JPH04283400A - 機関砲砲車用の弾薬搬送装置 - Google Patents
機関砲砲車用の弾薬搬送装置Info
- Publication number
- JPH04283400A JPH04283400A JP12702991A JP12702991A JPH04283400A JP H04283400 A JPH04283400 A JP H04283400A JP 12702991 A JP12702991 A JP 12702991A JP 12702991 A JP12702991 A JP 12702991A JP H04283400 A JPH04283400 A JP H04283400A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- ammunition
- machine gun
- tray
- belt
- bullet
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Granted
Links
- 230000002265 prevention Effects 0.000 claims description 14
- 239000002184 metal Substances 0.000 abstract description 7
- 230000032258 transport Effects 0.000 description 14
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 4
- 238000012840 feeding operation Methods 0.000 description 4
- 238000005452 bending Methods 0.000 description 1
Landscapes
- Resistance Welding (AREA)
- Filling Or Emptying Of Bunkers, Hoppers, And Tanks (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は、機関砲砲車用の弾薬搬
送装置に関し、詳細には、機関砲砲車の機関砲と給弾装
置とを弾薬トレーで連結し、弾帯を弾薬トレーで案内支
持して搬送する弾薬搬送装置に関する。
送装置に関し、詳細には、機関砲砲車の機関砲と給弾装
置とを弾薬トレーで連結し、弾帯を弾薬トレーで案内支
持して搬送する弾薬搬送装置に関する。
【０００２】
【従来の技術】従来、機関砲砲車の機関砲への給弾は人
力により行なわれていたが、給弾時間が長く、また危険
を伴うことから、例えば、図１６に示すように弾薬搬送
装置１を使用して給弾することが提案されている。
力により行なわれていたが、給弾時間が長く、また危険
を伴うことから、例えば、図１６に示すように弾薬搬送
装置１を使用して給弾することが提案されている。
【０００３】図１６に示す弾薬搬送装置１は、多数の弾
薬をベルトリンクで結合した弾帯（図示せず）を水平方
向に折り重ねて収納する給弾コンテナ、給弾車等の給弾
装置７と、この給弾装置７と機関砲砲車２の機関砲３と
を連結し、搬送する弾帯を案内支持する弾薬トレー８と
を備えている。この弾薬搬送装置１により機関砲３に給
弾する際には、左右の給弾装置７を所定間隔を空けて同
一線上に配置し、機関砲砲車２を各給弾装置７の間に移
動し機関砲３が各給弾装置７と同一線上に位置するよう
に停止する。そして、各給弾装置７と各機関砲３とを弾
薬トレー８で連結し、弾帯を各給弾装置７から取出し弾
薬トレー８を通してその先端を各機関砲３まで引上げる
。しかる後、弾帯駆動装置（図示せず）を駆動して弾帯
を機関砲３に搬入する。
薬をベルトリンクで結合した弾帯（図示せず）を水平方
向に折り重ねて収納する給弾コンテナ、給弾車等の給弾
装置７と、この給弾装置７と機関砲砲車２の機関砲３と
を連結し、搬送する弾帯を案内支持する弾薬トレー８と
を備えている。この弾薬搬送装置１により機関砲３に給
弾する際には、左右の給弾装置７を所定間隔を空けて同
一線上に配置し、機関砲砲車２を各給弾装置７の間に移
動し機関砲３が各給弾装置７と同一線上に位置するよう
