JPH04290622A - コイルスプリング - Google Patents

コイルスプリング

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JPH04290622A
JPH04290622A JP8090191A JP8090191A JPH04290622A JP H04290622 A JPH04290622 A JP H04290622A JP 8090191 A JP8090191 A JP 8090191A JP 8090191 A JP8090191 A JP 8090191A JP H04290622 A JPH04290622 A JP H04290622A
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JP
Japan
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coil spring
coil
springs
pitch
shape
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JP8090191A
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Mitsuhiro Murata
光広 村田
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Denso Corp
Original Assignee
NipponDenso Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、コイルスプリングに関
するもので、詳細には、自動組付けされるのに適した長
円状コイルスプリングに関するものである。
【0002】
【従来の技術】一般に、トランスファーライン等の自動
組付装置により機械、器具等の製品内部にコイルスプリ
ングを組付けるものがあるが、この自動組付装置には、
振動搬送方式の部品供給機により長円状のコイルスプリ
ングを供給するものが知られている。このような部品供
給機により搬送される長円状コイルスプリングの仕様は
、例えば必要荷重、要求寿命等の観点より外形、長さ等
の所要寸法より、コイルスプリングの線径、巻外形、巻
数、線間ピッチ等が決定されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、部品供
給機により従来の形状の長円状コイルスプリングを搬送
する場合、コイルスプリング同士が絡み合って一個一個
のコイルスプリングを分離することが困難となり、個々
のコイルスプリングを搬送ないし供給するのに支障を来
すという問題がある。
【0004】例えば、図6に示す長円状コイルスプリン
グ1の巻きピッチPの端部における間隔aが大きくなる
と、図7に示すようにコイルスプリング1、2同士が絡
みやすい。このような隣合うコイルスプリング1、2同
士の絡みは、振動を受けると元の状態に戻らずさらに絡
み合いの度合いが大きくなり、互いのコイルスプリング
1、2を分離することが困難となり、そのため多数のコ
イルスプリング1を個別に搬送することが出来なくなり
、自動組付機での個々のコイルスプリング1の組付け動
作に支障を来すという問題がある。
【0005】本発明は、このような問題点を解決するた
めになされたもので、コイルスプリング同士が絡み付く
ことの少ない形状の長円状コイルスプリングを提供する
ことにより、自動組み付け稼動率を大幅に向上させるこ
とを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】前記課題を解決するため
の本発明によるコイルスプリングは、長円状のコイルス
プリングにおいて、コイルスプリングの少なくとも一方
の端部は、P1 :端部ピッチ、P2 :巻き始め(巻
き終り)ピッチ、P3 :Pの隣接ピッチ、d  :線
径、DC :長円スプリング長径とすると、
【数2】 を満足する形状をもつことを特徴とする。
【0007】
【作用】本発明のコイルスプリングによれば、数2を満
たすときコイルスプリングが絡まない理由は次のように
説明される。まず、コイルスプリングの絡み合った状態
を図2に示す。図2中に幾何学的にコイルスプリングの
絡み合い状態を記載したように、図中所定の距離x、y
、L、La 、Lb 、角度αとすると、コイルスプリ
ングが絡み合わない条件は、
【数3】
【数4】 ただし、
【数5】 となる。
【0008】ところで、距離x、yは、
【数6】
【数7】 と表わされ、またLa 、Lb は、表わされる。
【数8】
【数9】 と表わされる。よって
【数10】 ■式を■式に代入し、さらにこの■式と■式を■式に代
入すると、
【数11】 となる。ゆえに■、■、■の各式より
【数12】 を満足するときコイルスプリングは絡まない。
【0009】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面に基づいて説明
する。本発明の実施例によるコイルスプリングは、例え
ば図3に示すような自動搬送式部品供給装置3により供
給される。部品供給装置3の容器4の内周面に螺旋状の
搬送路5が形成され、この搬送路5上を個々のコイルス
プリング10が搬送されて取り出し口6からa方向に取
り出される。容器4内のコイルスプリング10を補給す
るときは容器4上端開口部の投入口4aからコイルスプ
リング10を補給する。
【0010】コイルスプリング10は、図1(A)、(
B)に示すように、長円状にコイル線材11を巻いたも
のである。コイル線11の線径は一様であり、P1 :
端部ピッチ、 P2 :巻き始めピッチ(巻き終りピッチ)、P3 :
前記P2 に隣接する隣接ピッチ、d  :線径、 DC :長円コイルスプリングの長径、とすると、次式
のように表される。
【数13】
【0011】前記数13式を満足する長円状コイルスプ
リングの形状に設定すると、図4に示すように、第1の
コイルスプリング10に対し隣り合う第2のコイルスプ
リング20が矢印c方向に相対的に移動すると、図4(
B)に示すように、さらに、第1のコイルスプリング1
0に対しd方向に第2のコイルスプリング20を移動し
ようとしたとき、スプリング同士が互いに接触し絡む方
向に移動しようとする。しかし、両コイルスプリング1
0、20の前記した特有の形状の関係によって、第2の
コイルスプリング20の20a部は、第1のコイルスプ
リング10の10a部に対し図4(B)に示す位置より
もd方向に移動しない。すなわち、互いのコイルスプリ
ング10と20が絡み合いの度合いを大きくする方向へ
の移動が阻止される。そのため、第1のコイルスプリン
グ10と第2のコイルスプリング20の堅固な絡み合い
が阻止されるとともに、図3に示す部品供給装置3の容
器4内での振動により第1のコイルスプリング10と第
2のコイルスプリング20は再び切り放される。したが
って搬送路5上において個々のコイルスプリング10が
独立して分離された状態で個々に搬送される。
【0012】次に、前記実施例によるコイルスプリング
を従来の比較例によるコイルスプリングと対比すると、
次のとおりである。従来の比較例によるコイルスプリン
グによると、図5(A)に示すように、第1のコイルス
プリング1に対し矢印e方向に第2のコイルスプリング
2が移動すると、隣り合うコイルスプリング1、2同士
が絡み合いさらに矢印e方向に移動すると図5(B)に
示すように、第2のコイルスプリング2の2a部が第1
のコイルスプリング1の1b部を乗り越したとき、第1
のコイルスプリング1と第2のコイルスプリング2とが
互いに絡み合う。この絡み状態になったとき部品供給装
置の中でのコイルスプリング1とコイルスプリング2と
が互いの弾発力により絡み付いて外れなくなり、そのた
めコイルスプリングが供給不能となる。これは、従来の
長円状コイルスプリングの形状が絡み合いやすい形状を
もつことに基づくものである。
【0013】本発明者による実験により前記実施例によ
るコイルスプリングの巻き付き効果を従来のコイルスプ
リングと比較した結果、その実験結果は次のとおりであ
った。振動搬送方式の部品供給機を用いてテストした。 テストの結果、従来のコイルスプリングでは2000個
中126個が絡みを生じた。これに対し本発明の実施例
によるコイルスプリングによると2000個中24個が
絡みあった。このテスト結果より本発明の実施例による
コイルスプリングによると、従来品のコイルスプリング
に比べ80%以上もコイルの絡み合いを回避することが
できた。
【0014】
【発明の効果】以上説明したように、本発明のコイルス
プリングによると、前述したような所定の形状に設定す
ることにより、コイルスプリング同士が干渉する前に振
動によりスプリング同士が分離され、コイルスプリング
同士の絡み付き状態を大幅に低減することができるので
、振動搬送式の部品供給装置によってこのようなコイル
スプリングを供給するとき、個々のコイルスプリングを
切り放して自動組付装置に供給されるため、自動組付装
置の稼動率を大幅にアップすることができるという効果
がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】(A)は本発明の実施例によるコイルスプリン
グを示す平面図である。(B)は本発明の実施例による
側面図である。
【図2】本発明の実施例によるコイルスプリングの接触
時の作用を示す説明図である。
【図3】部品供給装置の実施例を示す斜視図である。
【図4】本発明の実施例によるコイルスプリングが接触
し合う状態を示す説明図である。
【図5】従来の比較例によるコイルスプリングが接触し
合う状態を示す説明図である。
【図6】(A)は従来例によるコイルスプリングを示す
平面図である。(B)は従来例のコイルスプリングを示
す側面図である。
【図7】従来例のコイルスプリング同士が絡み合う状態
を説明する説明図である。
【符号の説明】
10  コイルスプリング 11  コイル線 20  コイルスプリング

