JPH04288496A - ドロップ・バレル式銃砲 - Google Patents

ドロップ・バレル式銃砲

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Publication number
JPH04288496A
JPH04288496A JP3001554A JP155491A JPH04288496A JP H04288496 A JPH04288496 A JP H04288496A JP 3001554 A JP3001554 A JP 3001554A JP 155491 A JP155491 A JP 155491A JP H04288496 A JPH04288496 A JP H04288496A
Authority
JP
Japan
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barrel
case
extractor
ejector
gun
Prior art date
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Pending
Application number
JP3001554A
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English (en)
Inventor
Horst Blaser
ホルスト ブラーゼル
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Dynamit Nobel AG
Original Assignee
Dynamit Nobel AG
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Filing date
Publication date
Application filed by Dynamit Nobel AG filed Critical Dynamit Nobel AG
Publication of JPH04288496A publication Critical patent/JPH04288496A/ja
Pending legal-status Critical Current

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    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F41WEAPONS
    • F41AFUNCTIONAL FEATURES OR DETAILS COMMON TO BOTH SMALLARMS AND ORDNANCE, e.g. CANNONS; MOUNTINGS FOR SMALLARMS OR ORDNANCE
    • F41A15/00Cartridge extractors, i.e. devices for pulling cartridges or cartridge cases at least partially out of the cartridge chamber; Cartridge ejectors, i.e. devices for throwing the extracted cartridges or cartridge cases free of the gun
    • F41A15/06Cartridge extractors, i.e. devices for pulling cartridges or cartridge cases at least partially out of the cartridge chamber; Cartridge ejectors, i.e. devices for throwing the extracted cartridges or cartridge cases free of the gun for breakdown guns

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  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • General Engineering & Computer Science (AREA)
  • Apparatus For Making Beverages (AREA)
  • Coating Apparatus (AREA)
  • Ink Jet (AREA)