に停止する。そして、各給弾装置７と各機関砲３とを弾
薬トレー８で連結し、弾帯を各給弾装置７から取出し弾
薬トレー８を通してその先端を各機関砲３まで引上げる
。しかる後、弾帯駆動装置（図示せず）を駆動して弾帯
を機関砲３に搬入する。
【０００４】
【発明が解決しょうとする課題】ところで、近年、機関
砲砲車については、継戦能力を向上するために弾薬搭載
数を増加する傾向があり、給弾を円滑かつ迅速に行うこ
とが要望されている。しかし、上記弾薬搬送装置１によ
れば、弾薬トレー８による給弾装置７と機関砲３との連
結作業に時間を要し、また給弾装置７から機関砲３への
弾帯の引上げ作業が必要であるため、円滑かつ迅速に給
弾し難いという問題点がある。
砲砲車については、継戦能力を向上するために弾薬搭載
数を増加する傾向があり、給弾を円滑かつ迅速に行うこ
とが要望されている。しかし、上記弾薬搬送装置１によ
れば、弾薬トレー８による給弾装置７と機関砲３との連
結作業に時間を要し、また給弾装置７から機関砲３への
弾帯の引上げ作業が必要であるため、円滑かつ迅速に給
弾し難いという問題点がある。
【０００５】すなわち、弾薬トレー８による給弾装置７
と機関砲３との連結作業は、ピン又は軸等の係合により
行うようになつているため、給弾装置７と機関砲３とが
所定の位置関係にない場合、例えば向きが不一致の場合
、前後位置が不一致の場合、高さ方向の向きが不一致の
場合等には、給弾装置７と機関砲３との関係位置、弾薬
トレー８等を微調整することが必要である。しかし、給
弾装置７及び機関砲砲車２はいずれも大重量で簡単に移
動することが難しいため、その調整作業に多大の時間と
労力を要している。また、弾薬トレー８により給弾装置
７と機関砲３とを連結した後に弾帯を機関砲３の弾帯駆
動装置に連結するが、弾帯が給弾装置７内に収納されて
いるため、弾帯を弾薬トレー８を通して機関砲３まで引
上げる弾帯の引上げ作業が必要である。以上のように、
上記弾薬搬送装置１によれば、給弾作業が繁雑で長時間
を要し、給弾を円滑かつ迅速に行い難い状況である。
と機関砲３との連結作業は、ピン又は軸等の係合により
行うようになつているため、給弾装置７と機関砲３とが
所定の位置関係にない場合、例えば向きが不一致の場合
、前後位置が不一致の場合、高さ方向の向きが不一致の
場合等には、給弾装置７と機関砲３との関係位置、弾薬
トレー８等を微調整することが必要である。しかし、給
弾装置７及び機関砲砲車２はいずれも大重量で簡単に移
動することが難しいため、その調整作業に多大の時間と
労力を要している。また、弾薬トレー８により給弾装置
７と機関砲３とを連結した後に弾帯を機関砲３の弾帯駆
動装置に連結するが、弾帯が給弾装置７内に収納されて
いるため、弾帯を弾薬トレー８を通して機関砲３まで引
上げる弾帯の引上げ作業が必要である。以上のように、
上記弾薬搬送装置１によれば、給弾作業が繁雑で長時間
を要し、給弾を円滑かつ迅速に行い難い状況である。
【０００６】本発明の課題は、給弾装置と機関砲との位
置関係を微調整したり弾帯の引上げ作業を行う必要がな
く、弾帯を迅速かつ円滑に搬送することができる機関砲
砲車用の弾薬搬送装置を提供することにある。
置関係を微調整したり弾帯の引上げ作業を行う必要がな
く、弾帯を迅速かつ円滑に搬送することができる機関砲
砲車用の弾薬搬送装置を提供することにある。
【０００７】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に、本発明では、弾帯を収納する給弾装置と、この給弾
装置と機関砲砲車の機関砲とを連結し、搬送する弾帯を
案内支持する弾薬トレーとを備えてなる機関砲砲車用の
弾薬搬送装置において、上記弾薬トレーは弾帯を案内支
持する面に沿つた垂直な面及び平行な面の２つの面内で
可撓性を有する構造になつている。
に、本発明では、弾帯を収納する給弾装置と、この給弾
装置と機関砲砲車の機関砲とを連結し、搬送する弾帯を
案内支持する弾薬トレーとを備えてなる機関砲砲車用の
弾薬搬送装置において、上記弾薬トレーは弾帯を案内支
持する面に沿つた垂直な面及び平行な面の２つの面内で
可撓性を有する構造になつている。
【０００８】弾薬トレー内を通る弾帯を係止する弾薬後
退防止機構を弾薬トレーの機関砲に連結する側の端部に
設けていることが好ましい。
