JPH04297355A - 車両のワイパ−装置 - Google Patents
車両のワイパ−装置Info
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- JPH04297355A JPH04297355A JP3010085A JP1008591A JPH04297355A JP H04297355 A JPH04297355 A JP H04297355A JP 3010085 A JP3010085 A JP 3010085A JP 1008591 A JP1008591 A JP 1008591A JP H04297355 A JPH04297355 A JP H04297355A
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- Japan
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- wiper
- windshield
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- 235000021189 garnishes Nutrition 0.000 claims abstract description 18
- 239000011521 glass Substances 0.000 claims description 15
- 230000000007 visual effect Effects 0.000 abstract 1
- 230000002159 abnormal effect Effects 0.000 description 1
- 239000000463 material Substances 0.000 description 1
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- Body Structure For Vehicles (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、車両のワイパ−装置に
係り、特に、乗員の前方視界の拡大対策に関する。
係り、特に、乗員の前方視界の拡大対策に関する。
【0002】
【従来の技術】従来より、車両のフロントガラス等に配
設されているワイパ−装置は、例えば、特開昭62−1
13636号公報に示されているように、ワイパ−モ−
タと該ワイパ−モ−タに連繋されたワイパ−本体とを備
えて成っている。そして、前記ワイパ−本体は、車体の
カウル部分に立設されたワイパ−シャフトに支持されて
おり、前記ワイパ−モ−タの駆動に伴って該ワイパ−シ
ャフトを中心に揺動するようになっている。また、この
ワイパ−本体は、フロントガラス表面に当接するワイパ
−ブレ−ドを備えており、このワイパ−ブレ−ドが前記
ワイパ−本体の揺動に伴って、フロントガラス表面の雨
滴等を拭取るようになっている。そして、このワイパ−
装置は、その不使用時において、ワイパ−本体がフロン
トガラスの下端縁に沿って水平状態で配置されるように
なっている。
設されているワイパ−装置は、例えば、特開昭62−1
13636号公報に示されているように、ワイパ−モ−
タと該ワイパ−モ−タに連繋されたワイパ−本体とを備
えて成っている。そして、前記ワイパ−本体は、車体の
カウル部分に立設されたワイパ−シャフトに支持されて
おり、前記ワイパ−モ−タの駆動に伴って該ワイパ−シ
ャフトを中心に揺動するようになっている。また、この
ワイパ−本体は、フロントガラス表面に当接するワイパ
−ブレ−ドを備えており、このワイパ−ブレ−ドが前記
ワイパ−本体の揺動に伴って、フロントガラス表面の雨
滴等を拭取るようになっている。そして、このワイパ−
装置は、その不使用時において、ワイパ−本体がフロン
トガラスの下端縁に沿って水平状態で配置されるように
なっている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところが、このような
従来のワイパ−装置にあっては、その不使用時において
、ワイパ−本体がフロントガラスの下端部周辺の視界を
妨げることになる。特に、図7に示すようなオ−バラッ
