JPH04285599A - 衣類乾燥機 - Google Patents
衣類乾燥機Info
- Publication number
- JPH04285599A JPH04285599A JP3049537A JP4953791A JPH04285599A JP H04285599 A JPH04285599 A JP H04285599A JP 3049537 A JP3049537 A JP 3049537A JP 4953791 A JP4953791 A JP 4953791A JP H04285599 A JPH04285599 A JP H04285599A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- temperature
- drying
- drum
- drying air
- outlet
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Granted
Links
- 238000001035 drying Methods 0.000 title claims abstract description 50
- 238000007791 dehumidification Methods 0.000 claims description 10
- 238000010981 drying operation Methods 0.000 claims description 5
- 238000010438 heat treatment Methods 0.000 claims description 4
- 238000013021 overheating Methods 0.000 abstract description 6
- 239000011347 resin Substances 0.000 abstract description 5
- 229920005989 resin Polymers 0.000 abstract description 5
- 238000001816 cooling Methods 0.000 description 2
- 230000007423 decrease Effects 0.000 description 2
- 230000003111 delayed effect Effects 0.000 description 2
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 2
- 229910010293 ceramic material Inorganic materials 0.000 description 1
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 1
- 230000004048 modification Effects 0.000 description 1
- 238000012986 modification Methods 0.000 description 1
- 239000003566 sealing material Substances 0.000 description 1
- 238000011144 upstream manufacturing Methods 0.000 description 1
- 238000009423 ventilation Methods 0.000 description 1
- XLYOFNOQVPJJNP-UHFFFAOYSA-N water Substances O XLYOFNOQVPJJNP-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 1
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、衣類を収容したドラム
の出口と入口とに乾燥風の循環路を接続し、この出口近
くにリントフィルタ−を配置し、入口側に正温度抵抗特
性のハニカム状のヒ−タを配置し、このヒ−タとドラム
出口間に乾燥風から除湿する除湿装置を配置し、この除
湿装置による除湿前後の乾燥風温度を検知する第1、第
2の温度検知器を設け、乾燥制御手段がこの除湿前後の
乾燥風温度の差と制御温度差との比較に基づいて乾燥作
業を制御すると共に、第1温度検知器での乾燥風の検知
温度が所定の上限温度に到達したときには乾燥風の加熱
を停止させる衣類乾燥機に関する。