退防止機構を弾薬トレーの機関砲に連結する側の端部に
設けていることが好ましい。
【０００９】給弾装置は、弾帯を水平方向に折り重ねて
収納し、上方の開口部から取り出すようになつており、
弾薬トレーは、給弾装置の開口部の一端に水平軸まわり
を回転可能に一体的に取付けられていることが好ましい
。
収納し、上方の開口部から取り出すようになつており、
弾薬トレーは、給弾装置の開口部の一端に水平軸まわり
を回転可能に一体的に取付けられていることが好ましい
。
【００１０】
【作用】本発明によれば、機関砲砲車の機関砲への給弾
作業時に、給弾装置と機関砲との間隔が設定距離と幾分
異なつている場合には、弾薬トレーが弾帯を案内支持す
る面に垂直な面内で可撓性を有していることから、弾薬
トレーが上記垂直な面内で湾曲し上記距離の誤差を吸収
する。給弾装置と機関砲の向きが平行でなく幾分傾いて
いる場合及び前後方向に位置がずれている場合には、弾
薬トレーが弾帯を案内支持する面に平行な面内で可撓性
を有していることから、上記平行な面内で湾曲し上記傾
きや位置ずれを吸収する。また、給弾装置と機関砲とが
高さ方向において平行でなく幾分傾いている場合には、
弾薬トレーが上記垂直な面内及び平行な面内で可撓性を
有していることから、各面内で湾曲し上記傾きを吸収す
る。以上のように、給弾装置と機関砲とが所定の位置関
係にない場合にも、両者の位置関係や弾薬トレー等を微
調整する必要がなく、弾薬トレーにより給弾装置と機関
砲とを円滑かつ迅速に連結することができる。
作業時に、給弾装置と機関砲との間隔が設定距離と幾分
異なつている場合には、弾薬トレーが弾帯を案内支持す
る面に垂直な面内で可撓性を有していることから、弾薬
トレーが上記垂直な面内で湾曲し上記距離の誤差を吸収
する。給弾装置と機関砲の向きが平行でなく幾分傾いて
いる場合及び前後方向に位置がずれている場合には、弾
薬トレーが弾帯を案内支持する面に平行な面内で可撓性
を有していることから、上記平行な面内で湾曲し上記傾
きや位置ずれを吸収する。また、給弾装置と機関砲とが
高さ方向において平行でなく幾分傾いている場合には、
弾薬トレーが上記垂直な面内及び平行な面内で可撓性を
有していることから、各面内で湾曲し上記傾きを吸収す
る。以上のように、給弾装置と機関砲とが所定の位置関
係にない場合にも、両者の位置関係や弾薬トレー等を微
調整する必要がなく、弾薬トレーにより給弾装置と機関
砲とを円滑かつ迅速に連結することができる。
【００１１】また、弾薬トレーを給弾装置に一体的に取
付け、機関砲と連結する側の端部に弾薬後退防止機構を
設けている場合には、弾薬トレーが上記垂直な面内で可
撓性を有していることから、弾帯を通した状態で弾薬ト
レーを水平方向に折り重ね、弾帯とともに給弾装置内に
収納する。その際、弾薬後退防止機構が作動状態であり
弾帯の先端を係止しているため、弾薬トレーを機関砲に
連結すると同時に弾帯を給弾装置から引上げることにな
る。従つて、弾薬トレーを機関砲に連結した後に弾帯を
給弾装置から引上げる必要がなく、給弾作業を円滑かつ
迅速に行うことができる。
付け、機関砲と連結する側の端部に弾薬後退防止機構を
設けている場合には、弾薬トレーが上記垂直な面内で可
撓性を有していることから、弾帯を通した状態で弾薬ト
レーを水平方向に折り重ね、弾帯とともに給弾装置内に
収納する。その際、弾薬後退防止機構が作動状態であり
弾帯の先端を係止しているため、弾薬トレーを機関砲に
連結すると同時に弾帯を給弾装置から引上げることにな
る。従つて、弾薬トレーを機関砲に連結した後に弾帯を
給弾装置から引上げる必要がなく、給弾作業を円滑かつ
迅速に行うことができる。
【００１２】
【実施例】本発明の実施例を図により説明する。図１に
示す弾薬搬送装置１は、図１６に示す機関砲砲車２の右
側の機関砲３に多数の弾薬４をベルトリンク５で結合し
た弾帯６を搬送するもので、給弾装置である給弾コンテ
ナ７に弾薬トレー８を一体的に取付け、非使用時には弾
薬トレー８を給弾コンテナ７内に収納するようになつて
いる。
示す弾薬搬送装置１は、図１６に示す機関砲砲車２の右
側の機関砲３に多数の弾薬４をベルトリンク５で結合し
た弾帯６を搬送するもので、給弾装置である給弾コンテ
ナ７に弾薬トレー８を一体的に取付け、非使用時には弾
