JPH04294986A - ロボットアームの長さ測定方法およびこれを用いた水平多関節ロボットの座標値補正方法 - Google Patents

ロボットアームの長さ測定方法およびこれを用いた水平多関節ロボットの座標値補正方法

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JPH04294986A
JPH04294986A JP5891791A JP5891791A JPH04294986A JP H04294986 A JPH04294986 A JP H04294986A JP 5891791 A JP5891791 A JP 5891791A JP 5891791 A JP5891791 A JP 5891791A JP H04294986 A JPH04294986 A JP H04294986A
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JP
Japan
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arm
length
robot
arms
calculated
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JP5891791A
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English (en)
Inventor
Michihiko Hasegawa
美智彦 長谷川
Toyohiko Tokimine
豊彦 常峰
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Sanyo Electric Co Ltd
Original Assignee
Sanyo Electric Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、水平多関節ロボットの
アーム長測定方法および、座標値補正方法に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、水平多関節ロボットの位置決め精
度を確保するため、組み上がった各アームは、測長装置
等でその長さが指定寸法公差内に入っているかどうか検
査し、公差外であれば、組付けを再調整していた。また
、特開昭58−114887公報では、ロボット自体を
測定装置として用い、自身の持つ視覚入力装置に固定さ
れた視覚座標系と、ロボット自体の座標系との相対位置
を認識する。そして、ロボット固有の組付け誤差などに
より発生する、視覚座標系とロボット自体の座標系との
ずれを算出し、視覚座標系の座標値にロボット自体の座
標値が一致するよう補正している。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかし、組み上がった
各アームの長さを測定するには、大型の測長装置が必要
であり、組み上がった状態では精度良く測定できない場
合もあった。また、視覚装置を備えて誤差を補正する方
法では、高価な視覚入力装置や視覚認識装置が必要であ
る。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明は、特別な測長装
置や視覚装置を用いることなく、水平多関節ロボットの
第1アームの旋回中心から所定距離隔たった基準点に、
ティーチングモードで、第1および第2アームを右手系
から左手系にまたは、左手系から右手系に反転させて、
第2アームのハンド中心をそれぞれ位置決めする。そし
て、各アームが反転旋回に要した移動パルス数を計数し
て各旋回角度を算出し、この各旋回角度と前記所定距離
とによって、第1および第2アームの長さを算出する。 さらに、算出した第1および第2アームの長さ寸法と各
々の基準長さ寸法との誤差に基づいて、第2アームのハ
ンド中心の指令座標値を補正する。
【0005】
【作用】水平多関節ロボットの各アーム長を、特別な測
長装置を用いずに算出でき、また、各アーム長に寸法的
バラツキがあっても、ロボットハンドを精度良く指令座
標値に位置決めできる。
【0006】
【実施例】本発明の一実施例について、図に基づいて説
明する。
【0007】図1は本発明ロボットアームの長さ測定方
法およびこれを用いた水平多関節ロボットの座標値補正
方法を実行すべきロボットを示す平面図、図2はその側
面図である。
【0008】1は水平多関節ロボットで、定盤10上の
所定位置に自身のベース2を固定する。31は回転軸が
垂直方向である第1関節であり、第1アーム3の一端が
取り付けられている。41はこの第1アーム3の他端と
、第2アーム4の一端とを結ぶ第2関節を示し、その回
転軸は水平面に対して垂直である。また、このような関
節31、41は、図示しないモータによってその回転角
θ1、θ2が調整され、それぞれ第1アーム3の左右旋
回、第2アーム4の左右旋回を行う。5は第2アーム4
の他端に取り付けられたハンド部で、フィンガ6を図示
しないモータによって上下移動させるZ軸を持つ。7は
図示しない各モータを駆動して、第1、第2関節、ハン
ド部を数値制御し、フィンガ6の把持動作を制御する制
御盤である。8は関節31、41がそれぞれ旋回すると
き、その旋回に要した移動パルス数を各々計数する、す
なわち各関節に内蔵される図示しないロータリーエンコ
ーダの出力パルスを各々計数するカウンタである。11
は定盤10上に設ける寸法既知の基準ポールで、定盤上
のベース2を位置決め固定することによって決まる第1