  • Casting Support Devices, Ladles, And Melt Control Thereby (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、少なくとも1本の銃身
と、モノブロックに内設された打殻薬筒放出装置とを備
え、該打殻薬筒放出装置が銃身毎に、銃身方向に可動の
1つのケース・エジェクタを有し、該ケース・エジェク
タが銃身のドロップ傾動時にケース・エキストラクタに
設けたカムと該カムに対応して銃尾筒に設けたガイドと
を介して後座位置から復座位置へ可動でありかつ銃身の
伸直時には前記とは逆の運動を行い、しかも該銃身伸直
時には同時にエジェクタばねが緊張されるようになって
おり、また銃身毎に銃身壁を貫通する1本の制御ピンが
設けられており、該制御ピンが撃発・発射終了後、銃身
のドロップ傾動時にはケース・エジェクタを緊張位置に
留め、銃身の完全なドロップ時に始めて前記緊張位置を
解除させる形式のドロップ・バレル式銃砲に関するもの
である。
【0002】
【従来の技術】前記形式の銃砲は狩猟のほか主としてス
キート又はクレー射撃において使用されるが、高い発射
回数のゆえにきわめて強い応力にさらされている。打殻
薬筒(空ケース)放出装置の或る部分がその際に受ける
応力は特に顕著である。殊にスペース上の理由から、該
部分は、その負荷の点から必要とするほど強固には設計
することができない。打殻薬筒放出装置が引金による撃
発動作を経て制御される場合、狩猟又は射撃競技の終了
後に撃鉄のばねが薬筒無装填で空撃ちによって弛緩され
るので、銃砲の次期開放時に打殻薬筒放出装置が働いて
しまうという事態が生じることがある。このような事態
が銃砲にとって不利であるのは、打殻薬筒放出装置が薬
筒不在のゆえに、エネルギを消費する作業を行う必要が
ないために高いピーク応力が発生するからである。
【0003】欧州特許第103568号明細書によれば
引金機構による薬筒放出装置の機械的制御に代えて、薬
筒撃発時に薬室内に発生するガス圧を用いた制御方式が
採用されている。このような銃砲では各銃身の壁内に制
御ピンが嵌込まれており、該制御ピンは、薬筒壁の拡張
によって幾分外方へ動かされ、かつ制御ピンのこの微小
の運動によって、制御ピンの先端がケース(薬筒)・エ
キストラクタに形状接続式に係合し該ケース・エキスト
ラクタをコッキング(緊張)した位置に保つことになる
。銃身のドロップ傾動動作の終期にエジェクタラッチの
作動によって前記係合接続は解除され、かつ、その際急
激に緊張ばねから薬筒放出装置に伝達される衝撃力が空
ケースの放出のために使用される。
【0004】前記欧州特許第103568号明細書に開
示されている打殻薬筒放出装置は、この発想の転換によ
って別の欠点を甘受せざるをえなくなったという欠点を
有している。コッキング装置の制御部が銃身とケース・
エキストラクタとの間に収容されており、これは製造技
術の点から見てきわめて好ましくないことである。銃身
壁内における十分の数ミリメートルにすぎない制御ピン
の微小運動は機能確実性に対してネガティブな影響を及
ぼす。殊にこの構造の場合、再調整又は後加工は不可能
である。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】本発明の課題は、前記
従来技術の欠点を緩和し銃砲の耐久性と機能確実性を高
めることである。
【0006】
【課題を解決するための手段】前記課題を解決する本発
明の構成手段は、係止部を有する制御フラップがモノブ
ロックの外側に装着されており、該制御フラップが、銃
身方向に対して直角な軸線を中心として可動であり、制
御ピンがケース・エジェクタには係合せず、発射終了後
に制御フラップを持上げ、しかも制御ピンの進出時に制
御フラップの係止部がケース・エジェクタのエッジに当
接し、これによって該ケース・エジェクタが、銃身のド
ロップ続行中は差当って緊張位置に留まるのに対して、
制御フラップの不偏位位置ではケース・エジェクタの運
動が阻止されないようにした点にある。
【0007】本発明の決定的な点は、制御ピンがケース
・エジェクタに対して直接に銃身側から作用せず、むし
ろ該制御ピンには付加的に、外側から良好にアクセス可
能な制御フラップが設けられており、該制御フラップの
切換え距離が梃子作用に基づいて制御ピンの運動距離に
対比して増大可能であり、かつ該制御部材が製造技術の
点から見て著しく良好に操作可能であり、これによって
銃砲の機能確実性が高められることである。制御フラッ
プに設けた係止部の前縁運動は、制御ピンの運動と同じ
方向に行われる。
【0008】本発明の有利な構成ではケース・エジェク
タは2部分から構成されている。なお本発明では、その
第1の部分については、すなわち薬筒リムに係合するケ