薬トレー８を給弾コンテナ７内に収納するようになつて
いる。
【００１３】給弾コンテナ７は、上部が開口した矩形横
断面の箱状体であるコンテナ本体９と蓋１０とを備え、
コンテナ本体９内に弾帯６を図１に示すように水平方向
に折り重ねて収納するようになつている。コンテナ本体
９の左側壁の上部には、弾薬トレー８を取付ける切欠き
が形成されている。なお、給弾コンテナ７は、弾帯６を
垂直方向に折り曲げて収納するようになつていてもよい
。
断面の箱状体であるコンテナ本体９と蓋１０とを備え、
コンテナ本体９内に弾帯６を図１に示すように水平方向
に折り重ねて収納するようになつている。コンテナ本体
９の左側壁の上部には、弾薬トレー８を取付ける切欠き
が形成されている。なお、給弾コンテナ７は、弾帯６を
垂直方向に折り曲げて収納するようになつていてもよい
。
【００１４】弾薬トレー８は、図２及び図３に示すよう
に、給弾コンテナ側端金１１、複数のトレーエレメント
１２及び機関砲側端金１３を間隔を空けて順次連結し、
これらの上面が弾帯６を案内支持する面を形成するよう
になつている。上記各部材１１、１２、１３は、図４、
図５及び図６にも示すように、各下部中央の連結部１４
に形成された連結孔１５に連結ピン１６を回転自在に装
着し、各連結ピン１６の両端に連結リンク１７を取付け
、上記案内支持する面に沿つた垂直な面内で互いに向き
を変更可能に連結されている。これにより、弾薬トレー
８は、上記垂直な面内で可撓性を有し、湾曲又は屈曲す
るようになつている。また、上記各連結孔１５は、図４
及び図５に明示するように両端が傾斜して形成され、各
連結ピン１６が傾動可能になつており、給弾コンテナ側
端金１１、各トレーエレメント１２、機関砲側端金１３
等が上記案内支持する面と平行な面内で互いに向きを変
更可能に連結されている。これにより、弾薬トレー８は
、上記平行な面内で可撓性を有し、湾曲又は屈曲するよ
うになつている。
に、給弾コンテナ側端金１１、複数のトレーエレメント
１２及び機関砲側端金１３を間隔を空けて順次連結し、
これらの上面が弾帯６を案内支持する面を形成するよう
になつている。上記各部材１１、１２、１３は、図４、
図５及び図６にも示すように、各下部中央の連結部１４
に形成された連結孔１５に連結ピン１６を回転自在に装
着し、各連結ピン１６の両端に連結リンク１７を取付け
、上記案内支持する面に沿つた垂直な面内で互いに向き
を変更可能に連結されている。これにより、弾薬トレー
８は、上記垂直な面内で可撓性を有し、湾曲又は屈曲す
るようになつている。また、上記各連結孔１５は、図４
及び図５に明示するように両端が傾斜して形成され、各
連結ピン１６が傾動可能になつており、給弾コンテナ側
端金１１、各トレーエレメント１２、機関砲側端金１３
等が上記案内支持する面と平行な面内で互いに向きを変
更可能に連結されている。これにより、弾薬トレー８は
、上記平行な面内で可撓性を有し、湾曲又は屈曲するよ
うになつている。
【００１５】給弾コンテナ側端金１１の後端には取付孔
１８が形成されており、この取付孔１８に取付軸１９を
装着してコンテナ本体９の切欠きに回転自在に取付ける
ようになつている。これにより、弾薬トレー８は、非使
用時にはコンテナ本体９内に収納し、使用時にはコンテ
ナ本体９から取出し可能になっている。また、機関砲側
端金１３の前端には鍵形穴２０が形成されており、使用
時には機関砲３の係止ピン（図示せず）に係合し、機関
砲３に連結するようになつている。
１８が形成されており、この取付孔１８に取付軸１９を
装着してコンテナ本体９の切欠きに回転自在に取付ける
ようになつている。これにより、弾薬トレー８は、非使
用時にはコンテナ本体９内に収納し、使用時にはコンテ
ナ本体９から取出し可能になっている。また、機関砲側
端金１３の前端には鍵形穴２０が形成されており、使用
時には機関砲３の係止ピン（図示せず）に係合し、機関
砲３に連結するようになつている。
【００１６】機関砲側端金１３には、図７及び図８に示
すように、弾薬後退防止機構２１が設けられている。こ
の弾薬後退防止機構２１は、弾止め板２２を機関砲側端
金１３の側壁の一方に回転自在に取付け、作動時には機
関砲側端金１３を横断するように回転し、非作動時には
逆方向に回転し機関砲側端金１３から退避するようにな