プタイプのワイパ−装置aにあっては、ワイパ−本体b
のブレ−ド部分が上下方向に重ね合わされるようにして
配置されているために、フロントガラスcの下端部周辺
の視界を大きく妨げていた。また、車体のデザイン上、
カウル部周辺の見映えを向上させようとした場合、この
ようにフロントガラスc上にワイパ−本体bが配置され
ていると、この見映えの向上が図り難いものであった。 更に、このようにワイパ−本体bがフロントガラスc上
に配設されている場合、車両走行時における走行風がワ
イパ−本体bを構成する各種ア−ム材に直接吹付けられ
ることになるため、風切り音が発生し、車室内に異音が
侵入して乗員の不快感を招くといった不具合もあった。
従来のワイパ−装置にあっては、その不使用時において
、ワイパ−本体がフロントガラスの下端部周辺の視界を
妨げることになる。特に、図7に示すようなオ−バラッ
プタイプのワイパ−装置aにあっては、ワイパ−本体b
のブレ−ド部分が上下方向に重ね合わされるようにして
配置されているために、フロントガラスcの下端部周辺
の視界を大きく妨げていた。また、車体のデザイン上、
カウル部周辺の見映えを向上させようとした場合、この
ようにフロントガラスc上にワイパ−本体bが配置され
ていると、この見映えの向上が図り難いものであった。 更に、このようにワイパ−本体bがフロントガラスc上
に配設されている場合、車両走行時における走行風がワ
イパ−本体bを構成する各種ア−ム材に直接吹付けられ
ることになるため、風切り音が発生し、車室内に異音が
侵入して乗員の不快感を招くといった不具合もあった。
【0004】本発明は、これらの点に鑑みてなされたも
のであって、ワイパ−装置の不使用時における前方視界
の確保及び車両走行中の風切り音の防止を可能とする構
成を得ることを目的とする。
のであって、ワイパ−装置の不使用時における前方視界
の確保及び車両走行中の風切り音の防止を可能とする構
成を得ることを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
めに、本発明は、ワイパ−本体を、ワイパ−不使用時に
ピラ−側に収容するようにし、また、走行風がワイパ−
本体に吹付けられないようにした。具体的には、揺動中
心回りに揺動するワイパ−本体によりガラス表面の雨滴
等を拭取るようにした車両のワイパ−装置を前提として
いる。そして、前記ガラスの側縁に配設されたピラ−部
材に、前記ガラスの表面に沿って延びるガ−ニッシュを
配設し、該ガ−ニッシュとガラスとの間に、ガラス中央
側に開口するワイパ−格納空間を形成して、該ワイパ−
格納空間に、ワイパ−不使用時のワイパ−本体を格納す
るようにする。そして、前記ワイパ−本体に、その格納
時において前記ワイパ−格納空間の開口を塞ぐフィンを
取付けるような構成とした。
めに、本発明は、ワイパ−本体を、ワイパ−不使用時に
ピラ−側に収容するようにし、また、走行風がワイパ−
本体に吹付けられないようにした。具体的には、揺動中
心回りに揺動するワイパ−本体によりガラス表面の雨滴
等を拭取るようにした車両のワイパ−装置を前提として
いる。そして、前記ガラスの側縁に配設されたピラ−部
材に、前記ガラスの表面に沿って延びるガ−ニッシュを
配設し、該ガ−ニッシュとガラスとの間に、ガラス中央
側に開口するワイパ−格納空間を形成して、該ワイパ−
格納空間に、ワイパ−不使用時のワイパ−本体を格納す
るようにする。そして、前記ワイパ−本体に、その格納
時において前記ワイパ−格納空間の開口を塞ぐフィンを
取付けるような構成とした。
【0006】
【作用】上記の構成により、本発明では、ワイパ−不使
用時において、ワイパ−本体はガ−ニッシュとガラスと
の間に形成されているワイパ−格納空間に格納される。 そして、この状態では、ガラスの下端部周辺にワイパ−
本体が配設されないため、この部分の乗員の視界が大き
く確保される。また、ワイパ−本体はガ−ニッシュによ
って覆い隠されており、ピラ−部材周辺の見映えが確保
され、更に、前記ワイパ−格納空間の開口はフィンによ
って塞がれているために、走行風がワイパ−本体に吹付
けられることがなく、風切り音の発生が防止される。
用時において、ワイパ−本体はガ−ニッシュとガラスと