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】長円状のコイルスプリングにおいて、コイ
    ルスプリングの少なくとも一方の端部は、P1 :端部
    ピッチ、 P2 :巻き始め(巻き終り)ピッチ、P3 :Pの隣
    接ピッチ、 d  :線径、 DC :長円スプリング長径とすると、【数1】 を満足する形状をもつことを特徴とするコイルスプリン
    グ。
JP8090191A 1991-03-18 1991-03-18 コイルスプリング Expired - Lifetime JP2967600B2 (ja)

Priority Applications (1)

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JP8090191A JP2967600B2 (ja) 1991-03-18 1991-03-18 コイルスプリング

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JP8090191A JP2967600B2 (ja) 1991-03-18 1991-03-18 コイルスプリング

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JPH04290622A true JPH04290622A (ja) 1992-10-15
JP2967600B2 JP2967600B2 (ja) 1999-10-25

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ID=13731274

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008164031A (ja) * 2006-12-27 2008-07-17 Jtekt Corp 一方向クラッチ
JP2013095054A (ja) * 2011-10-31 2013-05-20 Pentel Corp ボールペンチップ用コイルスプリング

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008164031A (ja) * 2006-12-27 2008-07-17 Jtekt Corp 一方向クラッチ
JP2013095054A (ja) * 2011-10-31 2013-05-20 Pentel Corp ボールペンチップ用コイルスプリング

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