前記スパイダ手段を回
    転方向(A)へ偏倚させ、ローラ(38)の1組を作動
    状態へ、ローラ(40)の1組を不作動の状態へ位置づ
    けるばね手段(46)とを有する、請求項5記載の位相
    変更装置。
  7. 【請求項7】  選択手段(28)が、ばね手段(46
    )に抗してスパイダ手段(42,112)を移動させ、
    ローラ(40)の1組を作動の状態に、そして、ローラ
    (38)の1組を不作動の状態に位置づける、請求項6
    記載の位相変更装置。
  8. 【請求項8】  前進および後退の回転の位相を制限す
    るストップ手段(36d,22g;36c,22f)が
    設けられている、請求項1〜7のいずれが1項に記載の
    位相変更装置。
JP3266928A 1990-09-19 1991-09-19 位相変更装置 Pending JPH04298613A (ja)

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GB9120041D0 (en) 1991-11-06
GB2248098B (en) 1994-03-30
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