の出口と入口とに乾燥風の循環路を接続し、この出口近
くにリントフィルタ−を配置し、入口側に正温度抵抗特
性のハニカム状のヒ−タを配置し、このヒ−タとドラム
出口間に乾燥風から除湿する除湿装置を配置し、この除
湿装置による除湿前後の乾燥風温度を検知する第1、第
2の温度検知器を設け、乾燥制御手段がこの除湿前後の
乾燥風温度の差と制御温度差との比較に基づいて乾燥作
業を制御すると共に、第1温度検知器での乾燥風の検知
温度が所定の上限温度に到達したときには乾燥風の加熱
を停止させる衣類乾燥機に関する。
【0002】
【従来の技術】この種の衣類乾燥機で、例えば特公昭6
2−6836号公報では、衣類(負荷)の種類、量に応
じて発生する乾燥風温度差信号によって通常の乾燥作業
を制御し、まれに、特定された1つの上限温度(85℃
)以上にドラム出口温度がなると、これは少量負荷或る
いは無負荷と判定して乾燥風のヒ−タによる加熱を停止
し、ク−ルダウンさせることを開示している。ただ、こ
の制御では、リントフィルタ−が目づまりしていない正
常時に可能であるが、目づまりすると、終了の乾燥風温
度差信号が出ず、乾燥風温度も上限温度に到達せず、実
際には乾燥できていても、だらだらと乾燥作業を続けて
過乾燥になることがあった。
2−6836号公報では、衣類(負荷)の種類、量に応
じて発生する乾燥風温度差信号によって通常の乾燥作業
を制御し、まれに、特定された1つの上限温度(85℃
)以上にドラム出口温度がなると、これは少量負荷或る
いは無負荷と判定して乾燥風のヒ−タによる加熱を停止
し、ク−ルダウンさせることを開示している。ただ、こ
の制御では、リントフィルタ−が目づまりしていない正
常時に可能であるが、目づまりすると、終了の乾燥風温
度差信号が出ず、乾燥風温度も上限温度に到達せず、実
際には乾燥できていても、だらだらと乾燥作業を続けて
過乾燥になることがあった。
【0003】そこで、特開昭63−260596号公報
では、第3の温度検知器をヒ−タ出口(ドラム入口)に
設け、ここでの検知温度を第1、第2温度検知器での検
知温度と共に処理してリントフィルタ−やヒ−タでの目
づまりを判定し、この判定結果により乾燥風温度差信号
を補正し、過乾燥を防止するようにしている。
では、第3の温度検知器をヒ−タ出口(ドラム入口)に
設け、ここでの検知温度を第1、第2温度検知器での検
知温度と共に処理してリントフィルタ−やヒ−タでの目
づまりを判定し、この判定結果により乾燥風温度差信号
を補正し、過乾燥を防止するようにしている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかし、この特開昭6
3−260596号公報では、フィルタ−目づまりに、
周囲温度が非常に高い或るいは少量負荷であるという条
件が重なると、乾燥終了の制御が遅れたり、不可能にな
る。特に、この種のヒ−タでは、通風量が極端に減少し
ても、ヒ−タ出口近傍で最大250℃となるので、周囲
温度が非常に高いという条件下で終了制御が遅れたとき
に、高温の乾燥風の反射によって、樹脂等で形成される
ことが多いドア等を熱変形させることがあった。
3−260596号公報では、フィルタ−目づまりに、
周囲温度が非常に高い或るいは少量負荷であるという条
件が重なると、乾燥終了の制御が遅れたり、不可能にな
る。特に、この種のヒ−タでは、通風量が極端に減少し
ても、ヒ−タ出口近傍で最大250℃となるので、周囲
温度が非常に高いという条件下で終了制御が遅れたとき
に、高温の乾燥風の反射によって、樹脂等で形成される
ことが多いドア等を熱変形させることがあった。
【0005】本発明は、フィルタ−の目づまり、周囲温
度に対応した自動的な乾燥制御を行い、過乾燥及び過熱
を防止せんとするものである。
度に対応した自動的な乾燥制御を行い、過乾燥及び過熱
を防止せんとするものである。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明は、リントフィル
タ−の目づまり状態に応じて、乾燥終了の制御のために
除湿前後の乾燥風温度の差と比較される制御温度差と、
ドラム出口で検知される乾燥風温度の上限を示す温度と
を変更する変更部を備えた構成である。
タ−の目づまり状態に応じて、乾燥終了の制御のために
除湿前後の乾燥風温度の差と比較される制御温度差と、
ドラム出口で検知される乾燥風温度の上限を示す温度と
を変更する変更部を備えた構成である。
【0007】また、本発明は、周囲温度に応じて、乾燥
終了の制御のために除湿前後の乾燥風温度の差と比較さ