つている。なお、弾薬後退防止機構２１は、図９及び図
１０に示すように、機関砲側端金１３のほぼ中央に一対
の開口部２３を形成し、この開口部２３に弾止め板２２
を出没可能に設けたものでもよい。この弾止め板２２は
、半円弧状に形成され、ハンドル２４で１８０度回転す
るように設けられており、実線で示す作動位置と二点鎖
線で示す非作動位置に位置決めするようになつている。
すように、弾薬後退防止機構２１が設けられている。こ
の弾薬後退防止機構２１は、弾止め板２２を機関砲側端
金１３の側壁の一方に回転自在に取付け、作動時には機
関砲側端金１３を横断するように回転し、非作動時には
逆方向に回転し機関砲側端金１３から退避するようにな
つている。なお、弾薬後退防止機構２１は、図９及び図
１０に示すように、機関砲側端金１３のほぼ中央に一対
の開口部２３を形成し、この開口部２３に弾止め板２２
を出没可能に設けたものでもよい。この弾止め板２２は
、半円弧状に形成され、ハンドル２４で１８０度回転す
るように設けられており、実線で示す作動位置と二点鎖
線で示す非作動位置に位置決めするようになつている。
【００１７】本実施例は上記のように構成されており、
非使用時には図１に示すように弾帯６及び弾薬トレー８
を水平方向に折り重ねてコンテナ本体９内に収納するが
、弾薬トレー８に弾帯６を通し、その一端を弾薬後退防
止機構２１で係止している。
非使用時には図１に示すように弾帯６及び弾薬トレー８
を水平方向に折り重ねてコンテナ本体９内に収納するが
、弾薬トレー８に弾帯６を通し、その一端を弾薬後退防
止機構２１で係止している。
【００１８】使用時すなわち給弾する際には、従来と同
様に給弾コンテナ７を配置し、機関砲砲車２を移動し機
関砲３が給弾コンテナ７の配置位置にほぼ一致するよう
に停止する。そして、弾薬トレー８を給弾コンテナ７か
ら取出し機関砲３に連結するが、弾帯６の一端が弾薬後
退防止機構２１で係止されているため、弾帯６も同時に
取出され機関砲３の直近まで引上げられる。その際、機
関砲３と給弾コンテナ７が所定の位置関係にない場合に
も、両者３、７の位置関係、弾薬トレー８等を微調整す
る必要がなく適切に連結することができる。例えば、両
者３、７の間隔が設定距離より幾分長い場合には、弾薬
トレー８が弾帯６を案内支持する面に垂直な面内で可撓
性を有しているため、図１１に示すように弾薬トレー８
がほぼ直線状になるが、幾分短い場合には図１２に示す
ように下方に湾曲した状態になる。図１３に示すように
向きが角度αずれている場合、又は図１４に示すように
前後位置が距離Ｈずれている場合には、弾薬トレー８が
弾帯６を案内支持する面に平行な面内で可撓性を有して
いるため、各図に示すように湾曲した状態になる。また
、図１５に示すように高さ方向の向きが角度βずれてい
る場合には、弾薬トレー８が上記垂直な面及び平行な面
の２つの面内で可撓性を有しているため、図に示すよう
に湾曲した状態になる。
様に給弾コンテナ７を配置し、機関砲砲車２を移動し機
関砲３が給弾コンテナ７の配置位置にほぼ一致するよう
に停止する。そして、弾薬トレー８を給弾コンテナ７か
ら取出し機関砲３に連結するが、弾帯６の一端が弾薬後
退防止機構２１で係止されているため、弾帯６も同時に
取出され機関砲３の直近まで引上げられる。その際、機
関砲３と給弾コンテナ７が所定の位置関係にない場合に
も、両者３、７の位置関係、弾薬トレー８等を微調整す
る必要がなく適切に連結することができる。例えば、両
者３、７の間隔が設定距離より幾分長い場合には、弾薬
トレー８が弾帯６を案内支持する面に垂直な面内で可撓
性を有しているため、図１１に示すように弾薬トレー８
がほぼ直線状になるが、幾分短い場合には図１２に示す
ように下方に湾曲した状態になる。図１３に示すように
向きが角度αずれている場合、又は図１４に示すように
前後位置が距離Ｈずれている場合には、弾薬トレー８が
弾帯６を案内支持する面に平行な面内で可撓性を有して
いるため、各図に示すように湾曲した状態になる。また
、図１５に示すように高さ方向の向きが角度βずれてい
る場合には、弾薬トレー８が上記垂直な面及び平行な面
の２つの面内で可撓性を有しているため、図に示すよう
に湾曲した状態になる。
【００１９】弾薬トレー８で機関砲３と給弾コンテナ７
とを連結した後、弾帯６を弾帯駆動機構（図示せず）に