ース・エジェクタ部分に対しては、ケース・エキストラ
クタという慣用語が使用され、またケース・エキストラ
クタの制御を掌るケース・エジェクタの第2の部分は抽
筒子と呼ばれる。
【0009】ケース・エジェクタをこのように2部分に
分割したことによって種々の利点が得られる。ケース・
エキストラクタは円形孔内でガイドすることができる。 このような円形孔を設けるに当って、モノブロックには
該円形孔のためのスペースは充分に存在しており、また
ケース・エキストラクタをガイドするための円形孔によ
ってモノブロックが弱体化されることもない。ガイド孔
が円形の場合、各銃身毎のケース・エキストラクタは等
しく構成することができる。ただ抽筒子は、銃身のいず
れの側で使用されるかに応じて異なっているにすぎない
。ケース・エキストラクタの回動防止は抽筒子によって
行うことができる。それというのは抽筒子は溝によって
回動を防止されているからである。ケース・エキストラ
クタの半径方向ガイドは、抽筒子とケース・エキストラ
クタとの互いに向き合った2つの縦方向面によって得ら
れるのが有利であり、しかも両縦方向面は、後述のよう
にケース・エキストラクタと抽筒子との相互間隔を変化
させることも可能にする。
【0010】特に有利な構成ではケース・エキストラク
タと抽筒子とはばねを介して弾性的に結合されており、
その場合ケース・エキストラクタの運動距離は、カムに
よって強制ガイドされる抽筒子の運動距離に等しいか又
は該抽筒子運動距離よりも小である。このようにすれば
、発射動作の終了前にすでにケース・エキストラクタは
完全に引込まれた状態にあり、かつ薬筒は圧力負荷なし
に銃尾筒を通って薬室内へ滑り込むことができる。
【0011】更に又、ケース・エキストラクタにかかる
衝撃負荷がばねによって低減され、それによって銃砲の
耐久性と機能確実性が改善される。エジェクタばねは慣
用のように前床によって被覆されている。ケース・エジ
ェクタは、銃身が銃尾筒内へ侵入する以前に制御突起を
介して銃尾筒の制御カムを介してすでに完全に引込まれ
る。銃身の完全閉鎖時に、抽筒子とケース・エキストラ
クタとの間のばねは、該ばねが引張りばねとして又は圧
縮ばねとして構成されているかに応じて伸長又は緊縮さ
れる。すでに完全に後座したケース・エキストラクタと
、カムによって強制ガイドされた抽筒子において過負荷
が生じることはない。
【0012】制御ピンは段部によって、銃身内へ過度に
侵入したり、抜け落ちたり、回動したりするのを防止さ
れている。
【0013】銃身の伸直時に緊張されるエジェクタばね
は、ケース・エジェクタがその運動行程の80〜90%
進んだら、ケース・エジェクタにもはや作用しないよう
にするのが殊に有利である。また、エジェクタばねによ
って負荷される加圧ピン又は抽筒子に緩衝子を設けて、
騒音を減衰するのが有利である。殊に有利な構成では制
御フラップの運動も、殊に抽筒子のカムにゴムリング又
はプラスチックリングに設けることによって緩衝されて
いる。
【0014】また制御フラップは、該制御フラップに設
けた連結ラグによってモノブロックに設けた溝内をヒン
ジ運動可能にガイドされているのが有利である。
【0015】更に有利な構成によれば、外部からアクセ
ス可能なスタッドねじがモノブロックに設けられており
、該スタッドねじが完全にねじ込まれた場合には、該ス
タッドねじによって、制御ピンによる制御フラップの運
動が阻止される。このようにすれば自動エジェクタを簡
単に遮断することが可能である。
【0016】本発明の装置の有利な別の構成では、制御
フラップにモノブロック側から押圧力をかけるばねが設
けられている。このようにすれば、制御装置が「難動性
」にされ、これによって機能確実性が一層高められる。 それというのは、発射がなされなかったのに制御フラッ
プが持上るという事態が確実に除かれるからである。本
発明の有利な構成では複連銃の場合のケース・エキスト
ラクタとそのガイドは、各銃身に対して単一タイプを採
用できるように構成されている。
【0017】
【実施例】次に図面に基づいて本発明の実施例を詳説す
る。
【0018】図1には、2本の銃身2,3を有するモノ
ブロック1がケース・エキストラクタ(抽筒器)4の復
座位置で示されている。この復座位置は、銃身を完全に
ドロップ(折曲傾動)した場合に常に得られる。撃発・
発射がなされていない場合には、ドロップ動作時に、押
圧ばねとして構成されたエジェクタばね5のばね作用に
基づいて、薬筒を保持するケース・エキストラクタ4は
ドロップ傾動運動に相応して徐々に前記復座位置へシフ
トされる。発射が終了した場合にはケース・エキストラ
クタ4は、図2に示したようにコッキング位置に係止す
る。銃身が完全にドロップ傾動された場合に始めて抽筒