れる制御温度差と、ドラム出口で検知される乾燥風温度
の上限を示す温度とを変更する変更部を備えた構成であ
る。
終了の制御のために除湿前後の乾燥風温度の差と比較さ
れる制御温度差と、ドラム出口で検知される乾燥風温度
の上限を示す温度とを変更する変更部を備えた構成であ
る。
【0008】
【作用】即ち、フィルタ−の目づまりを各温度検知器で
の検知温度、その温度差、ヒ−タ電流等により判定し、
また、周囲温度をヒ−タ入口の乾燥風温度(周囲温度に
比例する)や別途設けた温度センサにより判定し、これ
らの判定結果に応じて変更部が制御温度差及び上限温度
を変化させる。例えば、フィルタ−目づまりが進行する
と、制御温度差及び上限温度を低くし、周囲温度が高い
ときも制御温度差及び上限温度を低くし、過熱の発生を
抑えるのである。
の検知温度、その温度差、ヒ−タ電流等により判定し、
また、周囲温度をヒ−タ入口の乾燥風温度(周囲温度に
比例する)や別途設けた温度センサにより判定し、これ
らの判定結果に応じて変更部が制御温度差及び上限温度
を変化させる。例えば、フィルタ−目づまりが進行する
と、制御温度差及び上限温度を低くし、周囲温度が高い
ときも制御温度差及び上限温度を低くし、過熱の発生を
抑えるのである。
【0009】
【実施例】実施例を図面に基づいて説明すると、衣類乾
燥機の機枠1は、その前部の中央に衣類の投入口2を設
け、その後部には外部空気の導入口3と導出口4を設け
ている。この機枠1内にあって、樹脂製で横軸型のドラ
ム5は、その前部内周縁が環状のドラム支持板6の外周
縁にフェルト等を介して回転自在に支持され、後面中央
が支軸7に回転自在に軸支されている。
燥機の機枠1は、その前部の中央に衣類の投入口2を設
け、その後部には外部空気の導入口3と導出口4を設け
ている。この機枠1内にあって、樹脂製で横軸型のドラ
ム5は、その前部内周縁が環状のドラム支持板6の外周
縁にフェルト等を介して回転自在に支持され、後面中央
が支軸7に回転自在に軸支されている。
【0010】このドラム支持板6は、投入口2の口縁に
固定され、支軸7は、機枠1の後部と、その内側に横方
向に架設された支持板8とに固定されている。
固定され、支軸7は、機枠1の後部と、その内側に横方
向に架設された支持板8とに固定されている。
【0011】支持板8と機枠1の後面との間にあって、
これらを一部利用したファンケ−シング9は、前後面に
羽根を有する遠心型のファン10を、支軸7に回転自在
に軸支し、ファン10の前面の循環側には、上記ドラム
支持板6の下部一側に開けられたドラム5への入口11
に至る循環路12を連通している。ドラム5の後面及び
支持板8には、ファンケ−シング9に通ずる出口13が
設けてあり、この出口13をシ−ル材14が囲んでいる
。ファン10の後面の冷却側は、導入口3と導出口4を
介して機枠1外部と連通している。このファンケ−シン
グ9及びファン10が、乾燥風を外気と熱交換して除湿
する除湿装置を構成する。
これらを一部利用したファンケ−シング9は、前後面に
羽根を有する遠心型のファン10を、支軸7に回転自在
に軸支し、ファン10の前面の循環側には、上記ドラム
支持板6の下部一側に開けられたドラム5への入口11
に至る循環路12を連通している。ドラム5の後面及び
支持板8には、ファンケ−シング9に通ずる出口13が
設けてあり、この出口13をシ−ル材14が囲んでいる
。ファン10の後面の冷却側は、導入口3と導出口4を
介して機枠1外部と連通している。このファンケ−シン
グ9及びファン10が、乾燥風を外気と熱交換して除湿
する除湿装置を構成する。
【0012】入口11直前の循環路12には、セラミッ
ク材料をハニカム状にした正温度抵抗特性のヒ−タ15
複数が横列に設けられ、循環路12の最下部には、機枠
1外に通ずるドレン口16が設けられ、ドラム5内には
、出口13を覆うリントフィルタ−17が着脱自在に設
けられ、ドラム5及びファン10には、モ−タ18の回
転力がプ−リ・ベルトを介して伝達されるようになって
いる。投入口2は、樹脂製のドア19を左右方向に回動
することにより、開閉される。
ク材料をハニカム状にした正温度抵抗特性のヒ−タ15
複数が横列に設けられ、循環路12の最下部には、機枠
1外に通ずるドレン口16が設けられ、ドラム5内には
、出口13を覆うリントフィルタ−17が着脱自在に設
けられ、ドラム5及びファン10には、モ−タ18の回
転力がプ−リ・ベルトを介して伝達されるようになって
いる。投入口2は、樹脂製のドア19を左右方向に回動
することにより、開閉される。
【0013】リントフィルタ−17及びドラム出口13