の間に形成されているワイパ−格納空間に格納される。 そして、この状態では、ガラスの下端部周辺にワイパ−
本体が配設されないため、この部分の乗員の視界が大き
く確保される。また、ワイパ−本体はガ−ニッシュによ
って覆い隠されており、ピラ−部材周辺の見映えが確保
され、更に、前記ワイパ−格納空間の開口はフィンによ
って塞がれているために、走行風がワイパ−本体に吹付
けられることがなく、風切り音の発生が防止される。
【0007】
【実施例】次に、本発明の一実施例について図面に基づ
いて説明する。図1に示すように、ワイパ−装置1は、
図示しないワイパ−モ−タと、該ワイパ−モ−タに連繋
されたワイパ−本体2とを備えて成っている。このワイ
パ−本体2は、車両のカウル部3の左右両端から所定寸
法を存した位置に立設されたワイパ−シャフト4(図2
参照)に支持されており、前記ワイパ−モ−タの駆動に
よってこのワイパ−シャフト4を中心に揺動してフロン
トガラス5表面の雨滴等を拭取るようになっている。そ
して、このワイパ−装置1の特徴の一つとしては、その
不使用状態において、図1に示すように、ワイパ−本体
2がフロントガラス5の左右両縁に配設されたピラ―部
材としてのフロントピラ−6の内側縁に沿って配置され
るようになっていることである。また、このフロントピ
ラ−6の特徴として、その内側縁には、フロントガラス
5の表面に沿うように車幅方向中央側に向って延びるピ
ラ−ガ−ニッシュ7が取付けられている。このピラ−ガ
−ニッシュ7は、図3及び図6に示すように、前記フロ
ントピラ−6の内側縦壁6aにビス止めされており、前
記ワイパ−本体2の前面側を覆うようになっていて、フ
ロントガラス5との間に、該フロントガラス5の中央側
に開口するワイパ−格納空間Aを形成するようになって
いる。つまり、ワイパ−装置1の不使用時には、ワイパ
−本体2がこのピラ−ガ−ニッシュ7とフロントガラス
5との間のワイパ−格納空間A内に位置され、該ワイパ
−本体2の前側はピラ−ガ−ニッシュによって覆い隠さ
れるようになっている。
いて説明する。図1に示すように、ワイパ−装置1は、
図示しないワイパ−モ−タと、該ワイパ−モ−タに連繋
されたワイパ−本体2とを備えて成っている。このワイ
パ−本体2は、車両のカウル部3の左右両端から所定寸
法を存した位置に立設されたワイパ−シャフト4(図2
参照)に支持されており、前記ワイパ−モ−タの駆動に
よってこのワイパ−シャフト4を中心に揺動してフロン
トガラス5表面の雨滴等を拭取るようになっている。そ
して、このワイパ−装置1の特徴の一つとしては、その
不使用状態において、図1に示すように、ワイパ−本体
2がフロントガラス5の左右両縁に配設されたピラ―部
材としてのフロントピラ−6の内側縁に沿って配置され
るようになっていることである。また、このフロントピ
ラ−6の特徴として、その内側縁には、フロントガラス
5の表面に沿うように車幅方向中央側に向って延びるピ
ラ−ガ−ニッシュ7が取付けられている。このピラ−ガ
−ニッシュ7は、図3及び図6に示すように、前記フロ
ントピラ−6の内側縦壁6aにビス止めされており、前
記ワイパ−本体2の前面側を覆うようになっていて、フ
ロントガラス5との間に、該フロントガラス5の中央側
に開口するワイパ−格納空間Aを形成するようになって
いる。つまり、ワイパ−装置1の不使用時には、ワイパ
−本体2がこのピラ−ガ−ニッシュ7とフロントガラス
5との間のワイパ−格納空間A内に位置され、該ワイパ
−本体2の前側はピラ−ガ−ニッシュによって覆い隠さ
れるようになっている。
【0008】以下、このワイパ−本体2の構成について
説明する。図2に示すように、このワイパ−本体2は、
前記ワイパ−シャフト4に取付けられたワイパ−ア−ム
8を備えている。このワイパ−ア−ム8は、そのワイパ
−シャフト4への取付け位置からフロントピラ−6に向
って延びた後、上方へ折曲されて、この折曲部より上側
が前記フロントピラ−6の傾斜に沿うように形成されて
いる。そして、このワイパ−ア−ム8の上端にはリテ−
ナ9が配設されている。このリテ−ナ9は、その下端部
が水平方向に延びる支軸9aによってワイパ−ア−ム8
の上端部に支持されており、車体前方への回動(矢印B
)が可能となっている。また、このリテ−ナ9の裏側に