連結する。弾帯６は、上記したように弾薬後退防止機構
２１に係止され機関砲３の直近に保持されているため、
従来のように給弾コンテナ７から引上げる必要がない。 次に、弾止め板２２を回転して弾薬トレーの機関砲側端
金１３から退避し、弾薬後退防止機構２１を非作動状態
にする。そして、弾帯駆動機構を駆動し弾帯６を機関砲
３に搬入する。
とを連結した後、弾帯６を弾帯駆動機構（図示せず）に
連結する。弾帯６は、上記したように弾薬後退防止機構
２１に係止され機関砲３の直近に保持されているため、
従来のように給弾コンテナ７から引上げる必要がない。 次に、弾止め板２２を回転して弾薬トレーの機関砲側端
金１３から退避し、弾薬後退防止機構２１を非作動状態
にする。そして、弾帯駆動機構を駆動し弾帯６を機関砲
３に搬入する。
【００２０】本実施例の弾薬搬送装置１は、機関砲３に
残留した弾帯を取出す抜弾作業にも使用することができ
、給弾作業の場合と同様にして機関砲３と給弾コンテナ
７の位置関係等を微調整する必要がなく、両者３、７を
弾薬トレー８により円滑かつ迅速に連結することができ
る。
残留した弾帯を取出す抜弾作業にも使用することができ
、給弾作業の場合と同様にして機関砲３と給弾コンテナ
７の位置関係等を微調整する必要がなく、両者３、７を
弾薬トレー８により円滑かつ迅速に連結することができ
る。
【００２１】
【発明の効果】本発明によれば、弾薬トレーが弾帯を案
内支持する面に垂直な面と平行な面の２つの面内で可撓
性を有していることから、機関砲と給弾装置とを両者の
位置関係や弾薬トレー等を微調整することなく弾薬トレ
ーで連結することができ、給弾作業を円滑かつ迅速に行
うことが可能になつた。
内支持する面に垂直な面と平行な面の２つの面内で可撓
性を有していることから、機関砲と給弾装置とを両者の
位置関係や弾薬トレー等を微調整することなく弾薬トレ
ーで連結することができ、給弾作業を円滑かつ迅速に行
うことが可能になつた。
【００２２】また、弾薬トレーに弾薬後退防止機構を設
けている場合には、給弾装置から引上げた弾帯を一時的
に保持することができ、弾帯の弾帯駆動装置への連結作
業を円滑に行うことができる。特に、弾薬トレーを給弾
装置に一体的に取付けている場合には、弾帯を通しその
一端を弾薬後退防止機構に係止した状態で弾薬トレーを
給弾装置内に収納することができるため、保管、運搬等
の取り扱いが容易になつた。しかも、弾薬トレーを機関
砲に連結すると同時に弾帯を機関砲の直近に引上げて保
持することができるため、給弾作業をより円滑かつ迅速
に行うことが可能になつた。
けている場合には、給弾装置から引上げた弾帯を一時的
に保持することができ、弾帯の弾帯駆動装置への連結作
業を円滑に行うことができる。特に、弾薬トレーを給弾
装置に一体的に取付けている場合には、弾帯を通しその
一端を弾薬後退防止機構に係止した状態で弾薬トレーを
給弾装置内に収納することができるため、保管、運搬等
の取り扱いが容易になつた。しかも、弾薬トレーを機関
砲に連結すると同時に弾帯を機関砲の直近に引上げて保
持することができるため、給弾作業をより円滑かつ迅速
に行うことが可能になつた。
【図１】本発明の実施例を概念的に説明する全体説明図
である。
である。
【図２】本発明の実施例の要部の平面図である。
【図３】図２に示す要部の側面図である。
【図４】図３のＡ−Ａ線に沿つた拡大断面図である。
【図５】図４のＢ−Ｂ線に沿つた拡大断面図である。
【図６】図２のＣ−Ｃ線に沿つた拡大断面図である。
【図７】図２のＤ−Ｄ線に沿つた拡大断面図である。
【図８】図２のＥ−Ｅ線に沿つた拡大断面図である。
【図９】本発明の他例の要部の説明図である。
【図１０】図９のＦ−Ｆ線に沿つた断面図である。
【図１１】本発明の実施例の使用状態の説明図で、機関
砲と給弾コンテナとの距離が設定距離よりも長い場合を
示す。
砲と給弾コンテナとの距離が設定距離よりも長い場合を
示す。
【図１２】同じく、機関砲と給弾コンテナとの距離が設
定距離よりも短い場合を示す。
定距離よりも短い場合を示す。
【図１３】同じく、機関砲と給弾コンテナとの向きが不
一致の場合を示す。
一致の場合を示す。
【図１４】同じく、機関砲と給弾コンテナとの前後位置
が不一致の場合を示す。
が不一致の場合を示す。