の下流側の支持板8には、そこで除湿前の乾燥風温度を
検知する第1温度検知器20が配置してあり、循環路1
2内のヒ−タ15の上流側には、外気との熱交換による
除湿後の乾燥風温度を検知する第2温度検知器21が配
置してあり、循環路12内のヒ−タ15の下流で入口1
1近傍には、再加熱された乾燥風温度を検知する第3温
度検知器22が配置してある。
の下流側の支持板8には、そこで除湿前の乾燥風温度を
検知する第1温度検知器20が配置してあり、循環路1
2内のヒ−タ15の上流側には、外気との熱交換による
除湿後の乾燥風温度を検知する第2温度検知器21が配
置してあり、循環路12内のヒ−タ15の下流で入口1
1近傍には、再加熱された乾燥風温度を検知する第3温
度検知器22が配置してある。
【0014】図2で示すように、一般的なマイクロコン
ピュ−タからなる乾燥制御手段23は、温度検知器20
、21、22が検知した温度をドラム出口温度K1、ヒ
−タ入口温度K2、ヒ−タ出口温度K3として入力し、
二つの温度K1、K2から温度差T1を演算し、二つの
温度K2、K3から温度差T2を演算する。図4で示す
ように、周囲温度は、ヒ−タ入口温度に比例するので、
ヒ−タ入口温度K2で代用することができる。この乾燥
制御手段23には、乾燥作業全体を制御するプログラム
が設定してあり、また数種の上限温度KM、限度温度差
TMが設定され、さらにこの上限温度KM、限度温度差
TMを、温度差T2及びヒ−タ入口温度K2(別途温度
検知器で周囲温度を検知する場合は、その周囲温度)を
入力とするファジ−ル−ルに基づいて変更(選択)する
変更部24が備えられている。
ピュ−タからなる乾燥制御手段23は、温度検知器20
、21、22が検知した温度をドラム出口温度K1、ヒ
−タ入口温度K2、ヒ−タ出口温度K3として入力し、
二つの温度K1、K2から温度差T1を演算し、二つの
温度K2、K3から温度差T2を演算する。図4で示す
ように、周囲温度は、ヒ−タ入口温度に比例するので、
ヒ−タ入口温度K2で代用することができる。この乾燥
制御手段23には、乾燥作業全体を制御するプログラム
が設定してあり、また数種の上限温度KM、限度温度差
TMが設定され、さらにこの上限温度KM、限度温度差
TMを、温度差T2及びヒ−タ入口温度K2(別途温度
検知器で周囲温度を検知する場合は、その周囲温度)を
入力とするファジ−ル−ルに基づいて変更(選択)する
変更部24が備えられている。
【0015】かくして、スタ−トキ−が操作されると、
乾燥制御手段23がモ−タ18によりドラム5及びファ
ン10を作動させ、ヒ−タ15により加熱させる。ドラ
ム5内の乾燥風は、リントフィルタ−17、出口13、
ファン10の循環側、循環路12、ヒータ15、入口1
1、ドラム5の順に循環し、外部空気(外気)は、導入
口3、ファン10の冷却側、導出口4の順に流れる。ド
ラム5内での乾燥作業で生じたリントのほとんどはフィ
ルタ−17で取られる。高温多湿の乾燥風は、ファン1
0で外気と熱交換し、冷却されて水分を凝縮させ、その
後ヒ−タ15で再加熱されてドラム5に供給され続ける
。凝縮水は、ドレン口16から排出される。
乾燥制御手段23がモ−タ18によりドラム5及びファ
ン10を作動させ、ヒ−タ15により加熱させる。ドラ
ム5内の乾燥風は、リントフィルタ−17、出口13、
ファン10の循環側、循環路12、ヒータ15、入口1
1、ドラム5の順に循環し、外部空気(外気)は、導入
口3、ファン10の冷却側、導出口4の順に流れる。ド
ラム5内での乾燥作業で生じたリントのほとんどはフィ
ルタ−17で取られる。高温多湿の乾燥風は、ファン1
0で外気と熱交換し、冷却されて水分を凝縮させ、その
後ヒ−タ15で再加熱されてドラム5に供給され続ける
。凝縮水は、ドレン口16から排出される。
【0016】図3で示すように、かかる乾燥作業の制御
では、まず時間カウントを開始し、所定値Bに15de
gを設定し、ヒ−タ15及びモ−タ18をONさせる。 第1温度検知器20によるドラム出口温度K1、第2温
度検知器21によるヒ−タ入口温度K2及び第3温度検
知器22によるヒ−タ入口温度K3が入力されると、温
度差T1、T2を演算する。そして、作業中に常時、以
下の4つのファジ−ル−ルに基づいて、変更部24が上
限温度KM及び限度温度差TMを変更して設定する。
では、まず時間カウントを開始し、所定値Bに15de
gを設定し、ヒ−タ15及びモ−タ18をONさせる。 第1温度検知器20によるドラム出口温度K1、第2温
度検知器21によるヒ−タ入口温度K2及び第3温度検