は、このリテ−ナ9とワイパ−ア−ム8との間に架設さ
れた図示しないスプリングが備えられ、このスプリング
によって、後述するワイパブレ−ド12のフロントガラ
ス5への押付け力を得るようになっている。そして、リ
テ−ナ9の上端部には、ア−ムピ−ス10を介してヨ−
ク11が取付けられている。このヨ−ク11はプライマ
リヨ−ク11aとセカンダリヨ−ク11b,11bとで
成っており、プライマリヨ−ク11aはその上下方向中
央部が前記ア−ムピ−ス10の上端に取付けられている
。また、セカンダリヨ−ク11bはこのプライマリヨ−
ク11aの上端及び下端に夫々軸支された上下一対の部
材で成っている。そして、各セカンダリヨ−ク11bの
上端から下端に亘ってワイパ−ブレ−ド12が取付けら
れている。このワイパブレ−ド12は、前記セカンダリ
ヨ−ク11bに取付けられたバッキング12aと、該バ
ッキング12aに取付けられて直接フロントガラスに接
触するブレ−ドラバ−12bとで成り、このブレ−ドラ
バ−12bがフロントガラス5の上面に所定の押付け力
でもって押付けられている。このような構成により、こ
のワイパ−本体2は、ワイパ−装置1の不使用時におい
て前記フロントピラ−6の内側縁に沿った位置に配設さ
れ、降雨時などの使用時においてワイパ−シャフト4を
中心に揺動してフロントガラス5表面の雨滴等を拭取る
ようになっている。
説明する。図2に示すように、このワイパ−本体2は、
前記ワイパ−シャフト4に取付けられたワイパ−ア−ム
8を備えている。このワイパ−ア−ム8は、そのワイパ
−シャフト4への取付け位置からフロントピラ−6に向
って延びた後、上方へ折曲されて、この折曲部より上側
が前記フロントピラ−6の傾斜に沿うように形成されて
いる。そして、このワイパ−ア−ム8の上端にはリテ−
ナ9が配設されている。このリテ−ナ9は、その下端部
が水平方向に延びる支軸9aによってワイパ−ア−ム8
の上端部に支持されており、車体前方への回動(矢印B
)が可能となっている。また、このリテ−ナ9の裏側に
は、このリテ−ナ9とワイパ−ア−ム8との間に架設さ
れた図示しないスプリングが備えられ、このスプリング
によって、後述するワイパブレ−ド12のフロントガラ
ス5への押付け力を得るようになっている。そして、リ
テ−ナ9の上端部には、ア−ムピ−ス10を介してヨ−
ク11が取付けられている。このヨ−ク11はプライマ
リヨ−ク11aとセカンダリヨ−ク11b,11bとで
成っており、プライマリヨ−ク11aはその上下方向中
央部が前記ア−ムピ−ス10の上端に取付けられている
。また、セカンダリヨ−ク11bはこのプライマリヨ−
ク11aの上端及び下端に夫々軸支された上下一対の部
材で成っている。そして、各セカンダリヨ−ク11bの
上端から下端に亘ってワイパ−ブレ−ド12が取付けら
れている。このワイパブレ−ド12は、前記セカンダリ
ヨ−ク11bに取付けられたバッキング12aと、該バ
ッキング12aに取付けられて直接フロントガラスに接
触するブレ−ドラバ−12bとで成り、このブレ−ドラ
バ−12bがフロントガラス5の上面に所定の押付け力
でもって押付けられている。このような構成により、こ
のワイパ−本体2は、ワイパ−装置1の不使用時におい
て前記フロントピラ−6の内側縁に沿った位置に配設さ
れ、降雨時などの使用時においてワイパ−シャフト4を
中心に揺動してフロントガラス5表面の雨滴等を拭取る
ようになっている。
【0009】そして、このワイパ−装置1のもう一つの
特徴として、このワイパ−本体2には、本発明で言うフ
ィンを構成する第1及び第2フィン13,14が取付け
られている。第1フィン13は、図4に示すように、プ
ライマリヨ−ク11aにビス止めによって取付けられて
おり、この取付けられた状態では、その表面が車幅方向
中央側に向うに従ってフロントガラス5に向うように下
方に僅かに湾曲しながら傾斜するような形状となってい
る。また、この第1フィン13は、その上端が前記ワイ
パ−ブレ−ド12の上端位置よりも僅かに上方位置に、
下端が前記ワイパブレ−ド12の下端位置よりも僅かに
下方位置に夫々設定されている。そして、この第1フィ
ン13は、図2の如く、その上側半分13aが前記ワイ
パ−本体2の内側全体を覆い隠せるような幅寸法で形成
されており、下側半分13bではその外側部分が削除さ