運動のロックが解除される。このロック解除は、銃尾筒
のヒンジ域に設けた付加部によって制御フラップ11を
内向きに押圧し、これによって係止部17からカム6を
解放することによって行われる。エジェクタばね5によ
って伝達される衝撃によって空ケース(打殻薬筒)は銃
外に放出(エジェクト)される。
【0019】ケース・エキストラクタ4の運動はカム6
を介して行われ、該カムは、ケース・エキストラクタを
ドロップ動作時には復座位置から後座位置へ、閉鎖(銃
身伸直)動作時には後座位置から復座位置へガイドする
ように銃尾筒内で強制ガイドされる。二連銃の場合には
このようなカムが両銃身の両側に装着されている。
【0020】銃身2の壁には制御ピン7が嵌込まれてお
り、該制御ピンは図3では断面図で示されている。制御
ピン7は、銃身壁の対応縁に当接する段部8を有してい
る。これによって制御ピン7の、ケースに適合された先
端部9が銃身内へ過度に突入するようなことはなくなる
。制御ピン7の他方の側でフライス切削によって生じた
エッジ10によって、制御ピン7を制御フラップ11に
支持することが可能になり、これによって制御ピンは回
動と抜け落ちを防止されている。
【0021】制御フラップ11は旋回軸線12を中心と
して回動可能であり、図4に特に例示されている。該制
御フラップ11は長アーム13を有している。制御ピン
7が制御フラップ11を銃身から幾分押し離すと(図1
及び図2によれば図平面外へ)、これによって惹起され
る長アーム13の端部14における運動は、制御ピン運
動よりも強められた運動を生ぜしめる。制御フラップ1
1には連結ラグ15が設けられており、該連結ラグは、
モノブロック1に設けた対応溝16(図8)と相俟って
ヒンジとして作用する。制御フラップ11は係止部17
を有しており、該係止部はケース・エジェクタのカム6
のエッジに対応する。なお後述するようにケース・エジ
ェクタは2部分から成り、かつカム6は抽筒子18(図
6)に固定されており、該抽筒子はばね27を介してケ
ース・エキストラクタ4と連結されているが、このこと
は係止部17の機能にとって重要なことではない。
【0022】銃身を完全に閉鎖した場合ケース・エキス
トラクタ4は、図2に示したよりも幾分多くモノブロッ
ク1内へ押込まれている。エジェクタばね5はこの状態
では最大限に緊張されている。
【0023】エジェクタばね5はピン19によってガイ
ドされており、該ピン自体はブシュ20によってばね受
け板20a内に保持されかつモノブロック1の内孔内で
軸方向に摺動可能にガイドされる。ピン19はモノブロ
ック1寄りに鍔21を有し、該鍔はブシュ20と同様に
ばね受けとして役立つ。その場合ピン19上の鍔21の
位置は、ケース・エキストラクタ4の復座位置において
ケース・エキストラクタ4のために或る程度の遊び(全
行程の5〜15%)が残されているように規定されてい
る。鍔21とエジェクタばね5との間に複数の中間リン
グを挿入することによってばね力が変化され、これによ
って空ケースの放出距離を変化することが可能である。
【0024】図5及び図6には、ケース・エジェクタの
両部分、ケース・エキストラクタ4及び抽筒子18が示
されており、これらのエレメントからケース・エジェク
タが構成されているのが殊に有利である。ケース・エキ
ストラクタ4は円筒形の基体22を有し、これによって
銃身端部域においてモノブロック1内での円形ガイドが
可能になる。このように構成した場合には上部銃身2及
び下部銃身3用のケース・エキストラクタ4を等しく構
成することが可能である。ケース・エキストラクタ4の
回動防止は、図6において断面図で示した抽筒子18に
よって行われ、この場合銃砲の右手に装着された部材は
銃砲の左手に装着された部材とは構造の点で(鏡映対称
)異なっている。
【0025】ケース・エキストラクタ4が抽筒子18と
一緒に組合わされている場合、互いに平行な2つの面2
3,24が互いに重なり合っており、こうして、カム6
の範囲でいずれにしてもガイドされる抽筒子18がケー
ス・エキストラクタ4の回動も防止することが保証され
る。図5の(a)に示したねじ25は、抽筒子18内の
雌ねじ山部26にだけ噛合うことができ、ケース・エキ
ストラクタ4の内部では滑動するにすぎない。ばね27
に基づいて、ケース・エキストラクタ4と抽筒子18と
は異なった軸方向運動を行うことができる。これによっ
てピーク応力の減成が得られる。それのみならず、銃砲
の閉鎖時に薬筒(ケース)を適正時点に引込みかつ銃尾
筒に沿って擦過させないようにすることも簡単に保証さ
れる。銃身の完全なドロップ動作前にケース・エキスト
ラクタ4が引込まれると直ちに閉鎖運動はばね27に基
づいて更に抽筒子18の運動を生ぜしめる。