知器22によるヒ−タ入口温度K3が入力されると、温
度差T1、T2を演算する。そして、作業中に常時、以
下の4つのファジ−ル−ルに基づいて、変更部24が上
限温度KM及び限度温度差TMを変更して設定する。
【0017】■T2が大きく、K2が小さいときは、K
M及びTMを中にする。
M及びTMを中にする。
【0018】■T2が小さく、K2が小さいときは、K
M及びTMを高くする。
M及びTMを高くする。
【0019】■T2が大きく、K2が大きいときは、K
M及びTMを低くする。
M及びTMを低くする。
【0020】■T2が小さく、K2が大きいときは、K
M及びTMを高くする。
M及びTMを高くする。
【0021】尚、温度差T2が大きい場合はフィルタ−
17の目づまり、小さい場合は正常を示し、ヒ−タ入口
温度K2が大きい場合は周囲温度が高く、小さい場合は
低いことを示す。この実施例では、目づまりと周囲温度
を総合的に判断して変更しているが、目づまり、周囲温
度個々に対応して変更することができる。
17の目づまり、小さい場合は正常を示し、ヒ−タ入口
温度K2が大きい場合は周囲温度が高く、小さい場合は
低いことを示す。この実施例では、目づまりと周囲温度
を総合的に判断して変更しているが、目づまり、周囲温
度個々に対応して変更することができる。
【0022】更に、乾燥作業中は、乾燥制御手段23に
より、ドラム出口温度K1が上限温度KMを越えるかを
比較判別した後に、温度差T1或るいはこれに15de
gを加えたものが限度温度差TMを越えるかを比較判別
し、これらでの制御を優先させている。通常一般の制御
としては、例えば15分での温度差T1を基準値Aとし
て記憶し、且つこれに所定値B(15deg)を加算し
て基準温度差(A+B)とし、その後は温度差T1がこ
の基準温度差(A+B)を越えるかを比較判別している
。即ち、乾燥制御手段23は、限度温度差TMと基準温
度差(A+B)のいずれも制御温度差として、温度差T
1と比較している。
より、ドラム出口温度K1が上限温度KMを越えるかを
比較判別した後に、温度差T1或るいはこれに15de
gを加えたものが限度温度差TMを越えるかを比較判別
し、これらでの制御を優先させている。通常一般の制御
としては、例えば15分での温度差T1を基準値Aとし
て記憶し、且つこれに所定値B(15deg)を加算し
て基準温度差(A+B)とし、その後は温度差T1がこ
の基準温度差(A+B)を越えるかを比較判別している
。即ち、乾燥制御手段23は、限度温度差TMと基準温
度差(A+B)のいずれも制御温度差として、温度差T
1と比較している。
【0023】いずれの比較判別ででも、越えたとの結果
が出ると、ヒ−タ15だけをOFFした冷風運転(ク−
ルダウン)を所定時間実行させ、終了する。
が出ると、ヒ−タ15だけをOFFした冷風運転(ク−
ルダウン)を所定時間実行させ、終了する。
【0024】このように、通常は温度差T1が基準温度
差(A+B)を越えるかで乾燥制御するが、目づまり、
周囲温度によって基準温度差(A+B)で制御不能のと
きには、上限温度KM、限度温度差TMで乾燥制御でき
るのである。
差(A+B)を越えるかで乾燥制御するが、目づまり、
周囲温度によって基準温度差(A+B)で制御不能のと
きには、上限温度KM、限度温度差TMで乾燥制御でき
るのである。
【0025】尚、温度差T2の演算結果が、既にある所
定値より大きい場合は、上限温度KM、限度温度差TM
の変更もさることながら、過熱の原因を解消すべく、フ
ィルタ−目づまりであることも表示して警告するのが望
ましい。
定値より大きい場合は、上限温度KM、限度温度差TM
の変更もさることながら、過熱の原因を解消すべく、フ
ィルタ−目づまりであることも表示して警告するのが望
ましい。
【0026】限度温度差TMの変更に際しては、先に設
定した所定値B(15deg)を変更してやることもで
きる。
定した所定値B(15deg)を変更してやることもで
きる。
【0027】正温度抵抗特性のヒ−タ15の場合は、フ
ィルタ−17が目づまりして通風量が減少すると、入力
電流が減少するので、この電流変化をカレントトランス
等で検知して目づまりを調べることもできる。
ィルタ−17が目づまりして通風量が減少すると、入力
電流が減少するので、この電流変化をカレントトランス
等で検知して目づまりを調べることもできる。
【0028】
【発明の効果】本発明によれば、フィルタ−の目づまり
、周囲温度に精度良く対応して自動的な乾燥制御を行う
ので、衣類の量、質及び周囲温度の変化にかかわらず、