れている。そして、第2フィン14は、図6に示される
ように、リテ−ナ9にビス止めによって取付けられてお
り、この取付けられた状態では、前述した第1フィン1
3と同様に、その表面が車幅方向中央側に向うに従って
フロントガラス5に向うように僅かに湾曲しながら傾斜
するような形状となっている。また、この第2フィン1
4は、その上端が前記リテ−ナ9の上端位置よりも僅か
に上方位置に、下端が前記リテ−ナ9の下端位置よりも
僅かに上方位置に夫々設定されている。そして、この第
2フィン14は図2の如く、その上側半分14aでは、
その内側部分が削除されており、下側半分14bが前記
ワイパ−本体2の内側全体を覆い隠せるような幅寸法で
形成されている。このようにして、各フィン13,14
が取付けられていることにより、図5に示すように、第
1フィン13の下側半分13bと第2フィン14の上側
半分14aが重ね合わされて配置され、図1に示すよう
に各フィン13,14は一体感をもって配設され、且つ
ワイパ−本体2の内側、つまり、ワイパ−格納空間Aの
開口を覆い隠すようになっている。
特徴として、このワイパ−本体2には、本発明で言うフ
ィンを構成する第1及び第2フィン13,14が取付け
られている。第1フィン13は、図4に示すように、プ
ライマリヨ−ク11aにビス止めによって取付けられて
おり、この取付けられた状態では、その表面が車幅方向
中央側に向うに従ってフロントガラス5に向うように下
方に僅かに湾曲しながら傾斜するような形状となってい
る。また、この第1フィン13は、その上端が前記ワイ
パ−ブレ−ド12の上端位置よりも僅かに上方位置に、
下端が前記ワイパブレ−ド12の下端位置よりも僅かに
下方位置に夫々設定されている。そして、この第1フィ
ン13は、図2の如く、その上側半分13aが前記ワイ
パ−本体2の内側全体を覆い隠せるような幅寸法で形成
されており、下側半分13bではその外側部分が削除さ
れている。そして、第2フィン14は、図6に示される
ように、リテ−ナ9にビス止めによって取付けられてお
り、この取付けられた状態では、前述した第1フィン1
3と同様に、その表面が車幅方向中央側に向うに従って
フロントガラス5に向うように僅かに湾曲しながら傾斜
するような形状となっている。また、この第2フィン1
4は、その上端が前記リテ−ナ9の上端位置よりも僅か
に上方位置に、下端が前記リテ−ナ9の下端位置よりも
僅かに上方位置に夫々設定されている。そして、この第
2フィン14は図2の如く、その上側半分14aでは、
その内側部分が削除されており、下側半分14bが前記
ワイパ−本体2の内側全体を覆い隠せるような幅寸法で
形成されている。このようにして、各フィン13,14
が取付けられていることにより、図5に示すように、第
1フィン13の下側半分13bと第2フィン14の上側
半分14aが重ね合わされて配置され、図1に示すよう
に各フィン13,14は一体感をもって配設され、且つ
ワイパ−本体2の内側、つまり、ワイパ−格納空間Aの
開口を覆い隠すようになっている。
【0010】このような構成により、図1の如くワイパ
−装置1の不使用状態では、ワイパ−本体2がフロント
ピラ−6に沿って配置されているために、従来のように
フロントガラス5の下端部分に配設されることがないた
め、フロントガラス5の下端部分の前方視界が確保され
ることになる。また、このフロントピラ−6に沿って配
置されたワイパ−本体2はピラ−ガ−ニッシュ7及び各
フィン13,14によって覆い隠されているために、車
両のフロントガラス5周辺の見映えが向上される。更に
、各フィン13,14は夫々車幅方向内側に向うに従っ
てフロントガラス5に向うように所定角度をもって傾斜
されているために、車両走行時においてフロントガラス
5の表面を車幅方向外側に向って流れる走行風(図1の
矢印B)は、この各フィン13,14によってフロント
ピラ−6側へ案内され、ワイパ−本体2のリテ−ナ9や
ヨ−ク11に直接吹付けられることがなくなり風切り音
の発生が防止され、乗員に不快感を与えることがない。
−装置1の不使用状態では、ワイパ−本体2がフロント
ピラ−6に沿って配置されているために、従来のように
フロントガラス5の下端部分に配設されることがないた
め、フロントガラス5の下端部分の前方視界が確保され
