JPH04291621A - 移動表示方式 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】

【０００１】

【産業上の利用分野】本発明は、グラフィックディスプ
レイを用いてデータを追加、変更する情報処理装置にお
ける移動表示方式に関する。グラフィックディスプレイ
を用いて、インターラクティブにデータを操作する情報
処理装置においては、なるべく少ないヒット回数で操作
できることが望ましい。

【０００２】すなわち、いかにして座標の移動のための
画面のヒット回数を抑えるかが操作上で重要なポイント
になっている。

【０００３】

【従来の技術】グラフィックディスプレイを用いてデー
タを操作する情報処理装置においては、画面という窓枠
を通して対象をみることになる。このとき、操作する対
象が窓枠に比べ大きい場合には、表示範囲を拡大して表
示することになる。対象の全景を見るには、ユーザーが
窓枠を徐々に移動する操作を行わなければならない。

【０００４】さらに、対象に操作を加える場合には、（
１）対象に対する操作のオペレーション（２）操作範囲
が窓枠の外になりそうなときの窓枠の移動のオペレーシ
ョン の２つの操作を画面に加えながら、作業を進めて行かな
ければならない。

【０００５】

【発明が解決しようとする課題】このような従来の移動
表示方式にあっては、窓枠に入りきらない対象物の場合
には、窓枠の移動のオペレーションが必要となり、操作
が非常に煩雑になってしまう。例えば、図６に示すよう
に、ａからｂに線を引くために、画面のａとｂを順番に
ヒットして、線を引くが、さらにｃまで線を結びたい場
合には、窓枠の移動のオペレーションが必要となる。

【０００６】このように、座標の画面移動のための画面
のヒットが必要となるので、操作性が悪いという問題点
があった。本発明は、このような従来の問題点に鑑みて
なされたものであって、操作性を向上させることができ
る移動表示方式を提供することを目的としている。

【０００７】

【課題を解決するための手段】図１は本発明の原理説明
図である。図１において、１はデータを操作するための
ディスプレイ、３Ａはヒットした入力データの座標位置
を検出する検出手段、３Ｂは検出した座標位置が画面の
所定の範囲内にあるか否かを判別する判別手段、３Ｃは
範囲外のとき中央座標との差を求めて移動量を演算する
演算手段、３Ｄは移動量に応じて画面の移動を行う移動
手段である。

【０００８】

【作用】本発明においては、ヒットしたデータの座標位
置を検出し、次に、検出した座標位置が画面の所定の範
囲内にあるか否かを判別する。所定の範囲内にないとき
は、中央座標との差を求めて、画面の中央となるような
移動量を演算し、移動量に応じて画面の移動を行う。

【０００９】このように、座標の画面移動のための画面
ヒットが不要となり、移動のオペレーションが不要とな
るので、操作性を向上させることができる。

【００１０】

【実施例】以下、本発明の実施例を図面に基づいて説明
する。図２〜図５は本発明の一実施例を示す図である。 図２において、１はグラフィックディスプレイ（ディス
プレイ）であり、グラフィックディスプレイ１はインタ
フェース部２を介してＣＰＵ３に接続されている。

【００１１】４はデータの座標を入力する座標入力部で
あり、座標入力部４はインタフェース部５を介してＣＰ
Ｕ３に接続されている。６はデータが更新され、取り出
されるディスク装置（データベース）であり、ディスク
装置６はインタフェース部７を介してＣＰＵ３に接続さ
れている。ＣＰＵは各部を制御するとともに、ヒットし
た入力データの座標位置を検出する検出手段３Ａ、検出
した座標位置が画面の所定の範囲内にあるか否かを判別
する判別手段３Ｂ、範囲外のとき中央座標との差を求め
て所定の移動量を演算する演算手段３Ｃおよび移動量に
応じて画面の移動を行う移動手段３Ｄとしての機能を有
する。

【００１２】次に、動作を説明する。図３は本発明の動
作を説明するためのフローチャートである。図３におい
て、まず、ステップＳ１で画面の中央座標を設定する。 ここで設定した中央座標ｄを図４に示す。次に、ステッ
プＳ２で座標入力部４より入力し、ヒットした座標位置
を求める。ここでは、例えば、図４のｂの座標位置を求
める。

【００１３】次に、ステップＳ３で求めた座標位置が所
定の範囲内にあるか否かを判定する。図４において、ｅ
は所定の範囲を示し、この場合には、求めた座標位置ｂ
が所定の範囲ｅ内にない。求めた座標位置ｂが所定の範
囲ｅ内にあるときは、終了となる。次に、求めた座標位
置ｂが所定の範囲ｅ内にないときは、ステップＳ４で前
記中央座標ｄとの差を求めて移動量を演算する。

【００１４】そして、ステップＳ５で移動量に応じて画
面の移動を行う。図５に示すように、移動した後の画面
には、ｃが入るのでｂの次に連続してデータを入力する
ことができる。このように、座標の画面移動のための画
面ヒットが不要となるので、操作性を向上させることが
できる。

【００１５】

【発明の効果】以上説明してきたように、本発明によれ
ば、座標が所定の範囲外のときは、自動的に画面に中央
に移動させるようにしたため、画面移動のオペレーショ
ンを行う必要がなく、操作性を向上させることができる
。

【図面の簡単な説明】

【図１】本発明の原理説明図

【図２】本発明の一実施例を示す図

【図３】動作を説明するフローチャート

【図４】移動前
の画面を示す図

【図５】移動後の画面を示す図

【図６】問題点の説明図

【符号の説明】

１：グラフィックディスプレイ（ディスプレイ）２，５
，７：インタフェース部 ３：ＣＰＵ ３Ａ：検出手段 ３Ｂ：判別手段 ３Ｃ：演算手段 ３Ｄ：移動手段 ４：座標入力部 ６：ディスク装置

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. 【請求項１】ディスプレイ（１）を用いて、データを操
   作する情報処理装置において、ヒットした入力データの
   座標位置を検出する検出手段（３Ａ）と、検出した座標
   位置が画面の所定の範囲内にあるか否かを判別する判別
   手段（３Ｂ）と、範囲外のとき中央座標との差を求めて
   移動量を演算する演算手段（３Ｃ）と、移動量に応じて
   画面の移動を行う移動手段（３Ｄ）とを備え、連続して
   データを入力表示することを特徴とする移動表示方式。