【0026】抽筒子18のカム6に設けた孔にはOリン
グの形の緩衝子28が装着されており、該緩衝子によっ
てカム6に当接する制御フラップ縁29のはね返りが制
動される。
【0027】図7には制御ピン7と制御フラップ11と
の協働作用状態が示されている。特に図7から判るよう
に、制御フラップ11によるケース・エキストラクタ4
の制御部がモノブロック1の外側に位置しているので、
これによってアクセスが容易になる。更に又、モノブロ
ック1を許容不能に弱体化することなくケース・エキス
トラクタ4をモノブロック1に設けた円形孔30内でガ
イドすることが可能になる。
【0028】図8には本発明のケース・エジェクタがそ
の他の細部と共に示されている。図8には、ケース・エ
キストラクタ4、抽筒子18及び、制御ピン7によって
駆動され旋回軸線12を中心として傾動可能な制御フラ
ップ11が示されており、しかもこの図示位置では、カ
ム6に対立している制御フラップ11の係止部17はケ
ース・エジェクタの運動をロックしている(コッキング
位置)。モノブロック1に穿設された雌ねじ山を有する
孔31にはインナーヘッドねじ32が差込まれ、該イン
ナーヘッドねじは、その先端が制御フラップ11の長ア
ーム13の端部14に設けた孔33内に達するまでねじ
込むことができる。これによってコッキング位置では制
御ピン7による旋回軸線12を中心とする制御フラップ
11の傾動運動が阻止される。自動的に作動するケース
・エジェクタのこのような単純な遮断可能性はこれまで
所望されていたが、単なるスペース上の理由から公知の
銃砲ではこれまで実現されなかった。
【0029】またインナーヘッドねじ32によって制御
装置の可動性を変化することもできる。欧州特許第10
3568号明細書によれば制御ピン7は「難動性」でな
ければならない。このような条件は満たしにくく、ある
いは、比較的長期間にわたって維持することは困難であ
る。本発明の装置ではこの難動性は、制御ピン運動を伝
達しかつ増強するエレメントとしての制御フラップ11
によっても引受けることができる。具体的には可動性は
例えば、インナーヘッドねじ32によって程度の差こそ
あれ強く制御フラップ11の長アーム13に押圧される
ばね34の押圧力によって変化される。
【0030】銃身のドロップ動作の終期の空ケースによ
る緊張位置の解除は銃尾筒の張出し面によって行われ、
該張出し面によって、モノブロック1から幾分張出して
いる制御フラップ11が銃身寄りに押圧され、その結果
、制御ピン7は制御フラップ11の係止部17上を摺動
することができ、かつエジェクタばね5は迅速に弛緩す
ることになる。
【図面の簡単な説明】
【図1】銃身を完全折曲傾動した状態で示したケース・
エジェクタを備えたモノブロックの側面図である。
【図2】銃身を部分的に折曲傾動した状態でケース・エ
ジェクタをコッキング位置で示したモノブロックの側面
図である。
【図3】制御ピンの断面図である。
【図4】制御フラップの側面図である。
【図5】(a)はケース・エキストラクタの断面図であ
る。 (b)はケース・エキストラクタの平面図である。
【図6】(a)は抽筒子の正面図である。 (b)は抽筒子の部分断面図である。 (c)は抽筒子の平面図である。
【図7】制御ピンのレベルで断面した二連銃銃身の断面
図である。
【図8】自動ケース・エジェクタのロック装置と制御フ
ラップを示す図である。
【符号の説明】
1    モノブロック 2,3    銃身 4    ケース・エキストラクタ 5    エジェクタばね 6    カム 7    制御ピン 8    制御ピンの段部 9    制御ピンの先端部 10    制御ピンのエッジ 11    制御フラップ 12    制御フラップの旋回軸線 13    制御フラップの長アーム 14    長アームの端部 15    制御フラップの連結ラグ 16    溝 17    係止部 18    抽筒子 19    ピン 20    ブシュ 20a    ばね受け板 21    鍔 22    円筒形基体 23    ケース・エキストラクタの面24    
抽筒子の面 25    ねじ 26    雌ねじ山部 27    ばね 28    緩衝子 29    カムに当接する制御フラップ縁30   
 円形孔 31    雌ねじ山を有する孔 32    インナーヘッドねじ 33    制御フラップの長アーム端部の孔34  
  ばね

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】  少なくとも1本の銃身(2,3)と、
    モノブロック(1)に内設された打殻薬筒放出装置とを
    備え、該打殻薬筒放出装置が銃身毎に、銃身方向に可動