ることになる。また、このフロントピラ−6に沿って配
置されたワイパ−本体2はピラ−ガ−ニッシュ7及び各
フィン13,14によって覆い隠されているために、車
両のフロントガラス5周辺の見映えが向上される。更に
、各フィン13,14は夫々車幅方向内側に向うに従っ
てフロントガラス5に向うように所定角度をもって傾斜
されているために、車両走行時においてフロントガラス
5の表面を車幅方向外側に向って流れる走行風(図1の
矢印B)は、この各フィン13,14によってフロント
ピラ−6側へ案内され、ワイパ−本体2のリテ−ナ9や
ヨ−ク11に直接吹付けられることがなくなり風切り音
の発生が防止され、乗員に不快感を与えることがない。
【0011】尚、本例は、フロントガラス5に採用され
たワイパ−装置1について説明したが、本発明は、これ
に限らず、リヤワイパ−等への適用も可能である。また
、本例では、2つのフィン13,14を採用するように
したが、1つのフィンをワイパ−本体2の上下両端に亘
って配設するようにしたり、3つ以上のフィンを採用す
るようにしてもよい。
たワイパ−装置1について説明したが、本発明は、これ
に限らず、リヤワイパ−等への適用も可能である。また
、本例では、2つのフィン13,14を採用するように
したが、1つのフィンをワイパ−本体2の上下両端に亘
って配設するようにしたり、3つ以上のフィンを採用す
るようにしてもよい。
【0012】
【発明の効果】上述したように本発明によれば、ワイパ
−不使用時において、ワイパ−本体をピラ−ガ−ニッシ
ュとガラスとの間に形成されたワイパ−格納空間に格納
するようにしたために、ガラスの下端部周辺にワイパ−
本体が配設されず、この部分の乗員の視界を大きく確保
することができる。また、ワイパ−本体がガ−ニッシュ
によって覆い隠されているために、ピラ−部材周辺の見
映えが確保できる。更に、前記ワイパ−格納空間の開口
をフィンによって塞ぐようにしているために、車両走行
中の走行風がワイパ−本体に吹付けられることがなく、
風切り音の発生を防止することができ、乗員に不快感を
与えることがない。
−不使用時において、ワイパ−本体をピラ−ガ−ニッシ
ュとガラスとの間に形成されたワイパ−格納空間に格納
するようにしたために、ガラスの下端部周辺にワイパ−
本体が配設されず、この部分の乗員の視界を大きく確保
することができる。また、ワイパ−本体がガ−ニッシュ
によって覆い隠されているために、ピラ−部材周辺の見
映えが確保できる。更に、前記ワイパ−格納空間の開口
をフィンによって塞ぐようにしているために、車両走行
中の走行風がワイパ−本体に吹付けられることがなく、
風切り音の発生を防止することができ、乗員に不快感を
与えることがない。
【図1】車両のフロントガラス周辺の斜視図である。
【図2】ワイパ−本体を示す斜視図である。
【図3】図2におけるIII −III 線に対応した
位置におけるワイパ−本体周辺の断面図である。
位置におけるワイパ−本体周辺の断面図である。
【図4】図2におけるIV−IV線に対応した位置にお
けるワイパ−本体周辺の断面図である。
けるワイパ−本体周辺の断面図である。
【図5】図2におけるV−V線に対応した位置における
ワイパ−本体周辺の断面図である。
ワイパ−本体周辺の断面図である。
【図6】図2におけるVI−VI線に対応した位置にお
けるワイパ−本体周辺の断面図である。
けるワイパ−本体周辺の断面図である。
【図7】従来例におけるオ−バラップタイプのワイパ−
装置を示す図である。
装置を示す図である。
1 ワイパ−装置
2 ワイパ−本体
5 フロントガラス
6 フロントピラ−(ピラ−部材)7 ピ
ラ−ガ−ニッシュ 13 第1フィン 14 第2フィン A ワイパ−格納空間
ラ−ガ−ニッシュ 13 第1フィン 14 第2フィン A ワイパ−格納空間
Claims (1)
- 【請求項1】 揺動中心回りに揺動するワイパ−本体
によりガラス表面の雨滴等を拭取るようにした車両のワ
イパ−装置であって、前記ガラスの側縁に配設されたピ
ラ−部材には、前記ガラスの表面に沿って延びるガ−ニ
ッシュが配設されており、該ガ−ニッシュとガラスとの
間にはガラス中央側に開口するワイパ−格納空間が形成
されていて、該ワイパ−格納空間にはワイパ−不使用時