関節の回転軸位置から、あらかじめ寸法測定した距離だ
け隔てた位置に立っている。
【0009】このような構成を持つ本実施例に係わるア
ーム長測定方法について、図3に基づいて説明する。
【0010】図3において、定盤10上における第1関
節の回転軸位置をA点とし、基準ポール11の中心をC
点とする。まず、ティーチングモードでフリー状態のア
ームを右手系(第1関節の回転軸位置とハンド部とを結
ぶ直線に対し、第2関節の回転軸位置が、ロボット本体
側から見て右側にある状態)から操作して、ハンド部5
のZ軸をほぼポール11の真上に持って行き、Z軸をジ
ョグ動作で徐々に下げてフィンガ6でポールを把持し、
ポール中心C点とハンド部のZ軸位置とを一致させる。 この時関節31、41の旋回に応じて、移動パルス数を
計数していたカウンタの計数値をそれぞれリセットし、
制御盤7にC点のX−Y座標値を記憶させる。この状態
での定盤10上における第2関節の回転軸位置をB点と
する。それから、フィンガ6を解放してハンド部5のZ
軸を上げ、X座標値をほぼ一定に保って一旦Y座標をA
点から遠ざけてアーム3、4を左手系(第1関節の回転
軸位置とハンド部とを結ぶ直線に対し、第2関節の回転
軸位置が、ロボット本体側から見て左側にある状態)に
移動し、再びハンド部をポール11に近づけ右手系で記
憶したC点のX−Y座標位置でハンド部5のZ軸を下げ
、フィンガ6でポールを把持する。この時カウンタ8は
、関節31、41の移動に対応した移動パルス数を計数
しており、各々の計数値と、内蔵するロータリーエンコ
ーダによって決まる1移動パルス当りの各回転角度とを
乗じて、関節31、41各々の旋回角度を算出する。 この関節31が右手系から左手系に移動するための旋回
角度をθ1、関節41が右手系から左手系に移動するた
めの旋回角度をθ2とし、左手系に移動した定盤10上
における第2関節の回転軸位置をB′点とする。
【0011】図3に示すように第1アーム3の長さ、す
なわち線分ABまたは線分AB′の長さをL1、第2ア
ーム4の長さ、すなわち線分BCまたは線分B′Cの長
さをL2とし、第1関節の回転軸から基準ポールの中心
点までの距離、すなわち線分ACの長さをSとすると、
三角形ABCと三角形AB′Cは合同である。従って、
線分ABとACとがなす角αは、
【0012】
【数1】
【0013】で算出され、線分ACとBCとがなす角β
は、
【0014】
【数2】
【0015】で算出される。そして、三角形の一辺の長
さとその両端の角度が決定すると、三角関数の正弦定理
および余弦定理によってL1、L2は、
【0016】
【数3】
【0017】
【数4】
【0018】で現され、これにS、α、βを代入してア
ーム長さL1、L2を算出する。
【0019】さらに、算出された第1アーム3と第2ア
ーム4のアーム長さ寸法と、各々のアームの基準長さ寸
法との誤差量を制御盤7に記憶させ、ロボットを数値制
御する際には、ハンド部5のZ軸の指令座標を前記誤差
量に基づいて位置補正し、Z軸を指令座標通りの位置に
到達させる。
【0020】
【発明の効果】以上のように、本発明ロボットアームの
長さ測定方法およびこれを用いた水平多関節ロボットの
座標値補正方法により、特別な測長装置を用いずに、各
アーム長を精度良く算出でき、また、各アーム長に寸法
的バラツキがあっても、ロボットハンドを精度良く指令
座標値に位置決めできるため、ロボットの出荷検査設備
として高価な測長装置を備える必要がなく、また、複雑
な視覚認識装置等を用いず安価にロボットの位置補正を
行うことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明ロボットアームの長さ測定方法およびこ
れを用いた水平多関節ロボットの座標値補正方法を実行
すべきロボットを示す平面図である。
【図2】本発明ロボットアームの長さ測定方法およびこ
れを用いた水平多関節ロボットの座標値補正方法を実行
すべきロボットを示す側面図である。
【図3】実施例において、アーム長測定方法に係わる各
点の関係を示す平面図である。
【符号の説明】
1  水平多関節ロボット 2  ベース 3、4  アーム 31、41  関節 5  ハンド部 6  フィンガ 7  制御盤 8  カウンタ 10  定盤 11  基準ポール

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】  水平多関節ロボットのアーム長さを測
    定するに際して、第1アームの旋回中心から所定距離隔
    たった基準点に、ティーチングモードで、第1および第
    2アームを右手系から左手系にまたは、左手系から右手
    系に反転させて、第2アームのハンド中心をそれぞれ位
    置決めし、各アームが反転旋回に要した移動パルス数を
    計数して各旋回角度を算出し、この各旋回角度と前記所
    定距離とによって、第1および第2アームの長さを算出
    することを特徴とするロボットアームの長さ測定方法。
  2. 【請求項2】  請求項1の測定方法によって算出した
    第1および第2アームの長さ寸法と各々の基準長さ寸法
    との誤差に基づいて、第2アームのハンド中心の指令座
    標値を補正することを特徴とする水平多関節ロボットの
    座標値補正方法。
JP5891791A 1991-03-22 1991-03-22 ロボットアームの長さ測定方法およびこれを用いた水平多関節ロボットの座標値補正方法 Pending JPH04294986A (ja)

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