【図１５】同じく、機関砲と給弾コンテナとの高さ方向
の向きが不一致の場合を示す。
の向きが不一致の場合を示す。
【図１６】従来の弾薬搬送装置を概念的に説明する全体
説明図である。
説明図である。
１ 弾薬搬送装置
２ 機関砲砲車
３ 機関砲
６ 弾帯
７ 給弾コンテナ
８ 弾薬トレー
１１ 給弾コンテナ側端金
１２ トレーエレメント
１３ 機関砲側端金
１４ 連結部
１５ 連結孔
１６ 連結ピン
１７ 連結リンク
２１ 弾薬後退防止機構
２２ 弾止め板
Claims (3)
- 【請求項１】 弾帯を収納する給弾装置と、この給弾
装置と機関砲砲車の機関砲とを連結し、搬送する弾帯を
案内支持する弾薬トレーとを備えてなり、上記弾薬トレ
ーは弾帯を案内支持する面に沿つた垂直な面及び平行な
面の２つの面内で可撓性を有していることを特徴とする
機関砲砲車用の弾薬搬送装置。 - 【請求項２】 弾薬トレー内を通る弾帯を係止する弾
薬後退防止機構を弾薬トレーの機関砲砲車の機関砲に連
結する側の端部に設けている請求項１記載の機関砲砲車
用の弾薬搬送装置。 - 【請求項３】 給弾装置は、弾帯を水平方向に折り重
ねて収納し、上方の開口部から取り出すようになつてお
り、弾薬トレーは、給弾装置の開口部の一端に水平軸ま
わりを回転可能に一体的に取付けられている請求項１又
は２記載の機関砲砲車用の弾薬搬送装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP12702991A JP3195934B2 (ja) | 1991-03-12 | 1991-03-12 | 機関砲砲車用の弾薬搬送装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP12702991A JP3195934B2 (ja) | 1991-03-12 | 1991-03-12 | 機関砲砲車用の弾薬搬送装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH04283400A true JPH04283400A (ja) | 1992-10-08 |
| JP3195934B2 JP3195934B2 (ja) | 2001-08-06 |
Family
ID=14949914
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP12702991A Expired - Lifetime JP3195934B2 (ja) | 1991-03-12 | 1991-03-12 | 機関砲砲車用の弾薬搬送装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP3195934B2 (ja) |
Cited By (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO2019048671A1 (fr) * | 2017-09-11 | 2019-03-14 | Fn Herstal S.A. | Mitrailleuse |
| EP3477241A1 (fr) * | 2017-10-26 | 2019-05-01 | FN Herstal S.A. | Mitrailleuse |
| JP2020533548A (ja) * | 2017-09-11 | 2020-11-19 | エフエヌ・ハースタル・エス・ア | 機関銃 |
| JP2020533551A (ja) * | 2017-09-11 | 2020-11-19 | エフエヌ・ハースタル・エス・ア | 機関銃 |
-
1991
- 1991-03-12 JP JP12702991A patent/JP3195934B2/ja not_active Expired - Lifetime
Cited By (5)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO2019048671A1 (fr) * | 2017-09-11 | 2019-03-14 | Fn Herstal S.A. | Mitrailleuse |
| JP2020533548A (ja) * | 2017-09-11 | 2020-11-19 | エフエヌ・ハースタル・エス・ア | 機関銃 |