    の1つのケース・エジェクタを有し、該ケース・エジェ
    クタが銃身のドロップ傾動時にケース・エキストラクタ
    (4)に設けたカム(6)と該カムに対応して銃尾筒に
    設けたガイドとを介して後座位置から復座位置(図1)
    へ可動でありかつ銃身(2,3)の伸直時には前記とは
    逆の運動を行い、しかも該銃身伸直時には同時にエジェ
    クタばね(5)が緊張されるようになっており、また銃
    身毎に銃身壁を貫通する1本の制御ピン(7)が設けら
    れており、該制御ピンが撃発・発射終了後、銃身のドロ
    ップ傾動時にはケース・エジェクタを緊張位置に留め、
    銃身の完全なドロップ時に始めて前記緊張位置を解除さ
    せる形式のドロップ・バレル式銃砲において、係止部(
    17)を有する制御フラップ(11)がモノブロック(
    1)の外側に装着されており、該制御フラップ(11)
    が、銃身方向に対して直角な軸線(12)を中心として
    可動であり、制御ピン(7)がケース・エジェクタには
    係合せず、発射終了後に制御フラップ(11)を持上げ
    、しかも制御ピン(7)の進出時に制御フラップ(11
    )の係止部(17)がケース・エジェクタのエッジ(1
    0)に当接し、これによって該ケース・エジェクタが、
    銃身のドロップ続行中は差当って緊張位置(図2)に留
    まるのに対して、制御フラップ(11)の不偏位位置で
    はケース・エジェクタの運動が阻止されないようにした
    ことを特徴とする、ドロップ・バレル式銃砲。
  2. 【請求項2】  ケース・エジェクタが2部分つまりケ
    ース・エキストラクタ(4)と抽筒子(18)とから構
    成されている、請求項1記載のドロップ・バレル式銃砲
  3. 【請求項3】  ケース・エキストラクタ(4)と抽筒
    子(18)とがばね(27)を介して弾性的に結合され
    ていて、前記ケース・エキストラクタ(4)の運動距離
    が、カム(6)によって強制ガイドされる抽筒子(18
    )の運動距離に等しいか又は該抽筒子の運動距離よりも
    小さくなるようにした、請求項1又は2記載のドロップ
    ・バレル式銃砲。
  4. 【請求項4】  ケース・エキストラクタ(4)が円形
    ガイドを有し、かつ、該ケース・エキストラクタ(4)
    の縦方向面(23)が、ガイドされる抽筒子(18)の
    対応した縦方向面(24)に当接することによって前記
    ケース・エキストラクタ(4)の回動が防止されている
    、請求項1から3までのいずれか1項記載のドロップ・
    バレル式銃砲。
  5. 【請求項5】  各銃身のためのケース・エキストラク
    タ(4)が等しく構成されている、請求項1から4まで
    のいずれか1項記載のドロップ・バレル式銃砲。
  6. 【請求項6】  ケース・エジェクタに及ぼすエジェク
    タばね(5)の作用が、復座位置においてはケース・エ
    ジェクタの運動距離の最終部分には及ばない、請求項1
    から5までのいずれか1項記載のドロップ・バレル式銃
    砲。
  7. 【請求項7】  エジェクタばね(5)が緩衝されてい
    る、請求項1から6までのいずれか1項記載のドロップ
    ・バレル式銃砲。
  8. 【請求項8】  制御フラップ(11)が連結ラグ(1
    5)によってモノブロック(1)に設けた溝(16)内
    でガイドされている、請求項1から7までのいずれか1
    項記載のドロップ・バレル式銃砲。
  9. 【請求項9】  外部からアクセス可能なスタッドねじ
    (32)がモノブロック(1)に設けられており、該ス
    タッドねじによって、制御ピン(7)による制御フラッ
    プ(11)の運動が阻止される、請求項1から8までの
    いずれか1項記載のドロップ・バレル式銃砲。
  10. 【請求項10】  制御フラップ(11)に側方から押
    圧力を及ぼす押圧ばね(34)が設けられている、請求
    項1から9までのいずれか1項記載のドロップ・バレル
    式銃砲。
JP3001554A 1990-01-13 1991-01-10 ドロップ・バレル式銃砲 Pending JPH04288496A (ja)

Applications Claiming Priority (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
DE4000816.9 1990-01-13
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