のワイパ−本体が格納されるようになっており、前記ワ
イパ−本体には、その格納時に、前記ワイパ−格納空間
の開口を塞ぐフィンが取付けられていることを特徴とす
る車両のワイパ−装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3010085A JPH04297355A (ja) | 1991-01-30 | 1991-01-30 | 車両のワイパ−装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3010085A JPH04297355A (ja) | 1991-01-30 | 1991-01-30 | 車両のワイパ−装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH04297355A true JPH04297355A (ja) | 1992-10-21 |
Family
ID=11740504
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP3010085A Pending JPH04297355A (ja) | 1991-01-30 | 1991-01-30 | 車両のワイパ−装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH04297355A (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2001068421A3 (de) * | 2000-03-17 | 2002-02-14 | Bosch Gmbh Robert | Wischeranlage für kraftfahrzeuge |
EP1571068A1 (fr) * | 2004-03-05 | 2005-09-07 | Peugeot Citroen Automobiles S.A. | Dispositif pour cacher et proteger les balais d'essuie-glace d'un véhicule automobile en position inactive |
JP2008013156A (ja) * | 2006-07-10 | 2008-01-24 | Asmo Co Ltd | ワイパ装置 |
-
1991
- 1991-01-30 JP JP3010085A patent/JPH04297355A/ja active Pending
Cited By (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2001068421A3 (de) * | 2000-03-17 | 2002-02-14 | Bosch Gmbh Robert | Wischeranlage für kraftfahrzeuge |
KR100716445B1 (ko) * | 2000-03-17 | 2007-05-10 | 로베르트 보쉬 게엠베하 | 자동차용 와이퍼 시스템 |
EP1571068A1 (fr) * | 2004-03-05 | 2005-09-07 | Peugeot Citroen Automobiles S.A. | Dispositif pour cacher et proteger les balais d'essuie-glace d'un véhicule automobile en position inactive |
FR2867143A1 (fr) * | 2004-03-05 | 2005-09-09 | Peugeot Citroen Automobiles Sa | Dispositif pour cacher et proteger les balais d'essuie-glace d'un vehicule automobile en position inactive |
JP2008013156A (ja) * | 2006-07-10 | 2008-01-24 | Asmo Co Ltd | ワイパ装置 |
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