過乾燥及び過熱の発生がほとんどなく、樹脂製品等の熱
変形を防止した安全性の高い衣類乾燥機を提供できるも
のである。
、周囲温度に精度良く対応して自動的な乾燥制御を行う
ので、衣類の量、質及び周囲温度の変化にかかわらず、
過乾燥及び過熱の発生がほとんどなく、樹脂製品等の熱
変形を防止した安全性の高い衣類乾燥機を提供できるも
のである。
【図1】本発明の衣類乾燥機の側断面図である。
【図2】同じく制御ブロック図である。
【図3】同じく動作説明のためのフロ−チャ−トである
。
。
【図4】同じくヒ−タ入口温度と周囲温度の特性図であ
る。
る。
1 機枠
5 ドラム
9 ファンケ−シング
10 ファン(除湿装置)
12 循環路
13 出口
15 ヒ−タ
17 リントフィルタ−
19 ドア
20 第1温度検知器
21 第2温度検知器
22 第3温度検知器
23 乾燥制御手段
24 変更手段
Claims (2)
- 【請求項1】 衣類を収容したドラムの出口と入口と
に乾燥風の循環路を接続し、この出口近くにリントフィ
ルタ−を配置し、入口側に正温度抵抗特性のハニカム状
のヒ−タを配置し、このヒ−タとドラム出口間に乾燥風
から除湿する除湿装置を配置し、この除湿装置による除
湿前後の乾燥風温度を検知する第1、第2の温度検知器
を設け、乾燥制御手段がこの除湿前後の乾燥風温度の差
と制御温度差との比較に基づいて乾燥作業を制御すると
共に、第1温度検知器での乾燥風の検知温度が所定の上
限温度に到達したときには乾燥風の加熱を停止させる衣
類乾燥機であって、上記リントフィルタ−の目づまり状
態に応じて、上記制御温度差及び上限温度を変更する変
更部を備えたことを特徴とする衣類乾燥機。 - 【請求項2】 衣類を収容したドラムの出口と入口と
に乾燥風の循環路を接続し、この出口近くにリントフィ
ルタ−を配置し、入口側に正温度抵抗特性のハニカム状
のヒ−タを配置し、このヒ−タとドラム出口間に乾燥風
から除湿する除湿装置を配置し、この除湿装置による除
湿前後の乾燥風温度を検知する第1、第2の温度検知器
を設け、乾燥制御手段がこの除湿前後の乾燥風温度の差
と制御温度差との比較に基づいて乾燥作業を制御すると
共に、第1温度検知器での乾燥風の検知温度が所定の上
限温度に到達したときには乾燥風の加熱を停止させる衣
類乾燥機であって、周囲温度に応じて、上記制御温度差
及び上限温度を変更する変更部を備えたことを特徴とす
る衣類乾燥機。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3049537A JP2657123B2 (ja) | 1991-03-14 | 1991-03-14 | 衣類乾燥機 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3049537A JP2657123B2 (ja) | 1991-03-14 | 1991-03-14 | 衣類乾燥機 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH04285599A true JPH04285599A (ja) | 1992-10-09 |
JP2657123B2 JP2657123B2 (ja) | 1997-09-24 |
Family
ID=12833931
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP3049537A Expired - Fee Related JP2657123B2 (ja) | 1991-03-14 | 1991-03-14 | 衣類乾燥機 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2657123B2 (ja) |
Cited By (8)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US6779279B2 (en) * | 2002-07-09 | 2004-08-24 | Lg Electronics Inc. | Dryer having a filter sensing system |
DE102009026527A1 (de) * | 2009-05-28 | 2010-12-02 | BSH Bosch und Siemens Hausgeräte GmbH | Verfahren zum Steuern eines Trocknungsprozesses in einem Hausgerät und Hausgerät zum Trocknen von Wäschestücken |