| JP2020533551A (ja) * | 2017-09-11 | 2020-11-19 | エフエヌ・ハースタル・エス・ア | 機関銃 |
| US11209228B2 (en) | 2017-09-11 | 2021-12-28 | Fn Herstal S.A. | Machine gun |
| EP3477241A1 (fr) * | 2017-10-26 | 2019-05-01 | FN Herstal S.A. | Mitrailleuse |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JP3195934B2 (ja) | 2001-08-06 |
Similar Documents
| Publication | Publication Date | Title |
|---|---|---|
| WO2019196722A1 (zh) | 输送***货架转轨装置 | |
| JPH04283400A (ja) | 機関砲砲車用の弾薬搬送装置 | |
| CN111003476B (zh) | 一种流转式自动贴膜流水线 | |
| JP6001394B2 (ja) | フィーダカート及び電子部品装着装置 | |
| US5226922A (en) | Carrier and storage station for weft packages | |
| JP3309341B2 (ja) | チューブ容器供給装置 | |
| JP7157325B2 (ja) | キャップ供給装置 | |
| CN111392119B (zh) | 一种产品包装用机械设备及配件的打包装置 | |
| CN111824746B (zh) | 部件供给装置、部件安装装置以及部件供给方法 | |
| WO2022158064A1 (ja) | 格納装置 | |
| WO2022208958A1 (ja) | 格納装置 | |
| JPS62178898A (ja) | 銃弾帯の供給用給送装置 | |
| WO2024095836A1 (ja) | 部品供給装置 | |
| JP7470917B2 (ja) | 部品供給装置 | |
| JP7386392B2 (ja) | 部品装着装置 | |
| WO2024095837A1 (ja) | 部品供給装置 | |
| KR820001394Y1 (ko) | 자동판매기의 서펜다인형 상품 반송용 선반 | |
| JP2024065267A (ja) | 部品供給装置 | |
| JP3620931B2 (ja) | テープ送出装置 | |
| KR101714870B1 (ko) | 이송 대차 | |
| CN215158132U (zh) | 输送线张紧调节机构 | |
| JP3368432B2 (ja) | 楕円チューブ容器供給治具 | |
| CN116784008A (zh) | 保存装置 | |
| JPS63300008A (ja) | 部品搬送装置 | |
| JPH0396000A (ja) | 電子部品の自動挿入機 |
Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20080608 Year of fee payment: 7 |
|
| FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090608 Year of fee payment: 8 |
|
| FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100608 Year of fee payment: 9 |
|
| FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110608 Year of fee payment: 10 |
|
| EXPY | Cancellation because of completion of term | ||
| FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110608 Year of fee payment: 10 |