US20110224834A1 (en) * | 2008-11-14 | 2011-09-15 | Bsh Bosch Und Siemens Hausgerãäte Gmbh | Method for identifying operating conditions of a domestic appliance |
JP2014122752A (ja) * | 2012-12-21 | 2014-07-03 | Panasonic Corp | 浴室空気調和機 |
US8782922B2 (en) | 2010-11-24 | 2014-07-22 | Ecolab Usa Inc. | Dryer monitoring |
US9206543B2 (en) | 2011-10-14 | 2015-12-08 | Ecolab Usa Inc. | Dryer monitoring |
US9249539B2 (en) | 2006-09-25 | 2016-02-02 | Ecolab Inc. | Determination of dryness of textiles in a dryer |
CN111041774A (zh) * | 2019-12-09 | 2020-04-21 | 无锡小天鹅电器有限公司 | 衣物处理装置的加热控制方法、装置以及衣物处理装置 |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN114182508B (zh) * | 2021-11-30 | 2023-01-17 | 珠海格力电器股份有限公司 | 用于衣物处理设备的衣物判干方法、装置及衣物处理设备 |
Citations (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS639497A (ja) * | 1986-06-27 | 1988-01-16 | 松下電器産業株式会社 | 衣類乾燥機 |
JPS63260596A (ja) * | 1987-04-16 | 1988-10-27 | 三洋電機株式会社 | 衣類乾燥機の制御装置 |
JPS63260598A (ja) * | 1987-04-16 | 1988-10-27 | 三洋電機株式会社 | 衣類乾燥機の目づまり表示装置 |
JPH02309998A (ja) * | 1989-05-24 | 1990-12-25 | Matsushita Electric Ind Co Ltd | 衣類乾燥機 |
-
1991
- 1991-03-14 JP JP3049537A patent/JP2657123B2/ja not_active Expired - Fee Related
Patent Citations (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS639497A (ja) * | 1986-06-27 | 1988-01-16 | 松下電器産業株式会社 | 衣類乾燥機 |
JPS63260596A (ja) * | 1987-04-16 | 1988-10-27 | 三洋電機株式会社 | 衣類乾燥機の制御装置 |
JPS63260598A (ja) * | 1987-04-16 | 1988-10-27 | 三洋電機株式会社 | 衣類乾燥機の目づまり表示装置 |
JPH02309998A (ja) * | 1989-05-24 | 1990-12-25 | Matsushita Electric Ind Co Ltd | 衣類乾燥機 |
Cited By (10)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US6779279B2 (en) * | 2002-07-09 | 2004-08-24 | Lg Electronics Inc. | Dryer having a filter sensing system |
US9249539B2 (en) | 2006-09-25 | 2016-02-02 | Ecolab Inc. | Determination of dryness of textiles in a dryer |
US20110224834A1 (en) * | 2008-11-14 | 2011-09-15 | Bsh Bosch Und Siemens Hausgerãäte Gmbh | Method for identifying operating conditions of a domestic appliance |
US8948922B2 (en) * | 2008-11-14 | 2015-02-03 | Bsh Bosch Und Siemens Hausgeraete Gmbh | Method for identifying operating conditions of a domestic appliance |
DE102009026527A1 (de) * | 2009-05-28 | 2010-12-02 | BSH Bosch und Siemens Hausgeräte GmbH | Verfahren zum Steuern eines Trocknungsprozesses in einem Hausgerät und Hausgerät zum Trocknen von Wäschestücken |
US8782922B2 (en) | 2010-11-24 | 2014-07-22 | Ecolab Usa Inc. | Dryer monitoring |
US9206543B2 (en) | 2011-10-14 | 2015-12-08 | Ecolab Usa Inc. | Dryer monitoring |
US9850621B2 (en) | 2011-10-14 | 2017-12-26 | Ecolab Usa Inc. | Dryer monitoring |
JP2014122752A (ja) * | 2012-12-21 | 2014-07-03 | Panasonic Corp | 浴室空気調和機 |
CN111041774A (zh) * | 2019-12-09 | 2020-04-21 | 无锡小天鹅电器有限公司 | 衣物处理装置的加热控制方法、装置以及衣物处理装置 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2657123B2 (ja) | 1997-09-24 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
KR101218031B1 (ko) | 건조기의 제어 방법 | |
JPH06126099A (ja) | 衣類乾燥機 | |
JPH04285599A (ja) | 衣類乾燥機 | |
US11346043B2 (en) | Dryer appliance and a method of operating the same in response to restricted air flow | |
JPH0550959B2 (ja) | ||
JPH04325199A (ja) | 衣類乾燥機 | |
KR101234067B1 (ko) | 건조기 및 그 제어 방법 | |
JP2876623B2 (ja) | 衣類乾燥機 | |
JPH04197398A (ja) | 衣類乾燥機 | |
JP3258464B2 (ja) | 衣類乾燥機 | |
JP2604215B2 (ja) | 衣類乾燥機 | |
JPH0631100A (ja) | 衣類乾燥機 | |
JPH0780194A (ja) | 衣類乾燥機 | |
JPH0550960B2 (ja) | ||
JPH02305599A (ja) | 衣類乾燥機 | |
JPH04348800A (ja) | 衣類乾燥機 | |
JPH04109999A (ja) | 乾燥機の制御方法 | |
JPH0523494A (ja) | 衣類乾燥機 | |
JPH07148395A (ja) | 衣類乾燥機 | |
JPH0671096A (ja) | ドラム式衣類乾燥機 | |
JPH0464396A (ja) | 衣類乾燥機の制御装置 | |
JPS63145700A (ja) | 衣類乾燥機 | |
JPH0351090A (ja) | 衣類乾燥機 | |
JP3670672B2 (ja) | 衣類乾燥機 | |
JPH06304396A (ja) | 衣類乾燥機 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20080530 Year of fee payment: 11 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090530 Year of fee payment: 12 |
|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |